2009年02月03日

総務民教常任委員会(2009.2.3)

本日午後から総務民教常任委員会が開かれました。
今回の調査事項は『月形町交流センター管理運営について』。
__。__。__。__。__。__。__。__。__。

まずは現地視察。私が交流センターの工事現場に入るのは今回が初めてなので、どの程度進んでいるのか、設計図で示されていたものと実際の建物とのイメージの確認、等興味津々でした。

今日現在の工事全体の進捗率は85%で、内装工事段階とのこと。外壁は95%が完成し、外構の一部(道路から玄関までをつなぐアーケード下の舗装)は2月後半に行われ、完成予定は3月15日。
この段階になるとそれぞれ専門の業者さんが多数参加しているので、どの部屋も活気があります。

最初の写真は【交流センターの中央玄関】です。交流センターには表側(南東面)に3つの玄関が設置されています。南側(月形小より)から学童保育用、集会施設用、障害者支援施設用です。
私たちが入場した集会施設は土足仕様なので、工事期間中でもほとんど平らでした。

次の写真は【学童保育施設内部】。面積的には、現在学童保育として使用している「母と子の家」の(講堂以外の)居住空間とほぼ同じと言うことですが、南向きで窓も多く明るい上、キッチンや居室が一体のホールで開放的、思いのほか広く感じました。
この空間なら少ない人数の指導員でも目が届きやすく、対処もしやすいのではないでしょうか。保護者(利用者)と指導員(先生)と役場(設置者)が何度も協議を重ねた結果だと言うことで、完成が楽しみです。

最後は【集会施設の中心となる講堂】の様子。天井の下地工事中で講堂全体に足場が組まれていたので、入り口から覗いてきました。しっかりした構造で天井を支えているのが見えました。
天井には講堂を分割する可動式壁のレールも設置されたいました。そこを閉めると1/3と2/3に分割できるのですが、2/3部分はほどよい広さで使い勝手の良いスペースになりそうです。それに対し1/3は思いのほか狭く、ウナギの寝床状態。大きく一面を使うか、分割して使うか・・・完成後の使用形態についても要観察です。

写真は掲載しませんが、この他、トイレや厨房、フリースペースの「ふれあい広場」「高齢者サロン」、障害者支援施設内部、ペレットボイラー室も見学しました。

5日の産業常任委員会にも交流センターの現地視察が含まれているので、機会があれば別の場面も紹介したいと思います。
__。__。__。__。__。__。__。__。__。

現地視察終了後、委員会室での調査研究となりました。

1. 交流センターの管理業務は社会福祉協議会に委託する
・社会福祉協議会の事務局を、現行の7名から10名体勢。
・今までの活動に加え地域活動支援センター事業と交流センターの管理業務を請け負う。

2.開館時間、受付業務などは要精査
[町側からの説明]・開館時間:月〜土曜の8:30〜18:00、
         ・利用申し込みに応じて18:00〜21:00、日曜祝日も対応する
[委員会討議]
・交流センターの開設趣旨(異世代の交流、ふれあい、思いやり)を運営に反映させるべき
・「日曜祝日、夜間は原則閉館。予約で対応」と「原則開館」とでは町民の受け取り方が違う
・「ふれあい広場(フリースペース=予約なし、無料開放)」はこの事業の象徴。
  この部分の位置づけと運用がカギ。
__。__。__。__。__。__。__。__。__。

月形町交流センターは、この4月から運用が開始されます。工事も急ピッチで進められ、運営に関してもツメの段階に入りました。

1月臨時会での条例審議の際、全員協議会での町側と議会のズレは今回も解消されたとは言えません。交流センターは何のために建てられたのか、日曜や夜間の開館をどう捉えるのか、開館にともなう経費増加分を精査した数字は・・・。町側の意向を受け入れるには、いくつもの項目に対し納得できる説明や資料が不足していると思いました。

今は「交流センターの運営」に話題を絞って検討していますが、もっと大きく「月形町の公共施設のあり方と運営」を論じることで解決の道が見えるかもしれません。ただそのためには、現状分析が欠かせません。もう少し調査範囲を広げ、精査した数字を揃えた中で、複合的に検討していきたいと思っています。

comments

コメント・フォーム

(ゆみこの日記 にはじめてコメントされる場合、不適切なコメントを防止するため、掲載前に管理者が内容を確認しています。適切なコメントと判断した場合コメントは直ちに表示されますので、再度コメントを投稿する必要はありません。)

コメント・フォーム

▲TOPへ戻る