2019年03月10日

住民説明会に何を求めるか? 町側と町民側のすれ違い【月形町地域公共交通網形成計画(素案)住民説明会】

3月8日(金)午後6時〜(午後8時終了)、役場大会議室で「月形町地域公共交通網形成計画・住民説明会」があったので参加してきました。
 
会場には15人弱の町民。以前(10月24日)に開催された「月形町の地域公共交通に関する意見交換会」に参加した方がほとんどでしたが、今回初めての人も。JR代替バスの状況を知りたい人や、現在展開中のパブリックコメントに回答するために詳しい内容を知りたかった人等、それぞれに目的があっての参加です。
 
住民説明会はいつも通りの配置(教室形式の対峙型)と展開(町側から項目ごとに一気に説明その後に町民側から質問)で実施されました。説明項目は以下の通り。2.以外は10月の意見交換会とほぼ同じ内容でした。
 
1.町民アンケート結果の説明
2.月形町地域公共交通網形成計画(概要)の説明
3.JR代替バスの説明
4.町内オンデマンド交通の説明
 
10月の意見交換会に参加していた人は、2度目の資料と説明の部分については多少の理解が進んでいて、具体的な質問をしていました。
一方で、初めて参加した人にとってはチンプンカンプンだったよう。一気に早口で進められる説明のスピードについていくのが難しい上に、カタカナ用語や専門用語・略語がそのまま出てきていたので。
 
さらに町民側の理解を阻害したのは、行政全体の中での計画の位置付けや実際に動き出すまでのスケジュールなど、「全体を見通す地図」が示されずに個々の課題だけを抜き取った説明や資料だったこと。
現在展開されているパブリックコメントも同様で、地域公共交通網計画の素案概要図だけが示された資料が町報に折り込まれ「ご意見をお寄せください」となっているので、
「何を聞いているのか、何を求めているのか、さっぱりわからん!」
という参加者からの発言が象徴していました。
 
参加者からの質問がいくつか出て時間を要していたとは言え、「遅い時間ですし・・・」と進行を急ぐ町側の姿勢には疑問が残りました。だって(たぶん町側が当初予定していた1時間半なら)町側の説明と1,2の質疑応答で終わる時間設定なんです。それで住民説明会?
 
全町民に関係する地域公共交通に関するマスター計画(最上位に位置する基礎となる計画。これを元に今後の施策が展開される)なのに、金曜日の夜1回だけ役場で開催する住民説明会で終わりだなんて、アリバイ作りにしか思えないですもの。
田舎の車社会の月形町で地域公共交通を必要とするのは、学生と(圧倒的に)高齢者。その人たちが足を運べない時間帯に、市街地の役場でしか説明会を開かないなんて。ちょうどその日は同時刻に町内でお通夜が2件(←お通夜が入るかは事前に予測できないけれど、有るとすればこの時刻)。3月の金曜日は送別会等もあるでしょうから・・・。
 
説明会参加者から
「進め方が良くないんじゃない? こんな風に全体に呼びかけて説明会を開くより、公共交通を実際に使う人のところに行って話しを聞いた方がイイと思う。市街地から遠い高齢者のサークルとか、月形高校生とか、町外に通勤通学している人とか・・・」
同感です!
 
それと説明会は何度も開いて欲しい。情報には何度も触れないと理解できないですから。(1度で理解できるのは、この計画を作っている人ぐらいでしょう?!)
町民が情報に何度も触れるうちに理解が深まれば、これからの事業実施できっと役立つと思うんです。「解らない人」を基準に進めて欲しい!

2019年02月28日

月形の課題を鋭く考察【北海道大学教育学部「地域調査実習」報告会&交流会@月形】

昨晩(2月27日)月形温泉ホテルの一室で標題の報告会があるとのことで行ってきました。発表したのは北海道大学教育学部・辻智子先生のゼミ生(主は3年生5人+4年生+院生)。参加者はこの調査に協力した町民約30人。

辻先生のゼミが調査対象地域を月形にして2年目の今回は「農村の地域づくりと若者」がテーマでした。
 
ゼミ生たちは1年間月1回JRで月形に足を運び、町内各所に出向いてたくさんの町民と対話しながら調査を進めました。その中で各人が具体的課題を見つけだし、追加のインタビューなどで深掘りして考察につなげ、報告会での意見交換でさらに深め、最終的に論文集のような冊子を発行するという流れです。
 
ゼミ生が選んだ具体的課題は
1)青年と地域活動:農協青年部の事例から
2)農村社会における世代間のコミュニケーションはなぜ難しいか
    :月形の歴史と三世代へのインタビューを通して
3)月形町における新規就農の実情
4)月形町の観光とまちづくり
5)月形町にとっての月形高校
 
以前紹介しましたが、私は(3)と(5)の関連でインタビューを受けたり、1年間を通して圃場見学(農作業紹介と植物生理の解説)でゼミ生たちと関わって来たので、とても興味深く報告を聞かせていただきました。
 
ゼミ生たちの素直な問いとそこから見えた月形の実態・・・彼らは、私たちが見えていなかったもの(見て見ぬふりをしていたもの)を白昼にさらしてくれたのです。それをどう解決していくか、私たち町民にボールを投げられたと感じました。このまま受け取って終わりにするか、そのまま打ち返すのか、磨いて投げ返すか、町民側の行動にかかってます。小さな動きを大きな成果に発展させるための行動をしたいと強く思いました。
 
この調査研究は学生が主役なのですが、それを支えている辻智子先生に私は目が止まりました。学生が地域に入って調査を進めるには調整が必要で、若いが故の不躾さを辻先生が上手くフォローしたり、町民からの過大な期待や要求には言葉巧みにキチンと線を引く・・・ こういう丁寧で人間的な先生がいるからこそ現地調査ができるんですよね。辻先生の実力を改めて感じた報告会でした。
 
若い人がやりたいことを実現できるような環境を整えるには、誰かが裏方としてキッチリ行動することが必要なんですよね。辻先生が1つのロールモデルになりました。

2019年02月26日

1年ぶりの再会も【月形町新規就農者の女子会】

毎年1回、春作業が始まる前の余裕のある時期に「月形町新規就農者の会(お茶会)」をしています。親睦と情報交換が目的ですが、いつの頃からか女性だけが集まるようになって女子会となりました。
 
今年は2月26日(火)の午後、交流センターの和室に集まったのは8人。町内には15組ほどの新規就農者がいるのですが、全員が都合を合わせるのは難しいですからね。
月形町の新規就農と言えば「切花」だけでしたが、今は「ミニトマト」「多種類野菜栽培」もあり、花から(ミニトマトに)転向も増えています。作目は違っても月形に暮らしているのは同じなので、おしゃべりに花が咲きました。
 
月形町は新規就農制度に歴史があり、第1号の我が家が就農して既に四半世紀。1〜2年に1組が定期的に就農しています。就農時の年齢は人ぞれぞれ(我が家のような20代は少なく、30〜40代で決断する人が多い)、結果として同じような年代が集まっていて、50歳前後の層と40歳前後の層の2極化になっています。
 
年齢によって話題の中心は違っていて、50歳前後は「(親の)介護」「お墓」「(子どもの)就職」、40歳前後は「通学」「進学」が中心。そして共通の話題の定番は「地域での暮らしやお付き合い」、今年特有なのは「ブラックアウト」。私はどっちの話しにも参加して(町政のヒントになる)色んな話しを聞かせてもらいました。
 
さあ、もうすぐ3月。いよいよ農作業が始まります(既に種まきしている人もいますが、本格的になるのは やはり3月に入ってから)。
 
今年は災害がなく、穏やかな天候で農業が出来て、安心して1年を締めくくれますように。
ケガや病気に気をつけて、頑張りましょう。

2019年02月24日

有意義な時間と情報の共有してきました!【ヒュッゲな勉強会(講師)の報告】

2月23日(土)、講師としてお呼ばれしたのでJRを乗り継ぎ中富良野町まで行ってきました。

講演をしたのは「ヒュッゲなまちづくりカフェランチ&女性議員ってなに?勉強会」。主催は、上富良野町に住む女性3人が立ち上げた「Picnicピクニック」。会場は、中富良野町で居場所づくり的な活動もしているオシャレな「Cafeてくり」さん。引用したのは主催者の公式報告で、写真もいただきました。


とても楽しく終了しました!
参加していただいた皆さん、ありがとうございました😊✨
駐車場もカフェの中も、満員でいっぱいでした。ご不便をおかけして、申し訳ありませんでした💦
ランチから皆さん、すごい熱量で、暮らしに関わるたくさんのお話をシェアしていただきました。
困っていること、こうなったら良いなと思うこと、地元の人が気づいていない町の良さ、などなど。新しい発見があったり、共感できることもあったり、とても有意義な時間でした。
てくりさんのランチ、とっても美味しかったですね✨ピザも豪華に二種類も!
  
そして宮下さんの講座。
それぞれ、飲み物を飲みながら。
宮下さんのお話、とても濃い内容でした。
皆が知りたい内容を、わかりやすくオープンに。
どうやったら、「こうなってほしいなぁ」が実現できるのか?
お金の流れや、大事なことを決定する場所のこと。
素敵な等身大の選挙活動、町の人に必要な情報を届け、町の人のニーズを拾う、人々に寄り添った議員活動のこと。
それを行う覚悟、大切な家族の支え。
皆さん、少し、自分のまちを見る目が変わったのではないでしょうか?
今までよくわからなかったことも、「そういう事だったのか!」と、少し視界が開けたような気がします。
仕組みがわかったら、単に声を上げるだけではなく、出来ることも変わるはず。
  
今回は、子供たちもたくさん同席した中で会を進行することができ、とても嬉しく思っています。
みんなで、楽しいまちづくりしましょう✨
ありがとうございました!!😊✨

 

ヒュッゲ(HYGGE)とは「人と人とのふれあいから生まれる、温かな居心地の良い雰囲気」という北欧デンマークの言葉だそう。堅苦しくなりがちなテーマをいかにヒュッゲに近づけるかを企画段階から明確にしていて、チラシも会場も進行も全て「ヒュッゲ」に向けた工夫がなされていました。だからこそ現場は熱く燃えた(笑) 

そう、ヒュッゲな空気感が人の心を解放し、想像以上に“共感”と“当事者意識”と“渇望感”を湧き上がらせ、それが相乗効果となってプラスのエネルギーに変換されて熱く燃え上がったのだと思います。現場の雰囲気はもはやヒュッゲでなかったけれど(笑)「ヒュッゲな勉強会」が目指したもの、そのものだったと思います。
主催者、参加者、そして講師の私、その誰もが満足感を得られた希有な場面でした。こういう場に参加できて本当に幸せでした。
 
さて、講演の内容は・・・
ベースは「きたひと講座」と同じ、ですが、会場には私以外に2人の現職議員が参加されてたので、それぞれの違いを比較できるようアイコンタクトで情報収集してみたり、ランチの時に出た話題を事例に選んだり、実際の選挙のリアルな話しを盛り込んだり・・・2回目でも楽しめるようにしてみたら上手くいったようで良かったです。
 
議員の仕事や選挙のこと、行政の仕組みなど、ホントに知る機会がないんだなぁ〜と改めて気づかされ、知っている者(←多くの議員がこの立場のはず)がもっともっと知ってもらう努力をする必要があると感じました。ほんの2時間、ただただ自分をさらけだした正直な話を聴いた人が、スッキリしたり、意欲が湧いたり、方向性を見つけたりしているんですヨ❣️
  
「議員のなり手不足」の対策は、議員報酬を上げることや兼業規制緩和じゃなく、やっぱり「知識と情報の共有」だと強く確信しました。
 
会場に到着してからランチ&勉強会が終わるまで5時間。ここはまだ半分(笑) このあとは身内的な打ち上げ懇親会。新しく近しい仲間も加わって(私はお酒が少し入って)より親密度の増したディープな話題も飛び出し、深く考えたり理解したり、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
 
人と人が出会うって素晴らしいな〜
 
私はどこでも伺いますので、気になる方はお声かけください。

2019年02月22日

アンリーくん反射材ストラップ作り【月形町赤十字奉仕団活動】

昨日(2月21日)午後は、月形日赤奉仕団の活動。

月形町総合体育館の会議室に会員が集まり、日赤奉仕団の啓発活動に使用する小物約200個を製作しました。とてもお天気が良く、春のような気温だったこともあって大勢の会員さんが参加。おかげで約1時間で予定の作業を終えました。

そのあとはお茶飲みしながら情報交換。ペットや健康の話題が中心ですが、やっぱり町立病院の話題に。町民の最も大きな関心事です。

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  7. 教育の実態把握【月形町総合教育会議・傍聴】
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  10. 月形の魅力と課題をともに考える【北海道大学教育学部辻ゼミ生からのインタビュー】

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