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また先送り!?【JR札沼線沿線住民説明会】

JR札沼線の廃線問題が話題に上ってから1年半。これまで1度も町民向けの説明会がなかった月形町で、昨日(5月29日)の午後6時から月形町交流センターで初めての住民説明会が開催されました。

開始10分前の会場が右の写真。マスコミ各社(10社以上)が押し寄せ物々しい雰囲気に。最終的に参加者は約50人(町民+沿線から約5人)になりました。

なぜこんなにマスコミが集まったかと言えば、5月16日にJR北海道の社長が来町して上坂町長と個別会談、その後、上坂町長は記者団に「存続は存続は非常に難しく、苦渋の選択をしなくてはならない」と言い、廃止受け入れを検討して6月に最終判断する方針を示したから。今回初の住民説明会で何か動きがあると思ったのでしょう。

冒頭で町長は次のように話しました。
○(JR存続問題が起きてから1度も説明会を開かなかったのは)町民とJRが直接対峙しないよう、私が前面に出てやってきた。
○今回住民説明会を開催することにしたのは、4月にJRと正式協議を始め、5月16日にJRから回答をもらったから。JR側は、月形町がバス転換を決定した場合、月形町の交通体系づくりとまちづくりの両面に対して責任を持って取り組むという回答をしてくれた。この答えをもらえたので住民説明会を開いた。
○今回の説明会で町民の意見を聞き、6月7・8日の定例会でしっかり議会と話しをする。その結果を見極めて町長として判断する。

これを聴いて私は「そうか、新聞報道通りに6月末には結論が出るんだ」と思ったのですが・・・
担当課やJR側からの説明や資料は、バス転換に誘導する意図が見える内容でした。ハッキリ言わないまでも、この説明会は「バス転換に向けた布石」だと、この段階では感じられました。

その後の質疑応答になると何だか微妙な空気に。月高生の保護者(札幌在住)の他、町民7人から様々な質問があったのですが・・・

実は私も1つ
・・・町長はいつ(バス転換かJR存続かを)判断するのか?・・・  
現在、法定協議会で検討中の「月形町地域交通網形成計画」は今年度末に策定予定である。町はJR問題と町内交通は分けて考えるというが、バス転換かJR存続かで町内交通事情は全く違ってくる。今年7〜9月には町内交通網についての町民アンケートを採る予定だが、それまでに「バス転換」か「JR存続」かハッキリしていないと町民は答えようがない。中途半端なアンケートではまちづくりに活かせない。今後のスケジュールはどうなっているのか?

に対して、上坂町長は「ご意見をふまえて進めて行く」と答えただけ。

他に「町民への説明が足りない。きめ細かくやってほしい」「バス転換は、当初から1つの方向として提示されてきたのに、何も検討してないのか?」など厳しい意見や質問に、上坂町長は「町民や議員のみなさんとしっかり話しをしながら進めて行きたい」というだけ。具体的な話しは全くなし。

あれ??? 
先の新聞報道の「6月に最終判断する方針」というのは何だったのか??? 
という結末でした。

いつまで結論を先送りするのか?  
そのせいでどれ程の人員と時間がJR問題につぎ込まれ、それ以外の重要課題がなおざりになっているか、考えているのだろうか?
影響は月形町内だけじゃない、沿線の4自治体全てに関係しているのよ。

心配と不安と失望が入り交じった住民説明会でした。

2018年05月21日

地域の街並み再生〜エリアリノベーション・北海道【北海道自治体学会 2018年度総会&政策シンポジウム】

20180519b.jpg先週末(5月19日・土)は、北海道大学を会場に北海道自治体学会の2018年度総会&政策シンポジウムがありました。運営側として無事に総会を終えることができ、主催者として政策シンポジウムが好評だったことで、肩の荷が下りました。

以下、政策シンポジウムの様子を簡単にご紹介します。今年は「地域の街並み再生〜エリアリノベーション・北海道の可能性」がテーマです。

■基調講演
講師は西村 浩さん(建築家/(株)ワークヴィジョンズ代表取締役)による『人口減少局面における まちづくりの進め方 ーリノベーションまちづくりの必要性と行政の役割ー』

○人口減少局面 → 今までのモデルが成り立たない時代 = 今までやっていないことにチャレンジしなければならない時代 → やってみるしかない。大きなリスクは背負わない。
○様々な淘汰や取捨選択により結果的にコンパクトシティ化するが、それには時間を要する。今は「スポンジ化」の時代。まだらに分散した状態をいかに楽しむかの まちづくり が求められている。
○地域(エリア)の価値を上げる行動を
○スモールエリア(半径200m、徒歩5分)から
○リノベーションとは、空き地・空き家の魅力的な暫定利用のこと
○欲しいものは自分で作る=自分で作り出す人をつくる
○地域内経済循環を重視

【感想】リノベーション・地域内循環・プロモーションなど、最近の「まちづくり」でよく使われる言葉が多く登場するのですが、西村浩さんが語っていたのはその言葉が表現している一歩先、1つ奥にある概念や目的でした。その概念は様々に応用でき、身近なものにも引き寄せて考えられるので、「自分にもできるかも」「自分もやらなくちゃ」「自分もやりたい」と思わせてくれる力強いメッセージでした。

■パネルディスカッション
パネリスト
◆室谷 元男さん(江差町/歴まち商店街協同組合 前理事長)・・・ 北前船を発想の原点に、地域の歴史をベースにした実践活動を長年展開。
◆寒河江紗希さん(比布町/ママの働き方応援隊ぴっぷ校 事務局長・町職員)・・・ ママをメインにして、子育て世代・高齢者・地域をつなげる居場所づくりを昨年スタートさせ展開中。
◆木村 俊孝さん(東神楽町/副町長)・・・ 内閣府から地方創生関連で2年間派遣中。
◆西村 浩さん (基調講演者)
コーディネーター
◆西村 宣彦さん(北海学園大学経済学部教授・北海道自治体学会代表運営委員)

次の展開へと繫がるアイデアが詰まった室谷さんの活動、基調講演を体現したような寒河江さんの実践、中央官庁出身の視点と発言で議論を展開する木村副町長、そこに基調講演者の西村浩さんやフロアの参加者が自由に絡む展開のパネルディスカッションは、会場との一体感もあって大いに盛り上がりました。

【感想】濃厚な議論の中で、私の心に響いた言葉(概念)がありました。室谷さんの「まちづくりは染み込み運動」、寒河江さんの「子育て中がメリットになる(活動)」、西村浩さんの「昨日より今日が幸せ。これを積み上げていけば前に進んでいる」です。

何事も時間がかかって当然、だから過程を楽しみ、変化を楽しみ、価値あるものを自分の力で生み出したい! 背中を押してもらいました。

2018年05月14日

人事異動で470万円増額!どうなっているの?【月形町議会第1回臨時会】

先週(5月9日・水曜)臨時会が開かれたので傍聴してきました。年度初めの臨時会にしては審議する内容が多かったのですが、その中にまさかこんな補正予算が組まれてたとは! 知って、驚いて、唖然。町民が知ったら当然怒るでしょうし、当然呆れるでしょう。私も聴いていて開いた口がふさがらなかったです。

この件に関し、2人の議員(笹木、金子)から問題視する質疑がありましたが、最終的には原案可決されています。

その補正予算とは・・・ 

2つの事業が関係しています。
1)火葬場待合所建替工事の実施設計(250万円)
2)町立病院新医師住宅新築工事の実施設計(220万円)
です。
個人的には、2つの工事そのものに疑問を持っている私ですが、今はそのことは置いておいて、この実施設計にかかる計470万円が問題。

1)の火葬場待合所の建替工事費は3月の当初予算で可決されています。その時は「設計は役場職員(1級建築士)が行う」ので、設計費は計上されませんでした。
ですが、今回「その役場職員が4月に昇格したので別の部署(月新水道企業団・事務局長)に異動。設計のできる担当者がいなくなったので、設計を外部委託することにし、設計費用250万円を計上する」ですって!!!!!

2)は新たな事業で、町立病院医師が新しく着任したので、そのために新築住宅を建てるというもの。今ある築25年55坪の旧院長住宅を壊し、そこに23坪平屋が建つんだそう。工事費は約2500万円。その設計費が220万円で、これも設計のできる職員がいれば内部で処理できたものが、人事異動の影響で外部委託になるとのこと。

質疑等答弁では・・・

Q)なぜ人事異動したのか?
A)担当職員(1級建築士)は4月に課長級に昇格。同じ産業課の職員(1級土木技師)が産業課長になったので、同じ場所に所属できないと判断し異動させた。役場の運営の問題。

Q)他に設計できる職員はいないのか?
A)数年前から建築技師の採用努力をしてきたが、応募が少ない上に定着しなかったり、採用できなかったりした。今年新卒採用した職員に資格を持つ者がいるので、設計業務ができるよう育てていきたい。

Q)これから先、細かい工事まで外部委託するのか?
A)細かな設計は資格のない者でも対応できる。これまでもそうしてきた。ただし、火葬場待合所の建替工事や新医師住宅工事などの設計は外部委託するしかない。
__。__。__。__。__。__。__。__。

設計のできる職員が急遽退職したならまだしも、役場内の人事異動でこんなことに!

人事異動も事業の設計も、役場の理事者が計画・承認しているんですよね。どちらも理事者の考えで進められることです。(現段階で)470万円の税金に匹敵する人事異動を行ったということの自覚が理事者にあるのでしょうか? 

2018年03月14日

私の地元、月形町議会はこんな感じ【一般質問の傍聴】全般

月形町議会では3月13日(火)10時から一般質問がありました。

先日、初めて地元の北竜町議会を傍聴したケイコちゃん。他の議会にも興味を持ってくれたので、月形町議会の傍聴を一緒に行くことにしました。ケイコちゃんの新鮮な目線が様々な気づきを与えてくれて、とても有意義な傍聴になりました。

なお、一般質問の内容については別項目で詳しく。ここでは他の議会との比較の意味で、全般的なことを書いていきます。

ちなみに、この日の傍聴者は午前午後とも2人(午前は私とケイコちゃん、午後は私と町内男性)。他に新聞記者が3人(全員午前のみ)←JRの質問があるため、普段来ない新聞社も。

【月形町議会の一般質問】
・一問一答方式+回数制限(質問と答弁4往復まで)
・質問時間は質問者の自己申告。質問と答弁を含めた時間を通告時に申請する。予定時間を越えると注意を受けたり、打ち切られたり。
・質問席を議員側に設置するので、町長と対峙する形で質問できる。
・答弁は、町長もしくは教育長(管理職が対応するのは極稀)。
・資料は「議事日程」「通告書一覧」。質問内容が詳しく書かれているので解りやすい。ただし、全てが「閲覧のみ(写真撮影不可)」で議場を出るときに返却しなければならない。

月形町議会の質問形式や資料は比較的解りやすく、初めて聴く人でも内容を理解しやすいようです。ただし、閲覧資料が当日分しか用意されていないので、質問の中で「執行方針」や「新年度予算」の話題が出てきても調べられず理解できないこともあって残念でした。関連資料や当該定例会の資料は一括で閲覧できるようになっていればいいんですけどね。(休憩時に資料不足を議会事務局に伝えたところ、午後から閲覧資料に加えられていました。)

さて、今回の傍聴で一番問題を感じたのは議事運行(どこで休憩を入れるのか)です。この日の一般質問は3人で、予定時間は(60分、20分、30分で)合計1時間50分。質問者のこれまでの傾向(予定より短い)から、午前中で終わるだろうと考えていました。

1人目の質問が終わったのは 10:45。ここで休憩になり再開は13:30! 「え”っ!?」

月形町議会の本会議は通常10時開会で、11:30に昼休憩に入ります。議事の進行によっては多少前後しますが、目安の11:30までにまだ45分あるのに・・・。トイレ休憩を入れても午前中に一般質問を終えることは十分可能だと思えたのですが・・・
議事運行の権限は議長にあります。私たち一般人の知らないところで何か特別な理由でもあるのかもしれないと、議会事務局に確認したら「議長判断」とだけ。私だけじゃなく、議場にいた多くの人がこの決定に疑問を持ったのではないでしょうか。そんな空気を感じました。

この一般質問のために、役場管理職全員と教育委員長や農業委員長も招集されます。傍聴者も報道も集まってきます。多くの人の貴重な時間が集約される【議会】なのですから、効率的な運行が求められているはず。この意味を充分に噛みしめる必要があります。

午後の質問は2人。13:30に再開し、全てが終わったのは14:00。
30分間で終了でした!

2018年03月13日

新十津川町議会ってスゴイ!【一般質問の傍聴呼びかけチラシ】

まだ傍聴には行けていないが、気になる議会があるのでご紹介。

それは、月形町の北側、隣の隣の町、新十津川町の議会の取り組み。
一般質問直前に、このチラシを新聞折込にして町内に配布しているそう。

興味を引くようなデザインで、色々工夫されているのがわかる。

新十津川町議会の一般質問には、議場に入りきらないほどの傍聴者が来ることもあるとか。
やっぱり町民の視点を大事にしている議会に町民は自然に集う。素晴らしい。

今回は月形町議会の予算審議と日程が重なっているので傍聴に行けないが、近いうちに必ず行きたい。行きます!

 

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