2009年12月09日

全員協議会(2009.12.8〜9)

定例会の開催に合わせ、随時、全員協議会が開かれました。
左の写真は、今朝の議員控え室(3階)からのメタセコイヤです。

主な協議事項と報告は、

1.議案説明と会議等出席議員報告
 ・議会事務局より定例会議案の要旨の事前説明(質問は本会議で)
 ・各組織に派遣されている議員から活動報告

2.3月定例会における一般質問のあり方について(議運委員長より)
 ・3月定例会では町政執行方針等があり、一般質問の内容と重複する
  場合があるので、定例会日程を変更する案が示された。
  案)議運→定例会開会(補正、条例、執行方針)→休会→一般質問〆切→議会運営委員会→
    →休会→定例会(一般質問)→予算特別委員会→閉会
 ・今後町側と協議し(変更の可能性有り)、平成22年3月定例会から実施の意向
 ・今後も随時経過報告する

3.平成20年度月形町教育行政事務の管理執行状況 点検・評価報告書について(教育長から)
 ・平成20年度分から報告が義務づけられた
 ・報告書の注目ポイントを紹介
 ・全国学力検査について・・今後も受けさせたい(できればフルスペックで)

4.今後のゴミ処理方法について
 ・11月27日全員協議会後に宮下、楠議員が提出した質問に対して、町側から回答
 ・国は単独申請を受け付けていない→広域しかない(町長発言)
 ・美唄市との共同で、高温高圧処理機による広域ゴミ処理を行うことを議会は了承

5.道外視察研修の報告(金子議員)
 ・平成21年9月28日〜10月1日
 ・視察先:高知県馬路村(ゆずを使った加工品ブランド化と活力ある村づくりについて)
      徳島県海陽町(市町村合併の効果と課題について)
      徳島県上勝町(葉っぱビジネス、ゼロ・ウェイスト宣言について)
 ・視察者:笹木議員、平田議員、宮元議員、金澤議員、金子議員
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今回の全員協議会での最も大きな審議項目は「今後のゴミ処理」でした。

既に、11月の総務民教常任委員会に話題提供され、11月27日の全員協議会では最初の説明と質疑などが行われていました。今回は事前に提出した質問への回答を町側が行うところから始まりましたが、私が再度質問していル途中の回答で、町長から結論めいた発言(現状で国は広域でのゴミ処理しか認めていない)があり、検討するまでもなく美唄との広域処理しか道がないことが示されました。

議論の前提として、3つのシミュレーション(生ゴミのみ堆肥化処理、高温高圧処理機による一般ゴミの月形町単独処理、高温高圧処理機による一般ゴミの美唄市との広域処理)が提示されてはいましたが、結局のところ「美唄市との広域処理で決まっていたのではないか!」という憤りを感じました。

「早い段階から議会に相談している」「まだ建設の大まかな見積もりしかとっていない段階」など、いかにも検討の余地があるような説明をしていても、現実的には既に条件が狭められた段階ではなかったかと考えます。

私自身は月形町単独処理の道を探していましたが、議員の多くは様々な理由から広域処理に前向きで、体制が傾いていたのは否めませんが、それらを説得できなかった私の力不足も感じました。
せめてもの救いは、美唄市との協議機関を持つこと(努力する)約束してくれたことです。今後人口減や意識の変化等でゴミ量が減ったときの対応や、様々なトラブルが発生したときに、協議機関があるか無いかで月形町民や財政への影響が大きく違うと思います。

ひとまず決定しましたが、広域ゴミ処理事業は入り口に立ったばかりです。現状の埋立処分場周辺地域の問題も含め、今後も注目して取り組んでいきたいと考えています。

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