2007年12月02日

平成19年度月形町PTA連合会 研究大会

 町内にある小学校、中学校、高校のPATによる研究大会「郷土に根ざした人間性豊かな子どもを育てよう」が、12月1日の月形町「教育の日」に開催されました。この研究大会のメインは家庭教育フォーラム(講演)で、今年はポロナイクリニック所長(長沼町)で心療内科が専門の高塚直裕氏を講師に、「気楽に子育てしませんか」と題して行われました。

私が講演の中で印象に残った言葉は

●(子どもが)育つのを(親が)邪魔しないのが子育て
●母性、父性は子どもとのコミュニケーションの中で育つ
●子育ての目標とは、子ども自信が「播いた種は自分で刈り取る(自分で考え、判断し、責任をとる)」ことができるようにすること。

●基本的に、自分の物差し(価値感)でしか相手を見ることができない。だから相手(子ども)のことがわからなくて当然。この認識があることが大事。
●(子どもの)話は聞くが、言うなりにはならない。感情と行動の分離(感情は認めて、行動はコントロールする)が大事。
●(子どもが)大事にされていると実感できるような環境を提供する

◎止まる、信じる、待つ、再び信じる
●子どもは親を見て育つ
●親は親の人生を(それなりに)生きること
●「よい親」になるより「幸せな親」になること

 高塚先生は職業柄、穏やかで落ち着いた口調で話されるのが印象的でした。またたくさんの患者さんを通して親子関係、子どもの成長を見てきているので、言葉の1つ1つに説得力がありました。

 今回の講演は子育てについて、親の側からのアプローチでした。また先日の子育て支援センター主催の「子育て講演会」では、子どもの内面にスポットを当てたお話しでした。視点の違う2つのお話しでしたが、どちらも子どもとじっくり関わる(観察、聴く、待つ、信じる)ことの大切さをポイントにしていて、そのことが今一番求められていることであり、子育ての本質なのかと思いました。

 それから、今回の講演会の参加者の半分は男性(来賓、教育委員会、教員、PTA役員)で、子育て講演会のほとんどが女性だったのと対照的でした。教育分野では男性が、福祉分野では女性が主導権を持っている現実を垣間見ました。男性も女性も協力し合って子育てに望める時代が来てくれることを願っています。

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