2010年04月07日

平成22年月形中学校入学式

4月6日午後、月形中学校の入学式に出席してきました。

今年の新入生は27名。2つの小学校から町内唯一の中学校に集った生徒達は、ほとんどが顔見知りの仲とはいえ、新しい環境に緊張していました。それを迎え入れる上級生も普段の子どもらしさをしまい込んで、一つ学年が上がった誇りと自信を漂わせていました。
毎年の事ながら、入学式のこの初々しさに触れられるのは役得だと感じます。

加えて、今年の入学式は今までと随分雰囲気が違っていました。それはこの春、大幅な教職員の移動があったためです。中でも学校運営の中心となる校長、教頭、事務職員が全て変わった上、ベテランの先生方も転出しました。(この大規模な移動は今年の空知管内の特徴のようです。ちなみに、町内小中学校計3校の校長・教頭で移動がなかったのは小学校の校長ただ1人です。)

地域密着の小規模学校の教職員が大幅に入れ替わることは、児童生徒だけでなく保護者や地域にとっても不安の種です。しかし裏を返せば、新たな出会いと躍進への希望の種でもあります。入学式に参加した多くの人が、事が始まることへの緊張と不安と期待が入り交じった「新入生」の気持ちだったため、独特の雰囲気を醸し出していたのでしょう。
月形中学校の新たな1ページに立ち会えたことも役得ですね。


同じ器でも中身が変われば全く違ったものになります。
町内それぞれの学校がどんな学校に育っていくのか、いつにも増して関心を寄せていきたいと思います。

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