2015年01月27日

子供の順応性は高い【花の里保育園・大谷幼稚園の合同保育個人視察】

1月27日午前、花の里保育園で行われている合同保育を個人的な議員活動として視察してきました。

花の里保育園と大谷幼稚園の合同保育は、平成28年4月の認定こども園開設に向けた準備活動の1つで、昨年夏から数回実施されています。前回合同保育が行われたのは10月下旬。11月下旬に予定されていたものがインフルエンザの流行で延期になり、今日の実施となりました。
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【午前10時過ぎ】 大谷幼稚園の園児26人がバスで到着しました。ホールには保育園児(3〜5歳児 31人)がお行儀良く座りお出迎え。幼稚園児は3ヶ月ぶり保育園の雰囲気にちょっと緊張気味に見えましたが、コートを脱ぎ、鞄を置き、靴下を脱いで身支度が整う頃には慣れてきました。

全体で歌を歌ううちに雰囲気はほぐれ、今日の活動の流れを聞くうちに子どもたちのワクワク感が高まっていくのを感じます。これから1時間は年齢別の活動。

◆3歳児:ホールでリズム運動 → 居室で新聞紙遊び(右の写真)

◆4歳児:支援センター内でポップコーン作り(1枚目の写真/夏場に保育園児が育てた爆裂種コーンが原料。コーンを芯から外す作業やポップコーンづくりを体感。その前に、絵本で[生きものの命をいただいて食事ができること]をちょこっとインプット。)

◆5歳児:居室でお集まり → ホールでリズム体操+身体を使った遊び

どの場所でも子どもたちは、リードする先生の言葉にごく自然に耳を傾け、目一杯楽しんでいるように見えました。もちろん時にはマイペースな子供の姿もありましたが、それも日常的な雰囲気。子どもたちは数回の活動で、既に馴染んでいるのがよく解ります。

【11時10分】 年齢別の活動を終え、全ての子どもたちがホールに集まってきました。4歳児さんたちが作ったポップコーンのキャラメルがけを試食するために。昼食直前ということもあって、ちょっとずつ紙コップに分けてもらって・・・さあ試食! (私もちょこっと分けてもらって)甘くてサクッと、美味しかったです。

【11時30分】 全てのプログラムを終えて幼稚園児が帰り支度。名残惜しそうに言葉を交わし手を振りながらバスに乗り込んで行きました。
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合同保育を見学して、子どもたちの順応性の高さを改めて感じました。認定こども園になることに不安があり準備が必要なのは、実は(やっぱり)大人たちなのです。

それは、幼児の保育・教育環境を整えるのが大人の役目だから。できるだけ良い環境をと思うのは自然なことであり、不安や疑問を持つのは当然。それを解消するためには、手順や合意や共感は大事ですよね。合同保育に限らず、様々なことで保護者も巻き込みながら準備が進められることを願っています。

それにしても、今時の保育(幼児教育)には体系的な知識や意図、相当な準備が必要なんですね。合同保育の様子を見ながら、改めて感じました。自分が子供を預けている頃にそのことに気付けていたら・・・ もっと違った子育てや、もっと理解のある保護者になれたかもしれないのに。その頃は当事者だったからか、ほとんど見えてなかったです。反省。

ところで、保育園の増改築の話はどこまで進んでいるのでしょう?
環境を整える大人の役目として、大変気になるところです。

とはいえ、
合同保育が順調に進んでいることが確認できて、ほっとしました。

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