2009年12月22日

冬至の夜は キャンドルナイト

でんきを消して、スローな夜を

地球を愛する会@月形の仲間と、こうして冬至の夜を過ごすようになって3年になります。地球を愛する会@月形の開設以来、冬至の日はずっとこうして蜜ロウソクの灯りを囲んで過ごしてきました。(去年の冬至一昨年の冬至

今年は本当にこぢんまりと、会員6人だけのキャンドルナイト。
薪ストーブの炎と温もり、蜜ロウのオレンジ色の灯りが何ともほんわか・・・
それが窓を通し外の雪に映って、静寂と幻想の不思議な感覚・・・
ゆったり流れる時間・・・
今年は北海道の先住民族で、月形の地にも私達のずっと前に住んでいた先輩・・・
『アイヌ』の文化に触れました。

絵本「アイヌときつね」(かやのしげる著)の朗読から始まり、アイヌ文化のお話しや物語へ・・・

アイヌ民族の『あらゆるものが神』『同等の存在』『足を知る』などの考え方が、ほんの少し触れただけで伝わってきました。過去に追いやられてしまった文化の中に、先進性を感じたのは私だけではないでしょう。自然と共に生きることで見える世界があるのでしょう。もっと知りたい・・・

最後にドネラ・H・メドウズさんの日本語本の一部を朗読して終了。私は「万物・精神に境界線を作りだし、それを越えることができない私達人間へのエール」というメッセージを受け取りました。
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キャンドルナイト
毎回始めるまでは、面倒くさいような、恥ずかしいような、そんな感じです。
それでも、でんきを消して薄暗がりになると・・・自然に空気と同化して・・・
恥ずかしさもいつの間にか薄れて、空間の中に放り出されたような気持ちになります。
どこにでも行けるような、何とでも馴染めるような、不思議な空間。

こういう時間を持てるのは本当に幸せなことです。
仲間と、家族と、今おかれている環境と、そして自然に、感謝。

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