2008年10月17日

第56回北海道女性議員協議会(交流会)

総会に引き続き、交流会となりました。

交流会には岩見沢市議会 安田議長にご参加いただきました。安田議長は華やかな会場に吹き込む爽やかな風のようで新鮮でした。
また余興として岩見沢市在中のオカリナ奏者 斉藤かすみさんが、オカリナの澄みきった音色を響かせてくれました。途中、曲の解説と共に9月に演奏した「樺戸監獄物故者追悼式」の様子や月形町の歴史にも触れていただきました。思いがけないところで月形の話を聞くことができて嬉しかったです。

交流会ではどこのテーブルからも会話が絶えることなく、とても賑やかに経過しました。みな女性議員ということもあって今日の議案審議の議論の続きや、普段の議会での疑問や課題、揺れ動いている政局、これからの取り組みなど、少し耳を澄ますとあちらこちらから堅い話が聞こえてきます。みな真面目で真剣に議員の仕事に打ち込んでいる様子がこんな場面からも感じることができました。

さて、最後は「お楽しみ抽選会」。役員がそれぞれの自治体から持ち寄った特産物を景品に、各自治体のPRも兼ねて楽しく行いました。各自治体からの提供された特産品は以下の通り。それぞれの特徴が良くでていて、当たった人も大満足!

◆岩見沢市:キジラーメン(岩見沢名産キジ肉を使用。障害者支援施設「岩見沢清丘園」製造)
◆江別市 :寒干ラーメン(江別で取れた小麦を使い、江別で製粉、製麺したもの)
◆三笠市 :梅干し   (三笠市内にある道内最大の梅園「邦梅園」の梅を漬けたもの)
◆滝川市 :菜の花ドレッシング(滝川市名産のナタネ油を使ったドレッシング)
◆美唄市 :お菓子の詰め合わせ(美唄は菓子どころ)
◆長沼町 :トマトジュース&ミックスジュースの詰め合わせ
            (ミックスジュースはトマト・ニンジン・リンゴ入り)
◆南幌町 :キムチラーメン(特産のキャベツキムチから展開されたラーメン)
      瓶詰めセット(南幌特産の三升漬、南蛮みそ、ブルーベリージャムの詰め合わせ)
      ※キャベツキムチ(交流会の席でいただきました。辛くて甘くて美味しかった〜!)
◆栗山町 :手作りクッキー(農家のお母さん手作りの野菜入りサックリクッキー)
      きびだんご (味は3種類。プレーン、メロン、ミルク)
◆月形町 :トマトジュース(月形産桃太郎を使った自慢のトマトジュース)
      トマトゼリー (新作。凍らせてシャーベット状でなおさらGood!!)
      

第56回北海道女性議員協議会(総会)

いよいよ始まりました。8ヶ月に渡って準備したものの本番です。
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第56回北海道女性議員協議会は10月16日、17日の2日間、岩見沢市のホテル サンプラザで行われました。
大会のテーマは『女性の視点で変えよう まちづくり』
       〜つながりを深めるまち育て、人育て〜

この協議会は道内の道市町村女性議員(総数228名)が対象で、
1)超党派的立場で諸活動を推進し、女性議員の資質の向上を図る
2)各自治体ひいては北海道の発展に寄与すること
を目的に設立されました。

第1回大会は昭和27年札幌市で行われましたが、その時の女性議員は全道で7名だったそうです。今回は対象女性議員のうちの約3割、62名が参加しました。

大会の日程は以下の4部で構成されています。
第1日目 ・総会(議案審議)
     ・交流会
第2日目 ・記念講演会(DIG演習)
     ・オプショナルツアー(岩見沢市内施設見学)
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まずは総会の議案審議からです。

この議案は事前に参加者(提案者)から提出されたもので、総会の席で審議され、可決されれば国や道の関係各機関に提出することになっています。なお、可決には総会参加者全員が一致し賛成しなければなりません。参加者は超党派であり、道議から村議まで立場も環境も異なる女性議員なので、活発な議論が展開し時間も忘れるほど白熱したのは言うまでもありません。

今回は6本の議案が提出されましたが、審議の結果、以下の4本が可決されました。
1. 介護保険制度の改善を求める要望
2. 支庁制度再編の条例を撤回する要望
3. 原油高騰から住民のくらし・地域経済をまもる要望
4. 脳脊髄液減少症に関する要望
これらは役員会で形式を整え、それぞれ関係各機関に提出することになっています。

※ 昨年度の可決議案は、2008.3.27に昨年度の役員(旭川議員団)によって関係機関に提出されました。
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初参加だった昨年は審議中の議論や展開に圧倒され、何がなんだか分からないうちに終わってしまったという感じでした。しかし1年たった今回は、議事の進行にも慣れ、議案に対する事前準備もそれなりにできていたので、議論の展開を理解しながら参加することができました。

今回は役員として総会の司会を担当したり協議会の運営に携わったりと、一般参加者とは別の角度から協議会を見渡すことができました。昨年の圧倒された感じとは明らかに違い、「自分たちで作り上げた自分たちの協議会」という地に足のついた感覚を得ることができ、この経験が私の血となり肉となるのを実感しました。

今回の役員は3人の常任役員(会長:平出陽子道議、副会長:高本みさ子根室市議、荻野節子浦河町議)の他、開催地の岩見沢市から副会長:山田由利美市議、理事:酒井和子市議を中心に、江別市議会から3名(鈴木真由美市議、高橋典子市議、吉本和子市議)、砂川市議会から2名(中江清美市議、吉浦やす子市議)、滝川市議会から2名(大谷くみ子市議、窪之内美知代市議)、美唄市議会から吉岡文子市議、三笠市議会から岩崎龍子市議、栗山町議会から重山雅世町議、長沼町議会から吉本テツ子町議、南幌町議会から熊木恵子町議、奈井江町議会から笹木利津子町議、浦臼町議会から折坂美鈴町議、そして月形町議会から私、宮下裕美子が参加し、総勢20名(15議会)となりました。

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