2009年11月15日

平成21年度 町政(まちづくり)懇談会

年に1度の町政(まちづくり)懇談会の時期になりました。
今年も隣接した行政区の合同で、町内5カ所で開催されています。私は11月13日(金)午後6時から多目的センターで行われた、市南・南耕地昭栄・知来乙行政区対象の町政(まちづくり)懇談会に参加してきました。(全ての説明、質疑応答を含め約1時間)

今回の参加者は、役場関係者(理事者、管理職、地域担当者)が約20名、町民は13名で、ほとんどが行政区の役員でした。女性は私ともう1人(一般町民の方)、議員は堀議員と私でした。
__。__。__。__。__。__。__。__。__。

懇談会の内容(質疑応答も含む)は以下の通りです。

◆市町村合併について:9月定例会での「自立」宣言
      ・今の財政でやっていける目途がついた
      ・道の示した相手先(美唄、三笠)が自立を指向
      ・地方分権(地方主権)の達成には時間がかかる。ひとまず今のまま。
       今後体制が変わるようなら、別の手だてを考えなければならない

◆政権交代による影響(政策の変化)について
      :今年度実施予定だった子育て応援特別手当の中止について、他

◆高齢者住宅の建設について:月形駅前に建設される住宅の概要

◆光ファイバーケーブルの全町整備(地域情報基盤整備事業)について
      ・国からの補助金が確定していないので議会の議決は得ていないが、
       内示を受けたので進めている(総額約9億円、うち9割以上を交付金で賄う)
      ・全町に光ファイバーケーブル網を整備(町内108km敷設)
      ・インターネットへの接続は個人負担
      ・光通信網を使った防災・行政ネットワークの整備
        ○IP告知端末の全戸無償配布(9万円/機)
        ○テレビ電話(無料)、緊急放送、一般放送、健康相談、119番通報などに活用
         (利活用についてはプロジェクトチームを組んで検討)
        ○端末の使用方法等は今後地域ごとに説明会を行う

◆新型インフルエンザワクチン接種
      ・発生状況:一時落ち着いていたが、また流行のきざし(月小で学級閉鎖)
      ・優先順位の示されている人の接種費用は、全額町費で負担
      ・接種時期は国の指針に従う。(広報を充実)


◆農業振興:今年度の天候不順による農家収入の減少に対して、対策を12月議会に提案

◆プレミアム商品券
      ・年末年始にむけて商工会が発行(地元の景気対策)
      ・30%のプレミアム付き(30%は全額町負担)
      ・昨年から今年春にかけて他町村は実施していたが、月形町は未実施
       その分上乗せして、インパクトのある景気対策に

◆雪捨場の変更:須部都川河川敷(市南)→ 赤川4へ(築堤保護のため)
__。__。__。__。__。__。__。__。__。

昨年に比べ、町民の参加が少なかったのが残念でした。この会場に限らず、他地域も同様のようです。日時の設定は「各区長さんに都合を聞いて決定しました」とのことですが、結局のところどの会場も夕方6時からの開催でした。

昨年私が指摘した内容(夕方は、小さい子どもを持つお母さんや移動の足のない高齢の方などには外出できない時間帯。行政区単位での開催ではこのような時間になってしまうのは仕方ないので、「対象者フリー、町の中心部で昼間の時間」に懇談会を設定)は考慮されたのかどうか・・・。
口頭やブログで訴えてても改善されないのであれば一般質問しかないのか、とも思いました。

それに、今年の町政懇談会の案内は不親切だと感じました。対象地区と開催日時が書かれたチラシが町報と共に全戸配布されただけで、当日会場に来なければ内容が解りません。高齢者住宅のことや、光通信網、市町村合併、新型インフルエンザ関係など、関心の高い人もいたのではないでしょうか。このことも参加者が少なかった一因では。

「来ればわかる」ではなく、「来てもらえるようにするには、どうしたらいいのか」という発想が感じられる広報公聴であって欲しいと思います。

comments

コメント・フォーム

(ゆみこの日記 にはじめてコメントされる場合、不適切なコメントを防止するため、掲載前に管理者が内容を確認しています。適切なコメントと判断した場合コメントは直ちに表示されますので、再度コメントを投稿する必要はありません。)

コメント・フォーム

▲TOPへ戻る