2009年12月08日

平成21年第4回定例会(本会議)

今回の定例会は12月8日のみの審議で終了しました。今年度は臨時会が多く、今回の議案数が少なかったことによります。以下、本定例会の主な内容を記します。

【会期】平成21年12月8日

【一般質問】
◆ 宮下裕美子 1.男女共同参画社会への取り組み状況と、今後の展開について
◆ 金子 廣司 1.自立のまちづくりについて

【主な案件】
1.新篠津村からの月形・新篠津地域情報通信基盤整備事業に関する事務の事務受託について(同意案)
 ・光回線を敷設する際、効率的に工事を進めるために月形町と新篠津村とが共同で事業を行う
 ・平成22年度末の工期終了までの取り決め
 ・事業の代表者は月形町(事業費が大きいため)

2.平成21年度一般会計補正予算(第7号)
 ●歳入歳出総額 48億935万6千円(+12億5079万6千円)
 ●注目される歳出項目
  ・除雪車の更新(地域活力基盤想像交付金を利用)  1680万円
  ・地域情報通信基盤整備事業(光回線とIP告知端末) 13億467万7千円
    ※新篠津村の事業費も月形町の一般会計で一括拠出
    ※新篠津村からは負担金として歳入に入る
    ※この事業費のうち月形分は           8億8950万円
  ・子育て応援特別手当、中止に伴う減額補正      -260万円
 ●注目される歳入項目
  ・保養センター付属施設貸付料の減額補正(=歳入減) -266万2千円

3.平成21年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
 ・歳入歳出総額 5億2816万1千円(+929万6千円)
 ・昨年の農業所得の伸びにより、保険税収が伸びたことによる

4.平成21年度農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 
 ・歳入歳出総額 1億2051万3千円(ー188万7千円)
 ・使用量減による減収

5.平成21年度介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
 ・歳入歳出総額 3億5704万5千円(+3940万円)
 ・介護給付費(特に施設介護)が伸びているため
 ・準備基金から繰り入れ

6.湧別町と上湧別町の合併に伴う組織の数の増減修正
 ●北海道市町村備荒資金組合
 ●北海道後期高齢者医療広域連合

7.意見案(全て採択)
 ●新・北海道石炭じん肺第3陣訴訟について「消滅時効」の援用を行わないよう求める要望意見書
 ●平成22年度個別所得補償モデル対策及び関連政策に関する要望意見書
 ●新たな食料・農業・農村基本計画に関する要望意見書
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今回の定例会で最も大きな話題といえば、地域情報通信基盤整備事業(光回線敷設)が予算計上されたことです。いよいよ始まるのかという想いと、あまりの額の大きさに身の引き締まる思いです。

全員協議会の席上、再三再四「国の補助がなければできない事業」「本当に今必要な事業なのか」という議論が成されてきました。おおかたの議員が光回線の必要性を理解し、国の予算も見通しが立ち、事業完了期日から逆算してこの定例会での予算計上となったわけですが、まだこの事業が中止になる要素が残っています(国からの補助率が低下し、町の負担額が増える場合)。

もし町の負担が予定額より増えたとしても、月形町の財政は良好で基金も10億円以上あります。この光回線敷設事業は将来への投資として、最も効率的で有効だと私は考えているので、基金を取り崩してでも進めるべき事業だと考えます。今後の動きも気になります。

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