2018年03月10日

北竜町議会はこんな感じ【一般質問の傍聴】

昨日のこと。
北海道新聞朝刊に、道内空知管内のいくつかの議会の一般質問の日程が掲載されていた。外は雨で道路に雪はない。吹雪も心配ない。都合をつければ1日自由な時間が持てる →→→ 今日一般質問のある議会を傍聴しに行こう! 

で、月形から北に車で1時間半の北竜町議会と妹背牛(もせうし)町議会を傍聴することに。開始時刻や日程を議会事務局に電話確認(どちらの議会もHPには不掲載。役場が始まるまで確認出来ずに時間ロス。残念)。午前中に北竜町議会、午後から妹背牛町議会に行くことに決定!

北竜町と言えば・・・友人のケイコちゃんが住んでいる。もちろん声をかけた。
ケイコちゃんにとっては初の議会傍聴とのことで、興味と不安がありつつもOKが出て、役場集合に。すでに議会は始まっていたが、ちょうど休憩時間に入場できた。

北竜町議会は議員8人(女性0)。一般質問は議員5人から7件。ほとんどの議員が一般質問するなんて、イイね♪ (ちなみに、12月議会では議長も一般質問に立ったそう! ビックリ!!)

【北竜町の一般質問】
・一問一答方式
・対面(質問席はなく、議員の自席で)
・質問時間は答弁を除き20分(残り時間は、紙カードで掲示)
・配付資料は項目のみ(通告書が配布されればな〜と思う)

さらに、傍聴者が多い。私たちが入る前に6人のおじいちゃん達+あとからもう1人おじいちゃん。人口1,900人程の町でスゴイでしょ(月形は人口3,300人で傍聴者1〜2人)

佐野町長の答弁は真摯で丁寧。北竜町は【ひまわりの里】として有名で、そこから派生した「ひまわり油」を使った特産品の製造が話題に上がっていたし、建設予定の保育園が隈研吾氏が設計したという説明があって初めて知った。なかなか面白く、傍聴して良かった。

ちなみに、北竜町議会の佐々木議長とは各種勉強会で顔を合わせる旧知の仲。北竜町議会は北海道自治体学会の(数少ない)団体会員でもある。情報収集や学ぶ姿勢のある議会は可能性を感じる。だって、北竜町議会は場合によっては(本会議中に休憩をとって)傍聴者にも発言の機会を与えてるって言うんだから! 
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【傍聴】は個人的な研究テーマなので、ちょっと気づいたことを。

■議場には閲覧資料として「議案書」や「予算書」などの他、追加資料に至るまで、定例会関連の全ての資料が2部用意されていた。会期中自由に見られるようになっていて○。公開の姿勢を感じた。
■一般質問の資料は通告書の配布がいい。傍聴者は議論の中身や論点が解るし、事務局は手間を省ける。すぐにでも改善できるので取り組んで欲しいな〜。(← 早速検討すると、後日連絡あり。仕事が早い!)
■標準傍聴規則を準用しているので、議場内の写真撮影等禁止。議論しているときの雰囲気が良かったので紹介したいと思ったが、写真が撮れないから使えない。議会を知ってもらうためにも、気軽に傍聴に来てもらうためにも、議場内が自由に撮影できたらいいのにと思う。
(イマイチな写真しか添付できないのはそういう理由です。)
■傍聴者名簿は一覧表方式で、住所、氏名、年齢、職業の記載が必要。さらに過去の定例会のものも見られるようになっていた。いつ誰が傍聴に来ていたかが一目瞭然なのが気になった。「個人情報保護」の観点から、カード方式→投函に変更している議会が増えている。現実には、顔を見ただけでわかる関係だから気にならないのだろうけれど、公的扱いなので・・・

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