2007年09月25日

2007年度地方自治土曜講座 8月25日第4回講座

テーマ 『自治体財政破綻からの脱出』

■第一講 「財政危機からの脱出と地域の再生」  京都女子大学教授 橋本行史氏
・国が地方を助ける方法は、公共事業以外にもあるのではないか
・夕張市の財政破綻の原因は?
 (首長、職員、監査委員、議員、住民、マスコミ、学会、金融機関、道、国)
 全てのプレーヤーが地域振興を望み一体化(利害の一致)してしまった。
  → チェック機構が働いていない。ガバナンスの欠如。
    皆が関わっていると守りきれない。
・市民運動だけで地域を支えることはできない
 (ボランティア団体が活発化し、意識改革には良いが力不足 → 行政の役割が重要)
・今後の自治体経営とは、方向性(ビジョン)を示すこと。
 小さな資源のつなぎ合わせ、小規模成功の積み重ね、暮らし都市や生活都市の発想

■第二講 「政策選択と予算配分ー政策財務の視点から」 法政大学講師 加藤良重氏
・決算カード(決算状況のわかるもの。総務省HPから見ることができる)
・横並び主義(先送り体質)を脱却しないと経営改革はできない

■第三講 パネル討論      ※ 所用のため不参加

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今回の講義の中で最も印象に残ったのは、夕張市の財政破綻の要因分析で「そこに関わるオールプレーヤーの利害が一致してしまうとチェックできない、守れない」という点です。議会の一員として行政を監視する立場である私も、ともすると陥ってしまう危険があるのだと気付きました。常に様々な視点で物事を見つめ、素直に声に出していかなければと、再認識し、気が引き締まりました。

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