2020年05月25日

オンライン研修会「議会非常事態宣言!? 議会はいま、何をなすべきか」第1回

5月20日(水)午後、Zoomを使ったオンライン研修会に参加しました。ローカルマニフェスト推進連盟が主催する「議会非常事態宣言!? 議会はいま、何をなすべきか」3回シリーズの第1回です。
 
Zoomには92人が接続(講師+関係者+スタッフ+参加者)、人気が高く募集定員(50人)より増えていたようです。私にとってはローカルマニフェスト(LM)推進連盟の研修会も、Zoomを使った研修会も初めてのことで、緊張しながらの参加でした。
 
研修会は
■入室【13時50分】(※13時30分〜お試しZoom体験会)
■第一部【14時00分-15時30分】
・講演:北川正恭・早稲田大学マニフェスト研究所顧問
・各地の現場から :清水克士・大津市議会局長、
          岩崎弘宜・取手市議会事務局次長
・スペシャルゲスト:大西一史・熊本市長
(休憩10分)
■第二部【15時40分-16時15分】
・グループ討議&全体共有 

■退室【16時30分】
 
□北川先生から開催趣旨と基本概念が語られて、まずは頭を整理。
□次に清水さんから、大津市役所がコロナ感染で庁舎封鎖の事態に議会はどう動いたのか、BCP計画は・・・など直近の生々しい現実と考察が。つづく岩崎さんからは、取手市議会のICTを活用の実践の紹介。そして大西市長が公務の合間を縫って熊本市役所の危機管理室から登場し、在宅勤務やコロナ渦中での議会との関係等について話してくれました。コロナ渦中に現場で実践を積んでいる3人のお話しはとてもリアルで新鮮。事態が進行している今だからなおさら示唆に富んでいますし、考えさせられました。
□その後は9グループに分かれて(20分間の時間制限付きで、Zoom会場内に個室が開設され)グループワークと全体発表。時間が短かったので参加者による現状報告的に。LM研修会初参加の私はFグループ発表者に指名されたので、顔を売ってきました(笑)
 
今回オンライン研修会、参加してとても良かったです。
 
理由は・・・
●新型コロナの影響で学びの場が極端に減っていたので、今回のオンライン研修会が久しぶり。最新の課題や取り組みに触れて議員としての感性が戻ってきた感じです。学び合う、高め合うことは大事ですね。
●オンライン会議・研修会の利点:時間と経費の節約は言うまでもなく。新たに気づいたこととして、講演者がとても身近になるということ。「スピーカービュー」設定にすると画面いっぱいに講師が現れ、1対1の雰囲気になってとても親近感が湧きました。画面共有で資料もわかりやすいですし、大きな会場での講演会より内容が理解しやすいかもしれません。
●オンライン会議・研修会の課題:日常生活との距離のとり方が難しいと感じました。これまでなら会場までの移動時間で気持ちや頭を切り替えたり、余韻に浸りながら頭の整理もできていたのですが、一瞬で繫がり戻れるオンラインではその時間がないです。慣れることで改善できるかもしれませんが、新しいルーチンが必要かもしれません。
 
第1回はこのような感じでした。
このシリーズの第2回は6月13日(土)。別の勉強会と重なってしまったので第2回は残念ながら欠席です。LM推進連盟では好評につき第2回からの参加も受け付けているようなので、興味を持たれた方は問合せしてみてください。

2020年05月24日

月形の花【日本農業新聞に掲載】

昨日のデルフィニウムの投稿に多くのみなさんが反応してくれて嬉しいです。切花は月形町の特産品で、様々な種類の花を作付けしているのが特徴です。市場からは「花のデパート」「花のコンビニ」と称されるくらい。これから全国各地の市場に本格的な出荷が始まります。
 
花のある潤いのある暮らし・・・を、ぜひみなさんのお宅にも。
 
切花は季節によって産地が変わっていきます。晩秋〜春は本州の暖地産、春〜秋は北海道や長野などの寒冷地産が中心に。切り替え時期の5月〜6月は全国の産地から花が届くので、花の種類も豊富です。
 
コップにちょこっと花を飾るだけで、普段の暮らしと雰囲気が変わります。街中の気になっていたお花屋さんにふらっと立ち寄って、心にピンときた花を買ってみてください。数百円で数日間、花の姿や香りを楽しめますよ。
  
さて、昨日の日本農業新聞で、月形の花作り仲間が大きな記事になっていたので紹介します。堀さんのカーネーションはお父さんの代から信頼性が高く有名なんです♪

2020年05月23日

我が家はデルフィニウム祭【農作業日記】


今週から越冬スカビオサの出荷が始まった。金曜日の大田市場(東京)に1箱。値段がついてほっとしたけれど、たくさん売れるような状況にないのが現実。
 
越冬していたデルフィニウムも既に咲き出しているけれど、箱になる(←サイズや等級が揃って1箱分になること。デルフィニウムは50本)ほど咲いていないので、家に飾ることにした。
 
涼しげな色の取り合わせとボリュームはなかなかのもの。
家に飾るには長いんだけれど、出荷するには短いんだな〜。
 
ここ数日寒い日が続いているので(一昨日の最低気温は0.1℃)、本当はピンクや黄色の花が飾りたいけれど(笑)、このデルフィニウムもステキ♪

2020年05月16日

分散登校が始まってます。【新型コロナウイルス対策】

北海道はいまだ緊急事態宣言が解除されていませんが、それは札幌市を中心とした都市部の状況が良くないから。それ以外の地域は概ね感染が抑えられています。そこで道は5月15日(金)、石狩地方(札幌市周辺)とそれ以外の地域を分けて対応することになりました。全道的には「不要不急以外の外出や札幌市との往来を控える」ことを求めた上で、石狩地方以外の地域は飲食店や商業施設(床面積1000㎡以下)への休業要請が解除されました。
 
北海道はとても広いですからネ(東京から大阪まですっぽり入る大きさです)。こういう柔軟な対応はとても有り難いし、現場に即していると思います。今回の新型コロナウイルス対策では知事に権限が与えられている事項も多いことから、知事の判断は重要ですよね。と同時に、身近な地域での対応・対策はやっぱり町長(一部は教育長)の判断によります。
 
 
さて、月形町では学校再開に向けて先週の月曜日(5月11日)から分散登校が始まっています。
 
月形町では2月27日(木)から休校になり(卒業式は卒業生と保護者だけ)そのまま春休みに突入。新年度は4月6日(月)の入学式から登校が始まったものの、1週間程でまた休校となりました。この間、分散登校を模索しては中止ということが何回かあって、ようやく5月11日(月)から分散登校が実現しました。
 
■分散登校のスケジュール
月曜日:中学3年生
火曜日:小学2・4・6年生
水曜日:中学1・2年生
木曜日:小学1・3・5年生
金曜日:中学3年生
■備考
・小中学校を隔日登校にしているのは、登校日翌日に校内消毒を行うため
・各日とも学校給食あり
・登校時は通常授業を行っている=授業時数にカウント
 
月形町は小中各1校で各学年も15人ほどと少人数。「もっと登校日を増やせないの?」と教育長に質問したところ、「(小中生・住民が混乗する)スクールバスでの密が問題」とのこと。あ〜そういうこともあるか!
教育長からは「子どもたちにとっては久しぶりの登校なので、まずは慣らしから。順次回数や授業時間数を増やしていく」との力強い言葉を聴くことができました。
 
分散登校を順調に進められた1番の要因は、町内での感染がしっかりと抑えられているから。そして、教育委員会と学校が一体となった地道な取り組み(休校期間中の課題プリント郵送、IP電話を使った先生と子どもたちとの個別対面会話など)があってこそ。さらに、保護者のみなさんが学校に信頼を寄せて子ども達を登校させてくれるから。
様々なつながりがあって目の前の現実がある。今はまだ各家庭のIT環境が整備されていないためにできないこともあるけれど、今ある資源を最大限活用して対応していると感じました。
 
非日常はまだしばらく続きますが、さらに前進していってほしいです。
 
なお、子どもたちの学習支援のためのIT環境整備については、6月定例会一般質問で取り上げる予定です。

※写真は5月15日(金)午後の風景。水田の代掻きが進んでいます。

2020年05月06日

Aコープつきがたのお知らせ からの論考【新型コロナウイルス対策】

町内で数少ない食料品店のAコープ。レジ横の台前に写真のような張り紙がありました。
 
毎週火曜日に新聞折込される黄色のチラシが入ってなかったぁと思いつつ、いつも通り週1回の買い出しにAコープに来てみたら、店内のあちこちに【売り出しの品】とか【今日のお買い得品】みたいなポップやシールがあったので、アレ?!チラシを見落としてたか〜と思ってたら・・・ 最後に事情がわかりました。
 
こういう情報、お店に来ないと解らないのもなぁ。IP電話が商用利用できれば町民がもっと便利になるのに。(この件は以前から提案しているのですが、なかなか実現しません。こういうときだからこそ、一歩進んでほしいですよね。)

Aコープつきがたは日曜日定休ですが、平日と祝祭日は9:00〜19:00(冬期間短縮)で営業しています。
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新聞折込が減ると新聞販売店さんの収入減になるとの話を伺いました。
IP電話の商用利用を提案した際、「情報伝達手段としてIP電話を解禁すると各方面への様々な影響が出て来る。よって時期尚早」と町側からの答弁があったのも事実。

経済活動は輪のように繫がっているので、どこかを変えればどこかに影響が出てきます。かといって、何もしなければ社会そのものの変化で地域経済そのものが衰退しかねないし、町民福祉も向上しない・・・ 様々なバランスをとりながら、時代にあわせて最適化するしかないです。

新型コロナウイルスによって、全世界の様々なバランスが崩れた今、将来を見据えた大胆な発想と決断が求められていると感じました。

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