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2018年05月21日

地域の街並み再生〜エリアリノベーション・北海道【北海道自治体学会 2018年度総会&政策シンポジウム】

20180519b.jpg先週末(5月19日・土)は、北海道大学を会場に北海道自治体学会の2018年度総会&政策シンポジウムがありました。運営側として無事に総会を終えることができ、主催者として政策シンポジウムが好評だったことで、肩の荷が下りました。

以下、政策シンポジウムの様子を簡単にご紹介します。今年は「地域の街並み再生〜エリアリノベーション・北海道の可能性」がテーマです。

■基調講演
講師は西村 浩さん(建築家/(株)ワークヴィジョンズ代表取締役)による『人口減少局面における まちづくりの進め方 ーリノベーションまちづくりの必要性と行政の役割ー』

○人口減少局面 → 今までのモデルが成り立たない時代 = 今までやっていないことにチャレンジしなければならない時代 → やってみるしかない。大きなリスクは背負わない。
○様々な淘汰や取捨選択により結果的にコンパクトシティ化するが、それには時間を要する。今は「スポンジ化」の時代。まだらに分散した状態をいかに楽しむかの まちづくり が求められている。
○地域(エリア)の価値を上げる行動を
○スモールエリア(半径200m、徒歩5分)から
○リノベーションとは、空き地・空き家の魅力的な暫定利用のこと
○欲しいものは自分で作る=自分で作り出す人をつくる
○地域内経済循環を重視

【感想】リノベーション・地域内循環・プロモーションなど、最近の「まちづくり」でよく使われる言葉が多く登場するのですが、西村浩さんが語っていたのはその言葉が表現している一歩先、1つ奥にある概念や目的でした。その概念は様々に応用でき、身近なものにも引き寄せて考えられるので、「自分にもできるかも」「自分もやらなくちゃ」「自分もやりたい」と思わせてくれる力強いメッセージでした。

■パネルディスカッション
パネリスト
◆室谷 元男さん(江差町/歴まち商店街協同組合 前理事長)・・・ 北前船を発想の原点に、地域の歴史をベースにした実践活動を長年展開。
◆寒河江紗希さん(比布町/ママの働き方応援隊ぴっぷ校 事務局長・町職員)・・・ ママをメインにして、子育て世代・高齢者・地域をつなげる居場所づくりを昨年スタートさせ展開中。
◆木村 俊孝さん(東神楽町/副町長)・・・ 内閣府から地方創生関連で2年間派遣中。
◆西村 浩さん (基調講演者)
コーディネーター
◆西村 宣彦さん(北海学園大学経済学部教授・北海道自治体学会代表運営委員)

次の展開へと繫がるアイデアが詰まった室谷さんの活動、基調講演を体現したような寒河江さんの実践、中央官庁出身の視点と発言で議論を展開する木村副町長、そこに基調講演者の西村浩さんやフロアの参加者が自由に絡む展開のパネルディスカッションは、会場との一体感もあって大いに盛り上がりました。

【感想】濃厚な議論の中で、私の心に響いた言葉(概念)がありました。室谷さんの「まちづくりは染み込み運動」、寒河江さんの「子育て中がメリットになる(活動)」、西村浩さんの「昨日より今日が幸せ。これを積み上げていけば前に進んでいる」です。

何事も時間がかかって当然、だから過程を楽しみ、変化を楽しみ、価値あるものを自分の力で生み出したい! 背中を押してもらいました。

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