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2016年03月23日

定例会が終わって【平成28年第1回定例会・報告1/平成27年度補正予算】

今朝もなごり雪。一面真っ白な世界は日が昇るとゆっくり融けだし、日中は春の日射しに照らされてアスファルトが乾いていました。

定例会開会日(3月3日、2つ前のブログ写真)に175cmだった積雪は、会期途中の暖気と雨で140cmまで減ったものの、そのあとすぐにまとまった降雪が続き177cmまで逆戻り。そのあとは徐々に融けて、今日(23日午後6時時点、左の写真)で126cmになりました。行きつ戻りつしながらも、除雪した道路や歩道とその周辺は地面がすっかり出ていて確実に季節は前進しています。陽の力強さと日長で春の雰囲気は満点です。

※夕方は雲が出てきて、ちょっと寂しい写真になってしまいました。
あちこちに融雪剤が撒かれています。水田に散布するときはスノーモービルが使われるのですが、走行部分は荷重がかかるのと融雪剤が薄くなるのとで融けにくくなり、日数の経過とともにそこだけが盛り上がった(融け残った)不思議な造形になります。

さて、17日に閉会を迎えた平成28年第1回定例会は、これまで長らく追求してきた一者特命随意契約の問題に一つの区切りを迎えました。町長が問題の一部を認め陳謝したこと、病院管理業務の随意契約が平成28年度から入札になること、随意契約ガイドラインができること、などがそれです。北海道新聞にも掲載されたことで多くのみなさんの目に触れることになり、反響も大きくなっています。

ただ残念なのは、問題の本質からすれば、今回の報道や改善の流れは問題の一部に過ぎません。「町長の陳謝」によって矮小化された感もありますし、今回の一般質問でまたも新たな疑問が噴き出しました。

この問題は、役場の体質に起因します。単なる間違いのレベルではありません。この問題を半年間かけて調査・追求しての結論です。だからこそ真相究明をして根本から体質改善をしたいと考えていますが、行政側だけでなく議会内の反発がとても強いのが現実です。今後どう展開するか、展開できるかは未定ですが、この定例会で明らかになったことは正直に報告したいと思います。

一般質問の報告の前に、まずは平成27年度の補正予算と条例関係です。
年度末に当たり、多くの事業で精算が行われました。以下に、私が気になったものを掲載します。
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【平成27年度月形町一般会計補正予算】 36億0778万1千円(−9452万円)
■職員研修事業 −53万3千円(当初予算 230万2千円)

・例年、職員の業務多忙が理由で研修に行けずに大幅減額になっている(執行額が70〜100万円程度)が、今年度はかなり改善された。「精力的に、行かせる方向にしている」とのこと。

■職員の残業代
・例年、職員の残業が多いことから予算不足となり補正増していたが、今年度は代休等の振替も進み、予算額内に納まる見込み。

■廃棄物広域処理事業負担金 −310万2千円(当初予算 2539万1千円)
・岩見沢市/美唄市/月形町で行っている広域ゴミ処理で、それぞれの搬入ゴミ量で施設運営費を按分する。
・平成27年12月末の集計で、月形町は計画数量の83%。岩見沢市は「ゴミ排出量」が大きく減ったと新聞報道されたが、「計画数量」に対しては99.7%。美唄市は計画数量の108%だった。

■衛生センター管理および塵芥処理経費>燃料費 −384万4千円(当初予算額 750万9千円)
・衛生センターで使用する灯油代と全車両の軽油代
・平成26年度までは軽油代は委託料に含めていたが、平成27年度からの入札では、燃料価格の変動が大きいことから、全車両の燃料代を町が直接支払うことにした。
Q)750万円の予算に対して384万円の減額はあまりにも大きい。予算管理がいい加減なのでは?
A)当初予算に比べ、燃料価格が低下し3〜4割減。他に、パッカー車の稼働時間が増えると見込んだが、ゴミ収集量減により岩見沢処理場への持ち込み回数が予定の7割程度だった。また、燃費が予定の1.4倍と良かったことなどによる。当初積算はしっかりした。理解してほしい。

■4月1日の月形温泉ホテル・飲食部門再開に向けた各種事業(新規増額)
・修繕料                 114万2千円
・温泉ホテル エアコン設置工事      512万1千円
・温泉ホテル ロビータイル張替工事    406万6千円
・備品購入費               46万6千円
・温泉ホテル管理業務(源泉ポンプ取替) 107万5千円
Q)ロビータイルの汚れは、前指定管理者の日常業務不履行によるものでは?
A)建物本体に係わるものは町側の負担になる。
Q)12月定例会でも修繕補正があった上にまた増額。どこまで負担するのか?
A)指定管理者の振興公社が、ホテル部門の次期委託先と連絡を取りながら改修している。
Q)食器はほぼ持ち出されたそうだが、備品購入がこの額で足りるのか?
A)今回の計上は洗濯機、厨房内テーブル等。食器は消耗品なので、平成27年度の指定管理料で賄う(100万円程度)。

【条例の改正と制定】※予算特別委員会付託議案は除く
■常勤特別職と職員の給与改定

・民間との格差是正のため、常勤特別職(町長、副町長、教育長)と職員の期末手当(ボーナス)を0.1ヶ月分アップ。
・職員はさらに給与表改正(若年層に配慮し、民間との格差0.36%を解消)
※議員の改定はなし。据え置き。

■月形町過疎地域自立促進市町村計画の策定
・新たな計画は平成28年度〜32年度。第4次総合振興計画に合わせた内容。

【平成27年度月形町立病院事業会計】 
■収益的収入および支出 7億8717万6千円(−2083万円)

・収入減要因:入院・外来患者数の減(1月末実績での年間患者数の見込みによる)
       患者1人当たりの単価も減少。
・支出減要因:看護師が年間を通して1名分不足していた
       嘱託職員(介護員)は年度途中に補充できなかったため
・基準:看護師は臨時で対応して基準はクリア。平成28年3月には採用できた。
    介護員はもともとの増員分が不足しただけ。新年度には採用見込み。

2016年03月09日

私の一般質問は11日(金)10:00〜【平成28年第1回定例会】

一般質問の日程と内容が確定したので、お知らせします。

今回、一般質問を行うのは4人で9項目、2日間に分けて行うことになりました。順番は通告順で、1日目(10日・木)は3人(楠、大釜、我妻)、2日目(11日・金)は1人(宮下)。ともに10時〜です。

各議員の質問項目(私の分は質問要旨も)は末尾に。

なお、今回の通告から「過去の事実関係を確認したい場合は、通告書に全て明記すること」という申し合わせができました。12月の一般質問の際、(私の通告内容が不十分だったという理由で)途中延会になったことに起因しています。それを受け、私の通告書は詳細に記しています。
(今回の私の通告書以外については、ケースバイケースで議運や議長が判断することになりました。)

また、かみ合わない議論を改善するための措置として、通告書を提出したあとに質問趣旨の確認(町側から議員へのヒアリング)することが約束されました。(これまで町側は議員によって対応を変えていたので、確認作業を基本にすることを正副議長が申し入れ。)

9月の決算特別委員会、12月の一般質問で取り上げてきた「一者特命随意契約」関連の質問を今回も行います。事実が確認され、町側の認識が明らかになり、今後の改善策が話し合われる場になることを期待しています。

このほか、「人口減少対策(男女の人口を視点にした施策の展開)」「子ども達の体力向上策(学校体力調査結果を受けた対応)」も質問します。
ぜひ傍聴にお越しください。
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平成28年第1回定例会/一般質問[答弁者/制限時間(質問答弁合計)]

【順番1:楠 順一議員】
1.町内各所の屋外広告塔について[町長/30分]
2.皆楽公園エリアの旧「むつみ屋」の施設について[町長/40分]
              
【順番2:大釜 登議員】
1.地域おこし協力隊について[町長/30分]  

【順番3:我妻 耕議員】
1.移住定住促進のための「住環境の整備」について[町長/30分]
2.月形高校の今後について[教育長・町長/40分]

【順番4:宮下裕美子議員】
1.適正な公共調達について
1)一般廃棄物収集処理および衛生センター維持管理業務に関する、事実と認識の確認[町長/60分]

 平成27年第4回一般質問で取り上げた「一者特命随意契約と4tトラック」の問題は、公共調達がどうあるべきかを考える良い材料になった。既に終了した事業だからこそ、詳細な検証によって問題となった仕組みを解明することができ、適正な公共調達のための新たな仕組み作りに役立てられる。
 そのためには、まず関係者全員が共通認識を持つことが重要である。前回答弁で曖昧だった以下の項目について、事実の確認と町長の認識を伺いたい。

・ 随意契約と一者特命随意契約の違い
・ 町所有車両と業者所有車両の、経費負担と事故時の責任所在
・ 4tトラック購入方法(単年度委託契約において、財政支出平準化を目的にした業者購入車両への経費補填が可能なのか)
・ 燃料費の見積方法、および、精算行為を行わなかったことの正当性
・ 「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」を随意契約の根拠としたが、平成27年に入札に移行したこととの整合性
・ 行政手続きとしての書類の整備
・ 決済印の意味と責任

2)適正な公共調達および町民からの信頼回復に向けた、新たな仕組みについて[町長/30分]
 行政運営において法令遵守は当然であるが、法令の解釈や運用の間違いによって問題が起きることはある。それを防ぐために、各自治体は常に点検と検証を行い、また、新たな仕組みを作って未然防止に努めている。こうした日々の努力が町民の信頼につながり、行政運営を円滑に進めると考える。
 今回の問題をふまえ、町は適正な公共調達と町民の信頼回復に向けて、どのような方策をとるのか、伺いたい。

2.人口の男女比を視点にした施策の展開について[町長/40分]
 月形町の(住民基本台帳)人口が減少している中で、特に女性の減少が著しい。現在の人口は男性>女性であり、一般的な構成比と逆転している上、この傾向は加速している。このことを人口ビジョン策定時の意見として町に伝えたが、「女性に特化した施策展開は考えていない。」との回答であった。
 人口減少対策は地方創生の名のもと、ほぼ全ての自治体が今まさに一斉に取り組んでいて、通り一遍の対策では差別化ができない。また、現実に起きている女性人口の減少を的確に捉えなければ、町民の暮らしに有用な施策は打てない。 
 そこで、人口の男女を視点にした調査と分析と、それを元にした施策の展開が必要と考えるが、町長の認識を伺いたい。

3.子ども達の体力および運動能力の向上について[教育長/30分]
 「平成27年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果が公表された。北海道はこれまで同様、ほぼ全国最下位であった。月形町の子ども達の状態は母数が少ないこともあって年次や学年による変動が大きいが、平成26年度では全道に比べて同等か低い項目が多く、平成27年度では改善傾向であったものの課題は残っている。
 こうした状況の中、平成28年度の教育行政執行方針では、子ども達の体力向上策を社会教育でのみ取り上げている。全ての子ども達を対象に対策を打つには学校教育でも取り上げる必要があるのではないか。また、体力向上には計画的で長期的な取り組みが必要ではないのか。
 これら、月形町の子ども達の体力・運動能力への認識と具体的な向上策について、平成28年度の施策とあわせて伺いたい。

2016年03月03日

定例会は本日から【平成28年第1回定例会・開会】

今日はおひな祭り。あっという間に3月です。

写真は今の月形。真夜中で寝静まっています。この風景では3月になったなんて思えないですね。
ただ今の積雪172cm、気温−7.2℃。この時期としては多いです。夜が明けて日射しを受ければ春を感じるものの、夜明け前は暗さも寒さもひとしおです。

今日から平成28年第1回定例会が始まります。
日程は以下の通りの長丁場、最終日(17日)に積雪が何㎝になっているのか楽しみです。

みなさん、お時間がありましたら、ぜひ傍聴にお越しください。
役場3階の本会議場なら「生」の臨場感を、1階ロビーや町民サロンでしたら「テレビ中継」で気軽に見ることができます。
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【平成28年第1回定例会/日程】
※議事の進行で変更になる場合があります。詳しくは議会事務局(0126-53-2321)にお問い合わせください。

3月3日(木) 9:00   全員協議会  
       10:00  本会議1日目(議案審議・町政執行方針・教育行政執行方針・他)

○ 3月4日(金) 17:00 一般質問通告〆切
○ 3月7日(月) 13:30 議会運営委員会
         15:30 全員協議会

3月10日(木) 10:00 本会議2日目(一般質問)
3月11日(金) 10:00 本会議3日目(一般質問)

3月14日(月)  9:30  平成28年度予算特別委員会
3月15日(火)  9:30  平成28年度予算特別委員会
3月16日(水)  9:30  平成28年度予算特別委員会

3月17日(木) 10:00 本会議4日目(予算特別委員会報告・意見案・会議案・他)

2016年02月01日

少子化も子育ても「動物」視点で考えてみると・・・【旭山動物園 園長 坂東 元氏/月形大谷幼稚園閉園記念講演会】

夕べから降り続く雪は、モサモサ、シンシン、サワサワと、今シーズン一番の降り。公式記録では45cmですが、もっと降っている感じです。

この雪のように1月は次々と仕事があり、腰を落ち着ける時間がない程。その分、たくさんの出会いがあり、学びがあり、充実した時間でした。雪のように絶え間なく降り注がれた学びや情報は、芽吹きのためのエネルギー。2月、暦が春になるように、与えられたエネルギーを「未来」や「まちづくり」に活かすべく、様々な視点からじっくり考えていきたいと思います。


さて、報告第1弾として・・・
1月30日(土)に開催された、月形大谷幼稚園 閉園記念講演会。講師は旭山動物園の坂東園長で、テーマは「つたえるのは いのち つなぐのは いのち」

たくさんの人が集まったのは言うまでもありません。お話しが盛り上がり、当初予定の1時間半から30分も延長する程(坂東園長はもっともっと話したそうでしたが、これ以上の時間の延長ができずに断念)。動物の飼育を通して感じた生きものの「生」と「死」、そしてそこから考察する人間社会の現実など、実に興味深い内容でした。(講演中は写真撮影禁止だったので、雰囲気が伝わらなくてゴメンナサイ。)

以下、私が気になった点をまとめてみました。
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■命は皆同じ:虫、愛玩動物(ペット)、家畜、野生動物
・坂東園長は子どもの頃、虫やザリガニなど生きものに興味を持ち、次に文鳥を飼うように。小鳥を診てくれる獣医がいないために次々死んでいくのを見て、獣医になることを決意。
・酪農学園大に進んだことで、あつかう動物は牛と豚。ともに家畜として長年改良され、必要な部位が特異化するよう人が作り替えた動物。生きものとしても変化していると思っていた。しかし(寿命が10年以上ある豚が)肉になるために半年で「死」を迎える時、涙を流す姿を見て「同じ生きもの」「同じ命」なんだということを再認識した。
・就職先が動物園で、野生の動物を扱うことに。いくら飼い慣らされていても動物園の動物は野生を失っていない。間に檻があることで「お互い対等な生きもの」として認めてくれるものの、ひとたび相手の距離(檻のない関係)になったら、食物でしかなくなり確実に襲われる。
・人と動物は、ともに「自立した命」。

■動物は嫌いなものを排除しない。嫌いでも認めれば一緒に暮らせる。
・野生の中では、様々な動物が共存している。捕食関係にあっても同じ場所で暮らしている。

■行動展示の原点は、動物が居心地良く。
・旭山動物園が廃園の危機にあった頃、何のために動物園があるのか?と疑問に思っていた。
・動物は本来住んでいる環境や社会性から隔絶され、狭い檻でたった一人、何十年も暮らしている。もし人間が同じように狭い部屋に一人で押し込められ、何十年もそのままなら・・・何もしたくなくて当然。そういう状況を作っておきながら、来園者が「つまらない」「飽きた」と言って見向きもしなくなったら(来園者が減ったら)廃園にしてしまっていいのか?
・何のために動物園があるのか? 動物には命がある。人間にはそこに閉じ込めた責任がある。
・閉じ込められた動物は、何をしたいのだろう? 自分がその動物だったら、どんなことをしてみたいかを考えた。→ 居心地の良さ。ありのままの姿。→ 好奇心旺盛なヒョウ、ペンギン、アザラシには好奇心を満たすように。カバは自然の川で泳ぐように。

■安全・安心の環境は誰のため?
・安全・安心の環境は、動物本来の能力を使わなくても生活できるようにしている。ということは、動物本来の可能性の芽を摘んでいる。魅力がなくて当然。その状況を作っておきながら「つまらない」「かわいそう」と言う矛盾がある。
・本来の姿を取り戻すには、能力を開発する必要がある。
・危険が伴っても、動物が持つ本来の能力を開花させた方が幸せなのでは? 
・人間も同じ動物。人間の子どもにとって、安全・安心な環境は果たして最適なのか?

■動物の世界では、ただ「仲良し」という関係・社会はない。
・動物はイヤだと思えばケンカをする。問題をその場で発散し解放することで、また仲間・仲良しに戻れる。
・人間の子どもはどうか? 監視社会が発達し、考えたり、感じたりすることができない、あるいはケンカが許されない環境になってしまった。子どもの気持ちをどう解放するのか?

■安全な環境を作ると、親は子どもを見なくなる。
・危険な場面があるからこそ、親は子どもから目が話せない。何をしてもケガをしないような場所にいたら、子どもを自由奔放に遊ばせ、親は子どもを見なくなる。
・危険な環境だからこそ、危険を回避する親の判断、親の責任が重要になる。(安全しかなければ親の判断も責任もなくなる=無責任な親の誕生)

■繁殖は難しい。少子化対策のヒント
・その場所が「命をつなぐことができる場所」だと認識しなければ、繁殖は成功しない。
・ペアリングが上手くいっても、繁殖が成功するには更なるハードルがある。
・少子化の問題と共通しているのでは? 現代社会を「命をつなぐことができる場所」だと認識できていないのではないか。安全・安心が必ずしも「命をつなぐことができる場所」ではない。

■動物の子育ては、他と比較はしない。自分の子のみを見つめる。

■動物の愛情は深い。(例:オランウータン)
・動物の愛情は、見返りを求めない。愛を注ぎ続ける。
・愛することは見守ること。
・愛は味覚を育てる。離乳期、母の胸に抱かれた子どもは、食事中の母親の口の中に手を入れ、食べているものを取り出すようにして食べる。同じモノを食べることで味覚を育て、ジャングルの中で食べられるものが何なのかを学ぶ。味覚が育つと同時に、生きる術を学ぶ。

■命を終わらせてくれる仕組みの中で、命が溢れているのが「自然」
・命は、たくさんの命の上に成り立っている。
・死が、次の命につながっている。
・死を大切にできないなら、命を大切にすることはできない。
・個体によって死の場面は違う。個体らしく生きる。

■命に責任を持つ=何も隠さない=全ての情報を公開
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坂東園長の経験から導き出された思考と考察は、全てに納得させられるものでした。

少子化の問題もしかり。安全・安心の社会が行き着く先もしかり。情報公開模もしかり。様々な動物が暮らす動物園は多様性の宝庫であり、人間社会の縮図かも。絶滅を防ぐために繁殖に取り組む動物園の使命は少子化対策のヒント!ですね。

今回の講演で動物園の学術的な価値、社会的価値に気付けたのは、私にとって大きな意味がありました。講師を務めてくださった坂東園長にも、講演会を企画してくださった月形大谷幼稚園にも感謝です。ありがとうございました。

幼稚園が閉園することを時代の流れと受け止め、その精神を将来にも引き継いでいくために、私たち大人が、子ども達の周りの環境を整える必要がありますね。


2016年01月16日

農業(花き栽培)の魅力と可能性は伝わったかなあ?【酪農学園大学「実践農学」で講義】

この冬は自分の考えを発表する場面を多数いただいています。その1つがコレ。

平成27年12月18日(金)に、酪農学園大学の授業「実践農学」で講義をしてきました。テーマは「花き栽培の魅力と可能性」。対象は1年生約130名。

授業主旨と講義内容は、酪農学園大学の専用ページ(http://www.rakuno.ac.jp/article-41851.html)に掲載されているのでご覧ください。

酪農学園大学の学生の多くは、酪農に興味を持って進学した人達。同じ農学を志していても、動物と植物では相当な違いがあります。我が家が新規就農する時も、酪農や畜産などの動物系は全く頭にありませんでした(実際、私は学ぶ機会も触れる機会もなかったので、全くイメージできていませんでした)。なので、どれだけ伝えられたかは・・・。

それでも、生物(=植物・動物)を育てる魅力や経営の面白さや困難さなどは共通する話題で、共感できた部分もあるはず。それに、卒業後の進路がJAや農業関係企業が多いとのことなので、様々な農業に触れて理解を深めることが仕事にも役立つでしょう。
そう期待して、後日、大学から送られてくる「授業の感想」を楽しみに待ちたいと思います。

学生の前で講義するという貴重な場を与えてくださいました担当教授の猫本先生には、この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。

《余談ですが・・・》
ここ10年くらい、私は地方自治や議員関係の学びを続けてきたので、大学に行くとすれば北海学園大学や北海道大学政策公共大学院が中心。政治や法学等の文系校舎に出入りしていました。今回、酪農学園大学に初めて足を踏み入れて、久々に農学系の校舎の雰囲気に触れ、母校(宇都宮大学農学部)を思い出しました。場所は違っても農学部は同じなんですね〜。それに、農学系と文系の校舎って、こんなにも違っていたのか!と。
時代の違いじゃなく、専門性の違いだったんですね。再認識しました。

懐かしさとともに学生時代の記憶が戻り、気持ちが若返ったのは言うまでもありません。それに、次の世代に考えや知識を伝える機会があることそのものが、意識を若返らせる=生き生きさせる効果があるのだとも思います。

世代をつなぐ仕事を続けていきたいし、多くの人をつないでいきたいとも思っています。


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