2018年03月11日

妹背牛町議会はこんな感じ【一般質問の傍聴】

(つづき)
3月9日午後は(北竜町のお隣の)妹背牛町議会の傍聴。

妹背牛町は、過去には女子バレーで名を馳せた妹背牛商業高校(平成21年閉校)があり、今はカーリング場で賑わっているとのこと。人口3000人、議員定数10(女性1:昨年11月の補欠選挙で誕生)。

妹背牛町は昨年11月に24年ぶりの町長選挙があり、2期勤めた現職を40票差で破って新人町長が誕生。その田中一典町長は元議員で、北大のサマーセミナー等の勉強会で顔を合わせた旧知の仲。田中町政の雰囲気を感じたくて、一般質問を傍聴した。

一般質問は7人の議員が行い、午前中に4人が終了、5人目から聴くことができた。北竜町と同じく多くの議員が一般質問してるのはイイね♪

【妹背牛町の一般質問】
・一括方式・再々質問まで
・対面(質問席が議席の中央に設置される)
・質問時間は「(答弁も含め)概ね2時間以内」
・配付資料は質問項目のみ(1行程度の説明文付き)

妹背牛町議会も傍聴者が多くてビックリした。私が行った午後からでも14人。女性も多く午後だけで5人。農業委員会が団体で傍聴に来ていたのも印象的だった。午前中で帰ってしまった人も多かったらしい(傍聴者名簿が一覧表のために解る)、さらに役場庁舎の1階にモニターがあるので、そちらで見ている人も多いとのこと。関心の高さに驚いた。

さて、本題の一般質問。妹背牛町では最初の答弁を担当課長や副町長が行い、再質問か再々質問で初めて町長が答弁するスタイル。たくさんの人が答弁に立つので、それぞれの違いを顕著に感じられる。伝わる(言葉がスーッと入ってくる)答弁は、伝えたい気持ちを全身からあふれ出させた答弁だと思う。バカ丁寧な言い方でも、隙のない話し方でもないのがよく解った。

傍聴していると「質問者と答弁者」以外の人から全体の雰囲気を感じ、それに傍聴者も反応する。聴いているのがとても疲れる一般質問で、傍聴者が議場のやり取りからドンドン遠くに追いやられる感じがした。
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【傍聴】で気づいたこと。
■一括質問は解りにくい。話しが行ったり来たりするのでメモをとりながら聴いていたけれど、途中から面倒くさくなってしまった。やっぱり1問1答方式がイイ。
■一般質問資料は通告書がイイ。簡単な項目だけでは質問のつながりが見えず、解りにくい。
■標準傍聴規則はやっぱり窮屈。
■傍聴者名簿は一覧方式。問題点は以下同文。
■議会の日程はHPに掲載してほしい。

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