2009年04月01日
リサイクル工場見学会・古紙再生利用施設(3)
片道2時間かけて行く「リサイクル工場見学会」に不安を感じていた人もいたようでしたが、月形に戻ってきた参加者の顔は晴れやかで、皆満足そうに「いや〜ためになった!」「楽しかった♪」と言って解散になりました。
参加者の満足感の要因は何だったんでしょう?
私は紙遊館の高津さんや館長さんの「伝える力」によるところが大きかったと思っています。
帰りのバスの中、こんな会話がありました。
「今日説明してくれた女性は上手だったねえ〜。役場にあんな人がいたら良いんだけどね。見たことないや。」
「そうだ、わかりやすかったなあ。あんなんだったら聴く気になるんだ〜。」
「だってあの人はプロだもん、説明することが仕事なんだから。役場とは違うっしょ。」
参加者の多くは年配の方々でしたが、性別問わず私と同じところに共感していたこと、役場に対して求めるモノも同じだったことに驚きました。
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月形町は行政と住民が身近な関係の「小さな自治体」です。良いところも悪いところもよく見えるし、反発をしながらも期待も大きい。「やりづらい」と思ってしまえばそれまでのことしかできないけれど、「一緒に頑張りましょう」と歩み寄って工夫すればすごい力を発揮する間柄だと思います。
歩み寄るためにはどうしたらいいのでしょう?
この「リサイクル見学会」にヒントがあったように思います。