2018年09月12日
台風21号から1週間、胆振東部地震から6日目
ちょうど1週間前の今頃、台風21号の強い風が吹き始めた。
そのあとハウスが剥がされ、停電になり8時間後に復旧。娘と孫が帰省して喜んだのも束の間、翌午前3時に胆振東部地震が発生してまた停電。ハウスの修復をしながらブライダル用の花の出荷を続けた。そして43時間後に電気復活。ただし、停電途中から電話もネットも通じなくなって情報過疎に。全てが復旧したのは3日前だった。
そして昨日、娘と孫は帰っていった。
実に多くのことが起きた1週間。
仕事を終えて夜遅くに自宅に帰ってきたら、静かな家は以前のまま。
この1週間、旅に出ていたんじゃないかと思うほどの非日常だった。
ラジオから刻一刻と伝えられる情報に、どれほど驚かされたか。
ネットを通じて声をかけてくれる友人に、どれほど励まされたか。
近所の人との会話や知恵に、どれほど安心・感心させられたか。
孫というより「赤ちゃん」の笑い声や鳴き声に、どれほど救われたか。
娘が町内を散歩しながら集めた新鮮なローカル情報が、どれほど役立ったか。
夫の頑張りと配慮に、どれほど助けられたか。
人は、多くの人と繫がる方が幸せだと実感できた1週間だった。
みなさん、ありがとうございました。
私の周りはほぼ日常に戻っているものの、胆振東部地震の震源地周辺や液状化した札幌市の一部、そして台風21号の被害にあった大阪府の一部では、まだまだ被害が続いている。
今回の台風や地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
被災されたみなさんにお見舞い申し上げるとともに、どうか出来るだけ早く日常が取り戻せますように。