2009年09月30日

平成20年度月形町歳出歳入決算特別委員会

平成20年度月形町歳出歳入決算特別委員会(9月16〜17日)の報告です。なお用語については平成19年度決算特別委員会をご参照ください。

月形町には7つの事業会計(一般会計、国民健康保険事業特別会計、老人保健事業特別会計、介護保険事業特別会計、農業集落排水事業特別会計、月形町後期高齢者医療特別会計、町立病院事業会計)があります。各事業ごとの平成20年度の決算について、特別委員会で審議し承認しました。

私が特に注目した点について、以下に記します。
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【一般会計】
◆ 歳入総額 34億0399万7367円
◆ 歳出総額 32億9456万5885円+翌年へ繰り越すべき財源 3397万1772円 
◆ 7545万9710円の黒字決算
  ・地方交付税の大幅な増額と月形町行財政改革プランによる歳出抑制による
◆ 地方交付税は、1億0969万4千円の大幅増(H19年度と比較)
  ・普通交付税:9671万3千円増、特別交付税:1298万1千円増
  ・基準財政需要額算定中の地域振興費需要額算定方式の改正、単位費用の改正による
  ・麻生内閣の政策による増額を含む(地域活性化臨時交付金、定額給付金給付補助金など)
◆ 財政調整基金、減債基金、公有財産整備基金を取り崩さずに済んだ
◆ 経常収支比率 89.1%(H19年度比較 1.3%減)
  ・交付税の増額が大きな要因(分母が大きくなった)
  ・警戒ライン85%を上回っている(道内の多くの自治体が同様)
   → 今後も経費節減に努めることで、更なる悪化は回避できるであろう
◆ 公債費比率 12.9%(H19年度比較 0.1%減)
  ・警戒ライン10%を上回っている
   → 今後も計画的な償還により上昇することはないであろう
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【財政健全化判断比率】

財政健全化法により公表が義務づけられた4つの指標と数値

            平成20年度値    早期健全化基準 財政再生基準 
1)実質赤字比率  : ー(実質赤字がないため): 15.0%   : 20.0%
2)連結実質赤字比率: ー(実質赤字がないため): 20.0%   : 40.0%
3)実質公債費比率 : 12.1%         : 25.0%   : 35.0%
4)将来負担比率  : ー(実質的な将来負担額がない):350.0% : /

これらの数値から、月形町の財政は良好である
(月形町監査委員の平成20年度財政健全化審査意見書から)
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【月形町国民健康保険事業特別会計】

◆ H20年度の医療給付費は、H19年度に比べ減少(H19年度比:95.3%)
  H20年度国保税収入も同様に減少(H19年度比:80.4%)
◆ 減少の要因は、制度変更に伴う被保険者数の大幅な減少(1,962人 → 1,290人)
  ・75歳以上の被保険者が後期高齢者医療制度に移行
  ・退職被保険者の年齢区分の変更(75歳未満 → 65歳未満)
◆ 収支差引額 1870万6千円の黒字決算
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【月形町立病院事業会計】

◆ H20年度純損失額 7422万9101円(H19年度比:3970万2587円の損失増)
◆ 累積欠損額 5億5850万1204円、累積欠損比率 84.87%(H19年度比:12.90%悪化)
◆ H20年度患者利用者数はH19年度と比較して、1500人の減(特に外来患者の減少が大きい)
◆ 収支悪化の要因は?
  ・収入減の主たる要因:外来患者数の減少(医療費高騰、景気悪化などが考えられる)
  ・支出増の主たる要因:給与費(人件費)の増、材料費(主に薬品費)の増
◆財政状態は今のところ悪化傾向にある
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月形町の平成20年度財政規模は約34億円と、今までの縮小傾向から一転して大きくなった。これは麻生内閣時代の地域活性化臨時交付金等、国の政策によるところが大きく、一過性のものと考える。
とは言え、今年度も平成20年度からの繰越分+新たな景気刺激政策により、年度当初から町内の至る所で工事が行われ、物品が入れ替えられている。ここ数年の「交付税減額による締め付け財政」からは考えられない状態で、「お金が回っている」のは事実だ。

だからといって無駄な公共事業は将来に禍根を残す。
景気刺激・地域活性化が重要なことは理解しているが、思案する間もなく矢継ぎ早に打たれた国の政策に対し、地方が戸惑い混乱しているのも事実と思う。

となると、以前にも増して「議会の役割」が重要になるのではないだろうか。

国の施策に翻弄される行政側に対して、議会なら第三者的に冷静に判断できるのではないか。だからこそ、計画段階からの積極的な情報公開と議論が必要だと考える。特に月形町のような小さな自治体においては、議会も町の担い手の一員であり、行政と手を携えて「まちづくり」をしていかなければならないから。

議会と行政は対峙するものであるけれど、最終目標は同じ。単なる敵対でなく、丸投げでなく、依存や馴れ合いでもない、それぞれの役割を認識した中で尊重し合う「大人の関係」にしていきたい。

2009年09月29日

平成21年第3回定例会(議案)


平成21年第3回(9月)定例会は以下の日程と内容で開催されました。
上の写真はリニューアルした本会議場です。天井が低くなり、暖房効率がよくなりました。また照明を改善したのでかなり明るいです。

【日程】9月15日 本会議(常任委員会報告、一般質問、議案審議)
      16日 平成20年度月形町歳入歳出決算特別委員会(会計別個別審議)
      17日 平成20年度月形町歳入歳出決算特別委員会(総括質疑)
         本会議(決算特別委員会報告、意見案、会議案)

【一般質問】
◆ 宮下裕美子 1.高齢者に対する地域福祉計画(保健福祉総合計画)推進のための具体策について
        2.行政における事務的ミスの再発防止と、今後の展開について
◆ 楠 順一  1.「行政評価」について
        2.定住化促進事業の実施状況とその評価について
◆ 金子 廣司 1.札比内小学校の今後について
        2.市町村合併とまちづくりについて 
   
【主な議案】
1.平成21年度一般会計補正予算
 ●歳入歳出 35億5520万2000円
 ●主な歳出項目
  ・子育て応援特別手当(3〜5歳の幼児に3万6千円、対象者50人、今年度のみ)
  ・月形温泉ガス事故防止対策工事(H21.2の検査でCH4基準値以上検出のため)

2.平成21年度国民健康保険事業特別会計補正予算、および国民健康保険税条例一部改正
 ●出産育児一時金の増額
  ・38万円 → 42万円
  ・平成21年10月1日〜平成23年3月31日までの経過措置

3.財産取得について(1,500万円以上の財産の取得は議会の議決が必要)
 ●町立病院の医療器機更新
  ・全身用X線CT装置
  ・取得金額 2465万4000円
  ・契約   株式会社 竹山 岩見沢支店(入札9月8日、納期10月31日)

4.湧別町と上湧別町の合併による規約の変更(文言整理) 
  ・北海道市町村職員退職手当組合規約
  ・北海道市町村総合事務組合規約
  ・北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約

5.平成20年度月形町の財政健全化判断比率などの報告 → こちら

6.平成20年度事業会計歳入歳出決算認定(7事業会計)
 ●平成20年度月形町歳入歳出決算特別委員会に付託 → こちら
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今回の一般質問は、質問者の個性が現れた内容とやりとりでした。
(私の詳細については別立てて報告します。『地域福祉』の観点と進め方が私と答弁側(町長)とでは違って、どこまで歩み寄れたか・・・。『事務的ミスの再発防止』については「再発防止策」で食い違いがあり、進展しませんでした。今回も不満の残る一般質問でした。)

楠議員の『行政評価』の質問は、行政評価の目的と道入手法を解りやすく示していましたが答弁側(町長)とは認識の違いがあり、噛み合わなかったのが残念でした。

金子議員からの『札比内小学校の今後』の質問に、「地域は月形小との統合で合意した。行政も積極的に支援する。」との答弁(町長、教育長)がありました。いよいよその時が来たという想いです。
また『市町村合併』の質問に対し町長は「当面は【自立】である。町民にも説明する。」と答弁し、今までの「合併の方向」から転換しました。

町長が「当面自立」と言おうが、「将来は合併」と言おうが、今月形町が置かれている状況を見れば「変わらない」と言えます。重要なのは「月形にとって大事なものは何か」「何があれば幸せなのか」「住み続けるために必要なものは」を見つけ、町民みんなが自覚することです。市町村合併問題に対し町長はひとまず腹をくくったのですから、「月形の核」となるものを求め広める議論を始めましょう。

2009年09月27日

第3回つきがた産業祭り

全国的な秋晴れの今日、月形商工会主催の『第3回つきがた産業祭り』が多目的アリーナ(野球やグランドゴルフができる土間の施設)で開催されました。

商工会が「日ごろの感謝を込めて、楽しめる場所を提供するお祭り」ということで、会場内外には飲食店の出店や地デジテレビのデモなど地元商店のコーナーの他、友好地区(新潟県旧月潟村)の梨やブドウの販売コーナー、救急救命講習会や煙体験コーナーが設置されたり、子供向けのアトラクション(スピードガンコンテスト、餅まき)があったり、どの場所も大いににぎわっていました。

そして、今回の目玉は「マグロの解体ショー」。午前と午後の2回、それぞれ1体のマグロ(約30kg/体)を、Aコープのお魚屋さんが解体していきます。普段、買い物で見慣れていた魚屋のお兄さんの手際の良い包丁さばき、重たそうなマグロ、マグロの匂い、きれいな切り身・・・マグロステージの前はいつの間にか黒山の人だかりとなり、近づいては覗いたり、声をかけたり。身近なお祭りだからこその光景を目にしました。
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今年9月の月形は、毎日曜日に催し物が開催されました。感動したり、勉強したり、食べたり、飲んだり・・・。そういえば、今年は今日までいくつのお祭りがあったのかな? 私はいくつ参加したっけ?
 
町民が、時には催す側になり、時には楽しむ側になり、それぞれの「場」を盛り上げています。中学生や高校生も、アルバイトやお手伝いで裏方の仕事をこなしていました。どちらの側も知っている町民だからこそ絶妙な間合いで物事に対峙できるのではないでしょうか。

こういうお祭りを通して自然に「月形の底力」が育てられているのでしょう。

2009年09月26日

今年の出来秋は・・・

左の写真は、今日の月形(市南地区)。一面の田んぼに稲穂が頭をもたげて風に揺れています。

例年、月形では9月20日頃から稲刈りが始まります。いつもの年、今日(9月26日)ここで写真を撮ったなら、半分くらいの田んぼで稲刈りが終わっていたでしょう。今年はまだ始まっていません。月末頃にやっと始められるとのこと。これだけ遅れたのは夏場の天候不順(低温、多雨、日照不足)によります。

一見たわわに実っているように見える稲穂も、不稔(実が入っていない)のものがかなりあるようで「収量は例年の6割くらいになるかもしれない」と米農家の友人が話していました。
昨年は天候に恵まれ収量が増加し所得も増えた米農家。一転今年は・・・。

今年は米だけでなく、果菜(メロンやスイカ、カボチャ、トマト他)や根菜類(ジャガイモ他)、葉物野菜や切花も、減収や品質の劣化、収穫時期の遅れなど、天候不順の影響が出ています。月形の農産物の売り上げも減少するのは必至でしょう。

農業が天候に左右される不安定な職業であることを改めて感じる光景です。

2009年09月21日

自民党総裁選の街頭演説で

今日は用事があって娘と札幌大通公園へ。と、ちょうどそこでは自民党総裁選の街頭演説が・・。
私はスルスルと黒山の人だかりに引き寄せられて正面へ。娘と2人約1時間、3人の候補の演説を聴いてきました。

会場にはマスコミはもちろんのこと、スーツ姿でバッチを着けたたくさんの道議や市議、国会議員の姿もありました(自民党だけでなく、他の政党の方も)。流石自民党!
どの候補も街宣車の上から聴衆に向かって力を込め「この総裁選の意味するところ」「これからの自民党の向かうべきところ・あるべき姿」「自民党再生の手法」等を、自分の言葉で伝えていました。

実は私、2,3日前に放送されたラジオの「公開討論」で3人それぞれの主張は聞いていたのですが、やはり生の演説は違いますね。候補者の気迫や動きだけでなく、聴衆のシビアな反応が相まって独特の緊張感と雰囲気を醸しだし、聴く側に「答え」を迫ってきていました。

自民党の総裁選挙なので、部外者の私が口を挟むべきことではないとは思いますが、なるほどと思うところもあれば、ピントがずれていると思うところもあり、それぞれの候補の(自民党内および国政を預かる政治家としての)立ち位置がハッキリ見て取れ、この場に居合わせてよかったと思いました。 

今回の衆院選は負けたとはいえ、地方も含め自民党の力が絶大なのを今日は改めて感じました。だからこそ「立ち位置」を決めるのは難しいのですね。自民党を党として運営している議員側の認識と、それを支える一般党員側の意識、そして国民の期待、そのどこに視点を置くかで主張も行動も変わってくるのではないかと思います。大きい組織だからこその悩み・・・。

それにしても(手前味噌ですが)、娘(高1)が最後まで私につきあい街頭演説を聴いていたことに感心しました。細かな内容まではわからなかったようですが、ポイントは感じ取れたようで、これまた感心。若い世代が政治に興味を持ってくれることは何よりです。

そうそう、それからもう一つ。会場で日の丸の小旗を配っていたのには疑問を感じました。どの組織が配布していたのかはわかりませんが、なぜ「日の丸」なのか? 私には違和感しか残りませんでした。

2009年09月20日

第17回雪の聖母園祭

今日は晴れ渡る晴天のもと、第17回雪の聖母園祭が開催されました。

多少の風はあったものの、澄みきった秋の空気と青空が、会場に集まった人達の心を解放したのは言うまでもありません。たくさんの出店を回って「おいしいもの」を食べ、友達や親御さんと談笑し、ステージの催し物に合わせて踊る・・・園生や保護者、地域の人達の姿が印象的でした。

左の写真は今年初参加の北海道医療大学(当別町)の「よさこいソーラン」チームです。本戦でも賞に入るほどの実力はさすがで、躍動感と笑顔、衣装の華やかさと展開のおもしろさに圧倒されました。
もちろん例年催される岩見沢清丘園の「きじ太鼓」は身体に響く力強さがあり、月形小のブラスアンサンブルも堂々としていて素晴らしかったです。
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雪の聖母園祭に参加するようになって何年か経ちますが、園生が着実に高齢化してきているのも感じました。当たり前のことですが、普段は何気なく見過ごしていたように思います。

月形町は高齢化が急速に進んでいるのですが、こういう福祉施設の方々も、刑務所の囚人もそれは同じ、日本そのものの問題です。ただ、それぞれに事情を抱えているだけに、個別に対応しなければならない問題で、一定の配慮が必要だと思います。でも根っこは同じ。制約はあるにせよ、人として豊かな老後を支えるのは自治体の役割だと思います。

だからこそ、町内にある資源を活用しなければ。人と人との輪、福祉施設のノウハウと設備、人材・・・今はまだ上手く調整ができていないために力が発揮できていませんが、近い将来の超高齢化社会に備えて、そろそろ本腰を入れなければなりません。

様々な人が集まる月形町だからこそ、行政の調整能力が不可欠です。幸せの鍵はそこにあるのではないでしょうか。一歩進める勇気を!

2009年09月19日

平成21年度 樺戸監獄物故者追悼式

去る9月3日、例年通り樺戸監獄開監のこの日、物故者追悼式が行われました。今年は多少風が強かったものの晴天に恵まれ、秋の晴れやかな清々しい追悼式となりました。

この真っ青に澄んだ空は、この地に眠る囚人達が必死に労役に耐えた時代にも存在していたはずです。ただ労役中に空を見上げる余裕があったのか・・・。

式典後にあった郷土史研究家の熊谷正吉さんの説明では、「その頃の月形町は10メートルを超す巨木の原生林に覆われ、昼でも暗く、雨が降っても地上まで届かない」状態だったとのこと。また「石狩川の周囲は泥炭に覆われていたことから足元はぬかるみ、労役の主であった開墾や道路開削は難航を極めた」とありました。時代を経て豊かになった土地で暮らす私達には想像もできないことで、果たしてこんな私達が豊かさだけを享受してて良いのか・・・そんな気持ちにもなりました。

さて、この日の式典には町内の行政機関や地域の方々はもちろんのこと、町内外から「樺戸監獄とその労役」に関係したであろう機関(法務省・矯正施設関係、北海道開発局関係、河川管理局関係、自衛隊関係、林業所関係)と、樺戸監獄や月形町に縁のある人達(花山看守の子孫、月形町歌の作詞者の御息女、月形から分村した浦臼町の町長、他)にもご参列いただき、いつにも増して盛大な追悼式となりました。

式典は代表者による追悼の言葉のあと参列者による献花が行われ、その後、熊谷正吉さんによる樺戸監獄・囚人墓地の説明、そして岩見沢在住のオカリナ奏者・斉藤かすみさんによる追悼演奏で締めくくられました。
なお、昼は「月形産野菜を使ったカレー」が振る舞われ、午後からは樺戸博物館に場所を移し、熊谷正吉さん解説のもと樺戸集治鑑(国立の刑務所)から始まる月形の歴史を学ぶことができ、参加者一同、月形にどっぷり浸かった感慨深い一日となりました。
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様々な思考がこらされた今年の追悼式でしたが、私にとっても思い出深いものになりましと。というのも、追悼式に参加された月形町歌作詞者松実菱三氏の御息女、山下五十鈴さんご夫妻とは、このブログが縁結びとなって巡り会えたからです。(いきさつは過去のブログで書いています。興味のある方は検索してみてください。)

ほんの半年前にメールのやりとりから紡ぎ始めた「縁」が、この日「対面する」までに育ちました。その間、山下さんはもちろんのこと、桜庭町長をはじめたくさんの人の興味と行動が「縁」を育ててくれました。本当に有り難いことですし、不思議なことです。

そしてまた次の一歩が始まります。
来年(平成22年)は月形町開町130周年の記念の年で、その7月には記念式典を行うとのこと。今まで忘れかけられていた「月形町歌」を、月形中学校の生徒が合唱するために準備を進めています。

こうして一つ一つ縁を紡ぎ、伝統が形作られていくのですね。紡ぎ手の一人として参加できたようで、嬉しいです。

2009年09月17日

鳩山政権誕生

昨日、鳩山政権が発足し、夜遅くまで新大臣の記者会見があった。どの大臣も緊張と不安はあるものの、まっすぐ前を向き、信念と希望のオーラを発しているのが印象的だった。

8月30日の選挙結果を見た時、民主党のあまりの勝ちっぷりに4年前の小泉選挙を思い出してしまったが、その後の民主党の動きや鳩山さんの発言を聞いているうちに、あの時とは全く違うのだと認識した。鳩山さんの言葉は論理的だし、常に先の一手を打っているように思う。

今までとは違う政権。改革は痛みを伴い、戸惑いを生む。
でも、それを私達国民が選んだのだ。
だから私達にもその責任の一端はある。

全てお任せでなく、監視も必要。そして信頼はもっと必要。
関心を持って「これから」をともに進もう。

2009年09月16日

議長預かり

今定例会で予定した一般質問は3つ。しかし諸事情により本会議開会直前に2項目となりました。実際に行った質問内容については、別途掲載します。

以下の項目は現在『議長預かり』となり、疑義を明解にするための最善策を模索していただいています。
月形町議会において「行政委員長(選挙管理委員会)への一般質問」は前例がなく、様々な調整が入り現在に至っています。私の目的は『情報の公開』なので、最終的に町民に公開できる形であれば一般質問にこだわりません。
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[質問項目]先の衆院選における事務的ミスの経緯と再発防止について

[答弁者] 選挙管理員会委員長

[内 容] 先の衆院選において、期日前投票期間中に比例代表選挙に関する誤った投票方法の広報があり、その後、訂正があった。これら一連の経緯と、事務的ミスが権利の侵害に至らないための方策、および再発防止策について伺いたい。

[質問意図]
期日前投票期間中に、比例代表選挙の投票に関する広報ミスがあり(8月20日発行)、その後、訂正があった(8月25日朝刊折り込み)。確実に影響のあった人を特定することはできないが、その期間に衆議院総選挙の期日前投票を済ませた人は203人(全投票者数は2,724人、うち期日前投票者の総数は1,049人、投票率80.43%)だった。

この広報ミスが実際の投票に影響があったのか、比例代表選挙制度が導入された平成8年からの総選挙(計5回)における無効票数を調査した。以下は各回の無効票数
平成 8年・・比例:235、小選挙区:189
平成12年・・比例:252、小選挙区:89
平成15年・・比例:162、小選挙区:75
平成17年・・比例:147、小選挙区:117
平成21年・・比例:89、小選挙区:76
となり、今回の広報ミスと無効票との関係に優位性は見いだせなかった。

今回広報ミスはあったものの選挙そのものに影響が出ないよう、どのような方策がとられたのか。結果的に影響はなかったと推察されたが、場合によっては大きな問題に発展する可能性があったのも事実。広報ミスの再発防止策は?
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法律的に問題がないことも、筋が通っていることであっても、「慣習」「前例」の前に進めないこともあります(人によっては「進めない方が良い」といいます)。そのことは理解しますが、「時代の流れ」「進むべき方向」「未来のあるべき姿」を考えた場合、ここで立ち止まったり、あるいは過去に縛られたりすることが果たして良いのか・・・疑問です。

私の行動規範は「町民にとって、より良い町とは」というもの。
そのために議員の立場で何ができるか?
議員だからこそできることは?

私が議員として活動できるのは、私の考えや行動を支持してくれた人がいたからです。だからその時と同じように、自分の信念に正直に行動していきたいと思っています。もしそれが支持されない時が来たならば、それはこの町が私を必要としなくなったということ。信念を曲げて迎合することは、私が私でなくなる訳で、私が議員をやっている意味などないと思うのです。

議員は町民の鏡、議会は町の縮図です。
だからこそ、議会は常に真剣勝負。それぞれが想いを背負って、やるべきことをやらなければ!

2009年09月06日

第49回月形中学校学校祭

今日は月形中学校の学校祭、今年のテーマは『BRANDーNEW DAY 〜新たな自分の発見へ・・・〜』でした。会場には生徒の家族や卒業生などがたくさんの人が集まり、熱心に見入っていました。

内容は、開会後すぐに「吹奏楽部の演奏」。今年は多くの新入部員が入り大所帯。迫力ある演奏と綺麗なハーモニーで一気に学校祭モードに突入しました。

続いて「意見発表」。各学年代表2名ずつが壇上で自分の考えを発表します。緊張しながらも堂々と、6人全てが持てる力を出し切ったわけですが、その中でも最優秀賞の松本さん(2年)の発表は圧巻でした。『食の安全を考えて』というテーマに対し、新聞記事の引用や授業での取り組みから考えたこと、日常生活での疑問点や解決策など、思考の組み立てと幅の広さが素晴らしく、また自信に満ちあふれた言葉とまっすぐ見据えた視線から「強い意志」がビンビン伝わってきました。

その後は学年別に演劇と合唱がありました。
1年生は、思春期特有の異性に対するモヤモヤした思いをどう解決したらいいのか悩む「あこがれ」。等身大のテーマを演じることは難しかったと思いますが「この演劇を通して色々考えたんだろうなあ」と素直に感じさせてくれる劇に、胸がキュンとなりました。

2年生は家族のあり方や人間同士の繋がり、個人の生き方を考えさせる劇「ジャンバラヤ」。テンポの良さとキャスティングが絶妙で、個性が光る素晴らしい演劇でした。軽快だけれど、見終わったあとに何か一つ心に残る心地よさがありました。ちなみに私は「自分に正直になることの大切さ」を感じました。

3年生は部活(新聞部)での出来事をミュージカル風にした「これから先も僕たちの」。思い通りに事が進まない部員を熱演している姿が印象的でした。

合唱は毎年の事ながら、聴いているうちにいつの間にか涙がこぼれてしまいます。私だけでなく、周りのお母さん方も赤く目を腫らしていました。学年毎の他、全校合唱もあって大いに泣かされました。

そういえば、今年度は開会式と閉会式に「学校祭に向けた意気込み」「学校祭までの活動記録」の映像が紹介されました。今、目にしている姿はそれまでの努力の積み重ねだという事実を見ることができ、感動が増したのはいうまでもありません。ここでもまた「新しい発見」がありました。
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今日の学校祭全体を通して、生徒一人一人が何かを見つけようと、真剣に自分に向き合っている姿が心に残りました。小さい学校だからこそ全員が力を発揮するチャンスがあり、そのチャンスを生かすように一人一人が一生懸命楽しみながら取り組んでいる・・・月形の力の源を感じた一日でした。

2009年09月04日

9月定例会での一般質問は・・・

平成21年第3回定例会(9月定例会)は9月15日(火)〜18日(金)の予定で開催されます(途中、決算特別委員会あり)。その一般質問締め切りが本日午後5時でした。

今回、私が行う一般質問は以下の2点です。
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1. 高齢者に対する地域福祉計画(保健福祉総合計画)推進のための具体策について[答弁者:町長]

 急速な高齢化と人口減少、行財政改革による事業の効率化等の中、高齢者を取り巻く福祉ニーズは多様化しており、地域福祉の充実が高齢者施策において重要度を増すと考えられる。しかし、先の臨時会における「高齢者住宅建設」の説明では、地域福祉の観点が不十分との印象を受けた。
 今後、地域福祉計画を推進するにあたり、その具体的手法を伺いたい。


2. 行政における事務的ミスの再発防止と、今後の展開について [答弁者:町長]

 昨今、住民が不利益を被る事務的ミスが散見される。これらの再発防止策はどのようになっているのか。また、ミスの背景には業務量・業務内容・執行方法等に問題はなかったのか。
 地方分権による事務事業の増大、町民ニーズの多様化、行財政改革による職員数減少という現実を踏まえ、今後の展開を伺いたい。

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私の順番は1番目(受付順)なので、15日午前10時の開会後すぐです。どうぞ傍聴にお越しください。
なお、本会議場は改装工事(役場庁舎の耐震化・省エネ化工事。本会議場は天井を低くし暖房効率向上、照明改良工事)が修了し、明るく新しくなりました。こちらも合わせてご覧くださいませ。

9月定例会での一般質問は・・・の続きを読む

2009年09月02日

ニューカントリー9月号に掲載

関東から道東の海沿いを北上した台風が遠ざかると同時に、秋の空気を運んできました。昨日の午後から澄んだ青空と凛とした空気が月形上空を包み、北海道らしい秋を満喫しています。

久しくこんな天気を味わっていなかったので、農作業をする手もはかどり気持ちも晴れやか。農業をしていてよかったと感じるひとときです。また、今朝の気温は放射冷却も手伝って8℃台まで下がりましたが、日中は25℃近くにも。日格差が大きくなって、いよいよ収穫期です。温度変化で甘〜くなったり、熟したり、こんないい天気が今しばらく続きますように。

さて、北海道の農業者向け月刊誌「ニューカントリー」(北海道協同組合通信社)をご存じですか?
昭和29年に創刊された雑誌で、農業に関連した様々な記事が特徴です。また表紙は一般公募の若い女性なのですが、町内に住む私よりちょっとお姉さんの友人も「私も表紙に出たことあるよ。」と言っていたので、長い歴史を感じさせます。

その「ニューカントリー9月号」に意見を書かせていただきました。
「アンケート・このテーマ串刺し」というコーナーで、テーマは「どう進める農村の男女共同参画」。「農業界は男女共同参画が進まない分野の代表例として挙げられるが、どう推進するべきか」という内容です。

私の意見は「農村女性は営農の傍ら家庭や地域の担い手として活躍している。その経験や知識、アイデアは行政分野ですぐにでも生かすことができる。」というもの。

他に、
◆幕別町農業委員会委員 森勤子さん、
◆(社)農産漁村女性・生活活動支援協会 事務理事 齋藤京子さん
◆JA道央理事 宮北栄智子さん
も寄稿しています。

ご興味を持たれた方は、ニューカントリー9月号をご覧ください。

2009年09月01日

月形消防演習(札比内小学校にて)

今年も8月の最終日曜日(今年は年8月30日)に、月形消防演習が開催されました。

例年、月形小学校グランドを使っていたこの演習、今年は数十年ぶりに札比内小学校のグランドで行われました。これは「消防団は地域と共に」という団長さんはじめ関係者の考えと努力で実現したもので、素晴らしい展開だと思います。

会場には消防団員70名と消防職員の他、来賓として消防事務組合関係者、議会、地元行政区役員、札比内小学校校長、庁内企業など数十名、そして子供たちを含むたくさんの地域住民の方々の参加がありました。
今まで開催場所が遠く、間近で「お父さん」の勇姿を見ることができなかった子供たちや奥さん、お婆ちゃんの喜びと誇り満ちた表情と、会場からの「お父さん!」のかけ声に照れながらも微笑むお父さん団員の姿が印象的でした。きっと、いつもより数倍緊張したことでしょう。
また、女性団員の一生懸命走る姿も印象的でした。この演習に参加した全ての団員と職員の気持ちを現した姿だったように思います。

演習は「小隊訓練」「小型ポンプ操法」「ポンプ車操法」が行われましたが、それと平行して会場内では「煙体験ハウス」「消化器体験」「消防車乗車体験」の体験コーナーが設けられ、演習に集まった人達が楽しく参加しました。

私も「煙体験ハウス」に入ったのですが、真っ白な煙は濃霧よりも濃く、手が届く範囲でさえも見えないほど。ハウス内は煙が充満しているので姿勢を低くしても視界は開けません。入り口からほんの1〜2mのところで前の人のお尻が見えなくなると、一瞬パニックを起こしそうになりました。

何とか気持ちを立て直して再度出発! 窓から入る灯りで何となく方向を確認し、壁伝いに手探りで前に進むと「やっと」のことで出口にたどり着きました。しかし、出口が開いていたにもかかわらず煙でわからなかったのも事実。完全に外に出て視界が開けるまでは不安でいっぱいでした。

こんな私の煙ハウス初体験でしたが、実際の火災では熱さが迫り、刺激臭がしたり、有毒ガスが混じっていたり、窓がない部屋で暗かったり、考えただけでも恐怖です。パニックを起こさないで脱出できる自信がありません。
それでも今回体験できたお陰で心構えができました。私と同じように感じた人はたくさんいたようで、とても良い企画だったと思います。

消防団の行事は年に2度(夏の消防演習と年始の出初め式)ですが、いつも「自治と誇り」「清々しさ」を感じさせてくれます。消防団の皆さん、ありがとうございます。