2015年01月07日

2015年(平成27年)は「表現」の年にしたい

年が明けて、はや7日。今朝は七草粥(もどき)を食べ、お正月飾りを外して、家庭内正月行事はほぼ終了です。(あとは11日の鏡開き。)

暮れからお正月にかけて家族順番に軽い胃腸系の風邪をひき、私がトリを務めました。丈夫な胃腸が自慢の私が正月からデトックス(毒抜き)できて、かえって良かったかもしれません。物事は考えようですものね。

右の写真は、今年の我が家の七草粥もどき。雪に閉ざされた北国のため「七草=7種類の植物性食材」と勝手に解釈し、身近にある材料で伝統(?)を守っています。ちなみに今年の七草は、みつば、ねぎ、里芋、しょうが、キャベツ、セロリ、わかめ。何一つ正統派七草は入っていませんが、雰囲気と味は問題なし。1杯目はそのままあっさり、2杯目は醤油と胡麻油を足して中華風にして、たっぷりいただきました。

そういえば、東京で暮らしている娘が
「スーパーに七草粥セットが売っててビックリした。あれ買って作ろうかな〜。」
と言うので
「東京なら、川の土手とか庭の端っことか、その辺探せば生えてるから。何も買うことないじゃん。手に入らないんだったら、うちみたいな七草粥もどきもあるし・・・。
それに、七草粥セットなら月形にだって売ってたんだよ。お母さんが買わなかっただけで。」

お金で何でも揃う時代ですが、形にこだわるより行事の本質を理解して、自分の身の丈や状況にあった形で伝承できたらいいなあと思っています。
※何が形で、何が本質かは解釈に依りますが、よろしくご理解くださいませ(笑)。
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さて、2015年元旦。
初日に向かって問いかけました。
「2015年をどんな年にしようか。
私は《表現》の年にしたい!」

社会が音もなくハッキリした実感もないままめまぐるしく動いている今、感じることがたくさんあります。考えを整理したり調べていたらアッという間に時が過ぎ、その話題はもう過去のことと流されていて・・・ 
賛同したつもりがないのに「反対はなかった」と物事が進んでしまったり、十把一絡げとして処理されたり・・・

多様な価値観や多様な生活スタイルが実在するのに、社会全体では「この道しかない」とばかりに、ぐいぐい引っ張られる今、感じたままを素直に表現することも必要でしょう。

今、この時に何もしなかったら、もっと大きな流れに飲み込まれてしまう気がするから。「あの時にこうしておけば良かった」とは思いたくないから。だから、勇気をだして今まで以上に想いを伝えていきたい! 
国のことも、町のことも。

昨年「言葉(文言・言霊)」の重さを認識したので、それを使って表現する1年にしたいと思っています。

※写真は元旦初詣の帰り、役場前にて家族と。

遅ればせながら、
みなさん、今年もよろしくお願いします。

comments

溌剌とした文章と、七草のご様子、生き生きと伝わってきました。
「言葉(文言・言霊)」の重さ、感じ入りました。
新年を迎えて、
天皇陛下のご感想(新年にあたり)が、心に沁みました。
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/gokanso/shinnen-h27.html

娘が旧正月の帰省で週末には、岩手から千葉に帰ってきます。
孫は私にとって「次世代のシンボル」。
今を生きる大人として、バトンタッチすることのできる自然・社会のために地に足をつけて生きていきましょう。

  • 長門真理
  • 2015年01月08日 10:56

  •     

長門さん、コメントありがとうございます。
※返事が大変遅くなり、申し訳ありません。

長門さんの言葉はいつも、ちょっと目線を上げさせてくれる(視点を変える、ちょっと先を見ようと前向きにさせる)力があります。そういう言葉掛けって、次世代を育てるときに特に大事だなあと、最近つとに感じます。
小さなことの積み重ねが、地に足をつけた「次世代へのバトンタッチ」になりますね。

  • 宮下ゆみこ
  • 2015年01月19日 21:19

  •     

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