2012年05月17日

月形町に副町長は不要?・・・副町長空席の現実

月形町では現在、副町長が不在(空席)の状態になっています。これは、前副町長の土橋正美氏の任期が5月15日までで、その後任人事が為されなかったことに寄ります。

なぜ副町長を空席にしたのか?・・・理事者(町長)から議会への説明は一切ありません。

そもそも副町長の任期切れ前に、理事者側から議会に対し、今後の行政運営の方向性を何らかの形で伝えるべきだったと考えます。聞いたところに寄ると、議長にも正式な話しはなかったとか。
(私の耳にも4月の後半頃には「副町長の後任は置かないらしい。」とは聞こえてきていましたが、それはあくまで噂話程度。少なくとも議会や議員という立場で聞くことはありませんでした。もちろん「空席の理由」や「空席の期限」については噂すらありません。)

3月の定例会以降に正式な会議の場(全員協議会等)は全く開かれていませんが、話題があればいつでも開くことは可能ですし、いつでも議員は集まります。
議員も理事者も顔を合わせる機会のある年度末から年度初めのこの時期、表だって「副町長が空席になる」ことが話題に出なかったのも事実。副町長の空席方針がいつ決まったのかも気になる点です。

副町長の人事は議会の承認案件です。それに副町長は今までの行政運営上重要な役割を担ってきました。それを何の説明もなしに空席にするとは・・・各種組織での役割は滞りなく継承・分担されるのでしょうか?・・・何の説明もないままの「副町長の空席」は大きな疑問ですし問題を感じます。

5月31日には「まちづくり常任委員会」と「全員協議会」が予定されていますし、6月には定例会があります。既に副町長は空席になった状態ですが、理事者からの説明を待ちたいと思います。
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今回の件で議会に対し説明がなく、日々日常のように進んでいる実態を見ていると、ちょうど2年前のことを思い出します。切手事件を発端に教育長が辞職した件です。あの時は、定例会での緊急質問で説明が為されました。

あの時の混乱から、執行部は、行政運営における「説明の重要性」を身をもって感じたのだと思っていたのですが・・・ 今回の件も含め、残念なことがいっぱいです。


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