2013年11月28日

議論が見えずに強行採決! 議会をおとしめる行為だ!【特定秘密保護法案/衆議院可決】

11月26日夜に「特定秘密保護法案」が衆議院本会議で賛成多数で可決した。

賛否両論、疑問点や問題点多数、今後の検討課題多数、国民の反対デモ多数・・・
このような状況で、一部野党との修正が成立したからと言って、過半数を確保できたからって、政府与党は可決して良いと思っているんだろうか?

政府与党は良いと思ったからそういう行為に及んでいるのだけれど、その行為によって国民は「国会(議会)や議員は信用できない」「当てにならない」という議会不信に駆り立てられてるっていうのに。

この採決までの進め方は、議員と名のつく仕事をしている者(私)にとって、断じて容認できない。議会(国会)は議論を通して問題点を明らかにし、合意形成していく場なのだから。

私は、国を運営する上で特定秘密が存在することも、それらを保護する必要性も理解する。が、だからと言って今ある「特定秘密保護法案」に賛成は出来ない。やっぱり恣意的に解釈される部分が多すぎる。

国や社会(世界)の状況は絶えず変化し流れているのだから、誰かの考え一つで解釈が変わるとしたら、それがどうかとチェックできる場がないとしたら、検証する記録さえないとしたなら、何を軸に、何を頼りに物事を進めて行けばいいのだろう?

知識豊富な官僚、一国の大臣、崇高な人格者であっても、やっぱり人間。100%は信用できない。そこを制度で補完するのが、現代の私たちが身につけた英知ではないのか。


私のブログ読者には唐突な内容だったと思う。
でも、今日はこのことを書き留めておきたかった。

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