2010年10月13日

お見事!!! 救出劇。祝・脱出【チリ鉱山落盤事故】

今日は世界中、地球が1つになって喜びを分かち合ったのではないでしょうか。


落盤事故(詳細はこちら)が起きてから70日間、地下でも地上でも、当地でも世界中のあちらこちらでも、どれほどの人がこの日を待ちわびていたことでしょう。「希望」が現実のものになって、本当に嬉しいです。

この脱出の第一報が入った時(私はちょうどお昼のお弁当を食べ始めた時でした)、思わず涙が湧きだし、胸がキューっと熱くなっていました。ヤッターーー、ヨカッタ、と。
きっと同じ気持ちが電波とともに、地球上を伝わったのでしょうね。

全員救出までには今しばらく時間がかかるのですが、どうぞ無事に全員が地上に出られますように。
__。__。__。__。__。__。__。__。__。

それにしても、地下の人々の精神力はスゴイ、脱帽です。特に、落盤発生から地上との交信が出来るまでの17日間、どんな想いが、どんな行動が、彼らを支えていたのでしょう。
優秀なリーダーの存在が取りざたされていますが、そのリーダーの生の言葉をぜひ聞きたいです。

それからチリの国民の方々。皆がチリ国家を口ずさみながら全ての持てる力で声援をする姿や、仕事も辞めて現場に駆けつけテントで暮らし続けた家族に勇気づけられました。もし日本でこのような事故が起きた時、果たして同じように国民や家族が1つになって声援を送り、励まし合い、希望を持ち続けていられるのでしょうか? 
そうあって欲しいとは思いますが・・・やはりチリ国民、チリ政府には脱帽です。

そして世界中からの支援。現在までに私の得た情報では、NASAが宇宙技術を応用して支援したり、日本からも消臭下着等の支援が行われたとか。その他にもたくさんの様々な技術や情報、人的、物質的な支援が世界各国から行われているそうで、救出という「希望(目的)」のために現代の英知を結集できたところが素晴らしく、感動しました。

この先、この救出劇の真相が様々な視点から語られることになるでしょう。
その一つ一つに興味がありますし、ぜひ知りたい! 
そして喜びを、感動を、再度分かち合いたいです。

2010年10月11日

開町130年記念・町民歩け歩け大会

aruke1.jpg10月11日(月)は体育の日。ハッピーマンデーの連休の今日、開町130年記念の冠が付いた「町民歩け歩け大会」が開催されました。

昨日の雨が嘘のように朝から暖かくて良い天気! 
午前10時15分、例年より多い130人が出発地点の月形排水機場をスタート。

基本のコースは6kmと9km。コース中程の円山と終盤の皆楽公園内でコース取りが違っていますが、それ以外はほとんど同じ。気のあった者同士でおしゃべりしながら、途中ショートカットするなどオリジナルコースを歩く人もいたりして、自由で気楽な歩け歩け大会です。

写真は円山での様子。フィトンチッドたっぷりの樹の香りをかぎながら、少し色づいた紅葉も楽しみ、思いの外キツイ登りに顔を紅潮させ、頂上を目指します。

aruke3.jpg下りは山の中の遊歩道。地面は落ち葉に覆われてフカフカです。道幅が狭いのと(前日の雨で)足元が濡れていて危ないのとで、自然にゆっくりしたリズムで下りていきます。それにお互い声をかけ合い良い雰囲気でした。

途中のチェックポイントでクイズに答えながら進みますが、問題が微妙に難しい!
「月形町学校、札比内小学校、月形中学校の児童・生徒の人数の合計は?」
「①219人 ②220人 ③221人」
近くにいた小学生に全校児童数を聞いたりして、コミュニケーションもバッチリ。

約1時間30分でゴール。出発地点の排水機場に戻ってきました。

このあと牛乳が配布され、おにぎりと豚汁も振る舞われて、満足!
心地よい風を感じた「体育の日」でした。
__。__。__。__。__。__。__。__。__。

毎年行われているこの行事ですが、実は参加したのは今回が初めてです。

例年この時期は花の出荷の最盛期(秋のブライダルシーズン)、家業に追われていました。
しかし、今年は・・・これまでの気象(特に夏の猛暑と秋の残暑)の影響で、今出荷できる花がとても少ない状況です。家業としては問題ですが、時間が出来た分、参加することが出来てラッキーでした。

aruke4.jpg6kmコースを歩いた私は、最初こそ先頭でしたが、お水を飲んだり写真を撮ったり、ずるずると後方に下がってゴールした時は最後尾。
ゆっくりしたペースのお陰で、お庭のきれいなお宅、改修の終わった歩道、取り壊しの完了した展望台(写真は円山の頂上。ちょっと前まで、黄色の展望台の右側に古くて暗いコンクリート製の展望台が建っていました)・・・。普段より奥行き深く月形町を観ることが出来ました。

それからたくさんの人と、たわいのない世間話から陳情や相談事まで、話しをすることが出来ました。歩いている時も、ゴールした後の食事中も、ほとんど面識のない方達と気軽にお話しが出来たのも、この行事のお陰です。

とても楽しかった歩け歩け大会、
準備や運営に携わった体育協会や体育指導員、教育委員会の方々、ありがとうございました。

2010年10月09日

三輪子供会の廃品回収

今日の午前中は、私の住んでいる地域(市南行政区の一部)の子供会の廃品回収でした。町内でも廃品回収を行っている子供会は数少なくなってきているので、貴重な存在です。
我が家は中2の息子が会員、夫はその育成会(保護者の組織)会長なので、3人で参加してきました。

回収対象物は、新聞紙、雑誌、ダンボール、空き缶、空きビン。

毎年春(4月末)と秋(10月中旬)に行っているのですが、回収物の量には例年の傾向があります。春は新聞紙と日本酒ビン、秋は空き缶類がそれぞれ「ちょっと多い」です。季節的な消費の動向と合っていますね。

それから最近は「死にビン(ビンとしてリサイクルされず、一度壊して再生されるもの)」が多くなってきています。ビンの多様化の影響もありますし、今まで「生きビン(そのままビンとして再利用される物)」だった物が「死にビン」扱いになる場合もあります。その規格のビンの流通量が減って再利用されなくなったからのようです。

それと回収量(収益金)は年々減ってきています。大きくは人口減と高齢化。消費量が減ってきているのでしょう。また、行政による毎週の資源ゴミ回収の影響もあるでしょう。家に長く置いておくより、近くのゴミステーションに出してしまう方が手軽ですものね。それでも地域の人は「子供会の活動資金のため」と貯めておいてくれるので、本当に有り難いです。

さて、今回の廃品回収の特徴は・・・

空き缶、特にビール(ほとんどは発泡酒かな)が非常に多かったです。
今年の暑い夏と世相を反映していますね!
__。__。__。__。__。__。__。__。__。

「たかがゴミ、されどゴミ」

廃品回収される物は「ゴミ」であるけれど「ゴミにあらず」。

月形に住んでいる人は、よくわかっています。
回収された物が資源化され、それがお金を生むことを。
また、お金を生むまでには多くの人の手がかかることも。
だからキチンと洗い、分別してくれます。

「たかがゴミ、されどゴミ」

ゴミの始末をどうするかで、その人の、その地域の、その自治体の文化度がわかります。

2010年10月08日

町内での取り組みが、今夜テレビに!!

今日(10月8日・金)の午後6時10分〜のNHK総合「ネットワークニュース北海道」に、
月形町内で現在進行中の取り組みが紹介されます。

番組の内容は・・・(番組ホームページより)

『いまを見つめる・就職ができない若者を見守って』

・・・一人暮らしのお年寄りの女性を、就職しようとしてもできない若者たちが毎週訪れています。農村での暮らしを体験することで自分を見つめ直す若者とそれを見守る女性の交流を「いまを見つめる」でお伝えします。・・・

ニートや引きこもりなど、今の社会問題がここにあります。
どうぞ、ご覧下さい。

町内での取り組みが、今夜テレビに!!の続きを読む

2010年10月06日

江別市・防災対策強化研修会(DIG)に参加して

10月3日(日)午後、江別市大麻東地区センターで開催された防災対策強化研修会・DIGで知ろう地域防災(主催:大麻第二住区自主防災対策本部)に行ってきました。

というのも、2週間後に行う市南行政区での防災訓練に講師派遣・協力してくださる江別市担当者の方から、「事前に体験してみませんか?」とお誘いいただいたためで、二つ返事で参加させていただきました。

この日、月形からは私と役場危機管理係の職員、そして道北大空町からも消防職員の方が研修に訪れていました(3人とも一緒に体験させていただきました)。
さすが、DIGを地域防災に活用している先進地の江別市です!!

この研修会は大麻第二住区内の一部の町内会役員が対象でした。参加者は約40人(うち女性は約1割)。会場にはDIG用に5つのテーブルが配置され、その上には住宅地図と事務用品、そして人数分の資料が配置されていました。

ちなみに、この大麻第二住区は江別市で最初にDIGを開催した地区(それも地域住民の要請!)で、平成17年6月のこと。それ以来、江別市では約70回、4,000人が体験したそうです。

ebetsuDIG1.jpg人口の多い都市部であるため、近所に住んでいながらほとんど会話をしたことのない方が多いらしく、最初は緊張感で張り詰めた会場でした。が、ファシリテーター(DIGの先導役)の江別市危機管理・防災担当の職員Mさんの穏やかで軽やかな口調は場の雰囲気を和ませ、DIGが進むに従って参加者の会話も増えていきました。

DIGは参加者が災害のイメージを膨らませ、自分の考えをグループ内で発表、意見交換して「気づき」を得るのですが、それをサポートするのが外部からの情報です。この日はファシリテーターMさんの上司Gさんが適宜、必要な情報(市の食糧備蓄状況、災害時の水供給体制、他)を提供してDIGをより発展・強化させてくれました。


研修が終了したのは開始から約3時間後。普通の講習会であったら、皆疲れてぐったりしていたことでしょう。でもこのDIGでは皆さん笑顔で、会場に集まった時より元気な様子で「お疲れ様!」と声をかけながら帰られました。これこそ「満足感」「充実感」「一体感」を得られた証、DIGの力です。
__。__。__。__。__。__。__。__。__。

DIGの指導者である北海道教育大札幌校の佐々木貴子先生は、DIGを「ひとづくり、まちづくり」の道具として考えていました。まさしくその通りだと、この研修会に参加して実感した次第です。
私は今回がDIG体験2度目でしたが、新たな「気づき」がありましたし、元気をもらうことが出来ました。月形町内では10月17日(日)が最初の開催となります。どんな「気づき」が得られるのか、とても楽しみです。

当日私はサポート役に回りますが、参加者の皆さんの様子を遠くや近くから支援できればと思っています。もしこのブログを読んで興味を持たれ「参加したい」と思った方は、遠慮なくご連絡下さい。参加できるように手配します。

<<前の5件 123

▲TOPへ戻る