2019年01月15日

エネルギーの塊【きたひとネットフォーラム2019】

3連休の後半(1月13・14日)北大学術交流会館を会場に「きたひとネット(北海道女性農業者ネットワーク)フォーラム2019」が開催されました。今年のテーマは「活かす」。
 
毎年、当日準備〜最後まで参加しているのですが、今回は結構な出番や役割があったので、しばらく前から役員のみなさんと打ち合わせしたり私自身も準備をしたり。その分、達成感や満足感、充実感がハンパなかったです。「きたひと」に関わる人は常に全力。企画運営する役員+サポート隊も、登壇者も、参加者も、全身からエネルギーを放っていて、それはそれは眩しくて力強い。本当に素晴らしい集まりでした。
 
ということで、少し内容を紹介します。
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きたひとフォーラム2019

■第1部 提言
「百姓女のつぶやき人生」山川八重子さん(JAあさひかわ理事)

・山川さんが農家に嫁いで養豚業を営むに至った事情やその時の状況、それを支えた「学び」の重要性、そして指導的立場になって「学びの場」を作った経緯やその後の状況変化などを語ってくれました。
・農村にある男性と女性の役割分担や意識、それを改善するための具体的行動や気持ちの持ち方など、とても参考になるとともに共感できることがいっぱいでした。

 

■第2部 座談会「女性(人)と男性(人)、しがらみの脱却。自立へ」

提案者 山川八重子さん(JAあさひかわ理事)
    千葉 澄子さん(JAしべちゃ監事)
    稲村 英樹さん(北海道農業士協会会長)
    高松 聡 さん(農業改良普及センター上川北部支所長)
進行  中村由美子さん(きたひとネット会長)

・登壇者は既にしがらみから脱却した人達なので、発言は全て前向き。しがらみに縛られない発想や行動がどれほど力を生むのかを示していました。とても力強くて勇気を与えてくれる内容。
・一方、会場からの発言では、現状(もしくは過去に)男女差やしがらみが存在すること、それをどう打ち破るべきかという問いや意見がでていました。マイナス思考は自分の中で堂々巡りするもの。自分自身で越えられない壁をつくり、そこから出られなくなっているなあと感じました。こういう場で発言することで自分の声を耳から聴き、さらにその反応を全身で聴くことで壁を打ち破れるのではないかと期待しちゃいました(ちゃんと聴くことができれば必ずや打破できると思います)。
・私の感覚としては登壇者の発言の中にヒントはあって、やっぱり「学ぶ・外に出る・人に会う」であり、「考える・発言する・行動する」なんだなあと、私自身のこれまでを肯定し背中を押してもらえたようで、元気と勇気をもらいました。以下が印象に残った言葉。

○聴く力、認める力、褒める力、そして巻き込み力
○思っているだけじゃ何も変わらない。言葉にしなくちゃ。
○現状維持は衰退以外のなにものでもない
○表彰や案内は(世帯主でなく)連名で

 
ここで1日目は終了。つづきは、またあとで

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