2012年01月14日

連日のヒドイ雪です

あ〜〜〜〜〜〜 それにしてもひどい雪です。
 
写真は月形町市街地、国道275号線沿いの歩道です。昨夜の交礼会が終わった後、知人数名と2次会に行った帰りに撮影したものです。午後10時半頃だったでしょうか。

この場所はクリスマス頃に一度排雪去れ、すっきりキレイになったはずなのに・・・排雪からわずか3週間で既に2m以上に積み上がり、雪の迷路のようになっています。すぐ横の国道を走る車の気配も感じません。

この時間、降雪と強風で吹雪き模様。迷路の中も激しく雪が舞い飛び、約1km先の我が家にたどり着く頃には「雪だるま」一丁上がり! でした。
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ついつい文句を言ってしまっていますが、こうして日常生活が送れるのは除雪してくれる皆さんがいるから。文句を言う前に、感謝の気持ちと言葉を表すべきだなあと思いました。

除雪してくださっている皆さん、お陰様で月形で暮らせています。ありがとうございます。

この雪の迷路だって、毎朝毎朝早朝からロータリー除雪車が走って道を開けてくれるから通行できるのであって、この状況なら降雪や吹きだまりがあるから、次の朝もしっかり走らなければならないでしょう。もちろん車道だって、家の庭先だってそうです。

それに屋根の雪下ろしも欠かせません。古い住宅はスガモリ(家の暖気で屋根近くの雪が溶けて氷になり、張り付いてしまった状態)がひどく雪が落ちませんし、納屋や車庫は火の気がないのでやはり張り付いたまま。無落雪住宅でさえこれほどの積雪を想定していないから雪下ろしが欠かせないのです。
雪を下ろす先もスペースが必要で、これほどまでの雪量があると排雪をしなければなりません。

我が家の場合、夫がトラクターにつけた除雪機であちこちやってくれますし、大家さんも小型除雪機や屋根に上って雪切りをしてくれるので、事なきを得ています。本当にありがとうございます。
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先日、IP告知端末で町内の降雪・積雪状況のお知らせがありました。

平成24年1月10日午前9時現在   観測地:月形町月ヶ岡
積算降雪量 656cm  (昨年同日値  232cm)→ 昨シーズン総降雪量 805cm
積雪量   198cm  (昨年同日値)  56cm)

雪の降り方や積もり方は年によって全く違うので単純比較はできませんが、昨シーズンの場合、12月と1月の降雪が極端に少なかったので、1月10日時点では普通の月形では考えられない積雪と降雪量でした。もっとも2、3月で500cmもの降雪があり(これも2、3月にしては珍しく多い驚きの数字)、シーズン総降雪量は例年より若干少ない程度になっています。

今シーズンは、降り始めからずっと大雪。降り止むことがない上に、気温も低くて融けません。
1月10日以降も毎日それなりの降雪があったので、総降雪量は800cmに近づいています!

こうなってくると雪害も出てきています。
ビニールハウスが潰れてしまった話もちらほら聞きます。またIP告知端末からは

「FF式ストーブの排気管が雪に埋まらないよう、ご近所も含めて注意してください。」

「雪の屋根おろしの時は命綱をつけて! 一人作業は避けて。」

「除雪車の雪詰まりを直すときはエンジンを切って!」

と注意喚起のお知らせが連日流れています。人的被害だけは絶対に避けたいですね。


今後ですが、例年ですと寒中は大雪が降る確率が高く、立春以降は降りが収まり日差しも強くなって積雪が減っていくのを肌で感じられるようになります。

あと1ヶ月ですね。    あと1ヶ月か〜〜。

平成24年 月形町新年交礼会

1月13日(金)午後6時から多目的研修センターで、毎年恒例の「月形町新年交礼会」(主催:月形町、月形商工会、月形町農業協同組合)が開催されました。このスタイルで交礼会を開催するのは桜庭町長が就任してから。今年で7回目とのことです。

参加者数は公式発表で220名とのことでしたが、雰囲気的にはもっと少なかったように感じました。毎日毎日ひどい雪(この夜の段階で積雪200cm!!!)で、とても外に出たくない(出られない)状況の月形町では、申し込みをしていても当日こられなかった人も多いのでしょう。

さて今年の交礼会は、主催者や来賓の挨拶(町長、議長、月形刑務所長、月形学園町、陸上自衛隊美唄駐屯地指令、岩見沢警察署長)に始まり、名誉町民や町政功労者、平成23年度に国や道から表彰を受けた方々も壇上での紹介があって、そして月形商工会会長の乾杯で幕を開けました。

20120113c.jpg会半ばではステージ上で年女年男による餅つきが行われ、(月形産まんまる納豆を絡めた)納豆もちとなって振る舞われました。

ちなみに写真で元気に杵を振っているのは、今年84歳を迎えられる小林龍男さん。過去には議長の経験もある町政功労者で、現役農家でもある小林さんの餅をつく音は元気と若さそのもの。力強い音が会場内に響き渡り、一瞬どよめきが起こったほどです。会場全体(もちろん私も)いつの間にか笑顔になって幸せを分けてもらった感じでした。

会場内には月形産品も並びました。写真手前は月形町振興公社が販売している「かぼちゃパンナコッタ」「メロンゼリー」「まんまるトマトゼリー」。トマトゼリーから始まったこのシリーズも、メロンゼリーが増えてカラフルになりました。
その奥は【ふれあいの店 はな・花】製造の「笹おこわ」(お母さんの味は絶品!)。 そして昨年の「うんまいべ料理コンテスト グランプリ」を受賞した「ごはんDEシュー(=米粉を使ったシュークリーム)」が並んでいます。

この他、【そば打たん会による月形産手打ち蕎麦】【ベーカリー萌木の月形産小麦の手作りパン】【レストラン北喜常による地元食材を使った料理】も食べることができました。

最後は主催者の一人、月形町農業協同組合の組合長による一本〆で終了です。
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参加者の人数も、お料理の量や種類も、ちょっと減ってしまったのは残念でしたが、町民の多くが集まるこの会は魅力的です。普段からおつきあいのある方々と新年の挨拶をすることはもちろんですが、しばらく会っていなかった方とも顔を合わせお話しすることもできましたし、先日発行した【議会だより】の感想を聞かせていただけたり、町政や議会に対する要望や意見もいただいたり・・・有意義な時間でした。

準備・運営してくださった皆さん、ありがとうございました。

それから【餅つき】はやっぱりいいですね。会場が元気になります。昨年は企画から外れ残念でしたが、復活して良かったです。

企画といえば・・・この交礼会はやはり【月形】を意識し、徹底したいですよね。月形町に関係する来賓の方々のご挨拶もいいのですが、町民に根ざした人々(町政功労者や表彰を受けた方々)のお声を普段聞く機会がありません。こういうハレの日にほんの一言ずつでもあったら良かったなあと思いました。

餅つきもそうですが、よく見知っている身近な人が何かをするから共感が湧くのだと思います。交礼会が地産地消なども含めた「まちづくり」の一つの道具であるとすれば、格式や体裁より“共感”であるし、傍観より参加だと思います。
あっ、そうそう、郷土愛と町民の誇りを醸成するには「町歌」も一つの素敵な道具だと思います。

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