2010年12月17日

今、注力していること → コンプライアンス条例

外は15日からの寒気で連日真冬日。昨日(16日)の朝はこの冬一番の寒さでー16.1℃でした。そして雪も一気に積もり冬本番といったところです。

そんな中、今週に入ってブログの更新できていません。すいません。師走に入り色々な行事が立て込んでいるのも1つの理由ですが、議員になって初めての大きな課題に向き合っているからです。

それは・・・コンプライアンス条例の修正案作り

今まで議会の中で条例の審議(可否)は行ってきましたが、具体的な修正案を検討するのは(私だけでなく、たぶん全議員が)初めてのことです。また、コンプライアンス条例はこの下に4つの規則を持つ非常に重厚で、多方面に影響のある条例なので、修正案を作ることは法制度に明るくない私にとって大きな課題であり挑戦になっています。

このコンプライアンス条例の修正案作りを行うに至った経緯は、以下の通りです。
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切手事件を受け、その後の展開として以前から話題に上っていた「月形町職員倫理条例(仮称)」。
その条例が形になり11月26日の全員協議会に提示されました。それが

『月形町職員の公正な職務の執行の確保に関する条例(案)』(略称)コンプライアンス条例

この条例(案)に対し議会から「唐突」「審議時間が足りない」「問題箇所がある」等の意見が多数出て、理事者(町長・副町長)側との協議の結果、一旦棚上げとなり12月定例会への条例提案が見送られました[11月26日の全員協議会]。
その後、議会内討議を進めるも結論は出せず、正・副議長と理事者が協議を行い今後のスケジュールを調整することに[12月8日の全員協議会]。

その結果、
1)各議員がコンプライアンス条例の具体的な修正案を作り、
          1月14日開催予定の全員協議会で「最終の議会案」としてとりまとめる。
2)1月中に全員協議会を開催し、理事者と修正案について調整
3)総務課で条例の修正事務を行い、3月定例会に提案
というスケジュールになりました。
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これを受け、現在私も個人的な修正案を作るべく、様々なツテを頼りに勉強・検討を重ねています。特に私がこだわっているのは、この条例を制定することで
●再度同様の事件が起きた時に最善の対処ができるのか(切手事件の教訓を生かせるか)
●職員が迷いなく業務に向かうことができるのか(消極的にならずに業務に集中できるか)
という点です。

私は未だこの事件の検証が不十分(特に調査と公表の部分)と考えているので、(問題箇所が不明朗なまま対策を主眼に置いた)この条例の有効性に疑問を持っています。また「公益通報」への対応を主目的に据えた「法令遵守委員会」で、果たして切手事件の検証ができるのか、検証結果等情報の公開はなされるのか・・・ここも多いな疑問点です。

しかしながら、議会全体の流れはこの条例の制定に前向きです。この条例の中で(切手事件の検証も)対処する方向で流れています。とすれば(議会は合議体である以上)、この条例の修正案で最善を尽くすことが重要に・・・

想いを形にするよう、努力したいと思います。

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