2010年09月09日

9月定例会の日程と一般質問

昨日、議会運営委員会が開かれ、9月定例会(平成22年第3回定例会・平成21年度決算特別委員会)の日程と一般質問等が決定しました。

日程は 9月14日(火) 本会議(一般質問(4名)・議案審議等)
      15日(水) 平成21年度決算特別委員会  
      16日(木) 平成21年度決算特別委員会
      17日(金) 本会議(決算承認・会議案等)

会期中、随時全員協議会が開かれます。
内容は議案審議に関することや、町側からの説明・報告事項、議会活性化など。

また今回一般質問が4名(宮下、宮元、楠、笹木)からあります。
ほとんどが切手事件に関わることですが、その内容や視点はそれぞれです。
私の一般質問は以下の3点で、順番は最初です(14日(火)10:00の開会後すぐ)
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1. 切手事件の組織的課題に対する対応・対策について(町長に対する質問)

 切手事件は「組織的に行われた」ことが大きな問題であるとの認識は、誰しもが抱いていることである。町長も同様の見解を示し、8月5日の全員協議会で倫理委員会の設置等の考えを示していた。しかし、1ヶ月経過した今でも具体的な動きは見えない。
 なぜ対応が遅れているのか、また今後どの様な対策を行うのか、実施するに当たっての具体的な内容を含め、伺いたい。


2. 信頼回復に向けた自発的・積極的な情報の開示について(町長に対する質問)

 切手事件は当事者の情報隠ぺいにより調査が長引いたが、その一方、調査や処分において、町側からも自主的・積極的な情報開示は行われなかった。このことで行政の隠ぺい体質が疑われ、多くの信頼を失っている。
 時代の流れを含め、行政の信頼回復のためには情報の自主的・積極的開示と充分な説明は欠かせない。
 今後どの様な姿勢で情報開示を行い、それを具体化するのか、町長に伺いたい。


3. 人員削減後の福祉施策について(町長に対する質問)

 今回の人事異動で保健センター(福祉分野)の人員が1名削減された。
 月形町の福祉は「きめ細かな対応」で成果を上げているが、それには人員の確保が欠かせない。また、高齢化率が高い状況や地域福祉、障がい者福祉など抱える課題も多い。
 この現状で、なぜ人員を削減したのか、また今後どの様な福祉施策を展開するのか伺いたい。
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 切手事件は多方面に様々な影響を及ぼした大きな事件でした。この事件をただ「過去の過ち」とするのではなく、「教訓として生かす」ためにはまだ取り組まなければならないことが残っていると考えます。区切りをつけ前に進むためにも、今一度ここで立ち止まり検証すべきではないでしょうか。

 今回の一般質問では4人の議員がそれぞれの視点でこの問題に臨みます(事前に相談したわけではないのですが、結果として4人が関連する質問をします)。一般質問を通して各議員の考え方や視点、町長の考え方や今後の対応も明らかになることでしょう。

 この事件に関しては新聞報道や噂、議会だよりや町の報告書などで町民の皆さんにも情報が届いていると思います。その経過の次に来るのが今回の議会です。
 関心を持ってこの事件を見守ってくださった皆さん、どうぞ傍聴にお越し下さい。

2010年09月08日

地方議会改革セミナー 第1回(講師:中尾修氏)

9月7日の夜、札幌で行われた地方議会改革セミナーに参加してきました。

これはローカルマニフェスト推進議員連盟北海道の主催で、今回が初の開催です。参加者は市町村議や道議が中心だったものの議会改革に関心の高い市民も多く、会場はいっぱい(約70人)でした。
また講演の様子はUstream(ユーストリーム)で配信されたり、ツイッターでのつぶやきが画面に映し出されるなど、配信実験(新たな試み)が行われていました。時代ですね。

セミナーの講師は前栗山町議会事務局長で、現在は東京財団研究員の中尾修氏です。分かり易さとメッセージの強さで定評のある中尾さんの講演ですが、全国を飛び回り講演を重ねていることや、様々な事例を研究されたことなどから以前にも増して「言葉」や「思考」が洗練されていて、全てが直球で入ってきます。
議会改革や地域主権などを地方議員側としてどう捉え行動するか、多様な視点を得るための手法など、議員活動や議会活動で問題になる様々な関係性を整理することができました。参加し甲斐のあるセミナーでした。

以下に、私の心に残った内容を記します。
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ローカルマニフェスト推進議員連盟北海道主催
    地方議会改革セミナー第1回

「地方分権化における議会改革」 
                    講師  中尾 修氏

          早稲田大学マニフェスト研究所客員研究員
        東京財団研究員・北海道自治研究所特別研究員
                   前栗山町議会事務局長

■地方議会は「二元代表制」
・住民は違った選び方で、2つの代表(首長と議会議員)を選ぶ
・選び方の違いから、2つの代表(首長と議会)には微妙なズレが生ずる
・ズレは抑制と均衡のバランスを生む → 二元代表制はとても良い制度設計
・二元代表制によって、議会と首長は一端は対立する構図になっている

■今、地方議会が置かれている状況
・地方自治法が議会に与えている権利(提案権、調査権、修正権)は
 首長と対峙するためのもの、バランスをとるために与えられているもの。
 しかし今までそれを行使してこなかった。
  → そのつけが今議会に回ってきている = 議会不信、議会不要論
・議会は既に崖っぷちにいる。そこに「地域主権」などの大風が吹いてきた
・どちらに進むべきか迷っている。気付いた人はその理論づけが必要と感じている。

■住民と議会の関係
・プライドの高さが住民と議会を遠ざける
・議会は悩みながら進んでいる。その全てを公開すること(過程公開の重要性)
 (例)旭山動物園の行動展示・・・全てを見せることで人気が出た(=知りたい情報を提供する)
・議会が機関として(一塊たまりになって)市民の前に登場する時代 = 報告会、説明
 狭い議場で全てを決定する時代は終わった。
 (例)名古屋市議会・・・河村市長に対峙するために党派を超え街頭宣伝、説明会の実施。

■なぜ議会基本条例か
・議会規則では市民参加や行政評価が明記されていない。議会基本条例でなければ書き込めない
・制度として安定していないものは市民に受け入れられない
・議会基本条例は議会版マニフェスト。市民との契約。
 (首長マニフェスト(首長の想い)だけが自治体の姿になってしまう。
  議会マニフェストとして議会基本条例があることでバランスがとれる)
・議会の意思を表し、国の制度を変える動きとなる。

■その他
・今の制度のもとでは「通年議会」だけが議長招集権を手に入れる手だて
・阿久根市の事例から、総務省は「議長の議会招集権」の検討に入った。
  → 10年前から要望して動かなかったことが、たった4ヶ月で動き出した
・阿久根市のようなことは、実は全国各地で起きている
 (今までは議会を懐柔する首長がほとんどだったが、
  自治体予算が減り自由度がなくなったために、想いを成し遂げるべく行動する)

・市民と議会、市民と職員、どのように付き合ってきたかが問われている。
 「自治という視点」で見直してみよう。
 市民は「自治」に気づき、行動させはじめた。
・議会改革が行政(職員)に伝わっていない。自己満足に陥ってはダメ。
 市民、そして職員にも伝えること。議論から逃げたらダメだ。
・市民の前に立つことで資質が磨かれる。そのことを乗り越えなければ市民との信頼は生まれない。

・決算のやり方を見直してみよう。議会独自の視点で
  → 縦割り行政に対峙するために、横の視点で審議してみてはどうか
 (例1)補助金だけを全て取り出し、10年スパンでその推移を見る
 (例2)今年は水道会計、病院会計に特化して審議する・・・など

・イメージしてみよう
 もし橋本大阪府知事が北海道知事になったら・・・
 もし河村名古屋市長が札幌市長になったら・・・
 もし竹原阿久根市長が自分の自治体の首長になったら・・・
 議会として、議員として、何をする?
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現場をよく知り自ら行動してきた中尾さんが、その経験を軸にしながら全国の様々な事例を研究しての結果導き出した内容なので、私とってとてもイメージしやすく参考になるものでした。
その時何をすべきなのか何ができるのか、多様な視点の重要性とそれを得るための手法など、自分のものとして考えさせてくれました。私も軸を持って物事に当たらねば。

「二元代表制」は言葉として理解していても、現実の場面ではどれほど活用されているか?

私たちの議会や理事者、職員、町民の間でも、どれほど理解されているのかは疑問で、まして活用までは・・・。私自身も勉強する度にその本質に触れているようなもので、まだまだ体現できていません。それでも二元代表制の当事者で、一翼を担う側の議員の一人として、気付いたことから始めなければという思いがより一層強くなりました。

議員は『行動』して初めて評価される。今日の気づきを形にしていきたいです。

2010年09月07日

月形消防演習(月形支署前にて)

やっとたどり着きました。8月29日(日)に行われた3つのイベント(友朋祭コテージガーデン・トマトイベント・消防演習)の3つ目、最後の報告です。


今年の消防演習は、月形支署前を会場に行われました。月形支署があるのは友朋の丘に向かう道の入り口。開始時刻が午後2時で友朋祭終了と重なったため、帰りしなに足を止め演習を見つめる人達が多数。例年よりギャラリーが多く、団員の皆さんもやりがいがあったとか。とても良いタイミングでした。

今年も例年通り小隊訓練(分列行進)、小型ポンプ操法、ポンプ車操法が行われました。
その中で今年の注目点は小隊訓練に参加した女性団員。今まで号令をかける指揮者(部長職)は男性団員でしたが、今年女性部長が誕生し、全てを女性団員が賄って訓練を終えました。
女性消防団が発足してから約10年、その年月と団員の皆さんの努力で実現できた成果です。おめでとうございます。

それからもう1つ。今年春に購入した新しいポンプ車(月ポンプ1号車・第1分団配備)を使ったポンプ車操法の実演です。パッと見たところ小さな車ですが、勢いのいい2本の放水で力を見せつけました。
機材の更新で団員の皆さんの使い勝手が良くなり、町民の安心安全も継続的に守られていくのですね。今後も計画的な更新の重要性を感じました。

それにしても蒸し暑い1日でした(最高気温28.8℃)。長袖長ズボンの制服で演習の間中、炎天下にいた消防団員や職員の皆さんはさぞかし大変だったことでしょう。
でも
「火事の現場はこんなもんじゃないから。大丈夫。」
実践を積んでいるからこその説得力のある言葉! 流石です。

いざという時のために、時間を割いて訓練を重ねるボランティアの消防団員の皆さんと、職業人として日夜研鑽を積む消防職員の皆さんのお陰で私たちの生活は守られているのですね。

町民のひとりとして「お世話になります。そして、ありがとうございます。」

2010年09月06日

つきがたご当地グルメ発表・試食会『とま太郎の大変身』

ここのところ日曜日はイベント盛りだくさん! 昨日は学校祭の合間を縫って、表題の発表会を覗いてきました。

このイベントは月形町飲食店組合が主催、月形町地産地消計画推進協議会が後援する初めての催しです。当日朝の新聞折り込みで告知されただけなのでお客さんが来てくれるか心配だったそうですが、会場の「はな工房多目的ホール(旧紫陽花)」は月形温泉とも繋がっているので、温泉を訪れた町内外のお客さんも加わり、それはそれは賑わっていましたよ。

月形町はトマトジュース(「おはようトマト」改め「まんまるトマト」)がご当地自慢の品ですが、それを活かした「お料理」→「ご当地グルメ」→「町おこし」はまだまだ発展途上。今回飲食店組合が一肌脱いでくれました。
ちなみに上の写真は、つきがたご当地グルメのキャラクター「とま太郎」。まんまるトマトの原料である生食用トマト「桃太郎」からイメージされたもので、手には「まんまるトマト」缶を持っています。


写真は今回出品されたご当地グルメの数々。右下のトマトジュースから時計回りに紹介します。

■オレとま太郎・・・・・・トマトジュース+オレンジジュース。なかなか好評。
■とま太郎ジンギスカン・・トマトジュース入りジンギスカン
■とま太郎の白いプリン・・牛乳ベースの白いプリンにトマトジャムが乗って、美味。
■とま太郎ハヤシ・・・・・これからおいしく育ちそう。
■とま太郎のロールケーキ・トマトジャム入りロールケーキ。おいしい!! 既に人気商品。
■とま太郎の食パン・・・・トマト色がきれい。トマトの酸味がきいている。
■とま太郎ラーメンサラダ・今日の私の一押しグルメ! トマトの風味が活きておいしい!!
■とま太郎の冷やしつけ麺・さっぱりしているのにコクもある。既に商品化されて人気あり。

この他にも鍋やカクテルなど、目にも鮮やかなご当地グルメ。試食した人の笑顔がおいしさを語ってくれてますね。
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出品作の中には既に商品化されているものもありますが、これから育っていくものもあるでしょう。町内の飲食店が一斉に「とま太郎フェア」なんてやってくれたら、活気が出て楽しいでしょうね。何だかワクワクします。

それにしても日曜のお昼、町内の飲食店の皆さんが集まってお料理を介して気持ちが通じるような、プラスのエネルギーが行き交うような、本当に素敵で嬉しくなっちゃうイベントでした。
何かと厳しいご時世ですが、企画し手間を惜しまないで運営してくださった飲食店組合の皆さん、地産地消に関わる方々、場を盛り上げてくださったご当地ソングライブ関係者の皆さん、ありがとうございました。

月形って捨てたもんじゃあないでしょう♪
月形の可能性とエネルギーを感じた日曜日でした。

2010年09月05日

第50回月形中学校学校祭

9月第1日曜の今日は、第50回を迎える月形中学校学校祭がありました。
お盆を過ぎても30℃を越えるような残暑が続いていた今夏ですが、今日は朝からの雨で気温も下がり(最高気温は23℃ほど)、しっとりと落ち着いた雰囲気で鑑賞することができました。

さて、今年のテーマは『輝け 煌めけ 87の集いし星達よ! 〜It's 笑 time〜』。全校生徒87人がそれぞれに輝く学校祭になったのは言うまでもありません。

まずは意見発表
各学年2人計6人が中学生の視点で「今」を感じ、考え、そして次に繋げるために何をすべきか・・・を発表しました。「飢えに苦しむ人々」「心の悩み」「支えてくれる人の存在」「意見を出す上で」「武道について」「共存の大切さ」。普段の生活の中で何に心ひかれ、そこからどう考えを巡らし、どう展開させるのか・・・(ほどよい小ささの町なので)発表する生徒達の日常を知るだけに、外面の態度と内面の成長、思考の変化と深さ、そして輝く個性を感じさせられました。

私たち大人が何気なく思っている一場面であっても子ども達に影響を与えている事実、それとは別に個性を持ってすさまじい勢いで成長していく若さ。感じることの多い意見発表でした。

続いて演劇
毎年のことながら中学生の演劇は非常に完成度が高く引き込まれますが、今年は特に台本が良かったように思います。それにイメージにぴったりの小道具や音響、状況を説明するテロップ使いや色彩で役柄を固定する演出も新鮮でした。加えて生徒達の滑舌の良いしゃべりと、恥ずかしさなんてみじんも感じさせない演技はプロ顔負け。

時間の限られた中でここまでの完成度になったのは、指導者の力もさることながら、生徒達の基礎的な力が付いているからなのではないでしょうか。テレビやパソコンなど時代の力に加え、地元児童劇団「がたっ子」の存在もあるのではないかと。ちょっと前までの「演じるなんて遠いところの話」だった時代から、「身近で普通」の時代に変化していると思います。ひとりの人間として成長する過程で複数の人を演じられたら・・・視点も思考も多面的になれるかもしれません。ちょっとうらやましいです。

20109053.jpg途中に吹奏楽部の演奏をはさんで、最後は音楽発表。学年毎の合唱や合奏と、なんと言っても全校合唱「時の旅人」! 今年もいつの間にか涙がこぼれていました。

全校生徒87人が壇上で整然と整列し1枚の静止画となったあと、指揮者の一振りで全員が一気に息を吸い込んだその瞬間、パッと命が吹き込まれオーラがあふれ出しました。そこからは全員が一つの方向に向かって波打つように、追いかけるように、迫るように、それはそれは迫力のある合唱でした。
一人一人はパーツ(部品)でも、大きな意思のもとに集まり力を合わせれば、何十倍何千倍の力になって想いを届けることができる見本のようで、感動しました。

この他校内では様々な作品展示が行われ、「芸術の秋」を全身で楽しませていただきました。
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「若さは素晴らしい」「若い人の姿に元気をもらった」
そんなものかな? と今まで思っていた私も、今日は「その通り!!」と納得、実感できました。

私たち大人の想像つかないスピードで個性を持って独自に成長するエネルギー、
イキイキとハツラツと自然にあふれ出るエネルギー、
目的を持って集うことで爆発するエネルギー。

「プラスのエネルギーは使うことでまた生まれる。伝わることで増えていく。」

中学生から見ればお母さん、おばさんの私も、議会では一番の「若手」。若さのエネルギーを振りまいて、プラスの循環を作る役目があるのですね。中学生からいただいたエネルギーを活かしますよ♪

2010年09月03日

第16回 友朋祭

2010yuhou3.jpgまたまた日付が前後しますが、8月29日(日)にあった3つのイベントの2つ目の報告です。

それは第16回を迎える友朋祭。町内にある障がい者福祉施設「札親会 つきがた友朋の丘」のお祭りです。例年10月始めに行われていた友朋祭(一昨年の様子)ですが、今年は8月末にお引っ越し。天候の安定を考えてとのことです。それに昨年は新型インフルエンザの影響で開催できなかったので「昨年の分も楽しむぞ!」とばかりに、熱い(暑い)お祭りになりました。

会場には友朋の丘利用者さんとその家族の他、町内外からたくさんの人が詰めかけました。それに友朋の丘に関係する人達(ボランティア組織や町内会、関連施設や福祉関係、厨房などの業者)の出店も多数あり、それはそれは賑やかでした。

イベントのメインは施設内に設置した本格的で巨大な「流しそうめん」だったのですが、残念ながら見ることはできませんでした。かなり盛況だったようで、たくさんの人が会場に足を運んで楽しんだとか。夏開催だからの催しですね。

2010yuuhou2.jpgそれから外のステージでは様々な余興が行われていました。写真は立命館慶祥高校のチアリーディング部の演技。ハツラツとした笑顔とメリハリのある決めのポーズ、隊形変化など、華やかなステージに会場は一気にお祭りムードになり、友朋の丘利用者さん達もノリノリになっていました。
他に太鼓(そーらプチ太鼓)、よさこい(THE北海道医療大学)もあって、とにかくお祭りムード満点です!
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友朋の丘のパワーはスゴイ! 福祉施設が核となって、たくさんの人を集めてくれました。

そこでは人と人とが繋がり、次の展開に結びつけている・・・。福祉施設が町内にあることで、雇用の受け皿になったり、交流のきっかけになったり、楽しさを作り出す素になったり・・・。

人と人とが助けあい支えあうのが福祉。
だからこそ人と人とが自然に繋がり、交流が生まれるのですね。
町内にはたくさんの福祉施設があります。それと同じだけ、可能性もあるということです。

2010年09月02日

平成22年度 樺戸監獄物故者追悼式

本日午前、樺戸監獄物故者追悼式が今年も町内篠津山霊園内の囚人墓地で行われました。月形町は今年7月1日に開町130年を迎えましたが、樺戸監獄(当時は樺戸集治監)の開設式が行われたのは開町から2ヶ月後の9月3日。この日にちなんで、毎年この日近辺に追悼式が行われています。

今日は薄曇りながら朝から気温は高く、テントを用意していただいた私たち招待者はいいとして、式を手伝う役場職員や、町歌を斉唱するために参加してくれた月形中2年の生徒さん達にとっては厳しい状況で申し訳ないくらいでした。9月にもかかわらずこの暑さは樺戸集治監開設当時では考えられなかったことでしょう。なにしろこの地はうっそうとした大木に覆われていたそうですから。

さて、式の内容は昨年とほぼ同じでしたが、参加者がとても多かったのが印象的でした。招待者が約90名、町歌を斉唱した月形中学2年生が40名弱、事務方(役場職員)や招待者のお付きの方々を加え、総勢150名ほどとのことです。

樺戸監獄の囚人達が為し得たことは現在の北海道の礎です(詳しくは月形町ホームページの「月形歴史物語」へ)。その偉業を考えれば追悼式に招待される人が様々な方面へと広がるのも理解できます。ただ、町内の一般参加者が誰もいなかったのは残念でした。
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月形町の起こりは樺戸監獄であることは紛れもない事実です。その労役によって1,000人以上の囚人が亡くなったことも、その労役で北海道の今があることも忘れてはならない事実です。

しかし月形町民の中にはそのことを全く知らない人もいることでしょう。この追悼式が関係者や特別な人だけのものでなく、町民にとっての日常行事になるよう、周知や参加の方法を考えていく時期なのではないかと・・・開町130年の年に、そう感じました。

2010年09月01日

コテージガーデンプロデュース・トマトイベントvol.2

日付は前後しますが、8月29日(日)は町内で3つのイベントがありました。

まずは「コテージガーデンプロデュース・トマトイベントvol.2」。

コテージガーデンはこのブログに何度も登場している梅木さんが経営する園芸店で、皆楽公園エリアにある旧つち工房の広い敷地を活用し、様々な展開をしています。その代表格がト・マ・ト。
コテージガーデンでは数十種類のトマト苗を販売し、その一部は敷地内で作付けして収穫、サンプルにしたり販売したりしています。この日はこのトマトが主役です。

会場には町外からたくさんの梅木ファンがカメラ片手に訪れ、トマト談義に耳を傾け、様々な品種のトマトの食べ比べをし、トマトをふんだんに使った3種のカレー昼食に舌鼓を打って大盛況でした。

それに会場の片隅には、役場の商工観光課や振興公社から「トマトすくい」なる出店も。涼しげなプールに浮かぶのは金魚ではなくミニトマト。それを金魚すくいの要領で、紙製のポイを使ってすくっていきます。
「金魚みたいに動かないのでやりやすいですけれど、トマトは重いから・・・」
とは、先日金魚すくいの全国大会に出場した役場のMさん。慎重にトマトをすくっていく姿は目を見張るものがあり、子ども達もそれをお手本に2本のポイで20個くらいはすくっていきました。(ちなみに名人Mさんは1本のポイで53個すくえたとか。見ているだけでも楽しかったです。)
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梅木さんはアイデアの宝庫ですね。それを形にしていく馬力もある。
そんな人が身近にいるのだから、もっともっと連携できたらいいですよね。

2010年08月27日

樺戸神社秋季例大祭カラオケ大会(平成22年)

毎年8月24日〜26日は神社のお祭りです。月形町民にとっては宗教行事というより、伝統的なムラ社会の行事という感覚で楽しんでいます。

24日午前、樺戸神社境内にたくさんの提灯が飾り付けられ、道辻にはのぼりが立てられました。この日の夜は宵宮で、出店が始まり、各種芸能が奉納されました。

25日は御神輿巡航。軽トラックに据え付けられた御神輿は朝のうちに神社を出発し、夕方まで町内各所を巡ります。また午後からは何台かの子ども神輿が地域を巡ったり、奉納剣道大会が行われたり。そして夜は神社境内の神楽殿でカラオケ大会。

この日は職場や団体でチームを作り各3曲披露します。じっくり聴かせる歌からダンスやパフォーマンス、変装まで、趣向を凝らして場を盛り上げます。若い人から年配の方まで様々な世代が参加するので、演歌あり、Jポップあり、フォークあり・・・。約2時間に及ぶステージもバラエティーに富んで飽きさせません。

私も月形町議会チームの一員として坂本冬美の「まだ君に恋してる」を歌ったのですが、雰囲気を出すために着物を着てみました。月形町議会は全て演歌でおとなしめです。それでも議員全員で「祝開町130年」のプラカードを左右に振り、「月形町議会」の横断幕を張って頑張りました。

このカラオケ大会のお楽しみは最後の抽選会。お祭り前に町内会を通じ、抽選券付きプログラムが各戸に配布されます。景品は事業所や個人から提供されたもので、かなり豪華! お祭り期間中毎日(3日間)行われるので、連日通い詰める人も少なくないとか。
抽選の最初はカラオケに出演した人達への景品となり、続いて会場に集まった人達となります。私たち月形町議会も発泡酒3ケースをいただきました。

26日の最終日は夜のカラオケ大会のみ。月形高校の先生方や、行政区での参加など、盛り上がったのは言うまでもありません。

例年、お祭り時期は既に秋風が吹き、夜は肌寒さを感じるものです。しかし今年は・・・。
この残暑がおさまり、実り多き収穫の秋を迎えられますように。

2010年08月24日

HOPS2010地方議員向けサマースクール(3)

このサマースクールの最大の特徴は「参加者による議論」です。

事前に3つのテーマ(地域主権・議会改革・地域課題解決)が与えられ、それぞれの考えや自治体の取り組みをまとめて提出してありました。
それをもとに6〜7人の少人数(2班)で議論を行います。基本は参加者の進行による参加者の議論ですが、担当教授(北海道大学公共政策大学院教授の山崎幹根先生または寺田文彦先生)と現役の大学院生も加わり、助言や解説、新たな資料の調達などサポート体制が整っていました。

この中で最も時間を割いたのが、<ワークショップ・地域主権改革の影響とその対応>です。3日間(1日90分の授業時間+余暇)を使い、テーマの絞り込みから発表まで行いました。

この「地域主権」というテーマですが、当初私は漠然としか捉えられず、何を論じて良いのかわかりませんでした。言葉の定義や国の方向などは理解していますが、自分の町への影響やその対応となると細部の事象を並べる程度で「議論」まで結びつけられなかったのです。

しかし山﨑先生の様々な事例を交えたヒントと、現役議長(鷹栖町)の采配でだんだん方向性が見え始め、最後には誰もが「そうだ」と思える点まで達することが出来ました。やはり目標設定(最終日に発表を行う。影響と対応を明確に示す。具体例を交えてわかりやすく等)がきちんと行われ、それに向かってじっくり時間をかけて議論した成果だと思います。時間の経過と共に考えが整理され、質の高い議論がなされていくのを肌で感じました。

以下は私たちのチームでの結論です。
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<ワークショップ>
 地域主権改革の影響と対応 【権限委譲について】

●権限委譲による、行政・議会・住民への影響
(プラスの面)・自覚ができる
       ・意識改革ができる
       ・地方の自立(自律)意識を高める
(マイナス面)・受け入れられない部分がある
        → 格差に繋がる部分

●マイナス面を解消するために、組織・お金・時間の枠で考える
【組織】→ 地域の形を変化させる
       ・水平補完(振興局、中心市)
       ・広域連合、一部事務組合
       ・合併
【お金】→ まずは血を流すところから
      (お金が下りてこなければ何もしないのでは、何も始まらない)
【時間】→ 段階的な受け入れ(できるところから)→ 最終的には同じレベルで

●地方議会としての対応
 1.情報の提供と共有    ( 国 → 議会 → 住民)
 2.議会が優先順位をつける (住民 → 議会)
 3.声を上げる       (議会 → 国 )

●具体例
[幼保一元化]【現状】・・・児童数の減少、社会ニーズの変化、子どもの権利
       【影響と対応】・・・田舎でも都市部でもメリットがある
          例)幼稚園の生き残り    (札幌市)
            地域の子どもを地域でみる(新冠町)
            育児環境の確保     (月形町)

[公営住宅の入居資格(政令月収)]
       【現状】国の基準での政令月収は地方では高額設定となるため、入居倍率が上がる。
           公営住宅を最も必要とする住宅困窮者(低所得者)が入居できない。
       【影響】地方都市の一部(例:恵庭市)
       【対応】民間に流れるように(政策で)誘導

●最終的な到達点 → → 議会改革 (地域のことを地域で決めるためには議会改革が必要)
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建設的な議論は楽しい!!

霧の中をさまよっていたものが、議論をしていくうちにおぼろげに見え始め、ある時パッと霧が晴れて視界が開けたのを感じるような、そんな楽しいワークショップでした。久々に感じた「議論の楽しさ」です。

私は発表者&書記だったのですが、議論に積極的に参加することができました。そうできたのも議長役の青野さん(鷹栖町現役議長)のお陰です。要所要所で問題点を整理してくれたり、じっくり話を聞いてくれたり。議論にリズムがあって、参加者が皆それに乗れるような良いタイミングの合いの手を入れてくれる・・・とても参考になりました。


 地域主権改革 → 議会改革

このワークショップで、議会改革がもう避けては通れない所まで来ているのを実感しました。けれど現在月形町議会で行っている議会改革(議会活性化の議論)は枝葉部分がメインで理念や理想は後回しですし、他の多くの議会も似たり寄ったりのようです。

しかし地域主権改革のような大きなテーマに立ち向かうためには・・・
根本的な議会改革をするためには何をすればいいのか・・・    → 次項「議会改革」へ

2010年08月22日

HOPS2010地方議員向けサマースクール(2)

第1日目、まずは議会改革に関した講義が2本。私の印象に残った点を記します。
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講義「議会改革に向けた政策の思考と議論」
  北海道大学公共政策大学院教授 公共政策学研究センター長 宮脇 淳先生


◆地域主権=行政と立法を担えるということ
・「地方分権」と「地域主権」は看板を書き換えたようなもの。内容はそう変わらない。
・地域主権を達成するには「立法」の充実が重要。しかし立法を司る議会側の姿が見えない。

◆縦型ネットワークと横型ネットワーク
・縦型ネットワーク:旧来型の中央集権(標準化と階層化)、縦割り行政
 → 視点の硬直化が起きている(トップが変わらないことによる)
   住民ニーズに対応できない(縦割りから外れたところへの視野がないため)
・横型ネットワーク:民主党政権が行おうとしている分権のモデル
          目に付いたもの、声の上がったところから手をつける
 → まだメカニズムが出来ていない。混沌状態(新しいシステムと混乱の分岐点)
   近視眼的になり、後で矛盾が出てくる

◆政治主導の裏に官僚主導(=交付金政策の拡大)
・交付金の基準を作っているのは誰か?
・基準が曖昧な「交付金政策の拡大」と基準がはっきりしている「補助金行政の減少」は、
  霞ヶ関(官僚)の関与を強めている。
・地方が生き残るためには、交付金でなく税源移譲すべき

◆現状と合わない国土計画
・今の国土計画は人口増大、右肩上がりの時期に作られたもの。当時の予測と現状は違う
・2010年9月から新たな計画を作り始める
 → 多極分散の見直し(人口減少を見据えた効率化と集中)
   都市政策の充実(今後急激に都市部が悪化する予測)
   新たな公共(民間団体の一部行政化)

◆グローバル化
・既に、基礎自治体と海外は直結している
・観光・農業分野でデフレ輸入してしまったら、悪循環になる

◆政策思考の必要性
・政策を創造すれば国が受け止めてくれる時代
・議論と主張は違う
 議論)根拠を示す → それを受け止め検証する = 建設的な新しいものを作っていく
 主張)自分の考えを伝える行為
 客観性)比較が出来ること。別の視点が見えてくる

◆政策
・政策とは理想と現実をつなげる手段の集まり。政策には理想が必要
・ニーズを無秩序に受け止める政策に反論は出ない。しかし失敗に結びつく。
・政治が担うべきは「政策」と「施策」の部分。「事務事業」ではない。
 どう分配すべきかを議論することが大事。

◆その他
・考える(道筋を求める)と悩む(すぐに答を出す)の違い。考えることが重要。
・公共性=価値観の違うものが共通すること
・3%ルール:住民の3%が確固たる意志を持てば政治が変わる
・民主主義は与えられるものではない。常に作り続けていなければ劣化する。
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講義「北国発 議会改革」
  北海道町村議会議長会事務局長 勢旗了三氏


◆北海道の現状
・1万人未満の自治体 113町村/144町村(全体の8割)
  ←→ 全国では5割
・道内は合併が進んでいない
・道内には議会改革の先進地がある(福島町、栗山町、白老町)

◆議会改革
・議会側もマニフェストの時代に入ったか。
・議会基本条例 = 議会の改革決意を示したものではないか。
・議会改革には議長のリーダーシップが重要。
・会議規則や委員会条例は会議のルールを決めただけのものに過ぎない。
・議員定数の上限値が撤廃された時、各自治体の議員定数の根拠を示さなければならない。
 (現状では、上限値の○割り削減という形で定数が決められているから)

◆議員報酬
・戦前、地方議会議員は名誉職であった。
 そこから転換する際、全国町村会等によって議員報酬の基準が示された。
  市議会議員:市役所の局長・部長級と同程度
  町村議員 :首長の30%程度
・現在は報酬審議会やそれぞれの自治体財政にあわせ柔軟に決められている。
  全国町村議員の平均 約21万円 (首長の31.2%)
  道内町村議員の平均 約17万5千円(首長の25.3%)
   → 報酬の低さが若手の立候補を阻害している。

◆通年議会のメリット(白老町議から)
・専決処分の抑止
・いつでも必要とされる所管事務調査を決議して取りかかることが出来る。
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宮脇先生の講義を受け、今まで曖昧にイメージしていたものが明確になりました。特に地域主権下における議会の役割や取り組むべきこと、将来像など。いずれにしても「理想」「理念」の重要性は政治学の先生方誰もが主張するところで、私も日頃感じるところです。

この後のワークショップにおいても、この宮脇先生の講義がベースになって思考する部分も多く、こうしたトップランナーの身近で学ぶことが出来る環境は、やはり北海道大学の公共政策大学院ならではのものでしょう。ますます魅力を感じました。


議会改革に関しては、参加者に白老町議の方がいたので直接質問することが出来、疑問が解決、納得できました。また2日目には議会改革をテーマに徹底討論を行ったのですが、鷹栖町や音更町の取り組みは非常に興味深く、ほとんど報道されていないところでも様々な工夫がなされていることを感じました。やはり直接お話を聞ける機会は重要です。それと、町村議会の先進性も再確認できました。このあたりはまた別の項で。

2010年08月21日

HOPS2010地方議員向けサマースクール(1)

8月18日〜20日、北海道大学公共政策大学院(HOPS)が主催する『地方議員向けサマースクール』に参加してきました。

このサマースクールは今年で3回目です。私は第1回から興味を持っていましたが、なかなか条件が整わず参加できずにいました(過去のブログ)。しかし今年は春先から準備を重ね参加することが出来、正直嬉しかったです。

ちょっと大げさですが、農繁期のこの時期に3日間家を空けるのはやはり大変です。ましてこのサマースクールには申込時に選考(志望動機の記述による)がありますし、事前の課題提出(宿題)も課せられています。これら事前の準備を含め、多くの議員が尻込みするのも理解できます。(現実的に月形町議会の仲間もそうでした。)
私の場合、家族や周りの方々の協力があって可能になりました。
(お世話になった皆さん、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。)

これだけの準備を重ね、覚悟を持って臨んだサマースクール。その成果は想像以上でした。

会場となった北海道大学は緑豊かなキャンパスで、学生だけでなく様々な人が出入りする自由な「学びの場」という雰囲気は久しぶりに感じる新鮮さでした。2泊3日どっぷりとその雰囲気に浸かることで、若かりし学生時代に戻ったように思考が鮮明になったように思います。これは日帰りのシンポジウムや講演会、講座とは違っていました。

もちろんカリキュラムによる効果もあります。公共政策大学院教授の先生方による専門的な講義を少人数で間近に聞くことができるのも一つの魅力ですし、事前課題をもとにした参加者同士の議論や、担当教官の結論への導き課程なども特徴的で、質の高さを感じさせてくれました。

そんなサマースクールですが、今回の参加者は13名(他に公共政策大学院在籍の市議1人も部分参加)。これだけの内容なのに定員(20名)割れしているのは本当に残念です。前述の議員個人の負担感だけでなく国政選挙の影響もあるらしいとのこと、地方議員の学びの場としてこの企画が継続されるためにも、全国的な周知と日程等の調整が加えられ多くの参加者が集まることを希望します。

さて、今回の参加者は道内の市議2名(札幌市、苫小牧市)、町議8名(鷹栖町2,上富良野町、白老町、新冠町、音更町、妹背牛町、月形町)、道外市議1名(愛知県瀬戸市)、元市議1名(恵庭市)、町民1名(ニセコ町)の計13名(うち女性3名)。年齢も30代〜70代までバランスよく、現職の議長が2名含まれるなど、様々な視点や情報を得るには絶好のメンバーでした。

以降、内容と感想等を記載していきます。 →→→ 次のページへ

2010年08月04日

広報特別委員会・・・「議会だより」No.1の発行

恥ずかしながら、月形町議会は今まで議会広報誌を発行していませんでした。道内には179市町村ありますが、広報誌を発行していない議会は片手でも余るほどしかありません。

とは言え、議会の様子は「町報・花の里つきがた」の1コーナーとして、毎定例会後には議案の簡単な内容や一般質問の通告項目など概要は示されていますし、臨時会後にも同様に掲載され、広く町民に周知されています。
しかし、これらは月形町側が記事を書き編集しているもので(内容確認は議会事務局が行っているとのことですが)いわば町側の善意に乗った形です。

本来、議会のことは議会が自らの責任の下に編集・発行する議会広報でなければならないのに・・・。

そんな思いを抱いていた私は、以前から議会広報誌の発行を強く訴えてきました。そして全員協議会での「議会活性化」議論の中で賛同を得、平成22年第1回定例会(今年3月)で広報特別委員会が設置、そして今回第1号の発行に漕ぎ着けました。

広報特別委員会発足後すぐに「第2回定例会後には第1号を出そう」と笹木委員長、楠副委員長そして私の3人の委員で目標を設定し、他の町村の広報誌を参考に内容を詰めていきました。
発足時の議会内の約束で「できるだけお金をかけない」「まずは、できるところから」というものがあり、編集は議員自らがパソコンで仕上げ、印刷は事務局が印刷機で行う事になっていました。また、広報誌が軌道に乗るまでは今まで通り町報に定例会等の内容記事を載せてもらうようにし、「議会だより」は補助的な位置づけに。

そんな折り切手事件が起き、議会もこの件に深く関わることに。この事件については経過も含め、議会としての取り組みの様子を町民の皆さんにお伝えすることが広報特別委員会としては重要と考え、タイミングを見計らっていました。
そして7月20日臨時会と、23日全員協議会で町側から一応の報告を受けたことから、このタイミング(町報・花の里つきがた8月号(8月5日発行)で「議会だより」を発行し、町報に折り込んで全戸に配布することにしました。

何もないところから作り上げるのは大変でした。私自身は議員活動報告書を発行していますが、個人の報告書と議会の広報誌では「格」が違いますし、伝えるべき内容もまた違ってきます。
試行錯誤を重ねながら〆切りをにらみつつ・・・時間との戦いでした。

それでも予定通り発行できたのは、広報委員の力だけではありません。議長や事務局の協力があってこそです。加えて、これを読んでくれるであろう町民の皆さんの「声」を想像できたことも後押しになりました。そして、「もの」を作り上げることで得られる一体感と満足感、議員としての責任感が形にしました。


「議会だよりNo.1」は「平成22年第2回定例会の一般質問」と「切手事件における議会の取り組み」を中心記事にし、議会の仕組みを図式化したものも掲載して全6ページに仕上げました。
どれも月形町議会として町民の皆さんに知っていただきたいことです。議会がどんな活動をしているのか、どんな考えで町政に携わっているのか、まずは知って欲しくて書きました。願わくば、この議会だよりが町民と議会のパイプ役になり、「町民と共にある議会」に発展できたらと思っています。

「議会だより No.1」は、明日全戸に配布されます。

皆さん、お気軽にご意見ご感想などお寄せ下さい。お待ちしています。

2010年07月28日

外からの視点(他自治体議員視察に同行して)

本日午後、道北のある町議会議員の方々の視察に同行する機会を得ました。この視察は議会事務局を通した正式なものではなかったのですが、先方の職員と私が北海道自治体学会で顔見知りであったことから同行させていただくことになりました。

主な視察先は「はな工房」「つち工房」などの皆楽公園エリア。

「宿泊研修施設・はな工房」の建設経緯(農林系の補助事業)や現状、「農業体験施設・つち工房」が現在は(有)コテージガーデンによって指定管理されていること、皆楽公園エリアに様々な施設が建っていることなど、説明をしながら見ていただきました。途中(アポなしでしたが)コテージガーデン社長の梅木あゆみさんからもお話を伺うこともできました。

今回の視察中、他自治体議員との会話には「外からの視点」による素直な感想がありました。
・月形町は施設が集約的なっていて、上手いレイアウトになっている。
・たくさんの施設がある。
・指定管理者制度を上手く活用している(コテージガーデン部分)。
・(夏まつりが開催される)広場もいいところだ。
・建物がきれいだ。

そう言われて、外からの視点で再度皆楽公園エリアを見てみると・・・
確かに公園や周辺環境は手入れが行き届き、刈り込まれた芝生や木々の緑が目に鮮やかでした。また様々な用途の施設(温泉、ホテル、合宿用宿舎、土間体育館、ガーデニング店、市民農園、野球場、パークゴルフ場、水辺、キャンプ場、老人施設、飲食店)が狭い範囲にたくさん建っていること、それぞれの施設は外観も程々に手入れされていることも、再認識させられました。

今までの感覚では、建設時より集客が落ち問題を抱えているという思いや、エリア全体での調和や取り組みが少なく展望が描けないなど、マイナスのイメージばかりが先行していました。

しかし皆楽公園エリアは月形町にとってかなり有用な財産であり、魅力のある場所だったのです。
知恵を絞り、今以上に外に向かって活用したなら、人や物やお金が回るチャンスがあることも確信しました。

見慣れてしまうと良いものも普通に見えてしまい、自らその価値を下げて評価しているのかもしれません。時にはこうして「外からの視点」を素直に取り入れ、可能性を探ることも必要だと、今日は肌で感じました。

○○町議会○○常任委員会ご一行様、今日はありがとうございました。

2010年07月27日

時を越えて届いた札比内小学校校歌

札比内小学校の校歌が松實菱三さんの作詞であることは以前のブログに書きましたが、その後の調査で町歌の作詞者・松実菱三さんと同一人物であることが分かり、そこから素晴らしい物語が紡ぎ出されました。

それは開町130年記念式典の前日に遡ります。

式典に参加するため、松実菱三さんの御息女、五十鈴さんご夫妻が、東京から月形町にお越しになりました。

このブログが縁で「町歌と五十鈴さん」を結んだ私としては、この機会に札比内小学校とも縁結びしたいと考え、事前に教育委員会や札比内小学校と連絡をとって準備を進めていました。

kouka1.jpg7月2日午後3時、五十鈴さんご夫妻と共に札比内小学校へ。

札比内小学校はあと1年9ヶ月で閉校となることが決まっています。子ども達の息吹が感じられる今、校歌が歌われている現場を見ていただきたかったからです。

既に放課後になっていた小学校では校長先生、教頭先生が出迎えてくださいました。

学校の雰囲気や校庭から見える風景、子ども達の様子などを伺いながら、歌詞が表現しているものを案内していただいているうちに、いつしか私は歌詞の世界に引き込まれ、気持ちは作詞者・松實菱三さんと同じ時代に飛んでいました。きっと五十鈴さんご夫妻も同じ気持ちだったのではないでしょうか。

kouka4.jpg7月3日午前9時、式典会場である月形町総合体育館。

受付の始まる一足先に、五十鈴さんご家族(2日の夕方までに五十鈴さんのお子さんとお孫さんが大阪から合流し、総勢7人に。)をお迎えし、2階の会議室へ。そこに札比内小学校の全校児童22人が入場。

kouka3.jpg伴奏が流れ、札比内小学校校歌の斉唱。

普段から歌い慣れている校歌を、自信と誇りを持って堂々と歌う子ども達の姿は光り輝いていました。それを見つめる五十鈴さんご夫妻の瞳も輝き、感激の涙も・・・
その場に同席させていただいた私も自然に涙があふれ・・・

この校歌が作られたのは昭和27年、58年前です。その時から歌い継がれ、今もこうして生きているのです。58年間歌われていると言うことは、札比内小学校を卒業した70歳くらいまでのほとんどの人が歌えるということ。みな作詞者の名前は知らなくても、「♪ 札比内 札比内」と口ずさめるのです。
この場に同席していた桜庭町長も実は札比内小学校の出身で、子ども達と一緒に口ずさんでいたのです。もちろん校長先生や教頭先生、引率の先生も。

会議室内は不思議な空気に包まれ、満たされていました。身体がフワフワと浮くような、夢見心地な雰囲気。「感動」「感激」とはこういう時に使う言葉なのだと、肌で感じたひとときでした。
こんな素敵な場面に立ち会えて、人の縁の不思議さと暖かさ、そして月形の底力を感じました。


この素晴らしい物語のきっかけは、ほんの些細なブログの記事
でした。インターネットという目には見えない『現代の技術』です。
でもこうして、かかわった人の誰もが感動・感激するような物語に発展させたのは『人の行動』でした。
 もし五十鈴さんご夫妻が月形を訪れなければ・・・
 もし教育委員会が段取りをつけてくれなければ・・・
 もし札比内小学校の先生方や子ども達の協力がなければ・・・
その他、多くの人の協力。その行動があったからこその物語なのです。


この物語にかかわってくださった、全ての皆さんに感謝します。
「どうもありがとうございました。」


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このあと式典では町歌も斉唱されました。こちらは月形中学校全生徒87名によるものです。そのことは式典の項で詳しく。

2010年07月06日

平成22年度 北海道町村議会議員研修会

7月1日午後、札幌コンベンションセンターにて北海道町村議会議員研修会が開催されました。

全道各地から約2,000人の町村議員と事務局員を集め毎年行われるこの研修会ですが、本当に意味のあるものになっているのか、ますます疑問に思うようになりました。
コンベンションセンター周辺は全道各地から集まったマイクロバスがごった返し、排気ガスで目が痛いほど。玄関外の喫煙所には大勢集まり、開会前と閉会後(研修最中は分かりませんが・・・)は横をすり抜けるのも大変なほど。2,000人もの人が入った研修会場は参加者と講師とが遠く離れ、スクリーンに映し出される様子を見なければ分からないほど。
このような状況なら、「ネットやテレビの講演でも同じではないか・・・」「まして講師がマスコミに出演するような人なのだから、あえてこの場で聞かなくても聞く機会はある。」と思うのは私だけではないでしょう。

全道から一堂に会し研修を行う意味は? 

私には分かりません。もちろん普段会えない他地域の議員さんと挨拶を交わすことができるのは魅力ですが、同じ思考を持った議員であるなら、この場でなくてもそれぞれの活動の中で会える機会はあるでしょう。また情報交換なら電話やメールもあるわけで・・・

もしこれがワークショップ形式の実践的研修や、町村議会の抱える課題に向かって現実に努力している議会や議員の体験や成果の発表、青年の主張のように「町村議会議員の主張」を募集し発表する場であったなら、どれほど有意義かと考えます。この場に参加しなければ聞くことができない内容であり、創造的な研修だからです。(若手市議会議員の中では主張大会のようなものが既に存在します。)もし機会があったら、執行部に提案したいと考えています。

さて講演内容ですが、要点のみ以下に記します。
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『農業ビッグバンの経済学 ーグローバル化と人口減少時代の農政改革ー』
           経済産業研究所 上席研究員  山下一仁氏

■改革の必要性
・日本の農業は1960年代までの100年間、ほとんど変化していない。60年代以降衰退。
・食料安全保障の上で重要なのは「農地資源(農地面積)」
・戦後700万ha今日まで増やした農地は、現在460万ha(宅地化や耕作放棄などにより減少)
・少子高齢化と人口減少で米の消費量はますます減少。品種改良が進み、反収は増加する。
 → 需要に必要な水田面積は少なくなる = 農地資源の減少

■日本の農業政策
・他の国より高い関税をかけているのに、日本の農業は衰退している。
 → 国内にその原因があるのではないか。
・「高い関税」とは、高い価格で農家を保護していること = 消費者の負担による保護
・財政負担による農家保護 = 中山間地等の制度
・現状では、高い関税による農家保護(4兆円)>>財政負担による農家保護(0.5兆円)
・農業基本法の考え方=米の消費量が下がる中、価格と生産量を上げるわけにはいかない。
           コストを減少させるため、大規模化や品種改良を行う。
・戦後:小作農の解放(農地法の改正)と零細農業構造の改革をめざしたが、
 60年代:農業基本法の考え方を無視し米価を上げる政策(減反政策)をとり、
     第2種兼業農家が残った。

■改革内容
・減反廃止と、対象者を絞った直接支払い(農家所得補償)をセットで行う。
 = 米価の下落により消費者負担による保護は減少。
   直接支払い(財政による保障)で農業の効率化を促進
・年々、中国産米の価格は上昇している(中国の労働コストが上昇しているため)
 → 日本産米の価格下落が起きれば国際競争力がつき、中国産米とも渡り合える。
○減反政策を廃止し、対象者を絞った直接支払いを行い、米を海外に輸出することで、
 日本の農業を守ることができる。

『政局展望』    白鳳大学法学部 教授 福岡政行氏

■7月11日投開票の参議院選挙の状況について
■民主党政治について

※選挙期間中なので、ここに内容を記すことは不適当と判断しました。
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今年の北海道自治体学会シンポジウムのおり、石井吉春先生(北大公共政策大学院教授)も山下氏の講演内容と同様のお話しをされていました。第一線で活躍する経済学者が同様の考えを持って農政を見ていることに興味をそそられました。

私は上記の考え方が理解できるものの、農業の多様性や多面性は必要と考えています。今も一部で行われている「生産性と関係しない直接支払い」「環境直接支払い」「条件不利地直接支払い」などの制度も、『農地の維持』という観点で今後も継続されるべきと考えます。効率化を優先し大規模化や集約化を進めたとしても、自然条件に左右されたり不慮の病害の影響を受ける農業は、リスク分散が何よりも重要と考えるからです。

農政については様々な考え方や地域特性があることから、今後も注意深く見つめ、学びも深めていきたいと思います。

2010年07月01日

平成22年度 月形町戦没者追悼式

本日午前、樺戸神社境内脇の忠魂碑前で「戦没者追悼式」が行われました。
朝からいつ降り出してもおかしくないお天気で、40分ほどの式典途中には雨の落ちる場面もあり、いつになく寂しさと悲しさが同居する追悼式になりました。

今年は戦後65年。参加する遺族の方はますます少なくなり、10人ほど。お身体が不自由になった方も多かったのですが、精一杯の追悼の気持ちを献花に込めている姿が印象的でした。

折しも今年は開町130年。そして今日がその当日でした。

挨拶に立った代表者の言葉にもそのことは詠われ、明治初期にこの地を拓こうと決めた人々も、そこに強制的に集められ北海道の道路を拓いていった人々も、「戦争」によって命を落とした方々も、月形町の130年の歴史のページにあることを実感しました。

「先人の労苦の上に今の私たちの生活がある」 まさしくその通りなのです。

戦争体験が平和への祈りとなり、戦後65年の現在、日常生活に戦争の気配をほとんど感じません。
昭和40年代、年間1万人以上の死者が発生した「交通戦争」も多くの努力で改善し、「戦争」とは呼ばれなくなりました。

しかし現代社会には「戦争」と呼ばれるに匹敵する「年間3万人を超す自殺者」の存在があります。時代時代に「戦争」と呼ばれる課題があるとすれば、私たちはこの自殺の問題を真正面に捉え、克服していくことが、先人の労苦に対して報いる一つの方法なのではないかと考えさせられました。

2010年06月25日

第26回町民交通安全1000人パレード

本日午後、抜けるような青空と本格的な夏の暑さのもと『町民交通安全1000人パレード』が行われました。

この催しは毎年この時期に行われるもので、町内の保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校および企業や各種団体(職業別団体、老人クラブ等の親睦団体、更生保護女性会等の支援団体・・・)など、幼児から高齢者に至るまで、実に多くの町民が参加しています。
今日も500人近い町民が集まったのではないでしょうか。

役場駐車場で行われた開会式では、主催者(月形町交通安全推進協会・月形町)や来賓(北海道警察岩見沢署、空知総合振興局)の方々から、交通事故のデータや交通安全のポイントなどのお話がありました。

■昨今の交通事故死亡者数は、交通戦争と呼ばれた時代(昭和40年代)に比べ、1/4にまで減少している
■ただし今年の死亡者数は、最も少なかった昨年に比べ若干増加している( → 要注意)
■その犠牲者の半分は高齢者。
■死亡事故が起きやすいのは薄暮(夕方)時。(心理的に)スピードが上がることによる。
■月形町で長らく続いてきた「交通死亡事故ゼロ」は今年の2月3日におきた踏切事故で途絶えた。
 (平成22年2月2日までの継続期間は1,901日)

このあと場所を国道275号線沿いに移し、参加者全員で『旗の波作戦』を実行。黄緑色の小旗を振って通行車に「交通安全」の啓蒙を行いました。(写真では上手く表現できませんでしたが、約300mに渡って小旗を振る町民の姿は圧巻です。私も一度通行者側からこの催しを見てみたいと思っています。)
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この催しに参加する度、その参加者の多さに驚きます。年中行事の一つに組み込まれているからなのかもしれませんが、国道が町内を貫く月形町だからこそなのでしょう。また、開会式でのお話し(死亡事故の状況や交通安全のポイント)も啓蒙活動の一つとして重要に感じます。何度も繰り返し聞くことで身にしみ、結果として交通死亡事故ゼロに繋がっていくものなのかと思います。

有意義な「交通安全1000人パレード」、これからもぜひ続いていって欲しい行事です・・・が、ちょっと気になることがあります。

例年この時期に開催されますが、非常に暑い日が多く(今日も最高気温27℃)陽射しの最も強い時期です。加えて開会式の行われる駐車場はアスファルトの上で、日陰もありません。開会式途中で具合の悪くなる子ども達が続出していました。
(小・中・高校生は先生方の指導のもと、開会前から整列していました。無風炎天下の中、帽子をかぶっている子どもはほとんど無く、制服やジャージ姿で密着状態。育ち盛りの子ども達の間は全く風が通らないのでしょう。きっと私たち大人より体感気温は相当高かったと思います。)

せっかくの啓蒙活動ですが、体力的に辛い状況では話の半分も聞くことはできないでしょう。また、10年以上(ほぼ強制的に)参加する子ども達にとって、「辛い行事」「参加したくない行事」の一つになってしまっては残念です。

もし可能ならば、開催時期の変更はできないのでしょうか。
もしくは、今日のような暑い日には(参加者が整列するのではなく)会場周辺の日陰に入ってリラックスしてお話を聞く、あるいは、参加者の状況を見て開会式を短縮するなど、臨機応変に対応していただけないものでしょうか。

せっかくの行事、長く続けていくために工夫をしていただけたらと思いました。
(私の要望は、パレード終了後に役場担当事務局に口頭で伝えました。)

2010年06月19日

「高額切手紛失事件」について

6月17日、18日の北海道新聞の報道によって明らかになった「高額切手紛失事件」は、月形町行政が関係する事件で、多くの皆さんにご心配とご迷惑をおかけしている状況です。

この事件の発端は3月に行われた予算特別委員会であり、先日開催されたの第2回定例会や全員協議会で問題が公になるなど、議会も関係しているといえます。現状では行政における真相究明が十分に行われておらず、噂や憶測が広がっている状況で町内中混乱が増しています。
議会としても一刻も早く混乱が静まるよう真相究明に向けた全員協議会(基本公開)を随時開催し、様々な検討や対応をとって行く方針です。

以下、これまでの経過について、私の認識の元に事実関係を整理します。
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平成22年第1回定例会・予算特別委員会・総括質疑(3月18日)
■笹木議員より「数年前のこと、寄贈された図書に混じって高額な切手が紛れ込んでいたようだが、その所在は現在どの様になっているのか」との確認の質問があった。
●町長「ここでは事実確認ができないので、後日報告する」との旨の答弁。

平成22年第2回定例会・本会議(6月15日)
■開会冒頭、金子議員より緊急質問「教育長が辞任したとのことだが、その理由は?」
●町長「予算委員会で指摘された高額切手の件で、紛失した責任をとって辞任した」
 主な内容として
 ・教育長から6月7日に辞表が提出され、9日に受理した。
 ・指摘があった切手の所在を調査したが「以前はあったが、今はない」ということ。

全員協議会(6月16日)
■各議員から理事者に対して主な質問
 ・3月定例会から昨日までの、この件に関する経過の説明を
 ・教育長が辞任に至った経緯の説明を
 ・行政が行った調査で確認できた事実は?
●町長「本会議ですでに答弁した。それ以上のものは何もない。」
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3月の予算委員会の時点で、私はこれほど大きな事件に発展するとは思っていませんでした。そもそもの切手がどの様なもの(枚数や形状、額面など)かもハッキリせず、曖昧な質問だったからです。

その後の調査で何らかの事実は確認されているようですが、現状では理事者から議会へ、調査中を理由に具体的な内容は説明されていません。
また、教育長が辞任した件においても(そもそもの原因である切手の存在が曖昧なままなので)なぜ辞任する必要があったのか、なぜ定例会を前にして辞任したのか、なぜ辞表を受理するまでの猶予期間がありながら早急に受理してしまったのか・・・等、納得できない状況です。

北海道新聞によるこの事件の報道は、私の知らない新たな情報が多く含まれています。どこまで正確な情報かは判断できませんが、報道がここまで調べられるのであれば、理事者側からもう少し誠意のある説明があっても良かったのではないかと考えます。

いずれにしても、真相を究明すべく議会も(私も)取り組み、皆さんにご理解いただける説明をしていきたいと考えています。

「高額切手紛失事件」についての続きを読む

2010年06月09日

2010年度 北海道自治体学会 政策シンポジウム(パネルディスカッション2)

ひき続き、2010年度・北海道自治体学会・政策シンポジウムの詳細で、パネルディスカッション第2部の報告です。(これで最後です。)

※右の写真は、現在我が家で出荷中の切花「メコノプシス:ヒマラヤの青いケシ」です。大阪花博でも話題になった希少な花で、鮮やかな「青」が特徴です。私にとってこのシンポジウムは、この花のように[鮮明で貴重]な経験でした。
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パネルディスカッション(第2部)

《追加パネリスト》・・・第1部のパネリストとコーディネーターに加えて
 ・逢坂誠二氏 (衆議院議員、内閣総理大臣補佐官)
 ・片山健也氏 (ニセコ町長)
《パネリスト》・・・・・・・第1部、第2部通し
 ・宮下裕美子 (月形町議会議員)
 ・小林董信氏 (北海道NPOサポートセンター事務局長)
 ・石井吉春氏 (北海道大学公共政策大学院教授、運営委員)
《コーディネーター》
 ・久田徳二氏 (北海道新聞社木古内支局長

逢坂氏の基調講演を受け、民主党政権が行おうとしている「地域主権の中身や手法」について、会場を交えたディスカッションになりました。

以下は私の印象に残った話題です。出された様々な意見を列挙しました。

◆ヒモ付き補助金と一括交付金
・地域主権を進める上で、明日明後日の不利益はあるかもしれないが、3〜5年後は自由度が増す。
 絶対良い。その方向で進む。
・ヒモ付き補助金は省庁の枠で仕切られ、多くは地方が受けている。
 一括交付金にすることに最も抵抗するのは、それを享受しているもの=省庁と地方が抵抗勢力
・地域主権の本当の敵は地方

◆義務付け・枠付けの廃止と権限委譲(ナショナルミニマム)
・例)保育所の設置基準や入所基準
  ○地価が安く余裕のある北海道の地方と都心とが同一基準で運用されていることに疑問は?
  ○教育や医療などは、国として一定の基準が補償されるべきではないか(ナショナルミニマム)
  ○現実には無認可保育所の存在があり、そこが地域の保育を担っている。
   基準を堅持することと、実際とのギャップを考えなければならない。

・例)子宮頚ガンワクチンの公費助成
  ○金持ちの自治体と、そうでない自治体で「命を守る政策」に差があって良いのか
  ○子宮頚ガンワクチン(任意接種)は効果は高いが高価であるため助成に自治体間に差がある。
   定期接種は国から交付金が下りるために全国一律で接種されているが、これらが一括交付金
   となり自治体の裁量に任されれば、ナショナルミニマムは維持できないのではないか。
  ○子宮頚ガンワクチンは女性の生き方も含めた、総合的な考えを示した上で進めるべきこと。

◆所得再配分
・子ども手当
  ○今までの福祉の概念を変える政策
  ○高齢者と若年層との世代間格差是正政策
  (高齢者の方が資産が多い=高齢者に資産が偏重。ただし高齢者内での格差は大きい) 
  ○新しい視点での所得再配分で、方向性はOK。ただし原資をどうするのか、配分方法も課題 
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話題の1つ「一括交付金」については、発言の観点がその人の置かれている立場や自治体状況(財政・自治)の影響を強く受け、総合的な議論にまで高められなかったのが残念でした。

会場から「ナショナルミニマムを維持するため一定程度のヒモ付き補助金は必要で、特に[命を守る政策]は全国どこでも同じであるべき。」という内容の発言がありましたが、私は「一括交付金化でも良いのではないか。」と発言しました。それは以下のように考えたからです。

「命を守る政策」は重要と認識しているが、必ずしも「予防接種費用の助成」がそれに当たるとも思えない。「医療や介護にバラエティがあり所得や状況によって利用者が選択できる」あるいは「交通インフラが整い、誰でもお金さえ払えばサービスが受けられる」など生活環境の整った都会と、そうでない田舎とでは「命の守り方」にも差があるのではないか。
 月形町は豪雪地帯であるが故、もし除雪が十分に行われなければ緊急時に救急車すら入ることができず、命を守ることができなくなってしまう。(少雪地帯に住む人には考えもつかないだろうが)除雪の徹底こそ「命を守る政策」になる。除雪が維持されてはじめて予防接種へと展開される。
 このように、北海道は地域特性が大きい。こういう地こそ「一括交付金化」で住民ニーズにあった施策を行い、満足度を高めていくべきだと考える。

様々な意見や考えを聞くことができ、また考えさせられた「北海道自治体学会政策シンポジウム」、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
この場を維持し担ってくださった運営委員をはじめとする多くの方々に感謝いたします。またパネリストという貴重な体験を与えてくださった皆さん、大変お世話になりました。そして、ありがとうございました。今回の経験を今後の議員活動に役立てます。

2010年06月08日

6月定例会の一般質問

6月定例会は6月15日(火)と16日(水)の2日間の予定で、一般質問は15日10:00の開会後すぐに行われます。今回の一般質問は最初に私(宮下)、次に楠議員の順で、2人のみです。

私の一般質問は以下の内容です。ぜひ傍聴にお越し下さい。
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【ワクチン接種費用の商品券による助成事業について:(町長に対する質問)】

 本年度から実施されたヒブワクチンの商品券による接種費用の助成事業は、予防医療と商工振興を兼ねた施策で評価できる。しかしながらヒブワクチンは乳幼児期の短期間に規定回数を接種する必要があり、一部の保護者にとっては初期の負担が大きく、接種開始時期の遅れや接種そのものを見合わせる場合も考えられる。ワクチン接種の予防医療的効果を考えた場合、もう一歩保護者の事情に配慮したきめ細かな対応が必要ではないのか。

 そこで以下の3点を伺いたい。

●保護者の事情に配慮した補助的な施策はないのか。
●この事業の行政評価はどの様な観点で、いつの時期に行われるのか。
●今後展開される他のワクチン接種助成について、同様の配慮や評価は検討されているのか。

2010年06月07日

2010年度 北海道自治体学会 政策シンポジウム(パネルディスカッション1)

しばらく間が空いてしまいましたが、2010年度・北海道自治体学会・政策シンポジウムのつづきです。
ここではパネルディスカッション第1部の話題を中心に報告します。
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パネルディスカッション「北海道の現場から」(第1部)

《パネリスト》
 ・宮下裕美子 (月形町議会議員)
 ・小林董信氏 (北海道NPOサポートセンター事務局長)
 ・石井吉春氏 (北海道大学公共政策大学院教授、運営委員)
《コーディネーター》
 ・久田徳二氏 (北海道新聞社木古内支局長)

パネリストの3人はそれぞれの立場で、それぞれの分野における「地方分権・地域主権」「民主党政権での変化」等について発表しました。(宮下=地方議会、小林氏=新しい公共、石井氏=経済的側面)

民主党政権になってから地域主権が叫ばれるものの具体的な形が見えない状況で、各パネリストとも「地方分権・地域主権への流れは感じるものの、確固とした変化はまだ無い」というのが共通認識でした。
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私の発言については、右のレジュメに要旨をまとめてあります。月形町議会議員として見える、小さな地方議会の現状とその議会が機能するための課題と提案です。

今回特に伝えたかったことは、

■(現実問題として)兼業議員がどこまで議員活動に時間を割けるのか

・・・地方分権・地域主権ともなれば議会の機能強化が求められ、議会活動や議員活動の増加は必須です。しかし様々な状況から議員報酬の増額はあり得ず、今後も兼業議員として活動していかなければなりません。そうなると、議会活動内容を精査し特化していく必要があります。
 私個人としては、「小さな議会の特徴(町民に近い、町民の行政に対する関心が高い、町民が深く行政に携わっている)を良い方向で活かす=議会が(行政の)広報公聴部分を担う」という役割分担になってもいいと思っています。
 議会基本条例等法整備の必要性も理解しますが、今の月形町議会にはその動きはありません。しかし、基本条例でうたわれるような議会人としての精神や活動は、町民と議会の距離が近い「小さな地方議会」では昔から目に見えない形である程度できているのではないかと考えます。現状では制度設計や条例制定に時間をかけることより、地域特性を活かした方法で条例の趣旨を実現できればと考えます。
 なおこれらを実現するためには、現状(議員の能力と、兼業を含めた議員活動の限界)を見据えた上で、不足部分のサポート体制を強化する必要があると考えます(まずは法務関係)。


教育機関としての議会や議員の役割と可能

・・・「議会は町民の縮図」といつも感じています。
議会改革の先進地:栗山町議会は、議会報告会で議会基本条例前文の朗読を行い、資料にも二元代表制の特徴を掲載、「教育機関」としての役割を担っているように見えました。それによって町民の方々も「議会をどう活用するか」という視点で報告会に臨み、積極的な意見や議論がなされていました。
月形町で実践するには、まず「町民がいつでも議員になれるだけの情報提供」を行ってはどうかと考えます。都市部に比べ存在の近い議会の利点を活かすためにも町民にもっと情報提供し、共に考え共に発する存在になれれば・・・私のできる範囲として「ゆみこの議員活動報告書」を全戸配布し、相互理解を深めたいと考えています。(道半ばですが、手応えはあります。)


■地方分権を進めるためには三者(行政・議会・住民)の理解と行動が不可欠
  議員は当事者! 行動を起こし、変革するのは自分

・・・意識を変え、行動を変化させるためには、関係する人全ての足並みが揃わなければ前に進めません。非常に難しいことです。しかしだからといって何もしないのは議員として問題がある!
議員は地域主権や地方分権を進めるための当事者です。問題提起や状況整理をする評論家や大学の先生方とは立場が違います。当事者である私たち「議員」が動かなければ!!
私は、動くことで町が変わっていくことを身をもって感じています。

2010年06月05日

月形中学校 第46回体育大会

46tukichuutaiikusai.jpg先週の土曜日(5月29日)、月形中学校で体育大会が開催されました。久しぶりに朝から晴れ渡り、絶好の体育祭日和! 春からの低温と雨がちな天気で農作業が遅れてはいましたが、この日ばかりは何かと理由をつけて校庭に駆けつけ、子ども達のがんばりを遠くから応援する保護者の姿がありました。

今年の全校生は87人。午前中は個人種目(100m走、選択種目、中距離走)、午後は団体種目(全員リレー、ムカデリレー、400m選抜リレー、綱引き)で記録や紅白対抗のチーム勝利を目指し、そして最後は伝統の「学年対抗長縄跳び」まで、持てる力全てで頑張っていました。
46tukichuutaiikusaia.jpg

毎年見ていて感動する場面はいくつもあるのですが、今年特に記憶に残っているのは、やはり「長縄跳び」。歴代の記録に挑むため精鋭チームを結成し臨んだり、自チーム記録更新を目指したり。それぞれに目の前の目標は違っても、結果を出したいと必死に頑張る子ども達の姿があり、また結果を出したチームを賞賛する声と拍手、感動する涙がありました。

必死で何かをやったことのある人は、必死で頑張っている人と必ず共感できます。この日、子ども達同志、そしてそれを見ている大人達、その全てが共感できたことは大きな財産です。

月形町、まだまだ伸びシロがあります!

2010年05月28日

月形町開町130年記念 円山スギ植樹会

昨日午前、町内円山(まるやま)でスギの植樹会が行われました。参加者はこのスギ林にかかわる関係者や小中学生、一般町民など約250名。たくさんの人が月形町の歴史や自然に触れ、時代を繋ぐ担い手となったひとときでした。

月形町は明治14年(1881年)、北海道初(全国3番目)の集治監(国が管理する刑務所の前身)である樺戸集治監の開庁に伴い拓かれた町で、初代典獄(現在の刑務所長。当時は警察署長や地域の自治も担っていた)月形潔の功績を讃え姓をとって「月形村」となったのが起こりです。
今年7月1日で開町130年、空知管内では最も古い町です。

その樺戸集治監開庁10周年(明治23年:1890年)の記念事業として、円山に囚徒の手によってスギが植栽されました。望郷の念を抱いた囚人達は丹誠込めて手入れしたそうです。
このスギ林(国有林)は「まとまったスギ林」としては北限に位置し、学術的・歴史的にも価値が高いと評価され、「月形スギ保護林」として大切に管理されています。平成19年には野ネズミの食害対策(特殊粉の塗布、ネットの巻き付け)も行われました。

当初4,000本以上植えられたスギは風雪・生育不良・動物の食害等で数を減らし、途中補植などもされながら管理され、現在は約350本が残っています。最も大きなものは幹の直径68cm、樹高32mもあるそうです。

写真は平成20年に試験伐採したスギの切り株付近の標本です。根に近い部位なので星の様な形状をしています。よく見ると中心部の年輪は幅広く、周辺部は狭くなっているのがわかります。
森林関係者の話では「植えてすぐの頃(中心部が育っていた頃)は樹と樹の間に隙間があって、十分な陽光を受けることができて順調な生育をしたけれど、スギ林全体が育ち大きくなることで光りが遮られ、生育スピードが落ちたのではないか。」とのこと。なるほど〜。

さて、本題に戻ります。まず植樹に使われたのスギ苗について。

平成18年、月形町と空知森林管理署とが共同で「スギ保護対策プロジェクト」を立ち上げ、平成20年度には(独)森林総合研究所林木育種センター北海道育種場も加わって「後継樹育成対策」が始まりました。
平成20年6月保護林のスギから枝を切りとり、その穂から苗木を仕立て挿し木(1,400本)して越冬。翌春、発根しているものはヤシでできたポットに移植。未発根苗は再度調整し発根すればポットに移植。枯れたものも多かったので新たに採穂した苗木(300本)や北海道育種場で管理していた苗(570個)も加え、2年目の越冬。平成22年5月27日、最終的に1,100個のポット苗が準備できました。

植樹会場には小さな杭で目印が打たれ、植樹用の穴も開けられていました。そこにヤシポットに入った20cmほどのスギ苗をそのまま埋めて土を寄せ、しっかり押さえれば植樹は完了です。敷地が小学生区、中学生区、一般区と区割りされていたので、それぞれ穴を見つけてはどんどん植樹を進め、30分程で終了しました。
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雨続きの雨上がりで足元の悪い現地でしたが、歴史に触れながら1人4本もの苗を植える事ができ、皆満足そうに引き上げていったのが印象的でした。

また「大きく育ってくれたらいいね。」「頑張ってね。」と声をかけながら植える姿や、「これが立派に育つ姿は見られないねえ」と感慨深げに全体を見渡す高齢参加者の姿、「土を苗にかけると枯れちゃうんだ」と植え方を指導する森林現場で働く人、「これからの管理が大変だよね」と心配する人、様々な人が参加したからこそ意味のある植樹会だったと感じました。

この日の植樹会は公的な森林関係機関の協力はもちろんのこと、会場整備などの協力をしてくださった月形建設業協会や「花の里つきがたの水と緑を愛する会」の皆さんをはじめとする関係団体、役場の方々の『現場の力』で成功しました。
動いてくださった皆さん、ありがとうございました。

この苗が大きな木になるまでにはまだまだ手がかかりますが、いつかスギ林になって今日の日のことが語り継がれるようになれば・・・歴史の一部になれる幸福感を味わうことができるでしょう。

月形町土地開発公社 平成22年度第1回理事会

今日の午後、土地開発公社の理事会が開かれました。

今回の議題は「平成21年度の事業および決算の認定について」

・平成21年度は、理事会を3回開催
・土地販売の実績なし
・主たる契約として
  ○公社所有地の管理業務(草刈り等)を高齢者事業団と契約  31万3,966円
  ○優良林間住宅地の立木伐採業務を福井建設と契約      14万5,950円
・収益的収入支出差引額 − 58万8,677円

[質疑・他]
前回の理事会で話題に上った「第三セクター、地方公社及び公営企業改革の推進について」は、
 空知総合振興局での説明会に出席するなどして情報を収集中。
 国の意向を含め調査を進めたのち、まとまり次第理事会に報告する。

2010年05月26日

平成22年度第1回 月形町国民健康保険運営協議会

本日午後、保健センターにて、国民健康保険運営協議会が開かれました。

まず最初に委員の依嘱があり、保険医代表として宮嶋俊定さんが平成22年5月8日から就任しました(任期は前任者の残任期間である平成23年7月9日まで)。

本日の審議内容は以下の通りです。

※ 右の写真は、今日撮影した役場前のモクレン(バックには樺戸博物館の玄関が移り込んでいます)。蕾が10cmにも育って、間もなくパカッと開くことでしょう。花弁の色がいつになく濃いような・・・
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1.平成21年度国民健康保険医療給付の状況につい
■前回の運営協議会(平成22年2月24日開催)時の報告と、傾向に大差ない

2.平成21年度国民健康保険特別会計収支決算見込みについて
前回の運営協議会では、
 「国や道からの財政調整交付金の額が大きく減額になり、不足分を財政調整基金から繰り入れ」
 との報告だったが、交付金算定係数の見直しがあり減額幅は縮小。
 財政調整基金からの繰り入れも減額。

■財政調整基金からの繰入額:前回(変更前)1,000万円 → 今回(変更後)100万円
 (なお、財政調整基金の繰り入れは、年度当初500万円を見込んでいた。
          結果として当初予算より良好な会計で終了したことになる。)

■保険税の収納率[現年課税分]は 約95% で平年並み
        [滞納繰越分]は徴収強化で見込より1〜2%上昇している
 
3.平成22年度国民健康保険税賦課諸率について
■平成21年は天候不順等による農業所得減のため、今年度の課税標準額が前年度より大幅減
 (ただし課税標準額は平成20年度と同程度。平成21年度が突出して多かったといえる。)

■今年度の国保納税者数(医療費分・後期高齢者支援分)は昨年度より減っているにもかかわらず、
 低所得者軽減対象者数は増加している。(全体に所得が落ちていることが推察される)
[国保納税対象者数]平成21年度 570世帯 1.302人 → 平成22年度 584世帯 1,288人
[低所得者軽減対象者数]    379世帯  572人 →       403世帯  605人

■[医療費分]平成21年度の賦課税率では基金の繰り入れ1.000万円でも赤字の見込み
   → 税率アップは避けられない
 ・急激な税負担の上昇は避けたい(最も負担の重い中間層であっても5%程度に)
 ・応能応益バランス(応能=所得割+資産割、応益=均等割+平等割り・・・応能:応益 ≒ 5:5)
  を崩さないように努める(応益分も若干の引き上げ)
 ・限度額を4万円(医療費分3万円、支援金分1万円)上げることで高額所得層の負担を強化

4.意見交換、今後の課題
■今後の社会保険料全体を見据えて国保保険税の税率を引き上げるようにするべきでは。
 ・来年度は介護保険料の改定時期(大幅増額と予想される)
 ・国民年金保険料の毎年度の上昇

■業種別の所得格差があるのではないかと推察される。分析をした上で、対応も必要では。
■他町村との比較(月形町の保険税率の水準は低い)より、毎年の税率上昇に重きを置くべきでは。

■国保会計が苦しいのは全国どこの自治体も同じ。
 国の制度改革を早急に進めるよう、上部団体等に働きかけを強めるべきではないか。
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毎年のことですが、国保会計の賦課税率を決めるのは非常に難しいです。行政が行うことから「単年度主義」「独立会計」が基本ですが、月形町のような小さな町単位では原則を守ることはとても困難です。

現状では「月形町の保険税率の水準は、他町村と比較して低い」とのことですが、それはたまたま今までやってこられただけのことであって、ひとたび医療給付や高額療養費が伸びればひとたまりもありません。それを平成21年度の介護保険特別会計は物語っています。

また今回は、国や道の財政調整交付金に頼らざるを得ない現実と悲哀(2月24日時点では交付金が減額されることで基金の取り崩しなど対応に追われて不安感にさいなまれ、今回は交付金が増額されたことで基金の繰り入れも少なくなり、比較的良好な収支見通しとなったこと)を強く感じ、基礎自治体単位での国保運営の意味を考えさせられました。

保健師等によるきめ細かな健康管理や健康維持対策も、(社会の傾向として)ケアを必要とする高齢者や町民が増える状況では限界があります。社会構造として医療費の伸びが抑えられない現実を受け入れ、早急な制度改革を望みます。

後期高齢者医療制度は廃止の方向で動き出しましたが、その受け皿となる国民健康保険改革こそ急がなければならない課題だと思います。

2010年05月25日

2010年度 北海道自治体学会 政策シンポジウム(基調講演)

ひき続き、2010年度・北海道自治体学会・政策シンポジウムの報告です。

基調講演は逢坂誠二氏。政府の一員として「地域主権」を、熱く淀みない言葉を繋いで語ってくれました。会場入りが遅れたことから45分程の講演でしたが、説得力のあるその雰囲気に会場に集まった誰もが引きつけられ、あっという間でした。

逢坂氏はこの日の朝道内入りし、各種団体との会合や民主党セミナーに出席した後、このシンポジウムで基調講演とパネルディスカッションをこなしました。その後すぐに若手市議会議員の会セミナー、そして某団体との会合を持ったとのこと。政府の中枢で仕事をしながら全国各地を飛び回り「地域主権」の趣旨を説いて回る・・・気力も体力もいる仕事だと思いました。

情報の input と output を同時に行うこと、多種多様な場面や状況に身を置くこと、伝えるべき課題を常に持っていること等で思考や話術が磨かれ、説得力のある言葉や雰囲気が醸し出されるのだと感じました。

以下、基調講演の内容で私が印象に残った点を記します。
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基調講演『地域主権政策の今後 〜北海道の自治・分権に向けて』
  講師:逢坂誠二氏 (衆議院議員・内閣総理大臣補佐官)

◆「第三の改革」の時代
・明治維新(第一次)、太平洋戦争後(第二次)、そして1985年頃から始まった第三次
・中央集権 → 地域主権
・日本は社会の仕組みを変えなかったため、変化しなかった→ その反動で、今後の変動が大

◆新しい時代
・西側が世界をリードする時代はもう続かないのでは
・「低炭素」という概念の台頭・・・新しい文脈の発生
・21世紀は微量成分(病原体・コンピュータ・ウイルス、小さな歪みの積み重ね=心の病、
  食品中の微量成分の蓄積=食品の安全性)等に影響される時代
   ↓
・高度に複雑化した社会の関係性を「単純化」することで解決できるのでは
・自治の現場が「依存からの脱却=自立した社会」にできるかが鍵

◆地域主権に向けて
・「地方自治は民主主義の学校である」英国の政治学者ブライス
・国と地方はコインの裏表(地域の自治を上手くやる=国家も上手くやれる)

・4つの目標  ◎地域のことは地域で決められる
        ◎身近で決められることは身近で(補完性の原理)
        ◎市町村(>都道府県)を大事にする政策
        ◎責任のある所に権限や財源を戻す

・義務付け、枠付けの見直し=決定主体を変えること。規制強化もできる(規制緩和ではない)
・ひも付き補助金の一括交付金化
  = 省庁の枠を越え、総合的な優先順位を(自治体が)独自に立てることができる
              

2010年度 北海道自治体学会 政策シンポジウム(基調講演)の続きを読む

2010年05月24日

2010年度 北海道自治体学会 政策シンポジウム(研究・政策スタジアム)

2010年度・北海道自治体学会・政策シンポジウムの詳細です。

(右の写真は本文とは関係ありませんが、シンポジウム当日の北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)です。会場に向かう途中あまりにきれいなのでパチリ。満開の八重桜の木の下で撮影したので、ほんの少しシルエットで写り込んでいます。敷地内は中国人観光客で賑わっていました。)

研究・政策スタジアムは、地方自治に関する研究の成果や提言を行う発表者と参加者とが、意見交換を通して発想を触発し合うことを目的にしています。

3者の発表内容のうち、私が月形町にも関連する(応用できる)と考える部分を紹介します。
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発表1.本田裕孝氏(札幌市役所財政局工事管理室室長) 「水道事業の官民連携を考える」

◆日本の水道事業が抱える課題
・料金収入の低迷(人口減や高齢化による使用料の減少)
・老朽化した施設の更新・再構築
 (普及率は既に98%。延伸による増収の幅はなく、更新にかかる費用は料金収入から)

◆官民連携のポイント
・公共サービスの効率化
・サービスの質の向上
・ビジネスチャンスの創出

◆水道にはしっかりした経営理念(安全・安定・継続)が求められる
・水道事業全てを民営化した事例は極少。むしろ民→官の動きが強い
・水道事業で官民連携をするとすれば、経営権・財産権は官が保持(最終責任を負うべき)

◆質疑応答、意見交換から
Q 独居(高齢者、若年単身者)世帯の使用量は基本水量以下になっている。
  公益性・公平性の観点から最低料金の見直しは考えられないだろうか?
A 老朽化施設の更新には料金収入しかない。かかる費用の応分負担を考えると料金増となる。
  料金体系全体の見直しが必要では。

Q 水道は、地域の水循環の観点から広域な視点や対応が必要ではないか?
A 今後の研究課題。
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発表2.
 渡辺まどか氏(北海道工業大学非常勤講師、通訳者、北海学園大学法学研究科博士後期課程)
  「スウェーデンにおける高齢者福祉における質の確保について
           〜ストックホルム市高齢者ケア査察官の報告書を中心に〜」

◆ストックホルム市(スウェーデン)の高齢者福祉の状況
・高齢者ケアの積極的な民営化
 (ストックホルム市の場合、約半分は民間。NPOや株式会社が担っている。)
 (スウェーデン全体では約15%が民営化されている)
・民間に移行したことで、質のバラツキが発生、顕著に(高齢者虐待も増加)
・ストックホルム市による高齢者ケア査察官の任命
 (多用な活動に参加し、書類等もチェック。評価をネット等で公表し、改善をうながす)

◆スウェーデンにおける高齢者ケアの特徴
・生活の質の向上(外出も目標の1つ)
・利用者の満足度重視
・家族や親族へのサポート充実
 (今まで施設ケアに向いていたが、財政難により[家族・親族によるケア]に目が向く。
  スウェーデンも、もともとは家族や親族がケアに関わってきた。)  
・連続性・継続性の重視・・・ケアする人が変わることは高齢者の負担となる
・最低人員配置率がない・・・決めてしまうと配置率(下限)に合わせ、質が低下する

◆高齢者ケア査察官制度の限界と課題
・高齢者ケア査察官によって透明性や公開性は確保されるも、全てをカバーしきれない
 (特に規模の小さい民営事業所等。)
・民営化が進展すれば不可視部分が増え、虐待の増加や労働者へのしわ寄せの可能性がでてくる
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発表3.林かづき氏(江別市議会議員)   「江別市土地開発公社の考察と動向」

◆キーワード
・地価と簿価
・長期保有地解消事業
・自治体による土地の債務保障問題
・第三セクター等改革推進債(公社等の解散が条件。平成21年から5カ年)

◆質疑応答、意見交換
・不採算の土地は自治体内にはたくさんある。債務問題を議論しても発展性はない。
・使われるはずの土地が使われなかったことが問題。なぜ利用(使用)できなくなったのか。
・土地問題は奥が深い。区画整理の問題も含め研究の必要あるのでは。 

2010年05月23日

2010年度 北海道自治体学会 政策シンポジウム(概要)

5月22日(土)、札幌市「かでる2.7」を会場に『2010年度 北海道自治体学会 政策シンポジウム』が開催されました。今年のテーマは『政権交代と自治・分権 〜北海道から考える〜』です。

今回、逢坂誠二氏(衆議院議員・内閣総理大臣補佐官)による基調講演とパネルディスカッション(第2部)への参加があってか、会場には定員を越える150余名が集まりました(そのうち1/3ほどが非会員。今までにないことだそうです)。またプログラムも変則的となり(逢坂氏の日程の関係でパネルディスカッションが第1部と第2部に分かれ、その間に基調講演)一般的なシンポジウムとは違った雰囲気になっていました。

その中で、実は私もこのパネルディスカッションのパネリストの一人として登壇し「議会における自治・分権の状況、課題と提案」について、現場から感じていること考えたことをお話しさせていただきました。そうそうたるメンバーの中で緊張しなかったと言えば嘘ですが、日頃考えていたことはお伝えできたのではないかと思います。

貴重な経験をさせていただいた「北海道自治体学会 政策シンポジウム」。パネルディスカッションの他にも「研究・政策スタジアム」もあり、また「基調講演」からも得るものが大きかったので、これから数回に分けて内容の報告と感想などを記していきたいと思います。
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2010年度 北海道自治体学会 政策シンポジウム
         『政権交代と自治・分権 〜北海道から考える〜 』

【趣旨】
 地方分権がかけ声だけでなく、実際の政策課題として浮上してから十数年、国と自治体の関係に変化が生じて以来十年が経過しようとしています。この間、地方分権は単なるバラ色の夢ではなく、自治体や地域住民にも多くの課題を突きつけていることが明らかとなりました。
 昨年の政権交代は、必ずしも地方分権が大きな争点ではなかったため、国・自治体関係の変化の方向については、今日なお十分な見通しが立ちにくいのが現状です。政権交代の興奮もやや冷めつつある中で、地域の実態、特に北海道の自治体の実態を踏まえた視点から、自治体側から見た今後の自治・分権の課題を探ります。

【プログラム】
◆研究・政策スタジアム
《発表者》
 1.本田裕孝氏(札幌市役所財政局工事管理室室長) 「水道事業の官民連携を考える」
 2.渡辺まどか氏(北海道工業大学非常勤講師、通訳者、北海学園大学法学研究科博士後期課程)
             「スウェーデンにおける高齢者福祉の質的保障に関する考察」
 3.林かづき氏(江別市議会議員)       「江別市土地開発公社の考察と動向」 
《コーディネーター》
 ・吉岡広高氏(札幌国際大学教授、運営委員)
 
◆パネルディスカッション「北海道の現場から」(第1部)
《パネリスト》
 ・宮下裕美子 (月形町議会議員)
 ・小林董信氏 (北海道NPOサポートセンター事務局長)
 ・石井吉春氏 (北海道大学公共政策大学院教授、運営委員)
《コーディネーター》
 ・久田徳二氏 (北海道新聞社木古内支局長)

◆基調講演 「地域主権政策の今後 〜北海道の自治・分権へ向けて」
《講師》 逢坂誠二氏 (衆議院議員、内閣総理大臣補佐官) 

◆パネルディスカッション(第2部)
《追加パネリスト》・・・第1部のパネリストとコーディネーターに加えて
 ・逢坂誠二氏 (衆議院議員、内閣総理大臣補佐官)
 ・片山健也氏 (ニセコ町長)

2010年04月22日

札比内小学校の雨漏り視察(現場報告)

現地視察のため札比内小学校に伺ったのは、4月21日午前9時半過ぎです。

前日から雨が続いたので(降り始めからの降水量は23mm。月形のアメダスデータ)雨漏りの調査にはちょうどいいと考え、朝、急遽視察を手配していただきました。
(お忙しい中対応してくださった札比内小学校の校長先生、教頭先生、教育委員会の担当者の方、ありがとうございました。)

左の写真は体育館との渡り廊下の天井です。長い間雨漏りがあったらしく天井のパネルはふやけ変色し、廊下にもぞうきんが敷かれ水を吸収していました(今回目視で雨漏りが観測されたのはこの地点のみ)。この廊下の端には、応急処置的に天井裏から水を流す手作りのドレーン(樋状のもの)も設置されていましたが、それでもこの状態のようです。

続いて増築校舎部分の2階(右の写真)。ここは廊下部分の天井にたくさんの雨漏り染みが付き、広範囲に変色していました。

また先ほどと同様のドレーン(左の写真:天井から中央の柱に沿って下の青いバケツに繋がる、緑色のホース)処理がされていました。これも天井裏に雨を受ける容器が設置され、そこからホースを伝って水を流す仕組みになっていて、雨量の多い日にはこのバケツにいっぱい溜まるそうです(今日は出ていませんでした)。

このドレーン、設置された時期は特定されませんでしたが、関係者の記憶をたどっていったところ、少なくとも3,4年前には設置されていたとのことです。

この他、パソコン室(2階南側、平成10年頃教室を改装して設置)の一部にある雨漏り跡も確認しました。また音楽室(2階北側)にも雨漏りすることがあるとも伺いました。
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現地視察を終え、雨漏りには早急な対応が必要と感じましたが、それと同時に、なぜ今まで改修を行ってこなかったのかと疑問が湧きました。手作りのドレーンはまさしく応急処置で、それで長い間対応していたのだから今までも改修の機会はあっただろうと。

また、これだけの状況を見ていれば「子ども達のために雨漏りの早急な対応が必要」という認識ができていて当然だろうし、なぜそのことを答弁時に真っ先に訴えなかったのか? 理事者の中での状況把握はどの様になっていたのか? などの疑問も芽生えました。

過去の経過はさておき将来的な対応について考えると、この増築部分の校舎にはトイレが非常に多く設置され(1階には子供・大人用あわせて女性用5,男性用大2小4。2階にもトイレ有り)、避難施設としての重要な条件を満たしていると言えます。
ただ増築部分には外付けの非常階段しかないなど、利活用するには手を加える必要も。

いずれにせよ跡地利用は地域と時間をかけ、様々な側面を考慮しながら進めるべきと感じました。
(選択肢として、小学校跡地を公民館機能として残し、札比内コミュニティーセンターを他団体に貸し出すという方法もあるのではないか・・・など)

様々な課題と可能性が見えた「現地視察」でした。

2010年04月21日

札比内小学校の雨漏り視察(経緯)

今年度の予算に「札比内小学校の雨漏り改修費用」として327万6千円が計上されています。これは校舎の一部(耐震基準もクリアした築30年の増築部分と体育館への渡り廊下部分=写真右側の赤い屋根の部分+中央の平屋部分)が対象です。

その審議が行われた予算特別委員会の時に、私は以下のような内容の質問をしました。
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『札比内小学校は平成24年4月の統合が決定した。(先に行われた)金澤議員からの一般質問「統合後の跡地利用は?」に対し、町長は「3月8日に地域とPTAの代表から統合の申し入れがあり、スクールバスの大型化と校舎の利活用(=校舎を残して欲しい)の要望があった。跡地利用に関して今は具体策はない。今後地域と一緒に検討していく。」と答弁している。

(これを受け、私は町長に)校舎として利用するのはあと2年だが、その後の利活用が決まっていない段階で雨漏り改修に300万円もの費用をかけるのはどういう理由か? この工事は応急処置的なものか、恒久的なものか?

(質問の背景として)札比内地区においては、地域の中心的公民館施設として札比内コミュニティーセンターがあり活用されている。札比内小学校跡地を(既に統合された他の小学校のように)他の団体等が活用できるのであれば問題ないが、もし公民館的な活用しかできないのであれば、1kmも離れていない場所に同規模の施設が2つも必要なのだろうか。
月形町の行政の流れは「地域の会館の管理はそれぞれの地域に移管する」としている状況から、2つの施設を残し維持することは将来的に地域の負担にならないだろうか。

だとすれば、今は応急処置的な工事でしのぎ、地域との話し合い(校舎を残した場合の地域の経済的・労働的負担も含めた話し合い。取り壊すことも選択肢。)の中である程度の方向性が出た後、本格的な改修をしてみてはどうか。
もし他団体に貸し出すことになっても、地域が活用することになっても、校舎内部を含め本格的な改修が必要になると考えられる。その時に一斉に工事を行った方が総合的な費用負担が少ないのではないか。』


この質問に対し、町長からの答弁主旨は以下の通りでした。

●校舎を残すことが前提(地域は校舎を残すことを希望している)
●札比内小学校は避難場所に指定されている
●雨漏り箇所や原因は簡単には特定できない。応急処置的な工事でどこまで対応できるのか疑問。


審議中やその後に複数の議員から
■地域が残したいと言っているのに、取り壊しを前提にしたような質問をするとはいかがなものか。
◆地域が残して欲しいというのは当然。しかし議員は町全体のことを考えて判断すべき。宮下議員の考えも理解できる。
などの意見が出ました。
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これらのやりとりを今(冷静になって)振り返ってみて、私も町長も他の議員も本質の議論からズレていたのではないかと思うようになりました。
本来は、【雨漏り補修工事】が今校舎を使用している子ども達にとって必要かどうかが重要であって、私が質問の主眼にしていた【跡地の利用】や【地域の判断】、町長や他の議員が指摘した【地域の要望】はまた別の次元だったのではないかと。

しかしながら、答弁の中で『雨漏り工事の必要性=子ども達が雨漏りで困っている。だから早急に対応しなければならない。』と、実情などを交えた具体的な様子を聞くことができなかったのは残念でした。これがあれば納得できたかも・・・。
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以上のような経緯があったので、実際に雨漏りがどの程度なのか、現場を視察することにしました。
(→ 次の項へ つづく)

2010年04月19日

(社)北海道中小企業家同友会・南空知支部 講演会

今日は午後6時から、岩見沢ホテルサンプラザにて(社)北海道中小企業家同友会・南空知支部の第34回定時総会記念講演会があり、参加してきました。

講師はサンマルコ食品(株)代表取締役 藤井幸一氏。赤字会社を吸収してからの立て直しや経営の肝、会社の要(人づくり)、危機的状況を打開する重要な点など、事実と実践に基づいたお話しは非常に説得力がありました。また、ブレない姿勢と情熱的な語り口はとても魅力的で、大変興味深く有意義な講演会でした。

講演の内容(特に組織経営に関する部分)で、私が心に留めておきたいと思った点を記します。
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『北海道の本物』にこだわり続ける! 〜危機こそ本物の社員に支えられて〜
          講師:サンマルコ食品(株)代表取締役 藤井幸一氏

◆赤字会社を吸収した時の話しから
・赤字会社の社員一人一人はプロだが、全体はバラバラ。それぞれが違う物差しを持っていた。
 (技術力は高いのに生かせていない=伸びる余地がある)
・考え方の物差しを統一するため、毎月勉強会を開催
 (考え方の基本=型=物差しの共有を徹底。ベクトルをあわせる。)
・勉強会の講師は親会社の幹部が務める(=幹部にとっても勉強になる)。

◆中小企業経営で重要な点
・自社の「スタッフ・技術・能力・財務」を考え、『専業メーカー』になることを自ら選択
・「作る・売る・クレーム対応」全てのノウハウがあって初めて生きる
・動いていれば(良くも悪くも)風が吹く
・チャンスはたくさんある。それを捕まえるアンテナをたくさん張っておくことが重要
・実践が大事。全員営業、全員技術職 = 評論家はいらない
クレーム=ヒント
・社長の器以上の会社にはならない

◆人づくり(創業以来、最も力を入れているところ)
・仕事(または人生)の結果 = 能力 × 情熱(努力) × 考え方(思いやり・利他的)
最も重要なのは「考え方」、次に「情熱」
考え方の転換で人は化ける(蘇る)
・目指すべきは「意見を持った金太郎飴」
 (=基本は同じだが、自分の意見を持つ。イエスマンだけでは×)
・解らないことを解らないままにしない(=恥をかいたら忘れない)
・人として重要なこと
 (1)しっかりした挨拶
 (2)キャッチボール(連携)をしっかり
 (3)おかしいと思うことが言える
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藤井さんが指摘されていたことは、そのまま行政組織に置き換えられると感じました。

「一人一人はプロでも組織はバラバラで、総合的な力を発揮できない」状況を打開するためには、経営者(首長や理事者)が何度も何度もそのマインド(考え方・方向性)を伝え、同じ方向へ導くことが重要なのです。
また経営者は『ブレない』ことが何よりも大事で、諦めずに伝える努力を惜しまず、自ら実践者として行動することも。

今日の講演を聞きながら、有限会社アールズセミナー代表取締役 佐々木亮子氏の講演や、福島県矢祭町前町長 根本良一氏の講演と共通するのもを感じました。
自らの道を自らの決断で選択してきた人には、立場や環境が違っても同じ『視点』があるのです。

2010年04月14日

第3回 さけ稚魚放流会(紙芝居と月形健康体操)

放流会のつづきです。

放流が終わったあと場所を「ちらいおつ遊び塾」内に移して、ちょっとした催しが行われました。

まずは、石狩川振興財団から「サケの一生」の説明。
『さっき(午前10時頃)放流したさけは午後3時頃には石狩川の本流(放流地点から約5km下流)に入り、石狩湾へ。そこでしばらく留まり、海水に体を慣らしてから海岸線を伝ってオホーツク海に行くよ。その後、アリューシャン列島から北西太平洋で過ごして3〜4年後にまた戻ってくるよ。戻ってこられるのは2〜3%、1000匹放流すれば20〜30匹程度かな。』

続いて紙芝居。「川はみんなのもの、みんなの生活に関係しているもの。だからみんなできれいにして、大切にしようね。」というメッセージでした。


そのあとは、月形町保健センターの保健師さんによる「月形健康体操〜つきがた・まんまる・ハナメロ体操〜」の初お披露目があり、スクリーンに映し出されたDVDの映像を見ながら参加者全員所狭しと体を動かしました。(写真がないのが残念。体操をするのに夢中で取り忘れてしまいました。)

この体操は、昨年度、道の助成を受けて作った「地域特性を活かした健康体操」で、冬場雪に阻まれ体を動かす機会が減る町民が、継続的にできる手軽な体操を目指したとのことです。月形音頭をベースに、花やメロン作りの動作を取り入れた物語性のある体操で、イスに座りながらもできるように工夫されていました。

DVDには、見本の動きをする顔なじみの保健師さんや月形のキャラクター「ベルデ君」の姿があって親しみやすく、また動きを解説をする大きな文字も入って解りやすくなっています。興味をそそられ楽しく動いているうちに体がポカポカと温まり、いい運動になりました。

この月形健康体操は、ふれあい大学(高齢者大学)や老人クラブ、婦人会等で順次お披露目、活用されるとのことです。今回お披露目された「万人向け」の他「シェイプアップ編」もあるそうで、今後の展開が楽しみです。
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放流会は老若男女、色々な人が関係し参加する催しですが、それをPRの場に活かすのはとても良いことだと思いました。

「川をきれいにする活動」も「健康維持のための活動」も、まずは知ること・参加することから始まります。様々な機会を捉えて啓発活動に取り組めば、きっとその輪が広がっていくと感じました。

「これは大事なことだからみんなに知ってほしい」「ひろめたい」そう強く願う気持ちで、人は動かされるような気がします。

2010年04月13日

第3回 さけ稚魚放流会(放流)

4月12日、今年で3度目となる「さけ稚魚放流会」が例年通り、ちらいおつ遊び塾裏手の須部都川で行われました。今年も町内5カ所(月形小、札比内小、花の里保育園、友朋の丘そして役場)で計1000個の発眼卵から育てたそうですが、上手く育ったところもあればそうでなかったところもあって・・・。3回目とは言えまだまだ難しいようです。

今年の参加者は今までで最も多く140名ほど。主役はもちろん稚魚を育てた関係者。月形小からは3年生25人名、札比内小からは3・4年生7名、花の里保育園からは年長児9名、福祉施設の友朋の丘からは4名。他に、この放流会をお手伝いするボランティア団体「花の里つきがた水と緑の会」の方々や、行政関係者(国や道の河川関係、森林関係、建設関係、町役場)や一般町民など。

「たかがサケ、されどサケ」実に多くの人が関わり、協力し、すそ野を広げているのを感じました。

放流は実にスムースに進みました。
3回目で手慣れたせいかもしれませんが、放流会場が一面雪で覆われていて(今年は本当に雪解けが遅いです)、足元も汚れることなく(いつもはぬかるみでグチャグチャ)、また放流地点も広々(湿地が雪に覆われていたので、どこで見学してもOK)だったからです。
加えて、お手製の放流台(流しそうめん用の竹筒を応用したもの)設置や雪道の整備など、黒子に徹した「花の里つきがた水と緑の会」メンバーの力にもよると感じました(いつもありがとうございます)。
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この放流会、いつもながら印象的なのは、参加者がまるで母親のように「元気でね」「大きくなって戻ってくるんだよ」と稚魚を放流している姿です。

参加者の多くは、サケを育てていたり、育つ過程を観察していたり、放流会の準備をしたり、この地域で暮らしていたり、(サケが育つ)環境を整える仕事をしていたり、工事をしたり・・・と、なにがしかの形で実際にこの「さけ稚魚放流事業」に関わっています。
だから「さけ稚魚=我が子」。身近な存在になっているのでしょう。

「物事に関わることの大切さ」=連携のヒント ですね。
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そうそうGood newsがあります。
この冬、須部都川に架かる堰(落差工)に魚道が造られました!

サケが海からこの放流地点に戻るまでに、5つの障害物(海側から、石狩川頭首工1、須部都川の落差工4)があるのですが、そのうち石狩川頭首工は問題ありません(現行の設備は落差20cmでさけの遡上は○。現在工事中の頭首工には3種類の魚道がつけられ◎)。
須部都川の落差工4カ所はいずれも落差2mほどで、さけ遡上の大きな障害でしたが、1番河口寄りとその次の落差工に魚道がつけられました。(右の写真は2月下旬に撮影した河口側から2番目の落差工。現在はこの脇に魚道が完成しています)。残りの2カ所も今年度の(道)予算で工事がされる見通しがあるとか。

2年前に放流したサケが戻るまでに「魚道」が完全整備されそうです。

2010年04月07日

平成22年月形中学校入学式

4月6日午後、月形中学校の入学式に出席してきました。

今年の新入生は27名。2つの小学校から町内唯一の中学校に集った生徒達は、ほとんどが顔見知りの仲とはいえ、新しい環境に緊張していました。それを迎え入れる上級生も普段の子どもらしさをしまい込んで、一つ学年が上がった誇りと自信を漂わせていました。
毎年の事ながら、入学式のこの初々しさに触れられるのは役得だと感じます。

加えて、今年の入学式は今までと随分雰囲気が違っていました。それはこの春、大幅な教職員の移動があったためです。中でも学校運営の中心となる校長、教頭、事務職員が全て変わった上、ベテランの先生方も転出しました。(この大規模な移動は今年の空知管内の特徴のようです。ちなみに、町内小中学校計3校の校長・教頭で移動がなかったのは小学校の校長ただ1人です。)

地域密着の小規模学校の教職員が大幅に入れ替わることは、児童生徒だけでなく保護者や地域にとっても不安の種です。しかし裏を返せば、新たな出会いと躍進への希望の種でもあります。入学式に参加した多くの人が、事が始まることへの緊張と不安と期待が入り交じった「新入生」の気持ちだったため、独特の雰囲気を醸し出していたのでしょう。
月形中学校の新たな1ページに立ち会えたことも役得ですね。


同じ器でも中身が変われば全く違ったものになります。
町内それぞれの学校がどんな学校に育っていくのか、いつにも増して関心を寄せていきたいと思います。

2010年04月03日

第86回全日本下の句歌留多大会

今日(4月3日・土)の夜から明日の昼にかけて、岩見沢梅ヶ枝歌留多倶楽部主催の第86回全日本下の句歌留多大会が、月形町はな工房で開催されています。

この大会に出場できるのは高校生以上とのことですが、会場のはな工房には選手や家族、応援を含めて老若男女が全道各地から大勢集まり、貸し切りということもあってごった返していました。
私は午後8時からの開会式に参加し、9時半過ぎに始まった最初の試合を観戦してきました。

私が観戦したのは第3会場で、読み手1人に対し4試合が同時並行で行われます。その中には地元月形の月光倶楽部と苫前北斗倶楽部との対戦があり、地元びいきでつい見入ってしまいました。

いつもながら心引かれるのは、読み手の声が次の句を読み上げるまでの一瞬の静寂と緊張感、それと対照的なその後の迫力ある声と音(札を取ったあと、気合いを入れる声を発し、試合場の畳の上を這いながらパンパンと叩く音)とのコントラストです。緊張と興奮、弛緩がリズム良く会場に満ち、独特の雰囲気を醸し出していて、「これぞ下の句歌留多大会」となっていました。

この木札を使った「下の句歌留多」は北海道独特のもので、百人一首の下の句を読んで下の句を取ります。これだけだと簡単そうに聞こえますが、独特のルールがある上、読み手は一つ前の札を読み上げてから本当の読み札に入るので、その「間」が緊張感を生みます。また木札の文字が独特の書体なので、素人の私などには全く手が出ません。

この全日本下の句歌留多大会は毎年1月の旭川から始まり、美深、旭川、札幌、音更と回って岩見沢(月形)へ、そして来週の稚内でシーズンを終えるとのことです。(道内には他にもいくつかのグループがあって、それぞれの地域を周りながら試合が行われているとのことです)。
いずれも土曜の夜から日曜の昼にかけて開催するとのことで、非常に体力のいるスポーツです。それでも若い人ばかりでなく、かなりのベテランの方も加わっていて、その情熱は素晴らしいと思いました。

2010年03月29日

第2回 アライグマ捕獲講習会

3月26日午後、役場大会議室にて「第2回 アライグマ捕獲講習会」が開催されました。

参加者は農作物を荒らされている人がほとんどで、既に捕獲オリを仕掛けた経験のある人も多く、より実効的な捕獲方法や新たな情報を求めて真剣そのものでした。参加総数は約20名です。

講習会の内容は、第1回と同様(詳しくはこちら)でしたが、新たに「夏〜秋(作物が豊富にある時期)のオリの仕掛け方=T字撒き」が加わりました。これは講師の今井さんが実践を通して編み出したもので、実績も上がっているとのことです。(今井さんが昨年1年間で捕獲したアライグマの数は約60頭!)

野生動物が相手なので必ず捕獲できるとは言えませんが、生態を知り、より確率の高い方法で仕掛けることで被害を防げるかもしれません。実際、昨年の講習会を受けた方が捕獲頭数を伸ばしたということ、あわせて町内の被害総額も減っているということからも推察できます。

それから、アライグマを捕獲しようと仕掛けたオリにタヌキがかかることも多いそう(アライグマとタヌキは生息域や生態が似ている部分もあるため)で、今井さんの場合でもアライグマと同数以上のタヌキが捕獲されているとのことです(タヌキは野生生物保護により逃がしている)。
他に、餌にドッグフードでなくキャットフードを使った場合はネコがかかってしまうことなど、現場に携わっている人ならではの情報が盛りだくさんでした。

講習会最後、参加者との意見交換・質疑では、

◆シカの数が増え、被害も増している。猟友会によるシカ撃ちだけでなく、被害が出ないように農家等各戸が対応できる対策を検討、情報提供して欲しい。

◆アライグマだけでなく、タヌキやキツネ、カラスの食害やイタズラもある。アライグマだけを捕獲しても被害は無くならない。何とかならないのか。

◆有害鳥獣による被害や捕獲状況の統計情報が欲しい。出没や捕獲の場所や時期など、きめ細かな情報を行政と町民が共有することで総合的な対策ができるのではないか。
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参加者の発言から「(猟友会や行政の取り組みは理解しているが、それだけでは限界があるので)自分も何かしたい! させて欲しい!」という切羽詰まった状況が見て取れます。今以上に「協働」を意識した展開を町民が求めていると感じました。

また、野生生物保護により被害が出ても何もできない現実に疲弊しているのも感じました。保護の重要性も認識していますが、制限を設けるなどして規制緩和できないものなのか・・・

いずれにせよ現場は常に変化し人知の先を行くため、対策や講習会も常に工夫が求められています。

2010年03月28日

平成21年度第2回月形町土地開発公社理事会

3月25日午前、役場第1会議室で土地開発公社の理事会が開かれました。

議案は平成22年度の事業計画と予算で、例年通り「北陽団地」「白陽団地」「優良林間住宅地プロバンシャル月ヶ杜」各1区画の販売と、それに伴う収支と管理費等の予算化です。
現実的に土地の販売はかなり厳しい状況ですが、計画達成に向けてPR活動(HP・雑誌広告・ポスター制作・大阪でのプロモーション等)を積極的に行うことなどを確認しました。

〈その他〉として【第三セクター、地方公社及び公営企業改革の推進について】の意見交換がありました。
これは平成19年に施行された「地方公共団体の財政健全化に関する法律」を基に総務省から通達があったもので、「地方公共団体が主体的かつ早期に、第三セクター等の存廃を含めた抜本的改革の推進を支援すべき」としています。具体的には、保有土地を時価で評価し経営状況を判断することや、債務処理に地方債が発行できる等です。

月形町土地開発公社の場合、土地造成に民間金融機関の資金は借りていないので金利は発生していませんし、公社の扱っている土地は宅地であるため小規模で地価の変動も少ない状況です。理事会では平成22年度をかけて様々な検討を加えることになりました。
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景気動向を見ても、宅地を買い家を建てる状況になく、土地開発公社の事業は厳しい状況だと言えます。ただ実際に売買は成立していないものの見学者は訪れているということ、平成23年4月からは光回線が共用になるなど、明るい話題もあります。

【札幌から1時間圏内】という立地、
【光の整備された情報都会】というインフラ、
【救急対応の町立病院】の存在、
【新鮮で多様な農産物が豊富】【広い土地と豊かな自然】という環境、
そして【歴史と面倒見の良さ】という目に見えない財産。
加えて【保育園・幼稚園・学童保育所・小学校・中学校・高校、そして地域力】という子育て環境の充実も、大きなアピールポイントです。

月形は良いところですよ。

2010年03月23日

野菜の栽培講習会

今日は午後から役場大会議室で開かれた「野菜の栽培講習会」に参加してきました。

これは月形町地産地消計画推進協議会の主催で昨年から行われているもので、空知農業改良普及センターの平門専門普及指導員、南辻専門普及指導員が講師です。

今年は葉茎菜類(キャベツ、白菜、レタス、ほうれん草、アスパラガス)を中心にした栽培講習の他、ハーブや新しい(珍しい)野菜の紹介や提案もありました。(ちなみに、昨年はトマトなどの果菜類の講習会でした。)

参加者の多くは一般の家庭菜園愛好家(農家の自家野菜栽培も含む)で、直売所で野菜販売をされている方の姿も。昨年とテーマが違っているので、参加者の顔ぶれも少し違っていたとか。お目当ての「作りたい野菜」に合わせ、参加を決めているようです。また参加者のほとんどは高齢の方々でしたが、私くらいの年代もちらほら。みなさん熱心に聞き、質問も活発でした。

参加者の多くが興味を持ったのは以下の点でした。

◆病害虫の防除
(農薬を使わない方法、農薬を使う場合の注意点、農薬の種類)
◆播種時期と品種の選定
◆栽培方法と健康
(ほうれん草の栽培における硝酸態窒素の問題。葉色と健康)
◆栽培方法と食味(収穫前の水分量)
◆最新技術(アスパラガスの立茎栽培)
◆農薬全般の基礎知識と情報
◆農産物の情報
(月形メロン・スイカのほとんどは、農薬使用量が慣行栽培の1/2程度。
 美唄のアスパラは春から秋まで連続出荷、等)


いずれも栽培農家にとっては基本的なことで様々な講習会も開かれている内容ですが、一般の方や家庭菜園等小面積栽培の方に向けては、整理された情報が少ない分野なのだと感じました。
今回普及員の方は、専門用語をわかりやすい言葉に言い換え、受講者の興味に合う形で情報提供していて流石でした。普及員の仕事が農家向けだけではなく、農家と一般住民の橋渡し役であることを再認識した講習会でした。


地産地消を推進するためには「農」への理解が進まなければなりません。「農」を取り巻く正しい知識はもちろんのこと、栽培や収穫の喜び、食味や珍味の追求、「農」と「食」と「健康(身体)」の関係など、理解への切り口は無限大だと思います。

「農」のおもしろさや奥深さは様々な取り組みができること。まだまだやれることがあると思うと、力が湧いてきました。
月形には未来への種がたくさん眠っています。

2010年03月20日

第7回町民ドッヂビー大会

今日は午前9時から総合体育館で、月形町体育協会主催の「町民ドッヂビー大会」がありました。

例年この時期に開催されるドッヂビー大会、回を重ねること7回目!!とは、驚きです。それに今年から主催も体育指導委員会から体育協会へ(=お試し期間を過ぎて本格的な月形町の体育行事に)、加えて「日本ドッヂビー協会DBJA」の認定大会となりました(=DBJA協会認定大会は道内初らしい。認定料等はなく、普及に向けた活動が中心。DBJA協会理念が地域スポーツと共有できる)。

大会に参加したのは8チーム125名。年齢制限はありませんが、中心は小中学生。チーム構成に縛りがないので(他の大会は行政区対抗とか、子供会対抗とか・・・)、少年野球・塾&部活・学童保育・少年剣道&剣道部・学級など、年齢も性別も混じり合った仲間での参加でした。

気の置けない『放課後の仲間』チームだからこそ、子ども達も普段とは違ったリラックス感、楽しさ、真剣さ、ひたむきさ、優しさがあふれていて、本当に楽しい大会でした。
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そうそう、今年はお試しでドッヂビー大会終了後「長縄跳び大会」も行われました。
参加チーム毎に長縄を跳ぶのですが、ここは中学生中心のチームが優勢でした。やはり中学校体育大会の「学年対抗」でしのぎを削った体験が生きていたようです。小さい子にとっては敗北感と共に、中学生の姿が眩しく映ったことでしょう。

ちなみに、長縄跳びの見本として主催者の大人が最初に飛んで見せたのですが、足がもつれたり、タイミングが合わなかったり。それでも飛ぼうとする姿や、久しぶりの団体競技に熱くなる姿など、格好悪い大人の姿がまた「格好良かった」です。
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このドッヂビー大会、参加の中心が子どもと言うことで、入賞賞品は全て『キャンディー』、優勝チームには袋にいっぱい7kgも!! 
ひと抱えもあるほどのキャンディーをもらって喜ぶ中学生達。どうするのか見ていると・・・

まずはチームメイトとひとつかみずつ分け合って、優勝を実感!
次には、まだまだキャンディーのたっぷり入った袋を持って他のチームのところへ。
「取っていいよ〜」「ありがとう。」 あっという間に人だかりができて・・・

それを遠くから(物欲しそうに)見てた小1くらいの子どもに、6年生の子が声をかけて 「欲しいんだったら"ちょうだい"って言ってごらん。分けてくれるよ。一緒に行こう。」
とその輪の中に・・・

行動は、そのまま心の現れです。

同じ「分け合う」行為でも「やるから来い!」でもなく、ばらまいて「さあ拾え!」でもなく、「どうぞ」と差し出す行為は優しさにあふれ、本当にステキな素敵な光景でした。

そして「ちょうだい」と素直に言える雰囲気、「きっと分けてくれるよ」という安心感、「自分で言ってごらん」と自分から行動することを教える姿、どれもこれも月形の宝です。
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こういう大会運営ができるのは、現場で子どもを見ている人が企画するからこそ。
そのアイデアを「おもしろい」と感じる仲間がいるからこそ。
権威や慣習より、喜ぶ姿を良しとする責任者がいるからこそ。

お金をかけなくても、アイデア1つで「豊かさ」は実感できるんですよね♪

2010年03月12日

第63回月形中学校卒業式

63tukichuu2.jpg3月12日、毎年この日は月形中学校の卒業式です。今年も31人の卒業生が巣立っていきました。
毎年のことですが、月形中学校の卒業式は「15歳まで育った私たちの子ども達をおくりだす」という家族的な暖かみに包まれています。

町内唯一の中学校の子ども達は、町民にとって小さい頃から顔見知りです。町報に活躍が紹介されたり、商店で買いものをしている姿や自転車で遊ぶ姿、与えられた仕事を夢中でやっている姿・・・。
直接子どものことは知らなくても、親や親戚を知っていたり、仕草や顔立ちが親にそっくりだったり・・・。

家族や親戚の枠を超えて「地域の子」として育ってきたからこそ、会場に集まった在校生や保護者、先生方、来賓(町長、議会、教育委員会、小高の校長、評議員、郵便局、保育園、福祉施設、駐在所のお巡りさん、PTA役員)の誰もが、清々しさと希望を胸に送り出せるのでしょう。

そんな卒業式でしたが、今回一番心揺さぶられたのは太田校長先生の姿でした。卒業証書授与の時、卒業生一人一人と握手を交わしながら卒業生の目をしっかり見据え、その子に向けた言葉をかける・・・卒業生はそれに答えるようにうなずいたり、握った手を振ったり。
非常に真面目で真剣に物事に向き合う太田校長先生の姿は、そのまま月形中学校の雰囲気にも反映されていて、安心感に結びついているように思います。その中で育った子ども達は、その環境を素直に受け入れ、愛情と安心に包まれてのびのび育ったように感じました。

一人一人抱える問題も違うでしょう。多感な年頃故にたくさん迷い悩んだことでしょう。
でもそれを大きく包む環境があることは本当に幸せなことです。

今年も、とても素敵な卒業式でした。

2010年03月10日

平成22年第1回の一般質問は・・・

3月8日(月)午後5時に一般質問の通告が締め切られ、翌9日(火)に議会運営委員会が開かれて調整等が行われました。
初の取り組み(執行方針後に一般質問を行う)なので、やはりちょっとした問題が発生。それは一般質問の通告数が(関係者が思っていたより)多く、8人の議員がそれぞれ1〜4項目の質問を行うとのことで、予定の1日では時間が不足しそうになったことです。

議会運営委員会の判断で会期を延ばすことはせず、一般質問は15日1日限り。時間延長も行わない方針で、午前10時の開会から午後5時まで(休憩などをはさんで、実質5時間程度)の審議とのこと。
また議員間の質問時間にあまりにも差があることは問題だと、私の場合は40〜50分間の質問時間となりました。

私は8日の受付時点で7項目を事務局に持っていったのですが、様々な事情を勘案し、以下の4項目のみを一般質問に残し他の部分は予算特別委員会の各担当や総括質疑で行うことにしました。割り振った時間で充分なやりとりができるかは不安ですが、頑張りたいと思います。

なお私の一般質問の順番(受付順)は最後で、午後4時以降になる見込みです。他の議員の質問内容は現時点ではわかりませんが、8人の議員が一般質問を行うのは確実です。このような機会は希ですので、ぜひ皆さん傍聴にお越し下さい。
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1. 「自立のまちづくり」について 【答弁者:町長】10分

 町長は昨年9月「合併を前提にしたまちづくり」から「自立のまちづくり」へと転換した。これまで転換への経緯は説明されてきたが、「自立のまちづくり」の姿は平成22年度町政執行方針からも見えてこない。
 「自立のまちづくり」とは何を目指し、どう展開していくのか(町政執行上の具体策)。また何のための自立表明だったのか(自立表明の目的)、伺いたい。 


2. 情報通信基盤におけるIP告知端末を用いたサービスについて【答弁者:町長】10分

 情報通信基盤整備により町内に光ファイバー通信網が整備される。各戸に配置されるIP告知端末を用いたサービス内容はプロジェクトチームを立ち上げて検討すると聞いているが、その具体的な内容と行程(タイムスケジュール)はどの様になっているのか。またこのプロジェクトに町民参加(協働)の場面はあるのか、伺いたい。


3. 情報通信基盤における光回線契約者数の確保について【答弁者:町長および教育長】20分

 今回の整備事業によって個別契約ではあるが光通信が可能となり、その契約者数の確保は事業の維持管理費捻出のために必要となった。しかし現状では町民に対して、光通信の実態や優位性、利用のための経費や設備等のきめ細かな情報提供は充分とは言えず、予定する契約者数確保もままならないのではないか。
【町長に質問】これらの情報提供はどの様に行うのか。また導入促進策(導入補助等)は検討されているのか、伺いたい。
【教育長に質問】平成21年度更新された小中学校の情報インフラはブロードバンド化されており、現時点で町民に光通信の可能性を示すには最適の環境である。これらを利活用し、町民に光通信に関する情報提供を行うことは社会教育・生涯学習の点からも有用であり、また先に説明した契約者数の確保(維持管理費の捻出)においても有効と考える。この取り組みをどう考えるか、また実施できるか、伺いたい。


4.道徳教育について【答弁者:教育長】10分

 道内を移動する教職員から、月形町の「地域力の高さ」「子どもの素直さ、真面目さ」を評価される機会は多い。この状況で、どこに主眼を置いて「道徳教育の充実」を進めるのか、また地域力の活用(住民との連携)は検討されているのか、伺いたい。
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これまで私は(質問・回答を含め)1項目あたり20〜30分で一般質問を行ってきました。質問をするに至った経緯の他、関連条例や法律、現状などを示し、問題点を質問。その後、提案を含めて今後の可能性や事業の展開まで盛り込んできました。
今までは多くの場面で、質問者が私ともう一人程度だったために時間が充分にあり、自由にやらせてもらえました。このことには感謝しています。

私自身『一般質問のあるべき姿はこういうものだ』と思って取り組んできましたが、一部の議員や行政側、事務方などから「前置きが長すぎる」「質問なのに提案するのはおかしい」「明朗簡潔に」と指摘されることや、ヤジが多かったのも事実です。ただ予定時間を超過したことはなく、時間と言うよりは内容として「長い」と感じられたのかもしれません。

『最適の一般質問』の決まりがあるわけでもなく、時代に合わせ模索していかなければなりませんが、私としては常にベストを目指してやってきたつもりですし、今後も積極的に取り組んでいきたいと思います。

※ これら私の一般質問に対しての評価は甘んじて受けるつもりですので、もしよろしければ議事録等で確認し、ご指摘いただければ大変参考になります。よろしくお願いします。

2010年03月03日

平成21年度第3回 月形町国民健康保険運営協議会

2月24日午後、役場委員会室にて平成21年度第3回の国保運営協議会が開かれました。
今回は平成22年度第1回定例会予算特別委員会に向けて、平成21年度の医療給付状況と(国民健康保険特別会計)収支決算見込み、特定健診等の実施状況などの報告、および平成22年度の予算(案)と事業の取り組みについて、協議しました。

平成21年度の国保事業の特徴は
◆医療給付費が当初の予算より伸びており、増額補正を行った(=支出増)。
◆財政調整交付金の国庫支出分が当初予算より4割程度減額、道支出分も約2割の減額になる見込み。
  両者合わせて2千万円以上の減額(=収入減)。
 (平成20年4月の後期高齢者医療制度開始によって、様々な算定式が変更されたことによる)
◆よって財政調整基金からの繰り入れを当初より500万円増やして1千万円とする。
 (国保財政調整基金の残高は約3200万円になる見通し)
◆特定健診の受診率(2月16日現在)は42.7%で、今年度の目標値45%を達成できない見通し。ただし
 きめ細かな受信勧奨は行われている。(有効な勧奨方法模索中。60歳代男性の受診率低い)
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【平成21年度のまとめ】
 平成20年度の農業所得などの伸びで平成21年度の保険税収入は伸びたものの、医療給付費が増大、また国や道からの交付金額が大幅に減額(保険税増加分以上に減額。算定式の変更の影響)された。収支を合わせるため、国保財政調整基金からの大幅繰り入れを行う。
 特定健診受診率は今年度の目標値を達成できない見込み。


平成22年度の予算(案)
◆国保税の税率を今年度と同率で計算した場合、平成21年度の農業収入の大幅減の影響を受け
 税収も大きく減る見込み。
◆平成22年の予算計上時は、財政調整交付金の減額提示がなかったので、平成21年度当初予算と
 同等に計上している。今年度同様に減額される可能性もある(4月以降に確定する。)
◆予算計上時点で財政調整基金の取り崩しを1,400万円計上。
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【平成22年度の見込み】
 平成21年度の所得は大きく落ち、税収減。また交付金の動向も気になる(予算案より減額される方向大)。現時点で基金の大幅繰り入れを予算に組み入れているが、もっと必要になる可能性が高い。
 6月に税率改定を行うが、限度額の引き上げも含め、被保険者にとっては大きな負担となる。
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 国民健康保険は基礎自治体で運営されていますが、既に限界を超えていると感じます。もともと所得が低く変動も大きい地方の農村地帯では、交付金が生命線です。その交付金が急遽減らされてしまっては、どうしょうもありません。毎年の所得に合わせた税率改定で国保会計のバランスを取ってはいますが、所得に占める国保税の割合は年々高くなり(一部では2割近くにもなる)、負担感だけが強くなっています。

 早く国政レベルでの対策を取って欲しい。

 後期高齢者医療制度も構想から実施までには10年近くの年月を要し、開始から2年目を迎えてもまだ混乱があるように思います。健康保険全体を改正するには相当の準備と周知が必要でしょう。

 だからこそ、早く対策を! 地方は待っていられません。

2010年02月25日

月形町子育て講演会「子どもと共に過ごすよろこび」ー絵本や物語ー

2月24日午後、多目的研修センターにて、月形町子育て支援センター(花の里保育園内)主催の平成21年度子育て講演会がありました。今年の講師は札幌第一こどものとも社・代表取締役の藤田春義氏です。

藤田さんは現業の他、玩具店経営者や大学講師であり、保育士としての経験も、また7人のお子さんのお父さんでもあるとのこと。そして、4歳から小中高校と月形で育った、月形町に縁のある方でもありました。

会場には小さいお子さんを持つお母さんを中心に、保育や絵本に関心のある女性、そして藤田さんの同級生(私のよく知っている農家のおじさん)の姿も。30人近くの参加者が、藤田さんの優しい語り口に引き込まれました。

講演は絵本の読み聞かせを織り交ぜながら進められ、絵本がもたらしてくれる楽しい時間や文化、絵本を介した親子の関係などについて、豊富な経験をからめた分かりやすくて共感できる内容でした。絵本の紹介もあって、子育て世代にはすぐに取り入れられるヒントがたくさんあったと思います。

以下に私の印象に残った点と、紹介された絵本を記します。
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平成21年度月形町子育て講演会 『子どもと共に過ごすよろこび』 ー絵本や物語ー

                  札幌第一こどものとも社 代表取締役 藤田春義氏


◆世の中の変化は激しい。でも「変わらないもの」で子育てできたら安心。
 「変わらないもの」とは、昔話や わらべ唄( = 親世代が子どもの時にもあったもの)
   → 今の時代なら「絵本」

◆子どもにとって「文字は聴くもの、絵は見るもの」

◆絵本を読み聞かせることで、直接、親と子が会話を交わせる

◆子どもは、語りかける言葉で「人」に育つ。
 言葉の意味が重要なのではなく、「心のこもった言葉」が必要

◆子どもは「絵本の言葉=読んでくれた人の言葉」ととらえる。
  → 読み聞かせる絵本は、良い言葉、良い文章でなければならない。

◆絵本を読むことは、その作家の感性で身の回りを見ること → 文化に繋がる

◆絵本を読んであげた時の「子どもの反応を楽しむ」のが、大人(親)の絵本の楽しみ方。
 繰り返し同じ本を「読んで」と言われた時も、子どもの反応を楽しめれば苦にならない。

◆子どもは、その絵本を読んだ時の大人(親)とのかかわりを再現したい。だから、何度も何度も
 同じ本を読んで欲しいと言う。その子にとって必要な時間(かかわり)だから。

◆子どもは絵本の主人公になりきれる。物語の中のことは実世界に必ずあると思ってる。 
  → 大人がいっしょに絵本を読んで物語を共有していると、そのことが理解できる。
    理解している大人がそばにいると、子どもは自分を自由に表現できる。

◆せっかく子どもと一緒にいるのだから、その状況を楽しまなくっちゃ。
  → 楽しむためには、お母さんに余裕がないと。「お母さんの余裕」が、お母さんそのもの。

◆家を支える柱はお父さん、家の中心はお母さん。


【紹介された絵本】

「おいでおいで」          あべ弘士 小学館
「きんぎょが にげた」       五味太郎:作 福音館書店
「のえんどうと 100にんのこどもたち」甲斐信枝:さく 福音館書店
「わにわにのおふろ」        子風さち:ぶん 山口マオ:え 福音館書店
「めっきら もっきら どおんどん」 長谷川摂子:作 ふきやなな:え 福音館書店
「どうぶつえんガイド」       あべ弘士 福音館書店
「とべ! ちいさいプロペラき」   子風さち:作  山本忠敬:絵 福音館書店
「大千世界の生き物たち」      スズキコージ 架空社
「三匹のやぎの がらがらどん」   マーシャ・ブラウン:え せたていじ:やく 福音館書店
「ブレーメンのおんがくたい」    ハンス・フィッシャー:え せたていじ:やく 福音館書店
「おおかみ と 七ひきのこやぎ」  フェリクス・ホフマン:え せたていじ:やく 福音館書店
「ねむりひめ」           フェリクス・ホフマン:え せたていじ:やく 福音館書店
「わたしと あそんで」 マリー・ホール・エッツ:ぶん/え よだじゅんいち:やく 福音館書店
「ちょっとだけ」          瀧村有子:作 鈴木永子:絵 福音館書店
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講演会のあと、(私の小さい頃)夜寝る時に母が昔話の絵本を読んでくれたのを思い出しました。母と一緒に布団に入り仰向けになって、同じページを一緒に見ながら読んでもらいました。年齢的に弟たちも同じ布団にいたはずですが、記憶の中では母と2人きり。
絵本を介した母との時間は、子どもの私にとって大事な時間だったんだなあと、藤田さんのお話を聞いて感じました。
(母はいつも読んでいる途中で眠ってしまうので「お母ちゃん、お母ちゃん、つづき読んで」とせがんだり、母から絵本をそ〜っと取って続きを一人で読んだり・・・色々思い出しました♪)

自分の子どもに対しては、花の里保育園のお陰で絵本の大切さを学ぶことができ、読み聞かせもしました。でも私も母と同様、途中で眠ってしまったり・・・、せがまれてもダメと取り合わなかったり・・・、やはり余裕がなかったんですよね。
この歳でもう一度子育てできたら、やりたいこと、やれることがいっぱいあります。自分の子育てを振り返ると・・・反省しきりです。

講演会で藤田さんが読み聞かせてくれた「大千世界の生き物たち」はとてもおもしろそうで、きっと中1の息子は文章に、高1の娘は絵に興味を持つだろうと、すぐに購入してプレゼントしました。すると・・・予想通り、二人ともどっぷりはまって夢中です。

図鑑のような作りなので、ちょっとした時間にペラペラとめくってはお気に入りの生き物を探したり、現実の世界に重ね合わせてゲラゲラ笑ったり。読んだあとは二人とも目がキラキラしています。

とても良い本との出会いになりました。
講演の藤田さん、企画・運営の花の里保育園の先生方、どうもありがとうございました。

2010年02月24日

栗山町議会「議会報告会」の視察

栗山町議会は、議会基本条例をはじめとする先進的な議会運営を行っていることで広く知られていますが、その根幹は「住民参加」であり、その活動の柱の1つは「議会報告会」です。栗山町議会では平成17年3月に最初の議会報告会を開催し、今年で6回目を迎えました。

今年の議会報告会は2月15日〜20日まで、栗山町内12カ所の会場で開催されました。議長を除く12人の議員が3班(4人ずつ)に分かれて会場毎に報告会を運営、「議会の立場(議会としての統一見解)」でこの1年間に議決した主要なものの内容説明と、町民との情報交換を行います。

私は2月19日(金)カルチャープラザekiで行われたC班(八木橋議員、楢崎議員、置田議員、桂議員)運営+議長参加の議会報告会を視察してきました。会場には私の他に南幌町議3名(この3月に南幌町議会初の議会報告会を開催するため、参考目的に視察)や、テレビ局のカメラも入っていたので本来の雰囲気でなかったかもしれません。
参加者は約60名、うち女性が2割。C班以外の栗山町議も数名傍聴(同時刻に別会場でも報告会を開催)。所要時間は約2時間。

以下に議会報告会の進行と内容、印象に残った点、感想等について記します
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栗山町議会「議会報告会 No.6」 

1.「議会基本条例前文」のうち「議会の使命」部分の朗読

2.今年度、議会で審議された主要なものの報告と説明
 【泉徳園(栗山町立養護老人ホーム)民営化】
  → 産業福祉常任委員会へ付託
  ・審議経過
  ・産業福祉常任委員会からの意見
  ・採決状況(資料に議員別採決を掲載)→ 賛成多数で可決・採択
  ・可決した主な理由

 【給食センター調理業務等民間委託】→ 総務教育常任委員会へ付託
  ・採決状況(資料に議員別採決を掲載)→ 賛成少数で否決・不採択
  ・否決した主な理由と、今後の展開

 【栗山赤十字病院の状況】→ 一般会議と一般質問から
  ・現状の説明と、今後の見通し
 【議会モニター】
  ・議会モニターからの提言と、活動実績の報告
 【資料説明】
  ・議会の開催日数
  ・町税等の未収金(未収金の詳細説明)
  ・地方議会と国会(議院内閣制と二元代表制の違い、地方議会の役割)

3.上記事項に対する質問と回答
4.資料以外の事項についての質問と回答、その他
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[私の印象に残った点]

◆議会報告会が「機関(組織)としての議会」の立場で実施されていることを再確認
・報告会を運営する4人の議員の役割分担が明確化され(班長、司会、説明2)、
 全員で報告会を運営
・町民からの質問に対し「議会の立場」を貫いた回答(個人的な見解は無し)

◆議会内の議論や経過が整理されていた。
・町民に分かりやすく短時間で説明するために、伝えるべきポイントが絞られていた
・説明をしやすくするため、追加資料(ポスターなど)を用意=課題の視覚化、具体化
・否決案件(給食センター)については、議会側の見解の根拠を論理的に説明。

◆栗山町民の多くが、二元代表制(議会の役割)を理解
・町民自身が「まちづくり懇談会(行政主催)」と「議会報告会」を聞き比べ、
 それぞれの立場の違いや、見解の相違点を再確認していた。
  → 両者に対する理解を深めると共に、(首長、議員選挙時の)判断材料
・行政と議会の特性を理解し、積極的に活用
  → 行政に対しては、全般的な住民サービスの要望
    議会に対しては(身近な町民の代表者として)行政の問題点の追求と確認を要請

◆地方自治の世界で先進的な取り組みをしている栗山町議会にあっても、町民の要求は厳しい
・議会基本条例があるが故に過剰な取り組みをしていないか、という町民からの質問
 (議員報酬や議会運営に対する厳しいコスト意識)
・議会が関与していない行政分野への説明や対応を求められる

◆議会が機関として機能するためには、時間をかけた議論や調査・準備が必要
・泉徳園民営化では、結論を出すまでの約半年に9回の常任委員会を開催。
 専門的知見の活用なども含め、問題点を明確にし、採決の根拠を共有していた。
・議会報告会で各議員が役割を持つことで準備を入念に行い、課題を深く理解する。
 あわせて「議会としての見解」を再認識できる。
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「行政より議員は身近な存在なので、色々聞きやすい。」
これはある参加者の発言でしたが、これこそ町民と議会の関係を表している言葉だと思います。

しかしその一方で、「議会基本条例があまりに有名になり、上ずってしまわないか心配」「議会基本条例に縛られて無理をしていないか」などの発言から、身近な存在だった議員や議会が遠くへ行ってしまうような不安感が町民側にあるのも感じました。

身近な存在であることに加え、最先端の取り組みを形にしていくためには資質の向上が欠かせませんが、それらをバランス良く高めていくのは本当に大変だと感じました。
また「地域の課題」は議会運営とは別次元でどの自治体にもあり、その解決策は自分達自身で見つけなければならないことも再認識させられました。


今回、自分の目で見て、肌で感じて、多くの学びと気づきがありました。
視察を受け入れてくださった栗山町議会の関係者のみなさん、ありがとうございました。

2010年02月22日

(社)北海道中小企業家同友会・南空知支部2月例会

今日は平成22年2月22日、ぞろ目で記念切符が完売とか。そんな日の夜、岩見沢市民会館の一室で(社)北海道中小企業家同友会・南空知支部の2月例会が開催されました。私は会員ではないのですが、南空知支部新年交礼会からのご縁で参加させていただきました。

今回のテーマは「一歩塾ってな〜に?! 〜ちょっと顔出してみたくなるよね!〜」。一歩塾とは、より深い学びの場を求めて平成21年4月に発足し月1回の活動をしている、同友会の若手グループです。

2月例会では、まず一歩塾の活動風景の紹介と、一歩塾が4ヶ月間にわたって学んだダイレクトマーケティング(DM)の手法の概略説明がありました。その後、メンバー5人がDMの手法を使って各々作った「3月例会の案内チラシ」をサンプルに、チラシとしての完成度や問題点などをグループワーク形式で検討し、発表しました。

2時間半の例会でしたが様々な要素や手法が取り入れられ、あっという間でした。また例会毎に担当グループが決まっているようで、担当者同士が切磋琢磨しながら企画を工夫しているのが見て取れました。

業種は違っても、中小企業の経営者(または役員)という共通の立場の人が集まり、課題解決に向けた学びの場を展開していて「おもしろい」と思いました。形は少し違いますが、月形町での「まちづくりNPOふきのとう」や「地球を愛する会@月形」の活動にも共通するものがあると感じました。

自分を高めようと思ったら、まず自ら始めなければ。
行動すれば必ず学びの場ができ、仲間も集まる。

2010年02月18日

地方議会議員セミナーVol.5「民主党連立政権下の地域主権政策」

2月17日、第一法規(株)主催、北海道町村議会議長会後援の地方議会議員セミナーに参加してきました。会場はホテルさっぽろ芸文館(旧北海道厚生年金会館)。全道各地から100人近い市町村議員が集まったことからも、今回のテーマや講師に対する関心の高さが伺えました。
ちなみに、月形町議会からは私と楠議員の参加です。

今回のテーマは「民主党連立政権下の地域主権政策 =民主党連立政権で地方分権はどう変わるか=」。講師の北海道大学公共政策大学院教授 宮脇淳氏は平成21年11月まで内閣府本府参与・地方分権推進委員会事務局長を務められていたので、本質の話が聞けるのではないかと期待も高まりました。

講演の内容は、2009年12月に発表された地域主権戦略の工程表(案)【原口プラン】を軸に、民主党政権における「地域主権」と旧自公政権時代の「地方分権」との相違点、鳩山内閣における課題の解説(消費税増税、子ども手当、行財政改革、地域主権)、鳩山内閣の現状と今後、などです。

宮脇先生のお話しは非常に熱がこもっていた上に、私の疑問点を丁寧で分かりやすい説明で晴らしてくれ、とても充実した2時間半でした。以前に宮脇先生のお話を聞いたことがありますが、その時よりずっと情熱的で明解だったように感じます(私の理解が深まったから?)

以下に私の印象に残った点を列挙します。
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「民主党連立政権下の地域主権政策
   =民主党連立政権で地方分権はどう変わるか=」

        北海道大学公共政策大学院教授 宮脇 淳氏

《民主党連立政権下の地域主権政策》

◆現状では、地域政策の状況や将来像は見えにくい。
 例)地方分権改革委員会(計100回以上、全てネットで公開)
    → 地域主権戦略会議(公開は1回のみ)
◆地域主権推進一括法案
・今年3月、国会提出予定
・戦略会議の裏付け法:ただし内容には踏み込んでいない(枠組み法)
・国と地方の協議の場の法制化:地方とは何(誰)を指すのか?

《1.日本の中央集権型統治の形成》

◆中央集権型統治:明治以降に維持された仕組み。「標準化」と「階層化」により形成
・標準化:全国画一基準
・階層化:責任と権限を国が決め、それぞれの階層(都道府県・市町村)に配分

◆第一次地方分権改革
・機関委任事務、地方事務官制度等の廃止は、大きな成果だった
・各省庁が合意できる範囲で分権していった = 勧告したものは全て達成できた
  → 今残っているのは、難しい(合意できない)部分と効果の小さな部分でしかない
    例)新プランでの幼保一元化・・・都市部の一部分が対象でしかない
・団体自治、行政分権を重視した改革だった = 内部の構造改革が中心
  → 住民にとっては「何も変わっていない」という感覚

◆総合行政の構図
・分立:縦割り(各府省別、各局課別の関与等)
・融合:各階層が目的に会わせたそれぞれの仕事を担う(例)義務教育 ←→ 分離 
・現状は「総合」行政:分立と融合の投網状態 ←→ 「統合」行政:現場に対応できる状態

《2.鳩山内閣地域主権政策》

◆消費税・地方消費税増税問題
・地方財政を考えれば避けては通れない問題
・国から地方への補助金19兆円。うち社会保障関係13兆円、義務教育4兆円、公共事業2兆円。
  消費税を社会保障目的税化した場合、増税しても地方のサービスの自由度は増えない。
・消費税は法人税と同じくらい地域間格差がある → 調整方法の検討必須
・社会保障費用は既に国ベースでまとめていかなければ成り立たない状態。
  例)国民健康保険:基礎自治体が事業主体となり、国が補助する現行方式 → 国へ統合

◆行財政問題
・一括交付金問題 ○一括交付とは、交付基準(算定の仕方)を単純化すること。
         ○きめ細かに地域特性を見ていく=ヒモ付きに近い。今までと何ら変わらない
         ○どういう範囲で行うか、どこまで地域特性を勘案するのかが課題
・地方交付税問題 ●昨年来、財政的に厳しい状態の自治体が増えている(臨時財政対策債増)
          =今の交付税算定基準では義務的な業務が賄えない状況。
           交付税の仕組みが成り立たない状態 (基礎自治体では対応不可能)
         ●現状打破には「交付税を拡大」or「サービスを縮小」のどちらかしかない
         ●都市と地方の分配(水平配分)をどうするか
・公務員制度改革 ○民主党マニフェストでは「総人件費2割削減」となっているが、
          65歳へ定年引き上げするも給与法と連動していない

◆地域主権の意味
・言葉の概念が不明解。国民主権とはどう違う
・下からの民主主義 = 基礎自治体優先の法則
・住民参加の[メリット]問題発掘ができる ←→[デメリット]問題解決ができなくなる
・住民参加で決定したことを、納得のいく説明によって否決できる議会が最も力がある

◆シビルミニマムと経済成長戦略
・シビルミニマム(市民から見た最低基準)とナショナルミニマム(国の視点で決定した統一基準)
・地域が地域のエゴにとらわれず、国全体的な発言をすることで初めて力を認められる(地域主権)
・1970年代美濃部都政・・・地方首長が国政を動かした唯一の時期

◆議論の課題
・発言力の大きさ、以前は「町村会」だった(合併で数を減らし力を落とす)
 →「市会」になり(合併で数を増やし力を増したが、人口規模に開きがありまとまらない)
  →今は「知事会」が中心(国は、地方=知事会と考えている) 
・知事会は住民から遠いのではないか?

《3.鳩山内閣の政策》

◆鳩山内閣の政策特性
・政策重点を供給側(業界)から需要側(個人)へ転換
 → ○所得を生み出す政策がおろそかになる
   ○景気対策としては時間がかかる(供給側への配分は即効性あり)
   ○基礎自治体の事務が増える
・正義感を支える価値観の不明確化
   ●(自公政策の否定でなく)新しい姿を示す = 不明確な部分を早く明らかに
   ●例)子ども手当:当初の理念(社会で子どもを育てる)なら、制限なしに全員へ。
       給食費との相殺、税の滞納との相殺・・・理念から離れていく → 信用をなくす

◆鳩山内閣の現状
・「混沌」状態
・「新しい秩序を作る」ことができるか、「混乱を招く」かは夏の参議院選挙の結果次第

◆今後の政局動向
・全ては参院選後。
・来年の統一地方選で「国と地方の体制変化」。その後、アジアやアメリカでも体制変化の時期。
・今の地方主権構想は総務省と知事会中心(体系的)←→ 地方の声(多極分散型の発言)の重要性
・混沌とした今、地方が声を上げると意外と通ることがある。→ 議会が声を上げる。議論をする。
・市町村は自治体として、横の連携による発信がない(プロジェクト単位のみ)。
 政策に乗せるには、他の自治体が興味を持てるよう、広い観点で発信していく。
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やはり話しの肝は、基礎自治体として「何がしたいのか」「どうあるべきなのか」を明確にすることと、覚悟を持って決定し、実行していくこと。それらを、議会や首長が住民と共に納得しながら進めることができたら、地域主権に繋がっていくということなのだと思う。

「地方自治」「地域主権」をめざして活動する、先生・首長・議員の言葉や手法は違っても、向かうところは同じだと肌で感じた。だからこそ、私も月形という特性を活かした自治の姿を実現すべく、自ら考え、選択していかなければ・・・。誰も教えてくれないし、頼ることもできない。自ら到達しなければならない。それが積極的自由。

2010年02月16日

行政区対抗ミニバレーボール大会(2010)

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2月14日(日)に月形町総合体育館で、毎年恒例の「行政区対抗ミニバレーボール大会」が開催されました。参加は男子12チーム、女子8チームと、昨年より1チームずつ減ったものの、体育館内は老若男女、選手や応援する人であふれかえりました。

minivoll223.jpg右の写真は駐車場。この写真を撮ったのは昼過ぎで、既に半数のチームは試合を終えている時間。それでもこれだけの車があるのは・・・町民的行事の証拠です。

それから会場の総合体育館は、昨年11月に床の全面改修と防護ネットや照明の更新を行ったので眩しいくらいに明るく、普段の姿からは想像できない情熱的なプレーをする人々を側面から盛り上げていました。またロビーのテレビ前では、バンクーバーオリンピックの女子モーグル決勝に釘付けになる人達も。会場のそこかしこでは久しぶりに顔を合わせる人が会話に花を咲かせる姿もありました。

ミニバレーの試合だけでなく色々と楽しめた素敵な休日でした。
大会を運営してくださった体育協会や体育指導委員、月形バレーボール協会、教育委員会の方々、お世話になりました。ありがとうございました。

なお試合結果は、男子優勝が赤川Aチーム、女子は市北チームでした。

ちなみに私たちの市南チームは、男子は予選で早々に敗退、女子も決勝トーナメント1回戦で優勝した市北チームに敗れ、決勝が始まる前に懇親会に突入したのでした。

色々楽しい大会でしたが1つ残念だったのは、ケガ(アキレス腱断裂)をした人が出てしまったこと。この大会では時折起きることで、みなさん注意はしているのですが・・・早く治りますように。
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余談ですが、総合体育館の改修・更新は麻生政権時代の平成21年度補正予算によるもので、もともと計画されていた事業の前倒しです。

毎年少しずつ計画的に改修する方法だと「新しくなった」「キレイになった」「使いやすくなった」とは気付きにくいことも、これくらいまとめて行えば多くの人が気付き、【お金が回っている】と実感できるのですね。
それと同時に「こんなに新しくしなくても」という声も聞こえてきて、お金の使い方は本当に難しいです。 

2010年02月15日

劇団がたっこ第5回公演「ケンジ先生」

2月13日(土)夜に「劇団がたっこ」の5回目を迎える定期公演がありました。(過去の公演の様子 → 第4回ビューティフルサンデー第3回ザ・シェルター

会場には小さな子どもから年配の方まで200人近い観客が集まり、これまでの公演とはまた違った期待感にあふれていました。「劇団がたっこ」は町内の小中高校生有志による児童劇団ですが、年1回の定期公演に加え町内での活動(慰問公演、自主公演、樺戸神社カラオケ大会出場ほか)で認知度が上がったことや、団員の人数が増えたこと(現在20名ほど)も一因かもしれません。

今年の演目は「ケンジ先生」。西暦2110年が舞台。既に学校は無く、教育はパソコンで各自が行うスタイルに。14歳の孫娘レミの教育に何かが足りないと感じたお婆ちゃんが、100年前に製造された教師型の中古アンドロイド(人型ロボット)をプレゼントするところから物語は始まります。
問題を解くことではなく「自然や生きていることから学ぶ」ことの大切さを教えるケンジ先生に、レミの家族や友達も感化されて・・・

2時間にも及ぶ公演でしたが、最初から最後まで観客が引き込まれていたのは「劇団がたっこ」の実力が上がったことに他ならないのですが、歌あり踊りありのミュージカル仕立てだったことも要因でしょう。それに教育が題材で誰もが何かを感じる内容であったこと、嫁姑の対立やその間で情けなくも優しい夫、多才で味のある店主など、様々なエッセンスが加えられていたことも共感できる要素でした。

見ている時はあっという間の2時間でしたが、これだけのものを仕上げるのはどれほどの時間と情熱を要したのか・・・見終わって振り返ってみて、改めて感動した次第です。(公演の次の日、行政区ミニバレーボール大会に集まった町民の中でも話題になっていましたよ。)
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今年も「達成感を味わった子ども達の顔」は素敵でした。そして毎年思うのは、この笑顔によってどれだけの人が元気とやる気をもらっているのだろうかと言うこと。子どもの力は、計り知れないものです。

団員は学校での勉強の他に、+放課後の部活動、+劇団の活動、+生徒会(児童会)、+塾、+アルバイト、+月中雪祭実行委員・・・など、それぞれの「やりたいこと」を同時進行でこなしています。(もちろん学校と劇団に集中している子もいます。)
こんなにもたくさんの「やりたい」を実現させるためには、保護者や地域の人の協力なしには叶いません。それがごく当たり前にできる月形町の教育力はスゴイと思いませんか!

もちろん子どもの人数が減って、やりたくてもやれないこと(大人数を要するスポーツ等)もありますし、少人数だから誰かがやらければならないこと(やらされていると感じること)もあります。

それも含めて、「○○をやりたい!」と発すれば何とか支えようとする大人が現れる、子どもが集う、それが月形の暮らしです。

2010年02月12日

心があたたまった、素敵な『第3回月中雪祭』

「建国記念の日」の昨日午前、第3回の月形雪祭(ゆきまつり)が開催されました。

先週までの厳しい寒さとはうってかわって、風もなく陽も差し込む穏やかな天気で「暖かくて良かったね」と話題に上るほど(とは言ってもー5℃くらいの気温です)。3回目にして初めて天気に恵まれた雪祭です。(過去の様子→ 第1回中止編第1回プチ開催編第2回予告編

会場には学校関係者(生徒、保護者、先生、行政)だけでなく、たくさんのちびっ子やお婆ちゃん、お爺ちゃんの姿も。みんな笑顔満開で過去最高の人出でした。

それもこれも第3回という実績と事前のPRの成果でしょう。右の写真は2月10日の朝刊に折り込まれたチラシ。中学1年生のデザインで学校のプリンターで作成したとか。他にも町内にポスターが張り出され、町報や新聞にも記事が掲載され、楽しい雰囲気が発信されてワクワク感を盛り上げていました。

とはいえ雪祭の規模は今までの1/2〜1/4。雪像数体とイス、2つの雪山に滑り台が数本、そして小さなステージ。普通に考えれば「少しさみしい雪祭」になりかねないところ、心あたたまる笑顔満開の雪祭にしたのは実行委員(1・2年生の有志)の『おもてなしの心』と、その気持ちのお手伝いをした『大人の存在』でした。

高速のチューブ滑り台では、実行委員がチューブを下から上に運んだり、チューブの安全な座り方を手伝ったり、怖がっている子どもにやさしい声をかけたり、スピードが出すぎないように介添えしたり・・・。
尻滑り台では順番を整えたり、何度も何度も挑戦するちびっ子とハイタッチして盛り上がったり・・・。
遠巻きに子ども達の様子を見守っている大人達には、温かい飲み物や食べ物を配って歩いたり・・・。
座り心地の良いイスとカウンター(もちろん雪と氷)ではジュースをサービスしたり・・・。
ステージでは「ココア早飲み大会」の司会で、大人と絶妙な掛け合いで場を盛り上げたり・・・。
他にもあちらこちらで『おもてなしの心』が感じられ、いつしか会場全体がほんわかとした雰囲気と笑顔に包まれていました。

そのほんわかした雰囲気に一役買ったのが、これまた大人の有志の方々。教育委員会がその中心ではあったものの、そこにお父さんやお兄さん、近所のおじちゃんが加わって飲み物(ココア・甘酒)を暖めながら焼き鳥や焼き芋をふるまっていました。この食材のほとんどはこれら有志の方々のご厚意!
「子ども達の喜んだ顔が見れるだけでいいから。」
「まちを盛り上げようって頑張ってる子どものことを応援したいじゃない。」
「寒い場所だから温かいものがあったらいいよね。」

人と人の心が紡いだ、本当に素敵なステキな【月中雪祭】でした。
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この【月中雪祭】発祥は、現月中3年生の『月形の冬イベント「SNOWフェスティバル」の楽しさを再現したい!』との想いから。SNOWフェスティバルは、町外からもたくさんのお客さんを集める町をあげてのイベントだったのですが、様々な理由で平成17年を最後に終了してしまったのです。

過去2回の月中雪祭は、その学年が総合学習の時間と休み時間を使って企画制作しました。そして今年は・・・3年生は受験で引退。総合学習の時間が使えなくなったり、新型インフルエンザの影響で冬休みが短くなったり。色々な条件が厳しくなる中、想いを受け継いだ1・2年生の有志が実行委員会を立ち上げ、放課後を利用して頑張って、この日を迎えたわけです。

想いは繋がる。そしてどんどん膨らむ。

私も月中雪祭から素敵なプラスのパワーを受け取って、新しい種を播きたくなりました。
月形町が元気になるような種。月形町民が繋がっていくような種。
頑張って実にしますよ♪

2010年01月20日

北海道中小企業家同友会南空知支部 2010年新年交礼会

1月18日夜、岩見沢市ホテルサンプラザにおいて「一般財団法人北海道中小企業家同友会南空知支部 2010年新年交礼会」が開催されました。私も町内の会員の方にご案内いただき、初めて参加してきました。
この「北海道中小企業同友会」ですが、昨年創立40周年を迎え一般財団法人に移行し、現在12支部、12の専門委員会をもって活動しているとのことです。

交礼会は二部構成で、第一部の「新春講演」では旭川支部政策委員会委員長の久保あつこ氏から中小企業振興条例の意義と取り組みについての発表があり、第二部は会員同士の親睦と情報交換のための懇親会でした。

今回のテーマは「条例」なので普段より行政や議会関係者の出席が多かったとのことで、私以外にも岩見沢市議や新篠津村議、桜庭月形町長の姿もありました。
(余談ですが、桜庭町長はこの会の勉強会に以前から参加しているとのことでした。また今回は不参加でしたが、月形町職員も研修の目的で毎回数人が参加し、グループ討論などを行っているとのこと。会員の方々から「月形町は積極的に勉強をしていて素晴らしいですね。」とのお声をいただきました。)

それから発表者の久保さんは焼き鳥専門(有)ぎんねこ(旭川市)の取締役ですが、旭川市議会議員も務めています。私が議員になる前に地方自治土曜講座で知り合い、その後も自治体学会や各種セミナー、北海道女性議員協議会など様々な場面で顔を合わせ、情報交換させていただいています。聡明でバイタリティーあふれる久保さんは議員としての方向性をしっかり持っている方で、私のめざす議員像のうちの1人でもあります。

以下に印象に残った発表内容を記します。
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『地域づくりと中小企業振興条例の果たす役割! 
  〜旭川の事例から、南空知地域の未来を考える!〜』

  発表者) 焼き鳥専門(有)ぎんねこ取締役 久保あつこ氏
       (旭川支部政策委員会 委員長)   

【旭川市中小企業振興基本条例制定要望書 提出までの経緯】
◆2007年(平成19年)政策委員会委員長に就任。中小企業振興条例に取り組み始める
・旭川市はこの時既に中小企業振興条例を有していたが、補助金条例の色合いが濃かった。
・条例の中に「市長の責務」がうたわれており、市側は「改正の必要なし」の結論。
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◆理念を盛り込んだ条例を作りたいと先進地(帯広市)視察。旭川市とのギャップを感じる
・強力なリーダーがいる
・何年も前から取り組んでいる
・関係者が、理念条例の必要性に気付いている
  ↓
◆まずは同友会内の勉強会から(行政、同友会、企業家がいっしょに旭川の実態を勉強)
  ↓
◆情報を共有し、足元を固める活動へ(業種別意見交換会の開催)
・旭川市内の業界を5つの業種に分類し、それぞれに意見交換会を行う
・意見交換会には、対象業種の代表+経済団体+大学+行政
・各業界には事前にレポート(現状、今後の見通し、問題点と課題、対策)を提出してもらい、
 それを基にプレゼンテーション。その後、全体で意見交換。懇親会。
  ↓
◆どの業界にも共通する問題点の発見
 1) グローバル経済の影響を受ける
 2) 後継者不安(順調な業界、企業であっても抱えている問題)
  ・継ぐ人がいない。継がせられない。
  ・技術者の高齢化
  ・規模拡大しなければ成り立たない状況(世相)
 3) 業界内の連携がとれていない(連携をとる力がない)
  ↓
◆2年間の活動で、理念条例の必要性を企業、経済団体、行政、市民等が理解
・2009年7月、商工会議所、商工会、青年会議所、同友会が連盟で
        「旭川市中小企業振興基本条例制定要望書」を提出
・2009年9月 旭川市議会定例会で現行の「旭川市中小企業等振興条例」の
        改定か新条例の制定を進めることを旭川市が表明
(政権交代の影響を受け、条例制定は国の動きを見ながら進めることになった。)

【要望書の中で、特に力を入れた点】
・前文を設けると共に目的と基本理念を明記すること
・市の工事発注の際、中小企業の受注の機会の増大に努めること
・中小企業の組織化と連携、相互協力
・大企業の役割(地域社会の構成員、中小企業振興策への協力、地域経済発展への寄与)
・市の努力(施策が中小企業経営に及ぼす影響への配慮、学校教育における職業観の醸成教育)
     
【なぜ条例化が必要か?】
◆業界や団体が連携をとることがこの時代を乗り切るためには必要だが、
 その時の共通理念や精神的バックボーン(支え・裏付け)として条例が必要
◆形だけの条例では意味を成さない。
 条例制定と同時に政策展開ができるよう、関連づけながらやっていきたい。
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久保さんの発表は条例制定までの展開が具体的に示され、非常に有意義な内容でした。

今回の事例は経済活動に限らず様々な場面に応用できると思います。
生活の中で問題意識はあるものの、それを解決する具体策が見つからないとき、諦めず、まずは足元を正直に素直に見つめ返すことで問題の本質を見極められるということ。その解決策も関係する様々な人の連携と知恵で、少しずつではあっても見えてくるということ。
今私が取り組んでいる「議会改革」などでも応用できそうです。

この北海道中小企業家同友会は「学ぶ」ことを基本とする団体だそうで、懇親会での会話や姿勢からも「何かをつかみたい」「現状を打破したい」という積極的なオーラを感じました。「経営者として、会社や従業員を守るのが自分仕事だから」という強い自己認識の現れだと思います。
そういった前向きな雰囲気の中で、月形町職員が研修を行っていることに嬉しい驚きを感じると共に、これからの政策展開において成果が現れるのを期待せずにはいられません。

また私にとっても、今まで関係の薄かった経済団体や経営者と知り合えたこと、経済活動の現場の課題や対策などを学べる機会を得たことは有益でした。この会へお誘い下さった会員の方々に、お礼申し上げます。

「どこも一緒なんだ。」と諦めるのではなく、「どこも一緒ならば、成功例はそのまま生かせるはず。」という前向きな姿勢で、自分の足元から活動していきたいと思います。

2010年01月10日

平成22年 月形町成人式

22seijinn1.jpg成人の日を含む連休の前日、1月9日(土)の午後、平成22年月形町成人式が行われました。

今年は会場を交流センターに移し、真新しく明るく手作り感たっぷりの雰囲気です。参加した新成人は35名(男性21名、女性14名)、他に来賓や主催者、保護者など約50名がお祝いに駆けつけました。

式典では宣言文や町民憲章の朗読、答辞などで新成人が演壇に立つ場面もあり、代表者だけでなく新成人全体が緊張感に満ち、「大人の顔と態度」を見せてくれました。
一方、式典後の「成人を祝う会」はざっくばらんなお茶会の雰囲気で、級友や恩師と談笑する姿に子どもの頃のあどけなさが見え、二十歳が大人の入り口であることを認識させてくれました。

22seijinn2.jpg成人を祝う会の中で恒例の餅つきが行われたのですが、今年は女性のみが餅をつきました。新成人みんなに声をかけたのですが、男性陣は・・・。
振り袖で餅をつくのはとても華やかでお祝いの席にぴったりでしたが、やはり晴れ着を汚してしまわないか心配はつきもの。お母さんが介添え役となり、袖を縛ったり直したり、親の有り難みを感じる場面でもあったようです。
私は今回で3回目ですが、毎回雰囲気が違うものですね。これもまた個性なのでしょう。

新成人のみなさん、社会に揉まれながらも「自分」を確立し、それを活かし輝けるよう一つ一つ積み上げていってください。あなたたちの故郷月形町はいつも見守り応援しています。そして疲れた時には癒やす場にもなってくれるでしょう。

2010年01月08日

平成22年月形町新年交礼会

本日午後6時から多目的研修センターで、月形町・月形商工会・月形町農業協同組合が主催の「平成22年月形町新年交礼会」が開催されました。参加申込者は300名余り。多くの町民が集まり、新年の挨拶を交わしました。

会場では恒例の「年男年女による餅つき」が行われ、「地元の食材を活かした料理」が並びました。このお料理の多くは昨年の交礼会にも並び好評を博したもの(昨年の情報)ですので、ここでは今年の新顔を紹介します。

■月形産小麦の手づくりパン(友朋の丘『ベーカリー&カフェ萌木』)
・・・社会福祉法人札親会つきがた友朋の丘が経営する福祉の店「萌木」では昨年から手作りパンに力を入れています。天然酵母や月形産小麦を使ったものも取り揃え、札幌の専門店かと思うほどの味と品揃えで、私たち町民の舌と目と胃袋を楽しませてくれています。
 そんな萌木から交礼会のために特別提供されたのは、月形産小麦「春よ恋」を使った10種類の手作りパン。どれもおいしく、あっという間になくなってしまいました。みんなこのパンのおいしさを知っているのでしょうね。(私の口に入ったのもほんの一口でした。おいしかったです。)

■パンプキンWチーズケーキ(地産地消計画推進協議会:第2回地産地消料理コンテスト「うんまいべ!」グランプリ作品)
・・・(株)月形町振興公社が北海道からの委託を受け、開発・研究を進めた「かぼちゃシロップ」を使った料理コンテストでグランプリを取った作品です。上下2色のケーキは黄色の濃淡になっていて見た目もキレイ、味もかぼちゃが活きていて大好評。流石グランプリの味です。

■かぼちゃ生キャラメル&かぼちゃ羊かん((株)月形町振興公社)
・・・月形産かぼちゃ「虹ロマン」を使った生キャラメルと羊かん(かぼちゃ餡をはさんであります)。今はまだ試作段階とのことで、これからも改良を重ね商品化にむけて取り組んでいくとのことです。
 生キャラメルは色がとってもキレイな黄色で目を引きました。私は試食する前になくなり残念ながら味わうことができませんでした。どんな味だったのかなあ〜?
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今年の交礼会はこの他にも素敵な企画とお話しがありました。

■月形小学校6年生制作の「つきがた米PRビデオ」の上映
・・・先日の感謝のつどいで発表されたPRビデオです。多くのみなさんに見ていただく機会が持てて良かったです。これからの展開に期待です。

■月形学園長からの心温まるお話し
・・・交礼会冒頭の来賓紹介時の月形学園大島園長のお話しです。
「最近、宮下議員のブログにある少年からコメントが寄せられました。その内容は『以前学園に入所していた者です。月形学園での生活の中、地域の人や先生方との関わりで更正できた。月形町の皆様、先生方に感謝している。』という内容のもの。宮下議員から知らされとても嬉しく思ったので、町民の皆様にもお知らせし、この嬉しさを分かち合いたいと思い紹介させていただいた。」
というもの。
 私も関係した話なので気恥ずかしいのですが、それ以上に月形町民にとってとても嬉しく心温まる出来事だったので、こういう場で多くの町民の方々と感動を共有できたことが何よりでした。
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私にとって今年の交礼会は町議会議員3回目です。今までにも増してたくさんの方とご挨拶でき、町政上での様々な関係を再確認できたと共に、暮れに発行した議員活動報告書の感想を伺えたり、私の活動に激励をいただいたり、とても有意義な時間でした。

「しっかり頑張れ!」という『気』を注入していただきました。よし、頑張るぞ!!

2010年01月05日

平成22年月形消防出初式

本日午後2時より平成22年消防出初式が行われました。
今年の消防団員・消防職員の参加は68名、各関係機関からの来賓や交通整備を行う安全指導員、一般の見学者を合わせると100名以上が集いました。

例年通り敬礼や観閲後に分列行進の流れですが、今年から行進順路が変更になりました。今まで式典を行っていた福祉センターが解体され、会場が交流センターになったためです。道順は消防署からまっすぐに役場前に向かいそのまま青柳自動車前、駅前を通って交流センターへ、ほぼ直線の行進です。

道路脇には年末から年明けに降った雪がうずたかく積まれ道幅も狭くなっていたので、行進する方も道路を通行する車も緊張したのではないでしょうか。私達観覧側も雪山に遮られて余りよく見ることができなかったのが残念でした。
ただ、多少の風はあったものの雪が降ることはなく、気温も+1〜+2℃と天候に恵まれたことは何よりでした。

式典は昨年4月にオープンした交流センターなので非常に明るく、新春の晴れやかさを一層引き立ててくれました。また今年の表彰者は例年以上に多く、消防庁長官表彰や北海道知事表彰、日本消防協会長表彰の披露もあり、月形消防団の熱心な活動に敬服すると共に自然に感謝の気持ちがわき上がってきます。
(ちなみに、月形消防団員の定員数は常に確保され、若い団員も多く活動も活発です。これは現職団員の努力と、それを支える地域企業や団体、家族の理解と支援に他なりません。月形の誇りです。)

式典の中で門脇消防団長から
「昨年月形町内では住宅火災1件、車両火災1件、その他2件が発生し残念な結果となった。今までにも増して予防活動にも力を入れ、今年こそ火災0でいこう。」
との呼びかけがありました。

火災が起きてしまってからの対処は万全でも、火災が起きないことが最善です。予防は何よりも大事なこと、私達町民にもできるのは「火災予防」です。一人一人が気をつけましょう。

2009年12月26日

「ゆみこの議員活動報告書8」の発行

月形町内のみなさん、「ゆみこの議員活動報告書8」をご覧いただけたでしょうか。今朝の新聞折り込みで町内に配布しました。(→PDF

今回は「連携」をテーマにまとめました。

■ 道内行政視察研修(道北方面 2009年7月6日〜8日)
 ・・・今回は幼保一元化施設「認定こども園」を中心に、
  美深町、中川町、中頓別町、枝幸町を視察してきました。
  視察情報をもとに、月形町の現状を考えました。

■ 一般質問「高齢者に対する『地域福祉計画』
              推進のための具体策について」
 ・・・地域という横の連携を意識した『地域福祉計画』。
  高齢者福祉にどう取り入れていくのか?
  私は『町内会の強化』が必要と考える。そのための提案を3つ、町長はどう考えるか?

■ 一般質問「子ども(0歳〜中学生)に係る施策及び所管について
 ・・・子どもを取り巻く環境は変化し、住民課と教育委員会の連携が求められている。
  より一層の連携強化と体系的な情報提供、組織の一元化が必要では?

■ 宮下裕美子議員活動記録(2009年4月1日〜7月31日)
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ご意見、ご感想をお待ちしています。

2009年12月17日

「ゆみこの議員活動報告書7」の発行

今週に入り真冬日の寒さと雪の降り続く毎日でしたが、今朝は久々の晴れ間。気持ちいい青空と凛とした空気・・・かなり寒いです。今朝はー14℃近くまで下がりました。もう完全に根雪ですね。雪の少ない師走と思いきや、ここに来て一気に例年通りの雰囲気です。
左の写真は須部都川の堤防近くの樹。樹の持つ雰囲気に誘われてシャッターを切りました。午前10時の陽光が爽やかな雰囲気を醸し出していました。

さて、「ゆみこの議員活動報告書7」を今朝の朝刊に折り込みました。
(webでも公開しています→PDF

前回の発行から1年が経過しました。その間、多くの町民の方から「次はまだか」と発破をかけられ、嬉しいような苦しいような気持ちで過ごしてきました。

この1年の国の政治情勢やそれに伴う町政、議員活動も目まぐるしく変化し、広報誌というまとまった形にするには難しい状況でした。ブログでは逐一報告してきたつもりですが、広報誌のような紙媒体にしてしまうと迅速な修正や変化を伝えることができず、誤解を招きかねないと思ったからです。それでもこの年末に来て、ある程度の方向付けができたものもあるので、まとめてみました。内容は以下の通りです。

■市町村合併について
  ・・・町長が「合併→自立」の方向転換をしたことを受け、私がどう考えているのかを書きました。
■一般質問「住民を対象とした災害時の危機管理について」
  ・・・私の質問と提案、町長の回答を要約しました。その後の展開として、
    行政区での防災訓練や光回線を使ったIP告知システムについても触れています。
■一般質問「ブロードバンド(高速インターネット通信網)の整備について」
  ・・・ブロードバンド整備の必要性と今後の展開に向けての提案、町長の回答を要約。
    その後の展開として、光回線が整備されることが決定したことをお伝えしています。
■宮下裕美子議員活動記録(2008年12月1日〜2009年3月31日)

ご意見、ご感想をお待ちしています。

なお、今回の「ゆみこの議員活動報告書」は3部構成です。今日発行したのはNo.7、年末までに第2弾のNo.8を発行し、年が明けてNo.9が〆です。どうぞお楽しみに♪

2009年12月11日

月形小学校『感謝のつどい・体験発表会』

今日は月形小学校の『感謝のつどい・体験発表会』を見学してきました。

この行事は月形小学校の毎年恒例のものですが、今年はいつもと雰囲気が違っていました。一番大きな理由は「餅つき」がなくなったこと、次は新型インフルエンザの影響で仕切り直したこと(最初の予定は11月中旬でした)です。

餅つきがなくなったのは、教材田で栽培する米の種類が「餅米」から「うるち米」になったからです。近年の農業事情で品種の混雑が厳しく問われるようになり(厳格な品質管理が問われたため)、自家用に餅米を育てていた農家も作らなくなって、苗の確保が難しくなったというわけです。

今年教材田で栽培したのは「ななつぼし」、12aの教材田から498kgの米がとれました。その米は学校給食で食され、17日分の全町給食(300食/日)を賄ったということです。昨年までの餅米は、感謝のつどいの餅つきや、成人式や卒業式のお祝い餅として町内に振る舞われてきましたが、また別の形で「小学生が育てた米」が多くの人のお腹や心に届けられたことは、とても素敵なことだと思います。
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さて『感謝のつどい・体験発表会』に話を戻します。

まず全校児童の演奏で「八木節」・・・打楽器を中心に、様々な楽器でリズムを刻む。これも恒例。
次に教材田(水田)と教材園(畑)での栽培活動の様子を報告(校長先生&児童)
そしてメインの各学年の発表
・1年生:野菜作りと朝顔の観察
・2年生:野菜作りと元気神輿
・3年生:月形の特産品(特にメロンと花に注目)
・4年生:月形の環境(グループごとにテーマを決めて)
     鳥(ヒバリ)、リサイクル(廃油の再利用)、
     木の実(マツボックリ)、ダム(月形ダム)
・5年生:新聞(特徴、製作工程、昔の新聞づくり、地域の違い)
・6年生:月形の米CMプロジェクト
    「おいしいお米は月形米」「朝ご飯の大切さ」
最後に、各作物の栽培に協力してくれた方々(招待客)に感謝状の贈呈


なかなか見応えのある体験発表でした。
特に3年生の発表は、全体の構成や調査の展開に無理がなく、深いところまでよく考えて進められていました。総合学習の時間に加え、社会科の「地域を知る」時間を使って進めたためだということですが、先生の感性と努力もあったのではないでしょうか。小学3年生でこような調査研究活動を体験できることは、これからの人生で大いに役立つと考えます。感激しました。

それから6年生のCMプロジェクトは斬新でした。小さい頃からメディアに触れ、様々に工夫することも今の時代必要なことなのでしょう。手法に感心するばかりでなく、子供達が作ったCMの内容も素晴らしかったです。「月形米のおいしさ」をいかにPRするか、子供達の感性は心に響くものがありました。せっかく作ったCM、ぜひとも様々なところで流して欲しいものです。
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今日は久々に月形小学校にお邪魔しましたが、たくさんのエネルギーをもらってきました。地域に子どもがいること、何かに向かって頑張っている姿がエネルギーを生み出すこと、その素晴らしさと必要性を改めて感じて帰ってきました。

2009年12月06日

平成21年度 月形町PTA連合会研究大会

12月5日(土)午前、はな工房大ホールにて、「北海道教育の日」平成21年度月形町PTA連合会研究大会が開催されました。参加者は月形町内小学校、中学校、高校のPTA関係者と教育委員会、来賓など約70名でした。

今年のテーマは「明日を担う子供たちを人間性豊かに育てよう 〜家庭・学校・地域連携の子育てを〜」で、講師は有限会社アールズセミナー代表取締役 佐々木亮子氏です。

佐々木氏は過去に北海道副知事を務めた方で、今も教育や公安に関わる様々な公職に就かれています。また「道民家庭の日」や「カルチャーナイト」等も手がけたとのこと。教育コンサルタントとして社員教育などに携わっているだけに、非常に中身の濃い、示唆に富んだ内容の講演会でした。

以下に、私が心に留めておきたい内容を記します。
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講演「家庭・学校・地域の連携」による子育て
     有限会社アールズセミナー代表取締役 佐々木亮子氏

◆連携が機能する3つのポイント
 1. 目的が明確である(誰のために、何のために)
 2. 協働の意欲がある(自分がやるという強い気持ち)
 3. 綿密なコミュニケーション

◆人生を充足させる4つの時間+1
 1. 取り組むべき課題があること
 2. 精神をリラックスさせるゆとり
 3. 愛される時間
 4. 愛する時間
 +1 自分が必要とされていること(誰かのために役立っている実感)

◆全ては人と人との関わり=リーダーシップとコミュニケーション
 ・リーダーシップ:自分の意図するところへ相手を仕向けること=人を動かすこと
 ・コミュニケーション:リーダーシップの手段

◆人を動かす3大要素
 1. 地位
 2. 専門能力:知識、技能(正確、迅速、丁寧)
 3. 人間的魅力=利他的 (相手の立場に立つ、相手側に軸をおいた説明)
 +1 自己のIdentityの確立=自分自身を支えるもの

◆コミュニケーション(意思の疎通)のための3つのテーマ
 1. 自分を受け入れる(相手の前に、自分との対話が必要 → 自己肯定)
 2. 自分を表現する (自分から働きかける=挨拶の重み、挨拶は働きかけの手段)
 3. 相手を尊重する (人間関係の着地点は相手にある=相手に決定権がある)

 ◎身体はガラス=態度は丸見え
 ○子どもが自分を受け入れるためには、周りの大人の環境が影響する
 ◎ドロシー・ロー・ノルトの詩
 ○目線をあわせるときは自分から(力のない人があわせるのではない)
 ◎ここはというタイミングで必ずものを言う → 自己表現につながる
 ○自分を演出することも大切

◆仕事の世界で成功してきた人のパターン(ただし、物差しは単純じゃない)
 1. 意欲
 2. 人間関係 = 誰に会うか
 3. 能力

◆リーダーが環境の雰囲気を作る(=魚は頭から腐る)
 良い雰囲気を作るための話法
 ○残存効果法(必ずプラスの話で終わる)
 ○条件効果法(これさえやればできる)
 ○サンドイッチ話法(プラス→マイナス→プラス)
 ○質問法=コーチング(質問して答えさせ、同じになったらOKを出す)
 ○謙譲語(年上の部下に対する接し方)

◆啐啄(そったく)=タイミングと強さが重要。変化への行動
 ○啐(そつ):雛がふ化するとき、内側から殻をつつく(=本人の努力)
 ○啄(たく):外側から親が殻を割る(=周りの援助)

【これから求められる人間像】
自律した人:自分の物差しをもっている=自分で考え、行動できる
      受容性は最も重要
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講師の佐々木さんの一言一言は、普段私が漠然と感じていることをキチンと論理的に整理してくれ、これからの行動の指標を与えてくれました。モヤモヤした霧の中に一筋の光が差し込んだような感覚です。 

講演の最後、質疑応答で
Q 自分の考えもしっかりもって自律した女性は多くいるが、
  (役をお願いしようとしても)なかなか一歩を踏み出せずにいる人が多い。
  そこを後押しし、前に進めるためにはどうすればいいか?

A 小さいことから自信をつけさせることが大切。
  些細な声かけも、それによって気持ちや環境が変化する。諦めずに働きかけることが大切。
  ただし、何度やってもダメなら諦めるしかない。それまでということ。
 
行政委員のなり手がいない現実、男女共同参画が進まない現実を見たとき、この手法は「有り」だと思いました。私自身、小さな活動の成果で自信を持ち、次へ次へと進んできたように思います。その陰には声かけ等で支えてくださった人の存在も感じています。今度は私がそうする番なのですね。

今回の講演を聴きに来たお母さん方が「今日の講演会は大ヒットだった!」と喜んでいました。それに対して男性の感激は薄かったように感じたのは私だけではないでしょう。それぞれの置かれている立場でものの見方は違います。(個人の感性もありますが)男女の見えざる壁も強く感じた今日の講演会でした。
 

2009年11月30日

12月定例会での一般質問は・・・

平成21年第4回(12月)定例会は12月8〜9日に開催予定です。

一般質問の締め切りは11月28日で、私は以下の内容で通告書を提出してきました。
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1. 男女共同参画社会への取り組み状況と、今後の展開について[答弁者:町長および教育長]

 男女共同参画社会基本法制定から10年が経過した。月形町における取り組みはどのようになっているのか。また基本法では「地域特性を活かした施策の展開」が求められているが、町長の考える地域特性とは何か、今後の展開を含め伺いたい。
 あわせて、学校教育・社会教育分野における取り組みと今後の展開について、教育長に伺いたい。
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 男女共同参画というと、女性側がいかに社会進出しているかが取りざたされます。しかし男女共同参画の本質は、男女が分け隔てなく自分の意志で社会に参画できること、つまり、男性にも女性にも等しく関わる問題で、男女の意識や生活環境、社会風習にも関係する問題です。男女が共に参画することによって、今まで気付かなかったところに目が向き、「まち」や地域は活性化します。暮らしやすい「まち」にもなっていくのではないでしょうか。

 月形町の場合、女性は生き生きと様々な活動を行っています。しかし、道の調査した男女共同参画関係の数字は決して高くはありません。

 それはなぜか? 
 町長(教育長)のイメージする男女共同参画社会とは? 
 何をどうサポートすることで男女共同参画社会を作ることができるのか?

こんな視点で質問していきたいと考えています。

 通告書の提出順から、私の一般質問は12月8日午前10時の開会後すぐになると思います。
もしお時間がありましたら、ぜひ傍聴にお越し下さい。

2009年11月26日

廃棄物資源循環学会 平成21年度技術セミナー「(株)アレフ」

廃棄物資源循環学会セミナー、最後の報告は(株)アレフの取り組みです。

(株)アレフは、ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」を全国展開(全国に約300店舗+セントラルキッチン7カ所)するフランチャイズチェーン本部で、食と農の振興を目指し、積極的に環境取り組みを行っています。平成19年度以降、環境や省エネ、新エネに関する様々な表彰を受けています。
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セミナー『地域融和型バイオマス利活用システム(企業における取り組み)
      〜(株)アレフにおける廃棄物系バイオマス利活用〜』
       (株)アレフ 恵庭エコプロジェクト エコチームリーダー 佐々木隆浩 氏
    『バイオ燃料供給ビジネスの課題と展望』
       合同会社バイオガス・ネット・ジャパン 代表企業 兼松(株)黒田秀一 氏

現地見学『アレフ北海道工場(恵庭市)』
    『提携牧場(千歳市・細澤牧場)のバイオガスプラント』


[(株)アレフの取り組み]
◆エコプロジェクトの3つの柱:生ゴミの堆肥化、バイオガス、ナタネプロジェクト(含BDF)
◆生ゴミの堆肥化:全国120店舗で実施
 ・1店舗平均 50kg/日発生 → 各店舗に設置された生ゴミ処理機で乾燥(50℃、2ヶ月間)
                  ↓
                 収集 → 2次発酵 → 堆肥として利用(提携農家・販売)
◆生ゴミのバイオガス(メタンガス)化:2系統
◎北海道工場(セントラルキッチン)の食品残渣
  ・生ゴミ 500kg/日
    ↓
   提携牧場で畜産廃棄物と共に発酵(37℃)
   (発生量の1/3は発酵槽の加温に使用)
    ↓      
   メタンガスの精製(脱硫、脱CO2、脱水:60%→95%)
    ↓
   高圧ボンベに充填・2日に1回配送
    ↓
   北海道工場で燃料として使用
   (バイオガスボイラー=天然ガス用)

  ・消化液は提携牧場の牧草地へ(1トン/10a散布 Nとして2〜3kg)
  ・ガス充填装置が高額(安価な海外産は国内の規格に合わない)
  ・ガスに関する規制(取扱量、責任者の配置など)が多く、普及の障害になっている
  ・低圧ボンベがあれば輸送量を増やし、採算ラインを下げることができる(現在開発中) 

 ◎ビール粕:恵庭市えこりん村にバイオガスプラントを設置

◆廃食油のリサイクル(BDFの製造と使用)
 ・いしかりエコ燃料プロジェクト(行政:全8市町村+企業+市民団体)の一環
 ・家庭から出た廃食油を店舗まで持ってきてもらう方式(回収量18,000L/年)+各店舗分
  一般廃棄物取り扱いの資格がないために、有価物として取引(粗品と交換)
 ・北海道工場内にBDF製造プラント
   夏:食材運搬車、ゴミパッカー車、えこりん村(バス・コンバイン・トラクター等)で使用
   冬:廃食油のまま、えこりん村の暖房用に(BDFは低温で粘度が高くなるため)
 ・廃食油 → BDF(9割)+グリセリン(1割)
 ・グリセリンはバイオガスプラントへ、または燃料として売却。グリセリンボイラーも開発中

◆北海道工場での複合的な取り組み
 ・ボイラー燃料としてバイオガス、木質ペレットの利用
 ・地中熱・設備廃熱の徹底利用(熱回収、ヒートポンプ)
 ・ソーラーパネル(太陽光発電)
 ・ソーラーウォール(太陽熱暖房)
 ・植物浄化システム、雨水利用

[バイオガスビジネス]※(株)アレフは、(株)オリエントジオサービス(100%子会社)を通じて合同会社バイオガス・ネット・ジャパンに参加
◆バイオガスビジネスは夜明け前(あと2〜4年で夜が明けるのでは・・・)
◆メタン発酵で生成されるバイオガスは、メタン濃度60%+硫化水素(6,000kcal)
                   精製して 9,000〜9,500kcal
               (参考)プロパンガス 11,000kcal
◆ヨーロッパの精製技術は第2、第3段階に入っていて、イニシャルコストも下がっている
◆例)・高効率減燃処理(焼却炉の前にバイオガスプラント)
   ・下水汚泥と生ゴミなどの複合処理(長岡市)
   ・下水道のバイオガス利用(金沢市:都市ガス原料、神戸市:自動車用燃料)
   ・高圧水吸収法(メタンガス精製方法)
◆FRP(強化プラスチック製)高圧容器は鋼製ボンベに比べ重量1/3。輸送効率upできるが高価
◆普及のためには制度的バックアップ必要
 ・大規模な下水処理場必要
 ・混合発酵(下水、一般廃棄物、農業系産廃)を可能にしなければ(縦割りの解消)
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(株)アレフの取り組みは複合的で素晴らしかったです。特に北海道工場は環境モデルの見本市のように様々な技術を見ることができ、また技術的なお話を伺うこともできました。ありがとうございました。
廃棄物資源を循環する場合、より効率的に行うには「複合的」がキーワードになるようです。規模は小さくとも循環システムは多様にし、少しずつの効果を組み合わせることで成果を生んでいるのを実感しました。
これは今までの「工業的」「大規模」から「農業的」「零細」へと、発想の転換が必要なのではないでしょうか。今までの感覚で廃棄物循環を考えると失敗するかもしれません。

自治体は多くの場合、地域の廃棄物処理を担っています。今はまだ「広域化」が叫ばれ、工業的な効率化を目指していますが、北海道の特徴(自然条件、人口分布、産業構造)を考えた場合、はたして今進めている方向が正しいのか・・・?

バイオマスに関する循環システムは途上段階ですのでハッキリしたことは言えませんが、私は小規模で複合的な循環が最も効率的ではないかと考えます。今後の月形町の「廃棄物問題」に関しても、この視点を頭に置いて取り組んでいきたいと思います。

2009年11月25日

廃棄物資源循環学会 平成21年度技術セミナー「白老町」

ひきつづき廃棄物資源循環学会技術セミナーです。
ここでは白老町での取り組みについて、セミナーと現地見学の様子を報告します。
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セミナー『地域融和型バイオマス利活用システム(自治体における取り組み)』
        北海道環境生活部環境局循環型社会推進課 萩原康政 氏
現地見学『ecoリサイクルセンターしらおい』

  
写真は左から【搬入されたゴミの貯留所】【高温高圧処理装置周辺】【生成物:黒い粉状物質】

[北海道の取り組み]
◆北海道循環型社会推進基本計画(H17.3)
◆北海道循環型社会形成の推進に関する条例(H20.10公布)
・第3章 推進施策の条項が特徴的な部分
◆めざすのは3つの社会(低炭素社会、自然共生社会、循環型社会)の統合

[白老町の事例]
◆製紙産業(大企業)があり、食品産業、農畜産業、水産業、観光産業、木材業、窯業、骨材採取業などを有する特色ある町 → 多様な産業構造は、バイオマス資源が豊富に存在
◆一般廃棄物はH12まで(白老町単独の)焼却炉で処理、その後ダイオキシンで停止。
 H12〜H20までは登別市との広域処理。H21年4月〜高温高圧処理による燃料化
◆事業化によるメリット
 ・CO2発生量の抑制(廃棄物から燃料を生産し、化石燃料を減量)
 ・リサイクル率の向上:導入前のリサイクル率は約14%、
            可燃ゴミをバイオマス燃料に加工することにより、90%程度に向上
 ・ゴミ処理経費の削減(の見込み)
 ・最終処分場の残余年数の延命化および整備費用の軽減
           :減容化による埋立処分量の大幅削減、処分場増設の場合も規模縮小可

[ecoリサイクルセンターしらおい(バイオマス燃料化施設)]
 総事業費:約14億円 
 補助制度:1/2 地域バイオマス利活用交付金(農水省)
      1/2 地方債(一般廃棄物処理事業債 充当率90%)
 事業内容:新技術などの実証(バイオマス等を蒸気を用いて高温高圧条件下で改質し、
                           固形燃料の原材料とする技術)
 高温高圧処理量:37.6トン/日
 生産量 : 約11,000トン/年
 所在地 :日本製紙(株)白老工場の構内(エネルギー需給、販路確保の関係)
      ※中圧蒸気と電力は日本製紙工場から供給を受けている

◆高温高圧(235℃・30気圧)処理工程(1バッチ標準タイムテーブル)全行程:6時間
 投入(30分)→ 加温加圧(60分)→ 減圧乾燥(210分)→ 排出(60分)
◆処理できないもの:金属、ガラス、陶磁器類、ゴムなど
◆排水処理と脱臭:
 ・高温高圧処理機からの排出ガス(排蒸気)を冷却(ドレン水)→ 活性炭脱臭して大気へ
 ・雑排水(ピット排水、洗浄排水など)
         ↓
  ドレン水は BOD 7,000〜8,000mg/L(量は投入ゴミの水分量による)
  全ての排水は活性汚泥により生物除去(BOD 600mg/L以下)し、公共下水道へ

◆処理しているゴミの内容:
 ・家庭系可燃ゴミ(生ゴミ、雑紙、プラも含む:含水率50%):収集量24〜25トン/日
 ・水産加工廃棄物、食品製造廃棄物、家畜排泄物(いずれも含水率80%)

◆生成物の熱量:白老町の場合 約6,000kcal(プラ、紙なども含まれるため)
        参考)純粋な稲ワラや麦かん 約3,000kcal
           石炭 6,000〜6,500kcal
           月形程度の分別ゴミなら約4,500kcal(補助燃料として使用可)

◆生成物の特徴:・安定的に貯蔵できる(自然発火しない)
        ・固形化しなくても燃料として使える(熱量はゴミの成分による)
        ・塩素を含むため、バイオマス専用ボイラーなどが必要

[高温高圧処理後の生成物の効果的利用方法の検討]
◆生成物をバイオバーナー・ボイラーで燃焼させ、蒸気や熱を高温高圧処理装置で使用したい
  白老町では装置稼働のため年間約400kLの重油を使用(高圧蒸気製造とバックアップ用)
  生成物の1/2量で置き換え可能
◆現在市販されているバイオバーナー・ボイラーは新品で8,000万円程度(サイズ未確認)
 現在小型化、低価格化の研究が行われている → 量産できれば普及可能
◆高温高圧処理装置とバイオバーナー・ボイラーとのシステム実験を斜里町で実施
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この「高温高圧処理機」はバッチ式のため、小さな自治体(ゴミ量の少ない)に適したゴミ処理方法だと思います。
ただ、白老町のように蒸気や電力を供給してくれる企業が近くにない月形町でこの装置を導入した場合、生成物を燃料として使用できるバイオマスボイラーは必需品です。また、排水を処理する下水道は市街地にしか設置されていないので、設置場所によっては、このシステム以外に下水処理設備がなければなりません。また、白老町より詳細に分別が行われている月形町では、生成物の熱量が低いことが予想されます。

このシステムは非常によいのですが、様々な条件が白老町とは違うために、導入に際しては厳格なコスト計算が必要だと感じました。

もう一つ。ゴミ処理方法検討には、将来予想も大きなポイントになると考えられます。
今以上のエコ意識向上による分別の徹底、ゴミの減量。人口減によるゴミの減量。環境税等、政府の環境負荷に対する負担の増大・・・。
また今までの埋立処分場建設の経緯や、地域住民との約束や感情。第2処分場建設時期と規模の検討。新たな処理施設を建設する場合の場所設定と地域住民への説明・・・。

これらを様々な観点から検討し、最も有利で負担の少ない方法を導き出さなければなりません。
ゴミ処理に関して、行政と議会の責任は大きいと考えています。

 

2009年11月24日

廃棄物資源循環学会 平成21年度技術セミナー「基調講演」

10月21〜22日、一般社団法人廃棄物資源循環学会主催技術セミナーに参加してきました。
この学会は会員約3,000人、学会誌発行の他、全国規模のセミナーやシンポジウムを年3回開催し各支部活動も盛んです。私も昨年より会員になり、廃棄物関連の情報収集をして議員活動に役立てています。

さて、今年のテーマは「地域における廃棄物系バイオマス循環利活用事例」で、1日目は北大でセミナー、2日目は施設見学「(株)アレフ北海道工場、ecoリサイクルセンターしらおい」で、セミナーと見学が連動している上、技術的側面からのお話を聞くことができてとても有意義でした。参加者は学生、研究者、メーカー、ゼネコン、行政関係と幅広く、道外からがほとんどというのも特徴的でした。

以下、内容別に要点を記します。
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基調講演「北海道におけるバイオマス利活用の取り組み」
   北海道大学大学院工学研究科教授 古市 徹 氏


◆バイオマスとは生物資源(量)を現す概念
「再生可能な生物由来の有機性資源で、化石燃料を除いたもの」
 廃棄物系資源が最も多い。(他に未利用資源、資源作物など)

◆埋立が一番コストが安い。
 ただし環境に負荷をかけている(BOD、ガス他)
◆北海道の半分で直接埋立をしていたが、今後出来なくなる。
 → 様々なシステムの、ベストミックスを探ることが重要
◆バイオマスを有効活用するためには
【地域特性にあった】トータルシステムが必要
 →【事業化(採算性)の視点】が大切。特に行政が関わる時(今まで不足していた)

◆北海道循環型社会推進基本計画(H17.3策定)
◆北海道バイオマスネットワーク会議(H17.9設立)
◆バイオウェイストマネジメント工学講座(H21.10〜H24.9)

◆埋立処分場の概念が変わってきた 
 → 埋立処分場は、有機物や廃棄物資源のストックヤード
 = 掘り起こして、有機物の再利用 & 問題物質の除去
 ・稚内市 クローズド型処分場

◆バイオガスの消化液 → 水処理すると採算が合わない。
             利活用するのが課題(農業分野の技術で利活用)
◆バイオガスからコージェネ(電気は売っても安い、熱は捨てている)より、ガスを燃やし直接利用

◎【動脈(産業)】と【静脈(廃棄物処理)】の連携。【人】も関係して上手くいく
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 この分野で第一人者の古市先生の基調講演は非常にわかりやすく、廃棄物処理(廃棄物系バイオマスの利活用)の基本や課題など全体像がつかめました。廃棄物には様々な分野が関係し、利活用するにも様々な技術が必要で、「システム」「マネジメント」の重要性を痛感しました。特に行政に関わる立場としては、もっと学ばなければと思います。

 今回初めて【動脈・静脈】という概念を知ったのですが、なるほど!と、イメージできました。

 月形町は今、将来的なゴミ処理方法の検討に入っています。【静脈】ばかりに目を向けていると負担が大きくなり最後には回らなくなってしまうでしょう。【動脈】になる得る産業や組織、施設はどこなのか、また様々な処理方法の【ベストミックス】はどこにあるのか、探り、見極めて進めなければと気合いが入りました。

2009年11月23日

『農家の友』新春対談の取材

11月19日、北海道内向け農業雑誌『農家の友』の平成22年1月号の企画「新春対談」のため、札幌のホクレンビル会長室にお邪魔してきました。

この新春対談は『農家の友』の毎年の企画で、発行元である社団法人北海道農業改良普及協会の会長理事(ホクレン会長 佐藤俊彰氏)と女性農業者とが対談するものです。今回私がご指名を受けたのは、新規就農者であり女性町議会議員であったからのようです。

対談のテーマは「新規農業参入と農業の担い手づくり」「男女共同参画社会とまちづくり」とはなっていたのですが、今年の天候不順による北海道農業の深刻な状況や、政権交代に伴う農業分野での変化など様々な方面に広がり、予定の時間があっという間に過ぎるほど盛り上がりました。
佐藤会長とは初対面だったのですが、最初からうち解けてお話しさせていただき、その懐の広さと話題の豊富さを感じました。やはり、実績を積み上げた方とのお話しはとても勉強になります。

さて今回、私には対談に乗じてもう一つ目的がありました。月形町のPRです。

月形町では切り花生産が盛んなので、月形花き生産組合から花材を提供していただき、アレンジを制作して持ち込みました(制作したのは生産者仲間でフラワー装飾技能士2級の青柳幸枝さん)。花材はカーネーション、ソネット、スカビオサ、ウインターグラジオラス(スキゾスティリス)、ブプレウラムです。

また月形名産のトマトジュース「おはようトマト」と、平成22年度から発売となる新デザインの「まんまるトマト」、そして町内で売り出し中の「トマト煎餅」。それから、月形産大豆を使い女性農業者ら3人が丹誠込めて作った味噌「月」も。

いずれの品も月形町が誇る農産物や加工品で、こういう形で全道にご紹介できて嬉しかったです。またこれら農産物の持つ力なのでしょうか、場がパッと華やかになり、より一層会話も弾んだように思います。
ご協力いただいた関係各所の皆さん、ありがとうございました。
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なお、今回掲載した写真は『農家の友』編集部から提供されたものです。
また対談の詳しい内容は『農家の友』平成22年1月号に掲載されますので、ぜひご覧ください。

最後になりましたが、このような素晴らしい機会を与えてくださった『農家の友』編集部の皆さん、ありがとうございました。

2009年11月22日

栗山町議会基本条例制定3周年記念講演 「政権交代と地方分権」北川正恭氏

昨日夜、栗山町カルチャープラザEkiにて、『政権交代と地方分権』と題する講演会が行われました。講師は早稲田大学大学院教授で、マニフェスト研究所所長でもある北川正恭氏。栗山町議会基本条例制定3周年記念の講演会です。

会場には近隣から集まった議会関係者の姿もあったのですが、多くは栗山町民だったと思います。男性も女性も、年配の方も若い方もいて、会場(定員248人)はほぼ埋め尽くされていました。

講演内容で私の印象に残った点を紹介します。
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◆マニフェストとは「気づき」の道具。

◆民主主義は反対勢力があってこそ成り立つ。
 善政競争(より良い民意に添った政治を行うことで支持を得る。失敗すれば交代)

◆日本の歴史において、農業が産業の中心だった頃は(土地を使い、気候を利用するから)国民は地方に分散して住んでいた。国策として工業化を目指した時、様々な方策(全国統一教育=工業化に適した子供の生産、年金制度・健康保険制度=サラリーマンを手厚く保護することで人口流動を加速)によって、工業化がより効率的に進められる都市化(中央集権)へと向かっていった。

◆明治維新は近代化(=工業化、都市化、中央集権)の始まり。それが140年を経て問題が発生してきている。今までとは違う方向性の発想が必要な時期に来ているのではないか。
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 地域主権(逆明治維新、脱工業国家)

◆行政の縦割りは殖産興業の遺物(縦割り=産業割り)→ 文化割りに変更すべき

◆無いものねだりではなく、有るものを磨いて、繋いで(例)農商工連携、6次産業

熊本県黒川温泉の事例
・「黒川温泉いち旅館」=24軒の旅館で一つの旅館を形成するという考え
   温泉内の道路は廊下、各旅館は部屋 → ひとりはみんなのため
・統一性、自主性、独自性を貫く(役所は平均性、公平性を重んずるところ。商売の心と反する)
・やるか、やらないか。やるなら徹底的にやる。

◆地方議会は二元代表制。独任制の首長と、合議制の議会。

◆北京の蝶々=北京で一羽の蝶が羽ばたくと、ニューヨークでハリケーンが生じる
 (まずは自分が羽ばたくこと、それが共振し、いつかは大きなうねりとなる)

◆革命を起こすのは「へき地」から。(明治維新は南の端で始まった)
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今回の講演は、マニフェストスクールでの講義とはまた違った切り口でした。
特に『国策として行われた近代化』の行は、なるほどと思う一方、そういう見方もあるのかと冷めた感情もありました。国策で様々に誘導されたにもかかわらず、月形町には人が住み、農業が基幹産業として成り立っています。自らの職業や郷里に誇りを持ち、歯を食いしばって頑張っている月形町民を誇らしく思いました。

「北京の蝶々」の話は、環境問題解決のための動議付けとしても良く用いられています。きっと何事にも共通することなのでしょう。というか、今の時代に求められている発想なのかもしれません。自分が最初の蝶にならなければと思うと気が遠くなりそうですが、この話を聞いて頑張ろうと思っていること自体、既に共鳴しているのでは、と思います。私が月形町議会で新たな行動を起こしたとしても、孤独を感じることもなければ、最先端でもなく、必然的にその場に居合わせただけのような気がします。時代がそうさせていると思えば勇気や元気が湧いて来ます。頑張ろう〜、自分!


それから一つ疑問が解決しませんでした。二元代表制についてです。
首長は独任制のトップとして、議会は合議制の機関として、より良いまちづくりが仕事です。目指すところはいっしょでもその手法が違うこと、議会は多様性が必要で様々な階層からの人材が財産になるということも理解しています。
議会が地方政府の重要な機関として機能しようとすれば、議員はそれぞれの出自に関係なく広い視野で議論を重ねるようになるでしょう。そうなると、独任機関の首長と議員一人一人との思考の差はなくなってしまうのではないでしょうか? すなわち二元代表制の意味が薄れてくるのでは? ということは二元代表制を強化するために、議員はどのような視点で「まちづくり」向かうべきなのでしょうか? あくまでそれぞれの出自を意識した言動が重要なのか・・・?

会場で質問させていただいたのですが、上手く表現できず、通り一遍のつまらない質疑応答になってしまったことを反省しています。貴重な時間であったにもかかわらず、浪費してしまって申し訳ありませんでした。

他に会場から出た栗山町民の方の2つの質問は講義を補完する内容で、レベルの高さを感じました。議会だけでなく町民共に共鳴しているからこそのトップランナーなのだと、改めて感じました。

栗山町議会基本条例制定3周年記念講演 「政権交代と地方分権」北川正恭氏の続きを読む

2009年11月15日

平成21年度 町政(まちづくり)懇談会

年に1度の町政(まちづくり)懇談会の時期になりました。
今年も隣接した行政区の合同で、町内5カ所で開催されています。私は11月13日(金)午後6時から多目的センターで行われた、市南・南耕地昭栄・知来乙行政区対象の町政(まちづくり)懇談会に参加してきました。(全ての説明、質疑応答を含め約1時間)

今回の参加者は、役場関係者(理事者、管理職、地域担当者)が約20名、町民は13名で、ほとんどが行政区の役員でした。女性は私ともう1人(一般町民の方)、議員は堀議員と私でした。
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懇談会の内容(質疑応答も含む)は以下の通りです。

◆市町村合併について:9月定例会での「自立」宣言
      ・今の財政でやっていける目途がついた
      ・道の示した相手先(美唄、三笠)が自立を指向
      ・地方分権(地方主権)の達成には時間がかかる。ひとまず今のまま。
       今後体制が変わるようなら、別の手だてを考えなければならない

◆政権交代による影響(政策の変化)について
      :今年度実施予定だった子育て応援特別手当の中止について、他

◆高齢者住宅の建設について:月形駅前に建設される住宅の概要

◆光ファイバーケーブルの全町整備(地域情報基盤整備事業)について
      ・国からの補助金が確定していないので議会の議決は得ていないが、
       内示を受けたので進めている(総額約9億円、うち9割以上を交付金で賄う)
      ・全町に光ファイバーケーブル網を整備(町内108km敷設)
      ・インターネットへの接続は個人負担
      ・光通信網を使った防災・行政ネットワークの整備
        ○IP告知端末の全戸無償配布(9万円/機)
        ○テレビ電話(無料)、緊急放送、一般放送、健康相談、119番通報などに活用
         (利活用についてはプロジェクトチームを組んで検討)
        ○端末の使用方法等は今後地域ごとに説明会を行う

◆新型インフルエンザワクチン接種
      ・発生状況:一時落ち着いていたが、また流行のきざし(月小で学級閉鎖)
      ・優先順位の示されている人の接種費用は、全額町費で負担
      ・接種時期は国の指針に従う。(広報を充実)


◆農業振興:今年度の天候不順による農家収入の減少に対して、対策を12月議会に提案

◆プレミアム商品券
      ・年末年始にむけて商工会が発行(地元の景気対策)
      ・30%のプレミアム付き(30%は全額町負担)
      ・昨年から今年春にかけて他町村は実施していたが、月形町は未実施
       その分上乗せして、インパクトのある景気対策に

◆雪捨場の変更:須部都川河川敷(市南)→ 赤川4へ(築堤保護のため)
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昨年に比べ、町民の参加が少なかったのが残念でした。この会場に限らず、他地域も同様のようです。日時の設定は「各区長さんに都合を聞いて決定しました」とのことですが、結局のところどの会場も夕方6時からの開催でした。

昨年私が指摘した内容(夕方は、小さい子どもを持つお母さんや移動の足のない高齢の方などには外出できない時間帯。行政区単位での開催ではこのような時間になってしまうのは仕方ないので、「対象者フリー、町の中心部で昼間の時間」に懇談会を設定)は考慮されたのかどうか・・・。
口頭やブログで訴えてても改善されないのであれば一般質問しかないのか、とも思いました。

それに、今年の町政懇談会の案内は不親切だと感じました。対象地区と開催日時が書かれたチラシが町報と共に全戸配布されただけで、当日会場に来なければ内容が解りません。高齢者住宅のことや、光通信網、市町村合併、新型インフルエンザ関係など、関心の高い人もいたのではないでしょうか。このことも参加者が少なかった一因では。

「来ればわかる」ではなく、「来てもらえるようにするには、どうしたらいいのか」という発想が感じられる広報公聴であって欲しいと思います。

2009年11月06日

平成21年度 南空知国保運営協議会合同研修会

11月5〜6日、月形町において南空知5町(栗山町、南幌町、長沼町、由仁町、月形町)の国民健康保険運営協議会委員と町職員事務担当者の合同研修会が行われました。

1日目は「はな工房」での研修で、
北海道国民健康保険団体連合会事務局長 大原幸雄氏による
講演「国民健康保険を巡る諸情勢について」でした。主な内容は

◆H20.3.31現在の高齢化率 全国平均 21.6%、 北海道 23.0%
◆北海道は療養諸費(療養に関する全てを含んだ費用)が全国平均より高い。これはベッド数が多いことと関連している。
◆国保は政管健保や組合健保に比べ加入者の平均年齢が高く(約20歳高)、世帯あたりの年間所得は低い(約100万円少)→ 国保会計の支出は多く、自治体・国および加入者の負担大。しかし、国保は国民皆保険の最後の砦。守らなければならない。
◆後期高齢者制度の見直しと廃止の方針(政権交代後の政府方針)
 ・H24年度で後期高齢者制度の廃止
 ・H25年度から新制度
◆社会保障カード(仮称)を現在検討中(H23年度までに構築予定)
 ・年金、医療保険、介護保険等のデータを一元化したカード
◆国保連合会では年1回、各市町村からの意見を吸い上げ陳情活動を行ってきた。政権交代しても政府に合わせた形の中で、現場の声を届ける活動をしていく。
 ・温度差をつけた補助政策の実施(高齢化率、健診受診率、平均所得、・・・)
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2日目は「社会福祉法人 雪の聖母園」の視察研修。

まずは市南地区にある「グループホーム・ケアホーム すいか」・・男性6名用

◆雪の聖母園にはグループホームが6棟あるが、いずれも新築物件でオーナーから借りて運営。建物建設時の設計から関わり、15年間入居の契約を結んでいる。
◆グループホーム6棟は設備を段階的に変化(バリアフリーの程度が違う)させ、入所者の高齢化や障がいの重度化に備えている(=高齢化、重度化しても地域で生活したいという希望を叶えたい)
◆「グループホームすいか」は将来、介護保険適用のグループホームに転用できるように設計されている(←現在、障がい者は介護保険施設に入所できない。障がい者も高齢化すれば介護が必要である)
◆グループホーム6棟に32名が入所。職員男女各1名が夜間2回、全6棟を巡回して安全確保に努めている(利用者の安全対策。地域住民への安心対策)
◆利用料は食事、光熱費、家賃込みで6万円以下/月。障がい者年金が6〜8万円のため。


次に中和地区にある「就労支援センター オプス

[納豆の製造]・月形産大豆を使用
       ・販路の確保(月形刑務所、町内や近隣施設で販売。地域の生産グループと協力)
       ・全て手作業で製造(利用者の仕事確保のため)
       ・製造設備、工場改修には各種補助金を利用(経費節減、商品の競争力UP)
[リサイクル石けんの製造]・町内給食センターからの廃油を利用
[紙漉き]  ・重度の障害を持った利用者の仕事を確保
[シルクスクリーン印刷・EMぼかし肥料の製造・ろうそく製作]
[農作物の生産]
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[研修を終えて]

 毎回のことだが、国民健康保険はどうあがいても財政的に立ち行かない。現状でさえそう感じるのであるから、高齢化が確実に進むこれから、そして予想以上に進む非正規労働者の増加に対応して一日も早く手を打たなければ・・・。

 新政府は「後期高齢者制度の見直しと廃止」を打ち出しているけれど、いったいどのようにするつもりなのか? 強引な手法とは言え75歳以上の健康保険を一元化し、規模も都道府県単位まで持って行けたことは評価しないのだろうか? 前政権の行き当たりばったりの対応で複雑化した制度を見なおす必要はあるけれど、ベースは間違っていないように思う。いっそこの混乱に乗じて、全ての年齢の健康保険が一元化できればいいのに・・・でも過渡期はもっとお金がかかるか・・・。

 将来に向けた投資をどこまでするかの判断は難しいが、今回視察した「雪の聖母園」は理想と現実の狭間で大胆な発想を現実のものにしていると感じた。今、高齢の障がい者は介護施設に入ることができない。でもケアは必要。そこで職員採用時には「ホームヘルパー2級以上」の資格を求め、グループホームも先を見越して大胆な発想を展開している。前例主義で展開していては到底なしえない試みだと思う。最先端だからこそ補助金も下りるし、町民も理解してオーナーになっているのではないだろうか。
 
 時代を切り開いて行くには大胆さも必要。そしてそれを裏付ける細心の気配りと思慮深さも。

2009年11月03日

平成21年度 月形町表彰式

 
11月2日午後、平成21年度における月形町表彰式が行われました。この表彰は月形町表彰条例に基づいたもので、今年度の受賞者は4名でした。表彰式には名誉町民と歴代の功労者の方々、町理事者と町議会議員が出席し、厳粛に行われました。

以下に受賞者の方を紹介します。

【町政功労者賞】自治貢献者
☆ 笹木英二氏 : 月形町議会議員(副議長)
        (摘要)町議会議員として15年以上、満60歳以上

【貢献賞】
(自治貢献者)
☆ 中嶋観雄氏 : 公平委員
        (摘要)公平委員として15年以上

☆ 石川純雄氏 : 月形消防団員
        (摘要)消防団員として25年以上、直近3年間の出動が5割以上

(社会貢献者)
☆ 井上 隆氏 : 交通安全指導員
        (摘要)交通安全指導員として20年以上、


受賞者の皆さん、月形町のため、住民のため、長い間ありがとうございました。
そして、受賞おめでとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

2009年10月24日

徳富(とっぷ)ダム視察

10月20日、お隣の新十津川町に建設中の徳富(とっぷ)ダムを視察してきました。

この視察は、徳富ダムの水を月形町札比内地区の灌漑用水として利用することから行われたもので、今回の参加者は役場職員や議員など約20名。徳富ダムの工事が約9割完成し、湖底など全容を視察できる最後のチャンスということで、この時期に設定されました。

徳富ダムの概要に関してはこちら(空知支庁HPの専用ページ)。

徳富ダムは工費を抑えるため、コンクリート以外(築堤のための石や砂利や砂、水など)はほぼ現地調達で建設されています。様々な取り組みの結果として当初予算とほぼ同等の金額で建設できているとのことです。工期は当初予定から1年遅れたものの(平成22年から試験湛水、平成23年完成)、それによる工費の増大はほとんどないとのことです。(徳富ダムを含む灌漑・水道・頭首工など関連工事を含め、総工費約1,000億円)

私は今回2度目の視察で、約1年半ぶりの現地でした。前回は湖底部分に採石プラントがありましたが、今は全て撤去され、また堤防本体や周辺の道路、トンネルなども完成し、9割方進んでいるというのを肌で感じることができました。
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民主党政権になり様々なところで「ダム建設中止」の動きがあります。この徳富ダムは道の事業ですが国の補助があるということで、一度は検討に上ったそうです(既に完成間近なことや必要度から予定通り執行)。

この徳富ダムは昭和54年に計画され、工事が始まったのが昭和62年。実に長い年月が費やされてきました。そして現地では実に大規模に自然に手を加えているのを目の当たりにしました。
人の力、機械の力、お金の力、政治の力・・・様々な「力」を見せつけられた感じです。

人が暮らすためには「水」は必要不可欠で、この徳富ダムの完成を心待ちにしている地域の人の生活が想像できます。その一方で「無駄な公共工事」として洗い出しをしている国の政策も理解できます。それだけ全国には「計画当時と状況の変化したダム」「甘い建設計画のダム」が存在するのでしょう。

結局、何事も「最初の決定」が最も重要、そして「各段階での見直し」も。

私は議員として、その「決定」をする立場です。直接決定を下さなくても、調査し、発言することのできる立場です。ダム建設現場を視察して、今まで以上に「議員の重責」を感じました。そしてもっと精進しなければとも・・・

2009年10月19日

市南行政区主催『防災訓練と講習会』

去る9月13日(日)、私の住む市南行政区で大地震を想定した『防災訓練と講習会』がありました。

今回の目的は
 1. 災害に備え、住民の防災意識の啓発を行う
 2. 災害時体制を確認し、公助と自助の範囲を認識する
 3. 行政区として、今後の防災活動の参考にする

参加住民は約60名。他に防災アドバイザー、役場担当者(総務課危機管理係、住民課保健師)、地域担当職員など。

行政区が主催(住民が企画・立案)となる中規模な『防災訓練と講習会』は町内初の試みです。私も企画段階から参画しましたが、様々な場面で「気づき」があり、今後の「地域自治組織」「地域防災体制の確立」に繋がる出発点だったと感じました。内容は以下の通りです。
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【防災訓練】
◆地震発生、避難勧告(広報車による伝達)
◆住民避難(市南行政区の収容避難所:月形町総合体育館)
◆安否確認(参加者名簿を台帳にして、確認作業)

【講習会】
1. 月形町災害体制の説明     (総務課危機管理係 古谷秀樹氏)
 ◆月形町の過去の災害
  ・水害(S50年8月、S56年8月)大雨洪水による床上、床下浸水
  ・地震(S43年5月 十勝沖M7.9)水田浮苗、用水・貯水池・橋梁被害 
 ◆月形町地域防災計画
  ・災害発生の内容や程度に合わせ、様々な計画が策定されている
 ◆連絡体制
  ・サイレン、防災行政無線(町内に13機のスピーカー)、広報車 他
 ◆避難所
  ・行政区別の避難所と一時避難場所
  ・月形町防災マップ
 ◆防災備蓄品
  ・非常食(アルファ米500食・保存水)
  ・調理器具、給食容器
  ・救助・救急・衛生用品
  ・災害現場容器材、災害現場用品

2. 非常食の紹介と試食準備    (総務課危機管理係 桑原祥之氏)
 ◆月形町備蓄品(アルファ米)の作り方実演
 ◆その他の非常食:町内で入手できる物、家庭での常備品、行動食
  (おかゆ、レトルト・乾燥品、缶詰、賞味期限)


3. 防災協力自動販売機の体験
 ◆月形町と北海道コカコーラボトリング(株)の協定に基づき
  設置・運営されている防災協力自動販売機の災害時対応
 (無料で飲料を提供)を体験
 ◆平常時は防災情報やニュースの提供

4. 非常食の試食
 ◆アルファ米(2種):月形町提供
 ◆おかゆ(2種)、缶詰(2種):市南行政区提供

5. いざというときの心構え
 ◆その時の備えは充分ですか?  (防災アドバイザー 渡辺隆氏)
  ・災害発生直後、避難時、避難後の対応シミュレーション
  ・非常持ち出し品
 ◆災害時の連携・防災用品    (防災アドバイザー 張江円氏)
 ◆非常持ち出し医薬品と避難所での健康管理(保健師市南地区担当 吾妻利佳氏)
  ・医薬品(一時持ち出し用)のリストと、個人情報カード
  ・避難所での感染症対策、便秘・脱水症状対策
  ・エコノミークラス症候群、クラッシュシンドローム
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まず、
今回の『防災訓練と講習会』開催にあたって、ご協力いただいた関係各方面の方々、大変お世話になりました。どうもありがとうございました。また、飲料を無料提供いただきました北海道コカコーラボトリング(株)様、資料を提供の北海道防災関係機関、備蓄品のアルファ米を提供いただいた月形町に感謝いたします。

市南行政区は月形町内で最も戸数が多く(266戸、526人 H21年4月現在)、多様な施設(老人福祉施設愛光園、月形学園、雪の聖母園グループホーム)があります。また水害の最も発生しやすい低地帯を含み、様々な面で防災の取り組みが必要な地域です。
ここで防災訓練と講習会が実施できたこと、住民主体で企画・立案ができたことは地域住民にとって大きな収穫だったのではないでしょうか。

私自身も今回の企画・立案に関わり、地域の実態と関係機関の役割や装備、協力関係を確認でき、大変勉強になりました。住民が主体となった組織を創り上げるのは大変ですが、月形町には昔ながらの繋がりがまだ残っていますし、行政や自治に対する理解や関心が高いことも今回確認できました。
これからの行政のあり方を考えた場合、地域自治組織は必要不可欠で求められる姿です。それを創り上げる手だてとして【防災】の観点は最も取り組み易いテーマだと再認識しました。
今回をきっかけに一歩一歩進めていければと思います。

2009年10月14日

第57回北海道女性議員協議会(研修会・AWN)

2日目の研修会の詳細です。

研修会の講師は「Active Women's Network(AWN:通称 あうん)」の皆さん。道内各地より5名の会員(様似町高村議員もそのうちの1人)の方が集まってくださいました。
研修ではロールプレイングの手法(現実の場面を想定し、シナリオに沿って複数の人がそれぞれの役を演じる。疑似体験を通じて考えを深める学習法)を用い、参加者全員で問題点、疑問点、解決策等を考えました。

今回用意されたシナリオは2つ。
『男女共同参画条例をつくろう!』
『梅さんが成年後見を受けるまで』

約2時間半の研修時間で2つのテーマをこなすため、ロールプレイングの部分は「手法の紹介」と「問題提起」だけしかできませんでした。が、目の前で参加者(議員や来賓、AWNの会員)が演技をするので理解しやすく、またシナリオ(AWNによるオリジナル)も良くできていて、深く考えることができました。また、それぞれのテーマごとに「制度の概要と現状」の報告もあり、地元に帰ってからの議員活動に応用できる「気づき」がありました。

以下、「男女共同参画」について詳しく記します。

なお「成年後見」についてはシナリオを購入したのでいつでも実践できます。また「農家の家族協定」に関するシナリオも購入し手元にあります。興味のある方は声をかけてください。(「男女共同参画条例をを作ろう!」は今回が初公開なのでシナリオは発売されていませんでした。残念!)
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『男女共同参画条例を作ろう!』

【シナリオ】
道内各地で暮らす、学生時代の同級生4人。久々に顔を合わせての会話

【配役】
条子・・市民活動を続けている。
    自分の町にも男女共同参画条例を作りたいと運動。
例子・・市議会議員2期目
    最近、自分たちの市の特色を出した男女共同参画条例を制定した。
推子・・町議会議員1期目 (※ 私が演じました)
    10年前、男女共同参画社会基本法制定と共に条例ができた町に住む。
    仏つくって魂入れずの条例。実体が伴っていないことが問題。
進子・・夫は町議会議長。夫を陰で支える主婦。
    同級生の話を聞いているうちに男女共同参画にめざめる。

【北海道における男女共同参画条例・計画の推進状況】
 ◆男女共同参画基本計画を策定している道内の市町村は18.0%(全国は57.1%)
 ◆男女共同参画条例を策定している道内の市町村は7.2%(全国は21.9%)
 ◆最も進んでいる自治体(札幌市、旭川市、恵庭市、函館市、苫小牧市)
   ・男女共同参画条例策定 ・男女共同参画計画策定 ・苦情処理窓口あり 
   ・拠点センターあり ・庁内連絡会議設置 ・諮問機関設置
 ◆最も進んでいる町村(士幌町)・・・苦情処理窓口以外は設置・策定済み
 ◆道内180市町村(H20.4現在)中、52自治体が何らかの施策を実施
 ◆月形町は「検討中」段階

【感想等】
 ◆条例はその地域に合った、特色を持ったものを作るべき。じっくり議論をして魂を込める
 ◆北海道では男女の役割分担が明解。それぞれ分野別で頑張っているが・・・
 ◆男女が共同参画することで、より力を発揮できる → 男女の意識を変えることが重要
 ◆意識変革のためのプログラムはないか。欲しい。
 ◆月形町には計画も条例もない。作ることは可能であるが、意識が伴わなければ意味がない。
  月形町初の女性議員として、共同参画の意義を体現するべく頑張っていきたい。

2009年10月12日

第57回北海道女性議員協議会(総会)

今年の北海道女性議員協議会は、10月8,9日に日高管内様似町・中央公民館で開催されました。今年のテーマは『ひと(男)とひと(女)が 生きがいをもって暮らせる まちづくり』。

大会の日程は
第1日目 ・総会(議案審議 1件)
     ・講演『様似町ジオパーク(地質遺産)の取り組み』
     ・交流会
第2日目 ・研修会『AWNによるロールプレイ:男女共同参画、成年後見制度』

今年の参加者は約40名と少なく寂しいものでした。これは日程的要因(8月末の総選挙により、各議会の9月定例会がずれ込んだ)や地理的要因(様似町は日高管内でも東部に位置し札幌等中心部から遠い。苫小牧からJR室蘭本線で約3時間)、気象的要因(台風の到来)によるもののようです。
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総会で審議された議案は1件。
「特別支援教育就学奨励の補助金制度の確立(新設および改正)について」
特別支援学級(市町村立)と特別支援学校(都道府県立)との、特別支援教育就学奨励補助制度の格差を是正する要望。

補助制度の実態と障害の種類や程度などについて活発な議論が成されましたが、議案書が当日配布だったためにそれぞれの議員が充分な資料を得ることができず、最終議案の文言まで検討することができなかったのは残念でした。
ただ意思統一が図られ、要請活動を行うという方向性が確認されたことは一つの成果だと思います。

なお前回議決した4つの議案は、昨年11月に平出道議、故山田岩見沢市議、酒井岩見沢市議により道の関係機関へ要請活動が行われ、国に対しても関係機関へ郵送で要請活動が行われました。
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今年の女性議員協議会総会は、折しも今年初上陸の大型台風18号が北海道に最接近するのと同時。最接近した8日夜は風が吹きすさび、お隣のえりも町では停電、様似町でも国道の一部で土砂崩れが発生するなど、大変な状況でした。ただ関係者のご配慮で私達は予定通りに総会・交流会・研修会を終え、無事帰宅することができました。ありがとうございました。

日高管内は7町(日高町、平取町、新冠町、新ひだか町、浦河町、様似町、えりも町)ありますが、女性議員がいるのは5町で計6名。この町議6名で全ての準備を行ったとのこと、また日高管内は各自治体が横に連なっているので自治体間の距離もあり、何かにつけ大変だったと思います。

お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

この2日間、私は実に有意義な時間を過ごすことができました。様似までの約5時間、そして宿舎での長い夜、他の議員と様々な情報交換をしたり、議員になるきっかけや活動の様子などを聴いたり話したり、皆日々葛藤しながら理想に向かって努力している姿が共通していました。女性だから、思想信条が他の人とは違うからと不利益を受けたり・・・それぞれに強烈な経験を持っていました。やっぱり女性は強いです。それぞれに想いがあるからこそ「議員」として活動していけるのだと思いました。
この2日間で多くの議員とうち解けるとともに、新たな力をもらいました。

来年は釧路市での開催です。その日にみんなに活動報告できるよう、精進したいと思います。

2009年09月27日

第3回つきがた産業祭り

全国的な秋晴れの今日、月形商工会主催の『第3回つきがた産業祭り』が多目的アリーナ(野球やグランドゴルフができる土間の施設)で開催されました。

商工会が「日ごろの感謝を込めて、楽しめる場所を提供するお祭り」ということで、会場内外には飲食店の出店や地デジテレビのデモなど地元商店のコーナーの他、友好地区(新潟県旧月潟村)の梨やブドウの販売コーナー、救急救命講習会や煙体験コーナーが設置されたり、子供向けのアトラクション(スピードガンコンテスト、餅まき)があったり、どの場所も大いににぎわっていました。

そして、今回の目玉は「マグロの解体ショー」。午前と午後の2回、それぞれ1体のマグロ(約30kg/体)を、Aコープのお魚屋さんが解体していきます。普段、買い物で見慣れていた魚屋のお兄さんの手際の良い包丁さばき、重たそうなマグロ、マグロの匂い、きれいな切り身・・・マグロステージの前はいつの間にか黒山の人だかりとなり、近づいては覗いたり、声をかけたり。身近なお祭りだからこその光景を目にしました。
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今年9月の月形は、毎日曜日に催し物が開催されました。感動したり、勉強したり、食べたり、飲んだり・・・。そういえば、今年は今日までいくつのお祭りがあったのかな? 私はいくつ参加したっけ?
 
町民が、時には催す側になり、時には楽しむ側になり、それぞれの「場」を盛り上げています。中学生や高校生も、アルバイトやお手伝いで裏方の仕事をこなしていました。どちらの側も知っている町民だからこそ絶妙な間合いで物事に対峙できるのではないでしょうか。

こういうお祭りを通して自然に「月形の底力」が育てられているのでしょう。

2009年09月20日

第17回雪の聖母園祭

今日は晴れ渡る晴天のもと、第17回雪の聖母園祭が開催されました。

多少の風はあったものの、澄みきった秋の空気と青空が、会場に集まった人達の心を解放したのは言うまでもありません。たくさんの出店を回って「おいしいもの」を食べ、友達や親御さんと談笑し、ステージの催し物に合わせて踊る・・・園生や保護者、地域の人達の姿が印象的でした。

左の写真は今年初参加の北海道医療大学(当別町)の「よさこいソーラン」チームです。本戦でも賞に入るほどの実力はさすがで、躍動感と笑顔、衣装の華やかさと展開のおもしろさに圧倒されました。
もちろん例年催される岩見沢清丘園の「きじ太鼓」は身体に響く力強さがあり、月形小のブラスアンサンブルも堂々としていて素晴らしかったです。
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雪の聖母園祭に参加するようになって何年か経ちますが、園生が着実に高齢化してきているのも感じました。当たり前のことですが、普段は何気なく見過ごしていたように思います。

月形町は高齢化が急速に進んでいるのですが、こういう福祉施設の方々も、刑務所の囚人もそれは同じ、日本そのものの問題です。ただ、それぞれに事情を抱えているだけに、個別に対応しなければならない問題で、一定の配慮が必要だと思います。でも根っこは同じ。制約はあるにせよ、人として豊かな老後を支えるのは自治体の役割だと思います。

だからこそ、町内にある資源を活用しなければ。人と人との輪、福祉施設のノウハウと設備、人材・・・今はまだ上手く調整ができていないために力が発揮できていませんが、近い将来の超高齢化社会に備えて、そろそろ本腰を入れなければなりません。

様々な人が集まる月形町だからこそ、行政の調整能力が不可欠です。幸せの鍵はそこにあるのではないでしょうか。一歩進める勇気を!

2009年09月19日

平成21年度 樺戸監獄物故者追悼式

去る9月3日、例年通り樺戸監獄開監のこの日、物故者追悼式が行われました。今年は多少風が強かったものの晴天に恵まれ、秋の晴れやかな清々しい追悼式となりました。

この真っ青に澄んだ空は、この地に眠る囚人達が必死に労役に耐えた時代にも存在していたはずです。ただ労役中に空を見上げる余裕があったのか・・・。

式典後にあった郷土史研究家の熊谷正吉さんの説明では、「その頃の月形町は10メートルを超す巨木の原生林に覆われ、昼でも暗く、雨が降っても地上まで届かない」状態だったとのこと。また「石狩川の周囲は泥炭に覆われていたことから足元はぬかるみ、労役の主であった開墾や道路開削は難航を極めた」とありました。時代を経て豊かになった土地で暮らす私達には想像もできないことで、果たしてこんな私達が豊かさだけを享受してて良いのか・・・そんな気持ちにもなりました。

さて、この日の式典には町内の行政機関や地域の方々はもちろんのこと、町内外から「樺戸監獄とその労役」に関係したであろう機関(法務省・矯正施設関係、北海道開発局関係、河川管理局関係、自衛隊関係、林業所関係)と、樺戸監獄や月形町に縁のある人達(花山看守の子孫、月形町歌の作詞者の御息女、月形から分村した浦臼町の町長、他)にもご参列いただき、いつにも増して盛大な追悼式となりました。

式典は代表者による追悼の言葉のあと参列者による献花が行われ、その後、熊谷正吉さんによる樺戸監獄・囚人墓地の説明、そして岩見沢在住のオカリナ奏者・斉藤かすみさんによる追悼演奏で締めくくられました。
なお、昼は「月形産野菜を使ったカレー」が振る舞われ、午後からは樺戸博物館に場所を移し、熊谷正吉さん解説のもと樺戸集治鑑(国立の刑務所)から始まる月形の歴史を学ぶことができ、参加者一同、月形にどっぷり浸かった感慨深い一日となりました。
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様々な思考がこらされた今年の追悼式でしたが、私にとっても思い出深いものになりましと。というのも、追悼式に参加された月形町歌作詞者松実菱三氏の御息女、山下五十鈴さんご夫妻とは、このブログが縁結びとなって巡り会えたからです。(いきさつは過去のブログで書いています。興味のある方は検索してみてください。)

ほんの半年前にメールのやりとりから紡ぎ始めた「縁」が、この日「対面する」までに育ちました。その間、山下さんはもちろんのこと、桜庭町長をはじめたくさんの人の興味と行動が「縁」を育ててくれました。本当に有り難いことですし、不思議なことです。

そしてまた次の一歩が始まります。
来年(平成22年)は月形町開町130周年の記念の年で、その7月には記念式典を行うとのこと。今まで忘れかけられていた「月形町歌」を、月形中学校の生徒が合唱するために準備を進めています。

こうして一つ一つ縁を紡ぎ、伝統が形作られていくのですね。紡ぎ手の一人として参加できたようで、嬉しいです。

2009年09月16日

議長預かり

今定例会で予定した一般質問は3つ。しかし諸事情により本会議開会直前に2項目となりました。実際に行った質問内容については、別途掲載します。

以下の項目は現在『議長預かり』となり、疑義を明解にするための最善策を模索していただいています。
月形町議会において「行政委員長(選挙管理委員会)への一般質問」は前例がなく、様々な調整が入り現在に至っています。私の目的は『情報の公開』なので、最終的に町民に公開できる形であれば一般質問にこだわりません。
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[質問項目]先の衆院選における事務的ミスの経緯と再発防止について

[答弁者] 選挙管理員会委員長

[内 容] 先の衆院選において、期日前投票期間中に比例代表選挙に関する誤った投票方法の広報があり、その後、訂正があった。これら一連の経緯と、事務的ミスが権利の侵害に至らないための方策、および再発防止策について伺いたい。

[質問意図]
期日前投票期間中に、比例代表選挙の投票に関する広報ミスがあり(8月20日発行)、その後、訂正があった(8月25日朝刊折り込み)。確実に影響のあった人を特定することはできないが、その期間に衆議院総選挙の期日前投票を済ませた人は203人(全投票者数は2,724人、うち期日前投票者の総数は1,049人、投票率80.43%)だった。

この広報ミスが実際の投票に影響があったのか、比例代表選挙制度が導入された平成8年からの総選挙(計5回)における無効票数を調査した。以下は各回の無効票数
平成 8年・・比例:235、小選挙区:189
平成12年・・比例:252、小選挙区:89
平成15年・・比例:162、小選挙区:75
平成17年・・比例:147、小選挙区:117
平成21年・・比例:89、小選挙区:76
となり、今回の広報ミスと無効票との関係に優位性は見いだせなかった。

今回広報ミスはあったものの選挙そのものに影響が出ないよう、どのような方策がとられたのか。結果的に影響はなかったと推察されたが、場合によっては大きな問題に発展する可能性があったのも事実。広報ミスの再発防止策は?
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法律的に問題がないことも、筋が通っていることであっても、「慣習」「前例」の前に進めないこともあります(人によっては「進めない方が良い」といいます)。そのことは理解しますが、「時代の流れ」「進むべき方向」「未来のあるべき姿」を考えた場合、ここで立ち止まったり、あるいは過去に縛られたりすることが果たして良いのか・・・疑問です。

私の行動規範は「町民にとって、より良い町とは」というもの。
そのために議員の立場で何ができるか?
議員だからこそできることは?

私が議員として活動できるのは、私の考えや行動を支持してくれた人がいたからです。だからその時と同じように、自分の信念に正直に行動していきたいと思っています。もしそれが支持されない時が来たならば、それはこの町が私を必要としなくなったということ。信念を曲げて迎合することは、私が私でなくなる訳で、私が議員をやっている意味などないと思うのです。

議員は町民の鏡、議会は町の縮図です。
だからこそ、議会は常に真剣勝負。それぞれが想いを背負って、やるべきことをやらなければ!

2009年09月06日

第49回月形中学校学校祭

今日は月形中学校の学校祭、今年のテーマは『BRANDーNEW DAY 〜新たな自分の発見へ・・・〜』でした。会場には生徒の家族や卒業生などがたくさんの人が集まり、熱心に見入っていました。

内容は、開会後すぐに「吹奏楽部の演奏」。今年は多くの新入部員が入り大所帯。迫力ある演奏と綺麗なハーモニーで一気に学校祭モードに突入しました。

続いて「意見発表」。各学年代表2名ずつが壇上で自分の考えを発表します。緊張しながらも堂々と、6人全てが持てる力を出し切ったわけですが、その中でも最優秀賞の松本さん(2年)の発表は圧巻でした。『食の安全を考えて』というテーマに対し、新聞記事の引用や授業での取り組みから考えたこと、日常生活での疑問点や解決策など、思考の組み立てと幅の広さが素晴らしく、また自信に満ちあふれた言葉とまっすぐ見据えた視線から「強い意志」がビンビン伝わってきました。

その後は学年別に演劇と合唱がありました。
1年生は、思春期特有の異性に対するモヤモヤした思いをどう解決したらいいのか悩む「あこがれ」。等身大のテーマを演じることは難しかったと思いますが「この演劇を通して色々考えたんだろうなあ」と素直に感じさせてくれる劇に、胸がキュンとなりました。

2年生は家族のあり方や人間同士の繋がり、個人の生き方を考えさせる劇「ジャンバラヤ」。テンポの良さとキャスティングが絶妙で、個性が光る素晴らしい演劇でした。軽快だけれど、見終わったあとに何か一つ心に残る心地よさがありました。ちなみに私は「自分に正直になることの大切さ」を感じました。

3年生は部活(新聞部)での出来事をミュージカル風にした「これから先も僕たちの」。思い通りに事が進まない部員を熱演している姿が印象的でした。

合唱は毎年の事ながら、聴いているうちにいつの間にか涙がこぼれてしまいます。私だけでなく、周りのお母さん方も赤く目を腫らしていました。学年毎の他、全校合唱もあって大いに泣かされました。

そういえば、今年度は開会式と閉会式に「学校祭に向けた意気込み」「学校祭までの活動記録」の映像が紹介されました。今、目にしている姿はそれまでの努力の積み重ねだという事実を見ることができ、感動が増したのはいうまでもありません。ここでもまた「新しい発見」がありました。
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今日の学校祭全体を通して、生徒一人一人が何かを見つけようと、真剣に自分に向き合っている姿が心に残りました。小さい学校だからこそ全員が力を発揮するチャンスがあり、そのチャンスを生かすように一人一人が一生懸命楽しみながら取り組んでいる・・・月形の力の源を感じた一日でした。

2009年09月04日

9月定例会での一般質問は・・・

平成21年第3回定例会(9月定例会)は9月15日(火)〜18日(金)の予定で開催されます(途中、決算特別委員会あり)。その一般質問締め切りが本日午後5時でした。

今回、私が行う一般質問は以下の2点です。
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1. 高齢者に対する地域福祉計画(保健福祉総合計画)推進のための具体策について[答弁者:町長]

 急速な高齢化と人口減少、行財政改革による事業の効率化等の中、高齢者を取り巻く福祉ニーズは多様化しており、地域福祉の充実が高齢者施策において重要度を増すと考えられる。しかし、先の臨時会における「高齢者住宅建設」の説明では、地域福祉の観点が不十分との印象を受けた。
 今後、地域福祉計画を推進するにあたり、その具体的手法を伺いたい。


2. 行政における事務的ミスの再発防止と、今後の展開について [答弁者:町長]

 昨今、住民が不利益を被る事務的ミスが散見される。これらの再発防止策はどのようになっているのか。また、ミスの背景には業務量・業務内容・執行方法等に問題はなかったのか。
 地方分権による事務事業の増大、町民ニーズの多様化、行財政改革による職員数減少という現実を踏まえ、今後の展開を伺いたい。

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私の順番は1番目(受付順)なので、15日午前10時の開会後すぐです。どうぞ傍聴にお越しください。
なお、本会議場は改装工事(役場庁舎の耐震化・省エネ化工事。本会議場は天井を低くし暖房効率向上、照明改良工事)が修了し、明るく新しくなりました。こちらも合わせてご覧くださいませ。

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2009年09月02日

ニューカントリー9月号に掲載

関東から道東の海沿いを北上した台風が遠ざかると同時に、秋の空気を運んできました。昨日の午後から澄んだ青空と凛とした空気が月形上空を包み、北海道らしい秋を満喫しています。

久しくこんな天気を味わっていなかったので、農作業をする手もはかどり気持ちも晴れやか。農業をしていてよかったと感じるひとときです。また、今朝の気温は放射冷却も手伝って8℃台まで下がりましたが、日中は25℃近くにも。日格差が大きくなって、いよいよ収穫期です。温度変化で甘〜くなったり、熟したり、こんないい天気が今しばらく続きますように。

さて、北海道の農業者向け月刊誌「ニューカントリー」(北海道協同組合通信社)をご存じですか?
昭和29年に創刊された雑誌で、農業に関連した様々な記事が特徴です。また表紙は一般公募の若い女性なのですが、町内に住む私よりちょっとお姉さんの友人も「私も表紙に出たことあるよ。」と言っていたので、長い歴史を感じさせます。

その「ニューカントリー9月号」に意見を書かせていただきました。
「アンケート・このテーマ串刺し」というコーナーで、テーマは「どう進める農村の男女共同参画」。「農業界は男女共同参画が進まない分野の代表例として挙げられるが、どう推進するべきか」という内容です。

私の意見は「農村女性は営農の傍ら家庭や地域の担い手として活躍している。その経験や知識、アイデアは行政分野ですぐにでも生かすことができる。」というもの。

他に、
◆幕別町農業委員会委員 森勤子さん、
◆(社)農産漁村女性・生活活動支援協会 事務理事 齋藤京子さん
◆JA道央理事 宮北栄智子さん
も寄稿しています。

ご興味を持たれた方は、ニューカントリー9月号をご覧ください。

2009年09月01日

月形消防演習(札比内小学校にて)

今年も8月の最終日曜日(今年は年8月30日)に、月形消防演習が開催されました。

例年、月形小学校グランドを使っていたこの演習、今年は数十年ぶりに札比内小学校のグランドで行われました。これは「消防団は地域と共に」という団長さんはじめ関係者の考えと努力で実現したもので、素晴らしい展開だと思います。

会場には消防団員70名と消防職員の他、来賓として消防事務組合関係者、議会、地元行政区役員、札比内小学校校長、庁内企業など数十名、そして子供たちを含むたくさんの地域住民の方々の参加がありました。
今まで開催場所が遠く、間近で「お父さん」の勇姿を見ることができなかった子供たちや奥さん、お婆ちゃんの喜びと誇り満ちた表情と、会場からの「お父さん!」のかけ声に照れながらも微笑むお父さん団員の姿が印象的でした。きっと、いつもより数倍緊張したことでしょう。
また、女性団員の一生懸命走る姿も印象的でした。この演習に参加した全ての団員と職員の気持ちを現した姿だったように思います。

演習は「小隊訓練」「小型ポンプ操法」「ポンプ車操法」が行われましたが、それと平行して会場内では「煙体験ハウス」「消化器体験」「消防車乗車体験」の体験コーナーが設けられ、演習に集まった人達が楽しく参加しました。

私も「煙体験ハウス」に入ったのですが、真っ白な煙は濃霧よりも濃く、手が届く範囲でさえも見えないほど。ハウス内は煙が充満しているので姿勢を低くしても視界は開けません。入り口からほんの1〜2mのところで前の人のお尻が見えなくなると、一瞬パニックを起こしそうになりました。

何とか気持ちを立て直して再度出発! 窓から入る灯りで何となく方向を確認し、壁伝いに手探りで前に進むと「やっと」のことで出口にたどり着きました。しかし、出口が開いていたにもかかわらず煙でわからなかったのも事実。完全に外に出て視界が開けるまでは不安でいっぱいでした。

こんな私の煙ハウス初体験でしたが、実際の火災では熱さが迫り、刺激臭がしたり、有毒ガスが混じっていたり、窓がない部屋で暗かったり、考えただけでも恐怖です。パニックを起こさないで脱出できる自信がありません。
それでも今回体験できたお陰で心構えができました。私と同じように感じた人はたくさんいたようで、とても良い企画だったと思います。

消防団の行事は年に2度(夏の消防演習と年始の出初め式)ですが、いつも「自治と誇り」「清々しさ」を感じさせてくれます。消防団の皆さん、ありがとうございます。

2009年08月30日

地方自治土曜講座「議会は変わるか? ー議会改革の諸問題ー」その2

その1」を報告してから1週間が経ってしまいましたが、つづきとして、私の発表内容(補足も含めて)記します。
なお、「その1」報告後、ご意見や質問が寄せられました。コメント欄で熱く語り合っています。私の考えも記すことができましたので、ぜひそちらもご覧ください。
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◎報告「議員諸氏による現状報告・月形町」 月形町議会議員 宮下裕美子

[月形町の概要と特徴]
・空知管内、札幌から約50km、岩見沢市から約20km、国道275号線沿線
・人口:3,914人(平成21年7月末現在)
・高齢化率(65歳以上人口割合):33.3%   
・基幹産業:農業(米・切花・果菜)
・町財政は比較的健全:平成19年度 実質赤字比率、連結実質赤字比率、将来負担比率はない
                 実質公債費率のみ11.4%
・投票率:町議会銀選挙(2007.4)87.09%、町長選挙(2008.9)84.87%
・歴史:樺戸監獄を基に拓かれた町、空知管内最初の村(平成22年に開町130年)
    = 北海道内では古い町
・各種施設が多い:矯正施設(月形刑務所、月形学園)
         福祉施設(障がい者関連・2法人、高齢者関係・3法人)
    = 国家公務員を含め、人の対流がある。
・新規就農者を受け入れ(ほぼ離農なし)、社会参加も(町議会議員、農協理事、生産組合役員等)
    = 農業や地域の担い手として、新しい風が入っている
  ↓
◆古くからの住民・歴史+新しい住民・文化 が共に存在し、融合している。
◆人口が少ない分、町民が様々な役割(行政、自治、経済、福祉、教育・・)を担っているので、
 住民の行政への関心は高く、情報も届きやすい。
◆住民と顔の見える関係が築ける分、行政や議会等への地域の目は厳しい。

[月形町議会の概要と取り組み、実態]
・定数10、2常任委員会(総務民教・産業建設)
・予算特別委員会(3月)、決算特別委員会(9月)
・一般質問の1問1答方式(反問権はなし)
・会議録および審議内容をHPで公開(広報誌は未発行)
・複数の委員会に所属できる
・全員協議会の設置(原則公開)
・現在「議会活性化」について全員協議会で審議中(随時開催・公開で協議)
 (決定事項:政務調査費は今年度限りで廃止)
  ↓
◆上記のような月形町議会の取り組みは、同じ規模の町村議会が既に取り入れていること。
◆本会議は形式が優先されるために、議論の場としては不十分。事前の全員協議会等(公開)が実質議論の場になり、審議の補完を行っている。(本会議議事録だけでは全ての議論を網羅していない。)
◆全員協議会は公開されているが、議事録は要点筆記のみ。また、情報公開に基づいてのみ公開される(議会が文書として積極的に公開していない)
◆議員間の自由討議により議論が本質へと進み、合意形成に近づけたことがある。

[今後の課題:宮下の考え]
◆今ある会議規則は絶対ではなく改正していける。自分たちの議会にあったものにしていくべき。
◆「議会」という組織として、住民と共にあることが大切。積極的な情報公開と広報公聴の充実を。
◆議会改革には、議長のリーダーシップと事務局の力(情報収集、専門性)が必要。事務局強化のために、事務局員の専属化、独自採用(広域で対応)など検討すべきでは。
◆合意形成のためには多くの議論を要する。もっと自由討論の場を増やせないか。(会議規則の改正)
◆町村議会は住民との距離も近く、世間が問題にしている専業議員による議会より「住民自治」の観点から、実は進んでいるのではないか。町村議会の良さを見なおす必要がある。ただし、情報公開や条例改正など取り組むべき課題もある。

[その他・会場からの質問に対して]

Q 自分の議員報酬額をどのように捉えているのか?

A 私の月額報酬は額面168,000円、手取りで12万円強。町村議会では標準的であり、市議会議員に比べ遙かに安い。市議会と町村議会では扱う金額は違うが、自治体の仕事としてその幅は同程度であり、同じように調査したり、勉強したりする必要がある。正直にいえば、時間的、金銭的余裕から専業の市議会議員をうらやましく思うこともある。
 しかしながら、町民はボランティアで行政や地域活動に参加し「まち」を支えているので、地域のことを考えると妥当か、むしろもう少し下げることも必要かもしれない。
 ただし、議員の活動を目に見えたものにする必要がある。議員活動に伴う必要経費(交通費、講習費、調査費他=政務調査費的なもの)は報酬とは別に議会として議員に支払い、報酬は純粋な「労働対価」「最低保障」として支給する方法が良いのではないか。こうすれば「何もしていない議員に高すぎる報酬」という話にならないのでは。


Q 政務調査費の効用と、その成果として政策にどのように反映させているのか?

A 月形町の政務調査費は年額48,000円なので、そのほとんどを調査研究費(講習会やその交通費など)に充てている。額が少ない分、他に回す余裕はなく、不明瞭な会計はない(領収書は添付、1円から公開。個人的に活動報告書でも公開している)。
 講習会等で得た情報はブログを通じて報告したり、議員間の情報交換、一般質問への応用、議員活動に役立てている。政務調査費があることによって議員活動の幅が広がっているのは事実。
 ただし、現在議会内で進めている「議会活性化」の協議の中で、政務調査費は今年度限りで廃止になってしまった。政務調査費の新たな意義付けを考えていただけに残念だった。

2009年08月23日

地方自治土曜講座「議会は変わるか? ー議会改革の諸問題ー」その1

昨日、北海学園大で開催された北海道地方自治土曜講座に参加してきました。

今回は発表者としての参加だったので最前列に用意された特別席。テーマが身近なもの(普段から問題意識を持って取り組んでいること)だったので、月形町議会の置かれている状況と比較しながら様々にイメージを膨らませ、議会改革の方向性とヒントを見つけることができました。

自分の発表では「田舎の町村議会の置かれている状況」をお伝えしたかったのですが、どの程度できたか・・・。準備はできていたつもりでしたが、もっと簡潔に本質を伝える技術を身につける必要性を感じました。それでも会場との質疑応答では冷静に対応できたのではないかと思っています。

会場には定員(100名)いっぱいの参加者があり、普段の講座以上に議員の参加が多かったとのことです。議員にとって議会改革は、当事者として取り組むべき大きな課題だと言うことでしょう。参加者の中に顔見知りの議員さんが何人もいて嬉しく思いました。今回の講座でどんな感想を持ったのか・・・機会があれば伺いたいと思います。

さて、当日のプログラムは以下の通りです。私の印象に残った内容をあわせて記します。
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2009年度 北海道地方自治土曜講座 第3回「議会は変わるか? ー議会改革の諸問題ー」


◎講演「議会をめぐる近時の法改正と地制調での議論の方向性」
              北海学園大学法学部教授 大西 有二氏

◆行政改革「3つの分権」のうち、「地方への分権」「市場への分権(規制緩和)」は既に進行しているが、最後の「政治への分権(政治の復権)」が地方の場でも求められている。
◆行政が「社会的ネットワーク(=NPO等の民間組織)」を活用する時代。公私協働の流れは続く
◆首長をコントロールするには、実は議会や議員側にも相当の専門能力が必要だ
◆議員になるチャンネル(=議員をリクルートする方法、様々な利害を議会に反映させる方法)の多様化が必要
◆地制調答申や様々な法改正で、議会の制度改革は進んでいる。議会の組織および運営については、議会の自主性・自立性にゆだねられている。
◆選挙制度に関連し、政党化は「政治における中央集権」を進めるのではないか。地方議会政治の政党化を指示しない場合には、議員になるチャンネルの多様化を図る。
◆首長=一般的利益代表、議員=個別的利益代表
◆地方分権に伴い、地方自治体の権限も増大している。首長部局は、より多くの仕事をより少ない職員と予算で処理するという困難な課題に直面している。これを踏まえ、議会もまたこうした時代の要請に応えうる自治組織体制の確立に取り組むべき。



◎講演「議会基本条例の制定など、近時の議会改革の諸相」
          北海学園大学法学部教授 福士 明氏

◆議会改革 → 議会基本条例に行き着く
◆今まで議員は「自分は住民の代表であるから、住民の意見を聞く必要がない」と思っていた(今も思っている)。しかし議員・議会においても住民自治・住民参加の考えは必要になってきている。
◆議会の役割・機能として何を重視するかによって、議会運営の構想はかなり違ってくる。
 「議会=政策形成機関」:議会が立法権を行使して政策立案をしていくべき。
             専門職としての議員像。常勤職化。議会事務局の強化。
 「議会=コントロール機関」:首長の政策決定・実施を関し統制するところに議会の重点を置く。
             素人としての議員像。
             夜間議会・休日議会の開催、兼職禁止の撤廃、報酬の低けん化。
◆「協働型議会」:監視機能・政策立案機能を有する「監視型議会」と、
         それを住民参加で行う「アクティブ議会」の両方の役割を担う議会
    ↓
 議会は、野党的機能=監視機能と同時に、地区や業界などの地域的個別的要望を踏まえつつも全体的長期的視点での「地域デザイン(ビジョン)構想者」の役割を担わなければならない。
 また議会自身も住民参加を取り入れ、議会が「公開の場」で住民の提案あるいはオルタナティブ(既存のものと取って代わる新しいもの。代替案)を「協議=熟議」によって調整し最終決定するという役割を担わなければならない。
◆首長提案の中で明らかにされるべきもの(議員が追求すべき観点)
:政策等の発生源、検討した代替案、他の自治体の政策、総合計画の根拠または位置づけ、
 関係する法令および条例等、財源、将来コストの計算
◆議会基本条例は、議会改革のツール(道具)である


         
◎講演「NPO活動と議会」
         北海学園大学法学部教授 樽見 弘紀氏

◆日本の議会では、根回しすることが議員仕事としてまかり通ってきた
◆市民ニーズはロングテールの時代。議会を頼らず市民が意思表示、活動する時代。
◆足による投票:住民が、満足のいく公共サービスを求めて住居を変える。
 → 住民ニーズを的確に捉えられない(提供できない)自治体は人口が減少する。
◆自治体はNPOと同じ構造、同じ組織ではないのか。
◆参考図書:岡部一明著『市民団体としての自治体』お茶の水書房(2009年7月)



◎報告「政務調査費など」
     NPO法人リンカーンフォーラム北海道代表理事 山下 浩氏

◆札幌市議会の政務調査費使途についての詳細報告
 (リンカーンフォーラム北海道HP・市民監査報告書に掲載)
◆政務調査費は政策立案のためにあるもの。議員広報は本来の目的から外れるのでは。
◆議員とは自己犠牲のもと、住民の利益を守るものではないか



◎報告「議員諸氏による現状報告」
     北海道議会 原田  裕氏
     江別市議会 林 かづき氏
     月形町議会 宮下 裕美子
     登別市議会 松山 哲男氏
     白老町議会 大渕 紀夫氏

◆各議員10分で、各議会の現状と取り組み、問題点などを報告
・原田氏からは、北海道議会基本条例の制定経過と内容の報告
・林氏からは、江別市議会での林氏の議会改革に関する取り組みとその経過報告
・宮下からは、月形町議会の現状報告とこれからの改革の方向性について
・松山氏からは、登別市議会の「議会フォーラム」「議会基本条例制定」の報告
・大渕氏からは、白老町議会の「通年議会」の経過と広報公聴常任委員会についての報告



◎質疑・会場討議 司会:大西有二氏(地方自治土曜講座実行委員)

Q 樽見先生の「足による投票」について、
  日本のような比較的均一な公共サービスの状況ではありえないのでは?
Q リンカーンフォーラム北海道・山下氏は「議員は自己犠牲・・・」と言っていたが、
  現職議員は「住民と議員の関係」をどのように捉えているのか?
Q 各議員とも、自分の議員報酬額をどのように捉えているのか?
Q 各議員にとって政務調査費の効用と、その成果として政策にどのように反映させているのか?
Q 議員がどのような仕事をしているのか示す必要(広報の充実)があるのではないか?
Q 道議会における一般質問の事前するあわせについて
Q 道議会における政務調査費の使途について

2009年07月03日

平成21年度 月形町戦没者追悼式

今日の午前、町内樺戸神社内忠魂碑前にて追悼式が行われました。

参加者(遺族、来賓、役場職員、一般)総数はほぼ例年並みの50名程度だったと思いますが、遺族の方々がぐっと少なくなったことが気にかかりました。月形町遺族会会長のご挨拶に「戦後64年を迎え、遺族会会員も年々減少の一途であり、また高齢化も進んで会の存続も危ぶまれています。」とあり、時間の経過が「戦争」を遠いものにしているのを目の当たりにしました。

私は現在42歳、昭和42年生まれです。終戦からたった22年後に生まれた私でさえ、人生において「戦争」は非現実的な遠い世界であり、日常生活の中で「戦争」を考える機会は滅多にありません。そう考えると、平成生まれの我が子にとっては・・・ゲームの中の物語か、地球の裏側の全く関与しない話でしかないのかも・・・と思え、不安になってきました。

遺族会会長のご挨拶の中にもう一点、気になることがありました。
「(北海道新聞の記事から)子供たちに戦争に関するアンケートをとったところ、『日本と戦争をしたことがない国はどこ? アメリカ』と答えたそう。」
今の日米関係だけを見ていると、そう思えても無理はないかもしれません。それくらい歴史が風化しているし、教育が欠けているのだと思いました。

昨年初めて参列し、記憶の彼方にあった「戦争に関する思い出」が呼び起こされたのですが、今年は今ある記憶を受け継ぎ、「戦争は決して起こしてはいけない」という強い気持ちが芽生えました。

2009年06月07日

6月定例会の一般質問は・・・

6月16日(火)から開会する平成21年第2回定例会の一般質問が、5日(金)の午後5時に締め切られました。

私は今回も一般質問(答弁を求める者:町長)を行います。内容は

 【ブロードバンド(高速インターネット通信網)の整備について】
 ・・・ 月形町におけるブロードバンド環境は、中心市街地と周辺地区で大きな開きがある。
    産業、教育、生活など様々な場面で情報化が急速に進行し重要性が増す今、ブロード
    バンド環境の整備は欠かせないと考える。
     この地域間格差をどのように是正していくのか、伺いたい。

通告書の提出が1番目だったので、私の順番は6月16日午前10時の定例会開会後すぐになる予定です。
どうぞ傍聴にお越しください。

2009年06月03日

平成21年度第1回 国民健康保険運営協議会

本日午後、国保運営協議会が開かれました。

平成20年度の医療給付状況と国保特別会計収支決算見込みが報告され、平成21年度の国保税賦課諸率について審議しました。
・平成20年度は子候補特別会計の収入が増え、基金からの繰り入れをせずに決算できる見込み
・国や道からの財政調整交付金の減額、交付金過年度精算などが確定したので6月議会で補正を行う
・平成20年度の住民所得が上がっているため、平成21年度は課税標準額が増加する。
 そのため応能応益割合バランスが崩れるので修正が必要。

この後、滞納問題、基金の状況と今後の方向性、国保税負担感軽減策(健康な人への施策)などについて、情報交換を含め参加者全員で意見交換し閉会しました。
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昨年は農業所得が伸びたことにより今年度の国保の収入も増えると予想されるなど、社会全体が複雑に絡み合っているのを実感します。また、国民健康保険は自営業者や農業者が加入するため毎年の所得の変動が大きく、よって国保税収も不安定です。

人としての生活を保証する健康保険は、安心の基本として、もう少し安定した財政になって欲しいと考えます。規模拡大や公財源の投入拡大など、制度で変えられないものかと・・・。今のままでは負担感だけが増大し、破綻するのではないかと心配です。

2009年05月29日

月形町土地開発公社 平成21年度第1回理事会

今日の午前(臨時会、全員協議会後)、土地開発公社の理事会が開かれました。

今回の議題は「平成20年度の事業および決算の認定について」

・平成20年度は、4回の理事会が開催され5つの議件を審議(可決・了承)
・2件の土地販売(清算事業団団地と優良林間住宅分譲地)と、
 1件の買い戻し(優良林間住宅分譲地:購入後5年以内に住宅建設できなかったため)
・公社所有地の管理業務(草刈り等)を高齢者事業団と契約
・収益的収入支出差引額 −281.357円

[質疑・他]
・公社所有宅地のブロードバンド状況は?
 → 北陽団地、白陽団地はADSLのサービス圏内。
   優良林間住宅は圏外(無線サービスに関しては未確認)。
・新地方公会計適用になった場合、販売実績=時価になる。
 資産を目減りさせないためにも、継続した販売(努力も含め)が必要ではないか。
・3万人以下の自治体は平成23年までに連結財政の新地方公会計が必要になる。
 新地方公会計にする場合、基準モデルか改訂(簡易)モデルを選ぶことが出来る。
 月形町では現在検討中(情報:8割の自治体が改訂モデルを選択とのこと)

2009年05月20日

月形刑務所長・月形学園長・両施設管理職との歓迎交流会

今年で3年目となる表記の歓迎交流会が行われました。今年の参加者は70余名と、今まで一番盛大です。

今年転入された刑務所長をはじめ、刑務所の規模拡大に伴う改組で多くの幹部職員が月形町民になりました。初めてこられた方もあれば以前に勤務された経験のある方もいて、町内の各種団体の代表者や役場職員等と、ジンギスカンを囲んで和やかに交流を深めました。

月形刑務所は増築工事がほぼ終わり、現在1,200名程度の収容人員とか。定員の1,800名になれば国勢調査における月形町の人口のうちの4割を法務関係者がしめると言うことです。(刑務所に服役している囚人は住民基本台帳には載りませんが、国勢調査の折りには住民としてカウントされます=交付税の対象。)

月形町において刑務所の存在はもはや無視できないものになっていますが、日常生活においての交流は比較的少なく「他所の人」との印象がぬぐえません。これには縦割り行政(自治体と刑務所の管轄部署の違い)の影響も少なからずあるのではないかと思います。

住と職が一体化した刑務所。最高1,800人が昼夜移動することなく住み仕事をする、閉鎖的で効率的な地域。様々な制約があるものの、町と刑務所が連携・協力することで産業やサービスやエネルギー等の面で新しい展開が期待できると考えます。
他の町にはない財産を活用するべく、頭を捻っています。

2009年05月12日

平成21年度 月形観光協会定期総会

今日の夕方、役場大会議室にて月形観光協会の定期総会が開かれました。参加者は約30名。

今年度の主な事業は
・飲食店情報ガイド「食べ・飲み・おみやげ ガイド」の発行(→現在配布中。写真参照)
・観光ポスターの作成(→ゲラ刷りまで修了。校正段階)
・特産品の知名度向上のためのPR活動(→昨年同様、広告掲載と観光宣伝)
・シンボル花壇の整備(→昨年同様、つきがた花倶楽部、他各種団体との連携)
・自転車レンタルの実施(→昨年同様、JR石狩月形駅を基点に展開)
・土産品の開発

 
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観光事業は、過疎の町での大きな産業になりうる可能性を秘めています。ただ小さな町で「観光」を推し進めるには、既存の資源を「つなげる」「活用する」「発展させる」ことが重要ではないでしょうか。「観光」のために新しい何かを作り出すのではなく、今あるものを大事にして、それぞれの関係者が知恵を出し合い関連づけるような展開・・・。

月形観光協会とは直接関係がありませんが、田園空間博物館「樺戸地区」は月形町にとっての財産であり、観光資源です。先日の散策ルートマップなどの有用な資源を、垣根を越えて活用できればと考えます。それくらいの「ジャンプ(勇気と実行)」がなければ、新しい展開は期待できません。

関連づけるにはITは打って付けの道具です。
観光協会の役割や仕事や発想も、IT時代に合わせて行く必要があるのではないでしょうか。

2009年05月11日

平成21年度 月形町ふれあい大学(月形町歌斉唱)

ふれあい大学の入学式では、式歌斉唱として「月形町歌」が歌われています。

入学式冒頭の学長(教育長)式辞や来賓(町長)祝辞においても「月形町歌」を話題にしていただき、ここ最近の月形町歌にまつわるご縁や、私が「月形町歌斉唱」を聞きたがっていることなどを学生の皆さんに説明してくださいました。

初めて聞いた「月形町歌」は、やはり素晴らしかったです。ただ残念だったのは、2番までの斉唱だったことと、伴奏がテープ演奏だったこと。私としては1番から4番までの題材の変化(1番:歴史、2番:精神、3番:風土、4番:理想)に魅力を感じていたのと、最も好きな歌詞が4番だったことなどから、全てを聞きたかったのは言うまでもありません。

町長が祝辞の中で、9月の樺戸監獄物故者追悼式の折り、「月形町歌」のオカリナ演奏を計画していること、中学生等による合唱も検討していること、ふれあい大学の学生さんにも参加してもらい世代をつないだ式典にしていきたいとのことなどをお話くださいました。

これからの展開が、またまた楽しみになりました。

2009年05月09日

平成21年度 月形町ふれあい大学(入学式&始業式)

「月形町歌」がご縁(月形町歌を町内で唯一合唱しているのが、このふれあい大学の入学式・始業式だということ)で、昨日行われた月形町ふれあい大学(昨年までは月形町高齢者大学。今年度名称変更)の入学式・始業式を、初めて見学させていただきました。
会場の多目的研修センターの窓からは、「愛光園」の満開の桜を望むことができ、気分もまさに入学式でした。

この「ふれあい大学」は60歳以上の「学びたい」意欲のある方々が在籍していて、今年度は74名の生徒さん(うち新入生6名)が名を連ねています。

ふれあい大学の教育課程は本科(4年卒業)から始まり、大学院(2年修了)、研究科(2年修了)、長寿科(1年ごとに修了、無制限)と体系的にくまれ留年まであること、今年度の最上級生2人は長寿科16年!(入学から24年!)ということに驚きました。皆さん生き生きとした表情と、熱心に聞き入る姿勢に「若さ」を感じ、学びたいという意欲に年齢は関係ないことを改めて感じさせてくれました。

カリキュラムも充実しています。昨日の入学式・始業式から11月の卒業式までの半年間で13日間26講座が組まれていて、古典や環境問題、栄養教育などの座学の他、気功体操やそば打ち体験など多岐にわたっています。また講師陣も素晴らしく、月高や月中の先生方や地域で活躍する専門家など、身近にいながらなかなか聞くことのできない本格的なものです。
これに加え体育大会、学園祭、町外研修旅行などの行事の他、課外活動(クラブ活動:ダンス、カラオケ)、授業準備や掃除、運営委員会まであって本物の学校のよう。私も「入学したい」と本気で思うほどでした。

この日は入学式・始業式のあと、新しいクラブ活動として「健康体操」のデモが行われ、私も一緒に身体を動かしてきました。先生の動きを見ながら音楽に合わせて身体を動かすのですが、なかなかどうして私は思うようにできません。ふれあい大学の学生さんは上手にリズムを取っている人も多く、日頃のサークル活動(皆さん社交ダンスやフラダンスサークル等で活動してらっしゃる)の賜だと「流石ですね〜!」と感心しきり、楽しいひとときでした。
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このふれあい大学、対象者が60歳以上ということで、様々な場面で年齢に配慮されていました。
・入学式・始業式の時「礼の時、無理に立ち上がらなくてもいいですよ」と事前に声かけ
・式の冒頭に「亡くなられた先輩方に対し黙祷」
・言葉が聞き取りやすいように、ゆっくりした口調と常にマイクを使用
・登校に際し、スクールバスを運行
・足下の安全な5月から11月上旬に開校(雪が降り始めると危険)
・地域ごとに毎年記念撮影

また、式の合間に何人かの方とお話しできました。
「私達高齢者だからね。先のことはわからないから。今楽しまないとね。」
「今まで高齢者大学って名前だったから何だか入りづらかったのよ。ふれあい大学になって少しは入りやすくなったと思うわ。」
「興味はあったけれど入るきっかけがなかったんだけれど、運営委員の人や保健推進員さんや保健師さんも声かけしてくれたから入れたんだと思う。入ったら楽しいんだけれどね。」
「最近は若い人(60代前半)の入学も増えてるのよ。」

皆さん「ふれあい大学」を楽しみに、そして自分自身で楽しんでいるようで、明るくて希望に満ちた目が印象的でした。私も元気と力をいただきました。ありがとうございます。
様々に繋がって成り立っている「ふれあい大学」。素晴らしい企画と運営、参加者。月形の宝です。

※月形町歌については次回で


平成21年度 月形町ふれあい大学(入学式&始業式)の続きを読む

2009年04月28日

マニフェスト・スクール北海道(ワークショップ)

「マニフェスト・スクール北海道」第2日目はグループでのワークショップです。

《第5講》会派マニフェストを作ろう!!
 講師:三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員
                   西尾真治氏

まず西尾先生より会派マニフェストの注目点と、評価の高いマニフェストの紹介がありました。
TOKYO Manifesto 2005 民主党(2005年東京都議会選挙)
 :ピープルズコメントを加え内容を充実
神奈川県議会議員松尾たかし氏のHP
 現状(課題)→私はこうしたい(政策目標)→進捗状況
 が並列されわかりやすい。その都度進捗状況を更新。
◆流山市議会内会派・新世会
◆静岡市議会・静政会
《求められる議員の資質が変わってくる。 調整能力→施策、コーディネート能力》


この後、全体を5つのグループに分け【議会改革】をテーマに、マニフェストを作るワークショップ。手順は以下の通り。

1)自己紹介・役割分担(司会、書記、成果発表、感想発表など)
2)会派マニフェストの作成(KJ法を用いて)
3)まとめ・発表準備
4)プレゼンテーション(3分/グループ)
5)審査(参加者全員による採点)、結果発表
6)感想、講評

本来はじっくり時間をかけて練り上げるマニフェスト(通常の会派マニフェスト作成には数百時間から千時間程度必要といわれている)。今回は1)〜6)の段階を2時間ほどで行うため、手法の勉強が主となりました。
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私が参加したグループ「マニフェストの会」は総勢6人(県議1、道議1、市議1、町議1、大学生2)。私の記憶をたどりながら展開を整理していくと・・・

まず【議会における課題・問題点】として『議会と市民の関係』に着目。議会側が市民に対して情報を伝えていない(伝わっていない)ことと(=発信)、市民のニーズを把握できていないこと(=収集)の2方向で問題があることに気づいた。

次に【解決策の検討】 情報の発信と収集をする場合、広い視点(多くの市民を対象)と深い視点(専門的、個別的)の取り組みがあるのではないか。また、人は変化に対して敏感に反応する(例:山形県知事が女性になって傍聴者が急増など)ことから、目先を変えた情報提供と収集の方法を検討。

【会派マニフェストの作成】 私たちのグループのマニフェストは『議員品評会の実施』。webでアンケートを採り、やめさせたい議員に投票してもらうというもの。形式的にはネガティブ・キャンペーンではあるが、その課程に議会情報や議員活動の様子、政策や採決時の賛否状況などを盛り込む。話題性で幅広い層に情報提供し、アンケート結果の分析から情報を収集する。
具体的な数値目標として、回収率80%。

【審査】5チーム中3位。上位2チーム(同点で1位)とは1点差とのこと。
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何とか時間内に間に合わせたマニフェストで、メンバーで充分協議できたわけではなく、合意形成という点においては不完全でした。ただ最終的にできあがったマニフェスト「議員品評会の実施」は斬新な視点で面白いものになったと思います(マニフェストととしてはちょっと違っているかもしれませんが・・・)。6人で自由に意見を出し合った成果だと思っています。

途中「これがマニフェストとしてふさわしいのか?」「マニフェストにするには課題が大きすぎるのでは?」などの疑問がメンバーからわき上がり、全体の思考がストップする場面もありました。私が司会者を務めたわけですが、力不足を感じた瞬間です。マニフェストとはどんなものなのか、自分自身の中に落とし込めていないのが一因でした、反省。

今回のワークショップを経験し、私自身の問題として「現状認識」と「課題の整理」「解決策の検討」に関しては考えと視点を持って進められるものの、「具体的な政策展開」「数値目標の設定」などはまだまだ勉強が足りないと痛感しました。また、良い面としては「粘り強さ」と「めげない精神」なのかと再認識した次第です。普段の議員活動と同様ですね。

新たな分権社会のために、政策立案能力はなくてはならないものになるでしょう。意識して高めていきたいと思いました。

2009年04月26日

マニフェスト・スクール北海道(講義)

4月25日(土)、26日(日)に札幌市教育文化会館で行われた「マニフェスト・スクール北海道」に参加してきました。このマニフェスト・スクールとは「地方議員がローカル・マニフェストを活用することで、住民意志による行政の実現、地方議会の活性化、政策中心の地方政治を確立すること」を目的にして、全国各地で実施されています。

今回の参加者は約30名。道内各地の市議会議員の参加が多かったものの、町議会議員も私を含めて4名、他に北海道道議や山形県議、関東方面の議員、北大公共政策大学院生もいらっしゃいました。またNPO法人ドットジェイピー(若者と政治を結ぶ活動)に所属する大学生の参加・協力もありました。

第1日目のプログラムと、私の印象に残った内容について記します。
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《第1講》マニフェスト概論 〜マニフェスト選挙の現状と課題〜
    講師:北海道大学公共政策大学院教授 山崎幹根氏 

◆マニフェストの発祥はイギリス。政党政治から派生して生まれた。
◆マニフェストとは、政権獲得後に実行する政策や提言のこと。政策の品質保証。(→政党政治の中で、政党が行うもの)
◆選挙公約との違いは、具体性、検証性。
 (政策実現の手段、期限、工程表や数値目標などが明示される)
◆地方議会の場合
・首長のマニフェスト → 総合計画に落とし込む必要がある。
・議員マニフェスト  → 本来の意味から外れる(二元代表制では政権を取れないから)
 しかし、会派として追求することはできる ≒ 具体的な選挙公約
◆マニフェストを「議会全体としての取り組み」と考えれば、議会基本条例がこれにあたる。


《第2講》議会版マニフェスト 〜栗山町議会基本条例〜
    講師:東京財団研究員(前栗山町議会事務局長) 中尾修氏

◆地方分権の時代になり、議会はダイナミックに変化すべき時を迎えている。今、議会が主役の時代になってきた。しかし現実は遅々として進んでいない、変化していない。
◆議会とは、意志決定し、確認し、チェックする機関。行政をチェックするだけの機関ではない。
◆意志決定するためには民意とつながる必要がある。
◆議会基本条例とは、市民と同じ土俵で、市民に見える形で民意を取り込もうとする、議会としての約束。
◆「地方分権」を求める地方からの声が上がってこない。地方分権が進めば力を得るのは「議会」。その議会からもっと声を上げていこう。
◆今、議会が試されている。地方議会も国と対峙できるだけの覚悟と踏ん張りが必要。

《第3講》マニフェスト首長との戦い方
    講師:前神奈川県議会議長 松田良昭氏

◆神奈川県知事松沢氏がマニフェストを掲げ圧倒的多数で当選してから、マニフェスト首長と議会との戦いが始まり、やがてマニフェストの良さに気づいた。
◆議長選挙の折り、全国初の議長マニフェストを掲げほぼ全員の賛同を得て選出された。
◆議長マニフェストには3つの目標、12の指標、54の工程表を掲げた。明快なビジョンを描くことにより、議会事務局を含め議会全体が生き生きと迅速に対応できるようになった。(マニフェスト大賞審査委員から賞賛。県民満足度No.1の議会となる。)
◆議会のマニフェストとは、気づきと覚悟(責任)を与えてくれる。議会は自分で立案し、自分で決定できる機関であるという「気づき」


《第4講》はばたけ! 地方政府時代の議員たち
    講師:早稲田大学大学院教授 北川正恭氏

◆「隠して先送り」から「出して解決」の時代になった。
◆これから本物の地方自治が始まる今、明治維新の頃と同じではないか。リスクをしょって過去のしがらみを断ち切る必要がある。非日常の決断(バックキャスティング、価値前提の経営)が求められる。
◆政治家の使命は、しがらみを断ち切って、正しいミッションに向かって決断すること。「やるんだ!」という決意で頑張るしかない。脳に汗をかいてやり抜くしかない。
◆理論なき実践は「暴挙」、実践なき理論は「空虚」。
◆「お願い」から「約束」へ。政治は契約。マニフェストは人のベクトルを合わせる。
◆全国アンケートの結果から、マニフェストをよく読んでいるのは都市部より郡部(数%の差)。
◆PDCA(Plan Do Check Action)サイクル
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私はこの日の講義を受けるまで、無所属の地方議員という立場にとって「マニフェスト」は遠い存在であり、その当事者になりうるのか常に疑問がありました。また「マニフェスト」という言葉自体なじみが薄く、自分の中に充分落とし込めていなかったのも事実です。
しかし今日の講義を聴くうちに、定数10の月形町議会においては私一人であっても議案の提出権があり(定員の1/12で可能)、少なからず政策実現の可能性があることに気づきました。(小さい町の特権ですね)。最大会派でなくても、執行権がなくても、マニフェストを生かす場があることに気づけたのは大きな収穫です。

もちろん賛同者を募り、会派的な動きの中でマニフェストを作ることができればそれに越したことはないのですが、まずは自分一人からでも始められることで光が見えてきました。

また北川先生のお話を聞いたのは今回が初めてでしたが、論理的な展開で人を引きつけ、情熱で言葉を投げてくる手法、もちろん内容に感化され、涙がこぼれるような感動を覚えました。地方分権が進み時代が大きく変わろうとする今、その当事者である議員として、小さな議会であってもやるべきことはあると背中を押された思いです。
 
理論なき実践は「暴挙」、実践なき理論は「空虚」

しっかり頭に入れて活動していきたいと思います。

2009年04月12日

第2回 さけ稚魚放流会(読み聞かせ)

須部都川縁での放流会に続き、ちらいおつ遊び塾内で「読み聞かせ会」が行われました。読み聞かせをしてくださったのは「おはなしじゃんけんぽん」の皆さんです。

「サケの一生」では、写真パネルや実物大のさけ見本を使って、長〜い長〜い「サケの一生」を小さな子供たちでも興味を持って聞けるように、様々な声色と間合いで聞かせてくれました。他に紙芝居「いっぽんばし わたる」、絵本「999ひきの きょうだい」もありました。

さすが! 今年、空知で実践教育の表彰を受けた「おはなしじゃんけんぽん」のみなさん!
読み聞かせの間、会場内は一点に引きつけられ、発せられる声に耳を澄ませ感じ入っていました。
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この「さけ稚魚放流会」事業は、町内の子供たちから大人、役場からボランティア団体、町外の関係機関、実に多くの人々が関わっていることに毎回感動します。それに、同じ時期に同じ場所で採卵された卵達は石狩川水系のあちらこちらで育てられ、時を同じくして放流会が開かれています。その情報はマスコミを通じ流れ、間接的に道内各地の人ともつながっていることを感じさせてくれます。

放流会で扱うのは「サケ」ですが、「水」によって結ばれる「生きもの」全てがつながっていることを実感させるこの事業。どうか末永く続きますように。

2009年04月11日

第2回 さけ稚魚放流会(放流の様子)

今年も「わたしたちの川に 大きくなって 戻ってきてね」を合い言葉にしたサケ稚魚放流会が、4月9日(木)、ちらいおつ遊び塾脇の須部都川で行われました。

昨年12月にもらい受けたサケの卵(発眼卵)は1,000個。月形小学区、札比内小学校、花の里保育園、友朋の丘、月形町役場でそれぞれ育てられ今日の日を迎えました。

(月形町役場での成長の様子は → その1その2その3

うまく育てられたところもあれば、そうでなかったところも・・・。1,000粒の卵が何匹の稚魚になったかは? 温度・水・餌の管理など、一冬かけて卵が仔魚に、そして稚魚に育て上げるのは大変なことです。

放流会の会場は須部都川のほとり、昔ながらの川縁です。そのためこの季節は、雪解け水で増水し辺り一面ぬかるみになっています。そこで「花の里つきがた水と緑を愛する会」の方々が木道を通し、足場を組んで特設の放流会場を作ってくれました。
放流会場は、川の水かさが上下しても安全に放流できるように「流しそうめん用の竹筒」も設置。心遣いいっぱいの手作り放流会場になりました。

この放流会に参加したのは保育園児や各学校の小学3年生、関係者や一般の型など約80名。大人も子供も稚魚を手に、放流するまでは子供のように大はしゃぎ、放流した瞬間からお母さんの心持ちで「元気に育つんだよ」と見送っていました。

ちなみに、この須部都川は石狩川へと続き、石狩湾へと注いでいます。海から放流地点までサケが戻って来る間に魚道のない関が4カ所あります(全て須部都川。石狩川に架かる関には魚道が整備されている)。この関に魚道がなければ戻ってくることができません。この放流事業がきっかけとなって、調査が始まったとのことです。

3年後? 4年後? もっと後かなあ? きっと戻ってきてね。

2009年04月06日

平成21年度月形中学校入学式

今日は午前中に月形小学校と札比内小学校、午後に月形中学校の入学式がありました。新しい環境に一歩踏み出す子供たちがいて、いよいよ新年度スタートを実感、町内にも活気が出てきたようです。
私は総務民教常任委員として月形中学校の入学式に出席しました。

入学式は清々しい独特の雰囲気がありますね。小学校を卒業して半月、子供たちはあっという間に大人びて、小学生の時とは隔絶の間がありました。みな背筋を伸ばし、これからの中学生活に不安を抱きながらも希望を持って進もうとする姿勢が全身からほとばしっていました。

今年の新入生は37人(全校生92人)。この学年が最後の大人数(この学年以降、月形町内の児童数は極端に減ってきます)で、2,3年生にとっては部員不足を解消するための金の卵達です。男子サッカー部、女子バレーボール部、男女剣道部と卓球部そして吹奏楽部、青春の1ページを輝かせる何かを見つけてくださいね。

主役は自分自身、そう「あなた」!!

2009年04月05日

祝・月形町交流センター「つき・あえ〜る」オープン(2)

式典にひきつづき「記念セレモニー」が開催されました。

記念セレモニーのメインは、札幌交響楽団コンサートマスターの大平まゆみさんのヴァイオリン演奏。演奏活動の傍らボランティア活動にも力を注いでおられる大平さんは、この「つき・あえ〜る」の開設趣旨(時代を越え、世代を越え、障害を越えた矯正施設)に共感され、この月形まで足を運んでくださいました。
大平さんの奏でるヴァイオリンの音色は力強く、伸びがあって心地よく、私を含め会場に詰めかけた150人以上の町民の心は釘付けにされました。会場内を移動しながら演奏したり、曲間のおしゃべりで場を和ませたり、全ての行為が「プロの技」。素晴らしかったです。

それから忘れてならないのが、地元月形中学校のブラスアンサンブルによる演奏と、学童保育所「きららクラブ」に通う子供たちの合唱。月中ブラスは日頃の練習の成果か、文字通り息のあった演奏を聴かせてくれましたし、「きららの子供たち」は元気いっぱいの歌声を披露してくれました。途中、それぞれに大平さんとの共演も有り、子供たちにとっても思い出深いものになったのではないでしょうか。

また、セレモニーの中で「きらら特製・木製万年カレンダー(1番上の写真、大平さんの背景にある)」の制作経過紹介と完成披露がありました。これは「つき・あえ〜る」開設にあわせて学童保育関係者(利用児童・保護者・OB・指導員・役場住民課)の皆さんが元月形町社会教育主事の加藤勉さんの指導の下、地元建具職人の児玉義昌さんの協力を得て作り上げたものです。

冬休みに下絵を描き始め、全てが完成したのはつい最近とか。材料の木が思いの外堅く手強かったとのこと。80人近い人の一手一手で作り上げられた木彫りのカレンダーは暖かみがあり味わい深く、「つき・あえ〜る」を象徴するものになることでしょう。

今後は施設内の「ふれあいサロン」に展示されるということなので、ぜひ皆さんも間近でご覧ください。
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月形町にとって新しい試みを持った複合施設の交流センター「つき・あえ〜る」。この施設が本来の意味で活用されるか、また町民に受け入れられるかは、これからの運用と運営にかかっていると思います。

様々な点で問題や要望が出てくるかもしれません。小さなことと放置せず、改良・改善を続けて開設趣旨に添った有効利用が図られるよう、期待していますし、私も注視していきたいと思います。

2009年04月04日

祝・月形町交流センター「つき・あえ〜る」オープン(1)

今日、かねてから建設が進められていた月形町交流センター「つき・あえ〜る」のオープン式が行われました。

左の写真は、式典に先立ち正面玄関前で行われたテープカットの様子です。桜庭町長と議長、交流センターの管理者となる社会福祉協議会の会長、利用者として老人クラブ連合会会長、学童保育所「きららクラブ」の小学生、地域活動支援センター「むぅ〜ん」を利用する障がいのある方、行政区連絡会議議長(順不同)の計7名で行われました。この交流センターが多機能な共生施設であることを象徴しています。

続いて行われた式典では、交流センターの愛称募集の表彰式が行われました。200以上の応募の中から最優秀賞に輝いたのは、美唄市の藤井さんの作品「つきあえる」。他に優秀賞のお二人も併せて表彰されました。この愛称「つき・あえ〜る」は、月形の「つき」、「つきあう」、「会える」の意味を持つとか。これから末永く親しまれますように。

この後の町長の挨拶や工事経過報告、来賓祝辞などから交流センター「つき・あえ〜る」の概要が示されましたので、ご紹介します。
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◆平成18年から計画が始まり、平成19年5月役場内に立て替え委員会を設置、平成20年7月工事開始、平成21年3月完成。今日がオープニング式で、供用開始は4月6日(月)から。

◆交流センター「つき・あえ〜る」は3つの機能を持った複合施設。3つの機能とは
・学童保育 : 小学校1〜6年生までの児童を放課後預かる施設。小学生版保育園。 
・地域活動支援センター:地域で暮らす障がい者のための施設。障がい者のデイサービス施設。
・公共施設 : 集会や会合ができる施設。また「高齢者サロン」「ふれあい広場」などもある。

◆交流センター「つき・あえ〜る」のめざすもの
・時代を越え、世代を越え、障がいを越え、共生する施設。この施設を核にして、月形町内のノーマライゼーション運動をさらに盛り上げていきたい(町長談)

◆交流センター「つき・あえ〜る」は雇用の場でもある(管理者:社会福祉協議会会長談)
・管理責任者は社会福祉協議会。交流センター内に事務所があり、受付や管理業務全般を行う。
・夜間・休日の管理は高齢者事業団に委託。高齢者の雇用確保。
・清掃業務の一部を町内2カ所の障がい者施設に委託。障がい者の雇用の場を確保。

◆開所に当たり、各方面から寄贈品
・タイルのモザイク画(寄贈者:友朋の丘)・・友朋の丘利用者による制作
・木のチップを用いや寄せ木画(寄贈者:雪の聖母園)・・雪の聖母園利用者による制作
・木製万年カレンダー(寄贈者:学童保育きららクラブ)・・学童保育関係者の制作
・絵画「風野」藤倉英幸作(寄贈者:北海道銀行)
・液晶テレビ他(月形ライオンズクラブ)
 

2009年04月01日

リサイクル工場見学会・古紙再生利用施設(3)

片道2時間かけて行く「リサイクル工場見学会」に不安を感じていた人もいたようでしたが、月形に戻ってきた参加者の顔は晴れやかで、皆満足そうに「いや〜ためになった!」「楽しかった♪」と言って解散になりました。

参加者の満足感の要因は何だったんでしょう?
私は紙遊館の高津さんや館長さんの「伝える力」によるところが大きかったと思っています。

帰りのバスの中、こんな会話がありました。
「今日説明してくれた女性は上手だったねえ〜。役場にあんな人がいたら良いんだけどね。見たことないや。」
「そうだ、わかりやすかったなあ。あんなんだったら聴く気になるんだ〜。」
「だってあの人はプロだもん、説明することが仕事なんだから。役場とは違うっしょ。」

参加者の多くは年配の方々でしたが、性別問わず私と同じところに共感していたこと、役場に対して求めるモノも同じだったことに驚きました。
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月形町は行政と住民が身近な関係の「小さな自治体」です。良いところも悪いところもよく見えるし、反発をしながらも期待も大きい。「やりづらい」と思ってしまえばそれまでのことしかできないけれど、「一緒に頑張りましょう」と歩み寄って工夫すればすごい力を発揮する間柄だと思います。

歩み寄るためにはどうしたらいいのでしょう?

この「リサイクル見学会」にヒントがあったように思います。

2009年03月31日

リサイクル工場見学会・古紙再生利用施設(2)

私の乗った1号車はまず「リサイクルプラザ紙遊館」で紙(パルプ紙・再生紙)のできる行程の説明と古紙リサイクルの注意点、工場の概要等を聞きました。

説明をしてくれたのは高津さん(←写真)。ちょっと砕けた感じで親しみやすく、はっきりした声でわかりやすく説明してくれました。「さすがプロの技だ!!」と感心していたのは私だけではなかったようです。以下に説明の要点を記します。

◆紙はLパルプ(広葉樹:短繊維)とNパルプ(針葉樹:長繊維)を混ぜて作られる。

◆紙の原料には以下の3種類がある。
・化学パルプ(木材をアルカリ溶液と高熱で処理したもの)
・機械パルプ(木材の中心部を機械で磨りつぶしたもの)
・古紙パルプ(古紙を溶かし取り出したもの)

◆紙を作るには、大量の木材と水と薬品(アルカリ溶液や漂白剤、他)を使用する。
 環境に与える負荷も大きいので、様々な工夫が施されている。
・木材)道内の建材にならない木を利用。曲がった木、中心が腐った木、細い木、端材など
    他に、生育の速い「ユーカリ」を暖かい海外植林地で栽培。計画的に採取。
    木材資源保護のため、古紙も積極的に活用している。
・水 )工場独自に浄水場と処理場を持つ。管理体制を強化。
・薬品)廃液の浄化はもちろん、漂白剤も塩素系→酸素系へ切り替えが進んでいる。
    また、薬品使用の少ない「機械パルプ」の製造も手がける。
・電気)バイオマスボイラーを導入し、廃棄物を燃料に利用。消費電力の90%を自家生産。
    燃料になる廃棄物=樹皮、古紙から除去したインク、製造過程で出る廃液(黒液)等

◆古紙再生のために覚えてほしいこと
・異物(ホチキス、クリップ、ビニールやテープ、プラスチックゴミ)などは取り除いて
・古紙の分類に従い分別をしっかり。代表的な分類は
  ・新聞紙&チラシ(糊などついてない紙のみでできているもの。コピー用紙も可。
           ピンで留めてある雑誌も可=ピンは外して出すとGood!)  
  ・ダンボール(内部に波形の構造。「ダンボール」のリサイクルマーク有り)
  ・雑誌   (背の部分が糊付けされているモノ)
  ・雑紙   (菓子箱など「紙」のリサイクルマークがついているモノ)
☆粘着部分=紙がベタつくところ=糊成分が残っているところ(ガムテープ・セロテープが貼ってあったところ、宅配便の宛名シールをはがしたところ、封筒ののりしろ、など)は、古紙再生の際に糊の成分が溶け出し、混じり、その糊成分が機械に張り付いたり、焦げたりして重大なトラブルを引き起こす。できるだけ古紙に混ぜずに取り除く。(月形の場合、取り除いた部分は一般ゴミへ)

◆これだけあれば・・・
・牛乳パック 6枚 → トイレットロール 1個
・牛乳パック 10枚 → ティッシュ1 箱
・割り箸 3膳   → A4用紙 1枚
・新聞紙 10kg → 再生紙 8kg = A4用紙 2,000枚
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この後、バスに乗って工場見学。この工場は通常24時間3交代で紙を製造しています。
原料の木材置き場から順に、木材チップ(小さく破砕したもの)置き場、古紙置き場、機械パルプ用の裸木材置き場を通って工場へ。バスに同乗した紙遊館の館長さんが、それぞれのポイントで解説してくれました。

工場内部はバスを降りて徒歩で見学。紙を乾かすドラムの発生する熱で工場内はかなり暑く(夏場は・・・大変!)、音も大きい。床に引かれた2本の白線内を歩きながら、大型の機械の間で説明を聞くもなかなか聞き取れません。それでも紙遊館で前もって説明を聞いていたのでほぼ理解できました。
 
この後はまたバスに乗り、超大型のバイオマスボイラーの横をかすめ、紙コップ用の製紙工場(衛生面を考慮し窓は全てふさいである=虫の侵入を防ぐため。内部の灯りはわずかな赤色光のみとのこと。「なるほど〜」と関心!! もちろん見学はできない。)の脇を通って出発地点に戻ってきました。

「不景気の影響で紙も売れなくなり、明日から生産調整に入ります。」ということで、通常なら翌日の原料を搬入する時間にもかかわらず、閑散としていたのが印象的でした。

2009年03月30日

リサイクル工場見学会・古紙再生利用施設(1)

3月26日、月形町環境保全推進協議会が主催するリサイクル工場見学会に参加してきました。

この見学会は3年前から毎年この時期に開催され、環境保全推進協議会員の研修と町民への環境啓発活動をかねています。ちなみに一昨年は栗山町の「生ゴミ堆肥化施設」見学、昨年は「月形町リサイクルセンター&札幌リサイクル団地(PET・缶のリサイクル)」見学で、年々参加者を増やしています。

私も毎回参加する度に発見があり、新しい知識を得たり興味がふくらんだりしています。『百聞は一見にしかず』ですね。公的な機関の主催する「見学会」は個人的な見学や視察では入ることが出来ない場所や説明を受けることが出来ます。それに料金もかからず(この見学会は毎回無料)、たくさんの参加者とおしゃべりもでき、なかなか楽しいです。『大人版社会科見学』といったところでしょう。

さて今回の見学先は、古紙再生利用施設の「日本製紙旭川工場」とその敷地内にある「リサイクルプラザ紙遊館」です。参加者は約50人、用意されたマイクロバス2台は補助席までいっぱいでした(申し込みが殺到し、締め切り前にお断りするほどだったそうです)。
現地に着くと2台のバスは二手に分かれ見学開始、日本製紙旭川工場は敷地が広い(東京ドーム22個分!!)ためにバスによる見学しか受け付けていないそうです。

2009年03月27日

第62回月形中学校卒業式

3月12日、月形中学校で第62回の卒業式が行われました。この日は定例会の真っ最中でしたが、町長の執行方針などの翌日と言うことで休会となり、町長・議長をはじめ総務民教常任委員会のメンバーも来賓として出席しました。

実は今回、私の娘が卒業生としてこの式に臨んでいました。私は保護者でもあり来賓でもあり、今までの公式行事とはちょっと違った心持ちで臨んだ卒業式でした。来賓席にいながら卒業生の入場とともに涙があふれ、最後まで止まることなくこぼれ通しだったのは公人としては失格かもしれません。

ただ多くの来賓客もまた、卒業生と在校生そして先生方や保護者との心温まる言葉のやりとりや歌や仕草に感動し、心奪われて自然に涙をこぼしていました。この場の、その一瞬しか知らない大人たちをも引きつけ、それまでの年月で培った信頼や尊敬や愛情を会場に集った人の心に届け、共感させた月形中学校の素晴らしさを改めて感じた卒業式でした。

こういう場面に立ち会えた喜びと、この感動を培う力がある月形町の奥深さに、乾杯です!

2009年03月26日

平成20年度第4回月形町土地開発公社理事会

3月25日午後、上記理事会が開催されました。

内容は、平成21年度月形町土地開発公社事業計画と予算でした。
現在分譲中の「北陽団地」「白陽団地」「優良林間住宅地・プロバンシャル月ヶ杜」の、販売を促進することの計画と予算が提示され、承認されました。

なお会議中、平成20年度の販売実績の報告がありました。今年度は北陽団地、白陽団地とも実績0、優良林間住宅地は販売1&買い戻し1(販売後5年が経過し住宅が建設されなかったため。規定による。)で±0でした。

宅地造成から年月が経過していること、現在の景気低迷など宅地が売れる要素が乏しい現状です。それでも、様々なイベントでのチラシ配布や全道一堂に会したPR活動などの成果か、問い合わせなども数件あると言うことなので、今後に期待したい(今後も努力していきたい)と思います。

2009年03月25日

アライグマ捕獲講習会

3月19日午後、役場大会議室にて。住民課主催の「アライグマ捕獲講習会」が開催されました。

アライグマの被害はしばらく前から道内各地で報告されているのですが、ここ月形町でも数年前から被害の報告があり、年々増加傾向です。これまで月形町では「捕獲オリ」の貸し出しや注意文書の配布を行ったり、任意の被害状況調査等を行ってきました。また昨年は「まちづくりNPOふきのとう」主催で「有害鳥獣に関する勉強会」も開催されています。

今回は住民課主催としては初の講習会ですが随所に趣向がこらされ、参加者の興味や疑問に大いに答える画期的な講習会でした。約35名の参加者は2時間半の講習時間中ひっきりなしにメモをとったり、質問をしたりととても活発で、会場全体が一体感のある素晴らしい講習会でした。

これはひとえに講師を担当した住民課今井さんの力だったと思います。今井さんは今の部署に配属されてから有害鳥獣の知識を深めたいと月形猟友会にも入会し、活動を通して生態を把握したり、自ら捕獲の実践をして研鑽を積んだそうです。また「情報を伝えるために」プレゼンテーション能力を磨こうとその方面の研修も受けたとのこと。それらを総合して今回の企画が生まれ、住民のニーズにあった情報提供と伝える努力をされた結果、参加者のほとんどが満足した講習会ができたのだと、私は感じました。

さて、講習会の内容は・・・
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1.身体的特徴(アライグマとタヌキの比較:◆●は特に目立つ部分)
【アライグマ】◆尻尾・・・大きくてシマ模様
       ◆顔・・・・鼻から額にかけてまっすぐに黒い線
       ◆手・・・・人間のように長い指(2〜3歳の子どもの手に似ている)
       ◇身体の色・全身ほぼ同じ色(特徴がない) 
       ◇ヒゲ・・・白くて長い
※ 前後両足とも人間のような長い5本指を持つので、人間と同じ機能(物をつかむ、皮をむく)を持っている。また長い爪もあって力が強く、どんなところでも登ることができる(90度に立てかけたトタン板を登ることも可能)

  【タヌキ】●尻尾・・・小さくて模様なし
       ●手・・・・肉球がある(犬や猫のよう)
       ●身体の色・肩、両足、腹が黒い
       ○耳・・・・黒い線状のふちどり
       ○ヒゲ・・・黒くて短い

2.衛生上の問題・・アライグマ回虫、狂犬病の宿主

3.生態(抜粋)
 ◆キツネの放棄した巣穴、樹木のうろ、牧草ロールの隙間、廃屋・納屋などに住み着く。
  寝ぐらとして利用(自らは巣穴を掘らない)。永年利用。
 ◆交尾は1〜2月、妊娠期間は63日、3〜4月に誕生し、4〜5月に巣立ち、秋に子離れ。
 ◆出産から子離れまでは母子で行動(1度に3〜5頭出産)。同一箇所で1家族捕獲可能。
 ◆オスは単独行動であちこちに出没。
 ◆冬は寝ぐらから動かないが、春になると行動範囲を広げる(寝ぐらから1日1〜5km)
 ◆水辺を好み移動する(沢、用水路、沼、池、川、ため池、窪地)
 ◆雑食性
 ◆臆病
 ◆臭いには鈍感

4.捕獲するためには
 ◆4〜6月が最適(母子家族で行動する=一斉捕獲可能)
        (空腹が強い時期なので警戒心が薄くなり捕まえやすい。)
 ◆必ず出る場所にかける(足跡、被害状況、けもの道などの確認)
 ◆オリを仕掛ける(町民には月形町で貸し出し中 → 住民課へ申請)
          購入も可(当別町:ファームエイジ株式会社 ¥13,800)

5.オリのしかけ方と、その後
 ◆オリの後ろを壊す力があるので、必ず結束バンドや針金で補強
  (月形町で貸し出している物は既に補強されています)
 ◆オリは仕掛ける前に洗車ブラシ等で、ざっと水洗い
  (仕掛けの動きをよくするため。オリに付いた獣の臭いは関係ない)
 ◆エサはキャラメルコーンとドッグフード
  (肉系や魚系は他の動物が捕まってしまうので避ける)
 ◆右写真のように配置
 ◆捕獲できないのにエサだけなくなっているのはネズミの仕業
 ◆仕掛けたあとは毎日1回は見回り。エサの補給など(エサは乾燥した状態が○)
 ◆アライグマは寄生虫や病気を持っているので、ゴム手袋を着用する。
  もし噛まれたり引っかかれたら、すぐに病院へ。
 ◆捕まえたら布などをかぶせて落ち着かせ、衛生センターへ(安楽死)

以上の情報は転記・転送OKです。ただし「月形町役場の今井さんからの情報」と伝えてください。また、新たな情報などありましたら今井さんまで(月形町役場住民課:0126-53-2323)お寄せください。その情報を元に調査研究を行い公開するそうです。
今井さんの元にはもっと詳しい情報がありますので、興味を持たれた方は直接問い合わせてみてください。
 

アライグマ捕獲講習会の続きを読む

2009年02月25日

「昭栄の里」のバイオディーゼル燃料製造と養鶏場の視察

今日は月形小昭栄小学校跡地にある『つきがた友朋の丘分場・昭栄の里』に行ってきました。
ここは社会福祉法人「札親会」が運営する知的障がい者通所更正施設で、養鶏(採卵)や椎茸の菌床栽培、雑誌や米袋などのリサイクル、老人福祉施設の清掃や月形町衛生センターでの分別作業などの他、昨年秋から「バイオディーゼル燃料の製造」を始めました。

まずバイオディーゼル燃料とは、廃食油(使い終わったサラダ油や天ぷら油)から軽油に似た燃料を作り出すもので、カーボンオフセットの考え方や資源の有効活用の観点から、地球温暖化に効果があるといわれています。

今回、地球温暖化防止を目的にするNPO「地球を愛する会@月形」の広報誌(2009春号)の取材も兼ねて昭栄の里に伺い、バイオディーゼル燃料製造に関するお話を聞いてきました。
詳しいことは広報誌(3月23日発行の町報に折り込みます)に載せますので、発行されましたら詳しくご紹介します。

それから養鶏場を見学させていただきました。ここでは鶏を雄雌混合で有精卵になるように平飼いしていて、「ゆめたまご」のブランドで友朋の丘直営ショップ「萌木」などで販売しています。また月形刑務所や雪の聖母園などの事業所にも卸していて、ひっぱりだこの状態です。
今日はお昼時の見学となってしまったのですが、利用者さんが昼食をとるのも忘れて夢中で鶏の世話をしていました。生きものを飼うのは大変ですが、育てる喜びはひとしおなんでしょうね。
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余談ですが、バイオディーゼル燃料を説明してくださった担当者のMさんとは以前、月形町衛生センターでお会いしたことがありました。「ゴミ分別説明会」(昨年計3回実施)のために資源ゴミ分別の様子を取材に行ったとき、利用者さんとともに作業をしていたMさんにお話を伺っていたのでした。
Mさんから「あの説明会のあと(資源ゴミの)プラとペットがとってもキレイになったんですよ。」と嬉しいお話を聞かせていただきました。現状を伝えたことで現場が改善されたなんて、最高の誉め言葉です。小さいことでも行動することが大切で、心を持って伝えればキチンと相手に伝わるんだということと、ほんの小さな行動でもそれに関わる人みんながハッピーになれることがある、ということが確信できた瞬間でした。
Mさん、ありがとうございました。
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月形町内には福祉施設や月形刑務所などのたくさんの事業所があります。そこには人材やアイデアがあって、それぞれに月形や地域のためを思って行動してくれています。それらを繋げ、発展させるのも私たちの仕事ではないかと思いました。

月形には本当に宝が多いです。それがわかって、今日も一日ハッピーでした。

2009年02月24日

スクールバスの実態調査

昨日と今日の朝、スクールバスの実態(運行経路の確認・子供たちの乗車状況・住民混乗の状況・他)を調査するため、1便(小中学生の登校用)に乗ってきました。昨日は南回り(昭栄、中和、知来乙方面)、今日は北回り(札比内方面)です。

このバスに乗る前に教育委員会で運行日誌を確認したところ、南北どちらも1便にほぼ毎日、数名の住民混乗の記録がありました(利用区間はわからない)。私は勝手に「町立病院を利用する高齢の方」とイメージしていたのですが、実態は月形高校に通う高校生たちでした。
他にもたくさんの気づきがあり、実際に乗車してみた甲斐があったと思います。

以下に詳しく記します。
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【南回り:黄色いスクールバス(定員43名):2月23日(月)】

昭栄、中和、知来乙地区(旧小学校区)+南耕地地区(一部)の小学生と中学生が対象です。この日は各停留所から小学生17人、中学生12人、住民6人(高校生5人と私)の計35人が乗車しました。

前日夜の吹雪模様から一転、気持ちの良い冬の朝でした。今朝は早朝から除雪車が出動し『7:30までに最低1車線を確保』という規定に従って、町内各地でフル稼働していました。そのお陰で、スクールバス運行時には走りやすい路面となり定時運行が可能になっています。除雪作業に従事する皆さん、どうもありがとうございます。

さて、スクールバスは7:20頃、駐車場(消防署)を出発し南耕地へ。定刻の7:24に最初の停留所に着き小学生2人が乗車。以降、運転手さんによる丁寧な運転と微妙な速度調整でほとんど狂いなく定時運行をしていました。また乗車の度に運転手さんが子供たちにかける「おはよう」の低い声は安心感があり、朝の清々しさとともに一日の始まりにふさわしい気持ちよさでした。

子供たちは各停留所でバスが来るのを黙って待っていたのですが、風よけも待避所もなく、除雪した雪で狭くなった車道の端に首をすくめて立っている姿はまるでペンギンのよう。この日は晴れで風もなく穏やかなので遠くからも目についたのですが、これが吹雪き模様だったら・・・危険を感じました。冬場の7時半〜8時は車通りも少ないのですが、スクールバスの運行経路や停留所は広く周知することが大事だと思いました。

この黄色いスクールバスは乗車定員が43人なので、途中から補助席を使っていました(子供たちもギッチリ詰めることはないので)。月形中学校に到着すると、補助席に座っていた小学生がイスを畳んでスーッと降り、中学生や高校生が降車し終えると、また何事もなかったように乗り込んできました(満員のエレベーターや電車の時みたいな感じです)。
「この動作は誰が指導したわけでもなく、自然とそうなった。」
「大人の人が乗って来たときは、子供たちがスッと後の席に移動する(前の席を空ける)。高齢の方が多いから移動するのが大変だと解っているからね。」
と運転手さんから聞き、素晴らしい社会性が育っていると感じました。

住民利用の傾向として(運転手さんからの聞き取り)
《朝》ほとんどは今朝のような状況(小中学生+高校生)。
 時折各地区から町立病院までの住民利用あり=町立病院で皮膚科や眼科などの診療があるとき。
(病院への到着は8:08。皮膚科も眼科も午後からの診療なので、それまでの間はどうやって時間をつぶしているのか? 現行の午後の便では診療時間に間に合わない。)
《午後》時には、買い物帰りの足としての利用あり(多くは町民サロンから乗車、各地区へ)。
《最終便:月形中学校を夏17:20、冬18:20》高校生と部活の中学生がほとんど。
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【北回り:写真手前の白青マイクロバス(定員28名):2月24日(火)】

札比内地区の中学生が対象です。この日は各停留所から中学生12人、住民3人(高校生1人、高齢の女性1人と私)の計15人が乗車しました。

今朝は雪がちらつく天気でした。札比内地区の道路は風の影響を受けやすく、風向きによっては吹き溜まりの中を進まなければならないとのこと。幸いにもこの日は風が弱く、吹きだまっているところはありませんでした。

スクールバスは7:18、南回りより一足先に出発します。札比内地区の最初の停留場は7:30、男子中学生2人が乗り込んできました。運転手さんの明るく元気な「おはよう」の声に「おはようございます」と小さく会釈しながら答え、いつもの席へ。その後、各停留所から続々と子供たちが乗り込んできました。
運転手さん曰く「どの停留所で誰が乗ってくるかは解っているから、姿が見えないときは心配になるよ。ちょっと待つこともある。できるだけ乗せたいからね。」
定時運行をしながら子供たちにも配慮している運転手さん。こういう大人の見守りと心遣いが子育てには欠かせないと思います。

札比内地区は一つの地域ですが、住宅が点在しているためにバス路線は縦横に長い距離を走り、停留所も各交差点等に設置されています。停留所と自宅が遠い子も多く、保護者が停留所付近まで自家用車で送ってきている光景を目にしました。また汽車も走っているので、汽車を使って月形高校に通う子もいると聞きました。これも地域の特色ですね。

それから札比内小学校付近で児童の登校風景も目にしました。冬場、歩いて登校する(できる)のは学校周辺の子どもだけで、自家用車で登下校している子(山手から川沿いまで結構な距離がある)も多いとか。このスクールバスは『中学校統合にともなう処置』ということで、中学生の登校に適した時間と路線になっています。何かの工夫でもっと利便性が上げられないか・・・考えさせられました。

途中、高齢の女性が乗り込んできました。月に何度かこのバスを利用するとのこと。「時間がキチンとしているから助かるわ。」とおっしゃってました。雪や風の中、当てもなく待ち続けるのは辛いもの。『定時運行』『安全運転』は重要なキーワードです。

そうこうしているうちに月形中学校に定刻(8:03)に着き、女性も町民サロン(役場)で降車(8:04)。
ここでふと感じたのですが、この時刻では町民サロンはまだ閉まっています(開館は8:30〜)。町内のお店や歯科、役場などが開くのは早くても8時半。それらに用事がある人がこのバスを利用したとして、開館・開店の時間までどこにいればいいのでしょう? 
今の状況では8時からやっているお店(一部の美容院など)や、お友達や親戚の家がある人しか「利用しよう」と思わないのではないでしょうか。もし町民サロンがこのスクールバスの運行にあわせ8時から開館していたら・・・使い勝手が良くなって利用度も上がるかも、と思いました。
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【まとめ】
今回初めてスクールバスの1便に乗せてもらい町内を1周してきたのですが、地域や子供たちとの関係で、上手く運行されていると感じました。『スクールバス』という使命からすれば満点に近いのかもしれません。

一方、月形町では少子化が進み、今後スクールバス利用対象の児童生徒も減ってきます。行政サービスの向上と効率化という点から『住民混乗(対象者以外の利用)』の利便性をさらに検討する必要が出てくるのではないでしょうか。
スクールバス単体の改善(路線や運行時間、運行本数の見直し等)だけでなく、月形町内の公共施設や公共交通との連動なども含め、近い将来、総合的に検討していく必要があると感じました。

2009年02月21日

「おはなしじゃんけんぽん」のお話し会・視察

毎月1回、図書館2階の会議室で行われている「お話し会」に行ってきました。

この「お話し会」を主催しているのは「おはなしじゃんけんぽん」という5人のお母さんたち(代表:木須さん、会員:清水さん、小蕎さん、本間さん、リーさん)による読み聞かせサークルです。皆さん仕事の合間に週1回集まって準備をし、家庭でも練習を重ねて活動を続けていています。既に15年程の歴史があり各種研修会にも参加されているということで、日々研鑽の姿勢と継続した活動に感心・感動しました。

今回初めて「お話し会」を見させていただきましたが、様々な趣向が凝らされていました。平成20年度空知管内教育実践表彰を受けるのも頷けます。定期的な活動の場は図書館や各小学校での「お話し会」、乳幼児検診時のブックスタートでの読み聞かせですが、声がかかれば単発での読み聞かせも実施しているとのことです。

以下、今日の「お話し会」の様子です。
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右が今日のメニュー。

集まったのは、幼稚園くらいから小学校低学年の子供たちが中心で11人、それに大人が5人(他にスタッフが6人)でした。お父さん、お母さんと一緒に来る子どもの他、友達どうして来る子もいて「お話し会」を楽しみにしているのがよく分かりました。

内容はバラエティーに富んでいて、大人の私でも楽しめるもの。皆さん声が良く通り、自然にお話しの世界に引き込まれていきます。

1 絵本「まめうし」は、コメディータッチのおもしろいお話。清水さんによる読み聞かせ。
2「素話」は、鬼の出てくる昔話を、語り手の坂口さんが抑揚を付けておもしろく聞かせる語り話。
3 絵本「おばあちゃん」は、ちょっと切ないジーンとくる話。本間さんによる読み聞かせ。
4「5 little Monkeys Swinging on a tree」は英語助手のリーさんによる英語のパネルシアター。
 幼稚園児の娘さんも手伝って、振りと歌と絵で英語が分からなくても楽しめます。
5 絵本「けけけのけ」は毛にまつわるお話しで、おもしろおかしくちょっぴり性教育。
 木須さんによる読み聞かせ。
6「3びきのくま」は木須さんによるパネルシアター(下の写真)。手作りの絵を動かしながらミュージカル調に歌を唄ってお話しを進める技術は流石。子供たちもすっかり引き込まれて見入っていました。

全部で約50分の「お話し会」でしたが、小さな子供たちも最後まで集中して聞いていましたし、私もとっても楽しませていただきました。どうもありがとうございました。

このお話し会で一番印象的だったのは、「おはなしじゃんけんぽん」の皆さんの笑顔です。楽しんで活動されているのがそのお顔や声からも感じられました。「好きこそものの上手なれ」好きでやっている活動だからムリが無く、継続していけるのでしょう。とっても素敵な月形の宝です。

来月は3月21日の午前10時〜、図書館2階の会議室です。
皆さん、行ってみませんか?

2009年02月19日

初めての『お茶の間懇談会(お茶コン)』

ochakonn.jpg今日は私と歳の近い女性の集まりに呼んでいただいて、初めての『お茶の間懇談会』を行いました。

参加者は十数人。手芸を楽しむ集まりのあと、最近の町政についてお話ししたり質問などにお答えしました。ほとんどの方が私の議員活動報告書を読んでくださっていたので、その後の状況変化や補足説明など、短時間でしたが濃い話ができたと思います。

今回話題の中心になったのは、月形高校存続問題と町立病院のこと。小中学生の子供を持ち、高齢になる親世代の世話をするお母さんたちの集まりだったので、こういう話題になったのだと思います。
今回の参加者は行政に対する関心も高く、これからの月形町にとって大きな力となるのを感じました。

お茶コンの中で、嬉しい言葉も聞くことができました。
「月形町の役場って親切だよね。手続きを忘れてたら教えてくれるんだよ。有り難いね。」
小さな自治体だからこそできることもあり、それによって生まれる信頼関係もあります。そういう関係が住民との間で育っていることが嬉しかったです。

お茶の間懇談会(略してお茶コン)は随時開催しています。町や議会への質問や意見など、話題は自由です。私にとってもとても良い情報収集の場ですし、皆さんから学ぶことが多いです。
3人集まったら、お気軽に声をかけてください。どこへでもお伺いいたします。

2009年02月18日

「しろくまちゃん遊びの広場」視察

今日は午後から、花の里保育園内子育て支援センターで行われている「しろくまちゃん遊びの広場」を個人的に視察してきました。

「しろくまちゃん遊びの広場」は2歳から就学前の幼児とその保護者を対象にした子育て支援事業で、親子で楽しめる遊びや同年代の子どもとの交流の場の提供、保護者の情報交換や悩み相談などを目的にしています。平成20年度は5月〜2月まで計18回開催され、今日が終了式でした。
開催日ごとに参加者を募集(定員15名)していますが、年間を通じて参加する親子が多いようです。今日の参加者は対象児童9名(+お母さん9名+対象児童の弟妹数名)でした。

sirokuma2.jpg今日の「しろくまちゃん遊びの広場」メニューは
◆おあつまり・・・子供たちの気持ちを集中させるための手遊びやお話し
◆ゲーム「あくしゅでこんにちは」・・・お母さんと一緒に、お友達と交流
◆先生たちからの出し物「しろくまちゃんのさよならさんかく」・・・OHP影絵
◆園長先生から修了証書のプレゼント

sirokuma3.jpg全体で1時間ほどでしたが、担当の先生(二人)が元気で優しい声かけで全体をリードし、子供たちを集団の世界に引き込んでいく姿が印象的でした。そのパワーで、最初は緊張して人見知りしていた子どもも最後には元気な笑顔でお友達とはしゃいでいて、こういう経験を通して大きくなっていくんだなあと、自分の子育て経験を思い出しながら眺めていました。

参加した子どもやお母さんにとっても、支援側にとっても、人と人とのつながりのきっかけ(あるいは更なる発展)になっているように思いました。
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この遊びの広場に集まったお母さん方に「これをどこで知りましたか?」と尋ねたところ、多くの人が「お友達から教えてもらって」と、『口コミ』での情報伝達が大きな役割をしていました。確かに子どもに関する情報は、『信用』が何よりなので、文章よりも口コミなのは分かります。

でも、この『子育て支援』って育児に不安を持っている保護者や、育児情報に乏しい人に情報提供するというのも目的の重要な部分だと思います。その人たちに『口コミ』で「しろくまちゃん遊びの広場」の存在は伝わっているのでしょうか? 
私の経験や書物からも、子育てに悩んでいる人は外界との接触が薄かったり、人間関係が希薄な人が多いように思います。その人たちに『口コミ』は届くのかしら? 

今「しろくまちゃん遊びの広場」の告知はチラシが中心ですが、以前のように町報に折り込んで全戸配布されているのではなく、役場と保健センターと図書館に置いてあるだけです。それも必ずしも目につくところではない所に。

こんな風に書いていると
「必要と思う人は自分から探してでも来る。だからそこまでする必要ない!」
と誰かに言われそう・・・ですが、インフルエンザに罹ったときに誰かに看病して貰うように、もしくは落ち込んで辛いときに友達が「どうしたの」って気にかけてくれた嬉しかったように、弱っているとき、不安なときは周りの『ほんの少しのおせっかい』が必要なんじゃないかと思います。


月形町の特に若い世代は他所から移り住んできた人が多く(公務員等の転勤族や、各種福祉施設の職員等)、若い世帯だけで公営住宅に住んだり(新しい公営住宅は隣近所という意識が薄い)、子どもの数が少なくなって子どもを通した付き合いの幅が狭くなったり・・・現代の子育て(特に子どもが小さいうち)は孤独で不安なときが間々あります。
社会の状況変化に対応した施策が求められているのではないでしょうか。この「しろくまちゃん遊びの広場」のような取り組み(=子育て支援事業:他に子育て講演会、子育て相談)がもっと周知されることが必要と思いました。

2009年02月16日

劇団がたっこ第4回公演「ビューティフル サンデー」

先週の土曜日夜は劇団がたっこ(月形町内の小学生から高校生による児童劇団)の第4回の定期公演でした。会場の多目的研修センターには100名を超す観客が集まり、楽しい一時を過ごしました。

演目の「ビューティフル サンデー」は家族愛をテーマにした物語です。全編笑いを誘うエッセンスが盛りだくさん、最初は遠慮がちに笑っていた観客もついには身体を揺らしながら大声で笑うようになっていました(うちの小6息子はお腹を抱えて笑いっぱなしでした)。後半、ちょっぴり泣かせるエピソードでは、名演技に私は思わず涙がポロリ、すっかり物語の中に入り込んでいました。

1時間を超える公演でしたが、会場に集まった小さな子供たちも飽きることなく見入っていて、劇団のレベルが高くなっているのを感じました。出演している子供たちが何度も舞台を経験することで自信をつけ、堂々としたものになっている現れなのでしょう。
また、公演前の「注意事項の説明」も演劇仕立てになっていて、これもまた感心させられました。

日々研鑽、工夫を凝らしながら前に進んでいる「劇団がたっこ」。これからが益々楽しみです。

2009年02月14日

月形町職員研修・講演会「世界恐慌、その原因と帰結」

昨日夕方、役場大会議室にて上記の研修会が開催されました。
今年は北海道大学公共政策大学院院長の佐々木隆生氏をお招きしての講演会のため、職員だけでなく議員や町内の経営者の方々にも声がかかり、会場は満員でした。

演題は『世界恐慌、その原因と帰結』

マスコミが「不景気の引き金はサブプライムローンだった」とか「アメリカの消費が世界の景気を牽引していた」と伝えていますが、全体を「流れ」としてとらえた解説はあまり聞く機会がなく、私はおぼろげにしか理解していませんでした。その世界的な不況の原因がどこにあって、どの様な流れで現在に至ったのか、専門的なデータをもとにした解説がありました。

アメリカの金融機関のしくみや住宅建設戸数、金利の変動、貯蓄率の推移などから「流れ」を紐解き、インフレで発生した余剰金が資源(穀物・原油)市場に流れたこと、住宅ローンの証券化と福袋的証券のしくみがもたらした好況、その後のバブル崩壊まで、一気にお話しくださいました。それは「経済」という多面的で時間的な要素を持つものを、まるで映画のようなストーリー展開で情熱的に講義されるので、私のような素人でもすっかりその世界にはまりこみ、おおむね理解できました。

その後、経済と社会構造の関係に話は移りました。
【繰り返される景気の波】+【不可逆の歴史の歩み】=【その中で確実に変わっていく社会のしくみ】を【構造】と呼びます。「所得に見る労働者の構造の変化(2層化と、その架け橋がなくなったこと)」は現在の日本にも共通する課題で、その事象と歴史的な変化としては理解できましたが、その引き金になったポイントと(最初に解説のあった)「流れ」との関係性については・・・消化不良でした。
また、今の世界で流通する為替のうち実体経済分(物の取引等に関わる部分)は全体の2%に過ぎず、残りの98%は金融分(投資的なもの)であるというお話しには驚き、自分が学校で学んだ経済の基本と現状はかなりかけ離れていることも感じました。

最後に「脱出への道」として、税制改革(総合課税)の話題や、「財政収支の均衡」でなく「財政支出の優先順位(選択と投資)」の必要性、高齢化対策と教育の充実、サステナビリティ(継続可能)社会の構築などが示され、「経済および政治が新しい構造を作れるかが勝負、そのためには自分で考え創造することが大切。みんなで知恵を出し合う時代だ。」と言う〆の言葉で約1時間半の講演は終了しました。

私はこの講演を通し、世界的な経済社会と身近な生活が直結している現在の日本の実態を感じるとともに、私たち小さな自治体であっても関与できる(取り組むべき)課題が提示されたこと、足もと(=身近な生活・社会)から世の中を変えていけるのではないかという希望も感じました。
経済学を専門に学んだことがなく、近寄りがたい(難しい)学問という先入観を抱いていた私にとって、今回の講演は興味の扉を開く、大きな鍵になったような気がします。

2009年02月13日

地産地消料理コンテスト「第2回うんまいべ!」

今日は待ちに待った料理コンテスト当日です。

この地産地消料理コンテストは町長率いる「月形町地産地消計画推進協議会」が主催となり始められたもので、第1回の昨年は『月形産の食材を使った料理』がテーマで、第2回の今回は『かぼちゃシロップを使ったアイデア料理』コンテストとなりました。

「かぼちゃシロップ」は、東京農業大学小泉武夫教授の製法(特許取得)を用いて北海道と月形町が共同で研究開発している「かぼちゃ味の甘味料」で、カボチャを原料に米麹を使ってでんぷんを分解(発酵・糖化)したもので、独特の甘み(風味)と高い栄養価(ビタミン、カロテン)が特徴です。ただ、糖度が60%なので材料に混ぜると甘みが薄くなり特徴が出にくくなったり、水分が多いので形にするのが難しかったり、なかなか難しいテーマでした。

それでも20点(お菓子11、漬け物2、料理7)の出品があり、かぼちゃシロップの使い方にしても一つとして同じものがなく、バラエティーに富んだアイデア料理が会場に並びました。

審査の結果は
【グランプリ】  パンプキンWチーズケーキ(金澤絵美さん)・・・左の写真
【準グランプリ】 サクットかりんとう   (春木佐栄子さん)
【特別賞】   ・かぼちゃの寒天よせ   (パンプキンばぁばさん)
        ・大根のかぼちゃ漬け   (みのり工房さん)
        ・パンプキンアイス    (吉田喜久子さん)・・右の写真
 

昨年のコンテストの際、審査員長の坂井美恵子先生(北ガスクッキングスクール統括主任講師・今回も審査員長)から「味だけでなく見た目も重要。おいしさを伝える工夫を!」という指導がありました。それを受けてか、今回は展示を工夫した人も多く、グランプリ、準グランプリとも料理本に出てきそうな素敵な盛りつけでした。

グランプリの『パンプキンWチーズケーキ』は(競争が激しくて)試食できず残念でしたが、準グランプリの『サクットかりんとう』は、ほんのり甘く香ばしい味で次々つまんでしまう懐かしい味でした。
『かぼちゃの寒天よせ』は黄色と茶色の2層がとても綺麗で(写真がないのが残念)、2層を一緒に口に含むと「かぼちゃシロップ」の風味が口に広がって、味が活きていると感じました。
『大根のかぼちゃ漬け』は、かぼちゃシロップを作るときに出た「絞りかす」に大根を漬けこんだもので、その後かぼちゃシロップに漬けなおしたという手のかかったもの。「なかなかかぼちゃの味が出なくて」と様々な工夫を凝らして完成した漬け物でした。
『パンプキンアイス』は私たち出品者の中では一番好評で、口に入れてすぐに甘い豆乳アイスの味がして、その後とけていくうちに「かぼちゃシロップ」の味が口いっぱいに広がる時間差のおいしさがあり、かぼちゃシロップの味がとっても良く、おいしかったです。

テーマとなった「かぼちゃシロップ」は現在試作段階とのこと。コストや製法などまだまだ改良の余地があると言うことで、これからも研究を重ね完成させていきたいとのことです。
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このコンテストに実は私も出品したのですが、出品者の楽しみはバックヤード(準備室)にあります。

審査作品持ち込み〆切の1〜2時間前から準備が始まります。家で完成させてから持ち込む人も多いのですが、調理室での調理や仕上げも可なので、煮たり焼いたり、揚げたり、切ったり。その途中、崩れたところを味見させてもらったり、作り方や苦労話を聞いたり。みんな自分で実際にアイデアを出して料理をしてきた者同士だから、初対面でも会話は弾みます(昨年、このコンテストをきっかけに知り合った方とはもうお友達のよう)。

私も出品量より多く下ごしらえをして調理室に持ち込み、仕上がった物を少し取り分けては「これ食べてみてください。その分、それ貰ってもいいですか?」なんて言いながら次々と試食させていただきました。苦労話や工夫した点を聞きながらいただくお料理は、お行儀良く並んでいる完成品より味わい深いものです。こんな事ができるのも出品者ならでは。とても楽しい時間でした。

来年はどんなテーマになるのか? もちろんあるんですよね、このコンテスト?
お題が難しかろうと、色々考える創造的な時間は宝物です。そしてそこからつながる関係もまた宝物です。月形に住んでいるからこそ集えるこんな機会を、ぜひ継続していっていただきたいと思います。そして沢山の人が「出品者」として参加してくれたら、これまた宝です。
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ちなみに、私が出品したお料理は『2色のニョッキ・マスタードクリームソース』です。

ジャガイモをベースにした『白ニョッキ(いも餅のようなもの)』と、そこに「かぼちゃシロップ」とカレー粉を入れた『黄ニョッキ』。それにブロッコリーの緑を添え、マスタードを効かせた生クリーム仕立てのソースをかけたものです。色(黄+白+緑)と味(プレーンなジャガイモ味+スパイシーな味わい深いカレー味+あっさり野菜味)の対比がねらいでした。

最初は、ジャガイモのニョッキに「かぼちゃシロップ」を混ぜるだけで、かぼちゃ風味の甘めの黄ニョッキができると考えました。でも作ってみたら、かぼちゃの味も甘みも薄くて・・・、かといってシロップを大量に入れるとベチャベチャでニョッキと言うより「すいとん」に。
味と色味の対比は譲れないポイントなので、かぼちゃシロップは奥深い甘みを加える甘味料としてとらえ、カレー粉や醬油も加えて『黄ニョッキ』が完成しました。

味のポイントになる「マスタード・クリームソース」は我が家自慢の定番ソースで、焼いた鶏肉にからめたり、パスタにかけたり。家族にも大好評の味です。

詳しいレシピは、(公開してもいいか)主催者に確認してからお知らせしますね。

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2009年02月04日

まちづくり研修会(北方領土の最近の情勢)

今日は夕方から、はな工房大ホールにて「平成20年度 まちづくり研修会」が開かれました。今年は「北方領土の現状と今後期待される共生のあり方を考える町民の集い」として講演会がおこなわれました。講師は北方領土復帰期成同盟事務局次長 平子博氏で、演題は「北方領土をめぐる最近の情勢」した。
参集範囲は町議会議員、町監査委員、町の各行政委員会委員、町職員ということですが、前日に新聞折り込みで周知されたので、一般の方も何人かお見えになっていました。総勢約50人。

講演の内容は、北方領土問題(北方領土の歴史)、日本とロシア(ソ連)の関係、北方領土返還運動の現状などでした。
日露関係は文化面の交流があり、経済面では関係が強化され貿易額も年々伸びているにもかかわらず、平和条約(領土問題)だけは進展がなく、具体的な道筋が見えていないということでした。また「国民の総意」が領土交渉には重要になるということで、地元根室だけでなく、全道、全国へと運動を拡大し、「北方領土返還」の声を大きくして外交交渉をバックアップしていきたいとのこと。そのためには学校教育をしっかりしていただきたいとのお話しもありました。
現在学校では小学5年の社会科と、中学校の地理・歴利・公民の時間に「北方領土問題」を取り上げているそうです。
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確かに、私が「北方領土問題」を知ったのは学校の授業でした(約30年前)。私は栃木県出身で、北方領土と言われても身近に感じることはできませんでしたが、「太平洋戦争の爪痕が今も残っているんだ」という驚きとともに、暗くて怖いイメージがしたのを覚えています。

今日の講演で、北方領土問題の解決にあたっての国の考え方として「現在居住しているロシア人住民については、その人権、利益および希望は、返還後も十分尊重していく」ということ、また過去に樺太(サハリン)において日露混住(日本人とロシア人がともに暮らしていた)という時代があったというお話がありました。領土問題は国の利害が前面に出てきてしまうものですが、そこに現在住んでいる人や過去に住んでいた人の考えや感覚が優先される解決策であって欲しいと思いました。

それから講師の所属する北方領土復帰期成同盟は運営費の9割が公的な補助で成り立っているということ、ビザなし訪問活動や人道支援物資の提供活動はそれぞれ別団体が行っている等のお話しがあり、それぞれの団体の連携はとられていない印象を受けました。全国的な展開をするのであれば、何か一工夫された運動やお金の使い方があってもいいのではないかとも思いました。

今日は北方領土問題について見識を深めることができ、講師の方にはお礼申しあげます。が、「まちづくり研修会」の目的に合致した講演会だったかは疑問が残りました。

2009年01月26日

画期的な講演会&グループワーク「年をとってもこの町で住み続けるために」

今日の午後、月形町保健センターで「年をとってもこの町で住み続けるために〜自分だからできること・自分にもできること〜」と題した講演会&グループワーク(グループでの話し合い)が行われました。
参加者は40名余り。月形町保健福祉推進員の現役やOGをはじめ、この分野に興味のある一般町民、役場(保健センター)職員と岩見沢保健所職員など。60〜70代の方中心で、9割が女性でした。

この集会は3部で構成されていました。
以下に私の心に残ったことを中心に内容を紹介し、最後に感想などを記します。
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【講演】「年をとってもこの町で住み続けるために
    〜自分だからできること・自分にもできること〜」
 講師:北海道総合福祉研究センター理事長 五十嵐教行氏

◆住み続ける=年をとっても暮らせる場所 ということ。
◆「暮らす」ためには柱が必要。生き甲斐が柱になる。そのためには「自分らしさ」を求めること
◆「自分にとって良いまち」を追求することで、結果的に他の人にとっても良いまちになる
 (町には多種多様な人が住んでいるのだから、それぞれニーズに合わせたまちが出来上がる)
◆「自分らしい暮らし」を自分一人で手に入れられないときは、手を少し借りよう(声を出そう)
◆手を貸して欲しくても素直に声が出せない人もいる。
 その人のプライドを守りながらも手助けするには、ほんの少しの「おせっかい」が有効
◆子どもは、今住んでいる人の暮らし方を見ている。今の私たちの行動が5年後、50年後の月形に影響を与える。
◆地域住民のつながりが暮らしやすさへとつながるのでは。昔から同じことが言われている


【町職員と保健福祉推進員からの話】

1. 月形町住民課保健福祉係 主査 工藤由三子氏
◆月形町の保健福祉推進員は地域と行政のパイプ役として活躍してくれたが、制度は今年度限り。今後新たなに展開していく予定。
◆現在月形町の全世帯数は1,767。うち65歳以上の独居世帯は230、夫婦世帯は221。
(4軒に1件は高齢者世帯)
◆平成20年度の出生児数は16人。 

2. 保健福祉推進員 廣野いづみ氏
◆保健福祉推進員の主な仕事は、住民検診や乳幼児検診のお手伝いと、独居老人宅の訪問など
◆4年間の活動を通して感じたこと
・子どもの数が本当に少なくなった。
・推進員の訪問を楽しみにしてくれている方が多い。(楽しい時間に)30分の予定が1時間半なることも。「日常のことをちょっと頼めるご近所さん」のような役割だと思う。
◆月形町が一つの大きな家族として、みんなが関わり合えたらいいと思う。


【グループワーク】
8人程度のグループ(5つ)に分かれ「月形のいいところ」「自分たちにもできること」などについて自由に話し合いを行った(約40分間)。最後に話し合った内容を前方に張り出し、グループ毎に発表(情報の共有)。進行と書記、発表は各グループに配置された保健師さん達。

〈まとめ〉
◆月形のいいところ とは?
・自然(四季折々の風景や気候の変化)
・人情味がある。ふれあいが多い。当たり前のように交流がある。
 (= 他人をほっとけない人が多い
  → ちょっとした垣根が越えられれば、次につながる可能性がある)

◆自分たちにもできること
・人とのつながりをつくる(声かけ、町内会活動、隣近所の付き合い、仲間づくり)
・交流の場づくり(自ら参加、仲間を連れ出す、場所の確保、役割を与える)
・健康の維持
・リーダーづくり(声かけや交流の先頭に立つ人がほしい)

〈私のグループでの話し合いの中から〉
・月形は人情が厚く、つながりもあって良い。ただ若い頃(関係が薄い時期)は辛かった。
・女性は自然に自分らしく暮らしていけるけれど、男性は自分から声を出せない。
 男性には役(○○長や顧問などの肩書き)を与えることで、人とのつながりを持ってもらう。
・女性の方が長生きで残される(独居になりやすい)。女性同士が助け合わなければと思う。
・手助けする方、手助けされる方ともお互いの間合い、折り合いが大事。
 頼りすぎても頼られすぎても関係が長続きしない。
・[自分らしい暮らしの事例]札比内地区の七十の会、月ヶ岡駅の直売所(野菜の販売)
・保険推進員制度がなくなるのはどうなのか。隣近所と言っても遠く離れていてサポートするのが難しい地区もある。また隣近所とは違った「人のつながり」をもたらしていた。
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私はこの講演会の案内を見て、普通の講演会をイメージして参加しましたが、実際には「グループワーク」がメインの住民参加型の創造的で画期的な会合だったので驚き、嬉しくなりました。

今まで月形町ではグループワーク形式の会合はほとんどなく、講演会と言えば一方的に話を聞くだけでした。今回は少人数のグループで話しやすい雰囲気の中、どの参加者も自らの体験や考えを自由に話すことができ、それなりの理解や満足感を得られたのではないでしょうか。帰り支度の表情がにこやかで明るかったことからも、そう感じられました。
また主催者側(+私)にとっても、町民の細かなニーズや実態を知ることができ、有意義だったと思います。

しかし、企画側(主催者側)としては物足りなさも残ったのではないでしょうか。
この集会の裏の目的として、
・この町で住み続けるために何が不足しているのか
・保険推進員制度に変わる新たな制度設計へのヒントとそれを支えるボランティアの確保
があったのではないかと(私は勝手に)思っています。

今回の集会に参加されたのが60〜70代の方が中心で、それぞれのお話からも既に「自分らしい」暮らしを手に入れている人が多く、きっとこのままの生活で住み続けられるという確信を持っています。ですから新たなヒントと言っても出にくく、またこれ以上のボランティアも難しいのかもしれません。

もしもヒントを求めるのであれば、今まさに不安や不満を抱えている「つながりのない方・薄い方」や、これらの制度を支える「若手や現役世代」の話を聞く必要があると思います。そう考えると、開催日時の設定や周知の方法等でもう一工夫必要なのでしょう。

私は今日初めて保険推進員制度が今年度限りで終了することを知りました。推進員の廣野さんの話やグループワークから、「独居老人訪問」は非常に求められていおり、今後益々需要の増える事業であると感じました。しかし集会後に確認したところ、
・推進員のなり手がいない
・独居宅訪問も予定数を実施できていない(人員確保が難しい)
等の問題があるとのことです。今回の集会では、推進員の仕事の紹介だけでなく(行政側から)問題点や悩みもあわせて伝えることで、推進員の実態を浮き彫りにできたと思います。そうすることで、この制度に対する理解と今後のヒントが出てきたのではないかと・・・。

それにしても、この企画に対し保健所のサポートは素晴らしいと思いました。キチンとリードする方のお陰で充実した講演会&グループワークになったと思います。実践を通して学ぶことができる「役場職員」がうらやましく思いました。

それからもう一つ。この手の集会に参加する男性議員がいないことも気になりました。福祉分野は今もこれからも行政にとって大きな位置を占める問題です。これからの施策にも登場します。にもかかわらず「女性の分野=聖域」と思って、情報収集が疎かになっているとしたら(実際になっていると思うが)問題です。もっと関わって欲しいと切に思います。

2009年01月12日

平成21年 月形町成人式

今日は「成人の日」ですが、月形町では一足早く10日(土)に成人式を行いました。

今年の参加者は29名(男性21名、女性7名)。どの新成人もハレの場に緊張を隠せない様子で、こわばった顔とぎこちない足取りで入場。厳かに式典が進み、「宣言文朗読」、「答辞」、「町民憲章朗読」を終える頃には自信と希望みなぎる「大人」の姿になっていました。

わずか40分足らずの式典ですが、新成人本人にとっても、保護者にとっても、そして向かい入れる大人にとっても、区切りとなる「大切な式」であると感じます。

そしてそのことをみんなで「喜ぶ」ことができる、この町の雰囲気は最高です。式典の最中、ピアノの生演奏をしてくれたのは月形に住む月形高校2年生の女子でした。餅つきの準備をし、お祝いのお雑煮を作ってくれたのは地元の飲食店のご主人と奥さんとそこで働く女性。その「もち米」は月形小学校で子供たちが田植えと稲刈りをしたもの。会場設営や会の運営は役場や社会教育委員の方々。そして記念の写真を撮りに来てくれたのは、地元の写真屋さん。壇上に飾られたお祝いの花は、月形町内にある花屋さんが製作したもの。

マスコミで報道されるような派手さや賑わいはないけれど、まったりと、ゆっくりと、和やかな雰囲気でお祝いできる月形町の成人式は「豊かな田舎」の象徴のような気がします。
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 月形町民憲章

 わたしたちは 緑こき樺戸の山なみ 母なる流れ石狩川 ひろびろとした沃野に恵まれた月形の町民です
 わたしたちは 風雪に耐えて このまちをきり拓いた先人のたくましい心を受けついで 輝く未来を築くよい町民となるため 心をあわせてこの憲章に誓います

1 心とからだをきたえ 広い教養を身につけましょう
1 仕事に誇りをもち 力を合わせて明るい家庭をつくりましょう
1 きまりを守り 親切で住みよい社会をつくりましょう
1 郷土を愛し みんなで伸び行くまちをつくりましょう
1 未来に夢をもち 平和で文化の高いまちをつくりましょう

※昭和45年、開町90年に制定

2009年01月09日

平成21年 月形町新年交礼会

本日「月形町新年交礼会」が開催され、たくさんの方々と新年のご挨拶をさせていただきました。

今年は雪も少なく暖かで穏やかな新年を迎えましたが、このことは月形では本当にめずらしいことなので、挨拶では必ず触れられます。このことが良かったと思える(過ごしやすい、経費がかからない)人もいれば、大変なことだ(除雪の仕事がない、夏の水不足が心配、この後の大雪が心配など)と受け取る人もいて、天候一つとっても立場によって受け止め方が違うことを実感します。
ご挨拶できた人とはほんの少しの会話でしたが、直にお話しできて有意義な時間でした。

さて、会場には昨年同様地元の食材を使ったお料理や新しく開発された製品がたくさん並び、目移りするほどでした。ご挨拶をしながらお料理を摘んで・・・としているうちにお目当てのお料理がなくなってしまったりして、今年もまた全制覇はできずに残念。以下にお料理等の紹介と、私の感想などを記しておきます。一般に入手できる物もありますので、興味のある方はお問い合わせください。

【特産品】
◆かぼちゃまんじゅう・・石狩月形駅前の「はな・花」で売ってます。小倉餡とかぼちゃ餡があります。

◆無添加手作りみそ「月」・・月形産の大豆を使い、手作りみそ製造グループ「Dream3」が製造、「Aコープつきがた」や「ふぁーむまーと旬」で売ってます。コクと深みのある味です。今日は月形大豆の豆腐「月奴(つきやっこ:松田豆腐店製造)」と一緒に味噌汁に仕立ててありました。

◆トマトゼリー・・月形振興公社から販売されています。完熟トマトの味がいっぱいでおいしいです。

◆トマトせんべい・・こちらも月形振興公社から。甘さの後にほんのりトマト味のする小麦せんべいは、トマトの赤色が良くでていて、樺戸監獄時代の囚人服(赤い人)や、月形町の史跡「水道ダム跡」に使われた赤煉瓦を連想させます。まだ本格販売はされていませんが、これからが楽しみ。

◆まんまる納豆・・雪の聖母園から。月形産大粒大豆で作られた「まんまる納豆」は既に町内では広く食べられています。今日は月形小学校で穫れたもち米を使ってついた餅と一緒に、納豆もちにして振る舞われました。ちなみに、餅をついてくれたのは、町内の年男と年女のみなさんです。

かぼちゃシロップ・・月形振興公社から。現在、健康食品、甘味料等の用途で商品開発や研究をしている物です。今年の料理コンテストのテーマでもあります。今日は飲料として提供されていました。

◆月形産「キタノカオリ」100%のパン・・「うちの小麦だ!」と生産した農家自慢のパン。「ふぁーむまーと旬」で製造販売。

◆月形産厳選材料の手作りジャム・・こくわ、プルーン、ミルク、トマト、青トマトなど。「ファームマート旬」には他にもたくさんの種類があります。

【地元食材を生かしたお料理】
◆月形産手打ち蕎麦・・「そば打たん会」から提供された温かいおそばは絶品!常に行列。

◆ふきの野菜詰め・・昨年開催された第1回地産地消料理コンテストのグランプリ作品。「ご飯が欲しくなる!」「酒のアテに良い!」そんな感想があちこちから。

◆豚モツの桃太郎鍋・・月形町料飲店旅館業組合。月形産トマトジュース「おはようトマト」をベースに豚モツと地元野菜の鍋。和洋中、どの要素も含んだ味。

◆川えび料理・・夏に月形町内の用水路や沼で獲れた川えびを冷凍保存した物を使って、かき揚げ(お蕎麦の具)、川えび入りニョッキグラタンができました。
◆月形産「北アカリ(ジャガイモ)」と手作りベーコンのジャーマンポテト
◆月形産「ななつぼし(米)」のこめこめシュークリーム
◆月形産「虹ロマン(かぼちゃ)」のかぼちゃシロップを使ったムース
◆月形産「赤カブ」の千枚漬け+漬け物各種
◆地鶏卵「友朋のゆめたまご」と「桃太郎(トマト)」のスパニッシュオムレツ
(以上6品はT's Brainが調理)

2009年01月05日

平成21年月形消防出初式

穏やかなお正月を迎えた月形町で、本日午後2時から出初式が行われました。

出初式は例年通り消防署前で開始宣言が行われた後、敬礼と観閲(最高責任者の町長を先頭に、来賓などが団員の前を歩く)があり、分列行進(分団ごとに隊列を組んで町内の一部地域を行進。団員のあとは消防車両や救急車も徐行で行進)、式典(表彰と祝辞)と続きました。

今年の出初式に参加した消防団員(団本部、女性団員、第1分団、第2分団)、職員はあわせて75名。寒空の中、統率のとれた分列行進は消防団の組織力の強さを感じました。また表彰式では10年〜35年までの永続勤務表彰等が行われ、たくさんの団員が対象となっていました。生活の一部としての消防団活動に敬服するとともに、積み重ねの重要性と重みを感じました。

式典最後に消防団長から「今年は公設111年目、新たな気持ちで防災に努めよう。」という呼びかけと決意が心に響くとともに、老朽化のため今年度いっぱいで取り壊しになる式典会場の「月形町福祉センター」にもまた歴史の重みを受け取りました。

2008年12月29日

「ゆみこの議員活動報告書6」の発行

12月28日の朝刊に「ゆみこの議員活動報告書6」を折り込み、お約束した4・5・6号の発行を年内に終えることができました。約束が果たせたことでホッと一息、しかし、なかなかしんどい作業だったのも事実です。

今回の内容は
◆月形高校存続のための支援(平成20年度一般会計補正予算)
◆平成20年度第3回(9月)定例会一般質問
 『学校給食の運営方針について』
 『栄養教諭の業務について』
◆道外行政視察研修(広島・京都方面)の報告
 『広島県三次市:第3セクター(株)君田21の取組について』
 『広島県世羅町:世羅高原6次産業ネットワークについて』
 『京都府南丹市:八木バイオエコロジーセンター』
◆宮下裕美子議員活動記録(2008.9.1〜11.30)

今回は報告事項が多く、私の意見「ゆみこの目」は1点(月形高校の存続)のみになってしまったのが残念です。ただタイムリーな話題が載せられたことには満足しています。
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この12月に、帳尻合わせのように4〜6号を連続で発行しましたが、やはりムリがあったと反省しています。私自身も負担が大きかったですし、読者にとっても矢継ぎ早の情報提供で、意見交換や意思表示に充分な時間がとれなかったのではないかと思います。

それでも各号発行後すぐから意見や質問、激励の言葉などが寄せられ、「ゆみこの議員活動報告書」の認知度が上がっていること、情報提供紙としての役割を果たしていること、議論のたたき台になっていること等を感じ、目標(公約)が一つ達成できたと思うと嬉しいです。

来年は『迅速』をテーマに、今年以上に頑張って発行します。どうぞみなさん、乞うご期待!

2008年12月24日

月形町の学校給食

先日、学校給食を試食する機会があったので、ちょこっと紹介します。

試食のあったこの日(12月19日金曜日)の献立は、冬至直前ということもあって【ご飯、パンプキンポタージュ、豚肉のみぞれ焼き、ブロッコリーサラダ】でした。

この「パンプキンポタージュ」は、ゴロッと存在感のあるカボチャの入ったクリーミーで濃厚なスープで、とてもおいしかったです。「豚肉のみぞれ焼き」は豚のヒレ肉を甘辛く少し濃いめに味付けしたもので、ご飯が進む一品でした。一人分50gと見た目には寂しい感じがしましたが、これで栄養的に充分だということは、普段の食事では肉(蛋白質)をとりすぎてたのかな? この献立(中学生)の熱量は818kcal、バランスも取れているし、暖かいしで大満足でした。

私はこの日、月形中3年生と一緒に給食を食べたのですが、保護者が大勢いた中での食事で子供たちも緊張したのか、普段より小食(お代わりはほとんどなし)だったとか。多少の好き嫌いはあるようでしたが、おおむね完食でした。中学3年生にとって給食が食べられるのもあとわずか、1食1食が思い出となって心と体に刻まれることでしょう。
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月形町では給食センターで一括調理し(全食米飯、計308食)、町内の小中全3校に配送しています。今年度の給食費(1食)は小学生223円、中学生265円で、食材費=給食費となるように設計されています(食材費高騰により、来年度から小学生234円、中学生279円に値上げ)。

また、地産地消や食育にも力を入れていて、毎月発行される「きゅうしょくだより」には献立の他、食生活の注意点や給食レシピ、給食に使用している地元食材「今月の月形産」なども掲載されています。
この給食の献立表、我が家では一番見やすいところに張り出しています。子供たちが「今日の給食は何かなあ?」と楽しみにするだけでなく、給食レシピを応用しておかずを作ったり、給食メニューからアイデアをいただいたり。時にチェックし忘れて給食と夕食が同じになることもありますが・・・。給食は家庭の食卓とも密接に関連しているんですよね。

食は生活の基本。家庭の食は最も大切ですが、子どもにとって日常の多くを占める学校生活での「給食」もまた、大きな意味を持つと考えます。私自身の学校生活を振り返っても、「食」の思い出が多いことで証明できます。
月形町の学校給食と栄養教諭については定例会(平成20年第3回:9月)で一般質問しましたが、今後も注目していきたいと思います。

2008年12月23日

『今考えよう、自治体の明日のかたち』政策提言自治体会議

12月21日の日曜午後、札幌で政策提言自治体会議主催の公開フォーラムがありました。テーマは『今考えよう、自治体の明日のかたち〜小規模町村は「特例町村」になってしまうのか?!』というもので、現在進められている小さな自治体のあり方検討プロジェクトの中間報告的なものです。参加者は約150名で、この手の勉強会でよく顔を合わせる議員仲間や、近隣町村の理事者、企画関係の管理職の姿も見られました。

プログラムは以下の通り

1.開会挨拶  プロジェクト代表 小林生吉氏
2.講演「基礎自治体をとりまく情勢」 関西学院大額教授 小西砂千夫氏
3.報告「小さな自治体のあり方の提言に向けて」 
       プロジェクトメンバー 加藤紀孝氏
4.パネルディスカッション「小さな自治体の明日のかたち」
 〜「特例町村」の考え方を前向きに受け止めつつ 我々はどんな基礎自治体を明日に向けて再構築していくべきか〜
 司 会  :小林生吉氏
 パネリスト:加藤主税氏(総務省自治行政局市町村課理事官)
       嶋田浩彦氏、都築岳司氏、加藤紀孝氏
            (プロジェクトメンバー:町村職員)
 コメンテーター:小西砂千夫氏
5.今後へのメッセージ プロジェクトメンバー 片山健也氏
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「特例町村」については平成14年発表の第27次地方制度調査会の「西尾私案」に、その考え方が示されています。私は昨年、旭川で行われた講演会で西尾氏本人から「特例町村」の考え方を聞き、共感しました。現実の(小規模自治体の)現場を見たとき、権限移譲に耐えられるだけの人員も余力もないのを感じていたからです。

今回の公開フォーラムの登壇者は皆「特例町村を議論することは、積極的に受け入れる(容認する)ということではない」という言い方をして、議論することさえも地方自治の現場では許されないことだという雰囲気を漂わせていました。このプロジェクトのメンバーは町村職員と有識者なので、議員とは比べものにならない柵があるのでしょう。そのタブーを乗り越えての公開フォーラム開催は有意義であったと思います。

講演の中で小西氏が「今考えられている特例町村制度は、該当する自治体が望んでいる形ではないと思う。ならば形ができる前に理想の形を示すべきでは」と言っていましたが、その通りだと思います。会場内のあちこちで「この議論は合併を受け入れた先の話である。合併しないという宣言をしてしまえば何ら考える筋合いのことではない。」という話も聞こえてきましたし、それに同調する意見も聞きました。でもそれでは選択肢を狭めるのではないか、後手に回ってしまうのではないかと、不安を覚えます。

私は様々な選択肢の中から「自分たちの町」にあった形を選ぶことこそが地方自治なのではないかと考えます。「選択する」ことは容易ではありません。選択肢の調査研究に始まり、我が自治体の現状の分析も必要でしょう。それらをマッチングさせ将来像を描いて、そして始めて「選択する」ことに戻ってくるのだと思います。その途中経過を省略したり、公開を怠れば住民の合意が得られず、結果として「地方自治」は行き詰まるのではないでしょうか。

このフォーラムに参加して、自治体の規模だけでなく、地方自治の考え方や進め方、基準・・・様々な要素でレベルの違いがあることを実感しました。また、この奥の深さを「制度」でいくつかに分類しなければならない困難さと不自由さも感じました。

また機会があったら、参加したいと思います。

2008年12月18日

「ゆみこの議員活動報告書5」の発行

今週の火曜日、12月16日の朝刊に折り込んだ「ゆみこの議員活動報告書5」はご覧いただけましたでしょうか?

今回の内容は
◆月形町立病院の運営
(平成19年度の決算:総務民教常任委員会+決算特別委員会から)
◆平成20年第2回(6月)定例会一般質問
 『各種協議会等の活性化について』
◆第56回北海道女性議員協議会の報告
◆宮下裕美子議員活動記録(2008.6.1〜8.31)

この号で特に読んでいただきたいのが、一般質問『各種協議会等の活性化について』です。

一般質問が行われた6月定例会の時、会場内から(現状をわかっていない! こんな質問をしたら委員がみんな辞めてしまう!等の)ヤジが飛び、(私の質問が簡潔明瞭でないとの指摘を受けて)質問中に休憩が入るなど、曰く付きの一般質問だったからです。またその後も一部の町民の方からは(間接的に)ご批判をいただきました。(もちろん私の意見に賛同する様の意見もいただいてはいますが・・・)
これらの批判の多くは人づての情報に基づいているようなので、私の意見も含めた中でみなさんに読んでいただき、みなさんのご意見を伺いたいと思いました。

本当なら議事録で一言一句読んでいただくことが最も公平公正だとは思いますが、そうもいきません。私の要約ではありますが、できるだけ議事録に沿い、その場の雰囲気も含めてまとめたつもりです。(議事録は[月形町のホームページ>議会>議会のうごき]で既に公開されています。)

ぜひ、ご意見、ご感想をお寄せください。

2008年12月10日

「ゆみこの議員活動報告書4」への質問に答えて

12月6日朝刊に折り込んだ「ゆみこの議員活動報告書4」の内容について、早速様々な方面から反響が届いています。代表的なものは・・・

◆今までよりスッキリまとまっていて良くなった。(評価していただいて、嬉しいです!)
◆政務調査費も公開するんですね。(もちろん!)
◆議員さんて色々なことをしてるんですね。(恐縮です。)
◆冬になって(農家の)仕事が少なくなって、手が回るようになったんだね
(その通りです。本当は農作業に関係なく、報告書を出さなければ・・・と思っています。)
◆今月中に4・5・6と3つも出すなんて! 大丈夫かい?
(ご心配ありがとうございます。その都度出していれば問題なかったんです。すいません。)
◆「ゆみこの目」は可愛いし、意見を載せるのはいい。(ありがとうございます。)
◆この手の報告書は継続して初めて意味がでる。頑張って続けなさい。(肝に銘じます。)

おおむね好評をいただき、嬉しく思っています。
あわせて、問い合わせも来ていますので、紹介とともにお答えします。

【質問】
1ページ目の■常任委員会から「幼児教育のあり方について」で、大谷幼稚園への補助額が460万円となっていますが、この内訳はどのようになっているのでしょう?

《回答》
大谷幼稚園の事業に対しては、一般会計>教育費>教育振興費の中から『幼稚園教育振興事業補助金』として462万7千円が補助されています。
そのうち『幼稚園就園奨励費』として266万7千円は直接保護者に、『私立幼稚園運営交付金』184万円と『幼稚園就園奨励費事務取扱』12万円は大谷幼稚園に支払われています。

ここに載せた数字は平成19年度予算で、月形町がその事業にどれくらいのお金を出しているかということです。つまり月形町側から見た支出です。
大谷幼稚園と花の里保育園は経営方式(私立:指定管理者制度)が違うので、補助の内容も違ってきます。なので今回は「月形町からの支出」という物差しでそれぞれの事業を測り、「幼児教育」というくくりの中はどのようになっているのか検討してみました。単純比較はできませんが「幼児のための教育」という観点をもてば、おのずと進むべき道が見えてくるのではないかと考えます。
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今回の報告書4に対し、今まで以上の反響や問い合わせがあったことから、私の意図する「議論のたたき台」に一歩近づけたようです。発行した甲斐がありました。

「この数字は何?」「こんな風になっているの?」「そういう考えもあるんだ!」との言葉は、皆さんが町政に関心を持ってくださった一つの証。その言葉と感心を町政に生かすために、これからも活動していきたいと思っています。

どうぞ遠慮なさらずに、お声をかけてくださいね。
次号『ゆみこの議員活動報告書5』は、12月16日(火)朝刊折り込み予定です。

2008年12月06日

「ゆみこの議員活動報告書4」の発行

 ゆみこの議員活動報告書4が出来上がりました。

前回の発行は今年の2月。3ヶ月ごと(毎定例会後)に発行しようと考えていたもののなかなか実行できず、平成20年の終わりになってしまいました。すでにHPでは公開していますが、月形町内の方には今朝の新聞折り込みで配布しました。ご覧になっていただけたでしょうか?
今回は紙面にQRコードの付けましたので、そこからこのブログに来られた方もいらっしゃるかもしれませんね。

この10ヶ月間、定例会が3回あり、それぞれに一般質問を行ってきました。また常任委員会やそれ以外の活動でお知らせしたいこともあったので、それらを1枚にまとめると項目の羅列で終わってしまいそう・・・。

この議員活動報告書は、私の議員活動を皆さんにお知らせするのも目的の一つですが、この報告書を通じて皆さんと意見交換や議論ができることを願ったものなので、一方的な「情報の羅列」では用を足さないと考えます。そこで今回はできるだけ内容を絞り込み、それぞれの概要と、「ゆみこの目」と題して私の考えを添えました。と言ってもそれでも1枚には収まりません。3枚(議員活動報告書4・5・6)に分け発行することにしました。(次号は12月中旬発行予定です。)

「ゆみこの議員活動報告書4」の内容
◆常任委員会から『幼児教育のあり方について』
◆平成20年第1回(3月)定例会一般質問『一般ゴミ処理方法の今後について』 
◆政務調査費収支報告書(平成19年度分)
◆お茶の間懇談会のご案内。略してお茶コン
◆携帯でブログ『ゆみこの日記』を読むことができます
◆宮下裕美子議員活動記録(2008.2.1〜5.31)

これを材料に皆さんとお話しできたらと思います。

2008年12月01日

12月定例会での一般質問は・・・

12月定例会(H20年第4回定例会)は12月9日(火)、10日(水)に開会します。

私は今回も一般質問を行います。その質問内容は、

「住民を対象とした危機管理について」(答弁を求める者:町長)
 ・・・住民(個人および世帯)を対象とした災害時の危機管理、
        特に情報伝達に関し、その実態と今後の展開について伺いたい。

一般質問は9日午前10時の開会後すぐに始まります。今のところ2番目の予定です。
どうぞ傍聴にお越しください。

2008年11月30日

廃棄物学会北海道支部セミナー(H20年度)

『発信! 北海道の循環型社会に向けて』

この言葉に引かれ、廃棄物学会北海道支部セミナー(11月29日、札幌)に参加してきました。

 この廃棄物学会は、廃棄物(ゴミ)に関する情報収集、調査研究をするために1990年に設立されました。北海道支部は毎年この時期に一般向けにセミナーを開催しているとのことです。
 廃棄物学会の調査研究対象は「廃棄物」そのものだけでなく、製造や流通、リサイクル、文化にまでおよび、循環型社会の構築を目指していることから、参加者は法学、経済学、行政学、社会学、医学、農学、水産学、理学、家政学、工学等の領域にまたがる産業、行政、研究関係の人達で、実に多種多様です。

 今回の北海道支部セミナーで様々な情報を入手することができました。
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発信! 北海道の循環型社会に向けて

◎基調講演「北海道循環型社会形成の推進に関する条例」の概要について
      北海道環境政策部環境局循環型社会推進課長 石金 裕氏

  ・バイオマスの利活用の推進について規定した全国初の循環条例(理念と規制の総合型)
  ・H20.10.14に公布、現在パブリックコメント実施中。H21.7.1全面施行
  ・特に「第4章23条廃棄物等の道内処理の原則」は月形町にも関係する

◎3R・適正処理の推進、バイオマスの利活用の取組
 ◆森林共生社会から環境モデル都市へ   
       下川町地域振興課環境モデル都市推進室長 長岡哲郎氏
  ・環境モデル都市は全国で6都市(今年、公募により選出)。
  ・NEDO新エネルギービジョン策定(H13,14)
  ・木質バイオマスの利用(原料不足を見越してヤナギの試験栽培に着手)
  
 ◆森林未利用資源の活用〜木質ペレットの取組み
            足寄町経済課商工観光振興室長 岩原 榮氏
  ・NEDO新エネルギービジョン策定(H13)
  ・森林資源を総合的に活用
   (放置木材の活用、ペレット製造、施設での消費、森林整備、人材育成) 
  ・ペレットは地域で生産、地域で消費

 ◆道内におけるバイオエタノール製造技術の開発状況等について
       北海道環境生活部環境局環境政策課参事 木場保洋氏
  ・研究が進められている原料は、交付金対象外てん菜、
    規格外小麦、政府輸入米、資源用トウモロコシ、稲わらなど
   
 ◆近畿大学NEDOプロジェクトにおけるバイオコークス量産実証試験機の紹介
           近畿大学理工学部恵庭分室研究員 森田明宏氏
  ・バイオコークスとは、炭化ではない(新固形化転換技術)
  ・原料は、非可食部の植物由来のバイオマス(茶かす、皮、落ち葉)
  ・乾燥原料(水分約10%)1kgからバイオコークス1kgができる
  ・200℃前後で反応のため製造エネルギーが少なくて済む。
   (ただし原料の乾燥エネルギーが問題。破砕などの前処理も必要)
  ・鋳造用石炭コークスの20%代替を目指す

 ◆道産飼料原料を使ったおいしい豚肉の生産について
           ノースベストファーム厚田工場長 田中 壱市
  ・食品工場からの製造ロス(菓子屑、米屑、ロスパン、ホエイ、野菜屑)を飼料化
  ・発行させスープ状の餌として給仕
  ・原料の安定的な確保が課題
  ・食品リサイクル法の強化にともない規模拡大の予定

 ◆北海道のクローズドシステム処分場の今
       北海道大学大学院工学研究科助教(CS研) 石井一英氏
  ・クローズドシステム処分場とは屋根などで外部環境(雨、風、光)を遮断し、
    内部を積極的にコントロール(散水、換気など)。様々な形態あり。
  ・雨や雪による増水無→侵出水の漏洩(負荷減による)、処理施設の規模縮小。
  ・経費 オープン型:1.5万〜3万/m3、クローズド型:4〜6万/m3
   (処理すべき、または保管すべき廃棄物の質と量により選択)
  ・事例紹介(喜茂別、ニセコ、留寿都、奈井江、栗山、鶴井村、稚内)
  ・最終処分場とは、現状では「自然界への最後のバリア」であるが
    将来的には「循環資源のストック」となりうる

◎私の発信
 ◆北海道におけるプラスチック製容器包装の
          資源循環型油化リサイクルシステムの現状
          (株)札幌プラスチックリサイクル 福島正明氏
  ・ケミカルリサイクル (CR)=プラを石油や原料に戻す方法。
   マテリアルリサイクル(MR)=プラをプラに再生する方法。
  ・本州ではMRが主流だが、道内はMRとCRがほぼ同程度(国の施策にもよる)  
  ・CRのうち油化施設は新潟と札幌の2カ所のみ。MR施設が増えている。
  ・MRは残渣が40〜50%、CRは2%

 ◆コンポスト用微生物をカドミウム含有ホタテウロの効率的処理研究
            (社)日本技術士会北海道支部 橋本昭夫氏
  ・和寒町では、この微生物を利用し家庭の生ゴミを処理。1ヶ月で分解消滅。
    残渣物から異物を除けば「種菌」として再度利用(約1年間使用できる) 
  ・循環型社会を作るには、技術面もあるが社会システムを作るために7割の力がいる

 ◆ゴミ溶融飛灰の評価(機器分析による廃棄物の評価と工業試験場の利用ーその2)
                 北海道立工業試験場 稲野浩行氏
  ・工業試験場でできる成分分析等の紹介

 ◆二代目恵迪寮の考古学ー大学校内における昭和のガラス瓶事情
             北海道大学埋蔵文化財調査室 遠部 慎氏
  ・考古学は「モノ」にこだわった学問。廃棄物も「モノ」。関連あり。
  ・極浅い年代の、若者だけが集ったと特定された場所は珍しい。
  ・当時(昭和6〜58年)の若者文化の調査研究。
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 廃棄物学会が実に幅広い分野が関連していることに驚くとともに、今回のセミナーが実際の生活に近い解りやすいものだったこと、新しい知見を得ることができたことから、大変興味深く有意義な時間であった。
 この分野の研究は、今月形町が抱える課題「最終処分場の今後」「一般ゴミの処理方法」についても示唆を与えるもので、私の議員活動にも応用できると考えられる。このセミナーをきっかけに、廃棄物学会に入会しようと思う。
 

2008年11月29日

第1回 月形町教育研究会

11月28日の午後、「月形町教育研究会」が月形小学校において行われました。これは月形町内の小中3校教員と関係者を対象に公開授業と研究協議を行うもので、今年が初開催です。研究対象学年(月小2,4年生)以外の小中学生は全て午前授業とし、全教員がこの研究会に参加しました。
※同時に空知管内初任者(今年先生になった人)研修として13名が参加し、総勢50名程の研究会でした。

月小では研究主題を『自分の想いや考えを表現する力を培い、互いに高めあえる児童の育成〜国語力を高める指導を通して〜』と設定し、H18年から3ヶ年計画で進めてきました。国語は全ての基礎であり、話す・読む・書くの3つを同時に高め合うことで、子ども同士が理解し伝えあえる「表現力」を身につけさせようとしています。
今年は『練り合い』がテーマで、先週の公開授業でもその部分に力を注いでいました。

私は4年生国語「ごんぎつね」を参観。授業の展開は先週の6年生と同じでしたが、授業の雰囲気は違っていました。児童の発達段階、学習訓練の度合い、先生と児童との信頼関係などが要因かと・・・素人の感覚です。

そのあとの研究協議では、学習の工夫や、授業の展開、教師の関わり方や支援、感想や質問など、他校の先生を中心に積極的な発言がありました。いくつか紹介します。

・安心して意見の言える雰囲気ができている。
・説得する力とは、根拠となる言葉を探せたかということ。
・伝え合うには、総合的な言語能力(話す、聞く、書く)が必要。
・教えることの最終目標は読解力。ひいては「空気を読む力」
・想像力をかき立てる読み←→論理的(科学的)読み(=根拠を示せる読み)
・この研究会では小中が初めて連携した。発達段階に応じた基礎基本とは何か、課題意識の交流ができると思う。
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この研究会に参加して私は素直に「小中連携の研究会を今後も見てみたい」と思いました。立場の違う先生(小・中、複式と単式、世代や経験、管理職と一般、教師と教育委員会の違い)の言葉や観点はとても新鮮であり、自信をつけたり気づかされたりしているのではと思えたからです。

岩見沢市のような教育センターを持っていなくても、今回のような一堂に会した研究会が行えれば、個性的な研修ができるでしょう。また先生の人数が少ない分、研修を受けたり発言する機会も増えるとも思えます。小さい町だからこそできることもあるはず。教育格差が生まれないよう、工夫と行動で未来に繋げていって欲しいと思いました。

それにしても、先生の力量や感性、雰囲気が学級の運営に及ぼす影響は大きいとつくづく感じます。子どもにとっては成長の一時期を先生に託しているような現状の中で、修練を積んで頑張っている先生、子どもの気持ちを汲み取ってくれる先生に出会えたなら、どんなに幸せなことでしょう。
教師に求められることの多くは経験や技術など、身につけるのに時間を要するものだと思います。しかし、教師1年生でも担任として子どもと向き合わねばならない現実を考えると、「若いからこそ」という部分を磨いて、先輩方に対抗し頑張って欲しいと思います。

私も議員1年生! 私にしかできないこと、1年生だからできること・・・特性を見極め個性を発揮して頑張りたいと思います。

2008年11月26日

南空知国保運営協議会研修会(H20年度)

 11月11日午後、長沼町において平成20年度の南空知国民健康保険運営協議会委員合同研修会が行われました。参加者は南空知5町(由仁、栗山、南幌、長沼、月形)から国保運営協議会委員と事務局、計35名。研修会では2本の講演があり、国民健康保険(国保)の現状について学んできました。

2008年11月25日

公開授業研究会(月形小・6年国語)

 11月21日(金)午後、月形小で公開授業研究会が行われたので参加してきました。この公開授業研究会は町内の各学校でそれぞれ年1回、町内関係者(教職員、教育関係、一般)向けに行うものです。通常授業時間内で行われるので他校からは管理職のみ、他に教育委員や空知教育局指導主事が参加していました。

【公開授業】 今回は6年生の国語「きつねの窓」が題材でした。主人公「ぼく」が子ぎつねとの出会いと会話を通して心がふれあい、気持ちが変化いていく様子を綴った物語です。
 公開授業では「ぼくの気持ちが変わったのはどこからですか?」という先生からの問いに、それが現れている一文を教科書から探し出し、そう思った理由といっしょに発表しました。最初は4つ(4カ所)に分かれたものの、他の人の意見を聞いて考えが変わりだし、3つの意見に集約されていったところで授業は終わりました。

 6年生の子ども達から「共感」「同情」「説得」といった難しい表現の言葉がでてきたことと、他の人の意見を聞いて「なるほどと思った」というように「聞く耳と素直に考える心」が育っていることに、ちょっと驚きました。子供達は大人が知らないところでどんどん成長し、自立しようと努力しているのだと感じました。

【研究協議】 今回の授業のポイントは「練り合い(討論や議論の基礎。それぞれの意見を出し、聞き、目的に向かって議論を高め合う)」。6年生という発達段階を踏まえた上で、練り合いの場面を上手く作れたか、助言はどうだったか、段取りは・・・等、参加したどの先生もが熱心に議論し、より良い方法を模索していました。最後の指導主事の方からの指摘と助言は私にも納得でき、教育における第三者の視点の重要性を改めて認識させてくれました。
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 私が子供の頃の国語の授業では、最終的に先生が「主人公の気持ちはココに書いてあります。」と模範解答を示し、そういうものかと受け入れるしかなかったように思います。私に読み解く力がなかったのか、基本的な考えが違っていたのか、先生の答えとはいつも違っていて「国語は難しい。わけが分からない。」と苦手な教科になりました。今回の授業のように、そこを選んだ理由を含めて練り合いを重ね、それぞれの意見の違いが何に起因するのかをハッキリできたら、納得できたと思います。そうなれば国語がもっと楽しくなったかなあ?

 現代の子供たちは色々な授業を通して議論の基礎を学んでいます。「多様な考えを認め、それを生かすように議論する。」これを身につけることができれば一生の宝になるでしょう。目の前の点数を上げることより、一生涯使える力(生きる力)を身につける教育がなされていることが嬉しかったです。

 でも身につけるのは難しいし、教える方も大変でしょうね。先生、頑張って下さい!

2008年11月17日

月小『感謝の集い』で、もちつき体験

11月14日、月形小学校では毎年恒例の『感謝の集い』が行われました。

この感謝の集いの目的は、月小の子供たちが今年お世話になった方々へお礼の気持ちを伝えることと、収穫(学習田や教材園で米や野菜を栽培)への感謝です。招待されたのは町長をはじめとする行政機関・教育機関、警察の駐在さんや地域の方々、学校評議員やPTAの役員などの学校関係者など約30人。この他もちつきのお手伝いにPTA役員や地域の方々(あけぼの会、寿会)や見学の保護者など、とても賑やかで楽しい伝統行事になっています。

『感謝の集い』は3部構成(八木節演奏・体験発表・もちつき)。

【1.八木節演奏】全校生が楽器を受け持ちます。高学年は金管楽器や和太鼓、アコーデオン、鍵盤ハーモニカなど。低学年はリコーダーや竹(竹を太鼓のようにバチで叩く)、カスタネット。その力強い音と地響きのような振動に、会場にいる人は身震いするほど。私も聞く度に感動し、自然に涙が出てきました。

【2.体験発表】各学年ごとに、総合学習の時間に調べたこと・体験したこと(朝顔の成長、野菜の栽培体験、月形の花、月形の自然、福祉、米)を発表。深く掘り下げた内容のものや、工夫が凝らされた発表の形に、児童と先生がいっしょになって頑張っている姿が垣間見えました。

【3.もちつき】今年教材田で子供たちが栽培し収穫した「もち米」を使って餅をつきます。この様子は以下に詳しく。
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前日、米を量り(2升×15臼分=45kg)研ぐのは6年生の仕事。研ぎ終わった米は水に浸けてうるかします。
それを当日の朝、お母さん達(PTA役員・約30人)が蒸し上げます。体験発表が終わる時間(もちつきの準備が整う時間)に合わせて蒸し上げるために、火加減を調節したり、上下を入れ替えたり。

会場の準備が整ったところで、熱々のもち米が運ばれてきて1臼目のもちつきがスタート。来賓の男性陣が杵を持ってもち米をこね、あけぼの会や寿会のお婆ちゃん達が合いの手を入れます。軽くついたところで子供たちの出番。
全学年を縦割りにした班ごとに「もちつき」をします。高学年の子どもは身体も大きく、毎年経験しているので堂に入ったもの。低学年の子がフラフラ危なっかしい腰つきで杵を持ち上げると、今度はすかさず後からサポート。微笑ましい光景です。

一通りつき終わったら、今度は大人の出番。仕上げにもうひとつき。つき手と合いの手の絶妙なコンビネーションと、ペッタンペッタンという軽快な音に「さすが〜」「かっこいい」の声もかかり、見る見るうちにすべすべの餅が出来上がっていきます。

さあ、熱いうちに丸めましょう。
今度はお母さん達がつきたてのお餅をちぎって子供たちの前へ。お婆ちゃんやお母さんに教わりながら、丸くなるように摘んで返して転がします。大きかったり、いびつだったり、色々なお餅ができたら・・・
醬油をからませ海苔を巻いて「のり餅」。お湯を通してきなこをからめて「きなこ餅」、ごま砂糖をからめたら「ごま餅」。3種類のお餅が出来上がり!

これを5つの臼を使って各3回、全部で15臼ついて終了。

さあ、食べましょう。
みんなでついた、つきたてのお餅の味は格別。何度も何度もお代わりをして、20個も食べた子がいたとか。きっと忘れられない思い出になることでしょう。
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今回、私も「合いの手」を初体験。難しそうに見えて尻込みしていたところ、あけぼの会の方が「やってみなさい。チャンと教えてあげるから。」と誘ってくれました。

手袋をして(衛生的)、かけ声に合わせてお餅を返していきます。まず最初に言われたのは
「右回りでも、左回りでも好きな方向に順番に返してね。上手く返せなくても、失敗したなと思っても2回手を入れちゃダメよ。」
何か縁起でも担いでのことかと思ったら、杵で手を打たれないように(ケガしないように)との注意事項。(なるほど〜!)

何度かやっているうちに「つき手」との呼吸も合ってきて楽しくなってきました。リズムに乗って夢中でやっていると 「頭! 頭! 頭入れちゃダメ。」
三角巾はしていても髪の毛でも入ったら大変だものね〜、なんて思ったら、これもまた杵で頭を打たれないように(ケガしないように)という注意事項。(確かに!)

程なくツルツル、ピカピカのお餅がつき上がりました。
この後「餅の切り方」も教えていただいたお陰で、小さく丸い餅を作ることができました。ご指導ありがとうございました。もちつきって楽しいですね。

もちつき一つとっても家庭で行うことはほとんどありません(我が家では一度もやってません)。こういう場面でもなければ昔からの技術が伝承できずに途絶えてしまうかもしれません。子供たちだけでなく、私たち親の世代にとっても、地域全体にとっても有意義な行事になっていると思います。これからも沢山の人が参加し、お餅を介して様々な「伝承」「つながり」が持てたら素敵です。

2008年11月14日

つきがた水環境を語る集い

「花の里つきがたの水と緑を愛する会」が主催する「つきがた水環境を語る集い」が、本日の午後6時から開催されました。場所は「月形排水機場」内の多目的ホール。200人もの人が集まりました。

この集いの第一の目的は、会場である「月形排水機場」の役割を広く知ってもらうこと。月形排水機場は皆楽公園内に設置され、石狩川の支流・須部都川に月形市街地の内水(堤防の内側の水)を排除するために作られたもので、これまで何度も石狩川の氾濫や洪水による被害を受けた月形町にとって、なくてはならない施設となっています。

もう一つの目的は、水環境やその周りの自然を身近に感じてもらいたいということ。石狩川の支流・幾春別川の映像+オカリナの生演奏(岩見沢在住のオカリナ奏者:斉藤かすみさん)という素敵な企画も用意されていました。

オカリナの演奏を聴きながら「水」について想いをめぐらせる1時間はあっという間。まるで水辺を散歩したような感覚に包まれ、心が安らぎ、名残惜しい気持ちで会場をあとにしました。
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「水」・・・月形と水とは深い関係・・・そんなことが浮かんできました。

・明治の始め、月形を拓くために先人は石狩川からやってた。
・月形は幾度となく洪水に襲われた。
・月形は豪雪地帯。雪は水の変身した姿。
・月形には石狩川の忘れ形見:三日月湖があちこちに。
・月形を支える農業は「水」があってこそ。米もメロンも花も・・・。

2008年11月13日

平成20年度 町政(まちづくり)懇談会

今週初めから町内各地で、平成20年度の町政(まちづくり)懇談会が開催されています。今日は午後6時から多目的研修センターで、私の住む市南行政区と、南耕地昭栄行政区、知来乙行政区が対象の懇談会が開かれました。

参加者は住民が約20人(うち女性が1/3)。町側からは理事者(町長、教育長)、担当課長(総務課、住民課、産業課)の他、地域担当の職員を合わせて約20人でした。

懇談会の内容は、櫻庭町長から「2期目の町政執行に望む決意」の話があり、その内容や事前に寄せられた質問への回答、新たな質問や要望など、会場から次々と手が上がり活発な質疑、意見の交換が行われました。詳しい内容は後日町報で案内されますが、今日の話題としては以下の通りです。

・月形町の少子高齢化対策
・月形町の将来展望(農業振興なども含む)
・町内の雇用対策
・行政区と住民の関係
・月形町の財政
・町立病院の状況と存続

そのあとH21年4月完成予定の月形町交流センターの説明と、裁判員制度の案内等があり、約1時間半に及ぶ懇談会は終了しました。
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今年は3行政区合同だったこともあって参加者が増えたように思います。特に女性の参加者が多く、意見も出してくださったので意義ある懇談会になったのではとも思います。

今年の開始時間はどの会場も午後6時からだったので、小さい子どもを持つお母さんや、移動の足のない高齢の方などには外出できない時間帯です。行政区単位での開催ではこのような時間になってしまうのは仕方ないので、「対象者フリー、町の中心部で昼間の時間」に懇談会の設定があってもいいのではと思いました。
行政区単位(しかも合同)で行っても参加者が最大20人くらいであるのであれば、「組織なし・昼間開催」でほとんど人が集まらなかったとしても問題はないと思います。参加人数云々と言うより、その時間にしか来られない人に配慮することの方が大切だと思うのですが・・・。

住民の意見を聞く(広聴)の機会は、担当課と個別に話す場合を除けば、この町政(まちづくり)懇談会しかありません。その数少ない機会が「行政区」という一枠しかないのは残念です。既に何年も前から今と同じ形式で町政懇談会が開催され、毎年参加人数が少ないことが悩みの種でした。だとすれば、何か足りない、何か問題があるのかもしれません。条例や補助金、ダムなどの公共工事も長い年月には状況が変わり見直しの必要が出てきます。この町政懇談会も見直しの必要はないのでしょうか。


皆さん、どんな設定だったら、どんな雰囲気だったら、どんな内容なら、町政(まちづくり)懇談会に参加しますか? 町民の生の声を直接行政に伝えましょう!

2008年11月12日

月高の『ちょこっとゼミ学問体験』してきました!

今日は午後から、月形高校の『ちょこっとゼミ学問体験』に参加してきました。

この『ちょこっとゼミ学問体験』とは、大学・短期大学と連携し、「学問や研究に対する知的好奇心を高めること」「生徒の進路選択の一助」を目的に行われる授業で、年1回開かれています。生涯学習の一環として町民や保護者にも開放されていたので、今年初体験してきました。

様々な分野から10講座が開設され、その専門教官(大学等の教授や准教授、講師の先生方)が90分1コマを使って模擬授業を行ってくれます。1,2年生と一般参加者を合わせ各講座十数名という少人数の授業なので、とても濃厚で丁寧な学問体験になりました。

以下、私の体験談です。
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私が選択したのは、
芸術・美術分野から「折り紙建築をつくってみよう」
講師は 道都大学教授 安藤淳一先生 です。

美術学部建築学科ということで、建物や空間のデザインが主だった研究テーマとのこと。私のイメージ「建築=構造計算、設計」とは始めから違っていましたたが、高校の家庭科で習った「家の間取り」みたいなものかな?と、興味が湧いてきました。

また授業の冒頭、先生から「芸術家は自分の想いを作品に仕上げ、それを売る(自分本位の作品づくり)。しかし建築家はスポンサー(施主)の考えをもとに形にしていく(相手が気に入るものを作る)。よって芸術家と建築家は根本的に違う。建築家はスポンサーに認めて貰えるようプレゼンテーション(発表・説明)する力も必要になる。」
なるほど! 建築デザインの分野で行っていることは、社会人の色々な場面で応用できそうだと益々興味が湧いてきて、私は授業にのめり込んでいきました。


さて、授業は1枚の紙(←)からモチーフを切り抜くところからスタート。実線部分をカッターを使って丁寧に切り抜き、その後、破線に従って山折り谷折りをして立体にしたてます。ちょっと根気のいる作業のため投げ出し気味の生徒もいましたが、安藤先生は丁寧に声かけして全員ひとまず完成。

このモチーフに色紙の台紙を加え、それぞれの発想で「作品」に仕上げていきます。「モチーフの使い方も、見せ方も自由。立体や台紙を切っても貼ってもいい。好きなようにやってみよう。」と先生。時間が経つごとに生徒達も真剣になって、色々な台紙を試してみたり、もう一枚切り出してみたり。私も夢中になり自分の世界に没頭していました。

そして最後は、みんなの前でプレゼンテーション。作品の特徴や工夫した点、何に見立てたのか等、1人1分の制限時間を使ってアピールしました。みんな恥ずかしがりながらも自分の作品を手に、しっかりアピールしていました。

ちなみに(←)が私の作品。木(年輪)をイメージしたもので、題して『成長の歪み』。
【外側の青い台紙が木の表面で、外から見ると真っ直ぐに成長しているようでも内部の年輪(モチーフ部分)には歪みが生じている。】
短い時間とはいえ、頭をフル回転させて考え作った作品なので自然に愛着が湧いてきて、「上手く伝えたい!」と一生懸命になっている自分の姿がありました。

授業の最後に安藤先生から、とても素敵なメッセージがありました。
『技術は頑張れば誰でも身につく。でもアイデアは違う。一人ひとり違ってくる。だから発想が大事。色々考えてみて。何かに縛られることなく自由に考えてみて。そうしたら限りなく広がっていけるから。』
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私は農学部農芸化学科出身で理系の勉強をしてきました。なので今回の芸術分野の授業は、手法も話の流れもとても新鮮でした。それなのに先生のおっしゃった『発想が大事、考えることが大事』ということは、私が今まで(学生として、社会人として)学んだこととも共通していたので驚いたのと同時に、「学問の根っこは繋がっている」ということを再確認しました。

高校生時代にこういう授業を体験できる月高生は幸せですね。

とても良い体験をさせていただきました。安藤先生ありがとうございました。
そして素敵な企画を実施してくださった月高の先生方にも感謝です。


月高の存続問題が月形町の課題の一つですが、こんな風に新しい発想のもと、工夫を凝らしながら「学問」「教育」に取り組んでいる先生方の「想い」や「行動」を多くの人に伝えることが、月高の存続に繋がるのではないかと感じました。現役高校生がこの素晴らしさに気づくのは難しいかもしれません(比較するものがないため)。だとしたら、地域の大人が積極的に関わって、自分の感じたことや体験したことを、自分の言葉で情報発信する必要があると思います。

期成会等で金銭的援助をするのも一つの方法ですが、今不足しているのは「生の声」なのかもしれないと感じました。

2008年11月11日

国保運営協議会(H20年度第2回)

今日の午後1番で平成20年度第2回月形町国民健康保険運営協議会が開かれました。
今回の議題は「出産育児一時金の支給額改正」について。
以下の説明と審議の後、全会一致で了承しました。

【現状】
被保険者が出産したとき、現行では35万円の出産育児一時金が支給される。

【支給額改正とその理由】
 35万円 → 38万円

・H21年1月から産科医療保障制度(分娩事故で脳性麻痺となった子どもに対して保証金が支払われる制度)が開始されます。その保険料掛金(3万円)の負担が新たに発生(出産費用に加算)することが見込まれるので、その分を出産育児一時金に上乗せして支給しようということ。

【補足】
・出産育児一時金は、各自治体の国保で給付の有無も金額も決めることができる「任意給付」
 どのようにするかは国保運営協議会で決められる。(最終決定は議会)
・H21年1月から施工するためには12月の定例議会の承認が必要。
・道内の産科医療機関は全て産科医療保障制度に加入(全国では未加入の医療機関も一部にある)
・月形町国保加入の妊産婦が出産する場合、ほぼ全てが産科医療保障制度加入の医療機関で出産すると考えられる。よって一律に3万円の引き上げをしても問題ない。
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産科医療保障制度については、昨今の医療事故訴訟や産科医不足などの問題も絡み、大急ぎで発足した制度です。新聞等の情報によると、補償内容や対象事例に改善の余地があるものの早急に立ち上げなければ産科医療の崩壊に繋がる等々、せっぱ詰まった実情があるようです。

背景は色々あるにせよ、子供を産む環境が整うことは良いこと。こういった改訂は歓迎です。
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別件ですが、情報提供。【出産育児一時金からの出産費天引きについて】

出産費用の踏み倒しや、出産費用支払いの手間などを解消するために、出産育児一時金からの出産費天引きが行われている地域があるということを聞き、月形町ではどうなのか確認しました。

・天引きを行うためには各医療機関等(産科病院や医師会など)と個別に契約が必要。
・月形町の場合、町内に出産施設はなく、対象者が出産する医療機関も多方面(岩見沢、札幌、それ以外もあり)にわたり特定できない。
・年間の出産数も少ない(現在、国保が関係する対象者は10件前後)

以上のことから、月形町では出産一時金からの出産費天引きは行っていません。

2008年11月06日

産業建設常任委員会(11/4)

日付は前後しましたが、11月4日の午前から午後にかけて、産業建設常任委員会が開かれました。
今回は2カ所の現地視察と委員会室での調査研究を行いました。詳しくは以下に記します。
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1)新規就農対策の取り組み状況について

【新規就農対策事業の経緯と支援制度の概要】
◆月形町花きセンターの跡地利用として始められ、
 「新規就農者誘致特別措置条例(H5)」から「新規就農者等招致促進条例(H12)」へ発展
◆北海道農業担い手育成センター、空知農業改良普及センター、月形町農業委員会、
 月形町農業協同組合、月形花き生産組合との連携・協力により進めている。

◆目的:農業生産の新しい担い手確保を図る(そのための必要な支援を行う)
    月形町の農業基盤の安定と農業・農村の活性化をめざす 
◆支援内容は、
 ・農業実習の場の提供(受け入れ農家の紹介、実習農場の提供)
 ・優遇措置(新規就農実習者に対し、研修等の費用として20万円以内の額を交付)
      (新規就農者に対しては、農用地利用に関するもの、農業用施設機械に関するもの、
                  住宅に関するものなどの奨励金や助成がある)
 ・月形町新規就農者経営開始資金貸付基金条例による

【新規就農者の受け入れ体制と実績】
◆受け入れに当たっては関係機関・団体による書類選考と面談の実施
 ・健康状態、自己資金、農業経営への意欲、人柄、等
◆実習は、農家研修(無賃)をしながら、実習農場では栽培から市場出荷まで経験できる
 (実習にあたり、種苗や肥培管理、出荷等の経費は実習者の負担。生産物は実習者に帰属)
◆制度開始からの受け入れ実績(H20年9月現在)
 ・新規就農者受け入れ 12世帯
 ・実習修了者:10世帯、実習中:1世帯、断念者:1世帯
 ・実習農場以外の修了者 1世帯(H17)
 ・制度以前の新規就農者 1世帯(H2)

【現地視察】
◆春木さん宅
 ・H18年4月実習開始、H20年4月終了。
  月形町札比内地区で就農(約1.8ha、ハウス7棟、切り花栽培)
 ・花の栽培がしたくて道内各地を見て回った。月形町に決めたのは実習農場があるから。
 ・担い手センターで月形町を紹介してもらう。インターネットでは検索できなかった。
 ・就農地を探すのが大変だった。

◆稲葉さん宅
 ・H12年4月実習開始、H14年4月終了。月形町南耕地地区で就農
 ・月形町のような実習施設が整っているところは他にない。魅力。
 ・様々な支援制度があるのも有り難いが、制度の中身の見直しもそろそろ必要では。

【その他】質疑、意見交換、議論も含む
◆入所条件(45歳未満)は今後見直しもありうる。
◆就農支援資金はほとんどの新規就農者が利用。滞りなく回収できている。
◆月形町新規就農制度からの離脱者はない。制度が上手く行っていると考えられる。
◆新規就農の対象が現在は「花き」だけであるが、土地利用型や多面的農業を含めた募集は?
 → 農業構成員として必要性が出てくれば検討してみたい。
◆募集にあたり、HPに先輩新規就農者の経験談コメントなどを載せるのも一つの方法。
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2)雁里地区地域再編計画の検討状況について

【計画の概要】
◆石狩川中流部に新たに遊水池を建設し、洪水時に河川水を一時的に貯留、下流の流量を低減する。
◆遊水池の位置は、岩見沢市北村地区と月形町雁里地区(具体的な計画は今後)。
 概算総事業費 2,480億円。 面積 約10km2。 容量 約4,000万m3。

【状況】
◆H19年3月「北村地区水害に強いまちづくり調査検討会」が発足。
 地区関係者、石狩川開発建設部、岩見沢市、月形町で連携・調整を図りながら事業を推進。
◆H19年9月から各種調査開始。
◆遊水池施設の建設に必要な土地(周囲堤、排水門、導水路など)は買収、物件は移転。
 遊水池内の土地は地役権方式の補償(農地の利用は可能であるが、建築物等は基本的に移転)

【その他】質疑、議論も含む
◆計画エリアの問題:雁里地区は全地区遊水池内に入る
◆地役権方式と買収方式の違い
 地役権方式:面積が大きい場合にとられる方式。
 買収方式 :小面積ではこの方式が多い。手がかからない分、荒れた土地となる。
◆地役権方式で地域農業は維持されるのか?
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3)農業用ペレットストーブ(温風器)の視察【視察先:稲葉さん宅】

H20年1月に導入された農業用ペレット温風器を、議会(産業建設常任委員会)として視察してきました。なお、私自身はH20年2月、設置から1ヶ月の時期に個人的に視察に行っているので、その時のと比較し検証してきました。

◆設置農家の導入条件として、データ(投入量や燃焼時間等)取得と視察の受け入れをお願いしている
 ・町で把握している視察は2件であるが、道や支庁、ペレット温風器関係業者、
  飛び込みの視察など、道内外を問わず相当数の視察が来ている。
◆灯油とペレットの価格差(ペレットの燃焼カロリーは灯油の1/2。同じ熱量をとるのに2倍必要)
 ・導入当時(H20年2月):灯油 100円/L、ペレット40円(税抜き)/kg
 ・現在         :灯油 90円弱/L、ペレット48円/kg 
 灯油の価格が下がる一方、ペレットの価格は上昇している(製造、運搬コスト上昇の転嫁)
 現状ではペレットストーブを導入することの経済的メリットはない

◆設置当初の不具合(湿気により目詰まり、温度管理、トラブル時の対応など)は
 業者の改良等により、ほとんど解消されている。
◆灯油とペレットの性能比較(稲葉さん宅では隣同士のハウス暖房を灯油とペレットで比較している)
 ・ハウス内の温まり方 : 灯油 < ペレット (ハウス内の温度が下がりにくい)
 ・日常の管理     : 灯油 > ペレット (毎日のペレット供給・灰出しに手間)
 ・経済性(現在)   : 灯油 > ペレット

2008年11月05日

総務民教常任委員会(11/5)

本日午後より総務民教常任委員会が開かれました。調査内容は以下の通りです。
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1)町内の防犯体制について

町内には様々な防犯組織がある。それらの所属(担当部署)は違っているが連携を図り対処している。

【月形町内の防犯活動組織と活動内容】
すきやき隊(担当:住民課住民係)
 ・隊員は、民生児童委員を主に町職員を合わせて50人程度
 ・「北海道子ども未来推進局」の「社会全体で子育てする」という観点に基づき組織された団体。
  全道51自治体の他、民間企業にも広がっている。
 ・子育て家庭や子どもに対する日常的な目配り、声かけ運動を実施。
  (全体活動として、通学路での年2回の声かけ運動を実施)

◎月形町防犯協会(担当:総務課危機管理係)
 ・防犯協会員 25名
 ・不審者情報に基づく防犯パトロール。
  (事件発生時、各会員に直接連絡。対処できる会員はすぐにパトロール開始)
  (H20年度自動車用青色灯を6台分配置。より一層の注意喚起に努める)
 ・町内の祭典・イベント等での啓発活動(見回り、声かけ)
 ・新入学児童への防犯ブザー配布
 
◎サポートハウス(担当:総務課危機管理係)
 ・サポートハウス制度に賛同する協力者 105カ所
 ・サポートハウスとは:身の危険を感じたときや被害を受けそうになったときに
            積極的に助けを求めることができる一般家庭や事業所
 ・活動は、被害者からの事件の知らせを受けたり、自ら目撃した場合などの速やかな警察への通報

◎各小中学校(教育委員会事務係)
 ・不審者情報などに基づいた、児童生徒の登下校時の対応
 ・新入学児童への防犯ブザー配布
 ・防犯パトロールプレートの配布(保護者等へ)
  防犯パトロール帽子・ジャンバーの配布と協力依頼
 
【その他】質疑・議論も含む
◆総務課、住民課、教育委員会が防犯には関わっているが、それらは申し合わせにより協力体制をとっているに過ぎない。全体を統括する大きな体勢はない。
◆学童保育・保育園は、教育委員会からの連絡体制に含まれている(?)

◆福祉関係の施設への防犯に関する情報提供はしていない → 今後の検討課題
 (各施設のグループホーム等が地域に広がってきている現実)
 (防災に関しては母体の福祉施設に連絡。そこから各グループホームへ)
◆一般町民への情報の周知は? 
 → 広報車や広報誌が中心。個人に対しては行っていない。
   事件の内容により情報提供の範囲も変わってくる。地域の協力が必要であれば行政区へ。

◆広報車が回って情報提供しているが、何を言っているのか分からない。聴く側への配慮が必要では。
 → 今後工夫していきたい
◆児童虐待に対する体勢は? → 住民課が窓口。12月議会に条例改正提案予定

◆札比内郵便局の強盗事件(2006)の際の対応状況は?
 → 凶悪事件、一般事件とも、警察は報道発表以外に情報提供を行っていない(個人情報の保護、情報が犯人に漏れることにより操作に支障を来すことが理由)。このため町としても特段の対応はとらなかった。
◆防犯(平常時)と危機管理(事件が起きてしまったとき)を分けて考えるべきではないか。
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2)衛生センターの管理運営状況について

【衛生センターの現状】
◆H27まで埋め立て可能(H19の測量の結果から推定。測量はH20.10にも実施)
◆衛生センター管理および塵芥処理経費(H20年度予算)は、5,556万円。
◆管理機器の老朽化による修繕等が必要。更新整備を計画的に実施する。
 ・塵芥収集車(パッカー車)の更新:H7年購入、現在20万km走行
 ・トラッシュローダー鉄輪の更新 :H9年購入
 ・空き缶圧縮機の更新      :H12年購入、処理量増加(購入時24.2t/年 → 現在31.6t)
 ・トラックスケール操作盤の更新 :H6年

【今後の対応】
◆衛生センターが満杯になったあとのことを考え、行動していく段階に入っている。
◆新たに埋め立て処分場を作る場合、今までと同じ(ゴミをそのままの状態で埋め立てする=単純埋立)方法をとると建設にかかる補助金が降りなくなる(月形町単独での事業。数億円必要)。
◆新たな埋立処分場の建設に向けて対象地域に説明を始め、時間をかけて協議を進めたい。
◆現在、南空知ゴミ処理広域協議会に参加しているほか、廃棄物処理方法に関し独自に調査研究を進めている。
 『南空知ゴミ処理広域協議会』
  ・H10年度、ゴミ焼却施設建設に向け南空知11市町村で協議開始。
  ・ゴミ処理方法の考え方の違い、地域・範囲の問題、市町村合併などにより構成自治体が減少。
   現在の参加自治体は岩見沢市、美唄市、月形町。
  ・参加自治体の減少によりランニングコストの負担増、スケールメリット減が表面化。
   建設は難しい状況であるが、今後も協議を続けていく。
    
 『廃棄物処理先進地の調査研究』
  ・白老町(高温高圧処理システム)
  ・清水町(食品残渣物(生ゴミ)中間処理システム)
  ・三笠市(生ゴミ堆肥化による地域循環システム)

【その他】質疑、議論を含む
◆今後のゴミ処理は「生ゴミ」がポイントになる
 埋立処分場の様々な問題(カラス、アライグマ、臭い、水質管理費用等)は生ゴミに由来する
◆廃棄物処理の調査研究は慎重にかつ継続的に進めて欲しい
◆新たな処分場の建設に関しては、地元地域との充分な協議のもと慎重に進めてほしい
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【私の意見・感想(1)防犯体制】

 委員会中に指摘があったように、私自身が防犯(平常時の対応)と危機管理(事件が起きた時)とを区別して考えなかったために、説明する行政側と充分な議論ができなかったことが残念でした。私自身の反省点でもあります。ただ今回の調査で、平常時の防犯体制については様々な組織が独自の活動を行い成果も上がっていると感じました。

 今回掘り下げられなかった危機管理の部分で私が不安と感じた点は、全体を統轄する組織ができていない点と、個人への対応という点です。早急な対応が求められる危機管理では、平時の組織をいかに利用できるか(切り替えられるか)、情報をいかに早急に必要としている人のもとに伝達できるかが重要です。この部分は「危機管理」をテーマに調査をすれば別の回答があったかもしれません。

 行政側はとかく「組織」を頼って情報提供や防犯・危機管理活動を行っていますが、「組織率が低下している」「住民の行動範囲が広がっている」「人口減少、高齢化率の高まり」などの現状を考えると『個人』を取り込んだ体勢づくりが急務のように感じます。月形町全体を一つの組織と捉えれば、個人対応も今までと同じです。それに携帯電話やメール機能のように個人が情報末端を持ち歩く時代になりました。
 これらを有効に利用することにより、安価で確実な情報伝達手段になると考えます。高齢者や障害者、子ども等、要支援者に直接情報は届かなくてもその周辺には必ず大人がいて、その多くが携帯電話を所持しています。今までの広報車や紙媒体より迅速に情報提供でき、その対応も早急に取れると考えます。

(以下余談)この考えに対し「個人情報の保護」という名目で行動が制限される場面が多々ありますが、本当に保護するに値する情報なのか、疑問です。札比内事件の際、私は事件発生から数時間後にラジオで情報を得ましたが、それと同じ情報が町から同じタイミングで発信されたとしても何ら問題はないでしょう。それを知ることで防犯意識、危機管理意識が高まるのは明白です。同じ町内で起きた凶悪犯罪に対し、何も手を打てないのであっては・・・。「個人情報保護」が行動しないことの理由に使われるのであれば問題だと思います。


【私の意見・感想(2)衛生センター】

 この件に関してはH20年3月の定例会で一般質問を行っているので、内容をほぼ把握できていました。新たな知見として、先進地の調査研究には興味をそそられました。

 私自身も三笠の生ゴミ堆肥化システムについては調査を行い、また今回の議員による道外行政視察では京都府南丹氏のバイオマス・ガスのプラントを見てきました。有機物処理は様々な考えの基で多様なシステムが構築されている段階で、どれが有効なのか、月形町に適しているのか、今後も調査研究を積極的に進める必要があると考えます。

 月形町では新エネルギービジョンの策定が進められていますが、今後はこの動向も関係してくると考えられます。廃棄物処理は総合的な視点で進められるべきと考えます。

2008年11月04日

平成20年度 月形町表彰式

 
本日午後、平成20年度における月形町表彰式が行われました。この表彰は月形町表彰条例に基づいたもので、今年度の受賞者は3名でした。表彰式には名誉町民と歴代の功労者の方々、町理事者と町議会議員が出席し、厳粛に行われました。

以下に受賞者の方を紹介します。

【町政功労者賞】自治貢献者
☆ 亀倉勝幸 : 月形町消防団員(名誉団長)
        (摘要)消防団員として30年以上勤務。満70歳以上

☆ 神田勝行 : 町交通安全指導員
        (摘要)交通安全指導員として30年以上勤務。満70歳以上

【貢献賞】自治貢献賞(自治貢献者)
☆ 中嶋雅義 : 月形消防団員
        (摘要)消防団員として25年以上、直近3年間の出動が5割以上


受賞者の皆さん、月形町のため、住民のため、長い間ありがとうございました。
そして、受賞おめでとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

2008年10月31日

道外行政視察から帰ってきました

先程、無事に帰ってきました。3泊4日は長いようで短く、毎日が発見と感心で充実していました。

視察先(3カ所)では、その事業の中核をなす「人」から直接お話を聞くことができ、生々しさと迫力を体感することができました。やはり「人」が鍵を握っているのですね。
また、視察先が関西方面ということで、「文化と歴史の重み」も合わせて感じてきました。

これら視察に関しては、追々報告したいと思います。
まずは、帰着の報告まで。

2008年10月27日

道外行政視察に行ってきます

明日(10月28日)〜31日までの3泊4日、町議会議員による道外行政視察に行ってきます。

今回視察に参加するのは、吉田議長、鳥潟議員、堀議員、楠議員、そして私。同行の三浦事務局長も合わせて6名になります。(残り半数の議員は、来年度に行う予定。)

視察先は
◆ 広島県三次市:第3セクター(株)君田21
◆ 広島県世羅町:世羅高原6次ネットワーク
◆ 京都府南丹市:南丹市バイオマスタウン、南丹市八木バイオエコロジーセンター

詳しくは、帰ってきてから報告します。
視察の成果を施策に生かせるよう、しっかり見て聴いて感じてきます!

2008年10月25日

北海道月形高等学校 創立60周年記念式典

北海道月形高等学校(略称:月高)の創立60周年記念式典が厳かに執り行われました。

月高は昭和23年12月13日に北海道空知農業高等学校月形分校定時制過程農業科として開校し、昭和25年には北海道月形高等学校として独立(定時制過程普通科1学級、農業科2学級)、昭和26年には通常過程が設置され、昭和28年には道立に移管しました。
その後も様々に変遷し、開校(初めての卒業生は昭和27年)から今年3月までに6,624名を輩出。在校生の中には親子で月高出身者も多く、地元に密着した高校になっています。

60年と一口に言っても長い歴史、人間で言えば還暦。地域に高校があることの重みを考えさせられたひと時でした。少子化の中、これから先も月高が存続するためには、それなりの意義と努力が必要なのだと思います。地域に高校があることの経済効果や親の経済的な面だけでなく、子供たちが青春の3年間を月高で過ごしたくなる理由・・・。

私はこの式典で初めて月高の校歌を聴きました。開校当時からの校歌だということですが、ちょっと難しく、それでいて今の時代でも新しい感じのするハイカラな印象を受けました。素敵な校歌です。
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式典のあとは記念講演会として

「宇宙へ〜ロケット開発の現場から〜」と題し、
宇宙航空研究開発機構チーフエンジニア・オフィス 岡田匡史さんのお話がありました。

ロケット発射時の音声や、H2Aロケット開発の苦労話、宇宙開発のこれからなど、興味深い映像やクイズを交えてあっという間の90分でした。その最後、岡田さんから「伝えたい大事なこと」が3つ示されました。それは

◆ どうしてだろう? と考え抜くこと
◆ 本質をとらえること
◆ 大人が希望と夢を追いかけること

高校生だけでなく私たちにも響くメッセージ、ありがとうございました。

2008年10月21日

乳幼児検診とブックスタート事業

月形町内のブックスタート事業の実際を調査するため、乳幼児検診を見学してきました。

乳幼児検診は生後4ヶ月、6ヶ月、10ヶ月、12ヶ月、1歳半、2歳、3歳が対象で、毎月保健センターを会場に、身体測定や栄養・育児相談、歯科検診、フッ素塗布等が行われています。これらの検診には保健師の他、月形町保健福祉推進員の方2名も加わり、身体測定や声かけ等をしてお手伝いされていました。

また、会場には対象児の他その兄弟が来ても楽しく過ごせるよう、玩具や本が置かれています。これらの本は町立図書館から持ち込まれたものもあり、幼児向け・お母さん向けなど様々な種類の本が用意されていました。また、この場で貸し出しができるよう図書館から担当のお姉さんも来ていましたし、読み聞かせボランティアの会「おはなし・じゃんけんぽん」の方もいらしていて、雰囲気を見ては読み聞かせを行っていました。
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月形町のブックスタート事業は、生後6ヶ月の検診時に絵本を2冊プレゼントしています。このプレゼントをきっかけに「本」に親しんでもらうのがねらいで、図書館のお姉さんから対象児の保護者の方に、この事業のあらましや図書館の利用方法などについて説明がなされていました。

本を受け取ったお母さんにお話を聞いたところ、今回が2度目(二人目)で、2歳になる上のお子さんはここでもらった本を今も大事に読んでいるとのこと。いつから本を与えたらいいのか分からなかったときに、このブックスタートで本をもらって「ああ、そろそろ本があってもいいんだなあ」と思えたそう。今も家で読み聞かせをして楽しんでいるとのことでした。

ブックスタート事業が「本」と親しむきっかけになっていて、ちょっと嬉しかったです。
将来的には恵庭市のように、「本で人育て」ができれば・・・なんて夢を描いています。
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今回短い時間の見学でしたが、「子育て環境」に関係したお話をたくさん聞くことができました。私自身の子育て体験を思い出したりしながら、以前より良くなった点、相変わらず改善されていない点、状況が変わった点など、現場で生の声を聞き自分の目で見ることで理解できたことがいくつもありました。

年間の出生数が20人弱の現状で、子どもに関連した部署(住民課、教育委員会)が今まで以上に連携し、様々な資源が有効活用できたら子育てもしやすくなるなあと感じました。
また、縦割り行政の間をつなぐ役目としてボランティアの方々が重要な役割を担っているのも分かりました。できることなら、現場をよく知っているボランティアの方々の考えやアイデアが行政に反映されるようになれば・・・。

最近はお父さんが検診の付き添いで来ることも多くなったとか。夫婦で子育て・・・時代の流れであると共に、良いことだと思います。それでもなお子育ての現場は女性がほとんど(今日集まっていた保健師さん、保健福祉推進員さん、図書館のお姉さん、読み聞かせのボランティアさん、そして私は全て女性)。この分野に関心を持つ議員も今まではいなかったのでは?

私には、女性の視点を議会に、そして行政に届ける役割があるのだなあと、改めて感じました。

2008年10月20日

第56回北海道女性議員協議会(岩見沢市内施設見学)

記念講演終了後(2日目の午後)、希望者によるオプショナルツアーとして岩見沢市内の施設見学がありました。参加したのは23名。行き先は以下の3カ所です。

1. いわみざわ公園(昼食とバラ園散策)
2. クラインガルデン(栗沢地区)
3. 岩見沢市立教育研究所(北海道教育大学岩見沢キャンパス内)

この中で興味深かったのは「岩見沢市立教育研究所」。
私は、岩見沢市が独自にこのような教育研究機関をもっていることを知りませんでした。歴史は古く、昭和25年に開設され、昨年当地に専用施設を新築し移ってきたとのことです。教員の資質向上のための研修や教材の開発、地域や大学との連携など、興味深い活動が企画・実践されていました。

このような教育研修所は全道各地の「市」にあるそうですが、各自治体の財政難で、規模縮小や廃止が増えているとか。その中で新しい建物を構え、大学との連携を図るなどの取り組みを進める岩見沢市に感心しました。また、独自に開発した学習教材をHPを通じて一般に公開していることも驚きました。

月形町では単独でこのような研究機関をもつことはできません。しかし、教育現場と地域との連携や、教員の資質向上は同様に期待し、望んでしまいます。
月形にこの研究所の機能を補完する「何か」があるのか? 工夫する必要はないのか?

小中学校の先生方が何年かで転勤し、それぞれの地域で「何か」を身につけ、資質を向上させてまた次の学校へ・・・そんなプラスの循環が自治体の枠を超えて育ってくれることを期待しています。
だとすれば、月形町も「教員の資質向上のために何ができるのか」しっかり考え、教育研究所では得られない体験や思考を提供することが必要ではないでしょうか。それが提供できたとき、この「プラスの循環」に乗り、「月形に赴任するのが楽しみだ」「月形に赴任したい」と思われる地域になって、地域も先生方も共にハッピーになれるのだと思います。

2008年10月19日

第56回北海道女性議員協議会(DIG・その2)

今回のDIG演習は、佐々木先生が普段行っているものとは若干違ったようです。DIGを使って「身の回りにある危険に気づく」というより、「DIGの手法を使った、まちづくり・人づくりの可能性」に重心を置いた講義でした。これは、私たち参加者が全て議員で、地元に帰って「防災」「まちづくり・人づくり」を企画し主体的に進める役目を担っているからなのだと思います。

佐々木先生はDIGを説明しながらも、行政と住民の様々なギャップ(行き違い)とその解消法について、お話しくださいました。
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◆これからは地域住民(住民力)を育てるソフトの時代
◆災害は誰の身にも平等に起きる。防災をテーマにすることで住民全員、地域全体が同じ土俵で考えることができる(→まちづくりに応用できる)
◆防災をハードとソフトの両面から考えなければならない。行政は今までハードに力を注いできた(建物の耐震基準、備蓄品等)

◆情報は広がりにくい。聴く側への配慮が重要。
 例)避難所では情報が次々流れてくる。聴く側は「聞き逃したくない」という心理が働き、トイレにも行くことができない。→ 案)時間を区切って情報を出す。経時的に情報を貼りだす。
◆今まで起きてないから、これからも起きないだろう(正常化の偏見)=人間の心理
 → この考えを修正するには「知識が必要」→ 自分のものにするために「訓練が必要」
◆今まで行政は「防災ハンドブック」等、配ったところで仕事を終えていた(ハード的作業)
 →(活用してこそ生きる)→ 活用の方法(やり方)を教える(ソフトの充実)

◆DIGを行うには、1班4〜5人、作業台は事務机がベスト
 (コミュニケーションがとれる人数、距離) 
◆DIG演習時の地図使用、注意が必要(著作権)
◆災害時本当に必要なものは何か?
 ・厚底の靴(サンダル)を寝室に:夜の災害に備えて。暗闇での危険と不安を除くため
 ・ダンボール箱と厚手のゴミ袋 :いろいろ使える。水も運べる。
 ・避難所(体育館)へは毛布より座布団:床からの振動・冷えは心身の疲労を増す
 ・「落ち着きなさい!」という声かけ:気づかずに気が動転している
 ・「3日分の食糧備蓄」は住民のマナー

◆DIG演習を終えて気づいたこと
【避難時】・ペットをどうする?:心の癒し←→共同生活
     ・連絡先を玄関に貼る
     ・ブレーカーは高い位置に設置されているので、高齢者には手が届かない
      (独居の高齢者に配慮。若者とのペアリングで対処)
     ・入れ歯、薬、生理用品、ベビー用品(世代によって必要なものが違う)
◆災害時要支援者になりうる人
 ・障がい者、独居の高齢者、寝たきりの人、妊婦
 ◎小さい子どもが沢山いる家庭
 ◎消防署職員・公務員等の家族(災害直後からしばらくの間不在)
 ◎昼間独居の高齢者
 ※災害時助けて欲しいか?欲しくないか? 町内会等でアンケートを取ることによって状況把握
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佐々木先生の記念講演(DIG演習)は、とても濃密な3時間でした。様々な「気づき」もありましたし「可能性」も見えてきました。地元の町内会や行政区でやってみたい!!

防災に関する知識があるのと、体験するのは雲泥の差だと思います。大がかりな避難訓練は経費も時間もかかりすぐには対応できませんが、DIGならば様々な状況設定や対象者を変えて何度もできると思いました。
『知識を補完するのが体験、それを自分のものにするのが訓練』

月形町は様々な施設が多く特殊な環境だと思います。災害時に緊急招集されるのは、刑務所・消防・役場・病院・老人福祉施設・福祉施設の職員。地域のグループホームで生活する障がい者も増えているので、その方達とのコミュニケーションも重要です。70歳以上の方が1,000人(人口の1/4)。

ざっと考えただけでも危機管理の重要性は高いのですが、実際に準備はできているのか? 疑問と不安が残りました。議員として、地域に住む者として、家庭の一員として、私にできることはたくさんあります。今回得たことを積極的に活用していきたいと思います。

2008年10月18日

第56回北海道女性議員協議会(DIG・その1)

2日目の記念講演会は、北海道教育大札幌校准教授 佐々木貴子先生による講演&ワークショップです。

佐々木先生は「防災の視点から まち育て、人育て」をしようと、DIG(ディグ:Disaster(災害)Imagination(想像)Game(ゲーム):災害図上訓練)の手法を用いて、まちの力を高める活動を積極的に展開しています。
道内各地で講演会を行い、それをきっかけにDIGによる防災に力を入れた自治体が数多く出てきました。例えば江別市・岩見沢市では消防を中心に、十勝管内や深川市では保健師さんが中心になって取り組み、「防災予防」を意識してまちづくり、人づくりがなされています。

今回の記念講演でもDIGをより理解しやすくするために、江別消防署から3名・岩見沢消防署から2名のファシリテーター(講習を受け取得した資格。DIGが滞りなく進むよう助言する役)の方々がボランティアで参加、DIG演習資材(地図、フィルム、マジック、付箋、シール、資料他)準備にもご協力いただきました。ありがとうございました。

さて、DIGの講演&ワークショップは以下のように行われました。
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【1. お誕生日ゲーム(アイスブレーキング)→ グループ分け 】

◆初対面の人達が打ち解け、その後のワークショップが円滑に進むように、コミュニケーションを取るゲーム
◆佐々木先生を先頭に(1月1日として)お誕生日順に右回りで並び、円を作る(佐々木先生が12月31日にもなる)。この時、会話はしない。身の回りのものを使ったり、ジェスチャー等で意思を伝え合う。
◆並び終わったら、最初の人から順番に自分の誕生日を言う(確認作業)
◆テーブルの数に合わせ順番に番号をかける。同じ数字の人が集まりテーブルに着く(グループ分け)
◆この一連の作業で全員声を出す機会が回ってくる。コミュニケーションしやすい雰囲気ができる。


【2. 災害シミュレーション】

◆グループ内で自己紹介
◆「あなたなら、どうする?」
 佐々木先生からの指示に従い、与えられた設定ごとに考えたことを付箋(ポストイット)にメモする。
 (1) 震度6の地震発生。直後の行動を3つ書く
 (2) 地震発生から3時間後の行動を3つ書く
 (3) 発生から12時間後、避難所に行くことになった。家を出るときにすることを3つ書く
 (4) 同じく発生から12時間後、避難所へ持っていくものを5つ書く
◆模造紙を4分割し、設問(1)〜(4)の場所を作る。各人の行動等が書かれた付箋を分類しながら貼り付けていく。同じ内容のもは重ねる、○で囲む等、グループ内で話し合いながら解りやすくまとめていく。
◆どのような考えが出てきたか発表(情報の共有。気づき)


【3. 地図上訓練】

◆地図の上にマジックで印を付けていく
 ・自宅(ピンクで塗る)
 ・避難場所(青。広場のようなところは青で囲い、建物があるところは塗りつぶす)
 ・病院(緑:一般病院は囲む。歯科は塗りつぶす)
 ・コンビニ、スーパー、食料品店(オレンジ)
 ・災害時要支援者のいる家に色別のシールを貼っていく
  (赤:妊婦、青:一人暮らしの高齢者、緑:寝たきりの人、オレンジ:障がい者・・・)
 ・交通渋滞が起きる交差点等に×印を入れる
◆自宅から避難所までのルートにマジックで線を引く(×印は通れない)
◆避難時の問題点を話し合う
 ・要支援者の介助は?

2008年10月17日

第56回北海道女性議員協議会(交流会)

総会に引き続き、交流会となりました。

交流会には岩見沢市議会 安田議長にご参加いただきました。安田議長は華やかな会場に吹き込む爽やかな風のようで新鮮でした。
また余興として岩見沢市在中のオカリナ奏者 斉藤かすみさんが、オカリナの澄みきった音色を響かせてくれました。途中、曲の解説と共に9月に演奏した「樺戸監獄物故者追悼式」の様子や月形町の歴史にも触れていただきました。思いがけないところで月形の話を聞くことができて嬉しかったです。

交流会ではどこのテーブルからも会話が絶えることなく、とても賑やかに経過しました。みな女性議員ということもあって今日の議案審議の議論の続きや、普段の議会での疑問や課題、揺れ動いている政局、これからの取り組みなど、少し耳を澄ますとあちらこちらから堅い話が聞こえてきます。みな真面目で真剣に議員の仕事に打ち込んでいる様子がこんな場面からも感じることができました。

さて、最後は「お楽しみ抽選会」。役員がそれぞれの自治体から持ち寄った特産物を景品に、各自治体のPRも兼ねて楽しく行いました。各自治体からの提供された特産品は以下の通り。それぞれの特徴が良くでていて、当たった人も大満足!

◆岩見沢市:キジラーメン(岩見沢名産キジ肉を使用。障害者支援施設「岩見沢清丘園」製造)
◆江別市 :寒干ラーメン(江別で取れた小麦を使い、江別で製粉、製麺したもの)
◆三笠市 :梅干し   (三笠市内にある道内最大の梅園「邦梅園」の梅を漬けたもの)
◆滝川市 :菜の花ドレッシング(滝川市名産のナタネ油を使ったドレッシング)
◆美唄市 :お菓子の詰め合わせ(美唄は菓子どころ)
◆長沼町 :トマトジュース&ミックスジュースの詰め合わせ
            (ミックスジュースはトマト・ニンジン・リンゴ入り)
◆南幌町 :キムチラーメン(特産のキャベツキムチから展開されたラーメン)
      瓶詰めセット(南幌特産の三升漬、南蛮みそ、ブルーベリージャムの詰め合わせ)
      ※キャベツキムチ(交流会の席でいただきました。辛くて甘くて美味しかった〜!)
◆栗山町 :手作りクッキー(農家のお母さん手作りの野菜入りサックリクッキー)
      きびだんご (味は3種類。プレーン、メロン、ミルク)
◆月形町 :トマトジュース(月形産桃太郎を使った自慢のトマトジュース)
      トマトゼリー (新作。凍らせてシャーベット状でなおさらGood!!)
      

第56回北海道女性議員協議会(総会)

いよいよ始まりました。8ヶ月に渡って準備したものの本番です。
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第56回北海道女性議員協議会は10月16日、17日の2日間、岩見沢市のホテル サンプラザで行われました。
大会のテーマは『女性の視点で変えよう まちづくり』
       〜つながりを深めるまち育て、人育て〜

この協議会は道内の道市町村女性議員(総数228名)が対象で、
1)超党派的立場で諸活動を推進し、女性議員の資質の向上を図る
2)各自治体ひいては北海道の発展に寄与すること
を目的に設立されました。

第1回大会は昭和27年札幌市で行われましたが、その時の女性議員は全道で7名だったそうです。今回は対象女性議員のうちの約3割、62名が参加しました。

大会の日程は以下の4部で構成されています。
第1日目 ・総会(議案審議)
     ・交流会
第2日目 ・記念講演会(DIG演習)
     ・オプショナルツアー(岩見沢市内施設見学)
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まずは総会の議案審議からです。

この議案は事前に参加者(提案者)から提出されたもので、総会の席で審議され、可決されれば国や道の関係各機関に提出することになっています。なお、可決には総会参加者全員が一致し賛成しなければなりません。参加者は超党派であり、道議から村議まで立場も環境も異なる女性議員なので、活発な議論が展開し時間も忘れるほど白熱したのは言うまでもありません。

今回は6本の議案が提出されましたが、審議の結果、以下の4本が可決されました。
1. 介護保険制度の改善を求める要望
2. 支庁制度再編の条例を撤回する要望
3. 原油高騰から住民のくらし・地域経済をまもる要望
4. 脳脊髄液減少症に関する要望
これらは役員会で形式を整え、それぞれ関係各機関に提出することになっています。

※ 昨年度の可決議案は、2008.3.27に昨年度の役員(旭川議員団)によって関係機関に提出されました。
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初参加だった昨年は審議中の議論や展開に圧倒され、何がなんだか分からないうちに終わってしまったという感じでした。しかし1年たった今回は、議事の進行にも慣れ、議案に対する事前準備もそれなりにできていたので、議論の展開を理解しながら参加することができました。

今回は役員として総会の司会を担当したり協議会の運営に携わったりと、一般参加者とは別の角度から協議会を見渡すことができました。昨年の圧倒された感じとは明らかに違い、「自分たちで作り上げた自分たちの協議会」という地に足のついた感覚を得ることができ、この経験が私の血となり肉となるのを実感しました。

今回の役員は3人の常任役員(会長:平出陽子道議、副会長:高本みさ子根室市議、荻野節子浦河町議)の他、開催地の岩見沢市から副会長:山田由利美市議、理事:酒井和子市議を中心に、江別市議会から3名(鈴木真由美市議、高橋典子市議、吉本和子市議)、砂川市議会から2名(中江清美市議、吉浦やす子市議)、滝川市議会から2名(大谷くみ子市議、窪之内美知代市議)、美唄市議会から吉岡文子市議、三笠市議会から岩崎龍子市議、栗山町議会から重山雅世町議、長沼町議会から吉本テツ子町議、南幌町議会から熊木恵子町議、奈井江町議会から笹木利津子町議、浦臼町議会から折坂美鈴町議、そして月形町議会から私、宮下裕美子が参加し、総勢20名(15議会)となりました。

2008年10月13日

平成20年度 町民歩け歩け大会

雲一つなく爽やかで、本当に秋らしい気持ちの良い今日、体育の日の午前中、町民歩け歩け大会(月形町体育協会主催)が開催されました。天候の良さも手伝って参加者は約120人(例年の3割増)。高齢の方から子供たち、グループホームで暮らす障がい者の方たちなど老若男女が参加、「誰もが参加できる体育のイベント」として大成功だと思いました。

さて、この「町民歩け歩け大会」を少し紹介します。
歩くコースは皆楽公園の排水機場を出発点に、市街地を通って円山公園をぐるっと回ってまた排水機場に戻るもので、約6kmと約9kmの2コースが用意され、参加者の希望で選択できます。この大会にユニフォーム姿で参加した月中野球部の子供たちは、トレーニングの一環で強制的に9kmコースへ。「大変だ〜」と言いながらもとても楽しそうでした。

コースの途中には15のチェックポイントが設定され、それぞれにクイズが用意されています。その答えを集めるのも大事なルール。オリエンテーリングの要領です。

そしてゴール地点では「豚汁とおにぎり」が参加者に振る舞われます。
みんなそれを楽しみに(?!)さあ、ガンバレ〜〜!!

2008年10月10日

第56回北海道女性議員協議会の第7回実行委員会

前回(第6回実行委員会:9月25日)は所用があり参加できなかったのですが、前回は、参加者のいる議会事務局宛に総会議案(6件)とオプショナルツアー(2日目の午後:岩見沢市内施設見学)の案内を送付する作業を行いました。今日現在の参加申し込みは約70名。

今回は本大会(総会とDIG)前の最終打ち合わせです。

まず、大会2日目DIG(災害図上訓練:Disaster(災害) Imagination(創造力) Game(ゲーム)のお手伝いをお願いしている岩見沢消防署の本間さんと杉本さんから、DIGの概要と当日の進め方について説明がありました。本間さんと杉本さんは講師の佐々木先生の元で研修を積まれ、DIGファシリテーターの資格を持ち活動されている方です。
本間さんから「DIGの本質は【気づきと学び】です。DIGに正解も間違いもありません。ゲームを楽しみながら、普段意識しなかったことを一つでも気づくことができれば成功です。」というお話しがありました。
当日はお二人の他に江別消防署からもファシリテーター3人が加わることになっています。5人のファシリテーターのご協力で、私たち実行委員も一人の参加者としてDIGに集中することができます。益々楽しみになってきました。

次に実行委員全員で当日の流れと担当、配置などを確認。私は総会の司会を担当します。

あとは当日配布する資料等の袋詰めです。その中には実行委員各人が持ち寄った地元の観光パンフレットも入れることになっていて、私も月形町と樺戸博物館の観光パンフレットを役場からいただいてきました。全道から女性議員が集まる大会なので、月形町をしっかりPRしたいと思います。

大会まであと1週間を切りました。ワクワクにちょっとドキドキが混じり始めました。

2008年10月08日

月形町子育て講演会「子どもの笑顔を消さないで」

今日は午後から、平成20年度月形町子育て講演会が多目的研修センターで開催されました。
演題は「子どもの笑顔を消さないで」 〜子どもの思いを受け止めて豊かな子育てを〜
講師は、札幌もみじ台南保育園園長の三浦由美子先生です。

ご存じの方も多いと思いますが、三浦先生は月形町花の里保育園の初代(H11〜13)の園長で、花の里保育園の開設にご尽力いただきました。ちょうど同じ時期、私の子供たちも保育園に通っていたので親子ともども大変お世話になったのはもちろんのこと、開設当初、保育や運営など様々な場面で三浦先生と議論しあったことが懐かしく思い起こされました。今の私がこうしてあるのも、先生とのかかわりが影響していると言えなくもありません。

さて講演会は約20名の参加者があり、赤ちゃんを抱いたお母さんから小学生を持つお母さんまで、現役子育て世代がほとんどでした。手振りを交え情熱的に語る姿は、花の里保育園園長時代と全く変わらずパワフルで、聞き手を先生の世界にぐいぐいと引き込み、あっという間に90分が経過していました。

以下に心に残ったいくつかの言葉を記します。
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◆だだこねの時間が長い子ども、切り替えのできない子どもは、保護者が善悪の判断基準を雑に教えてきたため。言葉を覚えたての頃(1歳半)から丁寧にキチンと教える必要がある。
◆自我が目覚め、それが自我肥大を起こすとワガママになる。2〜3歳の頃にその境が現れる。
◆子どもは「切り離された」「突き放された」と大人の何倍も強く感じる。
◆見通しのある言葉かけが重要(例)ルールが守れるんだったら戻ってきてね。

◆むやみやたらに誉める教育の弊害
 ・ちょっと叱られただけで大きなショックを受ける
 ・人としての器ができない
 ・失敗を乗り越える力がつかない
 ・子どもの「体験する機会」を奪う
◆厳しすぎる子育ての弊害
 ・本当のことが言えない→ウソをつく(自己防衛のため)
 ・本当のことを言ったら認めてもらえるという経験を積ませる
 ・本当のことを言うのは勇気がいる。勇気を認める
 ・本当のことが言えるよう、導きの言葉が必要
 
◆躾とは、人が見ていないときでもできる力
◆子どもは育てたように育つ 
◆母親が「子どもの気持ちをわかりたい」という気持ちになるだけで、子どもの気持ちに近づける
◆「抱きしめる」「突き放す」「見守る」この3つをタイミング良くできれば、子育ては上手くいく
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講演会終了後、花の里保育園時代の教え子(現在中学生)が数名、先生に会いに駆けつけていました。三浦先生の保育も子育て教育も、月形の地にしっかり根付いています。3年間と短い期間ではありましたが、三浦先生の情熱に触れることができた私は(月形は)幸せだなあと思います。またいつか機会がありましたら、お話を聞かせてください。

2008年10月05日

第15回 友朋祭

yuuhousai.jpg穏やかな秋の陽のもと、町内にある障がい者福祉施設「札親会 つきがた友朋の丘」のお祭りが開催されました。お祭りは連年同様バンド演奏(月形ベンチャーズ)やヨサコイ踊り(月形おらおら組)、腕相撲や抽選会など多くの人でにぎわい、その様子が時折秋風に乗って市街地まで届けられて、町中和やかな1日になりました。

この友朋祭には出店もたくさん出ていました。
・友朋の丘厨房関係の唐揚げ、おにぎり、焼きそば、漬け物、クレープ、かき氷・・・
・地元町内会の型抜き・ヨーヨー
・親和会(役場職員親睦会)の椎茸バター焼き、とうきび焼き(椎茸・とうきびは友朋の丘産)
・月形ライオンズクラブのくじ
・民生委員の飲み物コーナー
・各障がい者施設の物産品(パン、ケーキ、石けん・・・)
・月形そば打たん会のそば
・町内焼き鳥店の焼き鳥
・フリーマーケット       等々

「友朋祭」と銘打っていますが、今ではすっかり月形町民のお祭りになっています。

町内で開催される催しでは、それぞれ主催者・出店者・参加者がグルグルと入れ替わり、みんなそれぞれの役割で楽しんでいます。主役になるときもあれば脇役にも、縁の下の力持ちにも・・・こういう経験が積み重なって月形町の地域力が高まっているんだなあ。ほのぼのとした一日でした。
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余談ですが、毎回イベントの度に美味しいおそばを食べさせてくれる「月形そば打たん会」の方に石臼を見せていただきました。

石臼は2つの石が金属製の心棒で接続されたもので、石と石がこすれる側にはすり鉢のような溝が切ってあります。上の石には穴が空いていて、そこにソバの実を落とし回転させると、石と石の間の溝ですりつぶされ、粉と殻になって石と石の隙間から外側に押し出されてきます。だいたい10粒落として3回転させると良い粉がひけるとか、手間と時間のかかる作業です。

この石臼で引いた粉で打ったソバもあるそうですが、多くのお客さんを満足させるため普段は機会引きの粉を使っているとのこと、ごもっともです。そばの石臼引きは、お祭り等の会場で体験できます。

月形そば打たん会の皆さん、いつも美味しいおそば、ご馳走様です。

2008年10月04日

みんなの日赤奉仕団2008 in つきがた

本日、町内多目的研修センターにおいて表題の集会が開催され、私も参加させていただきました。

この集会は日赤奉仕団の理念と活動の普及、各地区(自治体単位)団員の親睦と交流を目的に、空知管内の町村(15町)が持ち回りで行っているもので、13回目の今年は月形町が開催地となりました。参加者は各地区から団員が約280名、月形町内の一般参加者を含めると約350名となり、大規模で盛大なものでした。

集会では、落語家・柳亭久楽氏とフリーアナウンサー・長谷川宏和氏による講演「笑いと癒しで健康に」の他、非常食実演、赤飯の炊き出し、バザー、アトラクション(月形町内有志による舞踊とフラダンス)、抽選会(南空知各町の特産品)と盛りだくさんで、あっという間の4時間でした。

今回私が特に気になった催しを紹介します。
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【非常食の実演】

月形町から提供された「災害時非常食用アルファ米」を、実際に目の前で封を切るところから見せてくれました。
・袋の中には「お米」の他に「スプーン」「脱酸素剤」「調味料(種類による)」などが入っている
・袋の内側には線が書かれていてそこまでお湯や水を入れる
・袋の口を閉じるときは空気を抜かずに(お米が戻ると膨れるため)
・食べられるまでの時間:お湯は約30分、水は約1時間(袋に表示されている)

3種類(きのこごはん:湯戻し、五目ごはん:湯、山菜おこわ:水)のアルファ米が提供され試食してみると、意外にも水で戻したものがにふっくらとみずみずしくておいしかったです。非常時は火を使うことも難しいので、水でこれほお美味しご飯が食べられるのであれば準備しておくのもいいかなあと思いました。
ちなみにこのアルファ米はスポーツ洋品店(登山用品)や薬局(非常食)等で1袋(大人1食分)400円程度で販売しているそうです。


【アトラクション】

この集会が団員相互の交流と親睦を兼ねていることもあり、とても素敵なアトラクションが用意されていました。月形町日赤奉仕団員を含む有志の方が、おもてなしの心で舞台に上がりました。

まず舞踊。お二人が演技されましたが、そのうちの一人は私と同じ町内に住むSさん。80歳を迎えているとは思えない凛とした舞踊、普段からシャキッとして町内会活動を支えてくださっているのですが、今日はまた別の一面を見せていただきました。

その後はフラダンス。今年サークルを結成し積極的に活動されています。私は初めて拝見したのですが、若々しい素敵な衣装を見にまとい、にこやかな笑顔でフラを踊る姿はとても楽しそうで、会場からうっとりとした視線が注がれていました。舞台に上がっている方々のほとんどが顔見知りの上、さっきまで奉仕団の活動をされていた方々も加わっていたので、これまた普段とは別の一面を垣間見ることができました。
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今回お集まりいただいた方のほとんどが女性でした。たった数時間の集会でしたが、女性のパワーと組織力、奉仕の心を感じ、この女性の力が「地域・まち・家庭」を支えているのだなあと改めて認識しました。

空知は女性議員の少ないところです。男性の仕事・女性の仕事と分けて考える方が多いのかもしれません。今まで男性の仕事と思われた議会(議員)ですが、私が見たものは「議会=生活」でした。生活に関しては男も女もありません。今まで認識が薄かった「女性の視点」が可能性を持っています。日赤奉仕団の活動などで培われた女性の力を、今まで認識の薄かった「議会」という場に広げて、共に「まちづくり」をする人が現れないかと期待しながら帰路につきました。

2008年09月24日

地域振興に関する意見交換会

今日は午後から岩見沢の空知支庁にて表題の意見交換会が開かれました。これは道が現在検討中の地域振興施策[地域振興に関する条例・政策展開方針・過疎対策]において、市町村(職員・議員)や地域住民の意見や提案を活かす目的で、全道各支庁で順次開催されているものです。

会場には空知支庁各市町村から職員や議員(と思われる人達)が数十名、月形からは私と役場職員1名が参加しました。それぞれのテーマごとに担当の道職員から説明、その後会場から質疑や意見があり、私も2点意見と要望を述べさせていただきました。

◆政策展開方針・地域重点プロジェクト・単独プロジェクト(そらちファンづくり)において、今まで行われてきた各市町村や各JAの単独の取り組みと、このプロジェクトの整合性は? 北海道ブランドがある今、あえて「そらちブランド」は必要なのか?
◆過疎対策において、「デジタル・ディバイドの是正」は積極的に進めて欲しい

会場からは
◆人口を集約するのではなく、分散する方向は考えられないか
(日本は東京に一極集中、北海道は札幌に、各市町村は中心市街地に・・・)
◆北海道を6つの連携地域にするということは、道と各自治体とのきめ細やかな対応に矛盾するのではないか
◆「農山漁村は社会資本である」という考え方を導入できないか
◆支庁再編で振興局と総合振興局ができるが、地域から危機感を持たれない対策を講じて欲しい
◆地方分権は権限だけでなく財源の譲渡も
◆旧産炭地、農村は疲弊している。
などを含め、積極的な意見交換がなされました。
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意見交換会に参加して感じたことは、参加者は皆「住民にとってよりよりマチ」を作るために頑張っているということ。ただ、それぞれの立場で見えているものが異なるために、重要と思うところがかなり食い違っていて、結果として議論がかみ合っていないように思います。

本来はもっと時間をかけて築き上げていくべきことがそれぞれの事情でできない現実・・・
ならばどうするればいいのか?

今回のような意見交換会の場を最大限利用すること(議論の争点を絞る。積極的な発言。対等という意識)と、お互いの言葉の先にある現実を「思いやる」気持ちと経験が必要だと思いました。

2008年09月21日

第16回雪の聖母園祭

今日は町内の福祉施設「雪の聖母園」でお祭りがありました。年々参加者が増え、今年は延べ500人くらいが集まったようです。

雪の聖母園内で生活している人は60名、グループホームや公営住宅など月形町内で生活している人が43名いらっしゃるそうです。そういえば町内で見かける方がチラホラ。顔を見かける機会が多くなった分、雪の聖母園の存在も、障害を持った方のことも身近に感じられるようになりました。

お祭りは音楽あり、太鼓あり、踊りあり、終日賑やかで楽しい雰囲気でした。それに音楽に合わせ楽しそうに踊る園生の姿が印象的で、気持ちを解放させ自由に自分を表現できる姿をうらやましくも思いました。

このお祭りに際し、月形町内からは以下のグループが協力、参加していました。
◆月形ベンチャーズ・・・オープニングのバンド演奏、ノリノリの音楽で会場に活気が出てきました
◆月形小学校ブラスアンサンブル・・・子供たちの演奏に多くの人が集まってきました
◆おらおら組・・・よさこい踊りは迫力満点。メンバーは子供から大人まで、勇壮な踊りは圧巻
◆新鮮組・・・新鮮野菜を生産・直売する農家グループ。色々な種類の野菜が並びました
◆月形ライオンズクラブ・・・雪の聖母園の園生が作った野菜の販売をお手伝い
◆中和地区婦人部・・・地元のお姉さん(お母さん)達が出店でソフトクリームなどを販売
◆月形そば打たん会・・・手打ちそばのグループ。そば打ちを実演。打ち立てのそばに行列!
◆焼き鳥ボーイ・・・月形町内の焼鳥屋さん
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園長、町長とも挨拶で「ノーマライゼーションを、月形から世界に向かって発信しましょう」と言っていましたが、それが大げさでなく自然にできそうに感じるのが不思議です。過去には聖母園の中で生活していた園生がグループホームへ移って生活を始め、地域と接しながら少しずつ自立していっている現実があるからこそそう思うのでしょう。
なにごとも挑戦と行動。これから益々馴染んでくることでしょう。

色んな人がいて、色んな生活がある。そんな多様性のある月形町が大好きです。

2008年09月12日

札比内神社のお祭り(カラオケ大会の歌手)

今日は町内札比内神社の例大祭、そして夜は奉納カラオケ大会です。昨年は応援だった私も、今年は歌手として参加することになり、先輩議員とデュエットしました。

曲はオリンピックにちなんで「虹と雪のバラード」。
「季節はずれ」と言われようが「古い」と言われようが気にせず、衣装だけはキチンとしてみました。先輩議員は野球のユニフォーム(星野ジャパンのイメージで)、私はソフトボールのユニフォームもどき(女子ソフト上野投手のイメージで)。もちろん金メダルは言うまでもなく、日の丸のシールも貼って。写真を撮るのをすっかり忘れてしまいましたが、結構きまっていた(かな?)。

もともと地域のお祭りなので、小学校のPTAやヨサコイ踊り、この地区出身で歌謡大会を総なめにしたという女性、関係する業者、役場の地域担当者、議会や行政三役など、沢山の方々が出演し、長時間に渡って賑やかに華やかにカラオケ大会は進みました。

神社の境内のあちらこちらで、お酒を飲んだりつまみを食べながら、お嫁に行った娘さんやお孫さん、都会から帰省した同級生などと楽しそうに話をしている沢山の人影が印象的でした。

毎年9月12日がお祭りの日と決まっているから、守っているから、こんな素敵な時間がこの場所にやってくるんだなあと、しみじみと感じました。

2008年09月11日

平成19年度月形町歳入歳出決算特別委員会

月形町には以下の6つの事業会計があります。

◎一般会計          :月形町のお財布
◎国民健康保健事業特別会計  :国民健康保険(国保)のお財布
◎老人保健事業特別会計    :75歳以上の方を対象にした健康保険のお財布
                (あと数年で後期高齢者医療制度に全て移行される)
◎介護保健事業特別会計    :介護保険のお財布
◎農業集落排水事業特別会計  :下水処理に関するお財布
◎町立病院事業会計      :町立病院のお財布

各事業ごとの平成19年度の決算について、特別委員会で審議し承認しました。(9月10〜11日)

特に注目すべき点について以下に記します。
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【一般会計】
◆ 歳入総額 33億1893万8495円
◆ 歳出総額 32億9055万8331円+翌年へ繰り越すべき財源 11万5000円 
◆ 2826万5164円の黒字決算
  ・H18年度からの『月形町行財政改革プラン』による取り組み
   (町税等の伸び、繰越金の増加、歳出の抑制) 
◆ 財政調整基金、減債基金を取り崩さずに済んだ
◆ 地方交付税は、1億2901万5000円の減(H18年度と比較)
  ・国の削減方針(交付税算定基礎の減額改正、ほか)
◆ 経常収支比率 90.4%(H18年度比較 3.5%増)
  ・交付税の減少が大きな要因
  ・警戒ライン85%を上回っている(道内の多くの自治体が同様)
   → 今後も経費節減に努めることで、更なる悪化は回避できるであろう
◆ 公債費比率 13%(H18年度と同率)
  ・警戒ライン10%を上回っている
   → 今後も計画的な償還により上昇することはないであろう
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【財政健全化判断比率】

財政健全化法により今年度(平成19年度決算)から公表が義務づけられた4つの指標と数値

            平成19年度暫定値    早期健全化基準 財政再生基準 
1)実質赤字比率  : ー(実質赤字がないため): 15.0%   : 20.0%
2)連結実質赤字比率: ー(実質赤字がないため): 20.0%   : 40.0%
3)実質公債費比率 : 11.5%         : 25.0%   : 35.0%
4)将来負担比率  : ー(実質的な将来負担額がない):350.0% : /

これらの数値から、月形町の財政は良好である
(月形町監査委員の平成19年度財政健全化審査意見書から)

※用語説明
・実質赤字比率  :普通会計(地方財政統計上の会計)の赤字状況を示す
・連結実質赤字比率:一般会計に国保や病院などの公営事業会計を加えた赤字額の割合
          (自治体財政の「真の体力」を測る新しい基準)
・実質公債費比率 :自治体の収入に対する借金返済額の割合
・将来負担比率  :自治体の財政規模に対する将来負担すべき借金の割合を測る指標
          (地方債残高や第3セクターへの損失補償額なども含まれる)
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月形町の財政規模は約33億円と年々縮小してきているが、様々な数値が示すように現在の月形町の財政は良好であり、健全化の努力は素晴らしいと思う。
また【財政健全化判断比率】は、夕張の問題を機に新しく設けられた指標(一般会計だけでなく他の事業も含めた全体の赤字について示したもの)で他の市町村とも比較できる。今後新聞等で発表された場合比べてみて欲しい。

財政は良好であるとは言え、カツカツ、ギリギリの状態は変わらない。様々なことを削って勝ち得た黒字である。
そのため、事業の細部に歪みは起きていないか? 本来はシステムで解決すべきものを熱意や努力といった人為的で不安定なものに頼り解決していないか? 将来を見据え積むべき研鑽を怠っていないか? 

議員として、『お金』だけに着目するのではなく、立体的、時空的に全体を見極めてチェックしていきたいと思う。

2008年09月09日

平成20年度第3回定例会(一般質問)

本日、一般質問を行いました。今回一般質問を行ったのは、私と宮元議員(教育現場の現状〜国旗・国歌の取扱い)で、ともに教育長に対してです。

私の一般質問と答弁の要旨を以下に記します。
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平成20年度第3回定例会 一般質問 (宮下裕美子 → 教育長)

1. 学校給食の運営方針について

【質問】学校給食は、学校給食法の改正により「栄養改善」から「食育(食や文化の大切さ、栄養バランスなどを学ぶこと)」に主要目的が転換した。月形町においては以前から「食育」や「地産地消」に熱心に取り組んでいる印象であるが、設置者として、現在の学校給食の運営方針はどのようになっているのか。

【答弁】月形町のの学校給食運営方針は「安心・安全」「地産地消」である。安心・安全面では食中毒を起こさないよう衛生管理を徹底し、食材も吟味している(問題の起きたマッシュルームや餃子などは使用していない)。また地産地消に関しては、宮下議員の認識のとおり。


【再質問】設置者と保護者とで同じ認識のもと学校給食が運営されていることに安心した。
一方、今年度に入り食材や燃料などあらゆる物が高騰している。今後の学校給食の運営に際し、「安心・安全」「充分な食育」を堅持しようとすればある程度の費用がかかるのは必須。運営方針と給食費のバランスについて、具体的な運営基準はどのようになっているのか。

【再答弁】月形町では食材費分を給食費として保護者に負担してもらっている。現実に物価は高騰しているが、保護者から預かっている大切な給食費はメニューやコストを意識し工夫しながら有効に使っている。しかし、カロリーや栄養が基準を満たせない場合は値上げせざるを得ない。この事については学校給食運営委員会で検討中である。


【再々質問】今の答弁ではカロリーや栄養など給食の栄養改善面のみに着目した運営のように取れる。食育が主要目的であるならば、メニューの数や質を落とさず、行事食なども取り入れた中で運営していく必要があるのではないか。また、そのために給食費が大幅に値上げされるのであれば、町の施策として(子供に対する施策が少ない現実を考慮して)給食費の保護者負担割合の見直しは考えられないのであろうか。

【再々答弁】施策に関しては私の答える範ちゅうにない。
給食の目的には「明るい学校生活のため」というのも含まれる。少ない金額でも工夫をして夢のある給食を目指したい。なお倫理的なことからも、食材費=給食費という方針は続けていきたい。今のところ概算で1食10〜20円の値上げとなるであろう。今後給食費を値上げする際は、その理由と給食の内容を保護者にキチンと説明していきたい。
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2. 栄養教諭の業務について

【質問】栄養教諭とは、学校における「食育」の推進を目的に、H17年にできた制度である。月形町では今年4月から月形小に配置された。今年度の教育執行方針の中にも「各学校の『食』に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につけさせることに取り組む」とうたわれている。この事から「食育」への取り組みがより一層強化されるものと思っていたが、現実にはそうはなっていないようだ。
 月形町における栄養教諭の配置目的と業務内容はどのようになっているのか。

【答弁】栄養教諭の配置制度で食育の強化ができると考え、当初良い制度だと思った。しかし実態は「給食センターの栄養師」と「食育を指導する専門教員」の一人二役をこなさなければならない、問題のある制度である。今年は初年度で試行錯誤中であるが、栄養教諭本人の努力と熱意で今まで通りの食育や出前授業も行っていく計画である。


【再質問】では、今年度の教育執行方針を実現させるために、今後どのように取り組むのか。

【再答弁】制度がある以上、形は変えられない。しかし栄養師が栄養教諭になったのであるから、食育の部分の量は同じでも質が向上するであろう。


【再々質問】栄養教諭本人の努力だけでなく、行政や学校側からのサポートはないのか。

【再々答弁】色々な場で「栄養教諭の一人二役制度」から「独立して食育に専念できるような配置」になるよう要望していきたい。また、各学校の校長や先生方にもご理解いただき、応援してもらいたいと考えている。
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今回の一般質問では、教育長から明快な答弁をいただくことができ、質問した側としても満足のいくものでした。

学校給食は教育における一部分ではありますが、全ての子供がかかわり、またその保護者も関係します。私は学校給食をただ単なる『食育』や『栄養』という面だけで捉えるのではなく、行政・保護者・子供・学校をそれぞれ繋ぐ糊のような存在であると考えています。今の教育現場の問題点を『学校給食』という切り口から見直し、新たに発展させていくために、これからも注目していきたいと思います。

平成20年度第3回定例会(日程)

本日から以下の日程で、月形町議会9月定例会が始まりました。

9月9日(火)定例会開会、一般質問、北海道後期高齢者医療広域連合議会議員選挙、
            平成20年度補正予算、各種条例改正、他
 10日(水)平成19年度月形町歳入歳出決算特別委員会
 11日(木) 〃
 12日(木)定例会(発議、意見案、会議案など)閉会予定

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2008年09月07日

北海道自治体学会フォーラム in えにわ(感想)

今回のフォーラムでは、実践例を中心にその問題点と解決策や理論的裏付け等のお話を聞くことができ、普段の行動を一歩進める勇気をもらった気がします。迷いが晴れた分、思い切って、自信を持って、今までのやり方を推し進められます。

それから一つ気付いたことがあります。月形町の議会や行政はまんざらでもないということです。

今回、知事や市長や市議会議員のお話を聞いたわけですが、そこで問題になっていることの多くは月形町ではクリアされています。
人口が少ないため(4,000人)多くの人が何かしらの「役」を持って行政や地域に関わっているということ、地縁・血縁がしっかりと残っているために情報網や監視能力が発達しているということ、過疎・高齢率の高さ・低所得等から協力し合わなければ成り立たない厳しい場面があるということなどから、議員と町民と行政との間に「顔の見える関係」が成立しています。そのために慣習や直感で多くのことが良い方向に解決できていると考えます。

もちろん、月形にも問題点はあります。ただその質が都市部とは違うということを再認識しました。
地方自治であるならば、それぞれの問題をそれぞれの解決策を持って対処していかなければなりません。国や道に期待したり、都市部ばかりを見て参考にするのではなく、自分の町の良いところを充分に認識しながら、独自の取り組みで解決すべきと強く思いました。
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私は議員になって2年目ですが、議員になる前に議会や行政に抱いていた疑問や不満は随分薄れてきました。それは今まで見えていなかったものが見えてきたからだと思います。月形町議会は思いのほか自由(会派はなく、提案・議論・採決も個人に任される)で柔軟であり、問題解決能力を持っていました。行政もしかり。

しかし、これらは議員になってから見えてきたこと。つまり町民には知らされない場面で行われていたということです。活発な議論は非公開の議員協議会が中心、行政からの情報発信もニーズに合っているとは言えません。
知れば、知らせることができれば、議会も行政も信頼を得ることができると確信しました。

そのためには「透明性」です。何も隠すことはないし、今までやって来ていることは充分「透明」に耐えられます。

そこで私の役割は「自分の活動や考えを積極的に公開していくこと」。
私は常に「開拓者」なのです。

北海道自治体学会フォーラム in えにわ(報告・2)

トークセッション 片山善博氏&中島興世氏  司会:片山健也氏(ニセコ町職員)

◆後期高齢者医療制度
・国会議員がキチンと議論しないまま通してしまった(→ 問題発見の遅れ)
・国保救済が主目的だったのに・・・
・現行の健康保険は(職業別)縦割り → 地域ごとに一つにまとめてみては

◆議会
・議会は政策をめぐるセリ(政策闘争)。スムースに通すことが目的ではない。
・(首長も職員も)普段キチンと仕事をしていればだいたいの答弁ができるはず
・議会が成熟すれば、数字を聞くような細かい話は出なくなる(答弁調整しなくても大丈夫)
・地方議会は試行錯誤するところ
  対極:矢祭町(議員日当制)←→ 三重県(通年議会)
・答弁調整しない = 判断を議会にゆだねる → 結論がわからなくなる → 状況対応型に変化
・答弁調整しない = 判断すべき人(議会)に判断をゆだねる → 首長、職員は楽になる

◆市町村合併
・更なる合併の強要はあり得ない
・それぞれの自治体の考えで進む方向が決まる

◆地方分権
・地方分権には2つの方向性がある
  団体自治(自治体と国の関係)・・・今まで力を入れてきた
  住民自治(自治体と住民の関係)・・ここがなければ住民の関心は呼べない
・住民自治を進めると議会の決定力が増す→議会の質が問われる=議会改革の必要性
・大きな起債をするときには住民投票をしてみては
  (住民=主権者に聞く、住民投票の制度化)
・道・国に「気兼ね」「遠慮」「恐れ」があっては自立できない
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第3分科会『自治体議会のこれからの役割
              〜市民に開かれた議会へ〜』
 コーディネーター:森  啓氏
          (北海学園大学法科大学院客員教授)
 パネリスト   :中尾 修氏(栗山町議会事務局長)
         :林かづき氏(江別市議会議員)
         :田中芳憲氏(恵庭市議会議員)

◆議会改革
・議員数を減らすことと議会改革は直接関係ない。民意の把握こそが重要。
・なぜ「議員定数を減らせ」という流れになるのか? → 議員の仕事が見えないから
・議会改革 = 住民との回路を沢山持つこと。住民との向き合い方。
・質問に答える側になること(議会報告会などの場面)で、議員もまた成長する

◆会派のメリット、デメリット
・会派による縛り ←→ 個人の考え・自由な評決

◆自治法は壁か
・法の解釈権

◆情報の提供方法
・インエターネットの利用、ビデオ中継
・議会の夜間・休日開催

2008年09月06日

北海道自治体学会フォーラム in えにわ(報告・1)

今日は表題のフォーラムに参加し、様々な情報を吸収・発想を充電・新たな繋がりを得て、議員として向かうべき光(方向性)を見いだしてきました。これ程までの充実感を味わったのは久しぶりです。講演をしてくださった先生方、スタッフの方々、参加した皆さん、そして私に参加する時間を与えてくれた家族に感謝です。

以下に、フォーラムの内容(私の受け取ったエッセンス)を記します。感想と「議員として向かうべき光」については別の項で。
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北海道自治体学会フォーラム in えにわ 
 テーマ『ひとが動く、まちが変わる』  会場:北海道文教大学

◎特別講演『逆境が育む まちづくり戦略』
               恵庭市長 中島興世氏

◆地盤・看板・鞄(=組織力)←→ 政策・志
・組織力を持たない者が選挙に勝つためには、政策と志
・政策を力に替えるには、市民にとってわかりやすいモノにする
 1) 感動、共感を呼ぶ表現(→ 絵本仕立てのマニフェスト)
 2) 政策のポイントを絞る(= 商品の差別化)

◆歴史に残る仕事とは
・大きな障害、反対を乗り越えて始めて歴史に残る
・抵抗や障害は良い仕事をするための必要条件

◆自治体の役割とは
・政策をつくり、実施していくこと
・住んでいる人(= 地域に根ざした人 = 女性や子供)のためになる政策
・政策の実現には、市民一人ひとりの問題解決能力と、市民との信頼と共感のアプローチが必要

◆本を介在した教育
・ブックスタート事業、読み聞かせ
・図書館司書の充実
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◎基調講演『自治体の日常から真の地方自治を考える』
    慶應義塾大学大学院法学研究科教授(前鳥取県知事) 片山善博氏

◆自治体改革にあたって
・改革というが、今ある「しくみ」を充分に活用しているのか?
・日常生活(現在の行政スタイル)を見直す必要があるのでは?

◆教育
・自治体行政で最も重要。
・教育現場が上手くいっている=自治体運営も上手くいっている
・経営のマネージメントができていない
 例)教育委員会=経営者、モンスターペアレント=クレーマー
  ○ 会社にクレーマーが来た場合、会社全体(組織)として対応する
  × 学校にモンスターペアレントが来た場合、担任(個人)のみの対応になっていないか
・学校教育の充実は、公共事業を削ればすぐにでもできる(予算は数分の1で対応可)
・学校図書館の充実による教育の向上

◆行政
・仕事量と人員配置はマネージメントの問題
・仕事量が増えたら、それを処理する税率もアップする「しくみ」(負担分任=地方自治の原則)
 → 税金が上がらないように、歯止めがきく。議会が機能する。

◆その他
・税務署長の経験 = 徴税の辛さ、大変さ → 無駄遣いしない → 透明化

2008年09月03日

平成20年度 樺戸監獄物故者追悼式

今年も樺戸監獄開監のこの日、追悼式が行われました。
今年は篠津山霊園内の慰霊碑の前で行われましたが、開式とともに霧雨から本降りとなり風も付いて、あいにくの天気となりました。ただ、先人の苦労を思えば、悪天候の中での追悼式は思いを馳せるには充分すぎるものがありました。

月形町に樺戸集治監が開設された明治14年9月3日から廃監になった大正8年までの39年間に、病死や事故死のために1,046人の方が亡くなられ(囚人並びに殉職者)、遺族に引き取られなかった1,022人が、今もこの篠津山霊園内の樺戸監獄墓地に眠っています。

この墓地には合葬碑が3基と、個々人の戒名が記された406基の石碑が整然と並んでいます。
その昔、土饅頭状態だったお墓を不憫に思い、過去の記録を頼りに確認作業を進め、戒名を記した木の墓標を建てました。その木の墓標が朽ちて哀れになっていくのを何とかしたいと石碑に替えた(昭和56〜58年)ものが今、目の前にあります。

この確認作業を行ったのが、郷土史研究家で当時役場職員だった熊谷正吉さん。そして、木の墓標を墓石にしたのが、現在名誉町民で当時町長だった鈴木勇三さんです。お二人とも既に80歳を超えていますが、お元気に追悼式にも参列されていました。

追悼式では参列者による献花の後、岩見沢在住のオカリナ奏者・斉藤かすみさんによる追悼演奏(千の風になって、ふるさと他)。オカリナの音色は雨音とともに霊園一帯と私の心に染み入り、自然に感謝と哀悼の気持ちで満たされていきました。

月形町の礎を築いてくださった方々に、合掌。ありがとうございました。

2008年08月31日

月形消防公設110周年 月形消防演習

本日午後2時から月形小学校グラウンドで「月形消防演習」が行われました。今年は公設110周年に当たるため、例年の演習(昨年度の演習参照)に加え、歴史ある腕用ポンプ操法が実演されました。

この腕用ポンプは、昭和9年に第2分団(札比内地区)に配備・使用されましたが、時代とともに仕舞われていたものを、公設100周年の時に修理し復活させたそうです。内部には真ちゅうのリング状ポンプが4つ入り、手押し棒を上下させる度に水を吸い上げ押し出すしくみになっているそうです。

 
この腕用ポンプを操作するのは、月形消防団から選抜された10名の「古式隊」です。通常の小型ポンプは4名で操作できるのに対して、動力の役目(6人)をするためにこれだけの人数が必要になります。皆、昔の消防服(刺し子の2重構造。空気をほとんど通さず、水を被ると火の粉が飛んできても燃え移らない。大変重い。)に身を包み、残暑厳しい中、汗だくで実演してくれました。

今回は同時に「半鐘」も打ち鳴らされました。この半鐘も昔、町内の「火の見やぐら」に設置され実際に使われていたものだそうです。半鐘は、お寺の鐘とは違って戦時中も召し上げられることなく地域を見守り続けていました。今では聞くこともない半鐘ですが、とても乾いた懐かし音色でした。
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消防演習を見る度、消防団員の方々の努力に頭が下がります。身近なお兄さん、おじさん、お姉さんが、それぞれ仕事を持ちながらも「いざ」という時のために訓練を重ね備えてくれていることに、頼もしさと感謝の気持ちでいっぱいになりました。

その若手団員の方が
「実際の火事の時、消防の職員が最大出力のホースの先を余裕をもって操作しているんですよ。俺なんて振り回されちゃうのに、さすがだなあと思いました。」
と話してくれました。消防団員から尊敬される職員、ここもまた良い関係ができていて嬉しく思います。

町に住む人みんなが、感謝と尊敬で結ばれていることが一番の安心・安全に繋がります。
やっぱり月形は「素敵なまち」です。

2008年08月30日

町内5団体親睦パークゴルフ大会(2008)

今日の午後は、町内5団体(農協、商工会、農業委員会、土地改良区、議会)による親睦パークゴルフ大会が開催されました。
ここ1週間の不安定な天候から「雨で中止か?」との予想もされていましたが、朝降っていた雨も開会までにはすっかり止んで、時折晴れ間も覗くパークゴルフ日和となりました。そのためか一般のお客さんも多く、また月形高校PTAも親睦大会を行っていて、賑やかなパークゴルフ場でした。

大会の結果は昨年同様、商工会が優勝。次いで議会でした。

昨年は大会デビューと言うこともあり、最初から最後まで緊張の連続で、ハッキリ言って全く楽しめませんでした(付いていくのがやっと。ただひたすら最終ホールを目指すのみ)。
しかし1年の経験とは素晴らしいものです。パークゴルフの腕はほとんど変わりませんが(今回は75)、いっしょにラウンドしてくださった方々(商工会のK事務局長と、土地改良区のY理事長、農協のKさん)と会話を楽しみながらプレーでき、あっという間の1時間半でした。

また、その後の懇親会でも多くの方と楽しい会話を交わすことができました。これもこの1年間様々な場面で顔を合わせ、同じ月形に住む「仲間」という認識を持っていただけたり、共通の話題を持つことができたからに他なりません。

今日の「親睦」が、これからの様々な活動での「繋がり」に発展し、町がより良くなる方向への原動力にできれば最高です。

平成20年度 南空知PTA連合会研究大会 兼 月形町PTA連合会研究大会

今日の午前、上記の大会が月形町多目的センターで開催されました。南空知各地から約400名のPTAが参加し、日頃の子育てに役立てるべく講演と提言を聴講しました。

以下に私の印象に残った内容を記します。
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大会テーマ 『はぐくもう 21世紀に生きる南空知の子どもたち』
        〜 子どもとの心豊かな絆づくり 〜

講演『子どもの心が見えますか 〜健やかな成長を願って〜』
           北翔大学短期大学部教授 川村道夫氏


◆今の子供たちにとっての課題(求められるもの)
  ・やる気 ・頑張る気 ・人とのコミュニケーション力
 これらは大きくなってからでは育たない。小さいうちに身につけるもの。

◆子供たちはどのような問題を抱えているのか(大学生の場合)
 ・親から見放されるかも、という不安感
 ・何となくの生活 = 行動の理由が分からない
 ・自信がない   = 達成感を味わった経験がない
 ・すぐキレる   = 言葉のつなぎ方がわからない
 これらは過去に何かの経験があることに起因する(最近は親子関係にある場合が多い)

◆親の安定が大切
 ・心に余裕がない → 夫婦の関係が悪くなる → 子どもに影響

◆子どものサインを感じることができているだろうか
 ・子どもの気持ちになって理解しているだろうか
 ・サインは転がっている。そこに大人が視点を合わせられるかどうかがポイント
 ・聞くだけではダメ。聞く → 語る → (かかわりながら)待つ

◆子どもとどう向き合うか
 ・問題志向(問題を指摘する:○○ができていない ○○がダメだ)
   ↓
 ・解決志向(できることを見つけて励ます:ここまでできたんだね)

 ・3原則(認める、誉める、励ます)を大切に
 ・自分で考えさせる = 自分との対決
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提言『情報モラルの育成等について』
     北海道教育庁学校教育局学校安全・健康課主幹 小山茂樹氏


◆携帯電話は「ケータイ」
 ・子どもにとって携帯電話は通話のためではなく、コミュニケーションツール
 ・利用のほとんどは「メール」
 ・所持率:高校生9割、中学生6割、小学生3割
 ・「すぐ返信しないと!」という心理(都会では1分以内と考えている)

◆学校裏サイト
 ・文科省の実態調査 38,260件(2008現在)。実際にはこの10倍程度あると言われている
 ・世間で言われているほど悪いものばかりではない

◆問題の対処方法
 ・サブアドレスから来るメールの排除は、設定変更で対処
 ・チェーンメールは『全国webカウンセリング協議会』へ送信
 ・メール等での「いじめ」にあったら、「辛かったね」と共感。以下に相談
   北海道立教育研究所、北海道教育委員会、札幌法務局

◆良いユーザーとなるために身につけさせること
 ・判断する力(善悪、良識等を自ら判断する)
 ・自制心  (無料につられて問題を招く)
 ・責任   (最後は自己責任になる)
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講演、提言とも身近な話題であり、奥の深い話が聞くことができて有意義な時間を過ごすことができました。

現代社会における子育てには「心の安定」や「情報の入手」が必要で、そのためには「余裕」が重要な鍵を握るようです。最も大切な「余裕」なのに、子育て期間中に最も無くすのは「余裕」、因果なものです。
何も努力しなければ手に入れられないのも「余裕」。意識的に作り出さなければなりませんね。

親としてやらなければならないのは、自分と向き合い、大切にしなければならないものを取捨選択していく強い心を持つこと、だと思いました。

2008年08月29日

9月定例会の一般質問〆切

平成20年度第3回定例会(9月定例会)と平成19年度決算特別委員会は、9月9日(火)〜12日(金)に予定されていますが、その一般質問の〆切が今日でした。

今回は9月28日に町長選を控えているため、教育長に対してのみ質問することにしました。
質問内容は以下の通りです。

1. 学校給食の運営方針について
・・・食材や経費が高騰する中、学校給食を運営するにあたりその柱となる「方針」を伺いたい。

2. 栄養教諭の業務について
・・・今年度より月形小に栄養教諭が配置されたが、現場はどのように変わったのか、
   また今後の展開について伺いたい。

9月2日に議会運営委員会にかけられた後、一般質問となります。

2008年08月28日

第56回北海道女性議員協議会の第5回実行委員会

今日は、参加申し込み状況と、総会で審議される議案の提出状況の確認、そして当日の進行確認です。

申し込み〆切は既に過ぎましたが返信されていないものがいくらかあり、数の確定はできませんでした。ただ概ね予定数に達しそうです。総会にかけられる議案も現在4つ、もう少し増えそうだとのことです。
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総会には様々な視点からの「議案」が提出されます。それらを参加者で議論し、時には修正を加えながら全員が一致したときにのみ可決され、それぞれ目的の相手(国や道などの機関)に対し要望書や意見書として提出します。議案は女性議員協議会ならではのものも多く大変興味深い上に、この協議会が超党派で構成されているので議論は必然的に白熱します。
第56回協議会ではこの議案審議の時間を多くとっています。充分に審議し議論を戦わせ、結果だけでなく議論の過程を通して参加者それぞれが高まれば大成功だと思います。楽しみです。
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それから、記念講演として行われる佐々木貴子先生(北海道教育大学准教授)のDIG(災害図上訓練)が8月1日に江別市で行われました。そこに事前学習として実行委員のメンバーが参加、その報告がありました。

参加したメンバーは一様に目を輝かせ、
「自分の地区に持ち帰って実践してみたいと思った。」
「先生がとても上手にリードしてくださるのですぐに入り込むことができ、地図上でイメージを膨らませて体感することができた。」
「いざとなったら周辺のことより自分を守ることに必死になることに気付かされた。」
聴いているだけでワクワクし、私もやってみたいと思わせるものでした。
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準備は着々と進んでいます。

それから今回より、実行委員に浦臼町の折坂議員も加わりました。
これで開催地周辺の実行委員(理事)は17名になりました。実行委員会の回を重ねるごとに気持ちも通じ合ってきています。近隣といえども市と町村、支庁の壁でほとんど交流のなかったそれぞれの議員が仲間意識を持って活動できるのも、女性議員協議会の素晴らしいところだと思います。

2008年08月11日

平成20年度第3回月形町土地開発公社理事会

本日午前、急遽理事会が開催されました。
と言うのも、法律の改正にともなう定款の改正が必要になり、手続き上、この時期に行わないと間に合わないためです。(新しい法律の施行が平成20年12月1日からで、その前に知事の認可を受け、その前には議会の議決を得るなければならず、9月の定例会への提出が必要。で、そのためにはこの時期に理事会の議決が必須。)
ほんの少しの定款変更でも、様々な手続きや段取りが必要なことを改めて実感しました。分かり切っていたことではあるけれど、お役所の仕事は「軽いフットワーク」とはいかないものなんですね。

今回改正されるのは、
民法第59条の「監事の職務」が削除されるため、
定款の第7条第3項中の「民法第59条」部分を「公有地の拡大の推進に関する法律第16条第8項」に改正

2008年07月28日

第56回北海道女性議員協議会の第4回実行委員会

今日は午後から、岩見沢市役所議会会議室にて案内文書等の発送作業を行いました。

全道180市町村のうち、女性議員が在籍しているのは117市町村(女性議員数は228人:2008.7.28現在)。その議会事務局と、北海道議会議員105名中、9名の女性議員宛に郵送しました。

第56回全道女性議員協議会(総会および記念講演)への参加申し込み〆切は8月25日です。

多くの女性議員が参加してくれますように。
そして、様々な意見が飛び交い、それぞれが高められる協議会になりますように。

2008年07月25日

産業建設常任委員会(7/25)

本日午後、産業建設常任委員会がありました。
今回の調査は「林道の管理状況」が主であったため、まず現地視察を行い、その後議論が行われました。

現地視察は
・樺戸線(赤川〜新富にぬける林道。うち赤川〜赤川線との分岐点まで視察)
・赤川線(樺戸線との分岐点〜中野まで。全線視察)
・青月線(道民の森への接合路:中野〜当別町との境まで。視察は中野〜道民の森入り口まで)
・青北線(青月線との分岐点〜道道月形厚田線まで。全線視察)
※ 花山線(北農場〜行き止まり。今回は視察の対象外)

◆林道の整備
・町管理の林道は5路線、約25km。
 利用区域(林道開設による受益地)は2,543ha。
・現在赤川線の法面改良工事実施中(H19〜21)
 :法面の補強(金網の張り替え、植生マット設置)
・毎年の維持管理は、林道の草刈りとガードケーブルの締め付け等
 (例年50万円前後)
・林道の草刈りは森林組合に委託
・路盤等の状況により砂利敷きや路盤精製を行う必要がでてくるが、
 H19、20年度は未実施

【産業建設常任委員会の議論】
・今後も最低限の維持管理は必要と考える
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 今回初めて町内の林道を見てきました。月形中学校の裏手から林道に入り、山の奥深くから頂上付近までいき、月形ダムを見下ろして中野地区まで。その後、道民の森方面から道道厚田線をぬけ「里に下りて」来ました。

 林道はほとんどが4m幅で一部は舗装になっていて、乗用車が楽に通れるようになっているのには驚きました。この林道を使って周辺の全ての森林に手入れがなされているのであれば喜ばしいのですが、実際には放置されているものがほとんどでした。ただ、最深部の道有林はマツ類が植えられ管理されていましたし、月形ダムの水源林にもなっています。また、数年前の台風18号での風倒木を処理した様子が林道の周辺に見られ、いざというときに林道があることのメリットは大きいと感じました。

 一からこの林道を造るとなれば問題がありますが、既に出来上がっているこの林道を少ない予算で維持管理できれば、これからの地球温暖化社会での利用価値が見いだせるかもしれないと思いました。

2008年07月24日

総務民教常任委員会(7/24)

本日、総務民教常任委員会が開かれました。以下に内容を列記します。
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1)月形町立病院の運営状況について

 いずれの自治体病院も経営が厳しい中、我が町の町立病院はどのようになっているのか、平成19年度の決算を中心に調査を行った。

◆利用状況
・入院・外来利用者数はともに前年度より延びている。特に入院(病床利用率90.2% → 93.3%)
 また科別内訳では(入院・外来とも)内科は減少傾向、整形外科は増加傾向。
・外来では婦人科、眼科、皮膚科は前年並み。理学療法科は整形外科と連動して増加。

◆収益的収入・支出
・収益的収入は利用者増にともない伸びている(約2,100万円)。
・収益的支出は約100万円の減少。
 特に材料費の減少(約740万)によるところが大きく、これは薬品の節減による。

◆当年度純損失は約3,450万円。減価償却費(約4,534万円)内に収まっており、
 前年度に比べ改善されている。

◆その他
・町立病院には療養型の病床はないが、町内にある特養・老人施設(愛好園、藤の園)には
 回診(週1回)しており、医療と介護の連携が図られている。町内は比較的恵まれた状態。
・町立病院の利用者の内、約8割が町内の人(2割は近隣から)
・医師の確保について:現状・・医師3人+出張医
           今後・・今のところ引き上げや削減はない

【総務民教常任委員会の議論】
・様々な観点でのデータ収集と解析が必要。それらを営業に繋げていける。      
・国保(または町の保健部門)と病院の連携は、もっと踏み込み深めていくべきでは。
・町立病院の経営状態が良いのか悪いのか、単純明快に示すべき。
・今後の展開として財政(良いとは言っても赤字)、医師確保、PR不足の解消、広域連携の中での月形町立病院の位置づけ、などを示していく必要があるのではないか。
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2)ぬくもり福祉券交付事業について

◆ぬくもり福祉券交付事業とは
・今年度から3ヶ年(H20〜22)計画で実施される事業
・目 的 :高齢者の外出支援、介護予防、健康増進、移動手段の確保。
・対象者 :70歳以上の町民(1,080人)
・助成額 :9,000円/人(250円券×36枚)
      ・保養センター(温泉)利用1回につき1枚のみ使用可
      ・ハイヤー等(はーとタクシー、社協福祉有償運送)利用の場合は使用枚数無制限
・予算額 :3,087,000円

◆利用状況
・交付人数(4〜6月):502人(対象者の46%)
・利用実績(4〜6月):保養センター・・215人(356,750円分)
           ハイヤー等 ・・128人(315,500円分)
・利用者の傾向:保養センター)男性
        ハイヤー等 )運転免許のない人、一人世帯の方、女性
・ハイヤー等の利用内容:病院への通院が最も多い。次いで買い物、温泉等。

◆その他
・[交付対象者×助成額]に対して予算がその約1/3になっているのは、前年度(高齢者温泉利用半額券)までの実績で算出したため。今後利用実績が伸びた場合、議会にはかって補正していく予定。


【総務民教常任委員会の議論】
・数少ない新規事業であるので、さらに利用促進をはかるべき。
・周知が充分でない可能性がある。冬場になって移動手段が必要になったときに再度PRしてみては。
・今後も注目しながら見守っていく
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【私の意見・感想(1)町立病院】
          
 月形町立病院は小さいながらもよく頑張っているのを感じます。特に私が感心したのは、薬剤費の節減です。以前の調査で「小規模病院では薬品のロスが大きい。一人の患者のために注射用のアンプルを開けたとしたら、残った分は廃棄しなければならない。」という回答を得ていたからです。
 今回の節減には、入院患者が増えたことによる使用薬剤の減少、外来で長期間分の薬を一度に出せるようになったこと、薬科情報の入手により薬品単価の低減等が功を奏したとのことですが、日々の努力の積み重ねが形となって経営に現れたことは素晴らしいです。

 それから、一般会計からの繰り入れ(負担金、補助金)は、交付税算定分(救急医療、不採算地域、高度医療・・)のみに限られ、町立病院が本来受け取れる分の補助金を一般会計を通して受け取っていることに他ならず、公的な病院としては何ら問題ないことです。また最終赤字が減価償却費内で収まっていること(不良債権化しない)も、良い兆候だと思われます。

 しかしながら、赤字は赤字。最終赤字3,450万円を少しでも減らし、黒字化できるよう利用者増に向けて努力して欲しいと思います。町内外へのPRはもちろん、既に利用されている方の満足度を上げるなど、今後も様々に工夫していただきたいと思いました。

 今回の調査の結果だけでなく、患者として町立病院を利用したり、先生方や事務局の方々とお話しさせていただいた中でも、病院関係者が病院経営に真剣に取り組んでいる姿を感じます。しかしながら町民には浸透していないかもしれません。地方の小さい病院であっても1.5次救急を目指して努力されている姿をもっと多くの人に知って欲しいと思います。


【私の意見・感想(2)ぬくもり福祉券】

 まだ事業が始まったばかりですが、ぬくもり福祉券のメリット(タクシー等、移動手段としても利用できる)を理解し、そのように使ってくださっている高齢者の方が福祉券利用者の半分もいるということに、一般質問で提案したものとして喜びを感じます。
 これからの高齢化社会は「移動手段の確保」が大きな課題になることは間違いなく、この事業が基礎となって様々に発展していけたらと考えます。今後の動向を注意深く見ていきたいと思います。

 余談ですが、この事業の交付対象者は70歳以上の方々で1,080人いらっしゃるとのこと。現在の月形町の人口がちょうど4,000人なので、実に1/4という数字に驚きました。こうなると、この70歳以上の方々には今以上に健康増進・維持に励んでいただき、様々な場面で活躍していただきたいと思います。
 そのためにも高齢者向けの健康維持活動に力を入れていかなければならないと考えます。町の保健部門と町立病院の連携は、こういった側面からも重要になることでしょう。

2008年07月15日

全国一斉休漁 と 空知農民緊急集会

今日は全国の漁業者(20万隻)による「一斉休漁」が行われ、マスコミが大きく取り上げている。燃油高騰により採算割れしていることのアピールで、現代漁業は石油がなければ成り立たないという現実を突きつけた。

「油は高い! 魚は安い! 私たちに死ねというのか!!」

と叫んでいる女性漁業者代表の鬼気迫る表情と迫力、そしてその言葉が印象に残っている。
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一方、昨日、岩見沢において空知農民連合主催の『生産資材高騰による経営危機を打開する! 農民緊急集会』と『デモ行進』が行われ、全空知から1,500人もの農業者が結集、月形からも約40人、私も参加してきた。
 
この集会では、原油や生産資材等の高騰(特に肥料は昨年比6割強の値上げ)による生産コスト上昇と採算割れをアピールし、以下の点の改善要求を決議した。
◆肥料高騰に対する対策
◆生産者支援策の実施
◆農産物の生産費を価格に転嫁できる販売システムの構築
これらは来る7月16日の『全道農民代表者緊急集会』に提起されるとのことだ。

デモ行進は会場の東山公園から市役所をとおり、駅前の繁華街を抜け空知支庁までの2.5km。時にシュプレヒコールをしながらのデモ行進に、街を歩く人達は「何事か?」と戸惑っている人や、手を振って応援してくれる人、迷惑そうな顔の人など反応は様々だった。
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今回の漁業者と農業者のアピールは、普段の消費社会で置き去りにされている一次産業の抵抗である。最近の物価上昇は日本全国同じように起きているにもかかわらず、農産物の価格(特に農家の売り上げ)には全く反映されていない。常にしわ寄せが来るのは弱い立場のところだ。

また『現代の一次産業は石油なしでは成り立たない』という現実を突きつけた。エネルギー自給率4%は食糧自給率39%以上に深刻な状況かもしれない。今回のアピールでは『支援・援助』を唱っているが、一時的な所得保障より「省エネ」や「脱石油」のための技術導入、あるいは持続可能な生産構造の構築に対する支援と援助であって欲しい。

昨今、食糧自給率を上げることに対して国民の合意形成ができつつあると思うが、現実のものにするためには「痛み」をともない「転換」も必要。国の政策の遅れは最大の問題点であるが、「何処で作られているか(産地)」より「いくらか(価格)」が優先する消費行動では自給率は上げられない。

例えばブロッコリー。国産200円、外国産150円。国産は3割強高い。しかし実質は50円高いだけ。
日本人のエンゲル係数は年々低下しているうえ、昭和の頃に比べ所得が伸び、外食や中食が増えた現代では食材の占める割合も低下している。つまり、純粋に農産物に対して払っているお金はそう多くはないのではないか?

服を1枚買い控えたり、何気なく使うティッシュをやめたり、エアコンをかけたままの車のアイドリングを止めたり・・・。ちょっとした生活の見直しで充分捻出できる金額ではないのか?

私が農業者であるから、こんな風に考えるのかもしれない。しかし、今のままの食糧生産構造が続いていったら消費者のために農産物を作る農業者はいなくなる。(どんな状況下でも自分の食べる分は自分で作ることができるから農業者自身は困らないが・・・)
自給率の向上どころではなく、食料安全保障の問題が出てくるだろう。


国は、消費者は、これでいいのか?

2008年07月14日

平成20年度第2回臨時会

今日の午前、臨時会がありました。

主な議案は「月形町交流センター(新・福祉センター)」の工事入札に関するものでした。
入札の金額は月形町公式HP入札情報をご参照下さい。

今回異例だったのは、交流センター建設主体・電気設備工事が随意契約だったこと。
もともと5社による指名競争入札を予定していたのですが3回も不落札となり、入札参加事業者から「最低価格社と随意契約して欲しい」との申し入れがあり、それを受けて随意契約(落札率:約99.5%)となったとのことです。(地方自治法167条の範囲内)

また今後、資材価格が一定割合以上に上昇した場合、契約変更しても良いという道からの指示があり、それに沿って対応していくとのことです。
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日本各地で公共工事の入札が不調に終わっているというニュースを耳にします。全世界的な資材や原油の高騰により、受注期間中に原材料費がどれ程になるか見当がつかないからとのこと、なるほどと思います。
しかしながら事業完成を見越して様々なことが動き出している以上、待ったが効かないのも事実。
経済が停滞しないよう、政治(国の政策)が力を発揮する時代なのかもしれません。
私たち地方議会にも何かできることはないのか・・・

2008年07月11日

空知町村議会議長会議員研修会(平成20年度)

本日午前、秩父別町の北いぶきJA本所において、上記の研修会が開催されました。
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『自治の興廃は地方議会にあり』
講師:大正大学招聘教授(前大和市長) 土屋 候保氏

1.議会とは何か
◆地方議会(二元代表制)と国(議院内閣制)とは制度が違う=議会の役割も違う
◆歴史的に見て、首長公選の前に議会選挙があった。議会の腐敗により首長の公選が生まれた。

2.議会とはなくてはならないものなのか?
◆町村総会(地方自治法第94条)を行う議会があってもよい。
◆現状を打破するため、議会発祥の精神に立ち返り町村総会にする
 → 総会といえども発言するのは代表者となるであろう
 → この代表者による発言が議会の基礎となる
 → 議員定数へと発展し、本来の「議会」の意味を持つようになる
◆町村総会(地方自治法第94条、第95条)は地方自治法第89条、日本国憲法第93条に抵触しない
◆議会改革が行われている自治体
 ・福島県矢祭町(議員日当制)
 ・北海道白老町(通年議会)
 ・北海道栗山町(議会基本条例)

3.執行側と議会はくるまの両輪か?
◆直接民主主義(ルソー型:主権は市民にある・大和市)志向か?
◆間接民主主義(ロック型:信託統治・議会主義・多治見市)志向か?
◆議員が町民の意見を聞き、町政に反映させ、実現していく。   
   
4.議会の果たす役割とは何か?
◆議員が今以上に住民と関わり合い、意見を吸い上げることが大切。自ら動き、地位を築く!
◆本来は町民が行政に要望するのではなく、議員がそれを集めてくるものではないか。
◆北海道が初、多い=歴史が浅く、色々なところから人が集まり、合議制が成り立っているから。
 例)自治基本条例(ニセコ)、議会基本条例(栗山)、行動展示(旭山動物園)・・・

5.まとめ『議会のない民主主義はない』
◆議員任期4年の内1回は議員提案による政策的な条例を提出する
◆決算中心主義へ(必然的に予算もしっかりしたものになる)
◆討論をしっかり(教条主義の見直し) 
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土屋先生のお話しは、普段私が議会の中にいて「何か違う」と感じることをそのまま題材にしたような内容で、共感の持てるおもしろいものでした。

公演後、先生に「北海道には先進地と呼ばれる自治体がある一方、財政破綻する自治体や、公共事業などに依存している自治体もある。何がそれを分けるのか? 本当に北海道に魅力はあるのか?」
と質問しました。先生からは「自主財源があまりにも低いことも要因の一つ。解決するためにグループになって取り組むなど、やり方は色々あるだろう。ただ北海道は潜在能力や可能性が高い。」とのお答えをいただき、『取り組み方』の重要性を考えさせられました。

月形町は空知の中で最も古い町ですが、それでも本州に比べれば歴史は浅く、様々な土地からの移住者で成り立っているのも事実(私もその一人)。私自身も日頃の出来事から、可能性の高さを感じていただけに、先生の言葉には勇気づけられました。私が取り組むべきことはやはり「新風を吹き込むこと」なのだと感じました。

それにしても、議員になってからこのような(議長会等主催の公式な)研修会に幾度となく参加しています。そこでは今回と同じように「現状の打破」「住民主権」「開かれた議会」「行動する議員」などの言葉が投げかけられてきました。しかし、廻りを見ても実際に変革されているところは少ないように思います。
主催者側(議長会)が常にこのような『改革』をうたう講師を呼んで来ているにもかかわらず、実際に実現されていないというのはどういうことなんでしょう? 議長会(つまり議長達)は本気で改革を考えているのか、疑問です。もうそろそろ『総論賛成、各論反対』でなく、自ら行動することを実行に移しても良いのではないかと思うのですが・・・。

2008年07月08日

平成20年度 南空知町村議会議員親睦パークゴルフ大会

今日の午後は上記の大会でした。今回は月形町が当番なので、町内の皆楽公園内になるパークゴルフ場で開催され、私は開会式で「宣誓」をさせていただきました。

結果は昨年と同様。今年はハッキリした順位は覚えていませんが、パー66のところを80で廻り、先輩議員から「もっと練習を!」と言われたのはいうまでもありません。いつかは平均(月形町議会の平均は68だったと思います)までと思っています・・・が、いつのことになるやら。

その後の懇親会では他町の議員さんや事務局の方々と情報交換し、今後の活動のヒントや最新情報をいただき、有意義な時間を過ごすことができました。1年前はご挨拶するだけで名前も覚えられない状況でしたが、今回は顔見知りの方も多く、また議会や議員活動などについて共通の話題でお話しすることもできて、自分自身「進歩」を感じることもできました。

私にとってパークゴルフ大会は苦手で気が重い一面もありますが、こうして多くの議員仲間とざっくばらんに情報交換できる数少ない機会ですので大事にしていきたいと思います。

最後になりましたが、今回の月形開催に関し、ご協力いただいた議会事務局と役場総務課の方々に感謝いたします。ありがとうございました。(私のプレー中の写真があるのも総務課の方のお陰です。)

2008年07月07日

第56回北海道女性議員協議会の第3回実行委員会

本日午後から岩見沢市役所において上記の会議がありました。

今回から実行委員=役員(会長、副会長、理事)と名称を変え、新たに役員として参加する方も加え、大きな組織になってきました。
開催地から役員として名を連ねているのは、岩見沢市議(山田さん、酒井さん)、江別市議(鈴木さん、高橋さん、吉本さん)、砂川市議(中江さん、吉浦さん)、滝川市議(大谷さん、窪之内さん)、美唄市議(吉岡さん)、三笠市議(岩崎さん)、栗山町議(重山さん)、長沼町議(吉本さん)、南幌町議(熊木さん)、奈井江町議(笹木さん)、そして月形町議(宮下)の合計16名です。

今日は、日程の確認やサブテーマの決定などの他、大会2日目(10月17日)に行われる講義と演習についての状況説明がありました。講義と演習について詳しくは以下に記しますが、大変興味深く、また地元に持ち帰って応用することができる内容で、ここに参加するだけでも価値のあるものだと思います。

7月末ごろ、全道の女性議員(道議、市議、町村議)にこの案内を郵送しますが、多くの女性議員が集い、活発な議論と、将来へ繋がる実践ができればと思います。そのために開催地の役員として活動していきたいと思います。
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大会2日目に開催する講義と演習は以下の通りです。

『災害図上訓練(DIG)を用いたまち育て人育て(仮題)』
  講師 北海道教育大札幌校 准教授 佐々木貴子氏

【災害図上訓練(DIG)とは】・・・自分達の住む街に災害が発生したと想定し、危険箇所を書き込むなどの作業により、災害に対する意識を高め、地域の防災力を向上させることを目的にしている。
DIGには、議論の中から街の抱える問題が明らかになるなど、自分たちの街を見つめ直すというメリットがある。最近あちこちの地域で開催されている。

【今回の大会での実施方法は】・・・全道各地から参加者が集まるので、参加者の出身支庁ごとにグループ分け(1班5〜6人)をし、市庁舎のある場所をモデルにして演習を行う。
市庁舎を中心に、住宅地図(A3版)を6枚接ぎ合わせたものを用意し、その上にビニールシートを乗せ、病院や公共施設、避難所などをマークして準備完了。
先生からの状況指示(例)震度6強の地震発生。震源は市庁舎から南へ500m・・・)に合わせマジックで書き込むなどして展開していく。  
※以上は、DIGを体験した人からの報告です。当日もこのような流れになるとのこと。

【地元での応用】・・・DIGは町内会単位や学校などでも盛んに行われています。先生も各地の招きに応じ、各地で現地の地図を用いて実践しています。今大会をきっかけに地元に先生をお招きして演習することもできます。また地元の防災体制を見直すこともできるのではないかと思います。
災害に強いまち→福祉のまち。

2008年07月06日

自然エネルギー都市会合(2)特別講演から

基調講演と特別講演はそれぞれ30分の持ち時間(通訳が入るので、実質15分)で行われました。
それぞれの講演の中で、私が特に興味を持った内容について以下に報告します。
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『都市は世界の自然エネルギーの指針となる』
  エリック・マルティノ(REN21/環境エネルギー政策研究所)

◆世界の動向として、自然エネルギーの開発や促進は都市(地方自治体)が中心となって進められている。特にここ3,4年の動きが大きい。
◆自然エネルギーへの投資が大きい国(先導者)はドイツ>中国>アメリカ>スペイン>日本
◆自然エネルギーへの投資内容(世界の動向)は、風力(47%)>太陽電池(30%)>太陽熱温水(9%)
◆全世界のエネルギーのうち、自然エネルギーで賄われているのは、5.5%
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『気候への挑戦ーロンドン』
  チャールズ・セクレット(ロンドン市気候変動アドバイザー)

◆地球温暖化問題は経済的危機ではなくチャンス。ただしそのチャレンジは膨大なもので、国・地方・家庭・個々がそれぞれに立ち向かわなければならない。
◆CO2を含む温室効果ガスを減らすために、国・社会・世代(今と未来)がお互いに公平・公正に負担しあわなければならない。

◆CO2の削減は、無駄を省くことである程度までは簡単に進む。しかしそれ以降は政策等が必要。
 例)・持続不可能な行動を禁止する法の制定
   ・金銭的インセンティブ(罰金、税の優遇)
   ・国際的アクション(協調)
   ・データの提示+説明(動機づけ)

◆ロンドンの取り組み
[渋滞税の導入]環境に配慮しながら、健康や経済にも良い循環ができる
・環境汚染物質(NOx、粒子状物質)、CO2、燃料の消費等を減少させることができる
・渋滞税の税収分を原資に、公共交通網や自転車専用道路の整備に当てる
[グリーン住宅プログラム]CO2削減と社会問題の解決の両方に有効
・貧困層に対して、住宅への断熱材の補助

◆一局発電から分散化へ。
 ・一局発電・・・送電でのロス等考慮すると、投入エネルギーに対し20%程度しか利用できない
 ・分散発電(消費するところで発電する)・・省エネ化とコジェネ化で、80〜90%利用可能
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『ソーラーシティに向けてーテグ市の取り組み』
  ハン・ドンヒ(韓国キョンプク大学)

◆テグ市は韓国内で平均的な太陽エネルギーを受けている
◆ソーラーキャンパス構想:大学や高校がハブとなり、技術革新や普及をしている
◆ソーラーシティにするためには、全てのセクターで社会的変革が必要
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『東京都の再生可能エネルギー政策』
  谷口信雄(東京都環境政策部環境政策課)

◆再生可能エネルギーの5つの価値
・枯渇しない     → 値上がりしない。最も経済的 
・CO2の排出がわずか → 地球温暖化回避
・放射性廃棄物の低減 → 国防上有効
・エネルギー安全保障 → 国防上有効
・防災リスクの軽減  → 国防上有効

◆しくみ作りが行政の役割(エネルギーのグリーン購入、金融のグリーン化・・・)
◆東京のエコロジカルフットプリントは197倍
◆大都市と自然エネルギーが豊かな地域の連携が重要になるであろう
 (東北や北海道との連携。CO2権の売買やグリーン電力証書など)
◆再生可能エネルギーの利用拡大は、ビジネスや地域振興のチャンス
 (民間企業との連携、自治体間連携、都市と地方との連携)
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いずれの講演でも、自然エネルギーの導入が今まさに動き出しているという躍動感が伝わってきました。また政策の重要性も示されていました。

月形町に置き換えてみると、都市部との自治体間連携や、地域振興のチャンス、再生可能エネルギーの導入(ローカル発電で高効率化)、エネルギーを生かすしくみ作りなど、行政の取り組みとしてののヒントがありました。
大都市と同じようにはいきませんが、自然エネルギーは分散型でこそ力を発揮するもの。だとすれば月形のような地方の小さい自治体であっても可能性はあるように思います。世の中が自然エネルギーへ動き出してきている今、乗らない手はないでしょう。

2008年07月05日

自然エネルギー都市会合(1)プログラム

今日は、札幌コンベンションセンターで開催された『自然エネルギー都市会合(Renewable cities' Summit)』に参加してきました。サミットの名にふさわしく、海外や国内各地の最新情報、世の中の動きなどについて盛りだくさんの内容でした。

私にとっては短期集中詰め込み講座のような感じでしたし、午前中の基調講演と特別講演は途中に通訳が入るものだったので、十分理解できているか不安です。しかし、この会合から様々なことを学び、感じてきましたので、これから何回かに分けて報告したいと思います。

まずはプログラム。
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『自然エネルギー都市会合』
主催:北海道グリーンファンド、環境エネルギー政策研究所


基調講演「都市は世界の自然エネルギー促進の指針となる」
      エリック・マルティノ(REN21/環境エネルギー政策研究所)
特別講演「気候への挑戦ーロンドン」
      チャールズ・セクレット(ロンドン市気候変動アドバイザー)
特別講演「ソーラーシティに向けてーテグ市のとりくみ」
      ハン・ドンヒ(韓国キョンクプ大学)
講演  「東京都の再生可能エネルギー政策」
      谷口信雄(東京都環境政策部環境政策課)


市長セッション
◆阿部守一 (横浜副市長)
◆志賀幸弘 (北九州副市長)
◆曽禰純一郎(川崎副市長)
◆上田文雄 (札幌市長)
都市・自然エネルギー政策ディスカッション
◆講演者4名+市長セッション参加者4名+飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)


「国会における自然エネルギーの推進」フロアーとのディスカッション
◆小杉 隆 (衆議院議員・自民党):自然エネルギー推進議員連盟
◆川田龍平 (参議院議員・無所属):自然エネルギー推進議員連盟
◆福島みずほ(参議院議員・社民党):自然エネルギー推進議員連盟
◆近藤正道 (参議院議員・社民党):会場内から飛び入り参加
◆鈴木 亨 (北海道グリーンファンド事務局長)
◆飯田哲也 (環境エネルギー政策研究所所長)
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2008年07月02日

平成20年度 月形町戦没者追悼式

  
今日の午前中、町内赤川にある樺戸神社境内の忠魂碑前にて、戦没者追悼式が行われました。

追悼式には、遺族の方々の他、北海道知事(代理)、町内宗教関係者、町議会、各種団体の代表者など50余人が参列し、130人の戦没者に追悼の気持ち現しました。普段はひっそりとした忠魂碑の前に祭壇が設けられ、ひときわ華やかだったのが印象的でした。

式典中「式辞」や「追悼のことば」で戦後の大変な状況が幾度となく語られました。戦後63年を経た今でも遺族の方々にとっては「戦後」は続いているのだと感じ、このことに無頓着になっていた自分を恥ずかしく思いました。
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私事ですが、既に他界した私の祖父は太平洋戦争時、南方へ出兵しました。
私が通っていた中学と高校では、夏休みに「戦争体験者の話を聞いてレポートにまとめる」という宿題が必ず出され、その時は普段戦争の話をしたがらない祖父も、思い出したように少しずつ語ってくれました。子供だった私にとって戦争の話は暗く恐ろしく、「宿題でなければ聞きたくない」ものでした。それでも聞かせてもらった体験談は、20年以上経った今も心に残っています。

もし今の私があの時の祖父に会って話を聞けたなら、また別の見方ができたでしょうし、多くのことを吸収できたと思うと、残念です。ただ、訳が分からなくても、イヤであっても、「戦争体験者の話を聞く」という機会を与えてくれた中学と高校の先生には感謝しています。本やテレビではわからない「全身に伝わるもの」を与えてくれたのですから。
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戦争や戦没者追悼に関しては様々なイデオロギーがあり、単純にはいかない大人の事情が存在します。しかし、今日の追悼式に参列して「体感」することの大切さを再確認しました。事情は色々あるのでしょうが、事実として
◆過去に日本では戦争があり多くの人がその犠牲になったこと、
◆そして戦後63年経った今でもその傷が残っていること、
◆さらにその実体験を語れる人が年々少なくなっているということ、
をしっかり受けとめ、伝えていかなければならないと思いました。

今日はこの夏一番の暑さでした。夏の陽射しで忠魂碑を囲む濃緑の木々からは「樹の香り」が立ち上り、それを乾いた爽やかな空気が私のもとまで運んできました。この香りを嗅ぐ度に、今日のこの気持ちを思い出すかもしれません。

2008年07月01日

平成20年度 北海道町村議会議員研修会

本日午後、札幌コンベンションセンターにて上記の研修会が開催されました。これは毎年この時期に開催されるもので、全道から町村議会議員が一堂に会します。

この研修会、私は2度目の参加なので(2,000人もの人がいても)冷静に落ち着いて講演を聴くことができました。また去年は同僚以外に知り合いの議員や事務局員はなく、ただただ席について講演を聴くだけでしたが、この1年間で多くの繋がりができ、会場内のあちらこちらで顔見知りの方とお会いすることができました。1年間の重みと経過を実感する場にもなりました。

さて研修会は、以下の2人の講師による講演で、いずれも普段私の考えていることを言葉にしてくださったような内容でした。共感でき勇気づけられるとともに、今の私の立場で実践できることも多くありました。ただ現状では力も知識も不足しているので、もっと学び取り組む必要があると思いました。
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『分権改革と地方議会のこれから』 朝日新聞編集委員 坪井ゆづる氏


朝日新聞が全国の地方議会や国民に取ったアンケート結果を基に、現状と今後について様々な分析と解説、展望をお話しされました。

◆全国の町村議員数は46,000人(1995年)→16,000人(2006年)
 平成の大合併の影響で町村が減少したのに加え、議員定数削減により大幅に減少している。

◆個人の採決時の賛否を議会便りやホームページで公開しているのは、5.4%にすぎない。議員は住民から負託を受けているのであるから、どのような判断をしたのかは公開するのが当然ではないのか。(先進例)三重県伊賀市では賛否と反対理由を議会便りで公開している。

◆議会は首長のサポート役ではない。チェックを行い緊張感を保たなければならない。
 現状は首長のサポーターになっている議会が多いでは。

◆議会と住民全体と距離を近づけることが重要。住民主権を形にすること。
(先進例)栗山町の議会基本条例、岩手県宮古市の住民投票条例、千葉県我孫子市の自治基本条例

◆今後、地方分権が進めば議会の権限や責任は大きくなり、力を持つことになる。この時に住民との距離を近づけることが最も重要。そのためには報酬や定数(プロ化とボランティア化)の検討だけでなく、顔ぶれを換える必要がある(現在の地方議会は「老男」→これを「老若男女」へ)。

◆町村議員にしめる女性の割合は6.9%(2008年5月)
 女性を増やさなければならない。すぐにでも取り組める方法として「後継者を女性」にする。

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『混迷する政局と日本の進路』  政治評論家 三宅久之氏


話術に長けた三宅氏は、政界との交流による情報や自身の経験を交えながら現政権について批評していきました。また、今後もっとも重要な問題として『人口問題』をあげ、最需要課題として取り組むべきとのこと。

◆国立人口問題研究所のデータによると、2050年には日本の人口は1億人を切り、65歳以上の高齢者が40%を超えると予測している。(=人口の逆ピラミッド化)

◆日本の社会保障制度は、人口がピラミッド型であることを前提に作られているので、近い将来立ち行かなくなる(あるいは既に破綻している)。

◆30歳前半の未婚率40%。年収200万円以下の労働者は、全労働者の1/3にもなっている。

◆円ブリオ基金によるデータでは、近年「中絶された胎児の数(推計)」が「出生数」を上回ったとのこと。
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2008年06月04日

国保運営協議会(H20年度第1回)

本日午後、平成20年度第1回月形町国民健康保険運営協議会が開かれました。
なお委員の変更があり、保険医代表として工藤宏之さんが平成20年4月1日から就任しています(任期は前任者の残任期間である平成21年7月9日まで)。

本日の会議では以下の報告がありました。
・平成19年度国民健康保険医療給付の状況について
・平成19年度国民健康保険特別会計収支決算見込みについて
・平成19年度国保ヘルスアップ事業の実績報告について
・特定検診等実施計画の状況報告について

また議件として
・平成20年度国民健康保険税賦課諸率について
等があげられ審議されました。

【報告から】
 前回の運営協議会で予測されたとおり、平成19年度は10月以降ずっと高い水準で医療費給付があり、特別会計全体を押し上げています。一方、国民健康保険税の徴収は、滞納分の収納率(一般医療分)が16.65%と1月末11.00%を大幅に上回り、滞納対策(年末・年度末を強化期間として、道と町が一帯となって対応。町税全般で収納率が上昇)が功を奏したとのことです。
 平成19年度の健康診断受診率は、特定検診の対象者(40〜74歳)が38%と、平成24年度の目標値65%にほど遠く、今後一層の努力と工夫が必要です。特に50歳代の受診率が低い。

【議件から】
 月形町国保特別会計は
・単年度の歳入歳出でバランスをとる。
・一般会計からの繰り入れは国保関連分のみ。
と言う考え方の基に予算組みされています。よって医療費が増えれば保険税も上げざるを得ません。
 平成20年度は後期高齢者医療制度の関係で収支総額は減ったものの、被保険者数も減少しました(全体で集めるお金の額は減ったものの、それ以上に払う人数が減ったので、保険税を上げなければ収支が合わない)。また構成員のバランスも変わったので、応能応益バランスを適正なもの(所得割+資産割:均等割+平等割≒50:50)にする必要が出てきました。
 運営協議会ではこれらの事情を加味し、様々な観点から賦課率を検討しました。新しい税率は6月の定例議会にかけられ決定します。
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 国民健康保険運営協議会で議論をする度、保険制度の複雑さと不公平さを感じずにはいられません。国民健康保険に加入している人は自営業や農業、年金生活者等、現在の日本の所得層の中では下層に分類される人達です。その中で収支を合わせるためには少しでも収入のある人から保険税を徴収しなければならず、心が痛みます。
(例)夫婦と子供2人(学生)世帯・・・総所得293万円、固定資産税額5万1800円の場合
           国民健康保険税は年間 42万2287円(平成19年度の賦課率で計算)

 年収が300万円もないにもかかわらず健康保険税として42万円も徴収されたら(現実には徴収されているのですが)あなたはどう思いますか?
 会社員や公務員の方、その家族の方、どうですか? 
 現在自分の負担している保険料と比較してみてください。

 今の保険制度は「職種」で分けてあるために非常に不公平になっていると思います。今回、後期高齢者医療制度で始めて「年齢」で分けたがために様々な問題が噴出してきました。が、・・・この件に関しては別に書きたいと思います。

2008年06月01日

月形町国際交流協会 日中友好講演会&交流会

昨日の午後、月形町国際交流協会の主催による、中華人民共和国駐札幌総領事館総領事 胡勝才ご夫妻をお招きした講演会と交流会が催されました。これは月形町国際交流協会会長の小林龍男氏と、許愛平領事との人間的なお付き合いの中から実現したもので、人口4,000人の町でこのような会が開かれたことに驚くとともに、人と人とが繋がることの素晴らしさを感じました。

講演会に先立ち、月形町日赤奉仕団から四川大地震に対する義援金の贈呈があり、また会場でも義援金の募金が行われました。今回の大地震では亡くなられた方が8万人もになるとのこと、心からご冥福をお祈りいたします。また今回の義援金は微々たるものですが、地震にあわれた方々の生活を取り戻すための手助けになれば幸いです。

講演会では、中国の過去と現在そして未来に及ぶ計画経済の実績と日本との関係について、胡勝才総領事が流暢な日本語でお話ししてくださいました。中国の計画性とそれに沿って実績を上げる実践力、大きな国土と13億人にも及ぶ国民の多さ(=スケール感)に驚かされました。

また今回は中国の視点での「中国の歴史」を聞くことができ、「なるほど」と同時に「へ〜」という驚きもありました。例えば講演の中での総領事の言葉「日本と中国の不幸な不和の時代は50年。でも友好な時代は2,000年にも及びます。」私の生きてきた時代では確かに不和の方が長く、それにとらわれがちですが、歴史を紐解けば確かに良好な時代の方が長かったのだとわかります。視点を変えることの重要性は大事ですね。

知っているようで知らない隣国、私にとって中国は近い国でありながら遠い存在だったのだなあとつくづく感じました。

souryouji2.jpgまた交流会は和やかな雰囲気のもと、総領事ご夫妻との会話を楽しませていただきました。

その後、総領事ご夫妻と許領事は月形町の宿泊施設「はな工房」にお泊まりになり、月形の温泉にも入られたとのことです。治安の良い我が町だからこそ、そして公式行事とはいえ広く周知しなかったこともあって、厳しい警備なしでゆったりした時間を過ごしていただけたようです。

2008年05月31日

月形中学校 第44回体育大会

本日は月形中学校で体育大会が開催されました。昨年の開校60周年記念の時とは雰囲気が違いましたが、それがまた良かったです。
 

冷たく強い風の吹く中、午前中は100m走や持久走、選択種目(高跳び、幅跳び、ハードル走、砲丸投げ)、午後は各種リレー(全員リレー、選抜リレー、ムカデリレー)や学年対抗長縄跳びで競い合いました。

どんなに寒空であっても子供たちの熱気はすごく、特に伝統ある「学年対抗長縄跳び」では維持と根性と仲間意識がぶつかり合い、見応え充分でした。

私も全員リレー(生徒、教員、保護者の参加による。28人×4チーム。走行距離は走者によって30m、40m、50m、80mとある)に参加し、50mを走りました。久しぶりのバトンの感触に戸惑いはありましたが、自分の番が来ると無我夢中で前だけを見つめ走りきりました。終わった後は精一杯力を出したことの清々しさと、もっと走りたい要求にもかられました。一瞬だけでも青春時代を思い出させてくれた「全員リレー」に感謝です。

早い遅いは別にして、子供たちと同じ目標に向かって力を合わせることは、とても楽しいです。それに「全員リレー」の企画は小さい学校ならではのもの、多くの保護者が参加してくれたら今の何倍も楽しくなるのではないでしょうか。走行距離も長短取り混ぜてあり、参加しやすいような工夫がなされています。保護者だけでなく地域の方やお爺ちゃんお婆ちゃんも参加したりして、いつか1チーム50人くらいでできたらいいですね。いっしょに楽しみましょう。

2008年05月29日

平成20年度第2回月形町土地開発公社理事会

本日午後、上記の理事会が開催され、平成19年度の事業報告と決算の認定が行われました。

平成19年度は、4回の理事会(うち1回は書面による)が開催されました。業務としては、3区画(北陽団地2,優良林間住宅1)の土地売買があり、また所有地の管理作業として笹や下草刈りなども行いました。
監事による決算審査では、「適正に処理されている」との意見書が出されています。

なお監事の植田幸太朗さんは健康上の理由から、今回の理事会を最後にご勇退となりました。
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月形町内にある分譲地(北陽団地、白陽団地、優良林間住宅地)に少しずつですが買い手がつき、住宅が建っていっている現実に一安心です。
販売促進のために私にできることは、月形の魅力をPRすることだと思うので、今後も自分の感じたままを積極的にPRしていきたいと考えています。

監事の植田さんにおきましては、10年間ご苦労様でした。最後のご挨拶での「何事もなく無事に終えることができて良かった」との言葉に、監事としてのご苦労を感じるとともに、大きなお金が動く土地開発公社という組織の重大さを再認識した次第です。植田さん、どうもありがとうございました。

2008年05月21日

月形刑務所・月形学園幹部職員歓迎交流会

今日は表題の歓迎交流会が行われました。
今年の春に転入された方を含めた各施設の幹部の方と、町内の関係者、議会、団体や施設の代表者、役場の幹部等がメンバーで、炭焼きジンギスカンを囲んでのざっくばらんな会です。

月形町にとって月形刑務所や月形学園は大きな存在です。施設としての存在感もさることながら、そこで働く職員とその家族の方々は、月形町の人口の中で大きな割合を占めています。また転勤等で移動してくる方も多く、「新しい風」になる要素があります。

しかしながら実際には、地元住民・地元産業と刑務所等関係者との交流・影響は少ないように思います。多くの職員や家族の方にとって、月形は「仮の宿」としての色合いが強いからかもしれません。

月形でいっしょに過ごす期間は短いかもしれませんが、同じ空気を吸い、同じ水を飲んで暮らしている仲間として、相互に影響し合いながら、より良い月形町を作っていけたらと感じているのは私だけではないでしょう。

それぞれの間柄を上手く取り持てるような「何か」を探していきたいと思います。

2008年05月12日

総務民教常任委員会(5/12)

本日、総務民教常任委員会が開かれました。今回の調査項目と内容は以下の通りです。

1)幼児教育のあり方について

町内には民営の幼稚園「大谷幼稚園」と公設民営(指定管理者制度)の認可保育園「花の里保育園」、また公設学童保育所「きららクラブ」もあります。今回はそれぞれの施設を所管する教育委員会と住民課から同時に説明を受けることにより、町全体としての幼児教育のあり方について議論しました。

【就学前児童に関して】
◆就学前児童数の現状
・0歳〜就学前の児童(5歳児)数は、平成16年度154名だったものが平成20年度では104名、平成21年度の予測では99名と、少子化の影響が顕著にでている。
・この傾向により平成20年度の大谷幼稚園(3〜5歳児・定員80名)の入園者数は21名と激減、花の里保育園(0〜5歳児・定員45名)も38名(5月1日現在)となっている。

◆各施設の考え
・大谷幼稚園は、幼児教育の必要性感じた保護者等の要請で昭和30年に開設され、長い間月形町の幼児教育を担ってきた。今後もその役割を全うすべく、様々な経営努力をして可能な限り運営していく方針とのこと。
・花の里保育園は地域の要望により、前身の季節保育所から認可保育園として、平成11年に開設された。生後6ヶ月の乳児〜就学前までを保育し、延長保育や一時保育、障害児保育等のサービスの他、子育て支援事業も展開している。現在は指定管理者制度により札親会が運営。花の里保育園は幼児教育にも熱心に取り組み、教育の質を維持するために保育士が定則数以上配置されている。

◆各施設への補助
・大谷幼稚園:私立幼稚園就学奨励費、送迎バス運行経費などに460万円/年。昨年度から除雪支援。
・花の里保育園:札親会への指定管理者制度に基づく委託料 8,197万円/年。
なお、それぞれに道や国から事業補助や交付税措置がある。

◆連携
現状では幼稚園と保育園、教育委員会と住民課、所管の違いがあり連携も情報交換もなされていない。

【学童保育について】
◆学童保育は保護者のニーズにより、花の里保育園と同時に開設された。当初より保護者会が運営の主体になること、子供の生活の場という位置づけで運営されている。
◆現在は嘱託職員2名、臨時職員3名体勢で、障害児も受け入れている。4月1日現在28名(定員30名)の入所者であるが、夏休みの短期利用の要望により定員になる見込み。
◆来年度4月、開設場所が「母と子の家」から新設される「月形町交流センター内」へ移転する。

【総務民教常任委員会の議論】
・児童数の減少は目に見えているが、今後の展開を考える上で5〜10年先の予測値が重要。
・幼保一元化について、国の方針や補助制度など情報収集が必要。
・幼稚園、保育園とも民間にゆだねている部分がある。それぞれの経営であるから慎重に扱うべき
・関係者(経営側、利用者側、今後利用が考えられる若年層)の考えを把握すべく、現状調査をしっかり行う必要がある。
・学童保育に関しては立地が月形小学校となりであり、札比内小学校に通う児童は利用しづらい状況である。配慮が必要ではないか。


2)北海道月形高等学校の存続について
◆現状
学校や関係各機関の努力により、今年度は入学者が増加した(5月1日現在、1年生58名、2年生51名、3年生56名。計165名)。

◆月形町高校教育振興協議会の助成事業
平成15年から様々な助成(通学費補助、各種資格試験の助成、PRなど)を行ってきたが、町の財政が厳しい現実もあり、毎年見直しを進めている。平成20年度は当初に比べ1/2程度の助成になっている。

【総務民教常任委員会の議論】
・道教委から「二間口の堅持」「地元中学生の60程度が月形高校へ進学すること」が存続の条件といわれている。少子化が進むなか、今後の動向に注目したい。
・町からの助成見直しについて、縮小方向への見直しではなく、より建設的な方向への助成となるよう検討を進めべきではないか。
・道立高校を持たない近隣町村にとっても月形高校の存続は意味がある。選択肢を広げるという意義がある。近隣町村への働きかけは重要と考える。
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幼児教育に関しては今までの歴史も踏まえた上での議論になるために、舵取りが難しい。しかし少子化は確実な上に、人口減少に歯止めがかからない月形町において、同様の施設が多数存在することは選択肢の広がり以上に問題が大きいのではないかと考える。
この問題は小学校の統廃合、市町村合併と同じ構図であるが、対象者が就学前の児童であるだけに、周りの大人のエゴで物事が決定されないよう、また対応が後手にならないよう特段の配慮が必要に思う。
子供にとって何が大切なのか、今一度原点に返って考えたい。

月形高校に関しても少子化の影響が迫ってきている。様々な振興策を凝らして存続することも重要であるが、現在および未来の高校生にとって有効な援助となるよう、様々な検討を進める必要があると思う。

2008年05月07日

産業建設常任委員会(5/7)

今日の午後、産業建設常任委員会がありました。所管事務調査の内容は以下の通りです。

1)月形大橋建設工事の進捗状況について(現地視察含む)

◆掛け替え工事の経緯と予定
  ・昭和50年頃 地元から掛け替えの希望
  ・昭和54年 掛け替え陳情開始 
  ・平成13年 月形大橋整備促進期成会の発足
  ・平成16年 調査開始
  ・平成18年 本体工事着工
  ・平成24年 完成(予定)
  ・平成25年春 供用開始(予定)
 
◆現在の状況
  ・橋中央部、石狩川の水面にかかる2本目の橋脚を建設中(写真参照)
  ・平成19年度末までに、全工事の21%が完了。予定通り進捗。

◆完成後の姿
  ・全長821mの連続桁(途中に繋ぎ目のない橋)
  ・車道8.5m+歩道2.5m(現在の中央最狭部は車道5.5mのみ)
  ・橋の上部はガードレール等の柵のみで、見晴らしのよしシンプルな橋
  ・総工費 109億円

2)農地・水・環境保全向上対策の取り組み状況について

◆農地・水・環境保全向上対策とは
・農村地域における農地や農業用水路などの資源の保全管理や、環境保全型農業への転換などの課題を、地域ぐるみ・農業者ぐるみで行い、環境負荷を大幅に低減する先進的な営農活動を、国と地方(道・町)が支援すること。平成19年度から実施。

◆支援内容
・活動対象地域の農地面積に応じて活動組織に支援金が交付される
 (月形町内は10組合。総額8,892万円)
・事業費は国(1/2)と道(1/4)と町(1/4)が負担。
・町の負担分のうち計85%に財政措置がなされる。
 (1/2は普通交付税で、残り分の70%は特別交付税で措置される)

◆実施状況
・各保全組合が独自に計画を立て実施。
・いずれの保全組合も、農村環境向上活動として「景観形成・生活環境保全活動」を選択。
・3つの保全組合が「営農活動支援」という2階建て部分も実施している
 (月形町内の実施率は18%。全道では1%程度)

3)その他

◆「上育453号」の試験栽培実施
◆バイオエタノール研究用「北海飼308号」の試験栽培実施
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月形町内で現在進められている月形大橋掛け替え工事は、計画通りに順調に進んでいるとのことで安心しました。
現場で間近に見せていただきましたが、
●鉄鋼が大量に使われていること
●リースやリサイクルを有効に使い経費を抑えていること
●技術の進歩により、より安全で快適な建造物が造れるようになったこと
●河川内に建造物を建設する際(水中橋脚の建設)は、河川管理事務所と連携するとのこと。それぞれ所管する事務が違うことで安全性が確保されるのだと、再認識しました。

農地・水・環境保全向上対策についてはまだ始まったばかりで大きな成果は見えていませんが、農業者が地域を巻き込んで活動することの展開に期待を持っています。これからの社会で農業は重要であるとの位置づけがなされるでしょう。その時に農業者が自ら考え行動し、地域を作っていくことは大きな力になるはずです。今後の展開が楽しみです。

2008年04月24日

平成20年度第1回月形町土地開発公社理事会

本日午後、上記理事会が開かれました。
3月末に議決された「平成20年度の事業計画と予算」に変更が生じたためです(当初計画には入っていなかった土地の売買が発生したため)。質問等ありましたが、議案通り可決され終了しました。

2008年04月14日

第56回北海道女性議員協議会の第2回実行委員会

本日午後、岩見沢市役所会議室において前回に引き続き第2回実行委員会が開かれました。

参加者(順不同)は平出会長(道議)、(岩見沢市議)山田さん・酒井さん、(美唄市議)吉岡さん、(三笠市議)岩崎さん、(江別市議)鈴木さん・高橋さん、(砂川市議)中江さん、(滝川市議)大谷さん、(栗山町議)重山さん、(長沼町議)吉本さん、(南幌町議)熊木さん、(月形町議)宮下の13名で、前回より広範囲から多くの参加となり本番へ一歩近づいた感があります。

今日は、協議会当日の日程や役割分担を決め、大まかな形が見えてきました。
◆1日目は総会のみを行い議案審議に充分に時間をとること
◆2日目にはDIG(災害図上訓練)の手法に関する講演会や演習を行うこと
◆交流会では実行委員の出身自治体のPRを行うこと

私が最も楽しみにしているのは、1日目の「議案審議」です。超党派の議員達が議案に対し意見をぶつけ、納得できる(あるいは妥協できる)点を導き出し「全会一致」で承認できる意見書等(後に関係機関に提出)を作製します。このやり取りや議長団の裁き方などを間近で見ることができるだけでなく、裏方として別の側面からこの場面に参加できるのは実行委員ならではのもの、考えただけでもワクワクしてきます。また、この興味深い内容に充分な時間が与えられているということにとても嬉しく思います。

またDIG(災害図上訓練)に関しても、参加者が自分の地域に持ち帰り応用できるような企画で準備を進めています。単純な情報だけでなく、身近で実践的であり女性の視点を生かすような内容で、こちらも興味深いです。

今日で2回目の実行委員会でしたが、顔なじみも増えて打ち解けた雰囲気になってきました。新しい出会いとチャレンジの機会に、多いに楽しみながら学びたいと思います。

2008年04月10日

さけ稚魚放流会

「わたしたちの川に 大きくなって 戻ってきてね」
サケの稚魚は、月形小3年生、札比内小2〜6年生、花の里保育園年長組の約50人による「願いの言葉」をかけられ、約4ヶ月間育てられた「ふるさと」を後に、長くて大きな旅に出発しました。

このサケの稚魚は、昨年10月12日に恵庭市の道立ふ化場で採卵され、12月3日に発眼卵の状態で月形町にやってきました(約1,000個)。月形小、札比内小、花の里保育園、月形町役場でそれぞれ大切に育てられ、仔魚から稚魚へ、体長も約5cmとなって今日の日を迎えました。

飼育途中、あまりの低温に水槽全体が凍ったり、水が合わなくて弱ったりしたこともあったそうですが、最適積算温度を保つために水槽の場所を変えたり、月形の名湧水「北郷の名水」をわざわざ汲んで使用したり、ひとかたならぬご苦労があったようです。
飼育の担当者や、育ち具合を毎日観察していた子供達にとって、今日の日を迎えられたことは感慨もひとしおだったことでしょう。私も役場玄関を入る度に「サケ」が気になっていたので、我が子の旅立ちのようで嬉しいです。【観察日記1
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さて実際の放流は、ちらいおつ遊び塾裏手の須部都川で行われました。主催者である月形町と「花の里つきがた水と緑を愛する会」のみなさん手作りの「放流台」は、雪解け水で増水した川に安全にゆっくりと放流できるように工夫されたもので、竹製の樋(とい)がくくりつけられていました。

放流は保育園生から始まり、小学生、そして大人へ。総勢120余名。

稚魚が数匹入ったコップを手渡されると、中のサケが勢いよく暴れ出し
「ぼくは生きてるんだ。さあ、旅に出かけるぞ!」
と、サケの意気込みが手の中から私の全身に伝わってきました。それを樋(とい)の淵から水といっしょにゆっくりと流すと、サケが遡上するように水の流れに抵抗してしばし姿を留めています。しかしそのうち川面に落ち、水面付近でスルスルッと身体をくねらせて
「じゃあ!」
と言って力強く川の流れに消えていきました。

放流の後は、(財)石狩川振興財団 沖さんによる「川のお話」。
・今日放流したサケが、これからどういう経路をたどるのか
(須部都川 → 石狩川 → 石狩湾 → アリューシャン列島(2〜3年)→ 同じ道を戻る) 
・紙芝居「川の水はどうして無くならないのか」「どこから来るのか」

そしてその後の交流会では、月形産ジャガイモ「北あかり」と月形産米のカレーライスを囲んで今日までのご苦労をねぎらうとともに、この先サケが戻って来られるように「須部都川の魚道の整備※」の話をして解散になりました。
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「サケの放流事業」は今年初の試みでしたが、私は「サケ」という生きものを介して、実に多くの関連性を学びました。
・月形には良い水があり、それを守っている人がいる。
・水を守るために森があり、森に関係したたくさんの仕事がある。
・サケが戻ってくるためには、帰れるような川にしなくてはならない(魚道の整備)
・生物多様性と遺伝資源の保護
・サケの稚魚の飼育により、子供達が「サケ」「郷土」に関心と愛着を持つ。
・この事業を進めるにあたり、関係する公的機関は多方面におよび、様々な繋がりと協力が必要なこと。

折しも放流をした場所は「知来乙」。アイヌの言葉で「イトウの住むところ」。
昔イトウが悠々と泳いでいたところに、今度はサケが泳ぐ姿を想像しています。

※須部都川の魚道・・・現在、石狩川から須部都川の放流地点までの間に3つの堰(約1m)があります。サケは下ることはできても上ることはできません。大きくなって戻ってくるまでの間に、魚道を整備していただきたいと切に願っています。
(現在建設中の石狩川頭首工には3種の魚道が整備されています。)

2008年04月07日

平成20年度月形中学校入学式

今日は町内のあちこちで、ピカピカの一年生と晴れやかな保護者の方を見かけました。入学式が各所で開かれ、町全体が動き出したような印象です。
私も午後の月形中学校に来賓として参加させていただきました。

今年の新入学生は24名。制服がぎこちなく、緊張感からか顔がこわばっているようにも見えました。
そんな姿を見て、自分自身の中学入学式を思い出そうとしたのですが、あまりに昔で・・・。それでも、新しい中学校生活、新しい友達、初めての制服、初めての上下関係、緊張するのはムリがないことは容易に想像できました。

それから会場の体育館は卒業式の時とほとんど同じ装飾でしたが、その時とはうってかわって穏やかで清々しい雰囲気でした。きっとカーテンを全て開け、春の柔らかい太陽光がいっぱいに降り注いでいたからだと思います。入学式にふさわしい、晴れやかで希望と力を感じさせる演出に感心しました。

これから中学校生活の始まる皆さんが充実した学校生活を送れますように。
心も体も大きく変化するこの3年間、その中で「自分のよりどころとなるもの」を見つけてくださいね。きっと一生の宝物になるはずです。

2008年04月06日

第84回全日本下の句歌留多大会

 
4月5日の夜から6日昼にかけて、月形町内「はな工房」において上記の大会が開催されました。主催は「岩見沢梅が枝歌留多倶楽部」で、我が町の「月形月光倶楽部」もお手伝いです。
この大会には全道各地から選手・応援者を含め300人もが集まり、館内の広間4カ所で24シートもの試合場がしつらえられ、夜通し熱戦が繰り広げられました。

試合もさることながら、開会式には驚かされました。壇上に入賞者用の金、銀、銅のメダルとトロフィーが掲げられ、立派な優勝旗もありました。会場の壁には協賛企業、協賛者の名前がずらっと掲げられ、そして来賓には地元選出の衆議院議員や道議会議員、下の句歌留多協会関係者、もちろん月形の櫻庭町長や町議会議員も並び、とても大きな大会なのだと驚かされました。

私は本州出身なので、北海道の伝統的な「下の句歌留多」は今まで見る機会がありませんでした。今回この大会で、下の句歌留多特有の札読みや畳みたたき(?)、気合いのかけ声を間近で見聞きし、熱気でムンムンした同じ空気も吸って、「北海道人」の気持ちを少しだけ味わうことができました。

2008年04月05日

講演会「食と農の循環〜生ゴミの堆肥化・三笠市の実施例」

本日、札幌環境プラザで行われた講演会『食と農の循環〜生ゴミの堆肥化による地域循環システムについて(三笠での実施例)』に参加してきました。講師は三笠市の堆肥化システムを構築した、株式会社K&K代表取締役の石川文雄氏です。
これは「環境・自然を考える会」が主催したもので、シリーズで行っている勉強会とのこと。今回は「農を考える」特集の2回目で参加者は約30人、年配の方が多かったのが印象的でした。
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【講演を聴いての私の感想】
三笠市の生ゴミ堆肥化のシステムは、家庭から処理場まで「腐敗臭」なしの処理ができることに興味をひかれました。また家庭での処理方法が特別の機械を使うのではなく、「抗酸化バケツ」を使用するだけ、週1回の回収でも充分機能するということにも魅力を感じました。
生ゴミを堆肥化するには全てのシステムを導入する必要があり、それなりの資金が必要ですが、生ゴミを一般ゴミと分けて「資源」として回収する方法としては、今すぐにでも導入できそうです。
生ゴミ処理後の堆肥の成分については若干疑問の残るところもありました。今後、機会があったら調べてみようと思います。また現地視察をしてみたいと思います。


以下に講演の内容を列記します。
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【生ゴミの現状】
◆全国から出る生ゴミ(食品残渣)は2,000万t/年、うち一般家庭から60%、事業者から40%。
◆事業者分(40%)には法律の適用があり、減量化やリサイクルすることが義務づけられた。
 (全国では1/2=800万t分がリサイクルできている)
◆一方、家庭分は行政が処理している。現状では法律や削減目標もない。
 (リサイクルできているのは、ほんの1〜2%)
◆生ゴミは現状では焼却されるか埋め立てられている。この方法ではコストや環境汚染が問題。上手く処理できればコスト削減(直接的なコストだけでなく、汚水処理場の規模縮小や埋め立て処分場の延命なども)できる。生ゴミは資源である。
◆現状での生ゴミの処理費(焼却の場合)は4〜5万円/t

【生ゴミの堆肥化について】
◆行政が生ゴミの堆肥化に取り組んだ先進例として、岐阜市、豊橋市があげられる。しかし、いずれも実験段階で終了した(良い堆肥を作るにはコストが高くつき、採算が合わない)。
◆「生ゴミからの堆肥は使う農家がない」と言われるが、それはコストを下げるために粗雑な作りをした悪質な堆肥が出回ったため。製造方法によってはコストを抑えながら有用な堆肥ができる。
◆生ゴミの堆肥化の最大の問題点は『臭い(腐敗臭)』

【K&K方式による生ゴミ(食品残渣)堆肥システム】
◆有用微生物(乳酸菌、光合成細菌、酵母菌、糸状菌、放線菌の混合物)の活用により、家庭から運搬・処理場まで全ての工程で腐敗臭のしない生ゴミ処理を実現した。
◆異物(金属、ガラス、ビニール類、紙布類、油など)以外の食品残渣全てを堆肥化できる(骨、貝殻、魚の内臓、天かす等もOK)
◆処理コストは現状の焼却処理と同等以下(5t/日=1,500t/年の規模で、4万円/t前後)
◆完成した堆肥は有機農産物の認定を受けている

【三笠市の例】
◆SPC方式(施設の建設や、そのための資金繰りを行う特定目的会社を民間会社が設立し、建設した施設を市が借り受け、賃料を支払う仕組み)による業務委託
 ・民間技術を活用できコストダウン可能(委託事業者が責任を持つ)
 ・国の助成有り(設備費の1/2をバイオマスニッポンの事業から補助された)
 ・残りの1/2は委託事業者が負担(=行政の初期投資負担がない)
◆3年前から業務委託、H19年4月から本格稼働
◆生ゴミ堆肥化のフロー
 《各家庭》・異物を取り除いた生ゴミを水切りし「抗酸化バケツ」に貯める。
   ↓   (抗酸化バケツは30℃でも2週間腐敗臭を発しない)
 《回 収》・抗酸化バケツごと数軒単位で路上にまとめて置く
   ↓   ・週1回の回収 
 《処理場》・生ゴミを裁断。有用菌散布。ボイル釜で乾燥(1/5になる)。異物除去。
      ・乾燥した生ゴミ(80%)に、貝化石、籾殻、有用菌培養液他(計20%)を混合
   ↓   ・2ヶ月放置(発酵熱により60〜70℃まで上昇)
      ・場所の移動(切り返し状態)後、1ヶ月放置
 《堆肥の完成》・袋詰めして販売
      ・三笠市内の生ゴミは全て堆肥化され、三笠市内で消費される
◆本稼働後1年の処理実績
 ・生ゴミ処理量 約1,000t → 堆肥 300t
◆従業員は6名。回収作業から堆肥作りまで全てを行う。全て三笠市内の住民
 (当初は専門技術者の指導を受けるが、その後は地元雇用者で十分対応できる)

2008年03月28日

H19年度第4回月形町土地開発公社理事会

本日午後、上記理事会が開催されました。

内容は、平成20年度月形町土地開発公社事業計画と予算でした。
現在分譲中の「北陽団地」「白陽団地」「優良林間住宅地・プロバンシャル月ヶ杜」の、販売を促進することの計画と予算が提示され、承認されました。

2008年03月26日

地域エネルギーの可能性を探る 2008 滝川セミナー

3月25日、環境都市宣言をしている滝川市において、標記のセミナーが開催されました。
私はバイオマスエネルギーの情報(概論と実践報告)を得るために参加してきました。月形からは他に、地球を愛する会@月形の代表で地球温暖化防止活動推進委員の平尾さんと、役場産業課の新エネルギー担当者も参加し、町内での「環境意識の向上」の動きを感じます。

セミナーの次第と内容は
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【基調講演】「地域経済と未利用エネルギー」 北海道大学公共政策大学院教授 石井吉春氏

◆現状日本において、北海道のみ景況感が悪い
◆北海道はエネルギーを他所に依存している上に、最も多く使っている
 (寒冷地による暖房、広大な土地による移動など)
◆北海道の経済規模は全国の4%、しかしCO2の排出規模は6%(産業効率が悪い)
◆'90〜'00までのCO2排出の伸び率は、全国8%に対し、北海道13.1%
 (問題! 排出量削減を真剣に考えるとき)
   ↓
◎北海道には一次産業がある(=バイオマス賦存量 大)
 バイオマスをエネルギー転換できれば、問題を解決できる。北海道はもっとも可能性のある地域。
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【事例発表】「BDFの動向について」(社)北海道総合研究調査会 井上真二氏

◆北海道はBDF(バイオディーゼル)への取り組みの先進地
◆道内48自治体でBDFが生産されており、滝川市のみ行政が製造している
◆300KL/年=1KL/日 札幌でも既にこの規模のプラントがある。
◆BDFの排ガスの特徴(対軽油)
 ・カーボンニュートラルでCO2の排出ゼロ
 ・SOx、粒子状物質は減少する
 ・NOxは同等か若干増
◆BDFは軽油・重油・灯油の代替となるが、価格の高い軽油としての利用(車の燃料)が有利
◆BDFのプラント、1機500万円程度
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【事例発表】「稲わらを原料としたバイオエタノール製造について」大成建設(株)札幌支店営業部 牧野秀和氏

◆稲わら1t から製造されるエタノール量は0.45KL、農地1haからは0.75KL
◆稲わらは、原料として主流の穀物などに比べ効率は悪いが賦存量は多く、食糧とも競合しない
◆全道の稲わらのうち80%は上川・空知・石狩にある(そのうち76%は未利用)
◆南空知は泥炭地が多く、100%回収しても問題ない(月形の賦存量は 3838tと試算)
◆稲わらからのバイオエタノール生産コスト(試算)286円/L 今のままでは太刀打ちできない
◆稲わらの収集・運搬コストの検討(ただし雇用の創出あり)、製造工程の検討

◆ガソリンへの混合方法は直接方式(農水省、環境省)とETBE(経産省、石油連盟)とがある
◆今後1.5万KLのプラントが十勝清水(ビート、米、麦)と苫東(輸入米)にできる
◆バイオエタノールプラントの適正規模
 ・・・大きければ大きいほど効率的、ただし原料運送コストの問題。バランス重要。
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【事例発表】「バイオガス利活用の取り組み」国土交通省北海道開発局 稲井健二氏

◆道内にあるバイオガスプラントは、その原料によっていくつかの種類がある。
 ・家畜糞尿系 (道東地方)
 ・下水処理系 (奈井江町)
 ・生ゴミ系  (滝川・砂川、深川) 
 現状では、それぞれに問題点もある。
 ・余剰ガスの発生→自然放出 
 ・買電価格が安く、ビジネスとして成り立たない

◆道外では神戸市(下水系)、横須賀市(生ゴミ系)が先進地で、それぞれバスの燃料として使用
◆バイオガスモデル(網走、足寄)
  牛1頭の糞尿 60kg/日 →(発酵)→ メタン60%濃度 2m3 → 
    →(精製)→ メタン93〜95%濃度 1m3(都市ガスの規格「12A」に相当) 
◆バイオガス精製圧縮重点装置(4,000万〜5,000万円)
 ・バイオガスプラントで発生したメタンガスを精製圧縮して、家庭用ガスボンベに充填する装置
 ・コンテナに搭載しているので、車両による移動可
 ・家庭用ガスボンベに充填するので汎用性が増す
  (ただしメタンガスのカロリーはプロパンガスの1/2〜1/3)
  ・家庭で使用する場合は配管を太くするなど若干の改修が必要だが普通に使える
  ・バイオガストラクタ:フロント部分にガスボンベを乗せる。ガスと軽油のハイブリット
◆コージェネレーションシステム
 ・一つのエネルギーから電気・熱などの異なるエネルギーを発生させる仕組みのこと
 ・現状では高コストで家庭用での実現は難しい
  例)5kwのプラント:イニシャルコスト900万円、ランニングコスト数十万円
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今回のセミナーで、概論から実践例まで多くの情報を仕入れることができました。特に実践例は、現状ではビジネスモデルにならないまでも、各地で様々な試みや取り組みがなされ、バイオマスエネルギーの可能性と、この後の展開の方向性を見極めるのに大変役立ちました。

月形町でもH20年度に「地域新エネルギービジョンの策定」が行われ、様々なエネルギーの賦存量が測られます。そのエネルギーをいかに効率よく使っていくか、知識とアイデアが勝負だと思います。私も何かの形でかかわっていきたいとと思います。

2008年03月12日

第61回 月形中学校卒業式

 今日は月形中学校の卒業式でした。予算委員会が午前中休会になったので、卒業式に初参加させていただきました。卒業生36人の中に赤ちゃんの頃から知った顔があり、また去年の春に議員になってから何かにつけ行事に参加させていただいたので、妙に感慨深い式になりました。

haikei.jpg 会場の体育館は2年生が飾り付けしたそうですが、正面の紙製の豪華な「桜」と「新風」の文字、背面の「絆」と「夢」の文字、全体を人型の紙製レリーフと紅白幕が取り囲み、普段とは全く違った空間が出来上がっていました。ここまで仕上げるには相当の時間と、根気と段取り力が必要と感じ、感心しました。

gassyou.jpg さて卒業式は厳かに進み、送辞の後は在校生から歌のプレゼント。1年生は「道」を、2年生は「心の中にきらめいて」を全員で合唱しました。そして3年生の答辞と「旅立ちの日に」の合唱。この辺まで来ると会場の至る所で鼻をすする音がし、私も涙があふれていました。
 そして卒業生からのサプライズ企画(この瞬間まで卒業生と一部の人だけで進められていた極秘プロジェクト)で、担任の先生に向けて歌(smapの「オレンジ」)をプレゼント。先生が号泣したのは言うまでもありません。

 卒業式が全て終了するまで1時間40分、私は清々しくて力強い素敵な青春時代を旅させてもらいました。
 月形中学校の皆さん、素敵な時間をありがとう!!

2008年03月09日

3月定例会 一般質問を終えて

定例会第1日目の7日、無事に一般質問を終えました。
「一般ゴミの処理方法の今後について」の質問と答弁の要旨は以下の通りです。
・・・詳しくは後日「ゆみこの議員活動報告書4」で報告いたします。
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■現状■
・月形町では現在、生ゴミを含む一般ゴミ(資源ゴミは分別)を全量埋め立て処分
・処分場は平成26年頃まで使用可能(建設当初の使用期限を10年延長できる見込み)
・早くから「資源ゴミの分別」「一般ゴミの有料化」に取り組んだ成果

■処分場が満杯になったあとは■
・新しく設ける処分場は一次処理したものしか埋め立てられなくなった(法律の改正による)
・町は南空知地域ゴミ処理広域化検討協議会(岩見沢市、美唄市、三笠市、夕張市、月形町)に参加し、焼却炉による「生ゴミを含む一般ゴミ全量を焼却処分する」方向で検討中(まちづくり懇談会で説明)

■生ゴミを含む一般ゴミ全量焼却の問題点■
1)ゴミ量(=焼却炉の規模)を決めるにあたり、不確定要素が多い
 ・過疎化、高齢化 → 急激な人口の減少(ゴミ量:減)
 ・財政的、政策的、市町村合併などで広域協議会からの離脱自治体がでる可能性(ゴミ量:減)
 ・時代の流れによるゴミ減量化運動の成果(ゴミ量:減)  
 ・広域化による分別基準、意識の低下(ゴミ量:増)

2)コスト
 ・広域化による運搬コスト(運搬車の燃料、増車)
 ・焼却炉のダイオキシン対策(ゴミ収集量 < 計画処理量)
 ・焼却炉の維持管理費(均等割は小規模自治体に負担大)
 ・環境政策(炭素税、環境税、排出量取引などの導入)

3)現行政策との矛盾
 ・分別によるゴミ減量化政策、生ゴミ処理機・コンポストへの助成 を実施
  → 「何でも一緒くたに燃やしてしまえ」という発想にならないか。助成主旨との矛盾
 ・町長の姿勢(「環境」「地球温暖化対策」「カーボンニュートラル」の考え)や、
  講演会の実施、ペレットストーブの導入など、町としての政策との矛盾
  
◆質問◆
以上のように「広域化と焼却炉の建設」「生ゴミを含む一般ゴミの全量焼却」の方向性は様々な問題点がある。これらを踏まえた上で、ゴミ処理方法の今後について町長のお考えをお聞かせ下さい。

【答弁】
・H9年、ダイオキシン対策のため広域化によるゴミ処理を国が推進。南空知11市町村が参加。その後、別の広域処理グループに移ったり、市町村合併により減少、現在の5自治体になった。
・指摘の問題点は認識している。
・省資源、再資源化は重要と考えている。
・生ゴミも有効な資源と捉え、飼料化、堆肥化なども検討していきたい。
・ゴミに対する基本姿勢を詰め直していく。
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■ゴミ処理に対する私の考え■
1)処分場の更なる延命のため、ゴミ減量化の取り組み強化
 ただし単なる細分化・厳格化でなく、高齢化の進行する将来を見据え
 ・わかりやすい分別基準を作る
 ・継続可能な分別方法やシステムを開発する
 ・「エコステーション」の設置

2)将来的な処理方法の検討
 バイオガスプラント:収容人員1,800人の刑務所の存在。消化液を散布できる土地が豊富。

3)生ゴミ以外の一般ゴミを、焼却によらないで減量化する一次処理方法の検討

◆質問◆
以上、私の考えに対する感想や意見を伺いたい。

【答弁】
・ゴミの減量化強化は既に指示を出している。
・バイオマスエネルギーとしてのメタンガス利用は今後の検討による。
 (生ゴミ量を調査していないが、月形町で成り立つのか疑問)
・分別できなかった物に関しては、関係機関の皆さんの意見を聞きながら検討していきたい。
・H20年度、「地域新エネルギービジョン」を策定し、地域全体としての方向性を確立したいと考えている。
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2008年03月05日

3月定例会での一般質問は・・・

 今週金曜日(3月7日)から開催される平成20年第1回(3月)定例会で、今回も一般質問をします。内容は以下の通りで、既に通告書を提出(〆切は2月27日)してあります。

質問事項
「一般ゴミ処理方法の今後について」(答弁を求める者:町長)
南空知地域ゴミ処理広域化検討協議会において進められている「一般ゴミ全量焼却」の経済性、社会性、環境性に関する問題点について伺いたい。


 現在原稿作成中ですが、ゴミを焼却するということに対して様々な問題点が浮かび上がり、それを列挙するだけで(最初の質問は)相当の時間がかかりそうです。一人演説にならないよう、町長から有効な答弁が引き出せるよう、練っていきたいと思います。

 今回の定例会では一般質問をするのは私だけです。予定では3月7日の開会後すぐなので、興味のある方はぜひ傍聴にお越し下さい。お待ちしています。

2008年03月02日

講演会「北海道農業とバイオマスエネルギー」

今日の午後、月形町はな工房大ホールで「北海道農業とバイオマスエネルギー」という講演会が行われました。これは農水省の農地・水・環境保全向上対策・営農基礎活動支援事業の関連で、町内中和保全組合が主催したものです。

講演の内容は実に興味深く、充実した2時間でした。以下に私が興味を持った部分について列記します。
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「北海道農業とバイオマスエネルギー」 講師 北海道大学大学院農業研究院教授 松田從三氏

●バイオエタノールの生産は、食糧との競合という観点からグローバルでは問題があるが、日本、こと北海道に関して言えば、農業復活のためにやる価値がある。
・休耕地、耕作放棄地での米の生産 → 米(米および稲藁)からのバイオエタノール生産
・農業振興、農地保全、食糧自給率の向上、エネルギーの創出
・道内には今後利用可能なバイオマス(稲藁、籾殻、麦藁、林地残材、草等)の賦存量が多い

●日本のバイオマスエネルギーの問題=出口がないこと
・バイオマスエネルギー(エタノール、ガス、電気など)の生産施設建設には多大な補助金が投入され作り出されている。しかし、そこで生産されたエネルギーを買い上げる政策がなく、また規制も厳しいため、経済的に成り立たない → 破綻してしまう。
・国の補助なしにバイオマスエネルギーは成り立たない。先進地:ヨーロッパ各国(特にドイツ)
・施設建設より、維持管理費が捻出できるような政策(買電・買ガス価格の上乗せ、RPS法の数値目標の引き上げ)を積極的に展開することが未来へ繋がる。
・バイオエネルギー生産時の副産物(消化液、DDGS)の利用促進もエネルギー循環のためには重要

●バイオガスプラント
・湿式メタン発酵:家畜糞尿(乳牛等)を嫌気性下、37℃、25日間発酵 → CH4 60%、H2CO3 40%、+H2S
 ここからCH4(メタン)のみを取り出す。副産物の消化液(液肥様のもの)も利用
・乾式メタン発酵:メタンガスも堆肥もできる。肉牛の糞尿はこの方式が使える
・バイオガスプラントには生ゴミや豚糞、鶏糞なども利用できる。原料によって消化液の成分が変わるので、成分分析をしながら利用する。

●バイオエタノール
・現状では発酵時にアルコール含量10%程度のものしかできないので、これを濃縮して製品にする際に多大なエネルギーが必要となる。(何を素に濃縮エネルギーを得るのか)
・生産地と消費地が近いこと重要。(移動、運搬のエネルギー)

●同量のバイオマスから生産できるエネルギーの熱量は、バイオガス>バイオエタノール
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今日の講演内容は、農地・水・環境保全向上対策・営農基礎活動支援事業にとって、最もふさわしいものだったと思います。
今まで私は『バイオマスエネルギー=環境』という概念でしか捉えていませんでいたが、今日の講演で『バイオマスエネルギー=農業(農業振興、食糧生産、自給率向上)、経済(エネルギー生産)、環境(農地保全、カーボンニュートラル)』という広がりと関連性を見つけることができました。
北海道の過疎地域や農村が、食糧もエネルギーも自給できる可能性があること、つまりは存在価値を肯定され、都心一極集中ではなく地方にも生きる道があるという希望が持てました。

私は今回の講演会で、新たな知識を得ただけでなく希望の光を感じました。講師の松田先生と、この講演会を企画してくださった中和保全組合の方に感謝します。ありがとうございました。

2008年02月28日

第3回国保運営協議会

2月27日午後、平成19年度第3回月形町国民健康保険運営協議会が開催されました。
今回は報告として
・平成19年度国保医療給付の状況、
・平成19年度国保特別会計収支決算見込み、
・平成19年度国保ヘルスアップ事業の経過
議件として
・国保税賦課諸率および条例の改正内容、
・平成20年度国保事業特別会計予算(案)
などがあげられ、審議されました。

【報告から】平成19年度は10月以降の医療費の伸びが大きく支出増になっています。また後期高齢者医療制度改革による制度変更で様々な項目で収支の増減がありました。
 ヘルスアップ事業は医療予防の観点から進められている事業で、平成20年度から本格的に始まる特定保健指導のための準備として取り組んでいます。保健師によるきめ細かな指導で成果があったもののいくつかの問題点も見つかり、来年度以降工夫しながら進めていくということです。

【議件から】平成20年度は後期高齢者医療制度が始まることから、予算(案)もそれに合わせて項目や金額が大きく変更され、相対的には予算規模が縮小されています。
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後期高齢者医療制度や特定健診・特定保健指導など、新しい取り組みがいよいよスタートするのだと、予算(案)などを見て再認識しました。制度が変わると混乱も起きます。制度についてより深く学ぶ機会を与えられている私達委員は、積極的にかかわって説明等していければと思います。

2008年02月27日

まちづくり研修会(地域主権出前講座)

今日の夕方、「まちづくり研修会(地域主権出前講座)」が開かれました。
研修会の対象者は町議会議員、町監査委員、町の各行政委員会員、町職員で、会場の役場大会議室はいっぱいでした。


研修会は、空知支庁参事(地域調整担当)の新出哲也氏の講演「地域主権の推進」〜道州制、支庁制度改革、市町村合併をめぐる動静〜を聞くものでした。
内容は、国・道・地方自治体がそれぞれの立場で効率化、集約化する必要があるという説明と、実際の動き、今後の方向でしたが、講演の多くの時間は「説明」に当てられました。

この手の研修会を聞く度に「地域主権(=地域がそれぞれの独自色を持って行政に取り組む)がこれからの進む方向」→「小さい自治体ではやっていけない」→「合併」という構図を植え付けられます。確かにその通りだとは思いますが、最近は腑に落ちないところも出てきました。
・効率化の名の下に小さい組織をまとめる中間組織を作り、元の組織は規模縮小しながらも残す。(→これでは組織の多層化になり本当の効率化に繋がるのか?)
・国(道州制)、道(支庁改革)、地方自治体(合併)とも同じ構図の問題を抱えており、いずれもそれぞれの組織の維持のために改革が進まない。上部組織の動きがハッキリしないので動けない。(→住民にとって枠組みの変更は大きな意味があるのだろうか? 組織に関係する人達にとっての問題だけでは?)

私は市町村合併に賛成しています。少子高齢化の進行や人口減の観点から、地域の担い手が不足し、現状を維持するには大きな枠組みでの人材確保が必要と考えるからです。ただ現状維持することが本当に必要なのか、規模縮小してでもこのままの体制を保った方がいいのか、考える余地はあると思います。
たまたま月形町は財政的に余裕があり、緊迫感は薄いです。だからこそ今、余裕のあるうちに未来について持って議論する必要があると思います。議会もそうです。

2008年02月26日

「月中雪祭」総合の時間にプチ開催

一昨日悪天候で中止になった「月中雪祭」でしたが、授業のまとめとして今日の5、6校時にプチ開催となりました。吹雪の中を寂しくたたずむ雪像を見た私としては、その中で子供達がどんな雪祭をするのか、子供達の頑張りと勢いを感じたいと、お誘いに二つ返事で出かけました。
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学校に着くと、吹雪で埋もれた雪像や「かまくら」はすでに掘り出され、校庭全面を使った雪祭会場が整っていました。雪像等を2〜5人のグループで製作した子供達は、それぞれの作品の前で「いらっしゃいませ」と私達を出迎え、「おもてなし」として作品の説明や苦労話などをしてくれました。

左の写真は「かまくら」で5人の生徒が約2ヶ月かけて作ったそうです。雪を積み固め、あとから内側を掘っていく方法をとったとか。中は温かく広々としたスペースで、雪のイスやテーブルもありました。

右の写真は「万里の長城」です。雪のブロックを一つ一つ積み上げて作った長城は圧巻でした。このグループ(3人)のテーマは世界遺産で、他に「タージマハル」や「大仏」もありました。

この他に「かまくら」が2つ(上記と同じ作りで小型のものと、雪のブロックを積み上げたタイプのもの)、滑り台が2つ(滑る部分に水を撒き氷にした高速滑り台と、除雪でできた山を利用したそり用滑り台)、雪原のグランドゴルフ場、雪合戦場がありました。

イベントも企画されていました。
まずは「ココア飲み飲み大会」。熱々のココアを飲み干した方が勝ちとなるゲームで、多いに盛り上がりました。
それから「雪合戦」は真剣そのもの。楽しかったです。
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短い時間でしたが子供達のパワーと輝きを感じられた、とってもいい雪祭でした。
関係者の皆さん、どうもありがとうございました。

一つ一つを自ら作り上げたことで、自信と誇りを身につけた子供達。目の輝きは本物でした。またそれをサポートする大人の姿も印象的でした。

こういう経験が「人」を、「地域」を、育てるんですね。

2008年02月24日

「月中雪祭」中止で残念

今日は月形中学校1年生が企画製作した「月中雪祭」の開催日でした。しかし、昨日からの猛吹雪であえなく中止となりました。残念ですが致し方ない決断だと思います。

月形は豪雪地帯です。この雪を利用した冬のイベント「スノーフェスティバル(スノーフェスティバル実行委員会主催)」が数年前まで行われていました。打ち上げ花火、雪像、滑り台、玉入れ、スノーフラッグ争奪競争、長靴とばし、ウインターザン等々、人気の競技に町外からもたくさんのお客さんがやって来る盛大なイベントでした。
しかし町の財政難(補助金縮小)と実行委員不足、天候に左右される冬のイベントの困難さなどの理由でなくなってしまいました。

スノーフェスティバルが全盛期の頃を知る現中1生がその楽しさを再現しようと企画したのが「月中雪祭」でした。会場の校庭には、昨年の暮れから総合学習の時間や休み時間を利用して製作された雪像や「かまくら」、雪合戦用の壁などが設置されています。昨日も夕方遅くまで猛吹雪の中製作をしていたと聞きました。目標達成に向けてスゴイがんばりです。

そんな努力も昨夜の猛吹雪には逆らえませんでした。夕べは月形周辺の道路がいたる所で通行止めになり、雪に埋まった車を救出するために除雪車などが出動するほどの今年一番の吹雪でした。
今、吹雪はおさまり陽射しも出てきましたが、半分雪に埋もれた雪像や、風が吹きすさんだ校庭はイベントをするには寂しい光景になっています。

中止になって一番残念に思っているのは中学1年生ですね。みんなの努力はずっと見てましたよ。今回は開催できずに残念でしたが、この経験は生きてきます。力を落とさないでね。

2008年02月19日

農業用ペレットストーブ(温風器)導入実験・現地視察

 月形町では農業用暖房の熱源としてペレット(木質バイオマス)が使えないかと、3年間の実証導入実験が始まりました。

 今年度予算で道より90万円、町より90万円の補助と、残りを月形町農業用ペレットボイラー導入推進協議会が拠出(約90万円)して農業用ペレットストーブ(温風器)を購入、花き生産農家のビニールハウスに設置されました。燃焼用のペレットや灯油、電気代は設置農家の負担です。

 この農業用ペレットストーブ(温風器)は、ペレットの他に電気と灯油を併用するハイブリット型です。点火スイッチを押すと、まずペレットが3分間投入されます(ハウス内の貯留箱から一定のスピードでペレットが燃焼室に送られ、ペレットの山を作る)。その後3分間灯油バーナーが燃焼しペレットに着火させます(燃焼中もペレットは一定スピードで投入され続けている。初期に灯油を使うことにより瞬発的な温度上昇にも期待)。その後はペレットだけの燃焼になり、スイッチを押してから約15分で安定します。これら全てを電子制御で行い、送風も電気を使っています。

 現在、農業用ペレットストーブ(温風器)設置から約1ヶ月が経過し、初期の燃焼実験や微調整がほぼ終了したと言うことです。この後、外付けの大型ペレット貯留タンクへのペレット搬入実験なども行われて、3月中旬にはこのビニールハウスにデルフィニュームの苗が植え付けられて本格的な実証実験が開始されると言うことです。

 この農業用ペレットストーブ(温風器)は、以前私が七飯町で見た物より格段にコンパクトになっていましたが、それでも200kgという重量があります。灯油温風器のように簡単に移動することはできなさそうです。
 また設計上、縦方向の煙突の長さが必要とのことで、このビニールハウスでは高さが足りず地面を20〜30cm掘り下げて設置してありました。春先の雪解けで地面がぬかるむのが常ですが、ここはどうなるのか・・・。
 ペレットの燃焼が安定するまでに15分かかると言うことで、急激に気温が落ちたときにどのようになるのか?、停電時の復旧体勢は?、栽培時のペレット湿気対策は?、燃費は?・・・。

 様々な疑問が湧いてきますが、それらはこの実証実験中に答えが出てくるでしょう。注意深く見守りたいと思います。設置農家にとっては手間と労力がかかり大変な実験になると思いますが、よろしくお願いします。
 

2008年02月18日

第56回北海道女性議員協議会の第1回実行委員会

 今年の10月16日(木)〜17日(金)に、第56回全道女性議員協議会が岩見沢市で開催されることになりました。この会は、全道の女性地方議員(道議、市議、町議、村議)が超党派で任意参加し、議論を重ね意見書等をまとめ上げる総会と、意見交換や学習会などその時の実行委員が企画運営するものにより構成されています。
 私は昨年初めてこの会に参加し、白熱した議論を体験したことと、普段組織分けされて知り合う機会が少ない他の議員さん達と情報交換できたことが大きな収穫でした。

 今回は岩見沢が開催地となったため近隣から女性議員が集まり、本日実行委員会を立ち上げました。私もその中の一人として、企画準備段階から携わります。
 空知は女性議員の割合が低い地域なので実行委員会のメンバーは広範囲に広がります。新たな出会いや習練の場として、積極的に参加していきたいと思っています。

 ちなみに、道内の女性地方議員の数は全体の約8%(全国平均並)にすぎません。人口の半分が女性であることを考えれば、極端に少ないのがわかります。

 私自身、政治にかかわることなど考えもつなかかったのも事実です。ただ実際に議会で仕事をしていると女性の視点の重要性を感じたり、自分が女性議員であることを再認識する場面が多々あります。物事を男性と女性で単純に区切ることはできませんが、現在の日本では社会構造上や教育上、また選挙で選出される際の支持層等も男女間で差があるのも事実です。この差を差としてとらえながらも、より公平で公正な議会や行政を実現するために、もっと女性議員が増えることを望んでいます。
 私自身はすでに議員として活動している身ですので、女性議員との情報交換を通じて問題を共有し、力をつけていきたいと思います。

2008年02月16日

劇団がたっこ「ザ・シェルター」

 月形にある児童劇団「がたっこ」の第3回公演が本日午後5時30分から行われました。あいにくの天気(大雪)で汽車が遅れるなどしたため、開演が多少遅れるというハプニングはありましたが、130人ほどの観客を集め多いに盛り上がりました。

 今回のお話しは、4人家族(夫婦と娘とお爺ちゃん)が核シェルターのモニターとしての体験を演劇にしたものです。場面は核シェルターですが、世代が違う家族同士の心の交流や葛藤などを描いていて、身近にある問題や幸せを気付かせてくれる作品になっていました。
 出演は4人だけ、場面もシェルターだけとシンプルだったので、子供達の演技力が公演成功の鍵でしたが、第一声からぐいぐいと引き込まれ見応えがあり、アッという間の1時間15分でした。

 昨年の公演後団員が減少し、今回の公演にかかわった団員は9名。出演した4人の他は照明や音響、大道具などで活躍していました。少人数ながら「第3回公演」を形にして成功させたのは素晴らしいし、それを支えた大人(月中の河合先生:演出、文化連盟の釣崎さん:世話人、地域の企業や協力者:資金や技術援助)の連携も見事だと思います。
 
 月形も少子化で子供の人数は目に見えて減っていますが、「やりたい!」と素直に心の声を発する子供がいるということ、その子供の気持ちを汲んで環境を整える大人がいるということ、そしてそれを見に来る、応援する仲間がいること、全て「月形の宝であり、力」だと思います。

 月形の宝に乾杯!!!

2008年02月15日

地方議員のための地方自治体財政健全化セミナー

 第一法規株式会社主催、北海道町村議会議長会後援「地方議員のための地方自治体財政健全化セミナー」が開かれました。このセミナーは2月13日(帯広)、14日(札幌)、15日(旭川)と全道各地で開催され定員は各50名、私は14日札幌会場で受講してきました。
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 北大公共政策大学院教授の石井吉春先生を講師に、演算実習を交えながらのセミナーです。
 
「地方財政の持続可能性と北海道」という講義では
・投資は決断。方向を変えるときに投資は必要
 自治体の投資効果は、金銭的なものに限らず精神的なもの(お金で測れないもの)でも可。
・現状認識(民間手法)、実行(経済と財政:一体的展開)、道州制
・地域資源の活用(地産地消、自然エネルギー、森林資源、バイオマス)
・単純な緊縮財政は地域を殺す。上手に引き締めながら投資する。
 
続いて「旭山動物園から公会計を考える」で
・減価償却費の考え方
・公会計の資本と損益の分類手法
・貸借対照表の作成
を学びました。
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 短時間で駆け足のセミナーでしたが、問題と回答が配布され復習できるようになっていたり、先生に問い合わせもできるなど興味深く、とても良いセミナーでした。私はまだ充分に理解できていないので復習をしっかりし、「公会計の現状把握」をしていきたいと思います。

 セミナー修了後、このセミナー参加者で地方自治体土曜講座の受講生でもある新冠町議のTさんと情報交換しました。彼は2期目で私よりも年上ですが、その熱心で真摯な態度に「若々しさ」を感じ、いつも刺激を受けます。そういう他地域の議員さんと知り合う場ができたことでも、このセミナーに参加した甲斐がありました。

 議員として「考え方」や「方向性」を見極める感性を磨くことも必要ですが、「議論の仕方」「計算演習」など実践的な訓練・作業も重要だと思います。こういう体験を全議員が積めれば・・・。
そういえば栗山町議会では委員会活動の一つに「公会計現状把握のための勉強会」を設けていました。

2008年02月14日

南空知国保運営協議会研修会

 南空知の5町(由仁、栗山、月形、南幌、長沼)の国民健康保険協議会委員の合同研修会が、2月12〜13日に洞爺湖町のホテルで開催されました。月形からは委員4名と事務局が参加し、総勢26名でした。
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kokuho2.jpg 研修会では、まず北海道国民健康保険団体連合会事務局長より「国民健康保険をめぐる諸情勢について」の講演がありました。
 国民健康保険を取り巻く状況(現状の把握、人口構成の変化、健診制度改革、後期高齢者医療制度の説明、今後の展開、他)や介護保険など、私達運営協議会に関係する全般について、膨大な資料とともに駆け足で説明していただきました。

 次に、北海道国民健康保険団体連合会空知支部の事務局次長より「医療制度改革をめぐって《この先どうなるの?》」と題し、特に後期高齢者医療制度導入で保険料がどのように変わるのかに焦点を当て、参加者をモデルに具体的な数字を使って説明していただきました。
 ポイントは国民健康保険制度が世帯負担に対し、後期高齢者医療制度は個人負担だということ。激変緩和措置(5年間)を行うため、多くの人が今までと同じくらいの負担で済むと言うこと。


kokouho3.jpg 2日目は室蘭市の「特別養護老人ホーム みたらの杜」を視察しました。
 こちらはH17年9月に開所された定員140名(居住124名、ショートステイ16名)の施設で、10名1ユニット×14で構成されるユニットケア方式(グループホームが14戸あるようなイメージ)を採用、ケアワーカーを固定してきめ細かいサービスを提供していました。
 間取りが広く、全てがゆったりとした作りの上、地域交流の場として美術館やギャラリーを併設するなど、かなり贅沢な印象を受けました。介護度により利用料は変わってきますが、割安感のある施設だと思います。
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 研修会を終え、改めて国民健康保険に関する制度の複雑さを感じました。

 人口構成の変化や、加入者の状況変化[国保制度開始当初の加入者は自営業者や第1次産業(農業・漁業)従事者がほとんどだったが、今は無職(学生、ニート、年金生活者等)が中心]は予測できたであろうに、根本的な手が打たれないままに制度改革を進めた結果が今の姿だと思います。
 後期高齢者医療制度はそこにメスを入れる(国保の規模を大きくするという意味で)画期的なものだと思いますが、メスが小さい分(統合されたのが75歳以上部分)、根本に届かない可能性があり残念です。激変緩和措置は重要ですし、弱者救済はもちろん必要ですが、大ナタを振るった上で(国保事業全てを統合した上で)様々な措置を講じなければ、制度が複雑になるだけで理解できる人がいなくなり、改革が遠のくような気がしてなりません。

 H20年度の保険料の納付書が届きましたら、よくご覧になってください。

2008年02月10日

「うんまいべ!」&料理講演会

昨日、月形町多目的研修センターで第1回我が家の自慢料理コンテスト「うんまいべ!」&料理講演会が開かれました。これは町長率いる「月形町地産地消計画推進協議会」が主催となり、月形の地物を使った新作料理を開発、普及していこうという主旨で、広く町民に呼びかけて行われました。
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講演会は、北ガスクッキングスクール坂井美恵子先生による
「心と体にやさしい料理〜地産地消と食文化〜」

料理の基本となる五味、五色、五法
食材の選び方・・・土地のもの、四季のもの
「美味しいものを食べる」ことより「いかに美味しく食べるか」が大事

料理の基本的な知識を中心に、料理と日常生活の関係や、郷土料理・漬け物の特徴などのお話しがありました。
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コンテストのテーマは「月形産の食材を使った料理」

月形には米、豆、小麦、果菜(代表的なものは、メロン、スイカ、トマト、かぼちゃ)、野菜(スーパーに並ぶ多くの野菜)が生産され、また加工品として豆腐や納豆、特産品として「さかいのジンギスカン」「おはようトマト(トマトジュース)」もあり、食材には事欠きません。
ご飯もの、汁物、おかず、お菓子まで、実にバラエティー豊かな19作品がエントリーされ、目にも鮮やか、味にも満足! 月形の食材を見直す良い機会になりました。

このコンテストの結果は

★★★ グランプリ「ふきの野菜詰め」西島さん
 ・・・ふきの煮物の中心部に人参やゴボウなどを詰めたもの。味良し、歯ごたえ良しの評価。

★★ 準グランプリ「トマトジュースのシフォンケーキ」中條さん
 ・・・「おはようトマト」と米粉を使った、しっとりオレンジ色も美しいシフォンケーキ。味もさることながら、ディスプレイも良かったとの評価。

★ 特別賞「自家野菜の漬け物」JA女性部
 ・・・色々な種類の漬け物を、小口に刻んで混ぜたもの。色合い良し。味の変化良しの評価。

★ 特別賞「ピッツァ”野菜の森”」春木さん
 ・・・1人前の小さいピザ生地に下ゆでした色とりどりの野菜を、お椀を使って山状に盛り付け。見た目の新鮮さに高評価。

★ 特別賞「かぼチー春巻き」土田さん
 ・・・春巻きの皮に、バターで炒めたかぼちゃとパセリ、そしてチーズを入れて揚げたもの。

他に私が気になったのは
「ヘルシーゴマ豆乳シチュー風鍋」高畠さん
 ・・・練りゴマ、豆乳、みそ、塩で味付け。具は椎茸、長ネギ、じゃがいも、人参。肉が入っていないのにコクがあり濃厚。目先の変わったシチューは美味しかった。

実は私もエントリーしていました。
「月形の畑から〜黒大豆のチリコンカン風ピタサンド」
・・・レシピはこちら
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第1回目のこの企画、参加した私は多いに楽しませていただきました。
コンテスト出品するために新しいレシピを考えることも、それを試作しながら家族と作り上げていくのも、当日会場の調理場でそれぞれの作品をつまみながら工夫どころを教えてもらうのも、審査結果が出るまでドキドキするのも、この企画があったればこその体験です。

準備作業中、参加者の先輩女性が「オリンピックじゃないけれど。参加することに意義があるのよね。楽しいわ〜。」と笑顔いっぱいで話していたのが、とっても印象的でした。

町内の冬のイベント(スノーフェスティバル)がなくなって、知らない人と顔を合わせたり会話をすることも少なくなってしまったここ数年ですが、こういう「お祭り」もあるんだなあと、新しい「種」が撒かれたような希望を感じました。
この日の参加者のほとんどが女性。これもまた楽しみの「種」です。

2008年02月06日

総務民教常任委員会(2/5)

2月5日の午後、役場3階の委員会室において総務民教常任委員会が開かれました。
今回の議件は『社会福祉にかかる運営補助金について』です。

町内には社会福祉に関連する団体がいくつもあり、それぞれに独立した組織として運営されています。そのうち町が運営補助をしている団体に対して、その補助金が適正に使われているかどうかを精査する目的で、今常任委員会の議件に取り上げられました。(現在のところ規制があり、議会が団体の運営に対して直接的な関与はできません。)
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1)社会福祉協議会 運営補助事業
【事業説明】
●社会福祉協議会は社会福祉法で定められた民間の社会福祉法人。
●民政児童委員、ボランティア、社会福祉施設、社会福祉団体等と連携し、地域福祉活動を推進。
●町からの補助は、約780万円(H19予算額)
  ・職員など(事務局2名分)の人件費
  ・事業費(オムツの助成、ふれあい生き生きサロン、
       ボランティアセンター、地域福祉ネットワーク事業)
【意見交換】
 社会福祉協議会(社協)の仕事のうち、行政がやるべきことと民間部分との境界が曖昧。社協が何を担うべきなのか、ハッキリ分担していくべき。地域福祉ネットワークの展開が重要。


2)訪問介護事業所 運営事業
【事業説明】
●訪問介護事業所「はーとふるつきがた」に対する補助
●要介護、要支援高齢者に対する生活支援、身体介護サービス
●町からの補助は、総事業費から介護報酬を差し引いた額で、H19年予算では約180万円
●事業所設置基準ではヘルパー2.5人が最低限必要(実数4人で対応)=支出が固定される
 一方介護報酬は、要介護度と利用人数で決まる=現在、要介護度の低い方の割合が多い。
 よって、不足分が発生する(事業規模の問題)
【意見交換】
 介護ヘルパーの人員と利用者数とのギャップが問題なのだから、障害者施設のヘルパー事業と連携をとっていってはどうか。地域内で自立できる事業なら合併等外的な要因があっても存続は可能である。そのためにどう育てていくか、方策が必要。
 社協の地域福祉ネットワーク事業を生かして連携を深めて欲しい。


3)高齢者事業団 運営補助事業
【事業説明】
●高齢者事業団は、高齢者の就労機会の増大を図る目的で設置。
 道から、高齢者事業の規模拡大を積極的に支援するよう通達があった。
●町からの補助は事務局2名分の、約385万円(H19予算)
●高齢者事業団の総事業費は1,850万円程度で、
 うち事業(施設管理、一般的な作業、農作業等)による収入は約1,440万円。
 会員数の減少と高齢化にともない、年々小幅ながらも減少している。
●道からの補助金(30万円)も、H20年度で終了の見込み。
【意見交換】
 町内では労働力不足の側面があり、高齢者事業団の存在意義は大きい。しかし現状では充分機能していないと感じられる。産業界と連携したり、高齢者だけでなく間口を広げることによって、機能拡大できないだろうか。
 事業による収入が2,000万円を超えれば町が補助金を出さなくても運営できる。そのための方策に力を入れるべきではないか。


4)老人クラブ 運営事業
【事業説明】
●目的は、老人クラブ活動を通じて高齢者の社会参加を促進すること
●補助額:各老人クラブ(町内9団体、総会員数390人)へは、基礎額+会員数割で算出
     老人クラブ連合会へも補助あり
    総額 95万円(H19予算)・・・うち42.8万円は道からの補助で賄われている
【意見交換】
 補助金の支給額は会員数によって決定されている。実態を充分把握する必要がある。また、福祉名目の補助金は、他の団体に比べ高額のまま(減額されることなく)推移している。再検討する余地もあるのでは。


5)地域活動支援センター 運営事業
【事業説明】
●精神障害者を対象とした就労前訓練、自立支援等、精神保健福祉の普及・啓発・増進に寄与する「NPO法人ミナミナの会 岩家連共同作業所」の運営を補助
●岩見沢市、三笠市、月形町で設置・運営する際の負担金
●補助額 74万円(うち国と道から43万円の補助あり)
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 今回の委員会は「聖域」に踏み込んでいるかもしれませんが、住民の不公平感を払拭するためには必要なことだと思います。その中で、問題点を指摘するだけでなく補助金を減らすための方策を議論できたことは、委員会の成果だと思います。活発な議論ができて良かったです。
 今後も町内の様々な場面でチェック機能を果たしていきたいと感じた委員会でした。
      

2008年02月04日

ゆみこの議員活動報告書3の発行

「ゆみこの議員活動報告書3」が完成しました。
報告書1・2の発行(2007.11.1)から3ヶ月、その間の活動として

●総務民教常任委員会報告(2007.11.6)
●産業常任委員会報告(2007.11.9)
●12月定例会一般質問報告(2007.12.11〜12)
●道内行政視察研修(2007.10.30〜11.1:道南方面)
●議員活動記録(2007.10.1〜2008.1.31)

を掲載しました。
町内向けには、2月5日の各紙新聞朝刊に折り込み予定です。

またweb版はこちらに掲載していますのでご覧ください。

この報告書を基に、月形町の町政について皆さんと議論できれば幸いです。

2008年02月01日

気象台調査官が語る「南極の今、北海道の未来」

ほくでん環境講演会 気象台調査官が語る「南極の今、北海道の未来」(主催:北海道電力 2008.1.31 札幌)に行ってきました。講師は札幌管区気象台調査官の岸隆幸氏で、南極越冬隊として第33次隊('91〜'93)、第39次隊(’97〜'99)に参加された経験を交えての内容でした。

南極のお話の中、私が興味をひかれたのは

○南極では雪は雲から降ってくるわけではない。ダイヤモンドダストが降り積もっていく。

○地球の過去状態は南極の氷床に取り込まれた大気を分析することによってわかる。成分分析で二酸化炭素の濃度変化、酸素の同位体分析で気温の変動。

○雪上車の排気ガスがそのまま雲になり、いつまでもそこに存在しているのが見える。
(日本では排気ガスは空気と溶け込み、すぐに見えなくなってしまう。車を乗ることで排気ガスを作り出しているという事実が実感としてないが、南極では目に見える形で存在を認識する。)

○オゾンホールが極地にできるメカニズム
(南極周辺は気流が同心円状なので冷え始めるとどんどん冷える→極低温状態になると極成層圏雲が発生し塩素が貯まる→オゾンが分解される→オゾンホール)
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最後に岸さんから伝えられた言葉

『南極は、無(限られた人と物)から無限が生まれるところ』
限られたモノしかない状況で、人は工夫し知恵を出し合って目標を達成してきた

『自然が無垢だから理解できることがある』
色々なモノ、便利なモノがあふれていると気づけなくなってしまうし、理解もしにくい

『快適な生活はどこまで必要なのか』
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私は南極には行ったことがありません(もちろんです)。ただ、山登りが好きで家族でテント泊などをします。
自分達の背負える分の食糧や道具しかない中で、いかに快適に長期間過ごせるか、知恵と工夫のしどころです。そして毎回色々なことを気付かされます。
岸さんのお話に、多いに共感できました。

私達が何かを『気付く』ためには日常と違う世界を体験することが有効なのかもしれません。
その発想から、地球を愛する会@月形は『キャンドルナイト』を実施してきたのですが、一歩進めてみてはどうかと思います。
1日限定で『50年前へ、タイムスリップ』つまり昭和35年ころ。電化製品も車もほとんどない時代を想定し、その日だけはそれを使わない生活をしてみる。
1日だけなら何とかできそう? 
町ぐるみでできたら、きっと新しい視点と行動力を手に入れられると思います。

2008年01月21日

「きたひとネット」設立

北海道女性農業者ネットワーク(愛称:きたひとネット)の設立総会と設立記念フォーラム2008が、1月21日午後に北大学術交流会館で開催されました。全道各地から女性農業者をはじめ関係機関(各地の改良普及センター、道庁・支庁・市の農政・農務関係)の担当者、約200人が集まり、私も同じ月形から先輩女性農業者2人と共に参加してきました。

この「きたひとネット」は、道内の女性農業者の相互交流を柱に、女性の自主自立、豊かな農村・農業の継承、情報発信を目的に立ち上げられました。当初道庁農政部などの支援を受け始められたこの事業も、2年の準備期間を経て、女性農業者による自主的なネットワークの設立となりました。
今後の活動は、リーダー人材育成や研修会の実施、会報の発行、全道フォーラムの開催など多岐にわたります。これらが動きだし女性農業者自らで運営することができれば、様々な場面で女性農業者の力がついていくことは間違いないと思いました。

設立記念フォーラム2008では「私流の農業感 〜見つけた!私のフィールド〜」と題し、それぞれの環境で自分の考えを持って活躍するパネラー(女性3人、男性1人)によるパネルディスカッションと、「どう耕そう 私のフィールド」というテーマで参加者全員が思いを述べて意見交換する分科会が開かれました。
それぞれ置かれている立場は違っても、日々の生活に問題意識を持ち、何とかしたいと取り組んでいる姿は共通するものだと思いました。
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女性の地位向上や自主自立は、農業分野に限らず昔から求められ、そして今も途上です。一足飛びに達成できなくても、身近なことから少しずつコツコツ積み上げることが大切だと痛切に感じています。
一般に農村部は、地方であり過疎地であり古い慣習が残っているために、女性の地位向上などが「遅れている」と捉えられがちですが、地域の担い手である現実から考えると「最前列」の可能性があると、私は思います。地域全体や女性自身の発想が転換できれば、すぐにでも形勢逆転できると考えます。

そのためには、自分達の行動や考えを積極的に発信し、共感者を増やすことが最も大事だと考えます。この「きたひとネット」に限らず、様々な場面で「場」を与えられた者は、自分の持っているチャネルを最大限に生かしていきましょう。
私もこのブログを通して「自分の考え・生き方」を発信し、女性の自主自立、地位向上のために役立ちたいと思います。

2008年01月13日

平成20年 月形町成人式

成人の日を前に、1月12日(土)に月形町成人式が行われました。
今年の成人式参加者は30人、対象者の8割くらいの参加だそうです。新成人のほとんどが現在町外在住の学生や社会人ですが、町内の福祉施設に入所している人も参加していました。女性は色とりどりの振り袖、男性はダークスーツ。華やかながらも緊張感もあって、凛々しく美しく見えました。

式典では新成人が「宣言文」を朗読。その中で、両親や地域への感謝、正義と愛、責任と義務、平和と幸福のための助け合い等がうたわれ、また会場内全員で「月形町民憲章」の唱和もありました。

 
続く「成人を祝う会」は、お菓子とお茶を囲んで中学時代の恩師のスピーチ。先生の暖かなまなざしと、それをはにかみながら聴いている新成人の表情が、何とも微笑ましい光景でした。その後「お祝いの餅つき」となり、その餅でお雑煮が振る舞われました。
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質素ながらも心のこもった手作りの成人式に、ほんわかとした温かみを感じたのは私だけではないでしょう。式典での宣言文や町民憲章の朗読は、新成人に自覚と誇りの種を播いただけでなく、参加している私にも「大人の生き方」を考えさせる一コマになりました。

祝う会の餅つきに供されたもち米は、今年月形小学校の教材園で小学生が育てたものです。食べ物を介して地域や世代が幾重にも繋がっている月形町の底力を感じるとともに、郷土への愛着が一層増した、とても素敵で感動的な成人式でした。

それから、この成人式の数日前に月形学園(少年院)でも成人式が行われました。事情がある人にとっても人生の節目は同じように訪れ、それをお祝いする会が開かれているということは素晴らしいと思います。そして月形では、それが当然のように受けとめられていることに懐の深さを感じました。

成人式に新成人が参加するかどうかは本人の選択ですが、それを迎え入れる大人は、「節目」を大切にする日本人の伝統や感性を後世に伝えるべく、これから先も「お祝いの場」を提供していくべきだと強く感じました。

2008年01月11日

平成20年 月形町新年交礼会

今日の午後6時から、町内多目的研修センターにて新年交礼会が開催されました。
会場には約300人の町民が集まり、あちこちで「今年もヨロシク」と挨拶する姿や、「これ美味しいよ!」と[地産地消をテーマにした料理]を勧めあうにぎやかな光景が見られました。

今年出品されたお料理は・・・私の試食順に並べてみました。

■天然酵母パン[出品者:友朋の丘]・・・しっかりした小麦の風味が美味しかったです。
■月形産小麦のピザパン2種[T's Brain]・・・ボリューム満点。スパイシー。
■かぼちゃスープ[地産地消推進協議会]・・・改良を進めながらどんどん美味しくなってます。
■桃太郎のだんご鍋(仮称)[料飲店組合]・・・和風鍋にトマト味。野菜やパスタがたっぷり。
■かぼちゃのスウィートサラダ[T's Brain]・・・かぼちゃとリンゴ、レーズンが新鮮で美味。
■じゃんがいものニョッキ・サーモンクリーム[T's Brain]・・・ニョッキの食感、味とも◎

ここまで食べてお腹いっぱい。他にも食べたい物があったのに時間切れでした。ご紹介だけします。

■かぼちゃまんじゅう[はな・花]・・・ふっくりほっこり。あんこが美味なんです。
■手打ち蕎麦・蕎麦がき[そば打たん会]・・・ピカピカ光る打ち立て茹でたての蕎麦。ツルッと。
■納豆もち[雪の聖母園/産業課]・・・会場でついた餅に地場産大豆の納豆をかけて(写真)
■かぼちゃのモンブラン、米粉のフィナンシュ、ポテトのココアケーキ[T's Brain]
 ・・・どれも見るからに美味しそうなケーキ。色とりどりで綺麗。
■小麦とキャベツのミニドック、かぼちゃのグラタン、スライスポテトのグラタン[T's Brain]
 ・・・私が行ったときには既に完食? どこにあったんだろう、残念。
■大根と白菜のポトフ・チキンボール入り[T's Brain]・・・相当美味しかったらしい。
■「月奴」の湯豆腐・特製ポン酢仕立て[T's Brain]
 ・・・松田豆腐店の月形産大豆を使った豆腐「月奴」。大好評でした。

今回使用された月形産の材料は、蕎麦、かぼちゃ、ジャガイモ、大根、米、大豆、トマト(ジュース)、卵、牛乳。冬なので、保存のきく材料しかなかったのですが、それでもこんなにバラエティー豊かなお料理ができたのでビックリです。夏の盛りならこれに新鮮な様々な野菜が加わって、それはそれは豊かな食卓になることでしょう。

準備をしてくださった出品者の方々、役場職員の皆さん、どうもありがとうございました。お腹といっしょに心もいっぱい、元気をもらいました。こうやって地域の活力を感じると、また「ガンバロー」と力が湧いてきます。

2008年01月06日

月形消防公設110周年出初式

 今年最初の公務は、1月5日に行われた月形消防の出初式です。今年で公設110周年(私設時代から数えると113年)、長い歴史を持っていると感心、感動しました。


さて実際の出初式は、午後1時に団員招集の大サイレンから始まります。朝は雪が降りしきり心配だった天候も回復して、良い日和となりました。

2時に消防署前で開始宣言が行われた後、敬礼と観閲(統監である町長を先頭に、来賓等が団員の前を歩く)があり、分列行進(分団ごとに隊列を組み、町内の一部地域を行進。団長、団旗、団本部(女性団員)第1分団、第2分団、消防車両へと続きます。)消防団員、職員あわせて70余名の参加でした。

その後、場所を福祉センターに移し式典の開催。表彰の後、祝辞や挨拶があり閉式となりました。

地域の安全と安心を守る消防団。厳かな雰囲気の中にも凛とした空気が張りつめ、規律を重んじる消防の精神を垣間見ました。ボランティアで活動し訓練を続ける団員の方々、日々の習練から技術を高める職員の方々、みなさんのお陰で私達の生活があるのだと再認識した1日でした。

出初め式は私達の生活の足もとを見直す良い機会ですが、一般の町民にとっては関係の薄いものなのでしょう。道端で見学する町民がいつになく少なかったのが残念でした。
それに、出初式の花「分列行進」の写真が撮れなかったのも残念。式典等に来賓として参加していると、なかなか撮れなくて。皆さんに消防団員の雄姿をお伝えできなくて、甚だ残念でした。

ぜひ来年は実物を見に、消防署周辺にお集まりいただければ幸いです。

2007年12月21日

「企業と市民の連携で進める温暖化防止」情報交流会

12月20日、札幌のエルプラザ(北8条西3丁目、札幌駅北口すぐ)内の札幌市環境プラザ環境研修室にて、表題の情報交流会が開かれました。主催は「NPO法人環境コンソーシアム えこらぼ」で、札幌市の市民環境提案事業の一つとして委託されたものです。

この情報交流会の目的は「企業・市民双方に役立つ温暖化防止行動やそのヒントを学ぶこと」で、6つの事例紹介がありました。約40人の参加者は情報を受け取るだけでなく、自分達の日頃の生活や活動と照らし合わせ、疑問点や問題点を積極的に発言し、活発な情報交流がなされました。

以下、6つの事例紹介で私の印象に残った点を記します。

1) 北海道リコー株式会社
・環境保全と経済価値の追求は同軸である。
・環境に配慮した商品(長寿命商品、リサイクルしやすい商品)を沢山売ることで利益を上げる。
・お金の援助が主ではなく、活動を通して(地球温暖化防止に)取り組んでいく。 

2) ウインド・カー株式会社
・カーシェアリング事業の展開。
・今の自家用車はプリペイド(前払い)方式のために「あるのに使わないのはもったいない」と余計に使う。しかしウインド・カーは後払いで全ての経費が見えるため、利用者が経済性を考慮しながら必要があるときにだけ使う。結果、使用頻度が減って家計にも優しく、二酸化炭素排出量も減る。
・地球温暖化対策として、観念だけでなく数字を追求していく。

3) 生活クラブ生活協同組合
・共同購入の容器を、規格統一・整理し、リターナル瓶として利用するグリーンシステムの実践
・グリーンシステムを維持するための鍵は回収率
・良いものを買うのではなく、作っていく精神
・環境を守るということは、『地域』という単位を考えることであり、『地域』がキーワード

4) NPO法人 北海道グリーンファンド
・白熱電球を電球型蛍光ランプに替える「省エネ電球モニターキャンペーン」の実施
・自分達だけでなく地域の電気店と協働することにより、幅広い層の参加があった

5) NPO法人 ひまわりの種の会
・省エネルギー住宅の普及活動

6) 札幌市
・さっぽろエコ市民運動
・各自が取り組める二酸化炭素排出抑制行動を、エコライフレポートに書き込み宣言することによって、温暖化防止に取り組む運動。
・四季によりテーマを変えたり、プレゼントを提供することによって、継続できるように配慮
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様々な実践の発表に刺激を受けてきました。

今回の事例紹介は、札幌市を中心とした都市圏で活動をしている団体の事例で、彼らが環境の鍵としてあげた「地域」という「繋がり」や「小さい単位」は、私達の月形には確固として確立されいます。この財産を活かすべく、都市圏とは違った方法で取り組む必要があると思いました。

たまたまかもしれませんが、今回の事例紹介者(各代表者)は、企業関係は男性、NPO関係は女性となっていました。そして、それぞれの活動に取り組む姿勢も、前者は仕事の目線から、後者は生活者の目線からとなっていて、環境問題においても男女の視点や立場の違いを感じました。
観点や手法が違っても、目指すところは同じ。様々な場面で様々な議論の場が設けられたらと思います。


「地球温暖化防止」も「まちづくり」も、それぞれの地域にあった独自性が求められ、様々な個性の協力によって前進するのだと思いました。


2007年12月17日

役場のペレットストーブ・その後

ペレットストーブ周りはこんな風に変化していました(←)。

このペレットストーブは、ペレットストーブの普及促進のために現物を見てもらうことを目的に、道の補助を受けて設置されたものです。ですから燃焼効率や燃費などの検証はできないと言うことで、私の最も知りたかった経済性については有効なお話は聞けませんでした。

annnai.jpgただ、何種類かのペレットストーブの資料や、ペレットの入手先のパンフレットなどが近くに用意され、興味のある人が手に取ることができるようになっていました。また、もっと情報が欲しい人に対しては担当者(産業課)が直接説明をしてくれるということです。

地球温暖化防止の観点はもとより、灯油高騰の折、ペレットストーブに関心が高まっているのは事実です。ただ、経済性を抜きにして導入することはできません。実物展示はいいのですが、それにはペレットを燃やすというコストもかかっています。また、カーボンニュートラルという考えがあるにせよ、今まで以上に温かくしていたのでは結果的に二酸化炭素排出量を増やしていることになります。

不完全な実験系しか組めないにせよ、その中でどのような現象が起きたのか、きちんと検証し、経済性や環境負荷などを考察していかなければ普及促進には繋がらないと思いました。

2007年12月15日

平成19年度 公開授業研究会(月形中)

昨日は午後から月形中で公開授業研究会(公開授業と研究協議)が開かれました。この研究会は町内の関係者(教職員、教育関係、一般人)を対象にしたもので、月形中の実践研究の1つに位置づけられています。

私は今回の一般質問で「教育の質の向上」を取り上げたこともあって、この研究会にはとても興味があました。この研究会には町内の先生方(小、高の管理職と、月中の教員)の他、教育委員会委員1名と同期議員1名の姿もあり、私も興味深く授業を拝見しました。
その後の研究協議は月中の先生方を中心に行われましたが、様々な観点で授業の進め方や到達点などを話し合い、より良い授業に向けて積極的に取り組む姿に、ちょっとした(嬉しい)驚きがありました。その中で、空知教育局指導主事の方の細やかな観察と指摘、問題解決のための手法の提案など、専門的で建設的な発言が印象的でした。
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さて実際の公開授業は、3年生の国語で、魯迅の「故郷」再開の場面から「登場人物2人の心情を読み取る」というものでした。幼い頃は親友として過ごしていた二人が、しばしの時を経て再開したときには主人と使用人という身分の違いが厚い壁となり、それぞれの心が揺れるという場面です。

先生が丁寧に登場人物の言葉から心を読み解くヒントを投げかけ、それに子供達が応えていく・・・先生が子どもと同じ立ち位置で授業に望んでいて、私にはとっても良い雰囲気に見えました。また授業の最初に先生が通読していたのですが、私はその言葉の響きとトーンで物語に引き込まれ、登場人物と同場面にいるような感覚になりました。

このお話は中国の歴史や身分制度など奥の深い作品ですが、この授業で私は単純に「この世の壁」を感じました。それは今の時代でも通じる「格差」「男女差」などです。
また強者(この物語では「わたし」こと魯迅)にとっては何気ない差が、弱者(幼なじみの「閏土」)にとってはとてつもなく大きく重い壁だという感覚は、わたしが社会に出てから感じる「男女の社会的地位の格差」や「セクハラ」に共通する感覚ではないかと、授業を受けながら考えていました。
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この研究授業も、先日の月高公開授業も、ともに学校現場を知る(知らせるための)機会ではありましたが、わたし自身の内面と向き合い、学ぶことの楽しさを再確認させてくれる時間でもありました。また、「学びの裏側」を知る機会でもあり、子供達がこのような積み重ねられた教育理論や情熱の上に、学ぶ場を与えられていることに驚きと感動を覚えました。先生方には感謝でいっぱいです。


なお、この実践研究の研究主題は『自らの学びを高める生徒の育成〜一人ひとりの学習意識を高め、確かな学びを習得させる指導の研究』で、校内研修(全7回を予定)や他校研修などで進めていくもので、1年を通じて幅広く、深く研修していくと言うことです。また今年から町内の教職員による3校(月中、月小、札比内小)交流なども行われるようになり、より一層充実してきているということです。

先生方、より一層の『教育の質の向上』に向けて、よろしくお願いいたします。

2007年12月05日

一般質問準備中

来週の定例会(12月11日(火) 10時〜)の一般質問に向け、現在原稿を作成しています。

一般質問の発想と基本的なデータの収集は、普段の議員活動の中で行っています。その中から今この時期に質問しておきたい事項を選定し、テーマを設定するのが通告書を提出するまでの作業です。
その後通告書の内容に従って、問題点と質問の内容を分かりやすく組み立てるのが今の時期です。

うちの議会では、完全な原稿を作成する議員が多いのですが、私は演説になるのも、学芸会になるのもイヤだったのでこれまでの2回は要点を書き出し、話しの組み立てだけを並べて準備を進めていました。できるだけ現場の議論や展開を大事にし、緊張感を持った一般質問にしたかったからです。

この方法で行った一般質問は、その場の展開に柔軟に対応でき、最終的な回答も得られて、一応の目標は達成できました。しかし、3回という発言の制限や、議会ならではの言葉の使い方が身についていない私にとって失敗もありました。普段の会話のように議論を積み重ねていくのなら、私にも自信があるのですが、議会は私にとって習練の場です。

さて今回は、今までの反省を基に、原稿を作成しています。ただ「演説にならない」「学芸会にならない」という気持ちは同じなので、それだけは気をつけて。まだまだ検討の余地あり、完成するのは直前でしょう。

2007年12月02日

平成19年度月形町PTA連合会 研究大会

 町内にある小学校、中学校、高校のPATによる研究大会「郷土に根ざした人間性豊かな子どもを育てよう」が、12月1日の月形町「教育の日」に開催されました。この研究大会のメインは家庭教育フォーラム(講演)で、今年はポロナイクリニック所長(長沼町)で心療内科が専門の高塚直裕氏を講師に、「気楽に子育てしませんか」と題して行われました。

私が講演の中で印象に残った言葉は

●(子どもが)育つのを(親が)邪魔しないのが子育て
●母性、父性は子どもとのコミュニケーションの中で育つ
●子育ての目標とは、子ども自信が「播いた種は自分で刈り取る(自分で考え、判断し、責任をとる)」ことができるようにすること。

●基本的に、自分の物差し(価値感)でしか相手を見ることができない。だから相手(子ども)のことがわからなくて当然。この認識があることが大事。
●(子どもの)話は聞くが、言うなりにはならない。感情と行動の分離(感情は認めて、行動はコントロールする)が大事。
●(子どもが)大事にされていると実感できるような環境を提供する

◎止まる、信じる、待つ、再び信じる
●子どもは親を見て育つ
●親は親の人生を(それなりに)生きること
●「よい親」になるより「幸せな親」になること

 高塚先生は職業柄、穏やかで落ち着いた口調で話されるのが印象的でした。またたくさんの患者さんを通して親子関係、子どもの成長を見てきているので、言葉の1つ1つに説得力がありました。

 今回の講演は子育てについて、親の側からのアプローチでした。また先日の子育て支援センター主催の「子育て講演会」では、子どもの内面にスポットを当てたお話しでした。視点の違う2つのお話しでしたが、どちらも子どもとじっくり関わる(観察、聴く、待つ、信じる)ことの大切さをポイントにしていて、そのことが今一番求められていることであり、子育ての本質なのかと思いました。

 それから、今回の講演会の参加者の半分は男性(来賓、教育委員会、教員、PTA役員)で、子育て講演会のほとんどが女性だったのと対照的でした。教育分野では男性が、福祉分野では女性が主導権を持っている現実を垣間見ました。男性も女性も協力し合って子育てに望める時代が来てくれることを願っています。

2007年11月30日

12月定例会の一般質問通告書を提出

 12月11日(火)〜12日(水)に予定されている、平成19年度第4回定例会で一般質問をするため、通告書を提出してきました。12月4日に行われる議会運営委員会で審議された後、正式に了承されます。

今回、私が行う一般質問の内容は

1. 町民の移動手段の確保について(町長に対する質問)
   ●高齢化率の高まる月形町において、町民の移動手段の確保は
   重要な課題です。その一端を担うタクシー事業に関し、
   町の関わりと認識、今後の支援についてお伺いします。

2. 学校教育における質の向上について(教育長に対する質問)
   ●学校教育の質の向上が求められる今、町内の各学校
   (小中高)は、それぞれに特徴を持った教育をし、
   成果を上げています。しかしながら町の教育全体に対しては、
   その取り組みが共有できていません。各学校の取り組みを
   町全体に活かす具体策について、お伺いします。

なお、一般質問は11日に予定され、届け出順に行います。私は5番目の見込みです。

2007年11月28日

子育て講演会「幼児期は宝がいっぱい」

 今日の午後、月形町子育て支援センター(花の里保育園内に設置)主催の「子育て講演会」が月形町多目的研修センターで開催されました。会場には乳幼児のお母さんから私のような小中学生を持つ母親、そして小さいお孫さんがいるお婆ちゃんまで20数名が集まりました。2時間に及ぶ講演中、皆さんずっと集中して聞いていて、他のどの講演会よりも一体感のある中身の濃い雰囲気でした。

 さて、「幼児期は宝がいっぱい〜宝を育てる大人のかかわり〜」と題した講演会の講師は、元山鼻保育園主任保育士で国際モンテッソリー教師でもある春木佐栄子さんでした。
 春木さんが幼児教育やモンテッソリー教育に関わるきっかけから始まり、モンテッソリー教育の考え方や、実際の子どもの姿を通しての解説、そして親として大人としてどんな関わり方で子どもに接すればいいのかを、丁寧に分かりやすく話してくれました。

 春木さんの話す「子どもの姿」を、私も子育て中よく目にしました。その時に「子どもの内部で起きている事象」のモンテッソリー的な解説には、説得力がありました。当時の子どもの様子を思い浮かべては、なるほどと納得し、できることならその瞬間瞬間に戻って子どもの成長とともにじっくり関わりたかったなあと思ったほどです。
 今回は「幼児期」にスポットを当てていたのですが、「子育て全般」に共通することもあり、実生活で応用できることがたくさんありました。
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 今回の講演の中で私が印象に残ったお話しを1つ。

『子どもは球根のようなもの』

 この球根は、この状態では何色の花が咲くのか、どんな形なのか、全く分かりません。でも既に全てこの中にプログラムされています。紫色の花が咲いて欲しいからといって紫になれと願っても、チューリップが咲いて欲しいと願っても、この球根からは「白いヒヤシンス」しか咲きません。

 だからといって、この状態のまま白いヒヤシンスが咲くわけではありません。適切な時期に適切な環境を整えなければ(この場合、水や温度、肥料、光、作業など)きちんとした花は咲きません。

 この生物のプログラムが、人間にも当てはまります【命のプログラム】。

 大人が適切な時期に、適切な環境を整えてあげることが大事です。
【知る→整える→観察→反省→知る→整える・・・・愛の循環】
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 私は農学部で学び、今は農家として花作りをしていますが、知識や経験から思い当たることがたくさんあり、非常によく理解できました。モンテッソーリ教育と農学とには共通するものがいくつもあるようで、生命の不思議を感じました。

 今回の講演を企画してくださったのは、子育て支援センターを担っている花の里保育園の先生方です。お陰様で有意義な時間を過ごすことができました。今後も子育てのバックアップ、よろしくお願いいたします。


 なお、春木さんは現在月形町の新規就農者として研修中で、間もなく本格的に農業を始めます。幼児教育を深く学んだ人が農業に興味を持ち、農家になる・・・。
 私は農業の中に常に「人(成長、代謝、制御、関わり・・・)」を感じ、植物を人として考えることで理解できることがよくあります。
 言葉にするのは難しいのですが、春木さんと共感する何かを感じています。

2007年11月26日

栗山町議会「議会改革の取り組み」について視察(その3)

視察の前に栗山町議会の議場を見せていただきました。写真では分かりづらいのですが、議員側の席はコの字型になっていて、議員同士が顔を見ながら議事を進められるようになっています。
月形町議会議場の議員側は二列で教室のように全員同じ方向(議長や理事者と相対する方向)を向いて座っています(議員同士は隣りあるいは前後。多くの議場が月形と同じ)。
この議場の形からも、その精神を感じました。

視察を終え、帰る道すがら『政治は人』という言葉を思い出しました。

最後になりましたが、今回大変お世話になりました栗山町議会事務局の皆さん、どうもありがとうございました。とても有意義な視察ができましたが、まだまだ学びたいことがありますので、近いうちにまたお邪魔させていただきます。

2007年11月25日

栗山町議会「議会改革の取り組み」について視察(その2)

今回の視察でもっとも私が知りたかったのは、栗山町議会が議会改革をしようとした「最初のきっかけ」です。

栗山町と月形町は人口の差(栗山;約14,000人、月形:約4,000人)こそあれ、議会に会派がないことや南空知の一町であることは同じです。全国規模から見れば[同じような町]の部類にはいるのではないでしょうか。それなのに議会改革という点では大きな開きがあります。
その差は何なのか、どうすれば私たちの町も議会改革できるのか、私にできることは何か、そんなことを考えながら視察をしてきました。

栗山町議会は元来、議論を重んじ積極的な議会活動をしています。そんな中、地方分権(H12.4)の波や、住民と対話している町(宮城県本吉町)の視察などから、議員自ら住民の前に出て説明する『議会報告会』を行いました。この議会報告会の実践から、『住民主権』『情報公開』『透明性』の重要性を感じ、様々な取り組みへと発展していったとのことです。

議会の緊張感の源は住民の目

橋場議長の印象的な言葉です。
議員の中には、理事者あるいは支持者の方を向いて(緊張感を持って)いる人がいます。しかし二元代表制の地方議会は、常に住民の側に立ち、執行部と対峙する努力を惜しんではいけません。最後は住民の皆さんが判断することですが、その判断に媚びることなく、真摯に自分の仕事を全うすることが大事だということが解りました。今まで私が漠然と抱いていた『議員像』をキチンとした言葉や実践に置き換えてくださったようで、未来が開けたような清々しさを感じました。

今すぐに私にできることは、議会の透明性と情報の公開という意味で、「議員活動報告書」を発行することです。また町民の皆さんの目に触れるまでには時間がかかるかもしれませんが、毎日の議員活動の中で「住民主権」の考え方を浸透させることだとも思います。
いつか月形町議会も、町民の皆さんとともにある議会となるよう頑張りたいと思います。

(その3へ続く)

2007年11月24日

栗山町議会「議会改革の取り組み」について視察(その1)


栗山町は北海道夕張郡にあり、月形町と同じ南空知に区分されます。
その栗山町議会が平成18年5月に「栗山町議会基本条例」を発表し、一躍全国から注目される存在になりました。様々な議会の仕事に加え、出版物への掲載や講演等お忙しい中、受け入れた視察者数は現在まで約1,800人にのぼります。

私もご多分に漏れず、栗山町の議会基本条例を含む議会改革の取り組みについて興味があり、機会があれば視察したいと思っていました。というのも「地方自治土曜講座」では「栗山町議会基本条例」が何度も話題になっていましたし、2006年度のサマーセミナーでは橋場議長のお話を直接伺う機会があり、一般町民だった私でさえも議会が身近に感じるような内容にワクワクしたからです。また議員になってからも議員向けの刊行物で解説を読んだり、自分の町の議会と比較して「議会のあり方の違い」に疑問を感じていたからです。

視察は日時と定員が決められた中、幸いにも11月22日に参加することができました。同じ時に視察したのは、和歌山県西牟婁郡町村議会議長会、山形県寒河江市議会、埼玉県寄居町議会、出版社の皆さんで計25名です。

視察は橋場議長と中尾事務局長により進められました。議会改革の要旨がビデオ(テレビ放送の抜粋)と資料を使って説明され、その後は時間の許す限り質疑応答。条例の細かな部分の確認から運用上の問題点、議会の様子など多岐にわたり、自分では思いもよらない質問の数々に大変勉強になりました。

(その2へ続く)

2007年11月15日

北海道市町村合併シンポジウムin旭川

 本日午後、旭川市大雪クリスタルホール音楽堂にて北海道主催の市町村合併に関するシンポジウムが開かれました。これは自治体理事者、職員、議員を対象とするもので、全道各地から人数制限がでるほどの関心を集めて行われました。
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 基調講演は(財)東京市政調査会理事長で、第29次地方制度調査会(地制調)のメンバーでもある西尾勝氏の「市町村合併を含めた基礎自治体のあり方」。主な内容は

●平成の市町村合併推進は合併新法期限切れのH22(2010)年3月でひとまずやめるべき。市町村合併の目的は、行財政の効率化と地方分権の受け皿作りであったが、合併ばかりに気がいって分権の方向へ向かっていない。腰を落ち着かせ、地方の自由度が増す分権の方向へ向かわせたい。

●地方自治体の分類(政令市、中核市、特例市・・・町、村)は要件が緩和され、単に人口規模による分類になった。小規模の自治体では権限委譲されても担えない。しかし様々な理由(離島、孤島、合併協議のもつれ、人口密度の低さ・・・)で合併の余地がない、合併条件が折り合わない地域も現存する。そこで「特例町村」を設けてはどうか。

●「特例町村」とは「一般町村」に対し、義務的事務の範囲を縮小(例えば国保・介護保険の保険者)するもので、任意的事務(図書館の設置等)は今まで通り。ただし交付税や地方税はそれぞれの仕事量により額を変える。住民へのサービスは垂直補完(都道府県による補完)、可能であれば水平補完(周辺町村による補完)の仕組みを作る。議会や教育委員会、公平委員会・・・等の政治・行政機構に関しても廃止を含め簡素化していく。

●権限委譲の実績が最もあるのは広島県。考え方が進んでいるのは福島県と山形県(ただし市町村側からの申し入れが少なく、実績は少ない)。

●地方自治体の有り様を、国は明確な区分け(例えば人口)で全国一律に決めたいと考えるが、町村は自分達で(どの義務的事務をするのか)決めたい。相反する関係である。今後、様々な仕組みの標準型を作るようになるのではないか。
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パネルディスカッション「考えよう地域の未来ー今、私達がすべきことー」
パネリスト  西尾 勝 氏(財団法人 東京市政調査会理事長)
       小西砂千夫氏(関西学院大学大学院教授・経済学)
       室田 哲男氏(総務省自治行政局合併推進課課長)
       田中 誠 氏(元端野町長)
司会     佐藤 俊夫氏(北海道企画振興部長)

●H20.7の全国市町村数は1,788になる見込み。西高東低(県庁が進めたところは進んでいる。道庁は進めなかった。)

●広域連携→合併という流れが、市町村合併を推進する上で進みやすいのではと考えたが、スケジュールとして間に合わない。道の地理的、人口的要件から、同時並行で進める方向になるであろう。

●道内の合併していない自治体にアンケート調査し、以下の2点を感じた。
1) 目の前の財政問題が気になっている自治体が多い。もっと長期的な目線で考えて欲しい。
2) 支庁制度が大きく、いざとなったら助けてくれるという甘えが見える。

●市町村の役割は明治・昭和の大合併の時より幅が広がっている。調整が難しく、割れる要素が多い。町村長の固い意志が必要。

●地方財政計画では、今後5年間もそれまでと同じペースで歳出削減していくと示されている。
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3時間にわたるシンポジウムでしたが、中身が濃く、今後の地方行政のあり方を考えさせる良い場になりました。
パネルディスカッションの中で小西氏が「道内の自治体は合併に関心を持つのが遅い。今の関心の高さが旧法の時代にあったなら、違った選択肢があったのに。」という言葉に、議員としてアンテナを四方八方に張る必要性と、時代の流れと情報に迅速に反応することの大切さを痛感しました。
それから、西尾勝氏から直接お話を聞くのはこれで2度目ですが、今回も話の分かりやすさと情報量の多さに感心し、納得しました。普段は媒体を通して西尾氏の発言を聞くのですが、紙面等の関係上内容を割愛した情報となり、本質が伝わっていないように感じます。本質を見極めるべく自分自身で積極的に活動していくことが重要だと再確認しました。

2007年11月13日

月形高校公開授業

 月形高校は普通科2クラス×3学年の道立高校です。小さいながらも特徴を持った学校で、町内はもとより近隣の市町村から生徒が通学しています。

その月形高校で今日の2,3校時、公開授業が行われました。全クラスが対象で、教育関係者から地域住民まで自由に見学することができます。受付で授業の内容を示した資料と教室の地図をいただき、いざ見学。

私は高校の授業を見るのは初めてで、自分の高校時代の思い出と重ねながら見学させていただきました。特に「化学Ⅰ」は昔から興味があったのでいつしか授業に引き込まれ、じっくり聞き入ってしまいました。また「数学Ⅱ」ではlog(常用対数)の授業で、なるほど〜と感心し、楽しませていただきました。
他に、家庭科では「高齢者のくらし」、保健で「環境と健康」と、私が高校生の頃は「現代社会」の分野で学んだようなことが別の教科で専門的にしっかり学んでいるのに驚きました。また情報Aの「情報の活用とコンピュータ」の授業で一人1台のパソコンを使い、実践を通して学んでいくスタイルにも驚きました。

先生方はみな工夫しながら授業を行い、生徒達も真剣に向かい合って「学ぶことの楽しさ」を味わっているようでした。

2007年11月11日

月形中学校開校60周年記念式典

昭和22年5月2日に開校した月形中学校は、今年で60周年を迎えました。
町内はもとより道外からも同窓生が集まり、厳粛でありながら希望に満ちた記念式典が執り行われました。

 gassyo.jpg

左の写真は表彰式、右の写真は全校生徒合唱「大地讃頌」の様子です。
現在の生徒数は105人ですが、その一人ひとりが力強い歌声で心に響く合唱を聴かせてくれました。

式典の後は祝賀会。開校当時の逸話披露や、同窓生の電子オルガン奏者「熊沢由香さん」の演奏で、和やかで華やかな祝賀会となりました。

私にとってこの式典は、過去から現在まで通じる「月形のこころ」を感じるとても良い機会でした。準備をしてくださった関係者の皆さん、どうもありがとうございました。

2007年11月05日

道内行政視察研修の報告

10月30日〜11月1日にかけて、月形町議会議員全員による道内行政視察について報告いたします。

【厚沢部町】

1)メークイン等を原料にした焼酎の製造について

 民間企業が試験的に栽培したサツマイモ「黄金千貫」が地域に定着し、それを原料にした焼酎製造工場を誘致した。現在は特産のメークインを使ったじゃがいも焼酎他も製造。原料の麹用米はJAから、黄金千貫は町内農家との契約栽培、メークインは規格外品も使えるため、経済的波及効果が大きい。
 町は工場建設にあたり、企業立地促進条例に基づく支援(インフラの整備、補助金の交付、課税の免除)をしているが、主体は民間企業と農業者である。

2)トドマツを原料にした木質ペレット製造について

 製造業者の「佐々木総業」は、建設業や廃棄物処理業の傍ら木質ペレットを製造することで、人員や機材を効率的に配置・稼働していた。また作業所や機材の多くが手作りで、徹底したコスト削減が図られていた。
 原料は周辺国有林の間伐材で、不足することはない。販売は道南から札幌方面まで幅広い。

■私の感想
 焼酎工場が柱になった産業展開は、元々は民間企業の取り組みだった。そこをある時点で行政が支援し大きく育てたが、その際、2億円もの資金援助や様々な取り組みを決断した行政と議会の「先見の明」に驚いた。私たちの町でそのような場面が起きた時、どのようなプロセスで判断するのか、できるのか。
 ペレット工場を経営する佐々木総業社長の徹底したコスト意識に、民間の厳しさとたくましさを感じた。


【黒松内町】

 酪農から「福祉の町」に転換し、人口の4割が福祉関係に従事している。「ブナ北限の里」をまちづくり構想の柱に展開し、年間20万人が来町する町となった(人口は約3,300人)。現在の課題は、町立病院と点在する離農家の廃屋。

1)総合移住対策事業

 移住の対象は若者からお年寄りまで全ての世代。移住者は新たな価値を持ち込んでくれると歓迎。役場内に関連部署が連携した「総合移住対策連絡会議」を設置、ホームページを最大限活用。自家住宅建築奨励事業(地元業者の活用、屋根の形状統一)、景観修景事業(住宅の色彩指定)、北方型住宅建設奨励事業(案・国から補助あり)などを合わせて展開。

2)地球温暖化防止対策・・月形町と同様の施策 

3)お出かけサポート券交付事業

 高齢者等の外出支援。温泉券またはタクシー券として利用できる共通券の発行。利用者が自分にあった使い方を選べるので利用率が高い。
 
■私の感想
 移住者を町の財産として位置づけ、歓迎し活用していることに興味を持った。また住宅景観や「ブナ北限の里」など、イメージを統一して方向性を出すことで、大きな力になりうるということに気付いた。
 「お出かけサポート券交付事業」は興味深く、参考になった。福祉の分野でも「選べる」という発想が大事で、成果を上げていることに着目したい。


【道の駅視察】

 施設の雰囲気、配置、利用状態(農産物直売、展示棟)について視察。
各道の駅の特徴は以下の通り

・ あっさぶ:道の駅内に別組織の事務所あり。(人がいる、暖房費削減)
・ 江差/繁次郎:トイレと売店だけ(簡素でよい)。
・ ルート229元和台:見晴らし良。広いトイレが数多くある。
・ くろまつない/トワ・ベールⅡ:有名なパンの店、加工品と喫茶充実。
・ みたら室蘭(休館)
・ だて歴史の杜:併設して刀鍛冶館や藍染め館などあり。
・ あぷた:小さい建物に様々な産品が効率よく配置。
・ とようら:農産物が中心。大きな建物。
・ 230ルスツ:施設が広く大きい。農産物専用の棟。
・ 真狩フラワーセンター:特産のユリ根中心。温室、細川たかしの展示場。
・ ニセコビュープラザ:農産物販売が充実。長屋方式で効率的。

■私の感想
□道の駅を建設する場合、建物の大きさと配置に工夫が必要。また同じ施設内に他団体の事務所等が入居することにより、●常時人が出入りしている ●冬場の暖房費、除雪の面で有効 と思われた。
□道の駅の構成要素「トイレ」は重要で、新しい施設ほど洋式トイレの割合が高かった。その分建物は大きくなる。
□農産物や加工品など、特産品がある町は特徴付けされて印象に残った。
□夏場に農産物が多く出回る道の駅では、冬場の場所の維持が大変そう。広すぎて空間を埋めるのに苦労しているようだった。

2007年11月04日

「ゆみこの議員活動報告書」発行

 今日の朝刊(月形町内配布の北海道新聞、朝日新聞、読売新聞など計1,800部)に「ゆみこの議員活動報告書1」「ゆみこの議員活動報告書2」を折り込みました。読んでいただけましたか?

 私がまだ議員になる前のこと。議会で行われていることを知るためには本会議や委員会を傍聴に行くか、ホームページ上の議事録を読むか、直接議員さんに聞くしかありませんでした。普通の生活者では毎回傍聴にも行けず、議事録は3ヶ月遅れ(町報に載っている議会に関することは項目のみで詳細はわからず)、知り合いの議員さんもあまりいないうえに、こちら側から疑問を投げかけ答えてもらう形だったので、多少の知識がなければ質問することもできませんでした。

 そんな経験から、自分が議員になったら議員活動報告書を出したいと考えるようになり、選挙時の公約でも「情報公開の推進」を掲げました。議員自ら情報を提供することによって多くの人と情報を共有することができ、新たな発想やより良い方向性を見つけられると考えるからです。

 議員の数が10人になった今、様々な意見とアイデアは宝です。皆さん、ご感想やご意見をどしどしお寄せください。お待ちしています。

2007年11月02日

平成19年度 月形町表彰式

本日午後、文化の日を前にして月形町に貢献した方々の表彰式が行われました。これは月形町表彰条例に基づき、月形町表彰審議委員会によって審議、決定されたものです。
表彰式には名誉町民と歴代の功労者の方々、町理事者と町議会議員が出席し、厳粛に行われました。

 

平成19年度の表彰対象者は、町政功労者賞2名(田邊氏・山田氏)、貢献賞2名(笹木氏・神馬氏)、善行賞3名(大木氏・山本氏・上葛氏)です。

私は今回初めてこの表彰式と祝宴に出席しましたが、ここに集まられた大勢の功労者の方々は皆、町政の様々な場面でお会いする方々ばかりでした。こうした先人のお陰で今の月形町があるかと思うと感無量です。

2007年11月01日

町議会議員の道内視察終了

10月30日〜11月1日までの2泊3日で、厚沢部町、黒松内町方面への視察を行ってきました。

厚沢部町では、
・焼酎の工場誘致に関する施策と工場見学
・ペレット工場の見学とその状況調査
黒松内町では
・移住者を受け入れのための施策について
・環境に配慮した様々な施策について
を、それぞれの現場の担当者から直接お話を伺いました。
また道内に数ある「道の駅」の比較検討も行いました。

詳しくは後日報告いたします。

2007年10月26日

北海道ペレット(株)月形工場見学

今日の午後、地球を愛する会@月形のメンバー4人でペレット工場の見学に行ってきました。ちなみに、北海道ペレットの三浦社長も私達のメンバーです。(下の写真は事務所で使用しているペレットストーブ。ペレットストーブは日々進化し、今は様々なタイプがある。)
 

髙橋工場長の案内で、原料(建築端材)から工程(粉砕、乾燥、圧縮整形、冷却、選別、袋詰め)、製品までを詳しく見せていただきました。
  
この工場では、乾燥工程の燃料も製造段階で発生する規格外品を使用し、できるだけ化石燃料を使わないよう工夫されていました。また建築端材を使うことにより「ホワイトペレット」と呼ばれる、高熱量で灰分が少なく煙も出にくい製品になっています。

見学後、疑問点を質問してみました。
Q) 建築廃材や間伐材を原料にペレットは作らないのか?
A) 今のところは行っていないが、将来的な原材料として考えている。ただし、建築廃材や間伐材は製造工程で余分なエネルギーを必要としたり、製品の質が落ちる(灰分が多い、熱量が落ちるなど)可能性がある。

Q) 製品を入れるビニール袋は再利用可能なものに変更できないか?
A) 今後の検討課題。ペレットは湿気を嫌うのでそれをクリアする必要がある。

Q) ペレットの原料は?また普及状況は?
A) 道内では松が主(道外は杉)。普及しているのは岩手、新潟、山形、栃木など道外が先行している。皆ペレットストーブを製造している県。道内には今のところペレットストーブを製造している会社はない。ペレットストーブが安価に供給されれば普及も拡大していくと思う。

Q) ペレットストーブやペレットの利点は?
A) 木質燃料の特徴である温もりのある暖かさ。薪ストーブに比べ手間が少ない(+薪割り不要で高齢者向き)。建築端材をリサイクルできる。


中身の濃い見学会でした。私は来週、議員視察で厚沢部町のペレット工場見学に行きます。今日学んだことも含め、新エネルギーについて今後の展開を考えたいと思います。

2007年10月20日

第55回 北海道女性議員協議会総会の報告

  
北海道女性議員協議会に行ってきました。左の写真は総会で議案審議をしているところ。右の写真は2日目の分科会の様子です。
期待していた以上に中身が濃く、有意義で刺激的な2日間でした。参加して良かったです。

さて詳しい内容です。
この総会の対象者は全道の地方議会(道議、市議、町議、村議)の女性議員で現在224名、今回参加したのは83名でした。この協議会は超党派で、参加者の全員一致を原則に議案を審議し、要望書の形で国などに働きかけていくことを目指しています。
右から左まで様々な考えと立場の超党派の協議会なので、短時間に全員一致となるまで議案の内容を詰めていくのは大変な作業になります。喧々囂々、熱のこもったの議論が繰り返されました(私が体験している普段の議会より数段白熱し、実戦として大変勉強になりました)。結果、提出されていた議案は全て、原案または修文可決されました。

記念講演は法テラス旭川の神山昌子弁護士による「日常と法律」でした。 
その中で特に印象に残っているのは、
■法律(や条例)は多数決で決まる。決める場面(議会)にいるのはほとんどが男性。女性の考えも反映した法律になってほしい。
と言うことです。確かに地方議員の中でも女性は8%にすぎません。マイノリティ(少数派)は多数派より、より大きく力強く声を上げなければ、多数決の場面では受け入れられないのだということを再認識させられました。

2日目は「環境」分科会で話し合いました。ノーレジ袋運動やゴミ処理問題など、地域によって実態も取り組みも違うことが明らかになりました。またゴミの分別に関しては、ムリをした中で進めていくと必ず逆行することも分かりました。今後高齢化が進み、完璧な分類は難しくなるでしょう。「お助け隊」のアイデアや、本当に必要な分別、施設の改善で簡素化できる点など、改良の余地はまだあると感じました。
他に拡大生産を前提としたリサイクル法の問題点や、新エネルギー推進(バイオマスなど)、地球温暖化なども話題になりました。
これらのことを月形の実態と比較してみて、環境に関して進んだ取り組みをしていることが分かりました。ただ、制度上整っていても実践がともなわなければ絵に描いた餅です。月形ではこの「実践や普及」に注力すべきと考えられました。


この協議会総会の来年度の開催は岩見沢市になりました。近隣自治体も含めて役員になると言うことで、たぶん私も役員になると思います。こういった興味深い会議の企画から参加できることは、大変有り難いことです。またこれをきっかけに近隣町村の女性議員の連帯感も強まり、勉強の場も増えるかもしれません。これからが楽しみです。

2007年10月18日

北海道女性議員協議会総会へ、いざ出発

第55回北海道女性議員協議会総会が今日と明日の2日間、旭川市で開催されます。この女性議員協議会は昭和27年に始まり、55回もの歴史を重ねる由緒ある会議です。しかし、月形町では今まで女性議員がいなかったことから、案内もなく存在すら知られていませんでした。私は今回、女性議員の一人としてこの会議に出席させていただきます。

プログラムを見ると、
弁護士(法テラス旭川)神山昌子氏による記念講演「日常生活と法律」や、
食の安心安全、後期高齢者医療制度、医師確保対策等の議案審議、
5つの分科会(福祉、環境、医療、農業、男女平等)による討論など、
とても中身が濃く興味深い内容です。

これらに加え、私が最も楽しみにしているのは他市町村の女性議員との交流です。一般人の時には知らなかったのですが、議員の研修や会議のほとんどは「市」と「町村」で分けられ、市議会議員の方と公式の場面で会うことはほとんどありません。今回はその枠がなく、ただ「女性」というくくりなので新鮮で興味深く楽しみです。また「地方自治土曜講座」で知り合った女性議員に会うのも楽しみです。
できるだけ多くの女性議員と知り合い交流が持てるよう、活発に行動しようと思っています。

それでは、行ってきま〜す。

2007年10月15日

月形学園施設見学会

10月13日(土)の午前、「月形学園施設見学会」に行ってきました。この見学会は年1回、施設を一般に一部開放するもので、今年で4回目です。

月形学園は短期(概ね5ヶ月)入所の少年院で、昭和48年に設置されました。月形学園という名称と、オープンな施設の雰囲気(敷地を仕切る柵はほとんど目立たない)に、月形に移り住んですぐの頃はここが少年院だと気付きませんでした。それくらい月形ではごく自然に馴染んでいる施設です。

学園内では少年の作品展示(貼り絵、習字、木彫など)や、学習・生活の様子を示したパネル等があり、また施設内の案内も行われ、それぞれの場面で職員の方の丁寧な説明がありました。

月形学園には概ね14歳〜20歳未満の男子が入院しています。入院した少年達はプログラム(短期生活訓練過程、短期教科教育課程)に従って約5ヶ月間の教育を受けますが、そのプログラムの中に地域の人が先生となっている授業(珠算、習字、木彫、講話)がありました。また更正婦人会(地域のボランティア団体)の皆さんが様々な行事で子供達と関わり、家庭的な雰囲気を提供しているということです。

施設内を見学させていただいて、窓の鉄格子が思いのほか気にならず、明るい雰囲気になっているのに驚きました。それは窓と鉄格子の間に空間が取ってあること、鉄格子の模様が工夫されていること、部屋に光がふんだんに取り入れられ明るいことなどが関係していると思われます。外から見るのと内部では違うものだなあと改めて感じました。
それから寮生活では刑務所と違って、束縛感がありませんでした。夜間、寮の入り口は施錠されるものの各部屋の錠はなく、トイレも自由に行けるそうです。ただ寮の周りを終夜監視しているので、ルールに則った生活態度が必要です。自由ではあるけれど自律の求められる生活は普通の子供でも難しいものです。かなり厳しい訓練ではないかと思いました。

見学会の最後にアンケートがありました。「見学を終えて、月形学園の印象は?」の問に、たくさんの選択肢からイメージに合うものを選ぶのですが、私は「明るい」「きれい」の様な、良いイメージの言葉を選びました。
一方、一緒に行った息子(小5)は「怖い」「暗い」「厳しい」という言葉を選んでいました。
同じものを見、説明を聞いたのに、こうも印象が違うのには驚きました。子供にとってはいくらゆるい束縛といえども、自由を奪われることがかなりのストレスになるのだと再認識させられました。

今回の見学で、少年院のような特別な施設であっても、地域の協力や力が重要で、かけがえのないものなのだと感じました。月形には刑務所もあり、様々な境遇の人々が人生のひとときを「月形」で過ごしています。地域が関わることで「月形での生活」に少しでも潤いを感じてくれたら・・・そんなことを考えました。


どうか月形学園を出院した子供達が普通の生活ができますように。そして願わくは幸福な人生が送れますように。

2007年10月07日

第14回 友朋祭

本日、町内にある障がい者施設「札親会 つきがた友朋の丘」のお祭りがありました。
友朋の丘は市街地近くにあるので、数ある施設のお祭りの中で町内からの参加者が多いところです。子供から年配の方まで、多くのお客さんでにぎわっていました。

出店では、同施設で生産されている「友朋のゆめたまご」を使った新作「ゆめたまごプリン」や、同じく生産している椎茸を使った「椎茸のバター焼き」、生産小豆を使った「白玉ぜんざい」、生産そば粉を使って「そば打たん会」が打った「そば」など、『友朋の丘、地産地消、宣言!』にふさわしく、盛りだくさんでした。
そうそう、地元町内会出店の「綿あめ」も大盛りで大満足でした。


町内の色々なお祭りに参加してみて感じることですが、どのお祭りにも沢山の人達が関わり、ある時は催す側として、ある時はお客として参加していて感心します。みんなが裏も表も知っているからこそ、マナーを守り、心配りをしながらお祭りを充分に楽しんでいるのでしょう。子供達もそんな大人の行動を見、そしてお手伝いしながら育っています。

これこそ地域力! 小さい町のいいところです。

2007年09月27日

月形小学校 研究授業

今日の2校時に自校教員のみの研究授業が行われ、私も見学させていただきました。

研究授業は4年生の国語の授業で行われ、説明文の要約が課題です。
音読をした後、段落ごとにキーワードを抽出し、100字を目標に要約文を書いていきます。最後に数人が発表し45分の授業が終了しました。
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字数制限のある要約文の作製は大人でも難しく、高度な授業に驚きました。
午後の研究協議で教職員同士の議論や指導主事からの助言があるそうで、どんなやり取りがあるのか(私は参加できないのですが)興味深いです。

先週は複式校、今日は単式の授業、様々な形態の授業を見る機会がありました。教室は子供と教師の密室で、ともすれば担任教師の独りよがりになってしまう可能性がある授業を、このような研究授業を通して高め合っている学校や教育行政に好感を持ちました。
また、教職員だけでなく保護者や地域の教育力や地域力向上のために、同じ町内に形態の違う学校があることを最大限活用していけたらと思います。そのためにも教育委員会や議会、保護者の役割は重要だと感じました。

私はこの教育環境をより良く発展させるため、関係者や一般の人達が、地域(学校区)の枠にとらわれることなく各学校を気軽に行き来できるような仕掛けを考え、実践していきたいと思います。まずは子供達の交流がポイントになるでしょう。

2007年09月26日

2007年度地方自治土曜講座 9月22日第5回講座

テーマ『格差を超える』

■ 第一講 「『格差社会』の現実と背景」 ジャーナリスト 平舘英明氏
・ 郵政民営化に見る格差社会 
  過疎地域の集配局集約で、身近な局が無集配の窓口局に
   → 配達距離が長くなることにより役場の支所的役割ができなくなる
      → 利用減 → 廃止 → 住めない
・ 交通(国鉄民営化での廃線)、教育(道立高校の統廃合)、医療(公立病院)も
  同じ構造(公益性より効率、収益)で進んでいる
・ 労働市場に広がる賃金破壊
 (スポット派遣、ワーキングプア、ダブルワーク、自営業者、農業者)
・ 「小さな政府」は社会保障制度の解体
 (生活保護、母子家庭加算、就学援助、障がい者自立支援法)
・ 社会保障を縮小させる「小さな政府」の一方で、増殖する「大きな政府」
  ——市場原理主義、国防強化、警察の増大

■ 第二講 「地域格差社会を超えるための自治体の役割」
              北海道大学大学院法学研究科 宮本太郎氏
・ 格差:今ここにある不公正 = 空間的不公正+歴史的不公正
・ 日本には福祉国家と違った、格差を生まない仕組み(日本型生活保障)があった。
  これが崩れ、保証が薄い若者に大きな影響が出た → 格差
・ 格差解決のイメージ)地域社会に架ける「4つの橋」:北欧との比較
  日本は危うい橋で一方通行。北欧はしっかりとした橋、行きつ戻りつできる。
・ 人と人との結びつきこそが問題解決の糸口
  信頼関係が強くなればコストがかからなくなる(例:警察)
・ 所得保障より、みんなが働ける環境を作ることが大事では

■ 第3講 パネル討論「北海道における脱『格差社会』への戦略」
  司会 :樽見弘紀氏(北海学園大学教授)
  討論者:平舘英明氏、宮本太郎氏、高原一隆氏(北海学園大学教授)
・ 地域を元気にする=社会関係を強化することがより良くなるポイント
  信頼関係の厚い、地方の方がポイント高いのではないか
・ 地域施策の主体は誰か?
  公が作った案にNPO等を乗せるのは上手くいかない
・ NPOの認識が薄い → NPOの幻想を取り除かなければならない
  特に自治体職員の意識改革(NPOは安上がりの行動隊ではない)
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今回の講義の中で「信頼関係が強くなればコストがかからなくなる」という発言がありました。田舎に住んでいる私としては、全ての生活コストが押さえられるのを実感します。治安コストは言うまでもなく、食糧コストは物々交換で、運搬コストは乗り合わせで、他にもたくさんあります。ですから、「地域格差」を感じる場面はあっても、実際は数字よりも少ないのではないかと考えられました。価値観の違いで解決できる場面もあるのではないかとも思います。
それに引き替え、同じ地域内での格差はより深刻さを増しているように感じます。同じ価値観で生活していれば価値の違いは歴然で、物質的格差+精神的格差が生じるためだと思います。
「格差」と一括りにせず、格差の原因を慎重に見極める必要性を感じました。よって格差是正の施策も場面によって異なり、オリジナリティーの必要性があると考えます。何事も中央集権的でなく、地方分権の時代になっていくのでしょう。

2007年09月25日

2007年度地方自治土曜講座 8月25日第4回講座

テーマ 『自治体財政破綻からの脱出』

■第一講 「財政危機からの脱出と地域の再生」  京都女子大学教授 橋本行史氏
・国が地方を助ける方法は、公共事業以外にもあるのではないか
・夕張市の財政破綻の原因は?
 (首長、職員、監査委員、議員、住民、マスコミ、学会、金融機関、道、国)
 全てのプレーヤーが地域振興を望み一体化(利害の一致)してしまった。
  → チェック機構が働いていない。ガバナンスの欠如。
    皆が関わっていると守りきれない。
・市民運動だけで地域を支えることはできない
 (ボランティア団体が活発化し、意識改革には良いが力不足 → 行政の役割が重要)
・今後の自治体経営とは、方向性(ビジョン)を示すこと。
 小さな資源のつなぎ合わせ、小規模成功の積み重ね、暮らし都市や生活都市の発想

■第二講 「政策選択と予算配分ー政策財務の視点から」 法政大学講師 加藤良重氏
・決算カード(決算状況のわかるもの。総務省HPから見ることができる)
・横並び主義(先送り体質)を脱却しないと経営改革はできない

■第三講 パネル討論      ※ 所用のため不参加

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今回の講義の中で最も印象に残ったのは、夕張市の財政破綻の要因分析で「そこに関わるオールプレーヤーの利害が一致してしまうとチェックできない、守れない」という点です。議会の一員として行政を監視する立場である私も、ともすると陥ってしまう危険があるのだと気付きました。常に様々な視点で物事を見つめ、素直に声に出していかなければと、再認識し、気が引き締まりました。

2007年度地方自治土曜講座 6月30日第2回講座

テーマ『市民の安心、安全をどう守る ーー自治体福祉政策の課題』

■第一講「医療・福祉制度改革と市町村の役割」 新潟大学法学部教授 加藤智章氏
・年金=規模の利益、できるだけ大きい方が良い
・医療や介護=小さなレベルできめ細かく。組織体としては小さい方が良い

・日本は世界の中で比較的早い段階で健康保険の制度を取り入れた。
 その後、制度改正を進めるうちに複雑になっていった。
・制度構造の急速な変化(1.総人口減少と少子高齢化、2.非正社員化)により
 他の国では経験していない問題が発生 → 新しい制度等の必要性

■第二講 「北海道における医療と介護問題ー自治体の課題をめぐって」
                北星学園大学社会福祉学部教授 杉本直人氏 
・北海道の医療、介護などの現状報告
・小規模多機能型居宅介護のモデル紹介

■第三講 事例発表「行政と社協が連携した地域福祉ー権利擁護事業」
                南富良野町保健福祉課課長補佐 東 啓二氏
・町の現状(過疎化、高齢化)から、地域福祉を担う社協への支援が不可欠
・行政が地域福祉計画を、社協が地域福祉実践計画を策定し、役割を明確化
  → 地域福祉のソフト面の充実を計る
・成果事例として権利擁護事業(南富良野町生活サポートセンター)

■第四講 パネルディスカッション「地域に根ざした医療・福祉とは」
 司会)   杉本直人氏
 パネリスト)加藤智章氏、東啓二氏、白戸一秀氏(北海道社会福祉協議会事務局次長)

・これからの社協の方向性は、個人のニーズを中心に社会的な援助を組織化すること
・「公私分担」から「地域協働」へ、住民視点の地域福祉で
・東京(中央)の論理と、過疎地、地方、中山間地の現状とは違いがある。
 ニーズをしっかりつかめ。地域の中での協議が大切だ。
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医療・福祉・介護は地方の小さな自治体にとってはとても重要な事項ですが、制度が複雑なので何ができるのか、どこをどのようにすればニーズに合った施策ができるのか、戸惑うことが多々ありました。そんな中、今回の講義の中で南富良野町の実践例が報告されたり、後期高齢者医療制度の話題が出たり、私にとってタイムリーで(今年から国民健康保険運営協議会委員になったので)興味深い講座でした。

2007年度地方自治土曜講座 5月19日第1回講座

テーマ「地方分権改革」 

全体の講義内容は こちら
西尾勝氏の講義内容と感想は こちら
討論の内容と感想は こちら

地方自治土曜講座の公式HPは こちら

2007年09月24日

2007年度 地方自治土曜講座 終了

9月22日(土)で今年度の地方自治土曜講座が終了しました。
今年は5月19日に始まり全5回の開催で、通常は北海学園大の大教室で行われました(サマーセミナーのみ白老町)。

私はサマーセミナー(第3回)には参加できなかったのですが、毎回新たな視点と問題意識、まちづくりや議員活動への活力をもらって帰ってきました。また、議員となって制度や仕組みを学び、知識も増えたので、今まで以上により深く理解できるようになりました。
ただ残念なのは、一般人の新鮮な感覚(疑問)を失ってしまったことです。初参加の頃(4年前)は講義の内容が十分に理解できなかったにもかかわらず、討論の時間に手を挙げて素朴な質問をしてみたり、意見を言ってみたり。今思えばかなり突拍子もないパワフルな人間だったと思います。そんな大胆な行動をとらせたのも「地方自治」への疑問と、どうすればより良くなるのかの方法が解らなかったからです。
それが今、議員となり疑問が少しずつ解消し、自分の行動(活動)で直接的に変革することができる立場になりました。土曜講座で学んだこと、感じたことを実践に繋げなければ。今まで外向きにあふれていたパワーを今度は内に貯めて、要所要所で発揮していきたいと思います。

初参加から4年目にもなると顔見知りや友達も増え、会場で会うのが楽しみです。また、知らない方から声をかけられることもあって、道内各地に人脈が広がってきました。土曜講座は私にとってかけがえのない大事な場になっています。

最終講義の後には急遽懇親会の席が設けられ、講演の先生方やスタッフの方々と様々な話題でお話しさせていただきました。同じ時間を共有したからこそ言葉のキャッチボールが成立し、楽しく有意義な時間を過ごすことができたのだと思います。スタッフの皆さん、ありがとうございました。

なお、土曜講座各回の内容と感想等は次項にまとめてお知らせします。

2007年09月21日

第56回 全道へき地複式教育研究大会 空知大会

本日、上記の大会(略して、へき複大会)の第2日目、第6分科会が月形町札比内小学校で行われ、午前中の公開授業と研究発表に参加させていただきました。私は複式の授業を見るのは今回が初めてで、新鮮さと驚きがいっぱいで、興味深く有意義な時間を過ごすことができました。
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【1時限目】 5・6年の算数の授業では一般的な複式の授業スタイルである「わたり・ずらし授業」でした。正面と廊下側の壁に黒板が設置され、子供達は学年ごとにそれぞれの黒板に向かって(90°違う方向で)着席しています。先生はその中間に位置し、教えるときはそれぞれの学年の正面の黒板の位置まで移動して授業を進めていました。
5年生を教えている時は6年生は練習問題をしています。その時に時間を無駄にしないよう、黒板に解答を裏返しにして貼り付け、終わったら自分で答え合わせができるようになっていました。その後余力のある子のために次のプリントが封筒に入れられ、これも黒板に貼り付けてありました。

先生は時間配分をしながらあっちに行ったりこっちに来たり、目配りしながら45分間フルに動き続けていて驚きました。それに課題が宝探しのように次から次と用意され、どんどん問題を解きたくなるような工夫がされていて感心しました(私もやりたくなった)。
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【2時限目】 3・4年生の算数は「同時展開を基本とした授業」でした。こちらの教室では、どちらの学年も教室正面の黒板に対して座っているので、一見すると単式のクラスに見えます。
先生は各学年に対して同時に問題を出します。それを各学年のリーダーが中心になって問題を解き、発表できるようにまとめます。その間、先生は各学年をくまなく周り教えていきます。最後に子供達が自分達の考えを発表します。この時は正面と廊下側の壁の黒板を使って、リーダーを中心に自主的にやっていました。

同時展開なので先生が無理なくこまめに子供達の間を廻っているように見えました。ユーモアを交え、工夫した教材を使いながらの授業に「なるほど!」と思いました。
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子供は生まれた地域や時代によって複式だったりマンモス校だったり、学ぶ環境は変わってしまいます。それでも同じように知的好奇心があり、同じに学ぶ権利があります。それを満足させるために「大人の工夫が大切」だというこを今日の授業を通して感じました。それは授業だけでなく家庭の中においてもで、私自身を振り返ってみると・・・反省しました。

そして札比内小学校の先生方が様々な工夫と努力をされていることもよくわかりました。こういう工夫を沢山の人に見てもらいたいです。

現在道内の複式校は全体の40%弱だそうです。これから少子化や過疎化で益々増えるか、統合で無くなるか、自治体の状況で変わってくるでしょう。月形町もこの先どうなるか解りませんが、複式校や複式授業にはこれからの学校教育、家庭教育、地域教育のヒントがあるのではないかと感じます。状況が許す限り、複式校を大事にしていきたいと思いました。

2007年09月17日

第15回 雪の聖母園祭

9月16日、町内にある「障がい者支援施設 雪の聖母園」でお祭りが開催されました。
私がこのお祭りに参加したのは、13年前と、4,5年前、そして今回の3度目です。

最初の時は、開設当初からの古い木造の建物が並ぶ旧敷地内で開催され、主に施設利用者の家族の集いという雰囲気でした。森の中の広場でそれぞれにテーブルを囲んで談笑している人の輪が印象的でした。
2度目は施設が新しくなってすぐの頃で、今と同じ場所で今と同じような形態でのお祭りでした。
そして今回。屋台の数も参加者も多くなり、規模が大きくなっているのを感じました。霧雨混じりの曇り空のため、晴天の去年に比べれば人数が少ないとのことでしたが、私の中では「大きなお祭りになったなあ」という感想です。施設の利用者とその家族はもちろんのこと地元の方々や町内の各種団体、そして一般の町民も集まり、食べ物屋台に舌鼓を打ったり、ステージでの様々な発表に耳を傾けたり(時には踊ったり)、野菜やキノコをお土産にしたり。和やかな雰囲気の良いお祭りでした。


月形町内にはこうした福祉施設がたくさんあり、それぞれにお祭りを開催しています。そこにはその施設を利用する人達の関係者が集まり、町内と町外を結ぶ「窓」になっています。ただ窓を窓として見るのではでなく、それが入り口となって共に出入りできるようになれば・・・。
雪の聖母園は、もう窓から入り口になりかけている、そんな感じを得ました。

2007年09月13日

札比内神社のお祭り

昨日は札比内神社のお祭りの日でした。
毎年9月12日の夜に、神社の境内にある舞台で盛大にカラオケ大会が催されます。

今年は議員会にも出演依頼があり、議員仲間3人が歌うことになりました。そこで私達新人議員2人も応援に行ってきました。ちなみに、私はこのお祭りのカラオケ大会を見るのは初めてです。他にも役場の地域担当者が多数参加していていました。

さてお祭りは・・・
舞台の前には宴会場がセットされ、その脇のテントではおつまみやビールなどが売られています。参道には玩具などを売る屋台がならび、境内は裸電球の灯りがあちらこちらにあって、ほの暗い中に楽しげな人の顔が浮かび上がる、温かい雰囲気に包まれていました。季節は違いますが、さながら桜の下の花見のような光景です。

カラオケ大会は4部構成で、歌あり舞踊あり。札比内地区に関わりのある人が代わる代わる舞台に上がるので、会場の盛り上がりは最高です。懐中電灯をスポットライト代わりにしたり、出演者に花のレイを掛けに舞台に上がったり、花束を渡したり。もちろんカメラマンも。
先日の樺戸神社のお祭りとは、また違った雰囲気でした。

そうそう、「ここに来ると懐かしい人に会えるんだ。さっきも ”久しぶり〜!!” なんて、何年ぶりかに中学の友達に会ったよ。」という話を聞きました。お嫁に行っても地元のお祭りには帰ってきて顔を合わせられる! なんかいいなあ〜。

地域の結びつきが強い札比内地区。みんなが家族や親戚のような一体感があること、こういう場が今も残っていることも、ちょっとうらやましかったです。

2007年09月09日

つきがた産業まつり

毎日行事が目白押しですが、今日は「つきがた産業まつり」が役場前駐車場で開催されました。昨年まで商工会が単独で開催していたお祭りに、月形農協や月形町が加わり、今年は盛大に行われました。

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その内容は
・新駅弁、秋編試食会
 (新十津川・浦臼・月形の商工青年部が企画した、地元の食材を使ったお弁当の試食会)
・手打ちそば (月形産そば粉を使ったそば)
・産地特産品販売 (町内の農産物の他、友好町村旧月潟村の果物の販売)
・メロンスタンプ抽選会 (町内商店街のポイント券で参加)
・農産物重さ当て大会 (巨大カボチャとジャガイモの重さを予想)
・救急体験・消防車試乗体験
・住宅フェア in つきがた
・大道芸 (南京玉すだれ、とうがらし実演販売)
・展示即売 (電化製品、ペレットストーブ、出店)
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台風が過ぎ去った後の蒸し暑さの中、町内では他にも行事がある中で(月形刑務所の矯正展、大谷幼稚園の運動会)、お客さんが集まっては盛り上がっていました。
各種出店のテントだけでも20ハリくらいはあったでしょう。いつもの役場前駐車場が全く別の表情を見せていました。1日だけの開催ではもったいないと思えるほどです。
他の行事と重なっていなければ、(それに農繁期でなければ)もっとたくさんの人が訪れたでしょうに、ちょっと残念でした。


月形に住むようになって13年になりますが、たくさんの「お祭り」があることに驚きます。
私の田舎(栃木県粟野町)でお祭りといえば10月19日の小松神社のお祭りで、獅子舞とお囃子を奉納します。他に盆踊りと町民文化祭くらいだったような(今は隣の市と合併したので様子が変わっているかもしれませんが・・・。)
まだまだ「お祭り」初心者の私です。

2007年09月08日

開校60周年記念 月形中学校「学校祭」

今日は月中の学校祭。
総務民教常任委員としてご招待を受けたので出席しました。とは言え、私の娘は月中の2年生なので、保護者としても一日楽しませていただきました。

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学校祭のプログラムは

・意見発表・・・・・・・中学生版「青年の主張」 各学年から2名ずつ
・音楽発表(合唱)・・・各学年2曲発表
・ステージ発表(演劇)・1年「泣いた赤鬼」
            2年「僕たちの英雄伝説」
            3年「ゆめドロボウ」
・吹奏楽部演奏
・生徒会企画(有志発表)バンドやコント、スライドショウ、ダンスショウ等
・全校合唱(開校60周年企画)

この他に、各クラスで製作した集団画(ちぎり絵)や、美術や家庭科で製作した作品の展示などもありました。
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本当に盛りだくさんの内容でした。

1学年30数名しかいない中学生が、作文や歌、演劇、作品製作など短期間に様々なことに挑戦し、そのどれもが高い完成度で成立していました。少人数でもこんなにもたくさんのことができるのは、先生方の熱心な指導はもちろんのこと、子供たちの自発的な取り組みも大きかったと思います。

今回の学校祭では、ステージ上の子供たちが皆目を輝かせ楽しんで発表していたのが印象的でした。
準備や練習が大変でも、完成した(発表した)時の達成感を知っているからこそ頑張れたのだと思います。小さい頃から仲間で(クラスで)何かを成し遂げる経験を積み重ねてきた賜なのだと思います。

それは学校だけでなく、家庭や地域にそういう場が存在するからできることです。
月形にはこういう素晴らしい場が存在します。この場を維持するのは大変な労力をともないますが、それを自分の役目と思って楽しんでくれる大人が大勢いることが月形の財産です。そしてそこで育っているこの子供たちも、月形の大いなる宝です。

私もこの月形の一員であることを誇りに思います。

2007年09月04日

平成19年度 樺戸監獄物故者追悼式

明治14年9月3日、月形に樺戸集治監が開設されました。
大正8年の廃監までの39年間に
病死や事故死のために1,046人の方が亡くなられ(囚人並びに殉職者)、
遺族に引き取られなかった1,022人が今も篠津山霊園内の樺戸監獄墓地に眠っています。

町では毎年、この樺戸監獄の開監日に追悼式を行っており、
私は今年初めて参加させていただきました。
例年、樺戸監獄墓地の慰霊碑の前で行われていますが、
今日はあいにくの雨で福祉センターとなりました。

町内外から、道や刑務所等の関係機関、町議他一般参列者、約40名が献花を行い、
続いて日本詩吟学院岳風会月形吟詠会の宮中さん、溝口さんによる献吟がありました。

献吟は重松和義作の「無名開拓囚の霊に捧ぐ」
詩吟の物寂しい響きと詩の内容に、開拓時代の厳しさと困難さを感じ
この月形町の礎となった方々に哀悼の念を抱かずにはいられませんでした。

最後に、郷土史研究会会長の熊谷さんより
「樺戸監獄囚人墓地に関する説明」があり、閉式となりました。
この後、雨が上がった墓地で熊谷さんのご案内により、現地見学が行われました。


私は吉村昭著「赤い人」で樺戸監獄開設当時の過酷な労役や歴史、月形の成り立ちを知りました。今の生活とはかけ離れた話でしたが、その中に出てくる地名や地形は今まさに私が住んでいる場所であり、事件の現場に行けば石碑が立っていて、歴史の中で私達が生かされているのを感じます。そして今日もその歴史の1ページに立ち会いました。
縁あって月形に住むようになりましたが、この歴史を大切にし、そして先人のご苦労に感謝しながら、この町を未来に繋げていきたいと思います。

2007年08月31日

9月定例会の一般質問通告書提出

今日が9月定例会一般質問通告書の、提出〆切の日でした。
そこで私は本日午前、議会事務局に一般質問通告書を提出してきました。

今回は以下の3点について一般質問する予定です。

1. 協働のまちづくりについて
    様々な場面で協働の理念は浸透し、枠組みも整いつつあるが、
    まだ充分に機能していないのではないか。
    協働によるまちづくりを実現するための具体策を伺いたい。

2. 公式ホームページ(HP)の活用について
    町の公式HPは町外向けPR、産業、観光の顔である。
    町長はこの有用性をどのように考えているのか。
    また今後の展開を伺いたい。

3. 福祉センターの建て替えについて
    人口減、少子高齢化、財政難の状況で、福祉センターのような
    中規模会館を市街地中心部に建てる必要はあるのか伺いたい。

一般質問通告書は受理されましたが、来週の議会運営委員会にて審議され、正式に了承されます。また、その時に一般質問の日程等も決定されます。

なお9月の定例議会は11日〜14日の予定です。

2007年08月28日

議員研修会「地球温暖化を防止するために」

本日午後6時から役場大会議室にて、議員会主催の研修会(講演会)が行われました。
町議会議員の他、役場職員も含め約30人の参加がありました。

講師は北海道地球温暖化防止活動推進員で
地球を愛する会@月形の代表でもある、平尾元一さんです。

演題は「地球温暖化を防止するために」
1)地球温暖化とは・・・観測データとメカニズム
2)地球温暖化の影響・・世界各地で起きている様々な現象
3)世界と日本の動き・・京都議定書以降の取り組み
4)私達にできる地球温暖化対策
  ・身近にできること(車、マイ箸、3R、節電他)
  ・フードマイレージ、バーチャルウォーター、エコロジカルフットプリント
  ・地産地消
  ・地域協議会設立の提案
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今回の講演では議員と行政職員向けに、行政として取り組める「温暖化防止施策」の提案が色々あり、参考になりました。特に、GTH(GROSS TSUKIGATA HAPPINESS=月形町民の幸福を指標にする)の取り組みが現実のものとなれば、おもしろいと思いました。
どの施策にしても、その意義を充分に理解し、積極的に関わっていくことが議員として、地球を愛する会@月形の一員として大事だと感じました。

大変忙しい時期にもかかわらず講演を引き受けてくださった平尾さん、ありがとうございました。

2007年08月27日

月形消防演習

8月26日(日)午後2時〜 月形小学校グラウンドで月形消防演習が行われました。

この演習は毎年この時期、月形消防団と消防月形支署により行われています。
以下は演習内容です。
・小隊訓練   :分団ごとに指揮者(部長)のかけ声ごとに隊列を変えながら行進
・小型ポンプ操法:第1分団、第2分団、女性団員から1班ずつ
         小型ポンプを操作・放水する
・ポンプ車操法 :ポンプ車から2本のホースを出して放水
・分列行進   :月小から1ブロック分の公道を分団ごとに行進
         消防団員のあとに各種消防自動車も走行

申し訳ないのですが、私がこの消防演習を最初から最後まで見学したのは今回が初めてでした。約2時間にわたる演習は興味深く、とても見応えがありました。
また演習に花を添えてくれた月小ブラスアンサンブルの演奏もよかったです。

演習の中で私が特に感動したのは、規律と統率の取れた行動です。火災などの非常時に滞りなく業務を遂行するためには小隊訓練のような基礎が重要なのも理解できました。
また、全体を統率する階級制度などについて名誉団長が解説してくださり、物事の仕組みを理解し実際の現場の雰囲気を想像することが出来ました。

私達の安心生活が守られているのは、多くの消防団員の地道な活動のお陰だと、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。どうもありがとうございます。

2007年08月25日

奉納カラオケ大会

先程、樺戸神社秋季例大祭の「奉納カラオケ大会」に出演してきました。
1チーム3人構成で、私は月形町議会議員会として参加しました。

曲目は松田聖子の「風は秋色」。
まさかこんなに大勢の前で歌を歌うとは!
議員にならなかったらあり得なかったことです。

そんな私に、客席からの友達の声援(ジャニーズばりのうちわの応援)は心強く、
こういう晴れやかな場が苦手な私に勇気を与えてくれました。
(みんな、どうもありがとう!)
他にも、議会事務局からの花束有り、町議仲間のバックダンス有りで、
思いきって弾けて歌うことができました。ありがとうございました。

今回初めて奉納カラオケを最初から最後まで見させていただいたのですが、
多くの裏方の方々のご奉仕と、
顔見知りの人が出演することを楽しみに集まってくれる町民の方々と、
場を盛り上げようと工夫を凝らす出演者の方々の
たくさんの思いと行動がこのお祭りを盛り上げ、
心温まる、田舎ならではのお祭りになっていました。

月形高校チームの月高紹介ソングとパフォーマンス、
花の里保育園チームのセーラー服、
月形町役場親和会のベルディ君(メロン)と、おはトマ君(トマト)、
みんな印象的でした。

2007年08月22日

書面による議決

月形町土地開発公社の第3回理事会が書面により開催されました(されています)。
議案が「定款の変更」で、
郵政民営化にともなう法律等の改正による、文言の一部削除なので
書面による開催となりました。

この書面による理事会は、8月14日付、郵便で資料等が送られ、
24日までに提出書類に署名捺印して返送するというものです。
約10日間の猶予があるので、内容を吟味し、
解らないところは質問をすることもできるます。

ということで、私も書面により議決権を行使しました。

もちろん議案の内容にもよりますが、こういう制度は有効に活用したいです。

2007年08月19日

町内五団体 親睦パークゴルフ大会

お盆明けの土曜日、(毎年恒例の)町内5団体による親睦パークゴルフ大会が行われました。町内五団体とは、農協、商工会、農業委員会、土地改良区そして議会です。
この手の役職に就いたことのない私は、この大会にも初参加でした。

結果は18ホールで78(+12)。パークゴルフ3回目で1ヶ月前の大会より良いスコアだったので、okでしょう。やると勝ちたい、上手くなりたいと思ってしまう負けず嫌いの私ですが、パークゴルフをものにするには相当の練習が必要だと感じました。パークゴルフのシーズンは農作業のシーズンでもあります。上達するのはしばらくは難しいでしょう。

それから団体戦の結果は、商工会が1位、議会が2位でした。今までずっと議会が1位だったそうで、今回は歴史的大会だったようです。メンバーが極端に替わることも考えられないので、しばらくの間、商工会の優勝は揺るぎないものでしょう。

私はこの大会のお陰で初めて月形町のパークゴルフ場を利用しました。
皆楽公園エリアに広がり、コースは平坦ながらもカーブあり、ロングコースありで楽しめました。このコースの常連さんもたくさんプレーしていて活気もありました。

2007年07月27日

南空知町村議会議員親睦パークゴルフ大会

本日、栗山町にて標題の大会が開催されました。
この大会は長沼、南幌、由仁、栗山、月形の南空知5町の議員と理事者(町長、副町長、教育長等)、議会事務局員の親睦などを目的に毎年行われるもので、今回は73名が参加しました。町村合併(岩見沢市・栗沢町・北村)と議員定数削減の影響で参加者がぐっと減ったそうです。

さて大会は、経験豊富なベテラン議員や理事者が活躍し、初心者の私は18ホールを終えるのが精一杯でした。結果73人中69位と月形町議会の中でも最低で、団体戦の足を引っ張ってしまいました。練習が足りないので実力通りの結果なのですが、情けない気持ちでいっぱいです。親睦が目的とはいえ、これでは一緒に廻る方にも迷惑ですので、来年はもう少し頑張ります。

ラウンド中、色々指導してくださった南幌町のH議員、声をかけて場を盛り上げてくださった長沼町のN議員、ありがとうございました。

大会後の懇親会で色々な方と話ができ、親睦だけでなく、これからの議員活動に関するアイデアを得ることができました。普段と違う雰囲気で、様々な人と話をするのは大事なことですね。特に新しいことをしようと思うときには必要なことだと再認識しました。

2007年07月24日

町村議会新任議員研修会

全道の町村から現在1期目に当たる新任議員を一堂に集め、研修会が行われました。場所は札幌、7月17日午後のことです。月形からは私と楠議員が参加しました。
参加者は81町村から181人。これは全道145町村のうち、選挙が行われた町村(無投票当選以外の町村)のほとんどで新任議員が誕生しているということを意味しています。また、全道町村の総議員(1800人強)の約1割が新人になったということでもあります。

さて、研修の内容は町村議員議長会の説明と、議員の基本使命、会議原則と進め方等で、全国町村議会議長会発行の「議員必携」の内容を踏襲するものでした。

この研修会に参加し他町村の新任議員を目の当たりにして、その年齢の高さと女性の少なさに今更ながら驚きました。議員は経験を積んだ者や男性が集まるところなのでしょうか?
私は町村議員および議会とは、地域に住む様々な層の人達が集まり、それぞれの立場や考えを出し合って議論する場だと考えています。国政のように「政治家」と呼ばれる特殊な人でなく、最も身近な基礎自治体である町村議会は、国政以上に多種多様な人が議員になる必要があると思うのです。また人口の半分を占める女性議員がもっと必要だとも思います(性別だけで分けるわけではありませんが、町村議会に女性が少なすぎます)。

ここ数年、定数削減により議会(議員)の敷居は高くなり、限られた人による議会になる傾向にあります。地方自治体の財政難も理解できますが、議会が議会として機能するためにももっと多くの意見やものの見方が必要に思います。私個人としては、議員総数をもっと増やし、その分議員一人あたりの報酬を減らす(報酬を減らしても生活できるよう、今以上に兼職を考慮した議会のあり方を検討する)、あるいは経費を削る(削りすぎて議員活動に支障のないよう、目的と報告を明確にし無駄を省く)。工夫次第では今の予算のまま議員定数を増やすことも可能かと思います。あとは一人ひとりの議員活動にかかってきます。

研修会の内容とは別に、月形で初の女性議員であり現在最も若い議員でもある私の役割を考えさせられる研修会でした。

2007年07月13日

空知町村議会議長会議員研修会

昨日(7月12日・木)奈井江町文化ホールにおいて、空知町村議会議長会主催の議員研修会がありました。
この研修会は昭和50年から行われ、今年で33回目とのこと。第1回当時、町村議員は328人だったものが、現在は157人になっています。これは平成の大合併と、相次ぐ定数削減によるもので、空知の人口減も関係しているとのことです。

さて、研修会では以下の講演が行われました。
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「地方分権改革委員会の行方と地方議会の責任」
                   読売新聞社東京本社 編集委員 青山彰久氏

1) 地方議会の議員は住民参加の自治の最前線にいる、地方の政治家である。

2) 二元制の地方議会とは多様な意見の集積所であり、決定プロセスを住民に見せることができる重要な機関だ。(プロセス=経緯を示せなければ議会の意味は薄れる。)

3) 地方政治家として戦うということは
・分権が歪まないように、地方から声を上げていく
・地方政府(行政権、財政権、立法権)としての力をしっかり付けていく
 → 地方議会改革が重要!

4) 「地方分権」が行われ、どこに連れて行かれるのかと右往左往するのではなく、自分達(地方自治体)はここに行くという、強い気持ちと方向性が必要だ。

5) 地方分権改革とは、自分達のことは自分達で決める(豊かな自治)ためのもので、行政改革や財政改革のためにやっているのではない。つまり政治改革だ。

6) グランドデザイン、地方政府、条例の上書き権、分権の受け皿論
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先日の議員研修と同じく「地方政府」「議会改革」が講演の主旨だったように思います。

決定プロセスを示すことが議会の最も重要な役割ということにも共感できますし、現在の私達の議会にも不足しているところです。プロセスを開示することを議会だけに求めても結果が出るまでに時間がかかるでしょう。ならば一人の議員として、私個人であってもプロセスを開示し、議員の役割を全うしたいと思います。

地方政府論をどこの講演会でも聞きますが、それを支える力(行政権、財政権、立法権)が今の地方自治体や地方議会にあるかは疑問です。その力を付けるためにも実践的な研修の場が必要だと、今回も強く感じました。

2007年07月04日

北海道町村議会議員研修会

昨日(7月3日)、北海道町村議会議長会主催の「北海道町村議会議員研修会」に行ってきました。
これは昭和37年から始まり、毎年行われています。今まで南北2会場での開催でしたが、今年4月の統一地方選挙を期に定数削減があり、また町村合併も進んで町村議員数が減ったため、札幌1会場(札幌コンベンションセンター)での開催となりました。全道145町村から1,800余名の議員と事務局員とで2,000名以上となり、人の波のようでした。

研修会では以下の講演が行われました。
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『町村議員に期待する』 弁護士・さわやか福祉財団理事長 堀田 力氏

「お金の力」がないなら「人の力」を引き出して、地域社会を明るくより良くしていくしかない。その成功例として、
・秋田の地方の町(高校生のアイデアで小・中学生が元気に!) 
・岐阜県高山市(子どもの力と工夫で、町の中をバリアフリーに)
・千葉県野田市(生涯学習をする高齢者がアイデアと力を出し合ってまちづくり)

住民の力(知恵、立案、実行)を引き出すのは首長の姿勢。住民の力が充分発揮できるようにするのが議会の仕事。住民からの苦情や陳情を「政策提案」ととらえることが大切。このことに関して進んでいるのは、
・奈井江町  ・ニセコ町  ・栗山町  ・佐賀県  ・埼玉県久喜市

間接民主主義では住民の生活の声が上がってこない。それを吸い上げるチャンネルを作ることが大切。地方分権(地方に権限が来る)ということは、住民の身近な問題を解決できるということだ。
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『分権時代の基礎自治体とその議会』 東京大学名誉教授 大森 彌氏

●第2期地方分権推進委員会では地方自治体を地方政府としてとらえた。これは「国」「都道府県」「地方自治体」が政府間関係(対等・協力)になるということである。
●第29次地方制度調査会では、地方議会の検討が含まれている。また新法のあとの合併について検討するであろう。
●特例町村制、道州制、広域連合について
●住民自治の根幹は議会にある。そう考えると今の議会は議会らしくない。今まで全てを首長に任せてきたが、本来は議会が自治基本条例など作っていかなければならない。
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両氏とも、現在の議会の力不足と意欲の無さを嘆いていたように思います。
これから地方分権が進み、議会にとっても議員一人ひとりにとってもチャンスでありピンチです。同じ空知の中にモデルがあるのですから、そこから学ばない手はありません。
それから町村は、基礎自治体の中でも最も身近できめ細かいことができます。私は町村議会こそもっと身近なことに注目していくべきだし、住民が主体の「まちづくり」をしていきたいと思います。

そのために、実践的な(実務的な)勉強のできる場があればと思っています。概念や実施例を紹介する講演会や講座は色々ありますが、実際にそれを形にしようとしたとき(条例を作る等)どこから手を付けていいのか分かりません。体系的に学びたいです。


今回1,800余名の議員が一堂に集まりましたが、そのうち女性は100人くらいだったと思います。町村議員だったので、なおさら少ないのでしょう(以前よりは増えているとのことでしたが)。
メインホールの近くのトイレは全て男性用になり、女性の私は遠くまで行く必要がありました。混雑防止のためには仕方のないことですが、現実を見せつけられた気がします。
それにしても2,000人も集めて研修する(講演を聴く)必要があるのでしょうか? 
大人数のために集中できない場面が多々あり、残念でした。

2007年06月26日

平成19年度第2回 月形町土地開発公社理事会

本日午前、平成19年度第2回 月形町土地開発公社理事会が行われました。

理事会に先立ち、今期から新たに理事となる私を含めて3人の議員が、土地開発公社の概要や現状などの事前説明を受けました。その後、理事全員が揃ったところで辞令交付がありました(任期は平成19年6月15日から2年間)。

理事会では、理事長(土橋氏)や理事長職務代理者(金子氏)の選出を行い、補正予算について審議し、議決しました。今回の補正予算は、月形町土地開発公社が月形町から借りている土地取得資金の一部を繰り上げ返済するというものです。

その後、理事の一部と事務局とで、月形町土地開発公社の所有する土地(宅地:北陽団地、優良林間住宅地、国鉄清算事業団地、仮称赤川団地、白陽団地)を見学してきました。
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私は今回、月形町土地開発公社理事となり、代々受け継がれた月形の土地に関係し、また莫大なお金が動く事業に関わるということで、身震いするほどの重責を感じます。
土地(宅地)は「単なる商品」ですが、その土地(宅地)は人々の生活に繋がっています。この土地を買う人が月形で末永く幸せに暮らせることを願わずにはいられません。月形を好み、居を構える人がたくさん出てきてくれるよう、様々な場面で努力していかなければならないと思いました。

2007年06月19日

一般質問を終えて

初の一般質問を終えて感じたことは、「まだまだ力不足」と言うことです。町長の答弁にもっと的確につっこんでいけたなら、もう少し違った展開ができたかと反省しています。議員としての私の仕事を全うするために、

緊張したり、舞い上がることはなかったのですが、議会独特の言い回しがなかなか出てきませんでした。それに質問が3回しかできないということで、質問の最終的な落としどころまで持っていくためにどんな展開にしたらいいか、それを瞬時に判断しながら話しを繋げていくのは、かなり高度で難しかったです。
とは言え、完全な原稿を作ってしまったのでは「学芸会」になってしまう気がするので、失敗しながらも「伝えたい」「聞きたい」気持ちを前面に押し出し、泥臭いがむしゃらな自分を表現できたので、ほぼ満足です。

それに本会議場にいらした数人から
・初めてにしては上出来
・基礎となるデータを集め、根拠を示したところがよかった
・データを基にしているので説得力があった
・着眼点がよかった
・身近な話題で分かりやすかった
などのお褒めの言葉をいただき、次への励みになりました。ありがとうございました。

私の一般質問の内容と町長の答弁については、後日改めてしっかり書き記します。

2007年06月15日

一般質問・参考資料の配布

来週の火曜日(6月19日)から定例会が始まります。それで今日、議案書など一連の書類が揃ったということで議会事務局に取りに行きました。

この定例会で私は一般質問をします。一般質問の仕方は今までの傍聴体験と色々な書物で勉強しましたが、本番で実際にやってみないと分からないですね。ただ、私自身としては、正確な情報を基に、本会議場にいる人みんなが理解できる議論にしたいと思っています。

そこで「参考資料」を作りました。

「公共施設の有効利用」について質問するので、各施設の利用者数、時間帯別利用状況、概要など、個人的に調べられる情報を表やグラフにしてみました。今までこのような参考資料を作って一般質問をした人はいないということで、議会運営委員会で論議されました。

結果「事前配布」で了承されたので、今日の議案配布に合わせて関係者に配布させていただきました。ただ「議会は『言論の府』だから、言葉で説明できなければいけない。充分に配慮して発言するように。」という指導がありました。はい! この資料を基に、論理的に分かりやすい質問をしようと思います。

なお、この参考資料は私が個人的責任で作成して配布しているので、傍聴席にいる方に配布してもいいという見解が出されました。当日の朝にでも配布できたらと考えています。これを読んで「欲しい」と思った方は声を掛けてくださいね。

2007年06月11日

一般質問の内容

今日、議会運営委員会(議運)があり、私の一般質問通告書は了承されました。

今回私が一般質問する内容は
1. 広報・広聴体勢について
 (今年4月の公共料金の引き上げを巡り、トラブルが起きています。
  この件に関して広報は充分だったのか? 
  また現在、町報やHPを使った広報中心だが今のままで良いのか?
  広聴体勢についても検討の余地はないか?
  等について質問する予定です。)

2. 町内の公共施設の有効活用について
 (町では老朽化した福祉センターの建て替えを検討しているようです。
  しかしながら、町内には様々な用途の既存公共施設がたくさんあり、
  それらを有効活用することによって
  福祉センターの機能を代替できるのではないかと考えます。
  町はそれらのことについて十分検討しているのか? 質問する予定です。)

2007年06月06日

一般質問通告書を提出

平成19年第2回定例会が、6月19日(火)から22日(金)の予定で開かれます。
定例会で一般質問するためには「一般質問通告書」を6月8日(金)午後5時までに議会事務局に提出する必要があり、私は本日の午後に提出してきました。

一般質問通告書は議会事務局に受理されたあと、後日開かれる議会運営委員会で審議され、正式に議事日程に載るそうです。

私の一般質問内容については、後ほど公開します。

第1回国保運営協議会

本日、平成19年度第1回月形町国民健康保険運営協議会が開かれました。
私は今年の5月7日に委嘱され、前任者の残任期間(今年の7月9日)まで会長代理を務めることになっています。

数日前、今回の協議会に先立ち担当係長から国民健康保険の制度やH18年度の決算見込み、保険税の賦課率に関する考え方などについて説明を受けました。私は国民健康保険の被保険者になって十数年経っていますが、賦課率が毎年変わっていることすら認識していませんでした。お恥ずかしい限りです。
一般に被保険者側は、ただ「負担額」にばかり目が行ってしまいがちです。その裏でこれ程までに複雑化した制度で運営している国民健康保険の実態を理解する機会はほとんどありません。今のままで今後大丈夫なんだろうかと、不安になってしまいました。
それでもこの機会に、疑問に思うこと全てを質問し回答いただいたお陰で、おおむね理解することができました。担当係長、ありがとうございました。


その下準備があったので、今日の会議のほとんどの場面で何ら質問することはありませんでした。会議の活性化という点では良かったのか、悪かったのか分かりません。ただ、今回の協議会が初めての参加となるのは私だけだったので、他の委員さんにとっては周知の事実だったのか・・・。


この会議の最後に「平成20年度からの特定検診」についての説明がありました。
国からに指示により、今まで住民検診の実施主体が市町村だったのに対し、H20年度からは各医療保険者(ここでは国民健康保険)に変更になり、また内臓脂肪型肥満(メタボリックシンドローム)に着目したものになるということです。色々工夫しなければなりません。
月形町のような小さい自治体では、こういった「工夫」の部分で担当者の負担が増すばかりか、アイデアの不足も考えられます。制度が変わって良い面もありますが、上手く機能しないこともままあります。


地方分権とその受け皿という点でも、国民健康保険の問題は考えさせられることがたくさんありました。

2007年05月25日

財務行政懇話会

本日、財務省北海道財務局主催の懇話会が月形町役場大会議室で行われ、参加してきた。この財務行政懇話会は、毎年道内のいくつかの自治体で実施されている。月形町ではH13年12月以来5年半ぶりの開催である。

開会、理事者の挨拶、北海道財務局の業務紹介(ビデオ)の後、北海道財務局総務部長による講演「我が国財政の現状と課題」となった。

講演の内容は
・国の一般会計歳出のうち、社会保障関係費と国債費と地方交付税交付金が
 三大経費で全体の3分の2をしめる。
・バブル崩壊後(1990年代)、税収は落ち込んでいるのに歳出総額はそれまでと
 同じように伸びていたので国の赤字(公債費)が拡大した。
 (H19年度の公債費残高は547.1兆円)
・その主な要因は景気浮揚のために減税と、急速な高齢化による社会保障費の増大が
 考えられる。
・日本の国民負担率(租税負担率+社会保障負担率)や消費税率を国際比較すると、
 低水準である。
・今後、国の財政を健全化するには、負担の大きい社会保障費(年金給付など)を
 削減するか、消費税などを諸外国並み(EUは20〜25%、韓国10%)に引き上げるか。

最後の質疑応答で、私は「急激な高齢化が進むのは以前から分かっていたことなのに、なぜ対策が取れなかったのだろうか。日本がこれ程の赤字体質になってしまった本当の原因はなにか?」と質問した。講師から「政治の力も大きかった。財政改革を進めようとした政治家が選挙で負けたり、国民が減税を望んだり。」という回答があった。


懇話会を終えて、私には不快な押しつけ感だけが残った。
・地方の財政も厳しいだろうけれど国の財政はもっと厳しい、
・国民の負担(年金給付の削減または消費税UP)が増えるのは致し方ない、
という私達国民から見れば一方的な見解。官僚の口から「政治の力」と言われても、何となくしっくりこないのも事実。財政の現状と課題についてはよく分かったので、ひとまず目的は達成できたけれど、それをどう打開するのか、その原因はなんだったのかという点でスッキリできなかった。

2007年05月22日

土曜講座(討論から)

「地方分権改革をさらに推し進めるビジョン」をテーマにした討論の中で、
いくつかの印象に残る言葉がありました。


・通達は命令ではない。自由な発想が大切。
・イメージの良いものばかりを追っていくと不信感がつのる。
・手間暇を掛けてしっかり構築したものこそ住民のためになっていく。
・これからは「議会関係者が望まない改革」をしなければならない、のではないか。
・議員が自らの活動をPRすべき。
・政治の原点は、困っている人をしっかり見て、聞くこと。
・不都合な一般のルールを変えることが政治。個別の問題を解決するのではない。


どれも議員活動をしていく上で示唆に富んだ言葉で、
土曜講座に参加した甲斐がありました。

土曜講座(西尾氏の講演から)

西尾 勝氏は「地方制度調査会」に市町村合併に関する「西尾私案」を提出した方です。

その西尾氏から第一次分権改革や西尾私案について詳しい解説がなされました。
今まで、市町村合併=財政問題として語られていたのに対し、分権(権限委譲)など細かな配慮のもとに進められていたことを知りました。

それから、いくら素晴らしい制度であっても、
その伝え方や受け手のとらえ方によって本質が伝わらないという事実、
立場によって見方も変わり、対応も変わるということ、
本質を見極める事は難しいということなども考えさせられました。


講演の中で私が最も興味を引かれたのは
「基礎自治体の自由度の拡大(質の向上)が、これからの分権で大切ではないか。地域特性に合わせた個性的な自治体になれる。ただ、自由度が拡大しても改革の成果は見えにくい。それは従来の慣習を変える事が大変だということと、変えない自由もあると言うことだ。」

私は議員です。自由度の拡大を活用して個性的な自治体になれるよう、積極的に変える努力をしていく責務があると感じました。

2007年05月19日

地方自治土曜講座

今日は「2007年度 地方自治土曜講座」の第1回開講日でした。

テーマは「地方分権改革」、会場は北海学園大学です。

講演1.「地方分権改革の道筋:自由度の拡大と所掌事務の拡大」
      西尾 勝 (東京市政調査会理事長)
講演2.「分権型社会と平等」
      山口 二郎(北海道大学大学院教授)
討論  「地方分権改革をさらに推し進めるビジョン」
      司会 : 山内 亮史(旭川大学学長)
      討論者: 西尾 勝 
           山口 二郎
           森  啓 (北海学園大学教授)

講座の主な内容は、
地方分権改革の本来の目的や、残された課題、功と罪。
改革政治の現実と、国民の望むもの。
これからの改革の方向性と、政治の原点。など

地方分権改革について丁寧な解説と方向性を示唆した内容は、これからの私の議員活動に多いに役に立つもので、満足の一日でした。


土曜講座は今年で13年目を迎え、私も参加して4年目になりました。
この土曜講座を通して各地の議員や自治体職員、自治に興味のある一般住民、大学等の先生方と知り合うことができ、常に新鮮な衝撃と情報を得ることができています。

これまでの3年間は一般町民として聞いていた講義内容も、今日は議員として新たな感覚で受け入れている自分がいました。ここで学んだことを即実践できる立場となり、おおいに活用していきたいです。

今現在、月形からの参加者は私だけですが、過去には多くの職員が参加していたとのこと。職員に限らず議員や町民ももっと参加して、共通の話題のもと議論したいものです。

2007年05月15日

政務調査費の申請

今年度の政務調査費(年額48,000円)の申請をしてきました。

政務調査費については、議員の中でも要・不要が別れているところですが、
私は必要と考えているので、満額を申請しました。

政務調査費のように議員の活動に対する支給であれば、議員活動の様子を「お金」の面から明らかにすることができると考えるからです。もちろん公費で賄われるものなので、全ての領収書の添付と、政務調査費による活動の報告が前提です。

私はこの政務調査費で
「地方自治土曜講座」に参加する予定でいます(年会費6,000円)。
またそこで発行されるブックレット(講義内容をまとめた冊子)の購入を考えています。

現状調査

議員活動の一つとして、総務民教分野の現状調査のため、
役場各課にお邪魔してお話を伺いました。

・生活保護に関すること(住民課住民係)
・ゴミ処理に関すること(住民課住民係)
・公共施設について  (総務課財政係)
・危機管理について  (総務課危機管理係) 
・知来乙小の跡地利用について(総務課企画係)

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