2008年10月05日

第15回 友朋祭

yuuhousai.jpg穏やかな秋の陽のもと、町内にある障がい者福祉施設「札親会 つきがた友朋の丘」のお祭りが開催されました。お祭りは連年同様バンド演奏(月形ベンチャーズ)やヨサコイ踊り(月形おらおら組)、腕相撲や抽選会など多くの人でにぎわい、その様子が時折秋風に乗って市街地まで届けられて、町中和やかな1日になりました。

この友朋祭には出店もたくさん出ていました。
・友朋の丘厨房関係の唐揚げ、おにぎり、焼きそば、漬け物、クレープ、かき氷・・・
・地元町内会の型抜き・ヨーヨー
・親和会(役場職員親睦会)の椎茸バター焼き、とうきび焼き(椎茸・とうきびは友朋の丘産)
・月形ライオンズクラブのくじ
・民生委員の飲み物コーナー
・各障がい者施設の物産品(パン、ケーキ、石けん・・・)
・月形そば打たん会のそば
・町内焼き鳥店の焼き鳥
・フリーマーケット       等々

「友朋祭」と銘打っていますが、今ではすっかり月形町民のお祭りになっています。

町内で開催される催しでは、それぞれ主催者・出店者・参加者がグルグルと入れ替わり、みんなそれぞれの役割で楽しんでいます。主役になるときもあれば脇役にも、縁の下の力持ちにも・・・こういう経験が積み重なって月形町の地域力が高まっているんだなあ。ほのぼのとした一日でした。
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余談ですが、毎回イベントの度に美味しいおそばを食べさせてくれる「月形そば打たん会」の方に石臼を見せていただきました。

石臼は2つの石が金属製の心棒で接続されたもので、石と石がこすれる側にはすり鉢のような溝が切ってあります。上の石には穴が空いていて、そこにソバの実を落とし回転させると、石と石の間の溝ですりつぶされ、粉と殻になって石と石の隙間から外側に押し出されてきます。だいたい10粒落として3回転させると良い粉がひけるとか、手間と時間のかかる作業です。

この石臼で引いた粉で打ったソバもあるそうですが、多くのお客さんを満足させるため普段は機会引きの粉を使っているとのこと、ごもっともです。そばの石臼引きは、お祭り等の会場で体験できます。

月形そば打たん会の皆さん、いつも美味しいおそば、ご馳走様です。

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