2009年04月29日

月形町歌がもたらした、素敵な出会い

今年の初めにこのブログで「月形町歌」の存在を発見したことと、歌詞を紹介しました。
そのことがきっかけで、この4月、素敵な出会いが訪れました。

それは東京から届いた1通のメールで、月形町歌の作詞者・松実菱三さんの娘さんとの出会いです。

私の元に届いたメールには、お父様(松実菱三)の名前を検索していたところ私のブログに出くわし、お父様が月形町の町歌(当時は村歌)を作詞していたことを偶然知ったというものでした。
娘さんでも知らなかった事実が明らかになり家族の記憶が繋がっていったこと、そしてまた月形町の歴史の中に息づく、時代と場所を越えた思いを共有できたことが大変嬉しかったです。メールをやりとりさせていただきながら私自身も過去と現在を行き来し、旅した思いでした。

作詞者の松実さんは既に他界し当時のお話は聞くことはできませんでしたが、倶知安町長や雨竜町長をされていたこと、倶知安町内の小中学校の校歌も作詞されていたことなど、人となりとご功績を知ることができました。

約70年前に作られた「月形町歌」。昨年暮れにその存在を知り、今年初めに発見、そして今回の展開。そのうえ来年は月形町開町130年です。何かに導かれているような気持ちになるのは私だけではないでしょう。

早速町長に報告したのは言うまでもありません。
この後どのような展開になるのか・・・楽しみです。皆様もご期待ください。

2009年04月28日

マニフェスト・スクール北海道(ワークショップ)

「マニフェスト・スクール北海道」第2日目はグループでのワークショップです。

《第5講》会派マニフェストを作ろう!!
 講師:三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員
                   西尾真治氏

まず西尾先生より会派マニフェストの注目点と、評価の高いマニフェストの紹介がありました。
TOKYO Manifesto 2005 民主党(2005年東京都議会選挙)
 :ピープルズコメントを加え内容を充実
神奈川県議会議員松尾たかし氏のHP
 現状(課題)→私はこうしたい(政策目標)→進捗状況
 が並列されわかりやすい。その都度進捗状況を更新。
◆流山市議会内会派・新世会
◆静岡市議会・静政会
《求められる議員の資質が変わってくる。 調整能力→施策、コーディネート能力》


この後、全体を5つのグループに分け【議会改革】をテーマに、マニフェストを作るワークショップ。手順は以下の通り。

1)自己紹介・役割分担(司会、書記、成果発表、感想発表など)
2)会派マニフェストの作成(KJ法を用いて)
3)まとめ・発表準備
4)プレゼンテーション(3分/グループ)
5)審査(参加者全員による採点)、結果発表
6)感想、講評

本来はじっくり時間をかけて練り上げるマニフェスト(通常の会派マニフェスト作成には数百時間から千時間程度必要といわれている)。今回は1)〜6)の段階を2時間ほどで行うため、手法の勉強が主となりました。
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私が参加したグループ「マニフェストの会」は総勢6人(県議1、道議1、市議1、町議1、大学生2)。私の記憶をたどりながら展開を整理していくと・・・

まず【議会における課題・問題点】として『議会と市民の関係』に着目。議会側が市民に対して情報を伝えていない(伝わっていない)ことと(=発信)、市民のニーズを把握できていないこと(=収集)の2方向で問題があることに気づいた。

次に【解決策の検討】 情報の発信と収集をする場合、広い視点(多くの市民を対象)と深い視点(専門的、個別的)の取り組みがあるのではないか。また、人は変化に対して敏感に反応する(例:山形県知事が女性になって傍聴者が急増など)ことから、目先を変えた情報提供と収集の方法を検討。

【会派マニフェストの作成】 私たちのグループのマニフェストは『議員品評会の実施』。webでアンケートを採り、やめさせたい議員に投票してもらうというもの。形式的にはネガティブ・キャンペーンではあるが、その課程に議会情報や議員活動の様子、政策や採決時の賛否状況などを盛り込む。話題性で幅広い層に情報提供し、アンケート結果の分析から情報を収集する。
具体的な数値目標として、回収率80%。

【審査】5チーム中3位。上位2チーム(同点で1位)とは1点差とのこと。
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何とか時間内に間に合わせたマニフェストで、メンバーで充分協議できたわけではなく、合意形成という点においては不完全でした。ただ最終的にできあがったマニフェスト「議員品評会の実施」は斬新な視点で面白いものになったと思います(マニフェストととしてはちょっと違っているかもしれませんが・・・)。6人で自由に意見を出し合った成果だと思っています。

途中「これがマニフェストとしてふさわしいのか?」「マニフェストにするには課題が大きすぎるのでは?」などの疑問がメンバーからわき上がり、全体の思考がストップする場面もありました。私が司会者を務めたわけですが、力不足を感じた瞬間です。マニフェストとはどんなものなのか、自分自身の中に落とし込めていないのが一因でした、反省。

今回のワークショップを経験し、私自身の問題として「現状認識」と「課題の整理」「解決策の検討」に関しては考えと視点を持って進められるものの、「具体的な政策展開」「数値目標の設定」などはまだまだ勉強が足りないと痛感しました。また、良い面としては「粘り強さ」と「めげない精神」なのかと再認識した次第です。普段の議員活動と同様ですね。

新たな分権社会のために、政策立案能力はなくてはならないものになるでしょう。意識して高めていきたいと思いました。

2009年04月26日

マニフェスト・スクール北海道(講義)

4月25日(土)、26日(日)に札幌市教育文化会館で行われた「マニフェスト・スクール北海道」に参加してきました。このマニフェスト・スクールとは「地方議員がローカル・マニフェストを活用することで、住民意志による行政の実現、地方議会の活性化、政策中心の地方政治を確立すること」を目的にして、全国各地で実施されています。

今回の参加者は約30名。道内各地の市議会議員の参加が多かったものの、町議会議員も私を含めて4名、他に北海道道議や山形県議、関東方面の議員、北大公共政策大学院生もいらっしゃいました。またNPO法人ドットジェイピー(若者と政治を結ぶ活動)に所属する大学生の参加・協力もありました。

第1日目のプログラムと、私の印象に残った内容について記します。
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《第1講》マニフェスト概論 〜マニフェスト選挙の現状と課題〜
    講師:北海道大学公共政策大学院教授 山崎幹根氏 

◆マニフェストの発祥はイギリス。政党政治から派生して生まれた。
◆マニフェストとは、政権獲得後に実行する政策や提言のこと。政策の品質保証。(→政党政治の中で、政党が行うもの)
◆選挙公約との違いは、具体性、検証性。
 (政策実現の手段、期限、工程表や数値目標などが明示される)
◆地方議会の場合
・首長のマニフェスト → 総合計画に落とし込む必要がある。
・議員マニフェスト  → 本来の意味から外れる(二元代表制では政権を取れないから)
 しかし、会派として追求することはできる ≒ 具体的な選挙公約
◆マニフェストを「議会全体としての取り組み」と考えれば、議会基本条例がこれにあたる。


《第2講》議会版マニフェスト 〜栗山町議会基本条例〜
    講師:東京財団研究員(前栗山町議会事務局長) 中尾修氏

◆地方分権の時代になり、議会はダイナミックに変化すべき時を迎えている。今、議会が主役の時代になってきた。しかし現実は遅々として進んでいない、変化していない。
◆議会とは、意志決定し、確認し、チェックする機関。行政をチェックするだけの機関ではない。
◆意志決定するためには民意とつながる必要がある。
◆議会基本条例とは、市民と同じ土俵で、市民に見える形で民意を取り込もうとする、議会としての約束。
◆「地方分権」を求める地方からの声が上がってこない。地方分権が進めば力を得るのは「議会」。その議会からもっと声を上げていこう。
◆今、議会が試されている。地方議会も国と対峙できるだけの覚悟と踏ん張りが必要。

《第3講》マニフェスト首長との戦い方
    講師:前神奈川県議会議長 松田良昭氏

◆神奈川県知事松沢氏がマニフェストを掲げ圧倒的多数で当選してから、マニフェスト首長と議会との戦いが始まり、やがてマニフェストの良さに気づいた。
◆議長選挙の折り、全国初の議長マニフェストを掲げほぼ全員の賛同を得て選出された。
◆議長マニフェストには3つの目標、12の指標、54の工程表を掲げた。明快なビジョンを描くことにより、議会事務局を含め議会全体が生き生きと迅速に対応できるようになった。(マニフェスト大賞審査委員から賞賛。県民満足度No.1の議会となる。)
◆議会のマニフェストとは、気づきと覚悟(責任)を与えてくれる。議会は自分で立案し、自分で決定できる機関であるという「気づき」


《第4講》はばたけ! 地方政府時代の議員たち
    講師:早稲田大学大学院教授 北川正恭氏

◆「隠して先送り」から「出して解決」の時代になった。
◆これから本物の地方自治が始まる今、明治維新の頃と同じではないか。リスクをしょって過去のしがらみを断ち切る必要がある。非日常の決断(バックキャスティング、価値前提の経営)が求められる。
◆政治家の使命は、しがらみを断ち切って、正しいミッションに向かって決断すること。「やるんだ!」という決意で頑張るしかない。脳に汗をかいてやり抜くしかない。
◆理論なき実践は「暴挙」、実践なき理論は「空虚」。
◆「お願い」から「約束」へ。政治は契約。マニフェストは人のベクトルを合わせる。
◆全国アンケートの結果から、マニフェストをよく読んでいるのは都市部より郡部(数%の差)。
◆PDCA(Plan Do Check Action)サイクル
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私はこの日の講義を受けるまで、無所属の地方議員という立場にとって「マニフェスト」は遠い存在であり、その当事者になりうるのか常に疑問がありました。また「マニフェスト」という言葉自体なじみが薄く、自分の中に充分落とし込めていなかったのも事実です。
しかし今日の講義を聴くうちに、定数10の月形町議会においては私一人であっても議案の提出権があり(定員の1/12で可能)、少なからず政策実現の可能性があることに気づきました。(小さい町の特権ですね)。最大会派でなくても、執行権がなくても、マニフェストを生かす場があることに気づけたのは大きな収穫です。

もちろん賛同者を募り、会派的な動きの中でマニフェストを作ることができればそれに越したことはないのですが、まずは自分一人からでも始められることで光が見えてきました。

また北川先生のお話を聞いたのは今回が初めてでしたが、論理的な展開で人を引きつけ、情熱で言葉を投げてくる手法、もちろん内容に感化され、涙がこぼれるような感動を覚えました。地方分権が進み時代が大きく変わろうとする今、その当事者である議員として、小さな議会であってもやるべきことはあると背中を押された思いです。
 
理論なき実践は「暴挙」、実践なき理論は「空虚」

しっかり頭に入れて活動していきたいと思います。

2009年04月24日

きたこぶしの蕾

月形町役場前にある「きたこぶし」の木の蕾がふくらんできました。
今日の午後の様子です。

今年は暖冬少雪で、早い雪解けでした。でも4月に入って寒い日が続き、また雨が少なかったために新芽の伸びは抑えられ、春の雰囲気がなかなか感じられない日が続いていました。

今週に入って久々の雨。しっとり地面をぬらし、命を満たす潤いになったようです。

さあ間もなく、新緑と花咲き乱れる春本番です。

2009年04月12日

第2回 さけ稚魚放流会(読み聞かせ)

須部都川縁での放流会に続き、ちらいおつ遊び塾内で「読み聞かせ会」が行われました。読み聞かせをしてくださったのは「おはなしじゃんけんぽん」の皆さんです。

「サケの一生」では、写真パネルや実物大のさけ見本を使って、長〜い長〜い「サケの一生」を小さな子供たちでも興味を持って聞けるように、様々な声色と間合いで聞かせてくれました。他に紙芝居「いっぽんばし わたる」、絵本「999ひきの きょうだい」もありました。

さすが! 今年、空知で実践教育の表彰を受けた「おはなしじゃんけんぽん」のみなさん!
読み聞かせの間、会場内は一点に引きつけられ、発せられる声に耳を澄ませ感じ入っていました。
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この「さけ稚魚放流会」事業は、町内の子供たちから大人、役場からボランティア団体、町外の関係機関、実に多くの人々が関わっていることに毎回感動します。それに、同じ時期に同じ場所で採卵された卵達は石狩川水系のあちらこちらで育てられ、時を同じくして放流会が開かれています。その情報はマスコミを通じ流れ、間接的に道内各地の人ともつながっていることを感じさせてくれます。

放流会で扱うのは「サケ」ですが、「水」によって結ばれる「生きもの」全てがつながっていることを実感させるこの事業。どうか末永く続きますように。

2009年04月11日

第2回 さけ稚魚放流会(放流の様子)

今年も「わたしたちの川に 大きくなって 戻ってきてね」を合い言葉にしたサケ稚魚放流会が、4月9日(木)、ちらいおつ遊び塾脇の須部都川で行われました。

昨年12月にもらい受けたサケの卵(発眼卵)は1,000個。月形小学区、札比内小学校、花の里保育園、友朋の丘、月形町役場でそれぞれ育てられ今日の日を迎えました。

(月形町役場での成長の様子は → その1その2その3

うまく育てられたところもあれば、そうでなかったところも・・・。1,000粒の卵が何匹の稚魚になったかは? 温度・水・餌の管理など、一冬かけて卵が仔魚に、そして稚魚に育て上げるのは大変なことです。

放流会の会場は須部都川のほとり、昔ながらの川縁です。そのためこの季節は、雪解け水で増水し辺り一面ぬかるみになっています。そこで「花の里つきがた水と緑を愛する会」の方々が木道を通し、足場を組んで特設の放流会場を作ってくれました。
放流会場は、川の水かさが上下しても安全に放流できるように「流しそうめん用の竹筒」も設置。心遣いいっぱいの手作り放流会場になりました。

この放流会に参加したのは保育園児や各学校の小学3年生、関係者や一般の型など約80名。大人も子供も稚魚を手に、放流するまでは子供のように大はしゃぎ、放流した瞬間からお母さんの心持ちで「元気に育つんだよ」と見送っていました。

ちなみに、この須部都川は石狩川へと続き、石狩湾へと注いでいます。海から放流地点までサケが戻って来る間に魚道のない関が4カ所あります(全て須部都川。石狩川に架かる関には魚道が整備されている)。この関に魚道がなければ戻ってくることができません。この放流事業がきっかけとなって、調査が始まったとのことです。

3年後? 4年後? もっと後かなあ? きっと戻ってきてね。

2009年04月08日

平成21年度北海道立月形高校入学式

縁あって、月形高校の入学式に初めて出席させていただきました。小中学校のそれとは明らかに違う緊張感と人数の少なさ(新入生60人と保護者、教職員と来賓のみ)に少し驚きましたが、大人への入り口にさしかかった「高等学校」というポジションを考えると、納得できました。

月形高校は定員80名ですが、新入生は60名。少子化の中、田舎の小規模校が定員割れに直面しています。道内の自治体では地元高校がいつ学級減になるのか、募集停止になるのか、廃校になるのかと、戦々恐々としています。月形高校も例外ではなく、その対策として月形町は(月形高校存続のため)2間口を確保することを目標に、様々な活動や支援体制を整えてきました。その成果が現れた(かどうかは正確には分かりませんが、結果として2間口が確保できた)ことは喜ばしいことです。

新入生の半数以上が札沼線(学園都市線)で通学しています。札幌など大都市で育った子供たちにとっては「田舎の学校」の雰囲気と人数の少なさ、目の届き具合にカルチャーショックを受けていることでしょう。また町内で育った子供たちにとっては「都会の風」に驚いていることでしょう。

どの子にとっても刺激的な高校生活、どうか自分自身の力で、輝く高校時代を築いて欲しいと願っています。
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今日の入学式に参加して、自分自身の高校入学時を思い出しました。

私は全校全校生徒80人弱の田舎の中学出身で、高校は1学年9クラス(1学年約400人)全校生徒1,200人の学校でした。同じ中学からは2人だけで最初は心細かったように思います。

見るもの全てが驚きでした。例えば体育の授業が2クラス合同(これだけで中学の全校生より多い)だったり、トイレの個室が1カ所20くらい並んでいたり(女子校だったこともあります)。なにより、同級生なのに名前も分からず話したことのない人がいることや、他の人に対する関心の薄さを強く感じました。

それでも高校生活は楽しい思い出ばかりです。部活に明け暮れる毎日、赤点を取らないように必死に勉強した試験前、通学の電車で他校の男子生徒にときめいたりして・・・。

どんな環境でも楽しみを見つけられるのも、高校生だと思います。

2009年04月06日

平成21年度月形中学校入学式

今日は午前中に月形小学校と札比内小学校、午後に月形中学校の入学式がありました。新しい環境に一歩踏み出す子供たちがいて、いよいよ新年度スタートを実感、町内にも活気が出てきたようです。
私は総務民教常任委員として月形中学校の入学式に出席しました。

入学式は清々しい独特の雰囲気がありますね。小学校を卒業して半月、子供たちはあっという間に大人びて、小学生の時とは隔絶の間がありました。みな背筋を伸ばし、これからの中学生活に不安を抱きながらも希望を持って進もうとする姿勢が全身からほとばしっていました。

今年の新入生は37人(全校生92人)。この学年が最後の大人数(この学年以降、月形町内の児童数は極端に減ってきます)で、2,3年生にとっては部員不足を解消するための金の卵達です。男子サッカー部、女子バレーボール部、男女剣道部と卓球部そして吹奏楽部、青春の1ページを輝かせる何かを見つけてくださいね。

主役は自分自身、そう「あなた」!!

2009年04月05日

祝・月形町交流センター「つき・あえ〜る」オープン(2)

式典にひきつづき「記念セレモニー」が開催されました。

記念セレモニーのメインは、札幌交響楽団コンサートマスターの大平まゆみさんのヴァイオリン演奏。演奏活動の傍らボランティア活動にも力を注いでおられる大平さんは、この「つき・あえ〜る」の開設趣旨(時代を越え、世代を越え、障害を越えた矯正施設)に共感され、この月形まで足を運んでくださいました。
大平さんの奏でるヴァイオリンの音色は力強く、伸びがあって心地よく、私を含め会場に詰めかけた150人以上の町民の心は釘付けにされました。会場内を移動しながら演奏したり、曲間のおしゃべりで場を和ませたり、全ての行為が「プロの技」。素晴らしかったです。

それから忘れてならないのが、地元月形中学校のブラスアンサンブルによる演奏と、学童保育所「きららクラブ」に通う子供たちの合唱。月中ブラスは日頃の練習の成果か、文字通り息のあった演奏を聴かせてくれましたし、「きららの子供たち」は元気いっぱいの歌声を披露してくれました。途中、それぞれに大平さんとの共演も有り、子供たちにとっても思い出深いものになったのではないでしょうか。

また、セレモニーの中で「きらら特製・木製万年カレンダー(1番上の写真、大平さんの背景にある)」の制作経過紹介と完成披露がありました。これは「つき・あえ〜る」開設にあわせて学童保育関係者(利用児童・保護者・OB・指導員・役場住民課)の皆さんが元月形町社会教育主事の加藤勉さんの指導の下、地元建具職人の児玉義昌さんの協力を得て作り上げたものです。

冬休みに下絵を描き始め、全てが完成したのはつい最近とか。材料の木が思いの外堅く手強かったとのこと。80人近い人の一手一手で作り上げられた木彫りのカレンダーは暖かみがあり味わい深く、「つき・あえ〜る」を象徴するものになることでしょう。

今後は施設内の「ふれあいサロン」に展示されるということなので、ぜひ皆さんも間近でご覧ください。
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月形町にとって新しい試みを持った複合施設の交流センター「つき・あえ〜る」。この施設が本来の意味で活用されるか、また町民に受け入れられるかは、これからの運用と運営にかかっていると思います。

様々な点で問題や要望が出てくるかもしれません。小さなことと放置せず、改良・改善を続けて開設趣旨に添った有効利用が図られるよう、期待していますし、私も注視していきたいと思います。

2009年04月04日

祝・月形町交流センター「つき・あえ〜る」オープン(1)

今日、かねてから建設が進められていた月形町交流センター「つき・あえ〜る」のオープン式が行われました。

左の写真は、式典に先立ち正面玄関前で行われたテープカットの様子です。桜庭町長と議長、交流センターの管理者となる社会福祉協議会の会長、利用者として老人クラブ連合会会長、学童保育所「きららクラブ」の小学生、地域活動支援センター「むぅ〜ん」を利用する障がいのある方、行政区連絡会議議長(順不同)の計7名で行われました。この交流センターが多機能な共生施設であることを象徴しています。

続いて行われた式典では、交流センターの愛称募集の表彰式が行われました。200以上の応募の中から最優秀賞に輝いたのは、美唄市の藤井さんの作品「つきあえる」。他に優秀賞のお二人も併せて表彰されました。この愛称「つき・あえ〜る」は、月形の「つき」、「つきあう」、「会える」の意味を持つとか。これから末永く親しまれますように。

この後の町長の挨拶や工事経過報告、来賓祝辞などから交流センター「つき・あえ〜る」の概要が示されましたので、ご紹介します。
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◆平成18年から計画が始まり、平成19年5月役場内に立て替え委員会を設置、平成20年7月工事開始、平成21年3月完成。今日がオープニング式で、供用開始は4月6日(月)から。

◆交流センター「つき・あえ〜る」は3つの機能を持った複合施設。3つの機能とは
・学童保育 : 小学校1〜6年生までの児童を放課後預かる施設。小学生版保育園。 
・地域活動支援センター:地域で暮らす障がい者のための施設。障がい者のデイサービス施設。
・公共施設 : 集会や会合ができる施設。また「高齢者サロン」「ふれあい広場」などもある。

◆交流センター「つき・あえ〜る」のめざすもの
・時代を越え、世代を越え、障がいを越え、共生する施設。この施設を核にして、月形町内のノーマライゼーション運動をさらに盛り上げていきたい(町長談)

◆交流センター「つき・あえ〜る」は雇用の場でもある(管理者:社会福祉協議会会長談)
・管理責任者は社会福祉協議会。交流センター内に事務所があり、受付や管理業務全般を行う。
・夜間・休日の管理は高齢者事業団に委託。高齢者の雇用確保。
・清掃業務の一部を町内2カ所の障がい者施設に委託。障がい者の雇用の場を確保。

◆開所に当たり、各方面から寄贈品
・タイルのモザイク画(寄贈者:友朋の丘)・・友朋の丘利用者による制作
・木のチップを用いや寄せ木画(寄贈者:雪の聖母園)・・雪の聖母園利用者による制作
・木製万年カレンダー(寄贈者:学童保育きららクラブ)・・学童保育関係者の制作
・絵画「風野」藤倉英幸作(寄贈者:北海道銀行)
・液晶テレビ他(月形ライオンズクラブ)
 

2009年04月01日

リサイクル工場見学会・古紙再生利用施設(3)

片道2時間かけて行く「リサイクル工場見学会」に不安を感じていた人もいたようでしたが、月形に戻ってきた参加者の顔は晴れやかで、皆満足そうに「いや〜ためになった!」「楽しかった♪」と言って解散になりました。

参加者の満足感の要因は何だったんでしょう?
私は紙遊館の高津さんや館長さんの「伝える力」によるところが大きかったと思っています。

帰りのバスの中、こんな会話がありました。
「今日説明してくれた女性は上手だったねえ〜。役場にあんな人がいたら良いんだけどね。見たことないや。」
「そうだ、わかりやすかったなあ。あんなんだったら聴く気になるんだ〜。」
「だってあの人はプロだもん、説明することが仕事なんだから。役場とは違うっしょ。」

参加者の多くは年配の方々でしたが、性別問わず私と同じところに共感していたこと、役場に対して求めるモノも同じだったことに驚きました。
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月形町は行政と住民が身近な関係の「小さな自治体」です。良いところも悪いところもよく見えるし、反発をしながらも期待も大きい。「やりづらい」と思ってしまえばそれまでのことしかできないけれど、「一緒に頑張りましょう」と歩み寄って工夫すればすごい力を発揮する間柄だと思います。

歩み寄るためにはどうしたらいいのでしょう?

この「リサイクル見学会」にヒントがあったように思います。

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