2010年09月09日

9月定例会の日程と一般質問

昨日、議会運営委員会が開かれ、9月定例会(平成22年第3回定例会・平成21年度決算特別委員会)の日程と一般質問等が決定しました。

日程は 9月14日(火) 本会議(一般質問(4名)・議案審議等)
      15日(水) 平成21年度決算特別委員会  
      16日(木) 平成21年度決算特別委員会
      17日(金) 本会議(決算承認・会議案等)

会期中、随時全員協議会が開かれます。
内容は議案審議に関することや、町側からの説明・報告事項、議会活性化など。

また今回一般質問が4名(宮下、宮元、楠、笹木)からあります。
ほとんどが切手事件に関わることですが、その内容や視点はそれぞれです。
私の一般質問は以下の3点で、順番は最初です(14日(火)10:00の開会後すぐ)
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1. 切手事件の組織的課題に対する対応・対策について(町長に対する質問)

 切手事件は「組織的に行われた」ことが大きな問題であるとの認識は、誰しもが抱いていることである。町長も同様の見解を示し、8月5日の全員協議会で倫理委員会の設置等の考えを示していた。しかし、1ヶ月経過した今でも具体的な動きは見えない。
 なぜ対応が遅れているのか、また今後どの様な対策を行うのか、実施するに当たっての具体的な内容を含め、伺いたい。


2. 信頼回復に向けた自発的・積極的な情報の開示について(町長に対する質問)

 切手事件は当事者の情報隠ぺいにより調査が長引いたが、その一方、調査や処分において、町側からも自主的・積極的な情報開示は行われなかった。このことで行政の隠ぺい体質が疑われ、多くの信頼を失っている。
 時代の流れを含め、行政の信頼回復のためには情報の自主的・積極的開示と充分な説明は欠かせない。
 今後どの様な姿勢で情報開示を行い、それを具体化するのか、町長に伺いたい。


3. 人員削減後の福祉施策について(町長に対する質問)

 今回の人事異動で保健センター(福祉分野)の人員が1名削減された。
 月形町の福祉は「きめ細かな対応」で成果を上げているが、それには人員の確保が欠かせない。また、高齢化率が高い状況や地域福祉、障がい者福祉など抱える課題も多い。
 この現状で、なぜ人員を削減したのか、また今後どの様な福祉施策を展開するのか伺いたい。
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 切手事件は多方面に様々な影響を及ぼした大きな事件でした。この事件をただ「過去の過ち」とするのではなく、「教訓として生かす」ためにはまだ取り組まなければならないことが残っていると考えます。区切りをつけ前に進むためにも、今一度ここで立ち止まり検証すべきではないでしょうか。

 今回の一般質問では4人の議員がそれぞれの視点でこの問題に臨みます(事前に相談したわけではないのですが、結果として4人が関連する質問をします)。一般質問を通して各議員の考え方や視点、町長の考え方や今後の対応も明らかになることでしょう。

 この事件に関しては新聞報道や噂、議会だよりや町の報告書などで町民の皆さんにも情報が届いていると思います。その経過の次に来るのが今回の議会です。
 関心を持ってこの事件を見守ってくださった皆さん、どうぞ傍聴にお越し下さい。

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