2020年08月21日

夕空にハッとさせられて深呼吸

はぁ———−〜〜〜・

心の奥底から清められるような開放感

たくさんの愛が身体の奥に染み渡る

昨日のマイナスは今日のプラス

人生は谷と山の繰り返し

綺麗な景色を見たいから険しい道でも進みます

ありがとう

愛と勇気と希望の一日に 感謝。

辞職願→紛糾→開会即閉会【8月20日全員協議会】

今朝の北海道新聞・空知面に大きく取り上げられた昨日の全員協議会。当事者の1人として事実をお伝えします。
なお、以下は私のメモから起こしたものです。紛糾した部分は「全員協議会・開会前」の出来事なので正式な記録がありません。
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昨日の全員協議会は、9月定例会で行われる「温泉・ホテルの指定管理者指定」と関連した「月形町振興公社の経営状況」について、町側を交えて協議することになっていました。
この案件は、8月4日臨時会後の全員協議会での町説明が不十分だったことから「充分な資料を用意させた上で、再度協議の場を持つ」と、正副議長により設定されたものです。

日程は8月7日付けの文書で各議員に告知され、資料は8月18日に郵送されて届きました。
なお、私は8月8日の北海道新聞で町長選立候補の意思を示し、8月11日の町長選説明会に出席しました。

8月20日(木)午前10時の開会直前、全議員が揃ったところで、まずは常任委員長から10月に行われる常任委員会のスケジュール説明がありました。

※ 今、思えば、なぜ全員協議会の開会前に常任委員会の説明をしたのか大いに疑問。通常は全員協議会の最後「その他」で取り上げていたのに。議会の公式な日程調整なのに開会前(記録なし)に説明させるのは不適切。まるでこうなることは決まっていて、最低限必要な連絡をしたのかのよう。

常任委員長の発言後、議長が「宮下議員が先ほど辞職願を提出し、受理した。9月4日付けで辞職する」と発表。そこで間髪入れずに堀議員から
●宮下議員はすでに町長選挙に立候補することを公言している。任期があるからと言って全員協議会に出ていいのか? やめる前提の者が意見を言うのはどうか? 全員協議会でこう決まりましたと選挙に使うのか?
と。
議長からは「宮下議員には議員の身分があるから発言を許す」とあったものの、それ以降は私以外の議員がそれぞれ
●法的にどうかではなく、常識的に(宮下が出席することは)どうなのか?
●議員の身分を捨てる人と同じテーブルに着いて議論できない
●今回はどうしても選挙運動に思える
●片方は資料を用意し意見を言うのに対して、もう片方はそれに対する意見を言うのみ。アンフェア。ここでの議論を選挙運動に使うのだろう
●町長選に向かう人が、あえて議員を続けるのが理解できない
●立場が変わる人と議論をするのはどうなのか? (もし町長になって)決定をひっくり返すなら、ここで議論する意味がない
●立候補を表明したのに、9月4日まで議員を続ける意味がわからない
●いつも最後は水掛け論になる。お互いの信頼関係がない
という非難がほとんど。ただ、東出議員(元役場職員。議会事務局長経験者)からは
●議員は法的に縛られている。各議員の常識の部分になる。議長の判断に従う
とありました。

ここまできてようやく私に発言機会が与えられ
■9月4日付けで辞職することにしたのは、議員の欠員期間を短くしたかったから。コロナ禍で審議の機会も多い上、議会は8人しかいないから1人でも欠けるのは問題だと考えた。町長選同日に補欠選挙をするには9月11日までに辞職する必要がある。定例会会期中になるので議事運営に支障をきたすのは問題があると思い、当初は開会直前の9月7日に辞職しようと考えていた。議長と相談する中で、事務方(選挙管理委員会)の諸手続きの関係からもう少し前にならないかとの提案があって9月4日(金)にすることにし、辞職願を全議員が集まる今日(8月20日)に提出することにした。
■辞職願を提出したとは言え、私の議員身分は辞職の日まである。議員であるのだから議会に出席するのは当然。議員の責務を全うしたい。
■町は施策を執行する側。資料等を使って説明する責任がある。それに対して議員は意見を言うことが仕事。アンフェアという意味がわからない。
■例えば職員が立候補を表明したら準備のために辞めねばらならいが、議員は政治活動ができるのだから立候補の表明と辞職は関係ない。町長選挙と町議選挙が同日にある場合、最後まで議員を続けて町長選に臨む人もいる。月形町で前例がないからといって問題視するのはどうなのか。

私の発言を受けて
●議員の職を全うしたいと言うが、議員を途中で辞める者が議員の役割を担うことができるのか?
等の発言が続いたことから、議長が「正副議長で協議する」と休憩を宣言。

午前10時30分 ここではじめて全員協議会開会
議長「本来であれば協議をするところだが、感情的になっていて良い話し合いができない。別の機会をつくる」として、即閉会になりました。

「温泉・ホテルの指定管理者指定」が9月末で切れるため、9月定例会(8日開会)で議決しなければなりません。なので、それ前に協議する必要があります。風の噂では(私が辞職したあとで定例会前日の)9月7日(月)に行われるとか。全員協議会は公開ですので傍聴は可能です。

※「温泉・ホテルの指定管理者指定」と「月形町振興公社の経営状況」について私は以前から問題意識があり、これまでも機会がある毎に指摘してきました。予定されていた20日全員協議会で詳細な説明と町側の新たな方向性や施策が示される可能性があったので記事にしてきませんでしたが、これ以上の説明を聞く機会がなくなったので、これまでの経過と状況、町の方向性と私の考えを別途記事にして報告します。

2020年08月17日

月形町の人口増加問題が、朝日新聞に

先日、私が書いた「月形町の人口が増えている! その要因は・・・」が、新聞記者の取材によってより一層整理されて問題点をあぶり出しています。

さらに、私と上坂町長の視点と考え方の違いも。

コロナで住民登録が増えた 「刑務所の町」の異変とは?  朝日新聞デジタル 2020年8月17日 11時00分

 減少の一途をたどっていた北海道月形町の住民登録者数が、今年6月に突然増加に転じた。増えた多くは65歳未満の非高齢者の男性。人口減少と高齢化に悩む地方自治体にとっては朗報だが、理由は必ずしも町の魅力が増したからではなかった。ではなぜ?

 札幌から北東に約50キロ離れた月形町は、米作や花の栽培が盛んな農業地帯。町名は明治時代に置かれた監獄「樺戸集治監」の初代典獄(監獄長)だった福岡藩士・月形潔に由来し、1983年には町の積極的な誘致で月形刑務所が開所するなど「刑務所の町」として知られる。だが1960年に9492人いた町民は、今年5月末の時点で3分の1以下の3071人まで減少。高齢化率は2020年3月末で42・3%まで上っていた。それが7月末には人口3134人と2カ月で約2%増え、高齢化率も41・5%に下がった。

 突然の「人口増」は、新型コロナウイルス流行の影響だった。緊急経済対策として国は今年4月、特別定額給付金として住民1人あたり10万円の支給を決定。対象に刑務所の受刑者も含められたため、この機会に塀の中から町役場に、住民登録方法について問い合わせの手紙が相次いだという。

 再犯・累犯者が対象の月形刑務所は、刑期の長い受刑者が多い。入所前の居住地の住民票が自治体の職権で消除されていることもあり、町役場では各地の自治体への問い合わせに追われた。刑務所側も担当者が役場に来られない受刑者に代わって住民登録手続きを代行するなど、受給実現に協力。受刑者80人以上が同町に申請したという。

 地方交付税算定などの基準となる国勢調査での人口数は、住民登録をしていない人も含む常住人口をカウントしており、受刑者もそこに含まれる。そのため月形町では町役場の住民基本台帳よりはるかに多い人口が計上されており、かねて「町の実態を反映していない」との批判があった。今回の給付金目当ての住民登録について、同町の宮下裕美子町議(53)は「衣食住が確保されている代わりに経済活動がままならない受刑者に給付金を支給するのは、新型コロナ対策の趣旨と合わないのではないか」と疑問を呈する。一方、元障害者施設長の上坂隆一町長(69)は、「弱い立場の人たちと共に生きる月形町でありたい。できればこれを機に、出所後も地域に定着していただければ」と語っている。(戸田拓)

この記事を読んだ方から、以下の意見が寄せられました。
●受刑者は「弱い立場の人」なのか?
●受刑者の中には、経済的理由や社会的背景から犯罪を犯した人もいる。上坂町長はその人たちを「弱い立場の人」としてに想いを馳せているのではないか。
●上坂町長は「出所後も地域に定着していただければ」と言っているが、そのための準備はできているのだろうか。家や仕事のほか保護司や民生委員など、現状でも不足しているのに。
●受刑者は犯罪を犯して懲役刑の最中。被害者側の心情をどう考えているのか。

町民の中には出所時のトラブルで影響を受けた記憶があり、素直に「出所後も地域に定着していただければ」という気持ちになれない人もいます。刑務所の社会的使命と地元民の暮らし、そう簡単には言葉にできない事柄です。
上坂町長が日常的によく使う「弱い立場の人」、私はどうとらえたら良いかいつも迷います。

2020年08月14日

月形町の人口が増えている! その要因は・・・

もう何年もずーーーっと減り続けていた月形町の人口が、今年6月から増えているんです! 

それも、数人というレベルでなく。それと高齢化率(65歳以上の割合)が下がっています。一時は42.1%まで上がったものが、現在は41.5%。

人口動態は町報やホームページや役場住民課窓口に(高齢化率は役場住民課窓口のみ)に掲示してあるので、気づいている方も多いと思います。私も気になっていたので調べてみました。
※ 諸事情により曖昧な表現をしていますが、確認をとるなどきちんと調べていますのでご理解ください。

データ(写真)の通り、男性人口が大きく増えています。高齢化率も下がっていることから「若い男性が増えている」→「受刑者が住民登録をしている」と思われます。
コロナ禍による10万円の特別定額給付金の受給対象者は「基準日(令和2年4月27日)に住民基本台帳に記録されている者」。この制度を知った受刑者が自分の住民票がどこにあるのか確認し、元住所で住民票が失効(職権削除)されていた場合に諸手続を行って、現住所で新たに住民票を取得したと考えられます。
これらは一般の転出転入手続きとは違う、ホームレス等の場合と同じ運用によって行われます。転入日は実際に転入した日になるので、受刑者の場合なら刑務所に入った日。基準日より前になるので、受給の対象者になるということです。

受刑者が住民登録することで何か変わることは?
●町の人口は増えますが、一般町民としての生産活動はできないので、現場は変わりません。統計分析する場合に考慮が必要になります。
●国勢調査は「基準日(調査年の10月1日)にそこに実際に住んでいる人」を調査します。受刑者は「既に住んでいる」状態ですので、国勢調査の人口は変わりません。
●受刑者は選挙権を失権しているので、投票も立候補も出来ません。

今回の件は、刑務所を持つ自治体特有の事象ですし、10万円の特別定額給付金のために表面化したことでもあります。人口が増えたからといって「月形町の魅力で移住者が増えた」のとは違うんですよね〜

手続き、統計、まちづくり・・・ 色々考えさせられます。

2020年08月12日

町長選挙説明会 と 卒業証書 と 選択的夫婦別姓制度

昨日午後から「月形町長選挙 立候補予定者説明会」があり、行ってきました。

会場には
《説明側》月形町選挙管理委員会、北海道警察、日本郵便
《報道》 北海道新聞、読売新聞、朝日新聞
《立候補予定者》 上坂隆一後援会、宮下裕美子
が集まり、説明は約1時間半。

で、今回注目すべきは、告示日の9月22日(火)が「秋分の日」の祝日ということ。

告示日当日に選挙ハガキを出そうとしたら、札幌中央郵便局まで行かなければならない! 
平日なら月形郵便局でできるのに、祝日(休日)故の扱い。
う〜ん。
翌23日(水)なら月形郵便局で出せるけれど、発送が1日遅れる・・・
選挙期間が5日間しかない町村の選挙で1日遅れるのは痛い。
かといって、札幌まで持っていく手間は相当なもの。

祝日でいいこともあり、面倒なこともあり。要検討。
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そしてもう1つ。気になることが・・・

数日前、読売新聞記者から立候補者調査表の記入依頼(←これはどの選挙でもある)のほかに、
最終学歴の証明書(卒業証書もしくは卒業証明書)を提出してください」と。
何年も前から読売新聞の内規で、首長選挙の場合の新人候補には必ず提出してもらっているとのこと!
(4年前はどちらも新人候補だったけれど、私は提出を依頼されてない。今回が初めて。上坂さんは提出してたのかな〜? 今回は現職だから確認されないんですって。その扱いって公平なの?)

立候補の届け出には経歴を提出するけれど、その内容に虚偽があれば候補者は罰則を受けることになっている。だからウソは書かないだろうということで、選挙管理委員会から証明書の類の提出は求められていないし、新聞社へ提出する調査票も同じ扱いだと思っていたんだけど・・・

私にやましいことは無いけれど、なんだかね〜。
小○知事の件が騒がれていることも影響しているのでしょう。

ということで、大学の卒業証書(実物)持っていき、確認してもらいました。
※ 同席していた他の新聞社も確認。
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で、その関係で新たに気になることが・・・

私の卒業証書は旧姓。宮下裕美子でなく、渡邉裕美子。これで証明になるの?
本当の証明なら戸籍が必要だと思うけれど、これでいいんですって。

こういうときに「選択的夫婦別姓」の意味を強く感じます。
男性候補(=男性政治家)の大部分はこんな経験ないでしょう?!

でも、女性が仕事をしていると、こういうことって結構あるんです。
結婚して同じ姓になることの意味もわかっているけれど、旧姓を使い続けることのメリットも解って欲しい。そこは個人の判断に任せられるよう、制度を変更した方がいいと私は強く思ってます。

これこそ、女性が政治参加することの意味だし、現実なんじゃないだろうか。

最近、各地の議会で「選択的夫婦別姓を求める意見書」の扱いが話題になっています。
みなさんの議会ではどうでしょう?
月形町議会では全く話題に上っていません。眼中にもない雰囲気です。

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