2010年07月28日

外からの視点(他自治体議員視察に同行して)

本日午後、道北のある町議会議員の方々の視察に同行する機会を得ました。この視察は議会事務局を通した正式なものではなかったのですが、先方の職員と私が北海道自治体学会で顔見知りであったことから同行させていただくことになりました。

主な視察先は「はな工房」「つち工房」などの皆楽公園エリア。

「宿泊研修施設・はな工房」の建設経緯(農林系の補助事業)や現状、「農業体験施設・つち工房」が現在は(有)コテージガーデンによって指定管理されていること、皆楽公園エリアに様々な施設が建っていることなど、説明をしながら見ていただきました。途中(アポなしでしたが)コテージガーデン社長の梅木あゆみさんからもお話を伺うこともできました。

今回の視察中、他自治体議員との会話には「外からの視点」による素直な感想がありました。
・月形町は施設が集約的なっていて、上手いレイアウトになっている。
・たくさんの施設がある。
・指定管理者制度を上手く活用している(コテージガーデン部分)。
・(夏まつりが開催される)広場もいいところだ。
・建物がきれいだ。

そう言われて、外からの視点で再度皆楽公園エリアを見てみると・・・
確かに公園や周辺環境は手入れが行き届き、刈り込まれた芝生や木々の緑が目に鮮やかでした。また様々な用途の施設(温泉、ホテル、合宿用宿舎、土間体育館、ガーデニング店、市民農園、野球場、パークゴルフ場、水辺、キャンプ場、老人施設、飲食店)が狭い範囲にたくさん建っていること、それぞれの施設は外観も程々に手入れされていることも、再認識させられました。

今までの感覚では、建設時より集客が落ち問題を抱えているという思いや、エリア全体での調和や取り組みが少なく展望が描けないなど、マイナスのイメージばかりが先行していました。

しかし皆楽公園エリアは月形町にとってかなり有用な財産であり、魅力のある場所だったのです。
知恵を絞り、今以上に外に向かって活用したなら、人や物やお金が回るチャンスがあることも確信しました。

見慣れてしまうと良いものも普通に見えてしまい、自らその価値を下げて評価しているのかもしれません。時にはこうして「外からの視点」を素直に取り入れ、可能性を探ることも必要だと、今日は肌で感じました。

○○町議会○○常任委員会ご一行様、今日はありがとうございました。

2010年07月27日

時を越えて届いた札比内小学校校歌

札比内小学校の校歌が松實菱三さんの作詞であることは以前のブログに書きましたが、その後の調査で町歌の作詞者・松実菱三さんと同一人物であることが分かり、そこから素晴らしい物語が紡ぎ出されました。

それは開町130年記念式典の前日に遡ります。

式典に参加するため、松実菱三さんの御息女、五十鈴さんご夫妻が、東京から月形町にお越しになりました。

このブログが縁で「町歌と五十鈴さん」を結んだ私としては、この機会に札比内小学校とも縁結びしたいと考え、事前に教育委員会や札比内小学校と連絡をとって準備を進めていました。

kouka1.jpg7月2日午後3時、五十鈴さんご夫妻と共に札比内小学校へ。

札比内小学校はあと1年9ヶ月で閉校となることが決まっています。子ども達の息吹が感じられる今、校歌が歌われている現場を見ていただきたかったからです。

既に放課後になっていた小学校では校長先生、教頭先生が出迎えてくださいました。

学校の雰囲気や校庭から見える風景、子ども達の様子などを伺いながら、歌詞が表現しているものを案内していただいているうちに、いつしか私は歌詞の世界に引き込まれ、気持ちは作詞者・松實菱三さんと同じ時代に飛んでいました。きっと五十鈴さんご夫妻も同じ気持ちだったのではないでしょうか。

kouka4.jpg7月3日午前9時、式典会場である月形町総合体育館。

受付の始まる一足先に、五十鈴さんご家族(2日の夕方までに五十鈴さんのお子さんとお孫さんが大阪から合流し、総勢7人に。)をお迎えし、2階の会議室へ。そこに札比内小学校の全校児童22人が入場。

kouka3.jpg伴奏が流れ、札比内小学校校歌の斉唱。

普段から歌い慣れている校歌を、自信と誇りを持って堂々と歌う子ども達の姿は光り輝いていました。それを見つめる五十鈴さんご夫妻の瞳も輝き、感激の涙も・・・
その場に同席させていただいた私も自然に涙があふれ・・・

この校歌が作られたのは昭和27年、58年前です。その時から歌い継がれ、今もこうして生きているのです。58年間歌われていると言うことは、札比内小学校を卒業した70歳くらいまでのほとんどの人が歌えるということ。みな作詞者の名前は知らなくても、「♪ 札比内 札比内」と口ずさめるのです。
この場に同席していた桜庭町長も実は札比内小学校の出身で、子ども達と一緒に口ずさんでいたのです。もちろん校長先生や教頭先生、引率の先生も。

会議室内は不思議な空気に包まれ、満たされていました。身体がフワフワと浮くような、夢見心地な雰囲気。「感動」「感激」とはこういう時に使う言葉なのだと、肌で感じたひとときでした。
こんな素敵な場面に立ち会えて、人の縁の不思議さと暖かさ、そして月形の底力を感じました。


この素晴らしい物語のきっかけは、ほんの些細なブログの記事
でした。インターネットという目には見えない『現代の技術』です。
でもこうして、かかわった人の誰もが感動・感激するような物語に発展させたのは『人の行動』でした。
 もし五十鈴さんご夫妻が月形を訪れなければ・・・
 もし教育委員会が段取りをつけてくれなければ・・・
 もし札比内小学校の先生方や子ども達の協力がなければ・・・
その他、多くの人の協力。その行動があったからこその物語なのです。


この物語にかかわってくださった、全ての皆さんに感謝します。
「どうもありがとうございました。」


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このあと式典では町歌も斉唱されました。こちらは月形中学校全生徒87名によるものです。そのことは式典の項で詳しく。

2010年07月26日

総務民教常任委員会(2010.7.22)

7月22日午後、委員会室にて総務民教常任委員会が開かれました。

今回の調査内容は前回にひきつづき「特色ある教育について」です。前回は個別の事例が中心でしたが、「月形町の特色ある教育の本質をぜひ各学校長に聞いて欲しい」という教育委員会側からの要望を受け、町内3人の小中学校長にお越しいただき説明を受けました。

会議の冒頭、教育次長から「今回の不祥事(切手事件)に関するお詫び」がありました。現在教育長は空席のまま、業務は次長が代行者として行っています。

※ 右の写真は役場前のキタコブシの実。はよく見ていたのですが、今時期は緑色の葉に覆われ、こんな実が着いているとは思いませんでした。爬虫類的な造形に驚くと共に、発見した喜びがありました。
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【特色ある教育について】

月形小学校・近田校長、札比内小学校・末吉校長、月形中学校・松山校長 より
 学校現場の実態(新指導要領導入に向けての変化、現状)の他、
 各学校の教育活動(学校経営の基本、本年度の重点目標、活動の様子など)の説明を受ける

■学校現場の実態
・学校教育は各教科毎の指導要領で規定され、また毎年学校経営計画などを作成し、
 これに沿って日々の教育活動が進められている。
・学校経営方針で校長の考えを示し、それを基に各教員が授業等の教育活動に取り入れる仕組み
・平成23年から小学校、平成24年から中学校で新指導要領が導入され、現在は移行期
 このため授業時間数も増えている。
・特色ある教育と言っても別メニューをどんどん取り入れられるわけではない。

■各学校の教育活動
[月形小学校] ・今年の重点「わかり合い、伝え合い、認め合う力」
        ・月形の自然・環境を活かした活動(米づくり、さけの放流、桜の実生、他)
        ・地域人材を活かした活動
         (メロンの栽培、全学年での英語教育、読み聞かせ、陶芸教室、他)
        ・児童の交流、縦割り班の活動(児童会活動、清掃活動、他)
        ・その他特色ある活動(ブラスアンサンブル、感謝の集い、標語コンクール、他)

[札比内小学校]・「伝えあう力」を深めたい
        ・「ありがとう」の心を大切に(学校でも家庭でも)
        ・子ども達の「あいさつ」が素晴らしい
        ・地域230戸、全てがPTAの会員(準会員または正会員)
        ・1年8ヶ月後に月形小へ統合する。
         統合時の姿を描きながら、教員間の共通理解と共通行動で教育にあたる

[月形中学校] ・基礎学力の定着および言語活動に力を入れている
        ・子ども達の自己実現のためのサポート
        ・少人数の学校であることを活かし、全職員が全生徒を見る → 生徒を語る会
        ・命や健康の大切さを伝える

[全体として] ・開町130周年行事を通した小中3校の交流(町歌の練習)
        ・特別支援学級の交流(月形小と月形中)
        ・統合に向けた交流(月形小と札比内小)
        ・町内全体の子ども達の交流(スポーツ少年団、文化活動、ブラスバンド等)

■質疑応答を通してのまとめ
・月形の子ども達の評価として、「明るい」「素直」「消極的」「探求心が弱い」など
 どの校長も児童・生徒に対する認識はほぼ同じ。
・実施内容においても、標語や読書、スピーチなど共通のものを取り入れている。
・目指すところも「子どもの自己実現」や「心の充実」でほぼ共通している。
・特色的な教育についても「基礎基本をおさえ、生きる力をはぐくむ」ことで共通している
   ↓
・小中3校が連携し「学びの連続性」を図っている。
 また月形小学校の一部で幼児との交流も行われ、言語活動の面でも成果が出ている
    → 町内全体の子ども(幼児・児童・生徒)を対象にした「学びの連続性へ」
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今回は3校の校長先生にお越しいただき、直接お話を伺える良い機会でした。教育現場の仕組みや用語に戸惑う場面もありましたが、理解が深まったと思います。
3人の校長先生方には大変お世話になりました。ありがとうございました。

月形町内の学校教育を考えた場合、「少人数」がポイントになると思います。それを優位と捉えるか、不利と捉えるかで状況は変わりますが、先生方は「月形の特徴」と捉えていることが解りました。目が行き届くことで良い方向へ導くのだという姿勢と行動、足りないところは地域や学校間の連携で補うこと、「学びの連続性」を考慮して進めることなど、まさしく月形の特色を生かした教育だと感じました。
また「アドバルーン的に特徴的なことをするのではなく、基礎基本をおさえ生きる力をつけさせることが特徴」ということにも納得しました。

学校教育は少々難しく、議会にとっては門外漢のところがなきにしもあらずですが、月形町の宝である子ども達の未来がかかっているのですから、今後とも関心を持って取り組みたいと思います。


総務民教常任委員会では(私が委員になってから)初めて、行政職員以外の方を説明員にお招きして調査を行いました。こうして直接お話を伺うと相互理解も深まる上に、議会にも関心を持っていただけると感じました。今後も現場のお話が聞けるよう、こうした「町民対話」的な調査活動を積極的に取り入れて行ければと考えます。
この延長線上に「開かれた議会」「町民の代弁者としての議会」など、町民と議会の本来の関係が構築できると感じています。

2010年07月25日

伊藤三重子氏写真展「孫」

先日、伊藤三重子さんの写真展に行ってきました。会場は町内の伊藤邸。つまり、自宅を利用したギャラリーで開催されている個展で、「孫」をテーマにした写真展です。

写真家 伊藤三重子さんは梅木あゆみさんのお母様で、今回(有)コテージガーデン創業15周年に合わせ、この写真展を企画されたそうです。

現在20歳前後になられたお孫さん達の、赤ちゃんから幼児の頃の写真がテーマ毎に展示されていて圧巻でした。カメラを意識しない子ども達の自然な表情や仕草は、子どもや孫を育てる時に見た風景と同じで、誰もが共感できるでしょう。

私が一番心ひかれたのは、眠った赤ちゃんをドアップで撮った写真(写真に写っているのは赤ちゃんのおでこから口元まで。小さな顔が写真に収まらないほどアップで撮ってある写真)。その迫力は、ちょうど赤ちゃんを胸に抱いた時の視界。視界全てを覆う赤ちゃんの顔そのもので、何だか昔を思い出し胸がキュンとなりました。とっても素敵な写真です。

私がギャラリーにお邪魔した時は他にお客様がいなかったので、三重子さんと色々なお話しをさせていただきました。

伊藤三重子さんが写真を始められたのは、40歳くらいの頃から。それまで子育て中心だった生活が終わって、やりたかった趣味を次々に手がけ、その中で写真のおもしろさに夢中になっていったそうです。もっとも趣味を趣味で終わらせないのは・・・写真を始めた当初、基本を学ぶため札幌に週1回半年程通ったそう。それ以降も学びを続け、道の写真展にも入選。流石です!

「私お花が好きで、それも自然の中で咲いているお花が好きなの。生きている、その気が違うわ。」
「自然光にはこだわっているの。やさしい雰囲気で撮れるから。でも大変なの。」
「こうやってたくさんのお花が撮れたのは、庭の花があったらね。」
「この写真は(月形町内)円山で撮ったの。朝露が残るうちに。珍しいお花があるのよ。」
「今はピンホールカメラに興味があるの。おもしろそうでしょう。」

三重子さんとのお話は話題が尽きない上に、夢を語るキラキラした目と思い出を語る満ち足りた表情に、元気と勇気をもらってきました。

私もこんな風に自分の人生を歩きたい! そう思わせてくれました。

2010年07月24日

全員協議会(2010.7.23)切手事件について

7月22日の北海道新聞朝刊・空知版の記事「幕引き図る月形町」は町民および議会に大きな影響を与えました。

この記事を読んだ町民から、様々な意見が各議員に寄せられたのは言うまでもありません。また、20日の臨時会での行政報告内容や、質疑応答でのやりとりからは「調査は継続」というニュアンスを受け取っていた議会にとって、たった1日で町側の態度が180度変わったかの印象を受ける報道に「議会軽視」の論調が出たのも理解できます。

これらの状況を受け、22日午後には翌日の全員協議会開催が決定しました。
以下、23日の全員協議会の内容を記します。
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【町長からの説明】
■ 20日の行政報告以降、2点について進捗あった
1 切手の換金に前教育長の関与あり
 ・ 7月20日に前教育長から文書の提出があった。
  換金時「事務所全体の意志がまとまったと思い黙認した。」
 ・ 40歳代男性職員の証言にも「切手発見時教育長に伺いを立てたところ
  『もういいか』と言われ、換金しに行った。」

2 切手の換金額は約10万円で確定
 ・ 職員本人の証言に基づき、ショップで当時(H18年7月〜H19年12月)の伝票を
  確認すべく調査を行った。他売買伝票は残っていたものの、この件に関する伝票
  は無かった。このため正確な数字は最後までつかむことができなかった。
 ・ しかし職員本人と教育委員会の別の職員から約10万円との証言をえたので、
  ほぼ間違いない数字と考える。
 ・ ショップで切手市場の様子を聞いたところ、
  「切手市場は低迷。」
  「状態の良い切手が持ち込まれても買い取り価格は売価の1割程度。」
  「(内容は分からないが)アルバム3冊で10万円なら良い値段だ。」
  とのこと。ハッキリした金額は出ないが、10万円は妥当と判断した。

■ 本来は、議会に対して先に報告すべきだった。申し訳ない。
■ 前教育長の関与と、換金額が確定したので、早急に行政処分を行いたい。

【質疑応答】
[警察への届け出について]

Q 議会の意向は「警察へ」だったが、それを無視して内部調査を続けている。
  内部調査ではムリがあるのではないか?
A 警察にはずっと相談している。足りない書類を指摘され、揃えている。

[行政処分について]
Q 事件が発覚してから4ヶ月間、未だ全容解明できていない。
  前教育長も嘘ばっかりだったし、職員の証言も信用できるのか疑問。
  内部調査だけのよく分からない状況で、先に行政処分では不十分ではないか。
A・行政側の都合として、日常業務をするために行政処分をきちんとやりたい。
  行政処分をすれば、移動(配置転換)ができる。
 ・ この問題の全容として、関係者が真実を語り出したのは7月1日から。
  途中行事や選挙などもあり、今ここまで解明でき、良く進んだという認識でいる。
  残念なのは嘘で長引いたこと。
 ・ 公務員の問題に対し、昨今の厳しい住民感情は認識している。
  今回も曖昧な処分はできないと考えている。

Q この事件の処分を決めるに当たり、この切手が「公有財産」か「遺失物」かが
  ポイントになると思うが、その判断はどうなっているのか?
A 処分を決める審査会の時に顧問弁護士の意見を聞いて決める。弁護士にゆだねる。

Q 今後真相解明を警察にゆだねたとして、
  警察の判断(刑事罰)と行政処分とに食い違いが発生した時にはどうするのか?
A・1つの事件に関し、一度行政処分を下したあとはもうそれ以上の処分はできない。
 ・行政処分において、決しておざなりな処分をする気はない。
  公務員に対する世間の感覚も加味し、弁護士に相談していく。

Q 今解っている範囲で行政処分だけを決めることは早急すぎないか? 
  刑事罰が確定してからでは?
A・重い処分が出るものと考えながら日常業務を続けることには問題がある。
 ・ 行政処分と刑事処分は一体でないと判断していた。
  刑事処分が出てから行政処分という議員からの意見に、どうしたらいいか。

Q 今回の処分に、換金以前の事務的ミス(切手発見時、適切な処理をしなかった
  こと。引き継ぎの際にも処理を怠ったこと。)は含まれるのか?
A H16年に教育委員会に持ち込まれた段階からかかわった職員が対象になる。
  発見時の職員の次は換金時の職員なので、引き継ぎ時に別の職員は絡んでいない。 

[前教育長について]
Q 新しく出てきた教育長の証言「事務所全体の意志」とはどういうことか?
  黙認ではなく、もっと重い責任があるのでは?
A 前教育長は事務所の総意があったと捉えているが、教育長の思い違いではないかと
  考えている。複数の職員の証言では、換金については50歳代職員と40歳代職員
  のみの判断で行われ、他の人には相談していない。

Q 前教育長の「もういいか」の発言、最初から換金または処分してしまう意図があっ
  たのでは? または、処理しなければと思いながらやらなかった不作為ではないか?
A・前教育長は過去からの記憶を呼び戻し「もういいか」。(深い意味は分からない)
 ・ この問題の考え方として「事務的なミス」と「不祥事」の部分があり、分けて
  考えたい。
 ・ この事件は組織全体で行われたことで、前教育長の指示もあると考え、責任は
  ピラミッドで考えていかなければならない。(処分も)職責で重さを変えていく。

Q 役場業務は法律に基づいて処理すべきことなのに、(教育長の発言は)業務に対し
  てどういう判断をしていたのかの疑問が湧く。役場の体質にも関係することでは?
A 安易な処理をしたと思う。今後指導していきたい。

Q 教育長は切手があることをいつ頃から認識していたか?
A 調査時「まだ処理していなかったのか」と言っているので、
  平成16年の発見時から認識していたと思う。

[今後について]
Q 町側の調査は不信だらけ。教育長の始末書を公開できないか?
A 個人の考えを示したもの。公表するつもりはない。

Q 処分後、町民にどう説明するのか? 町民集会等の開催は?
A・町民の代表である議会との話しで、町民の意見を聞いたと判断したい。
 ・ 町民集会は考えていない。報告は町報で。

Q 職員の処分だけでなく、町長自身、教育長の任命責任は?
A 任命責任、処理のまずさを認識している。自身の処分も考えている。

Q 行政に支障のないよう、人事を考えるべき。特に空席の部分。
A 人事によって多くの職員が動く。この事件も含め移動させたいと考えていたが、
  これまでの議論(刑事罰後に行政処分という意見があること)で再検討したい。

Q 今回の事務的なミスは個人的なものか? それとも役場全体の仕組みの問題か?
  これらミスに対して今度どの様な対処をしていくのか?
A 通常の寄贈は手続きがマニュアル化されている。今回はレアケースであった。


【議員間の議論】
● 町民には「早く終息させるべき」という意見と、「真相を究明すべき」という二通り
 の意見がある。議会も同じように二通りの意見になった。
● 日常業務に穴を開けないためにも、早急な行政処分は致し方ない。
● 真相究明については警察に届け出ることと、議会は以前から申し入れていた。
 そのことは今も生きている。
● 処分について
・ これほど大きな事件にした関係者を厳しく処分すべき
・ 感情に流されること無く、法律に則って処分すべき

議論が割れ平行線をたどっているので、最終的に決を取り、議会としての方向性を決定した。

■ 現状認識の元、早急に行政処分を行うこと。
■ 真相究明のために警察に届け出ること。

以上を文章にし、正・副議長が町側に申し入れる。
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この事件に対する議会の状況は、そのまま町民の感覚・感情とも同じだと感じます。

今回の全員協議会は、非常に深く長い議論を行いました。町側に対する不信感と様々な問題点があること、問題の解決に様々な視点があることなどからです。最後に至っても、議員全員一致の方向性は見えませんでしたが、長い議論で問題の整理ができたのではないでしょうか。
前に進まなければ問題は解決しないので、最終的に採決という形で決着させました。今後、議会はその方向で進みます。

私はこの問題を矮小化せず、役場組織の問題と捉えたいと考えています。

この事件に関係した人それぞれが、それぞれの行動に疑問を持つ瞬間があったことでしょう。それでも状況に流され、解決できなかったのはなぜか?

主体的に物事を考え、行動することができなかったからではないかと考えます。
■誰かの言うことを聞いていれば何とかなる
■(自分の行動を決める時)誰かに聞かなければ
■ 自分か関係しないことには興味がない。何をやっているのか解らない。
等の考えが役場組織に蔓延し、その一端が今回発露しただけかもしれないとも思っています。

役場職員は町民の様々な場面で手助けする立場にあります。町民の様々な状況や考えを自分のもの(理解し、寄り添う)とし、知識や情報を使って最善の方策を練るのが仕事だと、私は考えています。ならば、役場職員は誰よりも周囲に敏感でなければならないし、指示待ちでなく、自分の感覚を頼りに主体的に動かなければなりません。

主体性のなさは、そのまま住民の不満へと繋がると思います。

自分の町の行政を、職員を、誇れるようになれば、町民もより一層元気に、郷里に誇りを持てるようになるのではないでしょうか。

今回の事件解決までにはまだ時間がかかりますが、大きな学びを与えてくれました。

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