2012年03月23日

とっても盛りだくさんな定例会が終了しました。

3月6日に始まった平成24年第1回定例会が、3月19日(今週の月曜日)に終了しました。

毎年3月の第1回定例会は新年度の執行方針と予算審議で長期間を要しますが、今年は輪をかけて盛りだくさん、活発な議会になりました。

と言うのも、月形町議会において今までにない動きがいくつもあったからです。
その中で特筆すべきは以下の3点。

意見案     : 迅速な対応「豪雪支援要望意見書」、議会独自の取り組み「脱原発意見書」
条例の修正案可決: 月形町議会初の修正案可決
予算の附帯決議 : 月形町議会初の附帯決議の提出と可決
これらについては個別に、背景も含めて詳しく報告します。


平成24年度の予算では、一般会計が33億円規模になりました。地方交付税増額を見込んで昨年より1億円大きくなっていますが、その内容は総じて総花的で特徴がないと感じました。これは町長の執行方針が例年通り総花的だったことに起因します。新規事業も様々な分野で展開されますが、その発想は既存の範ちゅうですし、区切りのついた事業もこれまで通り引き継がれています(例:プレミアム商品券)。

この他、豪雪被害に対するパイプハウス支援のほとんどは含まれていません(1500万円のみ計上されている。残りの分は被害確定後に補正予算として計上する予定)。今は話題になっていませんが、雪が融けて以降見えてくる公共物の破損状況も気にかかります。


一方、特別会計は厳しい状況が続いています。特に【介護保険事業特別会計】は利用増により会計規模が大きく膨らみました(3億9千万円 → 4億6千万円)。保険料の大幅値上げと基金取り崩しなどで対応することになります。
【国民健康保険事業特別会計】は、平成23年度に大幅値上げをしたので今年度の動きは少ない見込みです。ただし、基金の底が見えました(平成24年度末見込み:411万円)。
【町立病院企業会計】も当初予算から2500万円の赤字補填(ルール分以外の繰り入れ)が行われ、事業の展開によっては追加もあり得る状況です。

平成24年度もお金の動きに目を光らせながら、事業の展開をしっかり見ていきます。

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