2008年04月21日

朋あり遠方より来る、また楽しからずや

今日は大学時代の朋(=友。正確には2つ上の、夫とも共通の先輩)が遙々東京から来てくれました。仕事がらみとはいえ、実に12年ぶりの再会に心が弾んだのは言うまでもありません。

懐かしい話に花が咲き、近況など聞いて名刺交換。先輩は某化学会社の開発部長になっていて、他の友人もそれぞれの会社で要職についているとのこと、「へ〜、何だかスゴイですね。」

20年前に同じ研究室で学んだ先輩が、今は会社を引っ張る中堅どころとして活躍している現実。確かに頭には白いものも目立つし、言葉遣いや部下の話など、年月が経っていたことを感じずにはいられなかったです。でも、目の奥の輝きはあの頃のまま、時間を超えた心のふれあいがありました。

そこでふと、思った。
私はあの時会社を辞めていなかったら、今頃どうなっていたんだろう。

会社が合併・吸収になった時、行き先を失って路頭に迷ったか・・・
夫の転勤についていって、結局職を失っていたか・・・
夫が単身赴任となり、自分一人で子育てと仕事を両立させていく・・のは難しい。
一生仕事を続けたいと思っていても、会社員のまま研究員のまま、女性として母として最後まで人生を全うするのはかなり困難だったように思います。

結局のところ 『この道より、われを生かす道なし。この道を歩く』

自分の下した選択に誇りと自信を持ち、精一杯頑張ろうと思った今日でした。

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