2020年08月06日

掲載しました!【ゆみこの議員活動報告書19】

予定より5日遅れ、8月5日に発行した「ゆみこの議員活動報告書19」をアップしました。

今回は特殊な配置なので、以下の2パターンを用意しています。お好きな方をクリックしてみてください。印刷もできます。
A4版 https://yumiko3.net/PDF/gikaidayori19.pdf
A3版 https://yumiko3.net/PDF/gikaidayori19a3.pdf

また、ホームページのトップページにも貼り付けてありますし、上部バナー(活動記録>活動通信)からバックナンバーも含めて読むことができます。
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《ゆみこの議員活動報告書19・もくじ》
■自然の力と人の力
■コロナ禍での経済政策
 ・上坂町長の考えは?
 ・宮下が町の経営者なら
■知恵を出し合う仕組み
■月形で暮らす
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ゆみこの議員活動報告書19では 2〜3ページを見開きにして、宮下が考える『コロナ禍の経済対策』を掲載。内容をグラフィックレコーディング(=グラレコ)したものを中央に配置して、新たな表現方法にも挑戦してみました。

今、話題のグラレコ。会議などの内容を進行と同時にイラストやキーワードで体系的に「見える化」する手法です。グラレコによって内容の理解が深まり対話を活性化させるので、数年前から話題になり広まってきています。

今回は私の文章を、友人のM町議会T議員にグラレコで「見える化」してもらいました。同じ議員同士なので感度良好💕私の問題意識や提案を見事表現してくれました❣️ Tさん、ありがとう。 
文字ばかりの内容が一目でわかるようになったと思いませんか?

ぜひ、感想やご意見をお寄せください。待ってま〜す。

2020年08月02日

これからの一般質問の取り扱い【全員協議会】

報告が遅れました。(写真は開館中の樺戸博物館)

以前話題にした「一般質問の取り扱い」の件(2020年6月24日のブログ参照)。7月27日の全員協議会で議会運営委員会(議運)楠委員長から、決定事項の報告がありました。

結論としては・・・
「一般質問は議員固有の権利なので、コロナ禍ではあっても時間制限はしない。ただし、各議員が状況を考慮した上で一般質問を行うこと。ただし、通告内容等が適切かどうかは議運が判断する」
「議運の決定は重い。各議員は議運の決定を遵守するように」
ということでした。

ちなみに、議運で出た意見も紹介されました。
・一般質問は議員固有の特権。制限することはおかしい。
・質問と答弁が噛み合っていない。もっと噛み合うように。
・質問の前の口上が長すぎる。
・町民が解る質問に心がけるべき。
・議員としてのレベルを上げること。
※上記意外にも紹介されていたかもしれませんが、私のノートにはこれだけしかメモしてなかったので。
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《以下は宮下の意見》

一般質問がこれまでと同じようにできることは良かった。だけど・・・議運で出ていた意見の中には反論したいことがある。(もちろん、議運は議会全体の話をしているのであって私個人に対する意見だけではないと思うけれど、一般質問の回数も量も飛び抜けてしまっている私が言われている確率が一番高いので気になる。)

一般質問は質疑と違う。解らないことを聞くだけの場ではない。質問の背景や提案など、議員の考えを伝えてこその一般質問。そこが理解されていないのは悲しい。
さらに、質問は「町政上の課題を議論する」ものであって「町民が解る」ことが基準にならない。もちろん、町民が解るような説明に心がける必要はあるけれど、テーマ設定はあくまで「町(行政)」という視点。その違いを理解してもらえてないのも悲しい。
そして「議員としてのレベルを上げる」というのは何を指しているのだろう? 直接言ってくれたら解るけれど、どの方向を求められているのか・・・

そして何よりも「議運の決定は重い。各議員は議運の決定を遵守するように」という一言。
定数8の議会で、議運のメンバーは5人(委員4人+議長)。議員1人1人の議員活動に関係することで、8人全員で話し合えるような環境なのに、議運という閉ざされた場(傍聴はできるけれど、議論に加われない)で決定したことを遵守するだけだなんて。ここにきて権威主義を強く感じてしまって残念だった。

色々考えることはありますが、もちろん議運の決定には従います。

2020年07月23日

議会が意義を持つための立役者【北海道新聞コラムから】

昨日(2020年7月22日)の北海道新聞・空知版の記者コラム。
月形町議会での出来事を題材に、議会の意義について触れられていた。

コロナ禍に対応するため多くの議会が議論を遠慮・停滞させている中、月形町議会は真摯な議論を展開してきたつもりなので、傍聴してきた記者のこのような感想には当事者の一人としてとても嬉しい。未曾有の事態だからこそ議会本来の力を使って乗り越えていきたい。

記事には「議員」と「首長」のあるべき姿が書かれている。傍聴者にはその2者が目に着くのだと思うが、当事者(議員)の私の視点では、議会が本来の力を発揮するために必要不可欠な登場人物が他にもいる。

それは「議長」と「議会事務局」。このような議論の場が作れるかどうかは議長次第であり、それを裏付けサポートする議会事務局も必要。(←全国の話を聞くと、議会事務局が議論をストップさせている事例が散見される。議会事務局が議会の一員として働くのか、出身母体である行政側の出先の感覚で働くのか、こういう場面で試される)。

月形町は「議員」「議長」「議会事務局」「町長」の4者が、それぞれの役割を理解し行動している。
これから先も、そうありたい。

 

北海道新聞/朝刊・空知版「そらち日誌」/2020年7月22日

 5月下旬の月形町議会の全員協議会。町は新型コロナウイルス対策に、町民1人あたりマスク30枚を配布する方針を示した。
 一方、一部議員が待ったを掛けた。町内各店でマスクが既に販売されている実情を説き、全町民への一律配布に疑問を呈した。
 意見した中には4年前の町長選で現職と一騎打ちした議員もおり、記者は「当初予定どおり配布となるだろう」と踏んでいたが、良い意味で裏切られた。町は関連議案が提出される6月定例会までの数日間にマスク販売の実態を調べ、災害などの際に早急に配布できるよう備蓄しておく方針へと転換したのだった。
 町の示した方針にひるまず異を唱えた議員と、かつての対立相手の提案を受け入れた首長。異なる意見を持つ者同士がぶつかり合い、住民にとってより良い案を模索する議会の意義を見た気がした。(勝間田翔)


2020年07月14日

不満!こんなことでは・・・【河井夫妻事件での地元議員等の刑事処分見送り】

日々の忙しさにかまけている場合ではない。
これだけは意思表示をしておきたい。

国会議員の河井夫妻が現金を配った事件で、現金を受け取ったとされる地元議員等が刑事処分見送りになった件。

※参考:東京新聞 TOKYO Web 2020年7月12日 05時50分
地元議員ら100人「おとがめ無し」に疑問の声 河井夫妻事件で刑事処分見送りに波紋
右図も引用

こんな決定、信じられない!! 受け入れられない。

マスコミ等で記者や解説者が「地元の現金授受は小さなこと。背後にある巨悪を追求することが重要」みたいなこと言っていて驚いた。確かに現職の国会議員夫妻が関わり、それも事件後に法務大臣になる衆議委員議員が当事者で、さらに与党から1億5千万円のお金が流れていたという前代未聞の事件という背景は解っている。国の政治に関わる重要なことだから。

でも、
それと同じくらいに地方の政治にとっては重要な事件なのだ!

地元議員から「現金を無理矢理置いて行かれた。関係が悪化するのが怖くて、ひとまず受け取った」という証言がいくつもあった。その人たちは《法令遵守よりも人間関係を重視する政治家だ》と言っているようなもの。地方政治の現場は有権者との距離がとても近い。濃い人間関係の中で公平性を保ちながら政治を行うには「法令遵守」によって理解と納得を得るしかない。法令遵守することで人間関係が険悪になっても、「自分は公の仕事をする地方議員なのだから」と自分をなだめ、「いつかは理解してもらえる」と信じなければ日常の議員活動などできない。それが地方政治の現場。

なのに「法を犯しても罪に問われない」なんて! 

「国の政治」しか頭にない検察やマスコミや解説者には解らないだろうけれど、この判断が「地方政治」に及ぼす影響は計り知れない。地方政治の土台が壊れてしまう。
このまま終わりにしてはいけない。

2020年07月05日

掲載しました。【ゆみこの議員活動報告書18】

7月に入ってバタバタ追われ、いつの間にか5日になっててビックリ。
 
遅ればせながら
7月1日に発行した「ゆみこの議員活動報告書18」をアップしました。ココをクリックすると開きます。
また、トップページにも貼り付けましたし、上部バナー(活動記録>活動通信)からバックナンバーも含めて読むことができます。

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《ゆみこの議員活動報告書18・もくじ》

■コロナ禍をどう乗り切る?
 ・支援はどこまで
 ・高齢者施設
 ・子どもたち
 ・またもマスク?
■弱い立場の人
■あなたも議員に!
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今号は6月定例会の議論を中心に書いています。全体を通して「【平等】と【公平】がどう違うのか」がテーマになっていて、私の考えも記しています。ご一読いただければ幸いです。

感想やご意見など、コメントいただけたらとても嬉しいです。
お気軽にお寄せください。

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