2008年05月21日

月形刑務所・月形学園幹部職員歓迎交流会

今日は表題の歓迎交流会が行われました。
今年の春に転入された方を含めた各施設の幹部の方と、町内の関係者、議会、団体や施設の代表者、役場の幹部等がメンバーで、炭焼きジンギスカンを囲んでのざっくばらんな会です。

月形町にとって月形刑務所や月形学園は大きな存在です。施設としての存在感もさることながら、そこで働く職員とその家族の方々は、月形町の人口の中で大きな割合を占めています。また転勤等で移動してくる方も多く、「新しい風」になる要素があります。

しかしながら実際には、地元住民・地元産業と刑務所等関係者との交流・影響は少ないように思います。多くの職員や家族の方にとって、月形は「仮の宿」としての色合いが強いからかもしれません。

月形でいっしょに過ごす期間は短いかもしれませんが、同じ空気を吸い、同じ水を飲んで暮らしている仲間として、相互に影響し合いながら、より良い月形町を作っていけたらと感じているのは私だけではないでしょう。

それぞれの間柄を上手く取り持てるような「何か」を探していきたいと思います。

2008年05月19日

町内会で『花壇作り』

昨日の話しの続きです。
道路清掃が終わった後は『花壇作り』。

今まで町内会に花壇はありませんでした。国道沿いなので場所もないし、プランターでは歩行者の邪魔になったり、時には持ち去られてしまうこともあったので、及び腰になっていたのです。

「綺麗な花が咲いてたら、国道を通る人が気持ちいいんじゃなあい。」ふっと出たそんな言葉で、空き地に花壇を作ることになりました。
この空き地、去年まで家が建っていた場所なので石がゴロゴロ、雑草の根がビッチリ! 
それをスコップで起こし、雑草を抜いて、各家庭から持ち寄った花の苗や球根を植え付けていきました。

1時間弱で花壇の完成!!

みんなで苦労して作った分、みんなで花を持ち寄った分、思いのこもった素敵な花壇になりました。

私の住むこの町内会は長く住んでいる人が多く、ほとんどが高齢者の夫婦世帯です(我が家は30戸中2番目に若い世帯)。ご近所同士、知ってはいるけれど出歩くことも少なくて、顔を合わせる機会はほとんどありません。この花壇作りは久々の共同作業、よい潤滑油になったのではないでしょうか。

今回(日曜朝)の道路清掃と花壇作り、そして前日(土曜日夜)の「花見の会(町内会の焼き肉会)」は、とっても良い企画でした。

これを世話してくれた町内会長さん、サポートする奥さんやご近所さん、私もお手伝いをさせていただきながら「仲間」になれて楽しかったです。行事を企画したり実行するのは大変かもしれないけれど、みんなで協力すれば結構アッという間にできてしまうんですよね。
その仕切りと配置を、長年の経験と人付き合いから的確に指示する先輩方の姿を見て、「まちづくり」の原点は町内会になるんだなあと、しみじみ思いました。

2008年05月18日

町内会で『北海道洞爺湖サミット・おもてなしクリーンアップ運動』

5月18日、日曜の朝、私の住む市南1・2町内会で道路清掃を行いました。この町内会は国道275号線を挟んで両側に住んでいる30戸で構成されています。

朝7時、朝靄煙る中、一人二人掃除を始めると、いつの間にか大勢の人が道路に出てきてゴミを拾い始めました。国道脇の草むらや歩道は一見キレイに見えていても、よーく目を凝らすと小さなゴミが落ちています。
一番多かったのは[たばこのフィルター]。ずっと以前にポイ捨てされたのでしょう、紙の部分はすっかり朽ちていましたが、フィルターはほとんど原形を留めていました。もちろん、今捨てたばかりと思えるような吸い殻も沢山出てきました。

この道路清掃は『北海道洞爺湖サミット・おもてなしクリーンアップ運動』と連携しています。洞爺湖サミットに来られる方々をよりより環境でお迎えするために、全道で道路清掃をしようという運動です。洞爺湖サミットのマークが入った専用の袋が配布され、そこにゴミを集めました。

本日の成果はゴミ袋3個半。小さいゴミが多かったので、量の割りに数は多いと思いました。

みんなで清掃して道路はすっかりキレイになりました。と同時に私の心も清々しく、キレイになりました。

2008年05月12日

総務民教常任委員会(5/12)

本日、総務民教常任委員会が開かれました。今回の調査項目と内容は以下の通りです。

1)幼児教育のあり方について

町内には民営の幼稚園「大谷幼稚園」と公設民営(指定管理者制度)の認可保育園「花の里保育園」、また公設学童保育所「きららクラブ」もあります。今回はそれぞれの施設を所管する教育委員会と住民課から同時に説明を受けることにより、町全体としての幼児教育のあり方について議論しました。

【就学前児童に関して】
◆就学前児童数の現状
・0歳〜就学前の児童(5歳児)数は、平成16年度154名だったものが平成20年度では104名、平成21年度の予測では99名と、少子化の影響が顕著にでている。
・この傾向により平成20年度の大谷幼稚園(3〜5歳児・定員80名)の入園者数は21名と激減、花の里保育園(0〜5歳児・定員45名)も38名(5月1日現在)となっている。

◆各施設の考え
・大谷幼稚園は、幼児教育の必要性感じた保護者等の要請で昭和30年に開設され、長い間月形町の幼児教育を担ってきた。今後もその役割を全うすべく、様々な経営努力をして可能な限り運営していく方針とのこと。
・花の里保育園は地域の要望により、前身の季節保育所から認可保育園として、平成11年に開設された。生後6ヶ月の乳児〜就学前までを保育し、延長保育や一時保育、障害児保育等のサービスの他、子育て支援事業も展開している。現在は指定管理者制度により札親会が運営。花の里保育園は幼児教育にも熱心に取り組み、教育の質を維持するために保育士が定則数以上配置されている。

◆各施設への補助
・大谷幼稚園:私立幼稚園就学奨励費、送迎バス運行経費などに460万円/年。昨年度から除雪支援。
・花の里保育園:札親会への指定管理者制度に基づく委託料 8,197万円/年。
なお、それぞれに道や国から事業補助や交付税措置がある。

◆連携
現状では幼稚園と保育園、教育委員会と住民課、所管の違いがあり連携も情報交換もなされていない。

【学童保育について】
◆学童保育は保護者のニーズにより、花の里保育園と同時に開設された。当初より保護者会が運営の主体になること、子供の生活の場という位置づけで運営されている。
◆現在は嘱託職員2名、臨時職員3名体勢で、障害児も受け入れている。4月1日現在28名(定員30名)の入所者であるが、夏休みの短期利用の要望により定員になる見込み。
◆来年度4月、開設場所が「母と子の家」から新設される「月形町交流センター内」へ移転する。

【総務民教常任委員会の議論】
・児童数の減少は目に見えているが、今後の展開を考える上で5〜10年先の予測値が重要。
・幼保一元化について、国の方針や補助制度など情報収集が必要。
・幼稚園、保育園とも民間にゆだねている部分がある。それぞれの経営であるから慎重に扱うべき
・関係者(経営側、利用者側、今後利用が考えられる若年層)の考えを把握すべく、現状調査をしっかり行う必要がある。
・学童保育に関しては立地が月形小学校となりであり、札比内小学校に通う児童は利用しづらい状況である。配慮が必要ではないか。


2)北海道月形高等学校の存続について
◆現状
学校や関係各機関の努力により、今年度は入学者が増加した(5月1日現在、1年生58名、2年生51名、3年生56名。計165名)。

◆月形町高校教育振興協議会の助成事業
平成15年から様々な助成(通学費補助、各種資格試験の助成、PRなど)を行ってきたが、町の財政が厳しい現実もあり、毎年見直しを進めている。平成20年度は当初に比べ1/2程度の助成になっている。

【総務民教常任委員会の議論】
・道教委から「二間口の堅持」「地元中学生の60程度が月形高校へ進学すること」が存続の条件といわれている。少子化が進むなか、今後の動向に注目したい。
・町からの助成見直しについて、縮小方向への見直しではなく、より建設的な方向への助成となるよう検討を進めべきではないか。
・道立高校を持たない近隣町村にとっても月形高校の存続は意味がある。選択肢を広げるという意義がある。近隣町村への働きかけは重要と考える。
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幼児教育に関しては今までの歴史も踏まえた上での議論になるために、舵取りが難しい。しかし少子化は確実な上に、人口減少に歯止めがかからない月形町において、同様の施設が多数存在することは選択肢の広がり以上に問題が大きいのではないかと考える。
この問題は小学校の統廃合、市町村合併と同じ構図であるが、対象者が就学前の児童であるだけに、周りの大人のエゴで物事が決定されないよう、また対応が後手にならないよう特段の配慮が必要に思う。
子供にとって何が大切なのか、今一度原点に返って考えたい。

月形高校に関しても少子化の影響が迫ってきている。様々な振興策を凝らして存続することも重要であるが、現在および未来の高校生にとって有効な援助となるよう、様々な検討を進める必要があると思う。

2008年05月08日

平成20年度 月形観光協会定期総会

5月7日夕方、観光協会の総会が開催されました。私は議員になってから観光協会の会員になったため、今年初めて総会に出席しました。約20名の参加の下、今年度の事業計画では様々な意見やアイデアが寄せられ、活発な総会になりました。

 今年度活動の柱として、『つきがた花倶楽部』との協力で「シンボル花壇」を設置します。これは国道275号線と道道月形岩見沢線の交差点(市北6、サンクスの近く)にある『ライオンズの塔』の下を、月形町内で切り花として生産されている花を使って花壇にしようというものです。

月形町は切り花生産が盛んで、『花の町つきがた』としてもPRしているにもかかわらず、その花を町内で見る機会はほとんどありません。そこで切り花用の花で花壇を作ることにより鑑賞の機会を作るとともに、『花』を身近に感じてもらおうというものです。

観光協会では、この「シンボル花壇」と合わせて、月形小学校と国道の間にもボーダー状の花壇の設置を行います。国道沿いに花の帯ができればさぞや華やかで、観光にも一役買うのではないかと期待が膨らみます。

この他『観光ガイドダイジェスト版』の発行や、札幌ドーム・北海道日本ハムファイターズ戦でのPR作戦など、様々な企画が計画されています。
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観光協会といえば、商工関係者が中心になり行っているような印象を持っていましたが、考えてみればそれはおかしなことでした。
今回の『シンボル花壇』のように、農業と観光が上手く結びつけばより広がりのある観光振興が行えるように思います。農産物は「売り物」となって全国各地に必然的に配布されていきます。その媒体を使えば月形の良さを全国に配信することは容易なことで、その媒体と地元を結びつける『シンボル花壇』は新たな可能性があります。
観光というと外向きにアピールすることばかりを考えがちですが、外向きのアピールはひとまず農産物に任せ、それによって月形に足を運んできてくれた人を引きつける「魅力」を町内に作っていく作業が必要だと思います。外にばかり目が向いて、足もとが揺らいでいるのでは「ガッカリ」を増幅させるだけ。足もとを固めるアイデアが次々と出てきて実践される様、観光協会の一員である私も努力していきたいと思います。

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