2008年10月20日

第56回北海道女性議員協議会(岩見沢市内施設見学)

記念講演終了後(2日目の午後)、希望者によるオプショナルツアーとして岩見沢市内の施設見学がありました。参加したのは23名。行き先は以下の3カ所です。

1. いわみざわ公園(昼食とバラ園散策)
2. クラインガルデン(栗沢地区)
3. 岩見沢市立教育研究所(北海道教育大学岩見沢キャンパス内)

この中で興味深かったのは「岩見沢市立教育研究所」。
私は、岩見沢市が独自にこのような教育研究機関をもっていることを知りませんでした。歴史は古く、昭和25年に開設され、昨年当地に専用施設を新築し移ってきたとのことです。教員の資質向上のための研修や教材の開発、地域や大学との連携など、興味深い活動が企画・実践されていました。

このような教育研修所は全道各地の「市」にあるそうですが、各自治体の財政難で、規模縮小や廃止が増えているとか。その中で新しい建物を構え、大学との連携を図るなどの取り組みを進める岩見沢市に感心しました。また、独自に開発した学習教材をHPを通じて一般に公開していることも驚きました。

月形町では単独でこのような研究機関をもつことはできません。しかし、教育現場と地域との連携や、教員の資質向上は同様に期待し、望んでしまいます。
月形にこの研究所の機能を補完する「何か」があるのか? 工夫する必要はないのか?

小中学校の先生方が何年かで転勤し、それぞれの地域で「何か」を身につけ、資質を向上させてまた次の学校へ・・・そんなプラスの循環が自治体の枠を超えて育ってくれることを期待しています。
だとすれば、月形町も「教員の資質向上のために何ができるのか」しっかり考え、教育研究所では得られない体験や思考を提供することが必要ではないでしょうか。それが提供できたとき、この「プラスの循環」に乗り、「月形に赴任するのが楽しみだ」「月形に赴任したい」と思われる地域になって、地域も先生方も共にハッピーになれるのだと思います。

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