2018年11月11日

手応えアリ【2018女性プラザ祭・憲法カフェ3「政治を変える。女性議員を増やす。」】

標題のイベントが昨晩(11月9日@札幌かでる2・7)開催され、講師を務めてきました。

手前味噌ですが、想いが伝わり手応えを感じたひとときでした。志ある女性の背中を多少なりとも押せたかなぁ。
 
イベントは2部構成で、第1部が講演、第2部がグループトーク。
講演は2本立てで「女性議員を増やす方策」を研究者と実践者が提案するというもの。
 
最初に相内眞子先生(北翔大学の元学長・名誉教授)が『女性と議会 ー女性の参加で政治は変わる ジェンダー・ポリティックスの視点から』と題して、世界や日本やアメリカの統計分析を元に、女性の政治参加の実態を考察して提案しました。
さすが大学教授! 広い視点から論理的に責める手法に理解が進みました。なるほど、私が議員活動で感じてきたことの背景はこういうことだったのね。アメリカの1970年代の政治実態類型と考察にとても納得できました。
  
続いて私から『暮らしと議会 ーそこに代弁者はいるかー』と題して、基礎自治体議会(市町村議会)に求められる議員像や議員の実態を紹介した他、私の人生経過や実体験を元に
・生活者としての問題意識があれば(基礎自治体の)議員は勤まる
・議会に女性が必要なことを、女性自身が気づき行動すること
 =女性の立候補者がいなければ女性議員は生まれない
などについてお話ししました。
先生の講演とは異なって実体験を元にした狭い範ちゅうの考察でしたが、実体験の積み上げは共感を呼ぶことも多く、演説張りの勢いも相まって手応えを感じました。
 
この後のグループトークでは参加者のみなさんと意見交換をし
・講演で元気をもらったわ。
・宮下さんは、問題意識を素直に行動に移せるのね。
・立候補すると決めたとき、家族(夫、子ども)の反応は?
など、私自身も新たな気づきや視点をいただきました。ありがとうございました。
 
 
実は、来年1月に農業女性を対象にした同内容の講義を依頼されています。今回の経験を踏まえ、内容に磨きをかけて臨みたいと思います。
 
そうそう、今回のポスターで私の名前をみつけて連絡をくれた方や、会場に足を運んでくれた方が何人かいました。その中には懐かしい人も(数年ぶりの再会)。「宮下さん、頑張ってるわね〜」の一言がどれほど嬉しく、元気を与えてくれたか。私も心が動いたときは迷わずに声をかけよう!と強く思いました。

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