2008年07月25日

産業建設常任委員会(7/25)

本日午後、産業建設常任委員会がありました。
今回の調査は「林道の管理状況」が主であったため、まず現地視察を行い、その後議論が行われました。

現地視察は
・樺戸線(赤川〜新富にぬける林道。うち赤川〜赤川線との分岐点まで視察)
・赤川線(樺戸線との分岐点〜中野まで。全線視察)
・青月線(道民の森への接合路:中野〜当別町との境まで。視察は中野〜道民の森入り口まで)
・青北線(青月線との分岐点〜道道月形厚田線まで。全線視察)
※ 花山線(北農場〜行き止まり。今回は視察の対象外)

◆林道の整備
・町管理の林道は5路線、約25km。
 利用区域(林道開設による受益地)は2,543ha。
・現在赤川線の法面改良工事実施中(H19〜21)
 :法面の補強(金網の張り替え、植生マット設置)
・毎年の維持管理は、林道の草刈りとガードケーブルの締め付け等
 (例年50万円前後)
・林道の草刈りは森林組合に委託
・路盤等の状況により砂利敷きや路盤精製を行う必要がでてくるが、
 H19、20年度は未実施

【産業建設常任委員会の議論】
・今後も最低限の維持管理は必要と考える
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 今回初めて町内の林道を見てきました。月形中学校の裏手から林道に入り、山の奥深くから頂上付近までいき、月形ダムを見下ろして中野地区まで。その後、道民の森方面から道道厚田線をぬけ「里に下りて」来ました。

 林道はほとんどが4m幅で一部は舗装になっていて、乗用車が楽に通れるようになっているのには驚きました。この林道を使って周辺の全ての森林に手入れがなされているのであれば喜ばしいのですが、実際には放置されているものがほとんどでした。ただ、最深部の道有林はマツ類が植えられ管理されていましたし、月形ダムの水源林にもなっています。また、数年前の台風18号での風倒木を処理した様子が林道の周辺に見られ、いざというときに林道があることのメリットは大きいと感じました。

 一からこの林道を造るとなれば問題がありますが、既に出来上がっているこの林道を少ない予算で維持管理できれば、これからの地球温暖化社会での利用価値が見いだせるかもしれないと思いました。

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