2010年11月10日

月形の晩秋風景

今日は低気圧が発達した影響で、ラジオでは朝から
「暴風警報が出ています。強風に注意してください。」
「札幌は風も雨も強いです。気をつけて、いってらっしゃい!」
と何度も呼びかけていました。が・・・月形は夜が明けてからは雨もなく、午前中は風もほとんどなくて時折晴れ間も見える青空。

冬になると決まって現れる天候。

北風の時は札幌で雪、でも月形は晴天。
西風の時は札幌は晴れ、で月形は大雪。

地形の影響でたった50kmしか離れていない土地でも天候が違ってきます。それが如実に表れるのが、冬。間もなく本格的な冬なんですね。

そんな晩秋の晴れ間、月形の風景を写真に納めてきました。

右上の写真は、圃場近くのタモの並木。昔ハサガケ(刈り取った稲を竿にかけて天日干しすること)の竿をかけるために道端に植えたものとか。今はハサガケすることもなく、ただただ大きく育っています。もう老木なので強風で倒れるものもちらほら。
風当たりが強いので冬支度も進んでいますね。

左の写真は松(たぶんアカマツ)の実。今は空き家になってしまった近所の庭木。枝先には鈴なりに松ぼっくりがついています。
この木の隣にはトドマツもあり、いつもどこからか野鳥の鳴き声がしています。とても良い休憩所であり、隠れ家なんでしょうね。

最後の写真は円山。中央の黄色いモニュメントは、円山頂上にある月の形の展望台。今年の春に周辺の木々を整理して展望がきくように。お陰でこちら側からも展望台が確認できるようになりました。

その手前の濃緑の林は「北限のスギ林」。この季節になると周辺とのコントラストが際立って、図らずも月形の歴史が思い起こされます。遠い故郷に思いをはせる気持ち、よくわかります。
ちなみに、右手奥の白い建物が月形町役場です。

こんな穏やかな日もあとわずか。真っ白な世界が来たら、またお知らせします。

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