2007年10月09日

月形町日赤奉仕団

今日は「月形町日赤奉仕団」の代表の方とお話しする機会があり、その事業内容や団員の状況などを伺いました。

団員数60余名(全て女性)で、実に沢山の事業を行っているのに驚きました。
定期的な活動として、毎週1回2時間、1年を通して老人施設の「月形愛光園」で奉仕活動。同じく老人施設の「藤の園」では月1回(年8回)、障がい者施設「つきがた友朋の丘」では年2回。
単発の行事として、各施設のお祭り等での協力や、炊き出し訓練、研修会、募金活動・・・。

団員の多くは他のボランティア団体や、業種別、地域別の団体(○○婦人部、○○女性部)にも属している方々で、様々な場面で「まちづくり」に関わっています。私も色々な行事で皆さんのお顔を拝見し、女性が縁の下の力持ちとなって「まち」を支えていることに感心すると共に、勇気と元気をいただいています。ただ、一人の人が何役もこなしていて負荷がかかりすぎてはいないかと心配になるのも事実です。

「ボランティア」や「まちづくり」の担い手は多い方がいいのですが、現実には少数の人の努力で成り立っています。また比較的年齢の高い人で構成されているのも否めません。もっと多くの人が気軽に参加できるようにするにはどうしたらいいのでしょう。

「若い人が参加してくれたらいいんだけど」ということを耳にしますが、若い世代の立場で言わせてもらえば「時間が取れない」というのが本音です。PTAや子供会など、子供に関係する場面での担い手も少子化で減少(保護者の数が減少)していて、一人何役もこなさなければ今まで通りの活動ができない状況です。

つまり、どんな団体、階層においても構造的に人材不足が発生しています。それを打破するための新しい発想と施策が必要です。今までと違った観点で物事を見つめ直していく時期に来ているのかもしれません。

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