2012年02月18日

第2回『にじいろ広場』を終えて

今週初め、2月13日に開催した『第2回にじいろ広場』の報告です。

当日は朝から降雪も風もない曇り空。前日(12日・日曜日)の猛吹雪とは一転した穏やかな1日でした。
このあと水曜日はまた猛吹雪、木曜日と金曜日は大雪でしたので、つかの間の雪の止み間と言え、皆さんこの間を利用して除雪や排雪に大忙しでした。また吹雪の後始末(多くの町道が吹雪でふさがってしまったので開け直す作業)に追われたためスクールバス(=町内循環バス)も運休(臨時休校)。残念ながら会場まで来られなかった人もあったのではと思います。

そのような状況の中、8名(女性4名、男性4名)の方にお越しいただきました。
大変ありがとうございます。

テーマのない茶話会でしたが、今回お集まり方は「ゆみこの議員活動報告書10」に掲載の告知を見て足を運んでくださった方ばかりなので、やはり報告書の中身をきっかけに、行政運営についての話題が多かったです。

当日の話題を項目ごとに分けてみると
■予算の付け方  :樺戸博物館、公共施設の設備や設計、公営住宅、公用車の活用
■防災      :水害、防災マップ、地震、雪害、寒さ、停電、備蓄(量と場所)
■町民と行政の連携:地域担当制、広報広聴、IP告知の活用
■福祉・保険   :ぬくもり福祉券、介護保険、国民健康保険
■教育      :スクールバスの運用、防災教育
■現状      :高齢者の実態、少子化の現実(対策)、基幹産業(農業)の衰退と対策
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「にじいろ広場」で、町民のみなさんは「決定過程を知りたがっている!」ということがハッキリしました。

今回集まってくださった皆さんは町政に興味が深く、町からの広報物はくまなく読んでいる人たちでした。しかし(だからこそ)「なぜそうなるの?」という疑問が湧いてきています。(紙面の都合は理解しますが)広報では結果しか伝えられない(伝えていない)からです。

これとは別に、町は広報物だけでなく各種関係団体や行政区長などには丁寧な説明をしているようですが、その場に入れない人々に情報は伝わっていません。これら情報を持っている団体の代表者はほぼ100%男性のため、特に女性には詳しい情報が伝わっていないようです。

参加した女性の皆さんは
「噂話には聴いたけれど、本当なの?」
「不正確な情報が広がるのは良くないから、噂は噂としか聞いていないけれど、不安になる。」
など、真実や実態を知りたい欲求が高かったです。その一方
「私たちも町政懇談会とかに出て行って聴かなくちゃダメなんだよね。出ないで文句ばかり言ってても。」
「でも町政懇談会は年々会場規模が大きくなって(気持ち的にも、距離的にも)足を運びにくくなってる。前みたいに町内会や老人クラブの小さい単位で、家の近くでやってくれたら行けるのにね。」
とも話してくれました。

行政が効率化を進めるのも理解しますが、町民のみなさんの言うことももっともです。そこに折り合いをつけるには「何のためにそれをするのか」という原理原則を再度確認する必要があると感じました。また(今回話題には乗りませんでしたが)、議会や議員としての広報広聴の重要性も感じました。

議会が開かれ、身近な議員が広報広聴の一翼を担えば、今よりもっと町民の満足度が上がるでしょう。私たち議会関係者も、行政ばかりを頼ることなく自分たちの出来ることをもっと進めて行かなければ!

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