2008年11月30日

廃棄物学会北海道支部セミナー(H20年度)

『発信! 北海道の循環型社会に向けて』

この言葉に引かれ、廃棄物学会北海道支部セミナー(11月29日、札幌)に参加してきました。

 この廃棄物学会は、廃棄物(ゴミ)に関する情報収集、調査研究をするために1990年に設立されました。北海道支部は毎年この時期に一般向けにセミナーを開催しているとのことです。
 廃棄物学会の調査研究対象は「廃棄物」そのものだけでなく、製造や流通、リサイクル、文化にまでおよび、循環型社会の構築を目指していることから、参加者は法学、経済学、行政学、社会学、医学、農学、水産学、理学、家政学、工学等の領域にまたがる産業、行政、研究関係の人達で、実に多種多様です。

 今回の北海道支部セミナーで様々な情報を入手することができました。
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発信! 北海道の循環型社会に向けて

◎基調講演「北海道循環型社会形成の推進に関する条例」の概要について
      北海道環境政策部環境局循環型社会推進課長 石金 裕氏

  ・バイオマスの利活用の推進について規定した全国初の循環条例(理念と規制の総合型)
  ・H20.10.14に公布、現在パブリックコメント実施中。H21.7.1全面施行
  ・特に「第4章23条廃棄物等の道内処理の原則」は月形町にも関係する

◎3R・適正処理の推進、バイオマスの利活用の取組
 ◆森林共生社会から環境モデル都市へ   
       下川町地域振興課環境モデル都市推進室長 長岡哲郎氏
  ・環境モデル都市は全国で6都市(今年、公募により選出)。
  ・NEDO新エネルギービジョン策定(H13,14)
  ・木質バイオマスの利用(原料不足を見越してヤナギの試験栽培に着手)
  
 ◆森林未利用資源の活用〜木質ペレットの取組み
            足寄町経済課商工観光振興室長 岩原 榮氏
  ・NEDO新エネルギービジョン策定(H13)
  ・森林資源を総合的に活用
   (放置木材の活用、ペレット製造、施設での消費、森林整備、人材育成) 
  ・ペレットは地域で生産、地域で消費

 ◆道内におけるバイオエタノール製造技術の開発状況等について
       北海道環境生活部環境局環境政策課参事 木場保洋氏
  ・研究が進められている原料は、交付金対象外てん菜、
    規格外小麦、政府輸入米、資源用トウモロコシ、稲わらなど
   
 ◆近畿大学NEDOプロジェクトにおけるバイオコークス量産実証試験機の紹介
           近畿大学理工学部恵庭分室研究員 森田明宏氏
  ・バイオコークスとは、炭化ではない(新固形化転換技術)
  ・原料は、非可食部の植物由来のバイオマス(茶かす、皮、落ち葉)
  ・乾燥原料(水分約10%)1kgからバイオコークス1kgができる
  ・200℃前後で反応のため製造エネルギーが少なくて済む。
   (ただし原料の乾燥エネルギーが問題。破砕などの前処理も必要)
  ・鋳造用石炭コークスの20%代替を目指す

 ◆道産飼料原料を使ったおいしい豚肉の生産について
           ノースベストファーム厚田工場長 田中 壱市
  ・食品工場からの製造ロス(菓子屑、米屑、ロスパン、ホエイ、野菜屑)を飼料化
  ・発行させスープ状の餌として給仕
  ・原料の安定的な確保が課題
  ・食品リサイクル法の強化にともない規模拡大の予定

 ◆北海道のクローズドシステム処分場の今
       北海道大学大学院工学研究科助教(CS研) 石井一英氏
  ・クローズドシステム処分場とは屋根などで外部環境(雨、風、光)を遮断し、
    内部を積極的にコントロール(散水、換気など)。様々な形態あり。
  ・雨や雪による増水無→侵出水の漏洩(負荷減による)、処理施設の規模縮小。
  ・経費 オープン型:1.5万〜3万/m3、クローズド型:4〜6万/m3
   (処理すべき、または保管すべき廃棄物の質と量により選択)
  ・事例紹介(喜茂別、ニセコ、留寿都、奈井江、栗山、鶴井村、稚内)
  ・最終処分場とは、現状では「自然界への最後のバリア」であるが
    将来的には「循環資源のストック」となりうる

◎私の発信
 ◆北海道におけるプラスチック製容器包装の
          資源循環型油化リサイクルシステムの現状
          (株)札幌プラスチックリサイクル 福島正明氏
  ・ケミカルリサイクル (CR)=プラを石油や原料に戻す方法。
   マテリアルリサイクル(MR)=プラをプラに再生する方法。
  ・本州ではMRが主流だが、道内はMRとCRがほぼ同程度(国の施策にもよる)  
  ・CRのうち油化施設は新潟と札幌の2カ所のみ。MR施設が増えている。
  ・MRは残渣が40〜50%、CRは2%

 ◆コンポスト用微生物をカドミウム含有ホタテウロの効率的処理研究
            (社)日本技術士会北海道支部 橋本昭夫氏
  ・和寒町では、この微生物を利用し家庭の生ゴミを処理。1ヶ月で分解消滅。
    残渣物から異物を除けば「種菌」として再度利用(約1年間使用できる) 
  ・循環型社会を作るには、技術面もあるが社会システムを作るために7割の力がいる

 ◆ゴミ溶融飛灰の評価(機器分析による廃棄物の評価と工業試験場の利用ーその2)
                 北海道立工業試験場 稲野浩行氏
  ・工業試験場でできる成分分析等の紹介

 ◆二代目恵迪寮の考古学ー大学校内における昭和のガラス瓶事情
             北海道大学埋蔵文化財調査室 遠部 慎氏
  ・考古学は「モノ」にこだわった学問。廃棄物も「モノ」。関連あり。
  ・極浅い年代の、若者だけが集ったと特定された場所は珍しい。
  ・当時(昭和6〜58年)の若者文化の調査研究。
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 廃棄物学会が実に幅広い分野が関連していることに驚くとともに、今回のセミナーが実際の生活に近い解りやすいものだったこと、新しい知見を得ることができたことから、大変興味深く有意義な時間であった。
 この分野の研究は、今月形町が抱える課題「最終処分場の今後」「一般ゴミの処理方法」についても示唆を与えるもので、私の議員活動にも応用できると考えられる。このセミナーをきっかけに、廃棄物学会に入会しようと思う。
 

2008年11月29日

第1回 月形町教育研究会

11月28日の午後、「月形町教育研究会」が月形小学校において行われました。これは月形町内の小中3校教員と関係者を対象に公開授業と研究協議を行うもので、今年が初開催です。研究対象学年(月小2,4年生)以外の小中学生は全て午前授業とし、全教員がこの研究会に参加しました。
※同時に空知管内初任者(今年先生になった人)研修として13名が参加し、総勢50名程の研究会でした。

月小では研究主題を『自分の想いや考えを表現する力を培い、互いに高めあえる児童の育成〜国語力を高める指導を通して〜』と設定し、H18年から3ヶ年計画で進めてきました。国語は全ての基礎であり、話す・読む・書くの3つを同時に高め合うことで、子ども同士が理解し伝えあえる「表現力」を身につけさせようとしています。
今年は『練り合い』がテーマで、先週の公開授業でもその部分に力を注いでいました。

私は4年生国語「ごんぎつね」を参観。授業の展開は先週の6年生と同じでしたが、授業の雰囲気は違っていました。児童の発達段階、学習訓練の度合い、先生と児童との信頼関係などが要因かと・・・素人の感覚です。

そのあとの研究協議では、学習の工夫や、授業の展開、教師の関わり方や支援、感想や質問など、他校の先生を中心に積極的な発言がありました。いくつか紹介します。

・安心して意見の言える雰囲気ができている。
・説得する力とは、根拠となる言葉を探せたかということ。
・伝え合うには、総合的な言語能力(話す、聞く、書く)が必要。
・教えることの最終目標は読解力。ひいては「空気を読む力」
・想像力をかき立てる読み←→論理的(科学的)読み(=根拠を示せる読み)
・この研究会では小中が初めて連携した。発達段階に応じた基礎基本とは何か、課題意識の交流ができると思う。
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この研究会に参加して私は素直に「小中連携の研究会を今後も見てみたい」と思いました。立場の違う先生(小・中、複式と単式、世代や経験、管理職と一般、教師と教育委員会の違い)の言葉や観点はとても新鮮であり、自信をつけたり気づかされたりしているのではと思えたからです。

岩見沢市のような教育センターを持っていなくても、今回のような一堂に会した研究会が行えれば、個性的な研修ができるでしょう。また先生の人数が少ない分、研修を受けたり発言する機会も増えるとも思えます。小さい町だからこそできることもあるはず。教育格差が生まれないよう、工夫と行動で未来に繋げていって欲しいと思いました。

それにしても、先生の力量や感性、雰囲気が学級の運営に及ぼす影響は大きいとつくづく感じます。子どもにとっては成長の一時期を先生に託しているような現状の中で、修練を積んで頑張っている先生、子どもの気持ちを汲み取ってくれる先生に出会えたなら、どんなに幸せなことでしょう。
教師に求められることの多くは経験や技術など、身につけるのに時間を要するものだと思います。しかし、教師1年生でも担任として子どもと向き合わねばならない現実を考えると、「若いからこそ」という部分を磨いて、先輩方に対抗し頑張って欲しいと思います。

私も議員1年生! 私にしかできないこと、1年生だからできること・・・特性を見極め個性を発揮して頑張りたいと思います。

2008年11月26日

南空知国保運営協議会研修会(H20年度)

 11月11日午後、長沼町において平成20年度の南空知国民健康保険運営協議会委員合同研修会が行われました。参加者は南空知5町(由仁、栗山、南幌、長沼、月形)から国保運営協議会委員と事務局、計35名。研修会では2本の講演があり、国民健康保険(国保)の現状について学んできました。

2008年11月25日

公開授業研究会(月形小・6年国語)

 11月21日(金)午後、月形小で公開授業研究会が行われたので参加してきました。この公開授業研究会は町内の各学校でそれぞれ年1回、町内関係者(教職員、教育関係、一般)向けに行うものです。通常授業時間内で行われるので他校からは管理職のみ、他に教育委員や空知教育局指導主事が参加していました。

【公開授業】 今回は6年生の国語「きつねの窓」が題材でした。主人公「ぼく」が子ぎつねとの出会いと会話を通して心がふれあい、気持ちが変化いていく様子を綴った物語です。
 公開授業では「ぼくの気持ちが変わったのはどこからですか?」という先生からの問いに、それが現れている一文を教科書から探し出し、そう思った理由といっしょに発表しました。最初は4つ(4カ所)に分かれたものの、他の人の意見を聞いて考えが変わりだし、3つの意見に集約されていったところで授業は終わりました。

 6年生の子ども達から「共感」「同情」「説得」といった難しい表現の言葉がでてきたことと、他の人の意見を聞いて「なるほどと思った」というように「聞く耳と素直に考える心」が育っていることに、ちょっと驚きました。子供達は大人が知らないところでどんどん成長し、自立しようと努力しているのだと感じました。

【研究協議】 今回の授業のポイントは「練り合い(討論や議論の基礎。それぞれの意見を出し、聞き、目的に向かって議論を高め合う)」。6年生という発達段階を踏まえた上で、練り合いの場面を上手く作れたか、助言はどうだったか、段取りは・・・等、参加したどの先生もが熱心に議論し、より良い方法を模索していました。最後の指導主事の方からの指摘と助言は私にも納得でき、教育における第三者の視点の重要性を改めて認識させてくれました。
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 私が子供の頃の国語の授業では、最終的に先生が「主人公の気持ちはココに書いてあります。」と模範解答を示し、そういうものかと受け入れるしかなかったように思います。私に読み解く力がなかったのか、基本的な考えが違っていたのか、先生の答えとはいつも違っていて「国語は難しい。わけが分からない。」と苦手な教科になりました。今回の授業のように、そこを選んだ理由を含めて練り合いを重ね、それぞれの意見の違いが何に起因するのかをハッキリできたら、納得できたと思います。そうなれば国語がもっと楽しくなったかなあ?

 現代の子供たちは色々な授業を通して議論の基礎を学んでいます。「多様な考えを認め、それを生かすように議論する。」これを身につけることができれば一生の宝になるでしょう。目の前の点数を上げることより、一生涯使える力(生きる力)を身につける教育がなされていることが嬉しかったです。

 でも身につけるのは難しいし、教える方も大変でしょうね。先生、頑張って下さい!

2008年11月17日

月小『感謝の集い』で、もちつき体験

11月14日、月形小学校では毎年恒例の『感謝の集い』が行われました。

この感謝の集いの目的は、月小の子供たちが今年お世話になった方々へお礼の気持ちを伝えることと、収穫(学習田や教材園で米や野菜を栽培)への感謝です。招待されたのは町長をはじめとする行政機関・教育機関、警察の駐在さんや地域の方々、学校評議員やPTAの役員などの学校関係者など約30人。この他もちつきのお手伝いにPTA役員や地域の方々(あけぼの会、寿会)や見学の保護者など、とても賑やかで楽しい伝統行事になっています。

『感謝の集い』は3部構成(八木節演奏・体験発表・もちつき)。

【1.八木節演奏】全校生が楽器を受け持ちます。高学年は金管楽器や和太鼓、アコーデオン、鍵盤ハーモニカなど。低学年はリコーダーや竹(竹を太鼓のようにバチで叩く)、カスタネット。その力強い音と地響きのような振動に、会場にいる人は身震いするほど。私も聞く度に感動し、自然に涙が出てきました。

【2.体験発表】各学年ごとに、総合学習の時間に調べたこと・体験したこと(朝顔の成長、野菜の栽培体験、月形の花、月形の自然、福祉、米)を発表。深く掘り下げた内容のものや、工夫が凝らされた発表の形に、児童と先生がいっしょになって頑張っている姿が垣間見えました。

【3.もちつき】今年教材田で子供たちが栽培し収穫した「もち米」を使って餅をつきます。この様子は以下に詳しく。
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前日、米を量り(2升×15臼分=45kg)研ぐのは6年生の仕事。研ぎ終わった米は水に浸けてうるかします。
それを当日の朝、お母さん達(PTA役員・約30人)が蒸し上げます。体験発表が終わる時間(もちつきの準備が整う時間)に合わせて蒸し上げるために、火加減を調節したり、上下を入れ替えたり。

会場の準備が整ったところで、熱々のもち米が運ばれてきて1臼目のもちつきがスタート。来賓の男性陣が杵を持ってもち米をこね、あけぼの会や寿会のお婆ちゃん達が合いの手を入れます。軽くついたところで子供たちの出番。
全学年を縦割りにした班ごとに「もちつき」をします。高学年の子どもは身体も大きく、毎年経験しているので堂に入ったもの。低学年の子がフラフラ危なっかしい腰つきで杵を持ち上げると、今度はすかさず後からサポート。微笑ましい光景です。

一通りつき終わったら、今度は大人の出番。仕上げにもうひとつき。つき手と合いの手の絶妙なコンビネーションと、ペッタンペッタンという軽快な音に「さすが〜」「かっこいい」の声もかかり、見る見るうちにすべすべの餅が出来上がっていきます。

さあ、熱いうちに丸めましょう。
今度はお母さん達がつきたてのお餅をちぎって子供たちの前へ。お婆ちゃんやお母さんに教わりながら、丸くなるように摘んで返して転がします。大きかったり、いびつだったり、色々なお餅ができたら・・・
醬油をからませ海苔を巻いて「のり餅」。お湯を通してきなこをからめて「きなこ餅」、ごま砂糖をからめたら「ごま餅」。3種類のお餅が出来上がり!

これを5つの臼を使って各3回、全部で15臼ついて終了。

さあ、食べましょう。
みんなでついた、つきたてのお餅の味は格別。何度も何度もお代わりをして、20個も食べた子がいたとか。きっと忘れられない思い出になることでしょう。
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今回、私も「合いの手」を初体験。難しそうに見えて尻込みしていたところ、あけぼの会の方が「やってみなさい。チャンと教えてあげるから。」と誘ってくれました。

手袋をして(衛生的)、かけ声に合わせてお餅を返していきます。まず最初に言われたのは
「右回りでも、左回りでも好きな方向に順番に返してね。上手く返せなくても、失敗したなと思っても2回手を入れちゃダメよ。」
何か縁起でも担いでのことかと思ったら、杵で手を打たれないように(ケガしないように)との注意事項。(なるほど〜!)

何度かやっているうちに「つき手」との呼吸も合ってきて楽しくなってきました。リズムに乗って夢中でやっていると 「頭! 頭! 頭入れちゃダメ。」
三角巾はしていても髪の毛でも入ったら大変だものね〜、なんて思ったら、これもまた杵で頭を打たれないように(ケガしないように)という注意事項。(確かに!)

程なくツルツル、ピカピカのお餅がつき上がりました。
この後「餅の切り方」も教えていただいたお陰で、小さく丸い餅を作ることができました。ご指導ありがとうございました。もちつきって楽しいですね。

もちつき一つとっても家庭で行うことはほとんどありません(我が家では一度もやってません)。こういう場面でもなければ昔からの技術が伝承できずに途絶えてしまうかもしれません。子供たちだけでなく、私たち親の世代にとっても、地域全体にとっても有意義な行事になっていると思います。これからも沢山の人が参加し、お餅を介して様々な「伝承」「つながり」が持てたら素敵です。

2008年11月14日

つきがた水環境を語る集い

「花の里つきがたの水と緑を愛する会」が主催する「つきがた水環境を語る集い」が、本日の午後6時から開催されました。場所は「月形排水機場」内の多目的ホール。200人もの人が集まりました。

この集いの第一の目的は、会場である「月形排水機場」の役割を広く知ってもらうこと。月形排水機場は皆楽公園内に設置され、石狩川の支流・須部都川に月形市街地の内水(堤防の内側の水)を排除するために作られたもので、これまで何度も石狩川の氾濫や洪水による被害を受けた月形町にとって、なくてはならない施設となっています。

もう一つの目的は、水環境やその周りの自然を身近に感じてもらいたいということ。石狩川の支流・幾春別川の映像+オカリナの生演奏(岩見沢在住のオカリナ奏者:斉藤かすみさん)という素敵な企画も用意されていました。

オカリナの演奏を聴きながら「水」について想いをめぐらせる1時間はあっという間。まるで水辺を散歩したような感覚に包まれ、心が安らぎ、名残惜しい気持ちで会場をあとにしました。
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「水」・・・月形と水とは深い関係・・・そんなことが浮かんできました。

・明治の始め、月形を拓くために先人は石狩川からやってた。
・月形は幾度となく洪水に襲われた。
・月形は豪雪地帯。雪は水の変身した姿。
・月形には石狩川の忘れ形見:三日月湖があちこちに。
・月形を支える農業は「水」があってこそ。米もメロンも花も・・・。

2008年11月13日

平成20年度 町政(まちづくり)懇談会

今週初めから町内各地で、平成20年度の町政(まちづくり)懇談会が開催されています。今日は午後6時から多目的研修センターで、私の住む市南行政区と、南耕地昭栄行政区、知来乙行政区が対象の懇談会が開かれました。

参加者は住民が約20人(うち女性が1/3)。町側からは理事者(町長、教育長)、担当課長(総務課、住民課、産業課)の他、地域担当の職員を合わせて約20人でした。

懇談会の内容は、櫻庭町長から「2期目の町政執行に望む決意」の話があり、その内容や事前に寄せられた質問への回答、新たな質問や要望など、会場から次々と手が上がり活発な質疑、意見の交換が行われました。詳しい内容は後日町報で案内されますが、今日の話題としては以下の通りです。

・月形町の少子高齢化対策
・月形町の将来展望(農業振興なども含む)
・町内の雇用対策
・行政区と住民の関係
・月形町の財政
・町立病院の状況と存続

そのあとH21年4月完成予定の月形町交流センターの説明と、裁判員制度の案内等があり、約1時間半に及ぶ懇談会は終了しました。
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今年は3行政区合同だったこともあって参加者が増えたように思います。特に女性の参加者が多く、意見も出してくださったので意義ある懇談会になったのではとも思います。

今年の開始時間はどの会場も午後6時からだったので、小さい子どもを持つお母さんや、移動の足のない高齢の方などには外出できない時間帯です。行政区単位での開催ではこのような時間になってしまうのは仕方ないので、「対象者フリー、町の中心部で昼間の時間」に懇談会の設定があってもいいのではと思いました。
行政区単位(しかも合同)で行っても参加者が最大20人くらいであるのであれば、「組織なし・昼間開催」でほとんど人が集まらなかったとしても問題はないと思います。参加人数云々と言うより、その時間にしか来られない人に配慮することの方が大切だと思うのですが・・・。

住民の意見を聞く(広聴)の機会は、担当課と個別に話す場合を除けば、この町政(まちづくり)懇談会しかありません。その数少ない機会が「行政区」という一枠しかないのは残念です。既に何年も前から今と同じ形式で町政懇談会が開催され、毎年参加人数が少ないことが悩みの種でした。だとすれば、何か足りない、何か問題があるのかもしれません。条例や補助金、ダムなどの公共工事も長い年月には状況が変わり見直しの必要が出てきます。この町政懇談会も見直しの必要はないのでしょうか。


皆さん、どんな設定だったら、どんな雰囲気だったら、どんな内容なら、町政(まちづくり)懇談会に参加しますか? 町民の生の声を直接行政に伝えましょう!

2008年11月12日

月高の『ちょこっとゼミ学問体験』してきました!

今日は午後から、月形高校の『ちょこっとゼミ学問体験』に参加してきました。

この『ちょこっとゼミ学問体験』とは、大学・短期大学と連携し、「学問や研究に対する知的好奇心を高めること」「生徒の進路選択の一助」を目的に行われる授業で、年1回開かれています。生涯学習の一環として町民や保護者にも開放されていたので、今年初体験してきました。

様々な分野から10講座が開設され、その専門教官(大学等の教授や准教授、講師の先生方)が90分1コマを使って模擬授業を行ってくれます。1,2年生と一般参加者を合わせ各講座十数名という少人数の授業なので、とても濃厚で丁寧な学問体験になりました。

以下、私の体験談です。
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私が選択したのは、
芸術・美術分野から「折り紙建築をつくってみよう」
講師は 道都大学教授 安藤淳一先生 です。

美術学部建築学科ということで、建物や空間のデザインが主だった研究テーマとのこと。私のイメージ「建築=構造計算、設計」とは始めから違っていましたたが、高校の家庭科で習った「家の間取り」みたいなものかな?と、興味が湧いてきました。

また授業の冒頭、先生から「芸術家は自分の想いを作品に仕上げ、それを売る(自分本位の作品づくり)。しかし建築家はスポンサー(施主)の考えをもとに形にしていく(相手が気に入るものを作る)。よって芸術家と建築家は根本的に違う。建築家はスポンサーに認めて貰えるようプレゼンテーション(発表・説明)する力も必要になる。」
なるほど! 建築デザインの分野で行っていることは、社会人の色々な場面で応用できそうだと益々興味が湧いてきて、私は授業にのめり込んでいきました。


さて、授業は1枚の紙(←)からモチーフを切り抜くところからスタート。実線部分をカッターを使って丁寧に切り抜き、その後、破線に従って山折り谷折りをして立体にしたてます。ちょっと根気のいる作業のため投げ出し気味の生徒もいましたが、安藤先生は丁寧に声かけして全員ひとまず完成。

このモチーフに色紙の台紙を加え、それぞれの発想で「作品」に仕上げていきます。「モチーフの使い方も、見せ方も自由。立体や台紙を切っても貼ってもいい。好きなようにやってみよう。」と先生。時間が経つごとに生徒達も真剣になって、色々な台紙を試してみたり、もう一枚切り出してみたり。私も夢中になり自分の世界に没頭していました。

そして最後は、みんなの前でプレゼンテーション。作品の特徴や工夫した点、何に見立てたのか等、1人1分の制限時間を使ってアピールしました。みんな恥ずかしがりながらも自分の作品を手に、しっかりアピールしていました。

ちなみに(←)が私の作品。木(年輪)をイメージしたもので、題して『成長の歪み』。
【外側の青い台紙が木の表面で、外から見ると真っ直ぐに成長しているようでも内部の年輪(モチーフ部分)には歪みが生じている。】
短い時間とはいえ、頭をフル回転させて考え作った作品なので自然に愛着が湧いてきて、「上手く伝えたい!」と一生懸命になっている自分の姿がありました。

授業の最後に安藤先生から、とても素敵なメッセージがありました。
『技術は頑張れば誰でも身につく。でもアイデアは違う。一人ひとり違ってくる。だから発想が大事。色々考えてみて。何かに縛られることなく自由に考えてみて。そうしたら限りなく広がっていけるから。』
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私は農学部農芸化学科出身で理系の勉強をしてきました。なので今回の芸術分野の授業は、手法も話の流れもとても新鮮でした。それなのに先生のおっしゃった『発想が大事、考えることが大事』ということは、私が今まで(学生として、社会人として)学んだこととも共通していたので驚いたのと同時に、「学問の根っこは繋がっている」ということを再確認しました。

高校生時代にこういう授業を体験できる月高生は幸せですね。

とても良い体験をさせていただきました。安藤先生ありがとうございました。
そして素敵な企画を実施してくださった月高の先生方にも感謝です。


月高の存続問題が月形町の課題の一つですが、こんな風に新しい発想のもと、工夫を凝らしながら「学問」「教育」に取り組んでいる先生方の「想い」や「行動」を多くの人に伝えることが、月高の存続に繋がるのではないかと感じました。現役高校生がこの素晴らしさに気づくのは難しいかもしれません(比較するものがないため)。だとしたら、地域の大人が積極的に関わって、自分の感じたことや体験したことを、自分の言葉で情報発信する必要があると思います。

期成会等で金銭的援助をするのも一つの方法ですが、今不足しているのは「生の声」なのかもしれないと感じました。

何の訓練?

昨日の午前中、ちょっと用事があって街中に向かうと歩道に看板(→)
同じ場所を午後から通ると、須部都川の河川敷で(←)テントと人。

河川への油流出に関する防災訓練をしていたとのこと。
(正確には、午後からの訓練。私が目撃したのは準備作業。)

石狩川下流域(岩見沢、美唄、月形)の自治体で、毎年持ち回りで訓練をしているとか。
月形町からは役場の総務課危機管理係(と、消防署の職員)が参加していたとのことです。

知らないところで、私たちの暮らしを守る訓練が日々繰り返されているんですね!
ありがとうございます。
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にしても、滅多に見ることのできない訓練の様子、近くで見てみたかったです。
私の場合、たまたま看板を見つけて「へ〜、訓練やってるんだあ。」と解ったけれど
一般の町民の中にも「そんな訓練やっていたなら見たかったなあ。」と思う人もいるのでは?
まして消防団の方なら「参考までに見てみたい。」なんて思ったりして。

大きく宣伝はしなくてもいいけれど、どこかに情報がでていたらいいのになあ、と思いました。

行政と住民、相互理解を進めるには「まずは知ること、知らせること。」
こんな事まで(!?)と思われるかもしれないけれど、
小さな事の積み重ねが、心に響いてくるように思うのですが・・・

皆さんはどう思いますか?

2008年11月11日

国保運営協議会(H20年度第2回)

今日の午後1番で平成20年度第2回月形町国民健康保険運営協議会が開かれました。
今回の議題は「出産育児一時金の支給額改正」について。
以下の説明と審議の後、全会一致で了承しました。

【現状】
被保険者が出産したとき、現行では35万円の出産育児一時金が支給される。

【支給額改正とその理由】
 35万円 → 38万円

・H21年1月から産科医療保障制度(分娩事故で脳性麻痺となった子どもに対して保証金が支払われる制度)が開始されます。その保険料掛金(3万円)の負担が新たに発生(出産費用に加算)することが見込まれるので、その分を出産育児一時金に上乗せして支給しようということ。

【補足】
・出産育児一時金は、各自治体の国保で給付の有無も金額も決めることができる「任意給付」
 どのようにするかは国保運営協議会で決められる。(最終決定は議会)
・H21年1月から施工するためには12月の定例議会の承認が必要。
・道内の産科医療機関は全て産科医療保障制度に加入(全国では未加入の医療機関も一部にある)
・月形町国保加入の妊産婦が出産する場合、ほぼ全てが産科医療保障制度加入の医療機関で出産すると考えられる。よって一律に3万円の引き上げをしても問題ない。
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産科医療保障制度については、昨今の医療事故訴訟や産科医不足などの問題も絡み、大急ぎで発足した制度です。新聞等の情報によると、補償内容や対象事例に改善の余地があるものの早急に立ち上げなければ産科医療の崩壊に繋がる等々、せっぱ詰まった実情があるようです。

背景は色々あるにせよ、子供を産む環境が整うことは良いこと。こういった改訂は歓迎です。
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別件ですが、情報提供。【出産育児一時金からの出産費天引きについて】

出産費用の踏み倒しや、出産費用支払いの手間などを解消するために、出産育児一時金からの出産費天引きが行われている地域があるということを聞き、月形町ではどうなのか確認しました。

・天引きを行うためには各医療機関等(産科病院や医師会など)と個別に契約が必要。
・月形町の場合、町内に出産施設はなく、対象者が出産する医療機関も多方面(岩見沢、札幌、それ以外もあり)にわたり特定できない。
・年間の出産数も少ない(現在、国保が関係する対象者は10件前後)

以上のことから、月形町では出産一時金からの出産費天引きは行っていません。

2008年11月09日

レジ袋募金 12,201円


先日「Aコープつきがた」で買い物をしたところ、窓際の領収書に目が止まりました。

「レジ袋をご利用になるお客様には、レジ袋1枚1円以上の募金をお願い致します」という呼びかけに応えて、10月1日〜31日の1ヶ月間で集まった募金は、なんと12,201円!!

たかがレジ袋、されどレジ袋。大きな金額に驚いてしまいました。

これをどう解釈するかは、皆さんの意識の問題。あなたはどう考えます?
・募金が増えるんだから(役に立つんだから)レジ袋を使ってもいいじゃないか。
・エコバックやダンボールを利用しない人がまだこんなにいるんだあ。

なおこの募金は、月形町環境保全協議会に寄付されました(領収書はその時のものです)。
このレジ袋募金から月形町民の意識変化が見て取れるかもしれません。今後の展開も注意深く見守っていきたいと思います。

2008年11月07日

平成20年度第3回臨時会

本日午前、臨時会が開かれました。

議案は、
◆一般会計補正予算専決処分の承認:
 道路特定財源の法律がH20年4月に1ヶ月失効したことによる、地方税減収分を補填する臨時交付金が下りることになりました。これを受け入れるための事務手続き(款項区分の新設と金額の補正)を早急に行わなければならず、専決処分を行ったので、このことの議会承認。
 この臨時交付金は国全体で656億円。月形町には88万4000円

◆月形町固定資産評価審査委員会委員の選任:
 月形町新田 高松春男さん を委員にすることに全会一致で同意しました。
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この臨時会開会前に、櫻庭町長から2期目就任の挨拶がありました。「町政執行にあたっての所信の一端」と題した挨拶について、詳しい内容は町報11月号に載っていますので、そちらをご参照ください。
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この臨時会を挟んで「全員協議会」が開かれました。今までは「議員協議会」と呼ばれた非公式の会議でしたが、地方自治法の改正にともない名称変更すると共に、議会活動の一つとしての正式な「協議の場」という位置づけになりました。今まで通り非公開ではありますが、ここでの議論がより強い意味を持つことになります。

今回の全員協議会でも様々な議題で話し合いが行われ、また町側から施策について説明などもありました。

2008年11月06日

産業建設常任委員会(11/4)

日付は前後しましたが、11月4日の午前から午後にかけて、産業建設常任委員会が開かれました。
今回は2カ所の現地視察と委員会室での調査研究を行いました。詳しくは以下に記します。
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1)新規就農対策の取り組み状況について

【新規就農対策事業の経緯と支援制度の概要】
◆月形町花きセンターの跡地利用として始められ、
 「新規就農者誘致特別措置条例(H5)」から「新規就農者等招致促進条例(H12)」へ発展
◆北海道農業担い手育成センター、空知農業改良普及センター、月形町農業委員会、
 月形町農業協同組合、月形花き生産組合との連携・協力により進めている。

◆目的:農業生産の新しい担い手確保を図る(そのための必要な支援を行う)
    月形町の農業基盤の安定と農業・農村の活性化をめざす 
◆支援内容は、
 ・農業実習の場の提供(受け入れ農家の紹介、実習農場の提供)
 ・優遇措置(新規就農実習者に対し、研修等の費用として20万円以内の額を交付)
      (新規就農者に対しては、農用地利用に関するもの、農業用施設機械に関するもの、
                  住宅に関するものなどの奨励金や助成がある)
 ・月形町新規就農者経営開始資金貸付基金条例による

【新規就農者の受け入れ体制と実績】
◆受け入れに当たっては関係機関・団体による書類選考と面談の実施
 ・健康状態、自己資金、農業経営への意欲、人柄、等
◆実習は、農家研修(無賃)をしながら、実習農場では栽培から市場出荷まで経験できる
 (実習にあたり、種苗や肥培管理、出荷等の経費は実習者の負担。生産物は実習者に帰属)
◆制度開始からの受け入れ実績(H20年9月現在)
 ・新規就農者受け入れ 12世帯
 ・実習修了者:10世帯、実習中:1世帯、断念者:1世帯
 ・実習農場以外の修了者 1世帯(H17)
 ・制度以前の新規就農者 1世帯(H2)

【現地視察】
◆春木さん宅
 ・H18年4月実習開始、H20年4月終了。
  月形町札比内地区で就農(約1.8ha、ハウス7棟、切り花栽培)
 ・花の栽培がしたくて道内各地を見て回った。月形町に決めたのは実習農場があるから。
 ・担い手センターで月形町を紹介してもらう。インターネットでは検索できなかった。
 ・就農地を探すのが大変だった。

◆稲葉さん宅
 ・H12年4月実習開始、H14年4月終了。月形町南耕地地区で就農
 ・月形町のような実習施設が整っているところは他にない。魅力。
 ・様々な支援制度があるのも有り難いが、制度の中身の見直しもそろそろ必要では。

【その他】質疑、意見交換、議論も含む
◆入所条件(45歳未満)は今後見直しもありうる。
◆就農支援資金はほとんどの新規就農者が利用。滞りなく回収できている。
◆月形町新規就農制度からの離脱者はない。制度が上手く行っていると考えられる。
◆新規就農の対象が現在は「花き」だけであるが、土地利用型や多面的農業を含めた募集は?
 → 農業構成員として必要性が出てくれば検討してみたい。
◆募集にあたり、HPに先輩新規就農者の経験談コメントなどを載せるのも一つの方法。
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2)雁里地区地域再編計画の検討状況について

【計画の概要】
◆石狩川中流部に新たに遊水池を建設し、洪水時に河川水を一時的に貯留、下流の流量を低減する。
◆遊水池の位置は、岩見沢市北村地区と月形町雁里地区(具体的な計画は今後)。
 概算総事業費 2,480億円。 面積 約10km2。 容量 約4,000万m3。

【状況】
◆H19年3月「北村地区水害に強いまちづくり調査検討会」が発足。
 地区関係者、石狩川開発建設部、岩見沢市、月形町で連携・調整を図りながら事業を推進。
◆H19年9月から各種調査開始。
◆遊水池施設の建設に必要な土地(周囲堤、排水門、導水路など)は買収、物件は移転。
 遊水池内の土地は地役権方式の補償(農地の利用は可能であるが、建築物等は基本的に移転)

【その他】質疑、議論も含む
◆計画エリアの問題:雁里地区は全地区遊水池内に入る
◆地役権方式と買収方式の違い
 地役権方式:面積が大きい場合にとられる方式。
 買収方式 :小面積ではこの方式が多い。手がかからない分、荒れた土地となる。
◆地役権方式で地域農業は維持されるのか?
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3)農業用ペレットストーブ(温風器)の視察【視察先:稲葉さん宅】

H20年1月に導入された農業用ペレット温風器を、議会(産業建設常任委員会)として視察してきました。なお、私自身はH20年2月、設置から1ヶ月の時期に個人的に視察に行っているので、その時のと比較し検証してきました。

◆設置農家の導入条件として、データ(投入量や燃焼時間等)取得と視察の受け入れをお願いしている
 ・町で把握している視察は2件であるが、道や支庁、ペレット温風器関係業者、
  飛び込みの視察など、道内外を問わず相当数の視察が来ている。
◆灯油とペレットの価格差(ペレットの燃焼カロリーは灯油の1/2。同じ熱量をとるのに2倍必要)
 ・導入当時(H20年2月):灯油 100円/L、ペレット40円(税抜き)/kg
 ・現在         :灯油 90円弱/L、ペレット48円/kg 
 灯油の価格が下がる一方、ペレットの価格は上昇している(製造、運搬コスト上昇の転嫁)
 現状ではペレットストーブを導入することの経済的メリットはない

◆設置当初の不具合(湿気により目詰まり、温度管理、トラブル時の対応など)は
 業者の改良等により、ほとんど解消されている。
◆灯油とペレットの性能比較(稲葉さん宅では隣同士のハウス暖房を灯油とペレットで比較している)
 ・ハウス内の温まり方 : 灯油 < ペレット (ハウス内の温度が下がりにくい)
 ・日常の管理     : 灯油 > ペレット (毎日のペレット供給・灰出しに手間)
 ・経済性(現在)   : 灯油 > ペレット

2008年11月05日

総務民教常任委員会(11/5)

本日午後より総務民教常任委員会が開かれました。調査内容は以下の通りです。
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1)町内の防犯体制について

町内には様々な防犯組織がある。それらの所属(担当部署)は違っているが連携を図り対処している。

【月形町内の防犯活動組織と活動内容】
すきやき隊(担当:住民課住民係)
 ・隊員は、民生児童委員を主に町職員を合わせて50人程度
 ・「北海道子ども未来推進局」の「社会全体で子育てする」という観点に基づき組織された団体。
  全道51自治体の他、民間企業にも広がっている。
 ・子育て家庭や子どもに対する日常的な目配り、声かけ運動を実施。
  (全体活動として、通学路での年2回の声かけ運動を実施)

◎月形町防犯協会(担当:総務課危機管理係)
 ・防犯協会員 25名
 ・不審者情報に基づく防犯パトロール。
  (事件発生時、各会員に直接連絡。対処できる会員はすぐにパトロール開始)
  (H20年度自動車用青色灯を6台分配置。より一層の注意喚起に努める)
 ・町内の祭典・イベント等での啓発活動(見回り、声かけ)
 ・新入学児童への防犯ブザー配布
 
◎サポートハウス(担当:総務課危機管理係)
 ・サポートハウス制度に賛同する協力者 105カ所
 ・サポートハウスとは:身の危険を感じたときや被害を受けそうになったときに
            積極的に助けを求めることができる一般家庭や事業所
 ・活動は、被害者からの事件の知らせを受けたり、自ら目撃した場合などの速やかな警察への通報

◎各小中学校(教育委員会事務係)
 ・不審者情報などに基づいた、児童生徒の登下校時の対応
 ・新入学児童への防犯ブザー配布
 ・防犯パトロールプレートの配布(保護者等へ)
  防犯パトロール帽子・ジャンバーの配布と協力依頼
 
【その他】質疑・議論も含む
◆総務課、住民課、教育委員会が防犯には関わっているが、それらは申し合わせにより協力体制をとっているに過ぎない。全体を統括する大きな体勢はない。
◆学童保育・保育園は、教育委員会からの連絡体制に含まれている(?)

◆福祉関係の施設への防犯に関する情報提供はしていない → 今後の検討課題
 (各施設のグループホーム等が地域に広がってきている現実)
 (防災に関しては母体の福祉施設に連絡。そこから各グループホームへ)
◆一般町民への情報の周知は? 
 → 広報車や広報誌が中心。個人に対しては行っていない。
   事件の内容により情報提供の範囲も変わってくる。地域の協力が必要であれば行政区へ。

◆広報車が回って情報提供しているが、何を言っているのか分からない。聴く側への配慮が必要では。
 → 今後工夫していきたい
◆児童虐待に対する体勢は? → 住民課が窓口。12月議会に条例改正提案予定

◆札比内郵便局の強盗事件(2006)の際の対応状況は?
 → 凶悪事件、一般事件とも、警察は報道発表以外に情報提供を行っていない(個人情報の保護、情報が犯人に漏れることにより操作に支障を来すことが理由)。このため町としても特段の対応はとらなかった。
◆防犯(平常時)と危機管理(事件が起きてしまったとき)を分けて考えるべきではないか。
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2)衛生センターの管理運営状況について

【衛生センターの現状】
◆H27まで埋め立て可能(H19の測量の結果から推定。測量はH20.10にも実施)
◆衛生センター管理および塵芥処理経費(H20年度予算)は、5,556万円。
◆管理機器の老朽化による修繕等が必要。更新整備を計画的に実施する。
 ・塵芥収集車(パッカー車)の更新:H7年購入、現在20万km走行
 ・トラッシュローダー鉄輪の更新 :H9年購入
 ・空き缶圧縮機の更新      :H12年購入、処理量増加(購入時24.2t/年 → 現在31.6t)
 ・トラックスケール操作盤の更新 :H6年

【今後の対応】
◆衛生センターが満杯になったあとのことを考え、行動していく段階に入っている。
◆新たに埋め立て処分場を作る場合、今までと同じ(ゴミをそのままの状態で埋め立てする=単純埋立)方法をとると建設にかかる補助金が降りなくなる(月形町単独での事業。数億円必要)。
◆新たな埋立処分場の建設に向けて対象地域に説明を始め、時間をかけて協議を進めたい。
◆現在、南空知ゴミ処理広域協議会に参加しているほか、廃棄物処理方法に関し独自に調査研究を進めている。
 『南空知ゴミ処理広域協議会』
  ・H10年度、ゴミ焼却施設建設に向け南空知11市町村で協議開始。
  ・ゴミ処理方法の考え方の違い、地域・範囲の問題、市町村合併などにより構成自治体が減少。
   現在の参加自治体は岩見沢市、美唄市、月形町。
  ・参加自治体の減少によりランニングコストの負担増、スケールメリット減が表面化。
   建設は難しい状況であるが、今後も協議を続けていく。
    
 『廃棄物処理先進地の調査研究』
  ・白老町(高温高圧処理システム)
  ・清水町(食品残渣物(生ゴミ)中間処理システム)
  ・三笠市(生ゴミ堆肥化による地域循環システム)

【その他】質疑、議論を含む
◆今後のゴミ処理は「生ゴミ」がポイントになる
 埋立処分場の様々な問題(カラス、アライグマ、臭い、水質管理費用等)は生ゴミに由来する
◆廃棄物処理の調査研究は慎重にかつ継続的に進めて欲しい
◆新たな処分場の建設に関しては、地元地域との充分な協議のもと慎重に進めてほしい
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【私の意見・感想(1)防犯体制】

 委員会中に指摘があったように、私自身が防犯(平常時の対応)と危機管理(事件が起きた時)とを区別して考えなかったために、説明する行政側と充分な議論ができなかったことが残念でした。私自身の反省点でもあります。ただ今回の調査で、平常時の防犯体制については様々な組織が独自の活動を行い成果も上がっていると感じました。

 今回掘り下げられなかった危機管理の部分で私が不安と感じた点は、全体を統轄する組織ができていない点と、個人への対応という点です。早急な対応が求められる危機管理では、平時の組織をいかに利用できるか(切り替えられるか)、情報をいかに早急に必要としている人のもとに伝達できるかが重要です。この部分は「危機管理」をテーマに調査をすれば別の回答があったかもしれません。

 行政側はとかく「組織」を頼って情報提供や防犯・危機管理活動を行っていますが、「組織率が低下している」「住民の行動範囲が広がっている」「人口減少、高齢化率の高まり」などの現状を考えると『個人』を取り込んだ体勢づくりが急務のように感じます。月形町全体を一つの組織と捉えれば、個人対応も今までと同じです。それに携帯電話やメール機能のように個人が情報末端を持ち歩く時代になりました。
 これらを有効に利用することにより、安価で確実な情報伝達手段になると考えます。高齢者や障害者、子ども等、要支援者に直接情報は届かなくてもその周辺には必ず大人がいて、その多くが携帯電話を所持しています。今までの広報車や紙媒体より迅速に情報提供でき、その対応も早急に取れると考えます。

(以下余談)この考えに対し「個人情報の保護」という名目で行動が制限される場面が多々ありますが、本当に保護するに値する情報なのか、疑問です。札比内事件の際、私は事件発生から数時間後にラジオで情報を得ましたが、それと同じ情報が町から同じタイミングで発信されたとしても何ら問題はないでしょう。それを知ることで防犯意識、危機管理意識が高まるのは明白です。同じ町内で起きた凶悪犯罪に対し、何も手を打てないのであっては・・・。「個人情報保護」が行動しないことの理由に使われるのであれば問題だと思います。


【私の意見・感想(2)衛生センター】

 この件に関してはH20年3月の定例会で一般質問を行っているので、内容をほぼ把握できていました。新たな知見として、先進地の調査研究には興味をそそられました。

 私自身も三笠の生ゴミ堆肥化システムについては調査を行い、また今回の議員による道外行政視察では京都府南丹氏のバイオマス・ガスのプラントを見てきました。有機物処理は様々な考えの基で多様なシステムが構築されている段階で、どれが有効なのか、月形町に適しているのか、今後も調査研究を積極的に進める必要があると考えます。

 月形町では新エネルギービジョンの策定が進められていますが、今後はこの動向も関係してくると考えられます。廃棄物処理は総合的な視点で進められるべきと考えます。

2008年11月04日

平成20年度 月形町表彰式

 
本日午後、平成20年度における月形町表彰式が行われました。この表彰は月形町表彰条例に基づいたもので、今年度の受賞者は3名でした。表彰式には名誉町民と歴代の功労者の方々、町理事者と町議会議員が出席し、厳粛に行われました。

以下に受賞者の方を紹介します。

【町政功労者賞】自治貢献者
☆ 亀倉勝幸 : 月形町消防団員(名誉団長)
        (摘要)消防団員として30年以上勤務。満70歳以上

☆ 神田勝行 : 町交通安全指導員
        (摘要)交通安全指導員として30年以上勤務。満70歳以上

【貢献賞】自治貢献賞(自治貢献者)
☆ 中嶋雅義 : 月形消防団員
        (摘要)消防団員として25年以上、直近3年間の出動が5割以上


受賞者の皆さん、月形町のため、住民のため、長い間ありがとうございました。
そして、受賞おめでとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

2008年11月03日

第28回子供会親睦ミニバレーボール大会

今日は文化の日。この祝日に月形町総合体育館では子供たちのミニバレーボール大会が開催されました。

例年のことながら白熱した試合に会場中が湧き上がり、参加している子どもだけでなく応援の大人達まで「子供会=地域」対抗で楽しみました。かく言う私も試合に夢中になり、競技中の子供たちの様子を写真に収めるのもすっかり忘れて大声で叫んでいました。

この大会前の2週間、夜(午後6時〜7時半)の体育館は子供会のために開放されていました。そこには子供たちだけでなく指導や様子を見守る大人の姿があり、近所のおばちゃん(お母さん)おじちゃん(お父さん)が、他人の子どもに遠慮なく声をかける場面が普通に見受けられました。
また大会当日には体育指導員や体育協会の方々が審判や大会運営に携わり、子どもが主役の行事を陰からサポートしてくれていました。
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私は、こういった地域活動が本質的な「協働」であると感じるようになりました。

今まで「協働」というと「お役所の仕事を住民が請け負う」あるいは「官民が協力して物事に取り組む」、つまり主体が行政でそれに住民が付き合うようなイメージでした。「行政のスリム化のために住民負担が増える」あるいは「行政の下請け」という感じです。いくら行政側が「行政と住民は対等で、物事の解決のために共に汗を流し協力し合おう」と言っても、その手法や事例が、行政側の問題を解決するところから出発していたために、誤解していました。

住民が普段の生活の中から「みんなで協力し合った方が良い結果に繋がる」と考え、自主的に協力することになれば理想的な「協働」になると考えます。そのためには、まずはそれぞれ(行政、住民、個人)が自分のやるべきことを真摯にこなすことが大事です。その上で情報を公開(どんなことをしているのか、何が問題なのか、どこが大変なのか・・・)し、皆が共通の認識のもと必要と感じることに協力する。言葉では難しくなってしまいますが、実際には「あの人が一生懸命やってるけど、一人では大変だから手伝いに行くか。」という昔から行われている近所づきあいそのものが「協働」なのだと思います。

行政との間で「近所づきあい」が成立するためには、まずは行政が物事を一生懸命やること、そしてそれを住民が分かるように公開すること。知らせる努力なしに理解は深まらないと思います。

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