2010年01月30日

全員協議会(2010.1.28)

1月28日午後、「議会活性化」のために招集された全員協議会ですが、その前に町側からの協議・報告事項があったのでお知らせします。

1. 新型インフルエンザ予防接種助成枠の拡大について

■現行体制と接種状況
 ・町内優先接種対象者(1,919人)は全額無料で接種
 ・全額無料にするための財源は、
  優先接種対象者のうち住民税非課税世帯に対しては、国(1/2)道(1/4)の補助がある。
  (=住民税非課税世帯者分の国・道からの補助以外は全て町の負担)
 ・1人2回接種、対象者の約7割が接種すると見込んで11月27日の臨時会で予算計上(818万円)
 ・1月28日までに優先接種対象者の約3割しか接種しなかった(今後増える見込み少ない)。
  また、当初2回接種で予算計上していたが、実際には1回接種で充分と厚労省から変更指示。
   ↓
 予算に余裕がある

■1月22日から一般町民も接種開始になった
■これに合わせ、一般町民のうち住民税非課税世帯に対し
 新たに国(1/2)と道(1/4)から補助がなされることに決定 → 町も足並みを合わせる
   ↓
 月形町の無料接種枠を、一般町民住民税非課税世帯まで拡大
 (予算に余裕がでたので補正の必要なし)


2. 平成21年度地域活性化・きめ細やかな臨時交付金について

■民主党政権下での緊急経済対策(平成21年12月8日閣議決定)交付金
■月形町の事業限度額は 8,796万5千円
■対象事業は地元中小企業向けのきめ細かなインフラ整備が主。様々な条件付き。
■交付金事業の内容が示されてから実施計画(案)作成まで約2週間。
 ・この全員協議会に大枠の実施計画が示された
 ・主な事業として、皆楽公園周辺の施設・設備の改良、街灯整備(太陽光発電)、
  下水道ポンプの修繕、町道の改良舗装、給食センターの屋上防水工事など


3. 駅前高齢者住宅および福祉センター跡地一般向け住宅の設計

■駅前(市北6)高齢者住宅
 ・1階に高齢者向けの1DK3戸、2階に一般向け2DK1戸
 ・木造無落雪、一部2階建て
 ・平成22年3月中に発注、秋口には完成予定

■福祉センター跡地一般向け住宅(バリアフリー仕様)
 ・全部で8戸分(1棟2戸×4)の建設予定だが、平成22年度では2棟を建設
 ・木造無落雪、平屋建て。高齢者も対応できるバリアフリー仕様の一般向け町営住宅
 ・需要見込みは、高齢者や北農場公住からの住み替え等
 ・平成22年夏以降に発注、22年度中の完成をめざす
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今日の全員協議会での町側からの協議・報告は時間のない中で行われたため、審議と言うよりは情報提供の意味合いが強かったです。

2.の新たな経済対策事業では、皆楽公園周辺に対する事業が多く金額的にも大きな割合を占めていました。最終的に予算計上される時までに「今後の皆楽公園利活用プラン」のようなビジョン(未来像)が示される必要があります。でなければ今回の投資が生きてきません。

3.のうち福祉センター跡地住宅は今回初めて協議・報告のテーブルに載ってきました。公営住宅を建てることに異議はありませんが、交流センターを建てる場所を決める時も、高齢者住宅を建てる時も、「福祉センター跡地は低い土地で問題がある」と言って他に持っていった経緯があります。
昨年秋に土盛りをし様子を見ている状態ですが、こんなに早急に展開するとは・・・大丈夫なのでしょうか? 

これらの事業については今後様々な観点から検証し、充分な説明を引き出したいと考えています。

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