2011年12月18日
もちつき交流会【主催:コミュニティワーク】
12月16日(金)の午後、特定非営利活動法人コミュニティワーク研究実践センター(略称:コミュニティワーク)が主催する「もちつき交流会」が開催されました。これは、今年から月形町内で本格的に活動を始めたコミュニティワークが「この1年の感謝とこれからもよろしくお願いしますの気持ちを込めて」企画したものです。
会場には月形町内の老若男女、世代も地域も仕事も越えて様々な人達がひっきりなしに訪れていました。この1年、町内の様々なシーンにコミュニティワークの職員や利用者が顔を出し、関係を築いてきた成果だと思いますし、この「もちつき交流会」に向けて、知恵を借りる目的で積極的に助けを求めた結果でもあると思います。それに当日の午前中の街宣車による広報が効いたのかもしれません。
また、札幌方面からの短期利用者さんの姿も数多く見かけました。夏場農作業で見知った農家のお母さんと笑顔で話しをしたり、餅を丸めながら地域ボランティアの人達と世間話をしたり、初体験の餅つきに大はしゃぎしたり、皆さんこの催しを十二分に楽しんでいたようです。
「餅つき」そのものでは、2つの臼と2つの餅つき器がフル回転。真っ白な餅に始まり、草餅、紅ショウガ餅、胡桃餅、豆餅などをついては丸め、次々と平たい容器に並べて重ねていきます。
そのつきたて餅は、お雑煮やお汁粉、納豆からみ餅、ゴマからめ餅など、色んな味で楽しめるようにトッピングが用意され、参加者の誰もがお腹いっぱい食べて帰って行きました。
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人と人とが関わり関係を築くためには、困っている人に手をさしのべる(受け入れ側の)気持ちと寛容さが大事だと思っていましたが、それ以上に「助けてください」「教えてください」という(求める側の)積極性も大事だと、コミュニティワークの活動を見て感じました。
ただそのバランスは難しいですね。
これからも試行錯誤の連続だと思います。頑張って!!
コミュニティワークの活動は、就労困難な若者達が新しい働き方や新しい暮らし方を見つけるためのもの。現在の社会通念や制度からは少し外れて亜流を生きている彼らの秘めたパワーを引き出し、新しい居場所と生きる力をつけてもらうためには、今までとは違った視点と価値観が必要です。
彼らだけが(今の社会にあわせようと)変わるのではなく、私たちももっと様々な価値観や生き方を受け入れる柔軟性を身につけなければ。それを見つけるきっかけが、このコミュニティワークの活動にあるように思います。
そうした結果、彼らだけでなく私たちも、日々抱える様々な問題から解き放たれるのではないでしょうか。
- by 宮下ゆみこ
- at 10:37
comments
先日はありがとうございました、コミュニテーワーク高橋です。無事に交流会が終了し、片付け等も落ち着き日常に戻りつつあります。
交流会当日は様々な方々が集まってくださり、餅つくりと美味しい時間を共有することができ嬉しく思いました。知識知恵経験無しといったゼロからの企画実施でしたが、形にすることができました。今回の交流会を通して改めて、月形町に住まわれる方々の個々人が持つエネルギーの大きさを感じました。バラバラの餅米がお餅の形になったように、時間と人の手を借りながら若者の未来やコミュニテーワークの活動が少しずつ形になっていけばと思います、バランス感覚を養いながら頑張っていきます!
遅くなりましたが、交流会のご紹介いただきありがとうございました。私達も本日ようやくブログに上げることができました。。。ブログ内にて、宮下さんのブログもご紹介させていただきました。コメント欄をお借りして改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。